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アルプス:いざ、早朝出発

2017年7月24日土曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/1回目

旅の5日目、ルツェルンLuzernの2日目です。

今日は旅の前半のハイライト。初めてのアルプス訪問です。
早起きして、ユングフラウヨッホJungfraujochの登頂を目指します。と言っても登山電車に乗るだけの楽ちん登山です。そして、今日はメンリッヒェンMännlichenの山の上の山荘に1泊します。1泊2日のアルプスの旅です。大きな荷物はこのルツェルンのホテルに預けて、最低限の荷物だけを持って、ホテルを出発します。

いつものsaraiにはありえないような時間に早起きして、5時半過ぎに出発。ホテルのご厚意でデラックスな朝食ボックスを用意してもらいます。夜番のスタッフもレセプション前で待機してくれていて、荷物を預かってくれます。感謝です。外に出るとあたりは薄暗く、お天気がどうなのかは分かりません。雨は降っていません。こんな時間に既に道を歩いている人がいるのが驚きです。

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パン屋さんの中は明るい光に満ちています。こんな早朝に営業開始しているようです。

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大通りはさすがに車の往来もなく、閑散としています。

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ロイス川Reussの前に出ます。まだ、街灯が明るく輝いています。暗い空を背景に旧市庁舎Altes Luzerner Rathausの塔の姿が浮かび上がっています。

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ロイス川の水面に街灯の灯りが映り込んでいて、とっても綺麗です。

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カペル橋Kapellbrückeの姿も見えてきます。

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暗い水面を鴨が泳いでいます。

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ラートハウスシュテークRathausstegの先に旧市庁舎がはっきりと見えてきます。少し明るくなってきたかな。

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いやはや、早朝のロイス川の水面は美しいですね。

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カペル橋が明るく輝いています。ロイス川の水面にその灯が映り込んでいます。早朝ならでは風景です。

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ルツェルン駅の前に到着です。まだ、早朝6時前です。

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駅の中に入ります。

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駅の中の出発時刻掲示板には早朝の電車の時刻が並んでいます。我々は10分ほど後に出発する6時5分の急行電車IRに乗ります。出発ホームは12番BCとなっています。

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早速、そのホームに移動しましょう。

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ホームに到着。電車は停車していますね。

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さあ、乗り込みましょう。アルプス訪問の旅の開始です。



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アルプス:車窓に見えるスイスの美しい湖の風景

2017年7月24日土曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/2回目

ルツェルンLuzern駅で、アルプスに向けての旅を始めるために早朝の電車に乗り込もうとしているところです。

身軽な山スタイルで6時5分、ルツェルン駅発の急行電車IRに乗って、インターラーケン・オスト駅Interlaken Ostに向かいます。電車のチケットは往復のファーストクラスをスイス半額カードSwiss Half Fare Cardを併用することで、事前にネットで半額の106.8スイスフランで購入済です。日本円で1万3千円ほどです。チケットはルツェルンからインターラーケン・オストを経由して、クライネ・シャイデックKleine Scheideggまでのものです。スイス国鉄と私鉄を乗り継ぎますが通しのチケットが買えます。クライネ・シャイデックからユングフラウヨッホJungfraujochまでは高額料金の登山鉄道、ユングフラウ鉄道なので、別のチケットになります。

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ファーストクラスの車両を探しながら、ホームを歩いていきます。

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ファーストクラスの車両を見つけて乗り込みます。ファーストクラスの車両は我々だけで独占です。すぐに朝食ボックスをいただきます。これがホテルのご厚意で用意していただいた朝食ボックスです。

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朝食ボックスの中身を取り出します。朝食の定番メニューはほとんど揃っています。ないのは温かいコーヒーくらいです。

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あれれ、果物がありますが、プラスチックナイフしかありません。これで皮を剥くのかな・・・。

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定刻の6時5分に電車はルツェルン駅のホームをゆっくりと滑り出していきます。まだ明けやらぬ早朝の駅風景です。

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車窓にはルツェルンの町の風景が流れていきます。いよいよアルプスの旅の始まりです。

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空き空きのファーストクラスの車両なので、すぐに車掌さんの検札が始まります。半額で購入したチケットと共に4枚のスイス半額カードをテーブルに並べます。車掌さんからはサンキューの一言をいただきます。

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やがて、建物の間から湖が見えてきます。

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すぐに車窓いっぱいに湖が姿を現します。”4つの森の州の湖”という意味を持つフィアヴァルトシュテッテ湖 Vierwaldstatterseeですが、通称のルツェルン湖Lake Lucerneのほうが分かりやすいですね。スイスで5番目に大きな湖です。早朝の幻想的な風景です。

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車内に設置された液晶パネルにはこれから停車する駅名と到着時刻が表示されています。間もなく最初の停車駅ザルネンSarnenに到着します。その後は5分から10分くらいの間隔で頻繁に停車していくようです。ローカル電車の旅になりますね。

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ザルネンを過ぎると、神秘的な雰囲気の湖が見えてきます。ザルナー湖Sarnerseeです。

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湖畔の町ザクセルンSachselnに停車すると、対岸のヴィーレン (ザルネン) Wilen (Sarnen)のメルヘンのような風景もよく見えます。ザルナー湖はとっても小さな湖ですね。

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美しいザルナー湖もあっという間に通り過ぎてしまいます。

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ギスヴィルGiswilの町を過ぎて、しばらくすると特徴のある形の山が見えてきます。三角形の岩山です。これもアルプスならではの山なのでしょう。いかにも氷河が削り取ったような感じです。ただし、小さな山です。

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インターラーケン・オスト駅への2時間弱もかかる長い鉄道旅のうち、まだ、3分の1ほどが過ぎたところです。スイスらしい景色が堪能できそうです。



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アルプス:ゴールデン・パス・ラインの風光明媚なポイントを往く

2017年7月24日土曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/3回目

アルプスに向かって、ルツェルンLuzern駅からインターラーケン・オスト駅Interlaken Ostまで鉄道の旅をしているところです。

行程の3分の1ほどが過ぎ、標高484メートルのギスヴィル駅Giswilから、標高697メートルのカイザーシュトゥール駅Kaiserstuhl OWへ電車は徐々に登っていきます。周辺の村の美しい風景が眼下に広がります。

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村に点在する家々がだんだんと下に見下ろすようになっていきます。

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電車はさらに標高を上げていきます。

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やがて、ギズヴィルの村の箱庭のような風景が高みから眺められます。夢のような絶景です。小さな教会、こじんまりしたホテル、小さな家々・・・どのような人々の営みがあるのでしょう。溜息をつくような美しさです。

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おや、並行するブリューニッヒ通りBrünigstrasse沿いにスバルの自動車販売店が見えます。スイスではスバルの四駆が人気なのかな。

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急こう配を登り切るとカイザーシュトゥール駅です。

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カイザーシュトゥール駅を出ると、また小さな湖があります。ルンゲラー湖Lungerer Seeです。

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あれっ、湖畔の道路、ブリューニッヒ通りは雨で濡れています。なんと雨模様です。この先のアルプスのお天気はとても心配です。

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車内の液晶パネルの表示に目をやります。インターラーケン・オスト駅まで1時間あまりですね。ほぼ10分間隔で途中駅に停まっていきます。

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電車はルンゲラー湖の美しい湖面を眺めながら走っていきます。

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曲がりくねった湖岸は湖の美しい風景を作っています。

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電車はルンゲラー湖を見下ろす丘の上をゆったりと走っていきます。

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ルンゲラー湖のまわりの緩やかな緑の丘の先にはルンゲルンLungernの村が見えてきます。

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ルンゲルンの村が近づいてきます。エメラルドグリーンの美しい湖、ルンゲラー湖の南端の村です。湖岸近くには可愛い教会も見えています。

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電車は大きく右に回り込みながらルンゲルン駅に進入していきます。車窓には大きく雨粒が付くほど、雨脚が強くなってきます。

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今乗っている電車の区間はスイスの観光路線の一つ、ゴールデン・パス・ラインGoldenPass Lineの一部のルツェルン~インターラーケン・オストの区間です。この路線は現在はスイス国鉄ではなくて、私鉄のツェントラル鉄道Zentralbahn(ZB)の路線です。ちょうど、この路線の半分ほど走ったところです。



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アルプス:ブリューニック峠を超えて、ホームズ終焉の地マイリンゲンへ

2017年7月24日土曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/4回目

アルプスに向かって、ルツェルンLuzern駅からインターラーケン・オスト駅Interlaken Ostまで鉄道の旅をしているところです。

ルンゲラー湖Lungerer Seeに沿って走っています。エメラルド・グリーンの湖面が美しく輝いています。

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湖岸にはマッチ箱のような家々が並んでいます。

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ルンゲラー湖の南端の町ルンゲルンLungern駅に到着します。

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乗っている車両は天井の一部が窓になっているパノラマカーです。生憎のお天気なのが残念ですけどね。

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ルンゲルンを過ぎると、早起きしたせいでsaraiは深い眠りに入ります。ここからは配偶者一人が車窓を眺めます。
標高751mのルンゲルン駅からはまた急こう配を上って、ブリューニック峠Brünigに向かっていきます。まわりには緑の草原が広がっています。

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やがて、ブリューニック・ハスリベルク駅Brünig-Haslibergに到着します。この区間の最高地点です。標高1001.9メートルもあります。

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saraiは深い、深い眠りの中に落ち込んでいます。どんなところを走っているのかは知る由もありません。その代わり、帰りも同じ路線を通るのでそのときに挽回しましょう。

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ここからは急速に坂を下っていきます。沿線には三角屋根の山小屋風の建物があります。

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ぐんぐん下って、森を抜けて、広い草原の中に出ます。

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畑の向こうに見える岩山は靄に包まれて霞んでいます。大変なお天気になってしまいました。

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大きな駅の構内に入っていきます。ツェントラル鉄道Zentralbahn(ZB)の大きな建物が見えます。ツェントラル鉄道の車両基地があるようです。

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赤と白の模様の電車が停まっています。この紅白模様はツェントラル鉄道の車体カラーです。鮮やかですね。

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標高595mのマイリンゲン駅Meiringenに到着です。

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このマイリンゲン駅で電車はスイッチバックして進行方向を変えます。機関車を付け替えるために5分ほど停車します。

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ところでこのマイリンゲンは推理小説マニアには有名な町です。シャーロック・ホームズ終焉の地であるライヒェンバッハ滝Reichenbachfallへはここからケーブルカーが走っているんです。町の古い教会堂は「シャーロック・ホームズ博物館」になっています。もっとも『最後の事件』で宿敵モリアーティ教授と相打ちの形で死んだ筈のホームズは、作者のコナン・ドイルがファンだけでなく母親からも猛烈な攻撃を受けたために耐えかねて、『空き家の冒険』で復活させざるを得なくなります。ですから、ここは正確にはホームズ終焉の地ではなく、ホームズが起死回生した場所ということになりますね。ともかく、時間があれば、落差250メートル、幅90メートル(300フィート)のライヒェンバッハ滝も見たかったところです。アルプスで最も高いところにある滝の一つでもありますしね。

やがて、大粒の雨の中、スイッチバックした電車(正確には電気機関車に牽引された列車)は走り出します。

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インターラーケン・オストまではあと30分ほどです。眠り込んでしまったsaraiは電車がスイッチバックしたことを知らないので、あとで進行方向が逆になっているので頭が混乱してしまうことになります(笑い)。



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アルプス:ブリエンツ湖に到着

2017年7月24日土曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/5回目

アルプスに向かって、ルツェルンLuzern駅からインターラーケン・オスト駅Interlaken Ostまで鉄道の旅をしているところです。

マイリンゲン駅Meiringenで電車がスイッチバックして進行方向を変えて、走り出したところです。
再び、さっき通り過ぎたツェントラル鉄道Zentralbahn(ZB)の大きな建物に戻ってきました。

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すぐに線路はこれまでの線路とは分かれて、やがて、アーレ川Aare沿いにインターラーケンに向かいます。左手の車窓にはアーレ川と岩山が見えています。

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アーレ川は清冽な流れです。大きくはありませんが豊かな水が流れています。この川はこの先、ブリエンツ湖、トゥーン湖を経て、首都ベルンに向かいます。最終的にはコブレンツでライン川に流れ込みます。

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電車はしばらく、アーレ川に沿って、走り続けます。

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平坦地に出た電車はスピードアップします。周囲の岩山の上は靄がかかっています。

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かたわらを高架道路が走ります。その向こうは険しい岩山です。

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やがて、アーレ川から離れていきます。すぐに左手に湖面が見えてきます。ブリエンツ湖Brienzerseeのようです。

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ブリエンツ湖の湖畔に出ます。キャンピングカーやバンガローが湖畔に並んでいます。

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湖畔のキャンプ場にテントが張られていますね。

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ブリエンツ湖の対岸は靄に包まれて、神秘的な雰囲気です。

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ブリエンツ湖岸を走っていきます。

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ブリエンツ湖はこの東端から西のほうに続いています。

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ブリエンツ湖の西のほうは真っ白でほとんど見えません。

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やがて、湖畔の駅、ブリエンツ駅Brienzに停車します。

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駅は湖船の埠頭にも直結しています。

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ブリエンツ駅を出て、ブリエンツ湖に沿って電車は走っていきます。

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saraiもようやく目をこすりながら起き出します。ふっと車窓に目をやると湖面が見えます。配偶者にもしかしたらブリエンツ湖じゃないのって訊くと、さっきブリエンツ駅を通り過ぎたことを告げられます。ブリエンツ湖に出るとインターラーケン・オスト駅もすぐのはずです。で、電車が逆方向に走っていることに気付きます。配偶者に訊くとマイニンゲン駅でスイッチバックしたことを聞き、びっくりです。そろそろ、電車を降りる準備をしましょう。



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アルプス:インターラーケン・オストで登山鉄道に乗車

2017年7月24日土曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/6回目

アルプスに向かって、ルツェルンLuzern駅からインターラーケン・オスト駅Interlaken Ostまで鉄道の旅をしているところです。

ブリエンツ湖Brienzersee沿いに走っています。湖岸には周遊道路が走っており、鉄道の線路は高台から湖を見下ろしています。

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湖岸には緑の野原が広がっています。

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ブリエンツ湖は靄がかかり、暗く沈んでいます。

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オーベルリート・アム・ブリエンツァーゼーOberried am Brienzersee駅に到着です。次の駅はもうインターラーケン・オスト駅になります。

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湖の対岸には岩山が見えています。

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急に湖の靄が晴れてきて、美しい湖面が見えてきます。

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ブリエンツ湖の西端が見えてきます。もうすぐインターラーケン・オスト駅です。

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やがて、インターラーケン・オスト駅の構内に入っていきます。

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降車口の前で停車を待ちます。乗り換え時間が短かいので急ぐ必要があります。車掌さんも待機中です。

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インターラーケン・オスト駅に到着です。2時間弱もかかる長い鉄道旅が終わりました。でもすぐに次のベルナーオーバーラント鉄道Berner Oberland Bahn(略してBOB鉄道)に乗り換えです。既に入線していた電車には多くの乗客が群がっています。こんなこともあろうかと、ファーストクラスのチケットを買っておいたのが功を奏し、楽々、シートを確保できます。ゆっくりと座った席からは駅の周りの豊かな緑が見えます。

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観光列車らしく、席の横にはインターラーケン・オストからユングフラウヨッホJungfraujochまでの綺麗な沿線マップが表示されています。これからのルートが分かりやすくイラストされています。

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駅のホーム上では鉄道スタッフのかたが運搬車で作業中です。

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定刻に電車はラウターブルンネンLauterbrunnenに向けて発車します。わずか10分での乗り換えでしたが無事に完了です。

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しばらくすると周りには美しい緑が広がります。何とか雨も上がったようです。草原では牛が草を食べています。いかにもアルプスの風景です。

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ここからのユングフラウヨッホまでのルートを地図で確認しておきましょう。なお、この地図は上側が南になっています。

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いよいよアルプス登山鉄道の旅が始まります。



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アルプス:BOB鉄道・・・インターラーケン・オスト~ツヴァイリューチネン

2017年7月24日土曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/7回目

アルプスに向かって、インターラーケン・オスト駅Interlaken Ostから登山鉄道の旅をしているところです。

ベルナーオーバーラント鉄道Berner Oberland Bahn(略してBOB鉄道)に乗って、乗り換え駅のラウターブルンネンLauterbrunnenに向かっています。周囲には美しい緑の草原が広がっています。お天気も落ち着いてきて、至って、長閑です。

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なだらかな草原の中をBOB鉄道の電車は緩やかな弧を描きながら走っていきます。

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ほんの5分ほどで最初の停車駅、ヴィルダースヴィル Wilderswilに到着します。

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小さな集落があるだけの村です。ただし、観光の拠点にもなっており、多くのホテルがあります。

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このヴィルダースヴィルからシーニゲプラッテSchynige Platteの展望台を結ぶラック式登山鉄道のシーニゲプラッテ鉄道Schynige Platte-Bahnも出ています。また、シーニゲプラッテ駅付近には、約600種類の高山植物が栽培されているスイス有数のアルプス高山植物園Alpengartenがあります。

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グリンデルワルト Grindelwaldからロープウェイで登るフィルストFirst展望台の看板も立っています。観光客向けの宣伝活動ですね。お天気がよければ、明日にでも登ってみましょう。

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こちらはシーニゲプラッテ展望台の宣伝の看板です。こちらは今回は行く予定はありません。悪しからず。

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山小屋の屋根の向こうに白い雪の山が聳え立っています。シーニゲプラッテ展望台の先にあるアルプスの峰のようですね。

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これはシーニゲプラッテ鉄道の宣伝の看板です。今年(2017年)は5月27日から10月22日まで登山電車が運行しているようです。

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ヴィルダースヴィルを出ると狭い谷あいの線路を少しずつ登っていきます。

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線路の周囲の少しばかりの草原の向こうは高い山の森になっています。

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だんだんと険しい谷に分け入っていきます。車窓に見えているのはラウターブルンネン方面です。

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それでも線路の反対側には狭い平坦地があり、数軒の家も見えています。

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2番目の停車駅、ツヴァイリューチネン駅Zweilütschinenに到着です。BOB鉄道はここで2つに分岐し、ラウターブルンネン方面とグリンデルワルト方面になります。車窓に見えているのはグリンデルワルト方面です。

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ここまでの登山鉄道のルートを地図で確認しておきましょう。

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このツヴァイリューチネン駅で我々の乗っている電車は2つに分離されます。saraiの乗っている車両はラウターブルンネンに向かいます。



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アルプス:BOB鉄道・・・ツヴァイリューチネン~ラウターブルンネン

2017年7月24日土曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/8回目

アルプスに向かって、インターラーケン・オスト駅Interlaken Ostから登山鉄道の旅をしているところです。

ベルナーオーバーラント鉄道Berner Oberland Bahn(略してBOB鉄道)に乗って、乗り換え駅のラウターブルンネンLauterbrunnenに向かっています。2番目の停車駅、ツヴァイリューチネン駅Zweilütschinenでラウターブルンネンに向かう車両とグリンデルワルトGrindelwaldに向かう車両を切り離しているところです。車窓に見えているのはグリンデルワルト方面です。

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切り離し作業がほぼ完了して、我々の乗った車両はラウターブルンネンに向かいます。

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ツヴァイリューチネンの車両基地の横を通って、駅を出ていきます。

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しばらくすると、アルプスの清流に出会います。ゾウス川Sousです。白濁するほどの勢いの流れです。ずい分、雨が降ったようですね。

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このゾウス川に沿って、電車は進んでいきます。行く手にはアルプスの白銀の峰々が見えてきます。

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清流とアルプスの山々の風景にみんな興奮の様子です。車窓の風景から目が離せません。

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しかし、姿を現し出したアルプスの山はその頂点が雲にすっぽりと包まれていますね。これは残念です。

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じっと睨みつけますが、山から雲が晴れるわけはありません。

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傍らを流れるゾウス川の流れの勢いは凄いです。水平に流れる滝みたいなものです。

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ラウターブルンネンが近づくと、山小屋も見えてきます。その向こうの岩壁は雲というか、霧で煙っています。

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定刻にラウターブルンネンに到着します。ここまで乗ってきたBOB鉄道の電車です。ピカピカの美しい車体です。

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ラウターブルンネンで今度はヴェンゲルンアルプ鉄道Wengernalpbahn(略してWAB鉄道)に乗り換えて、クライネシャイデックKleine Scheideggに向かいます。WAB鉄道はセカンドクラスのみの登山鉄道ですが、ここでも混み合うグリンデルワルトを回避した戦略のせいか、楽にシートを確保できます。ここでは乗り換え時間がたっぷりあるので、いったん、電車を降りて、WAB鉄道のローカル色豊かな登山電車を撮影します。

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saraiはさっさとWAB鉄道の登山電車に乗り込んでシートを確保しましたが、まだまだ、電車に乗り込もうとしている人たちがいます。

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WAB鉄道の電車と同じホームの向かい合わせに先ほどまで乗ってきたBOB鉄道の電車は停まっています。乗り換えが便利ですね。

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ここまでの登山鉄道のルートを地図で確認しておきましょう。

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ベルナーオーバーラントBerner Oberlandの4000m級のアルプスも間近に迫ってきました。ユングフラウヨッホJungfraujochへ登るユングフラウ鉄道Jungfraubahnの始発駅クライネシャイデックへはあと40分ほどです。ここまでは順調ですね。



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アルプス:WAB鉄道・・・ラウターブルンネンを出発

2017年7月24日土曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/9回目

アルプスに向かって、インターラーケン・オスト駅Interlaken Ostから登山鉄道の旅をしているところです。

乗り換え駅のラウターブルンネンLauterbrunnenでBOB鉄道からWAB鉄道の登山電車に乗り換えました。WAB鉄道の登山電車の車窓には同じホームの向かい合わせに先ほどまで乗ってきたBOB鉄道の電車が見えています。

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車内の表示板には、これからのWAB鉄道の停車駅が表示されています。目的のクライネシャイデックKleine Scheideggまで、ヴェンゲンWengenなど4つの駅に停車し、40分ほどの鉄道の旅です。

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これが車内の様子。天井部まで窓が広がったパノラマカーはとっても明るいですね。セカンドクラスですが、なかなかよい雰囲気です。それにまだ、車内は少し空席があります。

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WAB鉄道の線路は急こう配を登る登山鉄道ですから、ラック式になっています。2本のレールの中央に歯型のレール(歯軌条、ラックレール)が見えます。

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ラウターブルンネンの駅の構内にはWAB鉄道の車両基地もありますね。

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電車が出発するとすぐに周りに美しい風景が広がります。想像以上の美しさです。

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イケメンの車掌さんもすぐにまわってきて、検札です。ルツェルンからクライネシャイデックまで通しの往復チケットを慌てて取り出します。

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山は・・・雲で煙って、あまり、見えませんね。

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緑の草原には山羊が草を食み、山の斜面には可愛い家々が建ち並びます。美しい風景です。

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山の天気は相変わらず悪いですね。うーん・・・

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それでも麓の草原は思いっ切り、美しいです。

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車内の乗車客はみんな窓外の絶景に視線がくぎ付けです。

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あれっ、麓の草原にまで雲が降りてきつつあります。いやですね。

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やがて、電車は森の中に入り、急な坂をノロノロと登っていきます。

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山の斜面を細い水の流れが滝として落ちてきます。

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まだ、WAB鉄道の登山電車は走り出したばかりです。クライネシャイデックまでの車窓は楽しめそうです。



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アルプス:WAB鉄道・・・ヴェンゲンに到着

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/10回目

アルプスに向かって、インターラーケン・オスト駅Interlaken Ostから登山鉄道の旅をしているところです。

ラウターブルンネンLauterbrunnenからWAB鉄道の登山電車でクライネシャイデックKleine Scheideggに向かっています。お天気は悪いですが、緑の山々の姿は見えています。

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かなり高い山の上の草原まで登ってきました。

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気持ちのよい草原の中を登山電車は走っていきます。

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雪山が迫ってくると、乗客全員立ち上がって、カメラを向けます。真夏のこんな雪山を間近に見たのは人生で初めてです。これぞアルプスです!

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おおっ、谷間は霧で覆い尽されています。いやいや、霧といういうよりも雲ですよね。

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雄大なアルプスの風景にみなさん、夢中です。

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雲で埋もれた谷間の手前には美しい草原が広がっています。

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草原の彼方には氷河のようなものを抱えた雄々しい山が聳えています。

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美しい草原を見下ろしながら登山電車はゆっくりと登っていきます。

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素晴らしい景色にじっと見入るのみです。

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やがて、途中駅の構内で電車は速度を落とします。

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駅に停車しようとします。

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駅からの美しい眺めです。

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ヴェンゲンWengen駅のホームに滑り込んでいきます。

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ヴェンゲン駅に到着。多くの観光客がホームで待っています。

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クライネシャイデックまでは、あと30分です。



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アルプス:WAB鉄道・・・ヴェンゲン~アルメント

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/11回目

アルプスに向かって、インターラーケン・オスト駅Interlaken Ostから登山鉄道の旅をしているところです。

ラウターブルンネンLauterbrunnenからWAB鉄道の登山電車でクライネシャイデックKleine Scheideggに向かっています。2番目の停車駅、ヴェンゲンWengen駅に着いたところです。駅前には観光客向けの大きなホテルの建物が並びます。

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駅前を観光客が歩いていますが、傘をさしていませんね。路面は濡れていますが、雨は上がったようです。

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このヴェンゲンからは今日宿泊するメンリッヒェンMännlichenの山の上までロープウェイが登っています。しかし、まだ今は朝です。これからユングフラウヨッホJungfraujochへ登った後、反対側のグリンデルワルトGrindelwaldからのロープウェイで夕刻にメンリッヒェンの山に登るつもりです。WAB鉄道の登山電車はヴェンゲンを出発します。また、雪山を車窓に見ながらの鉄道の旅が続きます。

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ヴェンゲンの線路沿いの道を大きな荷物を押した観光客が歩いていきます。ヴェンゲン駅に向かっているようです。

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ヴェンゲンの町を見下ろしながら、登山電車はゆっくりと走っていきます。

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遠くの雪山が雲間に見えています。

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アルプスの美しい風景が続きます。

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ヴェンゲンから乗り込んできた日本人旅行者の男性と相席になり、いろいろな情報を教えてもらいます。驚いたことにほんの15分前までは、この辺りは土砂降りだったそうです。今も曇り空ですが、雨は降っていません。これは運がいいですね。また、クライネシャイデックで乗り換えるユングフラウ鉄道もそんなに混んでいないとのことです。

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おや、車窓に放牧中の牛が見えます。アルプスらしい風景です。

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これがアルプスの牛さんです。

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線路際にも牛たちが群れています。

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美しい高原の風景です。

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草原の先に通り過ぎたヴェンゲンの町が見えています。

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やがて、次の停車駅、アルメントAllmendに着きます。

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ここまでの登山鉄道のルートを地図で確認しておきましょう。

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クライネシャイデックまでは20分ほどです。登山電車は順調に走っています。どうやら、予定よりも早い時間のユングフラウ鉄道の登山電車に乗ることができそうです。



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アルプス:WAB鉄道・・・アルメント~ヴェンゲルンアルプ

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/12回目

アルプスに向かって、インターラーケン・オスト駅Interlaken Ostから登山鉄道の旅をしているところです。

ラウターブルンネンLauterbrunnenからWAB鉄道の登山電車でクライネシャイデックKleine Scheideggに向かっています。3番目の停車駅、アルメントAllmend駅に停車中です。車内は賑わっています。

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この高原の駅からはヴェンゲンWengen、そして、インターラーケンInterlakenのほうが見渡せます。素晴らしい景色です。

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アルメントの向かい側にはアルプスの峰々が続いています。

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アルメントを出発したWAB鉄道の登山電車は森の中を抜けていきます。

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やがて、行く手に高くそびえる峰が見えてきます。頂は雲に隠れていますが、あれはユングフラウJungfrauに連なる峰々でしょう。

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再び、車掌さんが検札にまわってきます。これが最後の検札でしょう。

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高く聳える岩山の麓に出ます。邪魔な雲さえなければユングフラウが見えるのにね。

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この岩山の裾に沿って、登山電車はクライネシャイデックのほうに向かって走ります。

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ヴェンゲルンアルプWengernalp駅に到着です。

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駅前にはヴェンゲンからクライネシャイデックに続くハイキング道があります。アルプスの中にはこのようなハイキングコースがよく整備されているようです。

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ヴェンゲルンアルプ駅からは正面にユングフラウが雲に包まれた姿で見えています。

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駅前の草原には小さなアルプスの花々が咲き誇っています。

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正面のユングフラウの左は厚い雲で覆われています。メンヒMönchやアイガーEigerの名峰がある筈なんですけどね。ユングフラウとメンヒの間にあるユングフラウヨッホJungfraujochも微妙に雲がかかっているようです。何とかならないかなあ・・・。

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ユングフラウの岩山の下方にある岩肌の割れ目には細い滝が流れ落ちています。

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ここまでの登山鉄道のルートを地図で確認しておきましょう。

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このヴェンゲルンアルプ駅を出ると、次はいよいよ、ユングフラウ鉄道Jungfraubahnの始発駅クライネシャイデックです。



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アルプス:WAB鉄道・・・クライネシャイデックに到着

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/13回目

アルプスに向かって、インターラーケン・オスト駅Interlaken Ostから登山鉄道の旅をしているところです。

ラウターブルンネンLauterbrunnenからWAB鉄道の登山電車でクライネシャイデックKleine Scheideggに向かっています。4番目の停車駅、ヴェンゲルンアルプWengernalp駅を出たところです。目の前にはユングフラウJungfrauが聳えており、岩山の中腹には真夏だというのに雪が積もっています。

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垂直に切り立った岩壁が存在感を示しています。

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その大きな岩壁の手前には対照的になだらかな草原が広がっています。どちらもアルプスを代表する風景です。

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草原には山小屋風の建物が見えます。牧畜用の小屋でしょうか。

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すると、やはり、近くに牛の群れがいます。アルプスには牛が似合います。

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おおっ、凄い数の牛の群れです。

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岩壁の上には雪、下には緑の草原です。これがアルプスの風景です。

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やがて、草原の中に登山鉄道の線路が見えてきます。あれはユングフラウ鉄道Jungfraubahnでしょう。

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saraiを始め、登山電車の乗客たちは近づいてきたユングフラウ鉄道に視線が釘付けになります。

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すると、草原の中をユングフラウ鉄道の登山電車の赤い車両が走るのが見えます。

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別の車両も見えます。クライネシャイデックも近いようです。

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ユングフラウ鉄道の車両とともにクライネシャイデックの駅に入っていきます。

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クライネシャイデックの駅のホームに到着です。

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WAB鉄道の登山電車を降りて、ユングフラウ鉄道のホームに向かいます。

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WAB鉄道の登山電車は時刻表通りに順調に走ったので、予定よりも30分早いユングフラウ鉄道の登山電車に乗ることにします。折角買った指定券が無駄になりますが、時間の方が大事です。ネットで購入済のチケットを取り出して、乗車口に急ぎます。

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さあ、いよいよ楽しみにしていたユングフラウヨッホJungfraujochに向かいます。ユングフラウヨッホはトップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるヨーロッパの鉄道駅の中で最高地点にある駅です。その標高は3454mと軽く3000mを超えています。ただ、今日の状況では良い天気ではなさそうです。



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アルプス:ユングフラウ鉄道・・・クライネシャイデックを出発

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/14回目

アルプスに向かって、インターラーケン・オスト駅Interlaken Ostから登山鉄道の旅をしているところです。

BOB鉄道とWAB鉄道の登山電車を乗り継いでクライネシャイデックKleine Scheideggに着きました。いよいよ最後のユングフラウ鉄道Jungfraubahnの登山鉄道に乗って、トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるヨーロッパの鉄道駅の中で最高地点にある駅、ユングフラウヨッホJungfraujochに向かいます。クライネシャイデック駅のユングフラウ鉄道の乗車口に立ちます。

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もうすぐ、ユングフラウ鉄道の乗車が始まります。

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これがユングフラウ鉄道の登山電車です。アルプスの高いところに登っていくという精悍な感じがありますね。

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これが乗車口です。チケットのQRコードをかざして通り抜けました。ホームの向かいにはWAB鉄道の電車が見えています。

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これがネットで購入しておいた往復チケットです。

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ちなみに指定席チケットも買ってありましたが、念のため、ひとつ後の電車にしておいたので無駄にはなりました。一人当たり5スイスフランの損失です。これがその10時発の電車の指定席チケットです。しかし、シート番号はありません。不思議ですね。この謎は帰りの電車で指定席チケットを使ったときに明らかになります。

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指定席チケットは使えませんが、さっと空いた席を確保できます。4人掛けのボックス席です。ラッキー! 無事、予定よりも30分早い電車に乗車できました。乗車した車両は最後尾の車両です。窓からは車庫の建物がすぐそこに見えています。

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車窓からは上部が雲に包まれているアイガー北壁が見えています。一番左に見えているのがアイガー北壁です。

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座席を確保しているので、ちょっと電車を降りて、電車の様子を取材します。既にホームには人はいません。みなさん、乗車済ですね。

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この観光シーズンにガラーンとしたホームというのも不思議な感じです。もっとも電車の中は賑わっています。超満員ではありません。比較的、早い時間だからでしょう。

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車内に戻ります。車窓からはかなり雲に覆われてはいますがアイガーEigerがかろうじて見えています。絶景です。

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アイガーの右側にある筈のメンヒMönchは雲に包まれていますね。その右側のユングフラウJungfrauも同様に雲に包まれています。ユングフラウヨッホにこれから行くのに、アレアレです・・・。

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しばらくすると、雪に覆われたメンヒがうっすらと見えてきます。

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さて、定刻の9時30分になり、ユングフラウ鉄道の登山電車はゆっくりと山の麓の草原の中を進み始めます。電車の先にはアイガーグレッチャーEigergletscherの氷河が見えています。

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ここまでの登山鉄道のルートを地図で確認しておきましょう。

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登山電車は一路、ユングフラウヨッホに向かいます。これからがアルプス観光の本番です。



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アルプス:ユングフラウ鉄道・・・草原の中を進む

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/15回目

トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるヨーロッパの鉄道駅の中で最高地点にある駅、ユングフラウヨッホJungfraujochに向かって、クライネシャイデックKleine Scheideggからユングフラウ鉄道Jungfraubahnの登山電車に乗っています。クライネシャイデックを出ると、まずはアルプスの峰々の麓の草原の中を走っていきます。線路沿いにはハイキング道が続いています。草原の先には雪と岩の風景が眺められます。

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ユングフラウ鉄道の登山電車は草原の中を蛇行しながらアルプスの岩塊に向かっていきます。アイガーグレッチャーEigergletscherの氷河が凄いですね。

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線路の周りには美しい草原が広がっています。クライネシャイデック駅も見えています。

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草原の先には切り立った岩山が連なっています。

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草原の向こうに登山電車が走っているのが見えます。あれはWAB鉄道の電車ですね。

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草原に目を凝らすと、小さな花々が一面に咲き誇っています。

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美しい草原の中を登山電車はゆっくりと登っていきます。

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行く手の草原の中に半オープン型(半地下型)のトンネルが見えてきます。アルプスやチロルに特有の形式のトンネルですね。

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線路が曲がりくねりながらトンネルにつながっているようです。

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登山電車がその蛇行する線路に入っていきます。

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目の前にトンネルの全景が現れます。

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登山電車が大きな弧を描きながら、トンネルに向かっていきます。

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トンネルが間近に迫ります。

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トンネルに入っていきます。

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先頭車両はトンネルに入り、最後尾の我々の車両ももうすぐトンネルに入ります。

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草原の中を斜めに走りながら、徐々に高度を上げていき、岩山に向かっていきます。



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アルプス:ユングフラウ鉄道・・・アイガーグレッチャー駅に途中停車

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/16回目

トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるヨーロッパの鉄道駅の中で最高地点にある駅、ユングフラウヨッホJungfraujochに向かって、クライネシャイデックKleine Scheideggからユングフラウ鉄道Jungfraubahnの登山電車に乗っています。クライネシャイデックを出て、草原の中の半オープン型(半地下型)のトンネルを走っています。片側は完全オープンなので、美しい草原の景色は眺められます。綺麗な花々がトンネル沿いに咲いています。

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草原の彼方には荒涼としたアルプスの岩山風景が続いています。

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トンネルの端っこあたりから眺めた草原の風景です。谷の向かい側の草原の丘の中腹あたりにはWAB鉄道の線路があります。

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右手にアイガーグレッチャーEigergletscherの氷河が迫ってきます。

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アイガーグレッチャーの手前の岩場に沿って、ユングフラウ鉄道の登山電車はゆっくりと進んでいきます。

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岩場と線路の間の狭いスペースの草原には高山植物の花が咲いています。

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真夏のこの季節には一時期に花々が一斉に咲き出すようですね。

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線路脇の花々の向こうには草原の家が見えます。牧畜を営む人の作業小屋でしょうか。この夏のひと時に牛や羊に草を食ませるのでしょう。

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のどかな牧草地帯と雪と岩の険しい風景が好対照です。

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雪と岩山の風景の上は雲で見えなくなっています。岩山の頂はユングフラウJungfrau3山の中央の峰、メンヒMönchあたりでしょうか。

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牧畜の作業小屋は岩場の縁近くに建っています。ぎりぎりの環境でアルプスの牧畜が営まれていることが実感できます。

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ユングフラウ鉄道の最初の停車駅、アイガーグレッチャーEigergletscherに着きます。駅名は氷河の名前と同じです。

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駅のホームからは目の前にアイガーグレッチャーの氷河が望めます。

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メンヒだけでなく、ユングフラウも雲に包まれて全くその姿を見ることができません。

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ここまで次々と目の前に迫りくる山々の絶景に歓声を上げながら、写真を撮りまくります。ヴェンゲンWengenから乗り込んできた日本人旅行者の男性は、今日はこの辺りをトレッキングするということでこのアイガーグレッチャー駅で降りていきます。彼の泊まっているヴェンゲンの宿の女将は今日は天気は持つと言ったとのことです。嬉しいですね。

ここまでの登山鉄道のルートを地図で確認しておきましょう。

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いよいよ、この後、登山電車はアルプスの岩塊の中をくりぬいたトンネルの中を鉄道駅の中で最高地点にある駅、ユングフラウヨッホに登っていきます。アルプス登山も最終段階です。



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アルプス:ユングフラウ鉄道・・・ユングフラウヨッホに到着

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/17回目

トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるヨーロッパの鉄道駅の中で最高地点にある駅、ユングフラウヨッホJungfraujochに向かって、クライネシャイデックKleine Scheideggからユングフラウ鉄道Jungfraubahnの登山電車に乗っています。現在、ユングフラウ鉄道の最初の停車駅、アイガーグレッチャーEigergletscherに停まっています。眼前には岩壁とアイガーグレッチャーの氷河が見えています。大迫力です。

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駅の前にある草原では牛が放牧されています。まさか観光用のデモンストレーションではないでしょうね。

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駅前にはトレッキングコースが見えます。ユングフラウヨッホからの帰りにはこの駅で降りて、クライネシャイデックまでトレッキングする予定です。

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それにしても長閑なアルプスの放牧風景です。

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登山電車はアイガーグレッチャー駅を出て、アルプスの大岩塊に迫っていきます。

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やがて、アイガーからメンヒの下を抜けるユングフラウ鉄道トンネルに入ります。ここから先はずっと地下トンネルを通ってユングフラウヨッホを目指します。岩盤をくりぬいたトンネルの中を登山電車は進みます。ビューポイントで5分間の停車があります。アイガーヴァント駅Eigerwandです。脱兎のごとく、岩壁をくりぬいた展望窓に走ります。

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しかし、展望窓から見えるのは雲と霧だけです。天候だけが心配でしたが、その心配の通りになったようです。

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すごすごと展望窓から撤退するしかありません。

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saraiはもうとっくに状況をわきまえて、電車の中に戻っています。

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登山電車はこの地下駅にもう少し停車します。写真では分かりづらいですが、ホームはかなり傾斜しています。登山電車はトンネルの中をかなりの角度で登っていくんです。

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アイガーヴァント駅を出ると、停まる筈のもうひとつの途中駅のアイスメーア駅Eismeerには停まりません。展望が悪いからでしょうか。そのまま、最終目的地のユングフラウヨッホに到着です。さあ、張り切って降りましょう。

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乗客のみなさんも続々と降りてきます。

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登山電車には荷物車両もつながれていました。

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鉄道のホームから地下通路に進んでいきます。

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ユングフラウヨッホまでの登山電車のルートを地図で確認しておきましょう。

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さて、まずは楽しみにしていたスフィンクス展望台に向かいましょう。



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アルプス:ユングフラウヨッホは霧の中、五里霧中とはこのことか!!

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/18回目

トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるヨーロッパの鉄道駅の中で最高地点にある駅、ユングフラウヨッホJungfraujochに向かって、クライネシャイデックKleine Scheideggからユングフラウ鉄道Jungfraubahnの登山電車に乗っていました。遂にそのユングフラウヨッホに到着しました。
鉄道ホームから地下通路を歩いています。外部を眺める窓があります。相変わらず、霧と雲でほとんど景色は望めません。

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地下通路をスフィンクス展望台に向かって歩いていきます。何故かみな無言で歩いていきます。期待と不安がないまぜになっているんでしょう。saraiとて、思いは同じです。

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アルプスの岩塊の地下に穿かれた長いトンネル通路です。

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通路の壁にアルプスの山の風景が描かれた壁画は続いています。これは360度の3Dシアタールーム「ユングフラウ・パノラマ」です。

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3Dシアタールームにはアルプスの山の色んな様子が描かれています。

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これは雲海の風景でしょうか。

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さて、いよいよ高速エレベーターに乗って、ヨーロッパ最高地点にあるスフィンクス展望台を目指します。

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1996年に完成したガラス張りのスフィンクス展望台Sphinx Terraceには高速エレベーターでたったの25秒で到達します。駅標高よりさらに108メートル高地にあるこの展望台は何と標高3571メートルです。富士山よりも少し低いくらいですが、何と言っても、まったく体力を使うことなく、登山電車とエレベーターを乗り継ぐだけの気楽さで訪れることができます。

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しかし、ご自慢の大きなガラス窓からの眺めですが、霧と雲に阻まれて何にも見えません。本当はユングフラウ、メンヒが間近に望まれる筈ですが、霧と雲に隠れて見えず、残念。

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風速と気温の気象情報が表示されていますが、曇っていてはこれらの情報は何も役に立ちません。

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こちらの壁からはすぐ近くの雪と氷の壁が見えます。何も見えないよりもましかかな・・・。

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こちらには展望景色の説明表示板があります。本来ならば、アレッチ氷河Grosser Aletschgletscherが見えるようですが、何か虚しいね。

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展望台から周りを見渡そうとしている人たちも何を見ればよいか、戸惑っているようです。それはsaraiとて同じです。

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崖の先に張り出した展望台の凄さは分かりますが、それも何か虚しい・・・。

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展望台の下に見えるユングフラウヨッホのごとごつした岩肌のみが何とか見えています。

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今は展望台の外に出て、自然の猛威を感じています。強風と寒さがアルプスに来ていることを実感させてくれています。絶景だけがアルプスではないと配偶者と二人、強がっています。それにしても変わりやすい山の天気・・・もう少し粘れば好転するかな?



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アルプス:ユングフラウヨッホのスフィンクス展望台から地下世界へ

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/19回目

トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるヨーロッパの鉄道駅の中で最高地点にある駅、ユングフラウヨッホJungfraujochに到着。その一番高いところにあるスフィンクス展望台Sphinx Terraceで周りの雲と霧に包まれた茫洋とした大気の中にいます。強風と寒気にさらされて、アルプスの自然の厳しさに茫然とするのみです。配偶者は寒さに震えあがっています。

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こちらには展望景色の説明表示板があります。北東方向には、晴れていれば、本来ならば、ヴェンゲンWengen、ラウターブルンネンLauterbrunnenの向こうにトゥーン湖Thunerseeが見える筈ですが、そもそも説明表示板自体が雪に埋もれて、よく見えません。

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展望台のバルコニーは崖の先に張り出しています。足元のグリッドメタルの下を見ると、雪山の崖がずっと下のほうに続いています。恐ろしや!

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霧の向こうにうっすらと岩山が見えています。視界は極めて限られています。

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スフィンクス展望台の露天の屋上のバルコニーでは大勢の人たちが寒さに凍えながら、記念のひと時を過ごしています。

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遂に寒さと強風に耐えかねて、スフィンクス展望台の内部に入ります。ここには安全で平和な人工的な居心地のよさがあります。

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これ以上、視界ゼロの展望台にいても仕方がないので、アレッチ氷河Grosser Aletschgletscherの地下にあるアイスパレスなどの天候に左右されない施設で楽しむことにします。こういう天候不良に備えて、優しいスイス人が慰めのような施設を作ってくれています。地下の洞窟の壁には雪の結晶をイメージした光が投影されています。

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幻想的な雰囲気です。

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ユングフラウヨッホをイメージしたジオラマです。

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何やら風景が壁に描かれた地下トンネルにさしかかります。

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登山家がアレッチ氷河を眺めている風景です。実際の風景は見られませんでしたが、こんな雰囲気なのね。トホッ。

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これが次の風景。ファンタスティックです。

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これが次の風景。メンヒとユングフラウでしょうか。

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次の風景は山の頂からアルプスの風景を見渡しているものです。

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次は実写の写真が2枚。左はユングフラウトンネルの掘削している様子でしょうか。

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地下トンネルを歩きながら、氷の宮殿:アイスパレスに向かっていきます。



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アルプス:ユングフラウヨッホのアイスパレスからプラトーへ

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/20回目

トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるヨーロッパの鉄道駅の中で最高地点にある駅、ユングフラウヨッホJungfraujochでその地下施設内を巡っているところです。アイスパレスEispalastに向かう地下トンネルを進みます。

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ようやく、アイスパレスの入り口に着きます。アイスパレスはアレッチ氷河Grosser Aletschgletscherの地下の氷をくり抜いたトンネルです。自然の氷河の下を歩くのは初体験です。

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つるつるの氷のトンネルの中をこわごわと歩きます。

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みなさんも自然に歩みがのろくなります。何か不思議な感じです。

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トンネルが広くなっている場所もあります。氷河の中でこんなに大きな穴を開けても危険はないんでしょうか。氷河は少しずつ移動するはずですが、トンネルが崩壊することはないんでしょうか。

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まるで鍾乳洞のようになっているところもあります。氷柱が成長しているんでしょうか。

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氷の板にトップ・オブ・ヨーロッパという標語が刻んであります。

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広い氷のトンネルが続きます。床面がピカピカです。これは氷ではなさそうな感じです。氷だったら絶対に滑りますものね。でも氷なのかなあ?

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氷の彫刻があります。動物たちですね。

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これは白クマ? アルプスにはいませんよね。だとすると単なる熊でしょうか。

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ペンギンもいます。アルプスとは関係なく、氷に関係する動物たちですね。

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氷の動物彫刻ギャラリーが終わります。

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氷の大きなブロックのなかに植物が埋め込まれています。薔薇の花でしょうか。アルプスだからアルペン・ローズ?

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アイスパレスを抜けると、プラトー・テラスPlateau Terraceがガラス越しに見えます。

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屋外に出ます。プラトーは自然の雪原です。真夏ですが、真冬のようなアルプスの雪原です。標高3454mのアルプスの高山の雪を自分の足で踏みしめるという稀有な体験に嬉しくなってしまいます。

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雪には不慣れなsaraiですが、しばらく、この貴重な体験を楽しみましょう。



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アルプス:ユングフラウヨッホのプラトーで雪原歩きに挑戦

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/21回目

トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるヨーロッパの鉄道駅の中で最高地点にある駅、ユングフラウヨッホJungfraujochでその施設内を巡っているところです。プラトー・テラスPlateau Terraceでアルプスの高所の雪原に足を踏み入れました。このプラトーはヨーロッパの分水嶺になっています。ここに降った雪は溶けると北斜面からは北海へ、南斜面からは地中海に流れ落ちていきます。雪原は霧で煙っています。

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まだ、出てきたトーチカのような頑強な建物のすぐ近くにいます。雪原の中に踏み出していく自信がありません。

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思い切ってロープ沿いに少し雪原を歩いてみます。建物の出入り口からは少し離れました。

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少しずつ雪原を歩いていきます。

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プラトーの雪原を恐る恐る歩きながら、ようやく雪原の端まで歩いてきました。ここからはユングフラウやメンヒが見える筈ですが霧で何も見えません。

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出入り口のほうを見ると、そのさきに岩峰が見えます。この岩峰の頂上にスフィンクス展望台Sphinx Terraceがある筈ですが、霧で隠れています。

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出入り口の右下にはアレッチ氷河Grosser Aletschgletscherがある筈ですが、これもまったく見えませんね。

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プラトーの雪原を端まで歩けたので、それでよしとしましょう。雪原を歩くだけでも滑りそうで怖かったんです。saraiは九州の南国育ちですからね。
また、安全で心地よい屋内に避難します。

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最後に安全な屋内の窓からプラトーを眺めます。アルプスの厳しい自然の様子が広がっています。

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ユングフラウヨッホの広大な施設の案内図があります。現在、アイスパレス、プラトーの近くにいます。

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ユングフラウヨッホでやるべきことはもう何もないので、ランチでもいただくことにしましょう。レストランエリアはすぐ近くです。
セルフサービスのレストランでランチをいただくことにします。限られたメニューですが、贅沢は言えません。

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アルプスの高山にしてはまあまあの食事です。

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カレーライスなんてものもあります。ただ、ずいぶん、高額な食事になりました。有り得ないような高額とも言えますが、ユングフラウヨッホの記念と思えば、納得もできます。

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料金的に超豪華なランチをいただきました。まだ、予約したユングフラウ鉄道の登山電車にはたっぷり時間があるので、ぶらぶらとお土産屋をのぞき、孫たちに、野球帽を買い求めます。ヨーロッパ最高峰のユングフラウヨッホの銘が入っています。
さて、帰りの電車の時間が近づきます。今度は指定席チケットを買ってある電車に乗車します。これが指定席チケットです。12時43分発です。

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指定席と言っても座席番号が指定されていません。どういう仕組みなのかが分かりません。とにかくユングフラウ鉄道のホームに行ってみます。すると、乗車口が指定席とそれ以外で分かれています。saraiは指定席乗車口の先頭に立ちます。発車時間の15分ほど前です。

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どうやら、1列車限定48枚の指定席チケットを持った乗客は電車に先に乗車して、好きに座席が選べるようです。指定席チケットというよりも優先乗車チケットのようです。始発駅に限定したサービスなんですね。この指定席チケットは一人5スイスフランですが、上りと下りの両方の電車の指定席チケットをセットで購入することが義務付けられています。saraiは上りでは使わなかったので、結局は下りの指定席チケットを10スイスフランで買ったのと同じことになりました。乗車口が開くのを待ちます。



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アルプス:ユングフラウヨッホからグリンデルワルトへ

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/22回目

トップ・オブ・ヨーロッパと呼ばれるヨーロッパの鉄道駅の中で最高地点にある駅、ユングフラウヨッホJungfraujochでの滞在を終え、ユングフラウ鉄道Jungfraubahnの登山電車に乗り込もうとしています。駅のホームからは先ほどまでのユングフラウヨッホ施設内の喧騒が遠くに見えています。

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指定席チケットを持っているので、指定席乗車口の先頭で待っています。まだ乗車時間まで少しあるせいか、ほかには誰もこの指定席乗車口にはいません。

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指定席チケットなしの乗車口には大勢の人が並んでいます。

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時間になり、指定席乗車口から優先乗車し、好きな座席を確保します。電車はクライネシャイデックKleine Scheideggに向かって発車します。途中の停車駅、アイガーグレッチャーEigergletscherで下車して、そこからハイキングする予定です。乗車後、車掌さんが検札に周ってきて、何故か、記念にチョコレートを1枚ずつ配ってくれます。ダンケ・シェーン。

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ほかの乗客もむしゃむしゃとチョコレートを食べています。我々もいただきましょう。

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やがて、下車予定のアイガーグレッチャー駅に着きますが、ひどく雨が降っています。とてもハイキングできる状態ではありません。それに霧で眺望も悪いです。残念ながら、ハイキングは断念して、このまま電車に乗って、クライネシャイデックまで行きます。

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強く雨が降る中、クライネシャイデックが近づいてきます。

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雨粒の付いた車窓からはクライネシャイデックもはっきりと見えないくらいです。朝来たときには雨がすっかり上がっていたのにね。

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クライネシャイデックに到着。早速、ヴェンゲルンアルプ鉄道Wengernalpbahn(略してWAB鉄道)に乗り換えましょう。

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グリンデルワルトGrindelwald行きのWAB鉄道の登山電車に乗り込みました。グリンデルワルトまで行って、街散策でもしようかなと思いますが、こんな天気のままでは仕方がありませんね。ホームには傘の花が咲いています。

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WAB鉄道の電車が発車。雨ですが、車窓から見える緑の斜面には綺麗な花々が咲いています。

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美しい緑の斜面に沿って、電車はゆっくりと走り出します。

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空を見上げると、雲間に少しだけ青空も見えています。何とかお天気が回復することを祈る気分です。

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車窓にはまだ雨粒が付いていますが、周辺の緑の野原はとても綺麗です。

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緑の草原の中をグリンデルワルトに向かって走っていきます。丘の上のほうは霧で煙っていますね。天気が大いに心配です。

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グリンデルワルトまではあと30分ほどです。



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アルプス:クライネシャイデック~グリンデルワルト・グルント

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/23回目

ユングフラウヨッホJungfraujochから下りてきましたが、悪天候のため、ハイキングを断念し、クライネシャイデックKleine Scheidegg経由でWAB鉄道の登山電車に乗って、グリンデルワルトGrindelwaldに向かっているところです。すぐに車掌さんが検札にまわってきます。ルツェルンからクライネシャイデックまでの往復チケットを提示すると、それでOK。既にクライネシャイデックからの復路区間に入っています。

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美しい緑の草原の中を電車は走っていきます。

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草原には小さな花々が咲いていて綺麗です。

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やがて、最初の停車駅、アルピグレンAlpiglenに到着。

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アルピグレンを出ると、また、花々が咲き乱れる草原が広がります。

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色んな花が咲いています。

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次の停車駅のブランデックBrandeggを過ぎると、サイクリングをしている人たちが見えます。ハイキングコースがあるようです。

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線路の傍らにはスイス風の山小屋があります。

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美しい草原の向こうには霧に煙る林が見えます。素晴らしい景色なのですが、天気が悪いのが困ります。

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やがて、行く手の下ったところに大きな村が見えてきます。グリンデルワルトのようです。

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しかし、ますます、雨足が強くなってきます。こんな天気でグリンデルワルトを散策しても面白くありません。直接、今夜のホテルに向かうことにします。今夜のホテルはメンリッヒェンMännlichenの山の上の山荘です。グリンデルワルトの一つ手前の駅、グリンデルワルト・グルントGrindelwald Grundから、ロープウェイで登った先にあります。まだ、2時過ぎで早いのですが、ロープウェイの最終時刻は5時なので、乗り遅れる心配をするのも嫌ですから、天気も悪いので、早く行って休みましょう。今日は朝早い行動だったので、ゆっくりするのもいいでしょう。グルント駅に着き、電車を降りました。駅前の道路は雨で濡れています。はて、ロープウェイ乗り場はどこでしょう。ここで方向を見定めます。

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川にかかる橋の手前に道標を見つけます。ゴンドラの絵とメンリッヒェンMännlichenという文字が書かれています。道路を右のほうに歩くようです。川には白濁した水が轟轟と流れています。グレッチャーシュルフトという氷河からの雪融け水です。

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凄い流れなので、橋の上から眺めてみましょう。こちらは上流です。

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こちらは下流。凄まじい勢いで流れています。

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しばらく橋の上で川の流れを見ていましたが、そろそろロープウェイ乗り場に向かいましょう。橋のたもとにロープウェイ乗り場への道標があります。道路の先の大きな建物はグルント駅です。

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ここまでの登山鉄道のルートを地図で確認しておきましょう。

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アルプス:グルントからヨーロッパ最長のロープウェイのゴンドラに乗る

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/24回目

アルプスの高み、ユングフラウヨッホJungfraujochから登山電車で下りてきましたが、悪天候が続き、グリンデルワルトGrindelwaldでの街歩きはあきらめて、手前の駅、グリンデルワルト・グルントGrindelwald GrundでWAB鉄道の電車を降りて、そこからロープウェイで今日宿泊するメンリッヒェンMännlichenの山の上の山荘に向かうことにします。
グルント駅から川沿いをロープウェイ乗り場に向かって歩いていきます。

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やがて、左に折れる道へ誘導する道標あります。ロープウェイ乗り場は結構遠いですね。

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だだっ広い駐車場に出ます。こんなに車が押しかけることがあるんでしょうか。今日は駐車している車はちらほらです。

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駐車場の奥にロープウェイ乗り場があります。メンリッヒェン・ロープウェイMännlichenbahnと大きく書かれています。

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ロープウェイ乗り場に近付きます。山小屋風の建物です。

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ようやくロープウェイ乗り場に到着。風も強いので、ゴンドラの運行の方も心配です。

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チケット売り場もガラーンとしています。こんな天気なので、ロープウェイに乗る人もいないようです。

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とりあえず、窓口でチケットを購入しましょう。特に何も言われずにチケットが買えます。どうやら、ゴンドラは運行しているようです。

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ここのゴンドラ券は大変高額です。30スイスフランもします。しかし、ここで効力を発揮するのはスイス半額カードSwiss Half Fare Cardです。このゴンドラ券も半額の15スイスフランで購入できました。もっとも、このロープウェイはヨーロッパ最長のロープウェイでグルント駅から山頂駅のメンリッヒェンまで標高差1295m、距離にして6.2㎞もあり、延々30分もかかりますから、決して高くはないのかもしれません。これが半額で購入したゴンドラ券です。

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これがロープウェイのパンフレットにあったルートマップです。左端のグルント駅からホーレンシュタインHolensteinを経由して、山頂駅のメンリッヒェンまで行きます。

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さて、ゴンドラ乗り場のほうに向かいます。

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乗り場の入り口です。

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乗り場に入ると、小さなゴンドラが次々とやってきます。

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空いているので、どれでも乗り放題です。姉たちとは分かれて、配偶者と2人で1台のゴンドラを占領することにします。

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このゴンドラに乗り込みます。

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ゴンドラが何とか運行していて、とっても空いていたのはラッキーです。ところがこの後、とんでもない恐怖体験を味わうことになります。



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アルプス:揺れるゴンドラに乗って、メンリッヒェンの山頂に到着

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/25回目

アルプスの高み、ユングフラウヨッホJungfraujochからユングフラウ鉄道Jungfraubahn、WAB鉄道を乗り継いで、グリンデルワルト・グルントGrindelwald Grundで下車。そこからロープウェイで今日宿泊するメンリッヒェンMännlichenの山の上の山荘に向かいます。グルントのロープウェイ乗り場でゴンドラに乗り込んだところです。

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まだ、ゴンドラのドアが閉まらずにホーム内をゴットンゴットンと動いています。

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後続のゴンドラに姉と姪も首尾よく乗り込みました。

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ゴンドラが乗り場の建物から外に出ました。ゴンドラのガラスが雨粒に濡れています。

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大変な風雨の中をゴンドラはゆっくりと進んでいきます。

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パノラマ風景が見える筈ですが、雨のためにとても視界が悪いです。

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緑の草原らしきところを進みます。本来ならば、綺麗な景色なんでしょう。

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グルントの村の家々がおぼろげに見えています。

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ゴンドラに乗って、15分ほどです。行程の半分くらい進みました。風雨はますます激しさを増し、ゴンドラが揺れに揺れます。とりわけ、鉄塔を過ぎる際は鉄塔にぶつかるのではないかと怖い思いをするほど揺れます。まるで遊園地の絶叫マシンです。

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ゴンドラの下には草原が広がり、ハイキング道も見えますが、風景を楽しむ気分ではありません。

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草原で草を食む家畜が見えます。アルプスの牧場ですね。羊か牛か判別も難しい感じです。

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メンリッヒェンに近くなったとき、横に見える看板の中に日本語(快適なドライブを)を見つけて、ほっこりします。

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ようやく、メンリッヒェンの山頂駅に到着。大変な恐怖体験でした。こんなに揺れるゴンドラに乗ったのは人生で初めてです。ゴンドラから降りて、後続のゴンドラを待ちます。

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後続のゴンドラはホームでガクンとスピードが落ちます。

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ゴンドラのドアが開き、姉たちが顔を見せます。

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悪天候で失意のまま、グリンデルワルト・グルントから30分もゴンドラに揺られましたが、とりあえず、全員無事に今日の目的地に到着できて、ほっとします。さあ、山荘ホテルに向かいましょう。



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アルプス:霧に包まれたメンリッヒェンの山荘ホテル

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/26回目

グリンデルワルト・グルントGrindelwald Grundからロープウェイで今日宿泊するメンリッヒェンMännlichenの山頂に到着したところです。メンリッヒェンの山荘ホテル、ベルクハウス・メンリッヒェンBerghaus Männlichenに赴くと、あたり一帯は霧に包まれて、小雨も降っています。見えるはずのユングフラウ、メンヒ、アイガーの3山はおろか、周りの風景すら何も見えません。山の天気はどうしようもありませんね。ホテルのウッドデッキにエーデルワイスの可憐な花が咲いています。アルプスらしくて、いいですね。

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山荘ホテルのチェックインはレストラン内です。山のホテルらしいですね。

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こんな天候の日はレストランも客がほとんどいません。大きな窓ガラスからは霧に煙る景色が見えています。

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早速、今日宿泊する部屋に行きます。三角屋根の下の部屋ですが、ベッドは清潔感にあふれています。

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部屋の窓からの景色も真っ白です。

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三角屋根の下の部屋はトイレのドアも変形ドアです(笑い)。

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こんなに外が天気が悪くては、山荘ホテルの部屋で寛ぐしかありません。4人でおかきを食べながら、ゆったりします。

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ところが神は我を見捨てません。配偶者が急にあっと叫び声を上げます。いつの間にか霧が晴れ始めて、山荘ホテルの周辺の草原が姿を現します。

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だんだん、霧が晴れていき、あたりの風景が見えてきます。

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山荘ホテルの外に出てみましょう。周りの山並みが霧の中から浮かび上がっています。でも、肝心のアルプスの名峰3山は厚い雲に覆われています。

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草原には小さな花々が咲いています。綺麗ですね。

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色んな花が咲いています。

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山の麓の村も見えています。ヴェンゲンWengenでしょうか。

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麓はさらに霧が晴れていきます。遠くに湖も見えてきます。トゥーン湖Thunerseeでしょうか。

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近くの景色はばっちり見えています。三角屋根で高いアンテナの立っている建物はヴェンゲンからのロープウェイの山頂駅ですね。

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しばらく、山荘ホテルの周りを散策しましょう。まだ、夕方の5時頃です。



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アルプス:メンリッヒェンの山荘ホテルからの山の景色の変化

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/27回目

メンリッヒェンMännlichenの山頂にある山荘ホテル、ベルクハウス・メンリッヒェンBerghaus Männlichenに着いたとき、あたり一帯は霧に包まれて、景色は一切見えない状態でした。ユングフラウJungfrau、メンヒMönch、アイガーEigerの3山はもちろん見える筈はありません。しかし、到着後、数時間で急に霧が晴れてきて、まわりの景色が見えてきました。依然として、ユングフラウ3山は望めませんが、とりあえず、山荘ホテルの近辺を散策することにします。
これが山荘ホテル、ベルクハウス・メンリッヒェンの全景です。大きなガラス窓はレストランの窓ですね。メンリッヒェン山頂近くの草原の中に佇む素晴らしいホテルです。

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こちらは先ほど、グリンデルワルト・グルントGrindelwald Grundから登ってきたロープウェイの山頂駅です。登ってきたときには霧で見えませんでした。山頂駅の前には変な木製の巨大な牛があります。

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こちらは山荘ホテルを正面から眺めた全景です。犬を連れた人の木彫像が立っています。アルプスでは何でも木製ですね。

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こちらはメンリッヒェンの山頂でしょうか。まだ霧で全景は見えません。

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こちらはグリンデルワルトGrindelwaldの方向です。グリンデルワルトの先にある山々はまだ霧で煙っています。しかし、光も差してきています。

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これ以上、霧が晴れそうにもないので、いったん、部屋に撤退します。
部屋の窓から、外の様子をときどき観察します。グリンデルワルトの左手の先の方の山の頂が雲の中から頭を出しています。この調子で眺望が開けるといいのですが。

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ズームアップしてみると、アルプスらしい切り立った岩山が見えています。

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岩山の間にはなだらかな緑の斜面が広がっています。美しい景色です。

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さらに左のほうまで見えてきます。美しい高山の緑の草原が広がっています。時々刻々と眺めが変わっていきます。

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ラウターブルンネンLauterbrunnenの方角に目をやると、湖らしきものが見えています。トゥーン湖Thunerseeのようですね。

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山荘ホテルの屋根の先にヴェンゲンWengenの向こう側の山の景色も見えてきます。

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ただ、その左手の方のユングフラウ方向はまだまだ厚い雲に覆われています。

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それからしばらくして、部屋のバルコニーに出て、グリンデルワルト方面を眺めると、結構、山々が見渡せます。

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ふと、名峰3山の方に目をやると、なんとアイガーの岩壁が雲間から姿を現しています。おおーっ、さっきまで霧で真っ白だったのに・・・感動です。

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アイガーの山頂は雲に覆われていますが、ほぼ見えかけていますね。あの邪魔な雲をふーっと吹き飛ばしたい欲求にかられます。

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しばらく、霧が晴れていくことを期待しながら、山の景色を眺めていましょう。



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アルプス:メンリッヒェンからのアイガー、メンヒの眺め?

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/28回目

メンリッヒェンMännlichenの山頂にある山荘ホテル、ベルクハウス・メンリッヒェンBerghaus Männlichenに着いたときの霧に包まれた状況が好転し、次第に霧が晴れてきました。アイガーEigerの岩壁がはっきりと見えてきました。山頂が見えないのは残念ですが、先ほどの絶望的な状況とは大違いです。
何と眼下にグリンデルワルトGrindelwaldもはっきりと見えています。

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アイガーは岸壁のほとんどは見えていますが、山頂だけは雲に隠れています。

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アイガーをずっと眺めています。すると、次第に山頂の雲が動き、期待感が高まります。

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アイガーばかり眺めていても面白くないので、再び、グリンデルワルトを眺めます。相変わらず、綺麗に見渡せています。

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視線をさらに左方に動かすと、グリンデルワルトの北側の山々はすっかり霧が晴れています。

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さっきから10分ほど経ちました。アイガーの状況は少しだけ好転しましたが、どうしても山頂だけは見えません。

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おっ、もう少しで見えそうです。

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アイガーのほうをズームアップします。おーっ、今度はアイガーの右手のほうにメンヒMönchもうっすらと顔を出してきます。

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今度はむしろメンヒのほうが気になってきます。そちらに目が釘付けになります。

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ほー、ほぼ、メンヒの山頂が見えますね。

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一進一退で状況が刻々と変わっていきます。

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アイガーの山頂もほぼ見えています。すっきりと見えないのが残念ではあります。

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雰囲気としては、アイガーとメンヒの山の形がはっきりと分るようにはなってきました。

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メンヒの右側にユングフラウJungfrauもうっすらと見えてきます。

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アイガーとメンヒはすっきりと雲が晴れませんが、ほぼ見えてはいます。

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そろそろ、また、山荘ホテルから外に出撃しましょう。いつ名峰三山が顔を現わしても不思議ではない状況です。



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アルプス:精一杯のアイガー、メンヒ、ユングフラウの眺め

2017年7月24日月曜日@ルツェルン~ユングフラウヨッホ~メンリッヒェン/29回目

メンリッヒェンMännlichenの山頂にある山荘ホテル、ベルクハウス・メンリッヒェンBerghaus Männlichenで次第に霧が晴れてきた風景を眺めているところです。名峰三山のうち、アイガーEigerとメンヒMönchがほとんど見えてきました。山頂だけははっきりと見えませんが、先ほどまでの霧に包まれた状況とは大違いです。再び、山荘ホテルの部屋を出て、屋外での景色を楽しむことにします。
ホテルの前に出ると、名峰三山の案内板があります。本来、ユングフラウJungfrau、メンヒ、アイガーの3山がここから見える筈なんです。

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すぐ手前にはチュッゲンTschuggenの岩と緑の山頂が立ち、その向こうに左にアイガーとメンヒ、右にユングフラウの名峰三山が山頂こそ見えませんが、姿を現しています。

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ユングフラウの峰は厚い雲で覆われていますが、何となく、山の形は分かります。

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こちらはユングフラウの右手、すなわち、西側のほうの山々です。結構、見渡せています。

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こちらはヴェンゲンWengenの方向です。ヴェンゲンの向こうの山がはっきりと見えています。

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グリンデルワルト・グルントGrindelwald Grundからのロープウェイの山頂駅の前にある大きな木製の牛の上が見晴台になっています。その上に上って、景色を眺めましょう。左に山荘ホテル、目の前に山頂駅が見えています。

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山頂駅の右手にはアイガーの左の稜線が見えています。

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見えたりかくれたり激しく変化する山々をきゃっきゃ言いながら楽しみます。
これはユングフラウです。巨大な氷河が凄い迫力です。

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これはメンヒです。4000m級の山の迫力十分です。

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これはアイガーです。北壁の切り立った岩盤がこれほどのものとは生で見るまでは分かりませんでした。圧倒的な存在感で自然の偉大さを見せつけます。
山頂が雲に覆われてはいましたが、何も見えないところから、よくぞ姿を現してくれました。自然へ感謝するのみです。

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大きな牛の形の見晴台を下りて、雄大なユングフラウを眺めます。もう少し、霧が晴れてくれればよかったのにね。

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これが木製の牛の見晴台です。グルリと360度の景色が楽しむことができる優れものです。その左の建物がロープウェイの山頂駅です。再び、名峰三山は雲がかかってきました。もう、ホテルに戻りましょう。

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ホテルのレストランで夕食をいただきます。ここからは名峰三山が見える筈でした。ちなみにメンリッヒェン山荘ホテルからの名峰3山の眺望はこんな感じだそうです。左から、アイガー、メンヒ、ユングフラウです。手前の山はチュッゲンの山頂です。青空を背景に見たかったものです。

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夕食はスープから始まります。

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メインはそれぞれの好みで選びます。
saraiはステーキです。アルプスと言えば、やはり、牛ですからね。

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配偶者はハンバーグです。これももちろん、牛です。

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名峰三山はすっきりとは見えませんでしたが、不思議なことに、くっきりと湖が見えています。このホテルでお知り合いになった日本人の宿泊客がインターラーケンだと教えてくれます。多分、トゥーン湖Thunerseeですね。

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夕食の後、その日本人のご夫婦と楽しくおしゃべりをしました。彼らは一週間、この辺りに滞在し、山々を楽しむそうです。
部屋に戻っても山の中ですから何もすることがありません。外を眺めると、グリンデルワルトGrindelwaldの明かりだけが見えています。

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明日はハイキングできるほどのお天気ならいいのですが・・・。さあ、今日は早く休みましょう。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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