旅の7日目、ルツェルンLuzernの通算4日目です。
今日はルツェルン、そして、スイスの最終日。ピラトゥス山Pilatusに登るべく、昨夜から計画を練っていました。朝起きると、微妙な天気。雨は降っていないものの、どんよりと曇っています。これでは山頂からの眺望は望めませんね。残念ですが、ピラトゥス山はすっぱりとあきらめましょう。計画変更して、ルツェルンの街歩きをします。午後3時半の電車でザルツブルクに向かうので、それまでの間、散策します。
まずはホテルで朝食。普通の朝食ですが、朝からシャンパンというのはヨーロッパならではの贅沢です。

ゆったりとした朝食を終える頃には朝食ルームは既に閑散としています。さあ、そろそろ出かけましょう。

荷物をまとめて、ホテルをチェックアウトします。荷物はホテルのレセプションに預けます。ホテルを出て、美しい並木道を歩きます。

ロイス川近くのバス停、カセルネンプラッツKasernenplatzにやってきました。ロイス川越しに旧市街の尖塔や丘の上の城壁も見えています。

ここでバス1日乗車券を購入します。タッチパネル式の自動券売機で英語表記ができます。小銭がなくてもクレジットカードが使えます。

ルツェルン駅行きのバスを待ちます。とりあえず、ルツェルン駅で街歩きの情報を収集するつもりです。

バス停の前にはルツェルン自然史博物館Natur-Museum Kanton Luzernの優美な建物が見えています。

通りの上にはトロリーバス用のケーブルが巡らせてあります。これも排気ガス対策の一環でしょうか。

やがて、バスに乗車して、ルツェルン駅に移動。ルツェルン駅の隣にあるルツェルン・カルチャーコングレスセンター(Kultur- und Kongresszentrum Luzern、略称KKL)を外から眺めます。ここはルツェルン音楽祭のメイン会場です。こんなにモダンな建物だったんですね。それにルツェルン湖畔という立地が素晴らしいです。

せっかくですから、もっと近くに寄ってみましょう。この建物は2000年に完成したそうですから、フルトヴェングラーが活躍した頃の建物ではありません。詳しくは分かりませんが、この同じ場所にクンストハウスKunsthausという旧コンサートホールがあったようです。

これが入り口の正面です。プールのような池がありますね。

池の前から正面入り口を眺めます。

ルツェルン・カルチャーコングレスセンターの先はルツェルン湖です。正確に言えば、フィーアヴァルトシュテッテ湖Vierwaldstätterseeです。ここはロイス川の河口をちょっと出たあたりになります。

ルツェルン・カルチャーコングレスセンターの入り口前には噴水もあります。このヴァーゲンバッハ噴水Wagenbachbrunnenは昔からある歴史的なもので、1934年に作られました。

ルツェルン湖のフェリー乗り場もすぐ前にあります。

もう一度、湖を眺めます。ルツェルン湖の見納めかもしれません。

ルツェルン・カルチャーコングレスセンターの正面入り口前を通過します。中に入れないかと思いますが、何かイベントの準備中のようで閉鎖されています。そのイベントとはスイスで最大規模を誇る音楽とアート祭「ブルーボールズ・フェスティバル(Blue Balls Festival)」とのことです。ルツェルン音楽祭はこの後、8月~9月に開催されます。

また、ルツェルン駅に戻って、ツーリストインフォメーションを訪れます。
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