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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:始発駅のベリンツォーナ

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/9回目

ベリンツォーナBellinzonaの世界遺産のお城、カステルグランデCastelgrandeの美しい城壁の道を歩き終えて、ポルトーネ通りViale Portoneのバス停、オリコ広場Piazza Oricoに着いたところです。ベリンツォーナの町のバス路線の情報は事前に調べていなかったので、バス停の時刻表を見てみると、あと5分で駅行きのバスが来るようです。この際、バスに乗って、駅前に戻ることにしましょう。バス停のチケット自動販売機で急いでチケットを購入します。しかし、慣れないマシンの操作で手間取ります。

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同行者たちも心配そうに寄ってきます。悪戦苦闘・・・。

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最後はクレジットカードの認証ができて、無事にチケット4枚をゲット。バス到着の直前です。誇らしげにチケットを掲げます。saraiは単純なんです。

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これがそのチケット。一人2スイスフランです。日本円で250円くらいです。

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バスは定刻にやってきます。楽ちんで駅に到着。余裕で、ホテルに預けていた荷物を受け取り、ホテルの真向かいにある駅に向かいます。

これでベリンツォーナの町とはお別れです。今回の旅で初めて、その名を知った町、ベリンツォーナはさすがに世界遺産の町。とっても美しいお城が丘の上にありました。その城の名はカステルグランデです。高い丘の上にありますが、無料のエレベーターで簡単に上れます。そして、圧巻だったのは美しい城壁の道の素晴らしさです。生涯忘れ得ぬ思い出になりました。

これからはいよいよ、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Express(旧名称はウィリアム・テル急行)の旅です。スイス国鉄の自慢のパノラマカーの旅を楽しみます。
まずは、電車のチケットを購入しましょう。今度はチケット窓口は開いています。窓口というよりも観光案内所のようなピッカピッカのオフィスです。

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スイス半額カードSwiss Half Fare Cardやゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの指定席券などを見せて、乗車券を購入します。美人のテキパキとした係の人が、乗車券を発行してくれます。saraiが思っていたより安かったので、ルンルン気分です。

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これは発売日にネットで購入したファーストクラスの指定席券です。4人分予約すると、2人掛けの向かい合わせシートが自動的に割り当てられました。1人当たり24スイスフランです。日本円で3000円弱です。以外に安いですね。

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これがこの駅の窓口で購入したファーストクラスの乗車券です。ベリンツォーナからルツェルンLuzernまでゴッタルド経由です。1人当たり47.5スイスフランです。日本円で6000円弱です。ただし、スイス半額カードを使って、半額での購入になりました。定価では、この倍額ですね。

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ちなみにこれが昨日から使い始めたスイス半額カードです。これを使えばスイス国内の鉄道チケットはすべて半額で購入できます。ネットでの購入でも窓口での購入でも有効です。1カ月有効で一人110ユーロです。日本円で約15,000円です。今日の利用分だけでも6000円割引になりました。なお、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの指定席券は半額になりません。

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駅構内のスーパーで旅のお供を調達してから、ホームに出ます。ホームには既にゴッタルド・パノラマ・エキスプレスが入線しています。この駅が始発ですからね。行先はルツェルンではなく、フリューレンFlüelenになっています。実はゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはベリンツォーナからフリューレンまでは鉄道、フリューレンからルツェルンまでは湖船なんです。列車編成はファーストクラス3両、セカンドクラス3両のようです。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスのルートを地図で確認しておきましょう。スイス全体の地図上ではこの通り、ほぼ中央部をイタリア近くからスイスのど真ん中まで北上します。

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拡大図はこの通りです。出発駅は曜日で異なり、ルガーノLuganoかベリンツォーナです。今日は土曜日なのでベリンツォーナ発です。ゴッタルド峠でアルプス越えして、フリューレンからはルツェルン湖を湖船でルツェルンまでクルーズします。

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これがゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの雄姿です。

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これが先頭のスイス国鉄の強力な電気機関車です。オーストリア国鉄と同じカラーの赤ですね。

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アルプス越えするために電気機関車の二重連の編成になっています。

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これがゴッタルド・パノラマ・エキスプレスのファーストクラスのパノラマ車両です。大きなパノラマ・ウィンドウからの眺めがよさそうです。

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いよいよ、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅です。スイス国鉄の自慢のパノラマカーの旅を楽しみます。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:魅惑の鉄道旅の始まりでまたもトラブル勃発

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/10回目

ベリンツォーナBellinzonaでスイス国鉄が世界に誇るゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressに乗り込もうとしています。予約したのはファーストクラスのパノラマシートです。電気機関車に続く車両がファーストクラスのパノラマカーです。

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さあ、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの先頭車両に乗り込みましょう。

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わくわくして、パノラマカーの車両内に入ります。

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パノラマカーの車内は光に満ちて、とても明るいです。

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2列+1列のデラックスなシートが並んでいます。

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saraiたちの席は2列の向かい合わせのボックスです。

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席に座ると、パノラマウィンドウからベリンツォーナの周りの山々が見渡せます。

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まだ、発車まで30分以上もあるので、ホームはガラーンとしています。

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駅構内のスーパーで調達したシュヴェップス・ビターレモンでもいただきながら発車時間を待ちましょう。

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発車10分前になると、ホームもだんだん慌ただしくなってきます。

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saraiが座っている通路際のシートから眺めた車内の様子です。発車まで10分を切りましたが、がらがらです。夏のヴァカンスシーズンなのにね・・・。

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車窓からは丘の上のお城も見えています。モンテベッロ城Castello di Montebelloのようですね。

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定刻になり、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは、いよいよ出発です。

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すぐに車掌さんが検札にまわってきます。乗客がそんなに多くないので、あっという間に検札が進みます。

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ここまでは順調でしたが、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはホームを離れて数分ほど走り、まだ駅の構内という感じのところで止まってしまいます。どうしたのかなと思っていると、車両関係者のような人が前方の機関車に急いで向かっています。と、しばらくして列車はバックして、再び駅のホームに戻ります。車掌さんが、「ようこそベリンツォーナへ!」と笑っています。お茶目な車掌さんですが、大丈夫でしょうか。
ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅は最初から暗雲模様です。実際、これから、楽しいことも悪いことも続くんです。今回の旅は最初にPC盗難事件で幕を開け、何かとトラブルが連発します。先行きが心配ですが、とりあえず、このゴッタルド・パノラマ・エキスプレスが動き始めないと話になりません。ううーっ!!



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:パノラマカーの鉄道旅は再スタート

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/11回目

ベリンツォーナBellinzonaでゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressに乗車して、定刻に発車したのも束の間、何らかの車両トラブルがあったようで、列車はバックして、また再び、ベリンツォーナの駅のホームに停車しています。まあ、焦っても仕方ないので、日本から持参したお菓子をつまみながら、列車の復旧を待ちます。

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車内のアナウンスがあって、ちょっと機関車の調整をするとのことです。次のルツェルン湖のクルーズ船への乗り継ぎを心配して車掌さんに訊いている人がいますが、何も問題ないとのことです。saraiもそれを聞いて、一安心です。

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もうすぐ発車しそうな気配です。でないと困りますしね。

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車両点検を始めてから、20分ほどしてようやく、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは走り出しました。30分以上の遅れです。今度こそ、構内を抜け出てほしいものです。

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つなぎを着た車両関係者も同乗です。これが平常体制なのでしょうか。ちょっと心配です。とりあえず、駅の構内は抜け出します。

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何とか、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは順調に走ります。まわりは緑の美しい野原になります。

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野原の中に牧場があります。牛さんが一心不乱に草を食べています。

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野原の真ん中にも牛の一群が放牧されています。スイスらしい景色です。

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山と山に挟まれた狭い草地をゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは走っていきます。このあたりはティチーノ川が山間から流れ出して、扇状地を形成しています。

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ベリンツォーナはあんなに晴れ上がっていたのに、山のほうは雲が多いようです。明日はいよいよアルプスに登るのですが、お天気は大丈夫かな。

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走り出して10分ほどでまた市街地に入っていきます。

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つなぎを着た車両関係者が通路をうろうろしています。彼が暇そうにしているということは車両に問題がないということなので、大変、結構です。

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この車両関係者が、もうすぐ滝が見えるよ!などと観光案内をしてくれます。たしかに周りの山から小さな滝が流れ落ちています。

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滝の前を通り過ぎます。

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あっという間に滝は後ろに過ぎ去っていきます。乗客のみなさんも夢中でカメラのシャッターを切っています。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅はまだ始まったばかりです。船旅も含めて、これから5時間も続きます。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:ビアスキナの3層ループ線

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/12回目

ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。
ちょうどビアスカ駅 Biascaの背後にあるリ・デッラ・フロダ川Ri della Frodaから流れ落ちる3段の滝、カスカータ・ディ・サンタ・ペトロニッラCascata di Santa Petronillaを眺めたところです。

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つなぎを着た車両関係者が通路をうろうろしながら、カスカータ、カスカータ!って叫びながら、観光案内をしてくれます。カスカータってイタリア語で滝って、ことですね。なかなか親切です。お陰で乗客たちは大盛り上がりで右往左往しながら、カメラのシャッターを切ります。

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ビアスカ駅を過ぎると、それまで北上していたゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは向きを北西方向に変えて、ティチーノ川Ticino沿いの渓谷に分け入っていきます。だからと言って、人工物がないわけではなく、太陽光発電システムを備えた大きな建物が並んでいます。自然と人間の共生と言うか、人間の力がこんな山奥まで入り込んでいることにあきれます。

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山の裾野の小さな平地にはワイン畑もあります。ちなみにこの辺りのワインはメルロー種のブドウから作られるものが多いようです。

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やがて、左手には立派な高速道路が平行して走ります。スイスの大幹線道路A2ですね。バーゼルとティチーノ州キアッソを結ぶ大動脈です。

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山間の狭い平地にはどこまでも町が続いています。

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やがて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは山際を走り出します。

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山と線路の間に清流が流れ始めます。ティチーノ川ですね。

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ティチーノ川沿いに走っていたゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはトンネルを抜けて、ループしながら急速に高度を上げていきます。ビアスキナBiaschinaの3層構造のループ線です。最初の1500m以上の長さのトンネルを抜けると、これでぐるりと1周目の回転を終えています。周りは山の樹木が迫っています。

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行く手にとても高い自動車道路橋が見えてきます。高速道路A2の一部です。1980年頃に作られた100mの高さの自動車橋です。スイスで2番目の高さを誇るそうです。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは少しずつ高度を上げながら、その自動車橋に向かっていきます。

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自動車橋の下を抜ける3階層目の鉄道橋も見えています。現在走っている線路は2階層目です。もう1回ループして、あの3階層目の鉄道橋に上っていきます。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは樹木の間のわずかな隙間を抜けて走っていきます。

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ここまでのゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ビアスキナ渓谷のループ線の景観はこれからが本番です。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:ビアスキナの3層ループ線は旅のハイライト

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/13回目

ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。
ビアスキナBiaschinaの3層構造のループ線を上っている最中です。現在、2階層目の線路を走り、高速道路A2の自動車橋を目指しています。
3層のループ線はこのような感じです。ブルーの矢印が1層目の線路、黒い矢印がトンネル、緑の矢印が2層目の線路、紫色の矢印が3層目の線路です。トンネル内のループで高度を上げていく方式です。このループ線で約80mの高度差をかせぎます。

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樹木の中を抜け出ると、左手に高速道路A2の自動車橋が頭上に見えてきます。自動車橋は随分、高いところにありますね。

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少しすると、自動車橋がはっきりと見えてきます。

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やがて、自動車橋の下に最下層の線路も見えてきます。先ほどまで、このゴッタルド・パノラマ・エキスプレスが走ってきた線路です。今はトンネルの中でループして、2階層目の線路に上がっています。この先、最上層の線路に向かって、ループしていきます。

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自動車橋の下に清流が流れています。ティチーノ川Ticinoです。

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自動車橋と並行して走りながら少しずつ自動車橋に近づいていきます。

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自動車橋と並行して走っていた2層目の線路が左のほうに曲がって、自動車橋の下に向かっていきます。最下層の線路もよく見えています。

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自動車橋の下をまさにくぐろうとしています。

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一般自動車道と並んで、自動車橋の下をくぐります。

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真上に自動車橋が見えています。

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すぐにまた、トンネルに入り、ぐるっと1周ループします。トンネルを抜けると、目の前にまた自動車橋が見えます。今度は自動車橋とほぼ同じ高さです。2周ループして80m高度を上げて、100mの高度の自動車橋と近い高さになりました。ちなみに自動車橋はこの80mの鉄道橋を越すために100mもの高さに設計したんでしょう。

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自動車橋を再度くぐるべく、自動車橋に近づいていくと、また、下に最下層の線路が見えてきます。ただし、今度ははるか80m下に見えています。

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さらにその上(画面の左下)に2層目の線路も見えてきます。現在、最上層の鉄道橋を走っているところですから、これで3階層すべての線路が見えたことになります。

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自動車橋の下にさしかかると、1層目と2層目の線路がはっきりと見渡せます。この風景はゴッタルド・パノラマ・エキスプレスのハイライトです。

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自動車橋のすぐ下を通り抜けます。

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これでいったん、自動車橋の左側に出ます。もっとも自動車橋は終わり、高速道路A2はトンネルの中に入り、見えなくなります。それでもしばらくはゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは高速道路A2と並走していきます。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:3層ループ線を超えて、渓谷を往く

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/14回目

ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。
ビアスキナBiaschinaの3層構造のループ線を上りきって、最上層の鉄道橋を走っています。現在、走っているのは◎のあたりです。

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後方に今くぐり抜けてきた100mの高さの自動車橋が見えています。

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下を見ると、2階層目の線路が見えています。2階層目の線路はこの先で右に曲がってトンネルに入り、1周ループして、最上層の鉄道橋に上ってきます。

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その2階層目の線路の下には並行して流れるティチーノ川Ticinoが見えます。

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この後、最上層の線路を走るゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは再びトンネルに入り、トンネルから抜けてきたときには、同じくトンネルを抜けた高速道路A2の右側に出ています。つまり、トンネル内で高速道路の下を交差してきたようです。自動車橋は左側に見えています。

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自動車橋と線路の間には一般自動車道路も走っています。一般自動車道路サン・ゴッタルド通りVia S. Gotthardだけはトンネルに入らずに川沿いに走ってきて、高速道路と鉄道の間に割り込む形になっています。

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ティチーノ川の清流を挟んで、2本の自動車道路と1本の鉄道が走っていきます。ゴッタルド峠でアルプスを越える重要な交通路です。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは蛇行する線路をゆっくりと走っていきます。

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岩がごろごろしているティチーノ川がすぐ近くに見えています。

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一般道は川向うにあるニヴォNivoの町への向かうために、川を渡る橋で分岐路につながっています。

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一般道のサン・ゴッタルド通り自体は線路と並行して続いています。

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もうしばらく、川と自動車橋、一般道路、鉄道は並行して走ります。

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やがて、岩山がそそり立つ極めて狭い渓谷を鉄道と道路が抜けていきます。

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時折、渓谷の間に開けた狭い平地にのどかな村の営みも見えます。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは岩山の中を順調に走り抜けていきます。

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ルツェルン湖の観光船乗り場のフリューレンFlühlenまではまだ1時間以上の道のりがあります。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:次のループ線はまるで気が付かず・・・通過

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/15回目

ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。
ティチーノ川Ticinoに沿って、ゴッタルド峠に向かっていきます。前方にキッジョニャ Chiggiognaの可愛い村が現れます。

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キッジョニャの村の鮮やかな色の家が印象的です。こういう色遣いは日本人の感性からは想像し難いものがありますね。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの乗客のかたも車窓からの風景を写真に収めるのに余念がありませんね。

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たちまち、キッジョニャの小さな村は遠ざかっていきます。周辺の山々に発する清冽な流れがティチーノ川に注ぎ込みます。乗客のかたはじっと車窓の美しい眺めに見入っています。

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左手に並行して走る高速道路A2は山のトンネルの中に吸い込まれていきます。

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やがて、レヴェンティーナLeventina地方の中心地のファイドFaidoの町に入っていきます。およそ2900人の町です。町外れの山の裾野には大きな滝が見えています。ピウモニャの滝Cascata Piumognaです。

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またまた、つなぎを着た車両関係者からのカスカータ!カスカータ!の連呼の案内があります。揺れる車両と、右に左にと写真を撮るために移動する乗客の安全のためか、車掌さんが常時気を使っています。景色を楽しんでもらおうというサービス精神で客をあおる割には、キャアと歓声を上げると、静かに!と注意が飛びます。ま、賑やかに沿線の風景を楽しみます。
遠く、町はずれの教会の向こうにピウモニャの滝が見えます。

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滝をもう少しアップで見てみましょう。

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町を抜けていくと、大きな岩山が迫ってきます。

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町を抜けると、岩山の麓にトンネルを抜けてきた高速道路A2の自動車橋が姿を現します。

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町外れの草原の中にポツン、ポツンと可愛い家々が建っています。

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相変わらず草原の中で一般道のサン・ゴッタルド通りVia S. Gotthardoと並走します。

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手前の一般道、その向こうの草原、そして、見えていませんがティチーノ川、さらに高速道路A2の自動車橋が鉄道と並走しています。

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やがて、山際にある自動車橋に近づいていきます。

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この先、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはトンネルに侵入します。トンネルの中にいる我々には分かりませんが、実はまた、ループトンネルだったんです。2つのループトンネルを抜けて、さらに高度を上げていきます。トンネル内の写真は・・・ありません。真っ暗ですからね。
ループトンネルの先は美しい緑の草原です。

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ルツェルン湖の観光船乗り場のフリューレンFlühlenまで、およそ1時間です。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:狭い谷間を抜けて、アイロロの村へ

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/16回目

ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。

プラトPrato近くの2つのループトンネルを抜けた後、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはティチーノ川Ticinoに沿って、狭い谷間を走っていきます。左手には高い山が迫っています。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスが右に大きくカーブすると、左の車窓に谷間の先のほうが見えてきます。両側の山の間の狭い隙間を抜けて、アルプスに向かっていくようです。手前に見えている村はアンブリ・ソットAmbrì Sottoです。その先の谷の向こうにはアルプスの峰々が見えています。

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村の中に入っていきます。この村には小さなローカル空港のアンブリ空港Ambri Airportもあります。この地方の交通の拠点ですね。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはゆっくりと谷間の村を走っていきます。

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アンブリ・ピオッタAmbrì-Piottaの駅に近づいていくと結構大きな建物が立ち並んでいます。

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村外れの山には登山鉄道が見えます。

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麓のピオッタPiottaから頂上近くのピオラPioraまで843mの高さを一気に登る登山鉄道です。山の上には1.49平方キロのリトム湖Lago Ritomがあります。

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登山鉄道の前を通り過ぎます。

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このあたりは観光施設が並んでいます。

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右手の車窓にはしばらく登山鉄道が見えています。

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両側の山が迫る狭い谷をゴッタルド・パノラマ・エキスプレスが抜けていきます。車掌さんが社内を見回り中ですが、何も用事はなさそうですね。

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狭い谷を抜けると、右側には少し平地が現れます。

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やがて、左の車窓に高速道路A2とティチーノ川が見えてきます。アイロロAiroloの村に近づいたようです。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは速度を落とし始めます。左の車窓は緑が広がっていますが、アイロロの村は右手のようです。

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アイロロの駅に停車します。人口1500人ほどが住む、小さな村ですが、夏の観光シーズンにはハイキング客で賑わうそうです。

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ここまでのゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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ルツェルン湖の観光船乗り場のフリューレンFlühlenまで、残り50分です。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:ゴッタルド鉄道トンネル~ヴァッセンの教会

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/17回目

ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。

スイス・イタリア語圏のティチーノ州TicinoにあるアイロロAiroloの駅に着いたところです。このアイロロの村はアルプスのゴッタルド峠越えの南側の交通拠点になっています。現在はここからゲシェネンGöschenenまでは1882年に開通した旧ゴッタルド鉄道の15kmの長さのゴッタルド鉄道トンネルを走るので、山越えするわけではありません。自動車道路も1980年に16.8kmの長さのゴッタルド道路トンネルが完成しました。それまでは自動車はこのアイロロからゲシェエンの間は列車に積まれて、輸送されていたそうです。ちなみにゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはこの歴史的なゴッタルド鉄道トンネルを通るルートを走りますが、通常の高速列車は2016年6月1日に開通したばかりのゴッタルドベーストンネルGotthard-Basistunnelを走るようになりました。このゴッタルドベーストンネルはウーリ州エルストフェルトとティチーノ州ボディオを結ぶ全長57kmのトンネルで青函トンネルを抜いて世界最長の鉄道トンネルとなりました。従来のゴッタルド鉄道トンネルやゴッタルド道路トンネルよりもさらに深いところを掘ったそうです。
ともあれ、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは昔ながらの旧ルートを走っています。観光列車ですから。これが停車中のゴッタルド・パノラマ・エキスプレスから撮ったアイロロの村の様子です。山の中の小さな村とは言え、観光地らしく、綺麗な建物がびっしりと建ち並んでいます。

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駅前の広場にある記念碑が目を引きます。これは1871年〜1881年まで長い年月をかけて完成されたゴッタルド道路とゴッタルド鉄道トンネルの工事の際に亡くなった労働者の方たちの慰霊碑で、彫刻家のヴィンチェンツォ・ヴェラVincenzo Velaによってつくられた殉職者慰霊碑Monumento alle vittime del lavoroです。哀悼の気持ちの込められた素晴らしいレリーフですね。

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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはすぐにアイロロの駅を離れます。駅のホームの先はすぐにゴッタルド鉄道トンネルが始まります。ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスがトンネルに入ると、また、同乗している鉄道関係者が何やら、車窓を見ろと騒いでいます。もちろん、トンネルの中は真っ暗闇です。と、トンネルの壁に明るい光が浮かび上がります。トンネル工事の様子が光の映像として淡く映されています。

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目を凝らして見ますが、あんまり、よくは見えません。でも退屈なトンネル内で楽しませてくれようとする気持ちは伝わってきます。

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光のショウの間はスローダウンして走っていたゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはまたスピードを上げます。しかし、15kmの長さのゴッタルド鉄道トンネルはなかなか通り過ぎることができません。延々と長大な真っ暗なトンネルの中を走っていきます。このゴッタルド鉄道トンネルの上にゴッタルド峠San Gottardoがあるんですが、残念ながら鉄道ルートだと見ることができません。有名な悪魔の橋もトンネルの上にあるので見られません。

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ようやく15分ほどでゴッタルド鉄道トンネルを抜けて、ゲシェネンの村に出ます。山の中の可愛い村ですね。

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そこからはまた少しトンネルが続き、高台の線路に出ます。やがて、前方の低い開けたところに村が見えてきます。

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右手の車窓に村全体が見渡せます。ヴァッセンWassenの村です。中央に建つ教会の姿がとても印象的です。

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ヴァッセンの村を眺めていると、手前のすぐ下に鉄道線路が見えることに気が付きます。ここも鉄道が方向を変えながら、この村の下の方まで高度を下げていくんです。ヴァッセンの村を3段階の高さの線路で眺められるという鉄道ファン必見の写真撮影スポットになっています。今は一番高い線路を走っています。一つ下に見えている線路は逆方向から戻ってくるときに走ります。

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いったん、ヴァッセンの村の横を通り過ぎていきます。

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また、トンネルに入ります。このトンネルで大きく孤を描いて、向きを180度変えながら、高度を落としていきます。トンネルを抜けたときは先ほどとは逆方向に進んでいます。左手の車窓には高速道路A2が見えています。再び、逆の方からヴァッセンの村に近づいていきます。

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やがて、木々の向こうにヴァッセンの教会がちらっと見えてきます。今度は真ん中の高度の線路に下りてきたので、先ほどよりも見下ろすという感じがなくなります。

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教会は木々の間に見え隠れしています。

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すぐに教会の正面に出ます。最高層の線路からの眺めと異なり、ほぼ同じ高さからの風景です。

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ここまでのゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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さらにヴァッセンの村を巡る3階層の線路をズームアップした地図で確認しておきましょう。現在は中層の線路を走っているところです。

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これから中層の線路を走って、最下層の線路に下りていきます。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:ヴァッセンの教会を巡る3階層の線路

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/18回目

ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。

ヴァッセンWassenの美しい教会を巡る3階層の線路を走っているところです。現在は1回目のトンネルで逆方向に回転し、中層の線路に下りてきて、ヴァッセンの教会の真横を再び走っています。まさに絵本のような美しい風景です。

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教会の見えている角度が少しずつ変わっていきます。それにしても可愛い教会ですね。

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ヴァッセンの教会がだんだん遠ざかっていきます。この絶景を心に刻み付けておきましょう。

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ヴァッセンの村を通り過ぎて、やがて、左前方の下のほうにトンネルが見えてきます。あれは最下層の線路に出てくるトンネルの出口のようです。これから2番目のトンネルに入って、トンネル内で180度向きを回転して、あのトンネル出口から現在とは逆方向にゴッタルド・パノラマ・エキスプレスが出てきます。

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2番目のトンネルに入ります。真っ暗なので何も見えません。やがて、180度回転して先ほど見えていたトンネル出口から出ます。ロイス川Reuss沿いに走ります。左手には高速道路A2が走っています。また、逆のほうからヴァッセンの村に近づいていきます。もう少しでヴァッセンというところで高速道路A2の下をくぐってトンネルに入ります。トンネルを抜けた先はもうヴァッセンの村の先です。ヴァッセンの村は左手後方にある筈ですが、もう見えません。右手にはロイス川、その向こうに高速道路A2が見えています。

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ここまでヴァッセンの教会を巡る3階層の線路を走ってきました。既に最下層の線路を走って、ヴァッセンの村の先に出ました。地図でそのルートを確認しておきましょう。

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また、トンネルに入り、その中で1回ループして高度を下げます。この手法がこのゴッタルド鉄道には多用されています。ループトンネルを抜けると、また、ロイス川沿いに走ります。

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ロイス川の対岸の高台を高速道路A2が走っています。半地下式のような構造で山の斜面に屋根付きの道路になっています。

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また、綺麗な教会が見えてきます。グールネレンGurtnellenの聖ヨゼフ教会Kirche St. Josefです。

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あっという間にこの小さなグールネレンの村を通り過ぎていきます。

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ロイス川に沿った狭い谷をゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはゆっくりと走っていきます。

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短いトンネルがいくつも続きます。狭い谷間の空間ですからね。

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両側には険しい山々がそそり立っています。

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谷川のようなロイス川にぴったり寄り添いながら走っていきます。

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深い山間を鉄道と高速道路A2が突き抜けていきます。スイスが南のイタリアと直結する交通の大動脈です。青空も見えています。アルプスが晴れているといいなと願います。

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ルツェルン湖の観光船乗り場のフリューレンFlühlenまで、残り20分です。ゴッタルド鉄道の旅も残り少なくなってきます。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:パノラマカーの鉄道旅が完了

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/19回目

ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。

ロイス川Reuss沿いの山間の谷をゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは走っていきます。周りには美しい風景が広がっています。

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ロイス川には周りの山々からの清流が流れ込んでいます。これはマイチリゲン川Meitschligenです。

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どこまでもロイス川沿いの美しい風景が続きます。

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険しい山間を抜けていきます。

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なだらかな山の斜面の草原の中にマッチ箱のような可愛い家々が点在しています。

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左側の車窓にアムシュテークAmstegの村が見えてきます。

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アムシュテークの村が近づいてきます。ここにも可愛い教会がありますね。

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アムシュテークの村を見下ろしながら、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスは進んでいきます。

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やがて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはまたトンネルに入っていきます。

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短いトンネルを抜けると、デルフリDörfliの村が見えてきます。

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デルフリの村の先にはロイス川がずっと続いています。一路、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスはこの美しい風景の中を走っていきます。

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鉄道の町、エルストフェルトErstfeldを過ぎて、しばらく走ると、ルツェルン湖の観光船乗り場のあるフリューレンFlühlenの駅に到着です。

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ここまででゴッタルド・エキスプレスの鉄道旅は終了です。ゴッタルド・エキスプレスというのは、鉄道のパノラマカーと湖船を組み合わせた総称なんです。パノラマカーに別れを告げます。

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船着き場に入ってくる観光船が見えます。車掌さんから、その観光船に乗るようにとの指示が出ます。

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ここまでのゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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この後、楽しい観光船クルーズが始まる筈ですが・・・悲しいトラブルが発生します。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:ルツェルン湖の観光船

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/20回目

ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。

ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスがルツェルン湖の観光船乗り場のあるフリューレンFlühlenの駅に到着したところです。
ちょうどのタイミングで観光船がやってきます。

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観光船が船着き場に着岸します。

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もともとの予定の観光船なのか、到着したときにやってきた観光船に乗り継ぐシステムなのかは分かりませんが、待ち時間ゼロで観光船に乗車します。早速、観光船に乗り込んで、湖上の旅を始めます。ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの乗客は観光船の一等客室に乗れる権利があります。まずは一等船室内のレストランのテーブルにつきます。そうしているうちに観光船はフリューレンの船着き場を離れていきます。

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観光船はフリューレンの船着き場をぐんぐん、離れていきます。

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フリューレンはルツェルン湖の南端に位置しています。ここから、北上して、北端にあるルツェルンの町に向かいます。碧い湖面は美しいですが、空はどんよりと曇っています。

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北に向かって、船首の方向を回転しています。

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フリューレンの町を右手に見ながら、船は北上し始めます。ローマカトリック巡礼教会Röm. katholisches Pfarramtの姿が見えています。

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フリューレンの町の背後にひかえる山の上は雲で煙っています。

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フリューレンの町をあとにして、観光船はスピードを上げていきます。

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楽しいクルーズ旅が本格的に始まります。しかし、ここで問題発生。船内で何を食べるかでsaraiと配偶者は言い争いになって、これ以降、口もきかなくなります。折角のクルーズ旅とルツェルン観光が台無しです。ですから、この後の記事は盛り上がりません。歳を取って、saraiは頑固になったんでしょう。悲しいことです。これじゃ、これからの旅も難しくなりますね。明日からの旅が怖い・・・。
とりあえず、食事のオーダーは済ませます。まずはコーヒーをいただきます。

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食事はスープで始まります。

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気の乗らぬ食事の間、観光船は順調に進んでいきます。最初の寄港地に着岸します。

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ブルンネンBrunnenです。

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ブルンネンから先のルツェルン湖は複雑な地形に変わります。まずは大きく左に舵を切って、西のほうに向かっていきます。

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フリューレンに向かう観光船とすれ違います。このあたりがちょうど、航路の真ん中あたりです。

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きづまりな船旅が続きます。雲も低く垂れこめています。

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湖畔には豪華な建物が点在しています。

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ヨット遊びの人もいます。

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土地の子供たちが暇そうに湖面を進む観光船を眺めています。

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立派なボートハウスがあります。

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ここはゲルサウGersauの町です。瀟洒な建物が並びます。

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ゲルサウの船着き場に到着。

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ゲルサウを出て、さらに西のほうに進みます。

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モーターボートで疾走している人たちがいます。湖岸には綺麗な建物が並びます。

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やがて、湖の幅が狭くなって、北のほうに湖面が曲がっていきます。観光船はゆっくりと舳先を転換していきます。

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また、別の観光船と行き会います。

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ルツェルンまで、あと1時間ほどです。



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ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅:ルツェルン港に到着

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/21回目

昨年の旅のスイス編の詳細を書いているところですが、リアルタイムでは今日は2018年の3月29日の木曜日。明日は聖金曜日です。聖金曜日の音楽と言えば、バッハのマタイ受難曲か、ワーグナーの舞台神聖祝典劇『パルジファル』というところですね。今年は明日、バッハ・コレギウム・ジャパンの公演でバッハのマタイ受難曲を聴きます。ということで今日はその予習です。最近、ネットオークションでゲットしたヴィンテージもののLPレコード4枚組でこの長大な作品を聴きました。故吉田秀和の論を待たずして、この作品は西欧音楽の最高傑作です。イエスの十字架で磔刑になる最期の物語を描いた宗教曲ではありますが、宗教を超えた最高の芸術です。吉田秀和の言い方を真似ると、バッハの作曲した作品という個人の芸術を超えて、西欧文化のうねりの精華と言えるものです。美しい音楽であることはもちろんですが、人間が生きるということはどういうことなのかという西欧文化の根っこがその基盤にあります。saraiが感じるのは、人が生きていると、日々、言行で避けがたい罪を犯し続けているという悲しい現実です。マタイ受難曲の主役はこの罪を背負っている我々自身です。宗教的にはその罪をイエスが我々の代わりに背負ってくれているわけですが、もちろん、それで我々の罪が免れるわけではありません。基本的には己の罪を見つめて自省するしかありません。そのつらい心の傷をマタイ受難曲では優しいコラールが癒してくれます。
なぜ、ここでこんなことを書いたかと言えば、スイス編の詳細で振り返っているルツェルン湖のクルーズ旅での悲しい思い出のシーンにちょうど、さしかかっているからです。saraiが配偶者に対して攻撃的になってしまって、勝手に怒り狂ってしまった悲しい思い出です。今日、マタイ受難曲を聴いて、自分の罪を自省しています。自省しながら、そのクルーズ旅を振り返ります。コラールの優しい癒しに助けてもらいながら、旅を綴ります。


ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けて、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しんでいます。

フリューレンFlühlenからルツェルンまで、ルツェルン湖のクルーズを続けています。3時間ほどのクルーズも残り1時間ほどです。配偶者と言い争いになったまま、無言で気まずい時間が続いています。
船内では一等船室での検札中です。船着き場で乗り降りがあるので、新しい船客のチェックがあります。

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また、次の寄港地に到着します。

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船着き場には鉄道の駅もあります。これは1871年に開通したヨーロッパ最古の登山鉄道、リギ鉄道Rigi Bahnです。標高約1797mのリギ・クルムまで登ります。

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この船着き場はフィッツナウVitznauです。リギ山の麓の駅です。

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フィッツナウを出て、次の寄港地に向かいます。

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湖畔にはレジャー地らしく、綺麗で豪華な建物が並びます。

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湖畔には美しい建物がどこまでも続きます。

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どれほどのレジャー客が押し寄せるんでしょうね。

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湖畔の教会も美しくデザインされています。

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次の寄港地、ヴェッギスWeggisに到着。ここもリギ山の山麓の町です。

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大勢の人たちが乗り込んできます。

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ヴェッギスを出ると、湖畔のお洒落な邸宅が見えます。リッチですね。

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湖畔にはびっしりと豪邸が建ち並びます。

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個人のヴィッラなんでしょうか。スイスはお金持ちだらけ!

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次の寄港地、ヘルテンシュタインHertensteinに到着。このあたりはこまめに寄港していきます。

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ヘルテンシュタインを出港。ルツェルンまで30分ほどです。

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やがて、ルツェルンの湾のなかに入っていきます。水鳥が群れています。

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最後の寄港地、フェルケールハウス-リドVerkehrshaus-Lidoに到着。スイス交通博物館Verkehrshaus der Schweizがすぐそばにあります。

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このフェルケールハウス-リドを出ると、すぐ目の前にルツェルンの町が見えてきます。

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もうすぐルツェルンに到着です。下船の準備をします。船内を移動していると、船の機関が見えます。

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ルツェルン港に到着です。ここまでのゴッタルド・パノラマ・エキスプレスのルートを地図で確認しておきましょう。(青色が鉄道旅、緑色が船旅)

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結構長い船の旅でしたが、気分が最低だったこともあり、それほど盛り上がる船旅ではありませんでした。
まあ、それでもこれで5時間ほどのゴッタルド・パノラマ・エキスプレスの旅が無事、完了です。スイスの南北を3分の2くらい移動したことになります。



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ルツェルン散策:美しいロイス川の風景

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/22回目

ベリンツォーナBellinzonaからルツェルンLuzernに向けてのゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を終えて、ルツェルンに到着したところです。

ルツェルン港で観光船を降りて、歩き出すとすぐに目の前にルツェルン駅Bahnhof Luzernの美しいファサードが見えます。

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湖畔沿いにはルツェルン・カルチャーコングレスセンター(KKL) Kultur und Kongresszentrum Luzernの大きな建物が見えます。音楽ファンには馴染み深い建物です。毎夏、ルツェルン音楽祭の主会場になっている複合文化センターです。今年ももうすぐ音楽祭が始まりますが、ちょっとスケジュールが合わずに残念です。

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ルツェルン湖から流れ出すロイス川Reussに沿って、ホテルに向かいます。歩いてもそんなに遠くないはずです。有名なカペル橋Kapellbrückeの塔も見えていますが、観光は後回しにしましょう。大きなスーツケースを引っ張って歩いているところですからね。

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フェリーの船着き場Luzern Bahnhofquaiの前を通り過ぎます。

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地図をにらみながら、賑やかな川沿いの道を抜けて、10分ほど歩いて、何とかホテルに着きます。今晩だけ、このホテルに宿泊して明日はアルプスに向かいます。その後、また、このホテルに戻ってきます。大きな荷物はこのホテルに預けて、アルプスを歩くという作戦なんです。早速、チェックイン。

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小さなホテルですが、エントランスロビーは綺麗です。このホテルはガルニ ホテル ドライ ケーニゲGarni Hotel Drei Königeです。中級のホテルですが、夏のスイスのホテルは宿泊料金が高過ぎて弱ります。仕方ありません。この時期に来るのが悪いんです。

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チェックイン後、部屋に行きます。明るくて、そこそこ広いですね。

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ところがさすがにここはスイス。部屋に扇風機が置いてあります。エアコンはないんです。そんなものでしょう。

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しかし、バスルームにはしっかりとバスタブがあります。これはいいですね。

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部屋からはルツェルンの美しい町並みが眺められます。スイスの古都にやってきた実感が湧き起ります。

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立ち並ぶ古い建物には屋根裏部屋がありますね。

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趣のあるバルコニーです。

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まだ、6時前で明るいので、ルツェルン散策に出かけます。夕食がてらなので、ホテルのスタッフにお勧めのレストランをいくつか教えてもらいます。しかし、一番のお勧めのレストランは日曜の今日はお休みのようです。それではと、町の中心のほうに向かいます。ロイス川の前に出ます。美しい風景が広がっています。屋根付きの橋、シュプロイヤー橋Spreuerbrückeが見えます。カペル橋が有名ですが、この橋も綺麗ですね。橋の向こうの丘の上には城壁も見えています。

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ロイス川の上流、すなわち、ルツェルン湖のほうを眺めると、堰から凄い勢いで水が流れてきます。カペル橋の塔も見えています。

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川の対岸にはぎっしりと建物が建ち並んでいます。

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橋を渡って、川向こうに行きましょう。



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ルツェルン散策:ロイス川を巡ってレストランへ

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/23回目

ルツェルンLuzern到着後、夕食のレストランを探しながら、町を散策しているところです。

ロイス川Reuss沿いの道を歩いて、シュプロイヤー橋Spreuerbrückeに向かっています。

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屋根の付いた板張りのシュプロイヤー橋の上に上がりました。

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橋の上からルツェルン湖方向を眺めます。河畔にはファサードの美しい、スイス最古のバロック様式の教会であるイエズス会教会Jesuitenkircheが見えています。

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こちらは下流方向です。綺麗な建物が並んでいますね。

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下流方向をじっくりと眺めてみます。豊かな水量で滔々と川が流れています。

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橋の中ほどには聖母マリアを祀ったお堂があります。

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屋根付きの橋は途中で右に曲がっています。

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右に曲がると、川には堰があるのが目の前に見えます。イエズス会教会のファサードもよく見えます。

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川を渡って対岸を歩いていると観光客を乗せたプチトランが走ってきます。

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対岸には川沿いの道がなくて分かりにくいので、また、ロイス橋Reussbrückeを渡って、元の川岸に戻ります。イエズス会教会の前を通り過ぎていくと、対岸に観光案内書に載っているレストランが見えます。ひと際目立っている印象的な塔は旧市庁舎Altes Luzerner Rathausです。

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すぐ近くにはカペル橋Kapellbrückeが見えます。このカペル橋を通って、対岸に行くことにしましょう。

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カペル橋の手前には歩行者用の橋、ラートハウスシュテークRathausstegがあります。この橋を渡るほうが近道ですが、あえて、この橋は渡らずにカペル橋に向かいます。

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対岸を眺めます。左端には旧市庁舎、右端にはカペル橋が見えています。

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その左方のラートハウスシュテークの袂に目指すレストランが見えています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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さあ、カペル橋に向かいます。



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ルツェルン散策:カペル橋

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/24回目

ルツェルンLuzern到着後、夕食のレストランを探しながら、町を散策しているところです。

ロイス川Reuss沿いにカペル橋Kapellbrückeに向かっています。振り返ると、通り過ぎてきたイエズス会教会Jesuitenkircheが見えています。この教会は側面から見るよりも正面のファサードのほうが綺麗なようです。ホテルと駅の間にあるので、これからも眺めるチャンスはあるでしょう。

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カペル橋の前に到着。屋根付きの橋は花で飾られています。

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早速、橋の上に上がりましょう。

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橋の途中にある8角形の水道塔が見えます。城壁の一部として造られたものだそうです。

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河畔に建ち並ぶレストランが見えます。

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橋の途中にはお土産物屋さんもあります。橋の中は多くの観光客がぞろぞろと歩いています。

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ルツェルン湖(正確にはフィーアヴァルトシュテッテ湖Vierwaldstättersee)のほうにはゼー橋Seebrücke Luzern、そして、ルツェルン駅が見えます。

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河畔のホテルの壁には大きな絵が描かれています。いかにもスイスらしいですね。

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カペル橋を渡り終えて、カペル橋の全体を眺めます。

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ロイス川の北岸にはレストランのテラス席が並び、非常に賑わっています。

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レストランの間にスターバックスコーヒーのお店があります。今時ですね。その手前にはこんなに狭い路地があります。

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湖畔のレストランはすぐに見つかります。席について、ガイドブックにあるメニューをお願いすると、それはこの店にはないとのこと。あらあら、名物のシーフードがないようです。『シフ』というお店なのにね。観光案内書が古いのかしら。何か食べるものがあるかメニューを見て考えますが、あまり気に入るものがありません。シーフードは隣のお店にあると言ってるので、申し訳ないけどお店を移動します。ラ・バルカAntipasteria La Barcaというお店です。そのお店には、いろいろシーフードがあります。それぞれ注文します。saraiは観光船で食べ過ぎなのでワインのみ。オーダーを取りにきた愛嬌のいいスタッフとツーショット。

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まずはドリンクを楽しみます。

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ちょうど対岸にはイエズス教会の美しいバロック様式のファサードが見えます。

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魚介の料理が並びます。

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しばらく、食事とロイス川の風景を楽しみます。



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ルツェルン散策:長い1日も無事完了

2017年7月23日土曜日@ベリンツォーナ~ルツェルン/25回目

ルツェルンLuzern散策後、ロイス川Reussほとりの魚介料理レストラン、ラ・バルカAntipasteria La Barcaで夕暮れの風景を楽しみながら、夕食をいただきました。これがそのレストランです。

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食事をしたのは川沿いのテーブル席です。ロイス川の湖方向にはカペル橋Kapellbrückeも眺められました。

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レストランの席を立って、ホテルのほうに向かって歩きます。歩行者用の橋、ラートハウスシュテークRathausstegを渡って、対岸に向かいます。

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対岸にはイエズス教会Jesuitenkircheの美しいバロック様式のファサードが見えています。

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ラートハウスシュテークの袂には市庁舎Rathaus Stadt Luzernの建物が控えています。旧市庁舎Altes Luzerner Rathausの建物の川沿いの部分です。

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橋を渡って、振り返ると、橋の左手に先ほどのレストランが見えます。旧市庁舎の塔も見えています。

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イエズス教会の前を通って、お隣の州庁舎Government Buildings of Canton Lucerneに沿って進むと、奇妙な塔のある噴水があります。何でしょうね。

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川沿いを歩きましょう。また、屋根付きのシュプロイヤー橋Spreuerbrückeが見えます。

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ロイス川からブルガー通りBurgerstrasseに入って少し進むと、バーンホフ通りBahnhofstrasseとの角には広場があります。その広場には古めかしい建物が建っています。由緒ありそうですね。

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この建物の1階には薬局がはいっています。ホテルに向かうためには、この角で右に回ります。目印にもいい建物です。

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広場から路地のリュリガッセRütligasseを進みます。右手に雰囲気のいい中庭が見えます。彫像付きの噴水も見えます。こういう風景が見られるのが古都の路地歩きの楽しみです。

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路地を少し歩くとホテルに到着です。

これまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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これで長かった1日もおしまい。もう、夜の8時です。今朝はベリンツォーナBellinzonaのお城を散策し、その後、ベリンツォーナからルツェルンまで、ゴッタルド・パノラマ・エキスプレスGotthard Panorama Expressの旅を楽しみ、夕方以降はルツェルンの町のロイス川の周辺を散策しました。

明日はいよいよアルプスのユングフラウヨッホJungfraujochに向かいます。お天気が心配です。眺望に恵まれればいいんですが・・・。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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