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ザルツブルク音楽祭:ザルツブルクと言えば、ミラベル宮殿

2017年7月27日水曜日@ザルツブルク/1回目

旅の8日目、ザルツブルクSalzburgの2日目です。

今日は青空です。やった! 気温も低めで、観光には最高です。

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今回の旅に同行していたsaraiの姉・姪っ子は、明日、日本に帰ります。彼女達はザルツブルクが初めてなので、今日はザルツブルクを案内することにします。

元気よく観光に出かけます。まずはホテルに近く、ザルツブルク観光で絶対外せないミラベル宮殿Schloß Mirabellに向かいます。すぐにミラベル宮殿の裏手の緑の庭園が見えてきます。

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早速、庭園に入ります。何度も来ているミラベル庭園ですが、この方向から入ったことはなく、また違った庭園の雰囲気を味わえます。

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裏手からミラベル宮殿に向かって歩いていきます。

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宮殿の建物の向こうにホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgも見えてきます。

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宮殿横の美しい庭園が現れます。

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映画《サウンド・オブ・ミュージック》のドレミの歌のシーンで有名になった庭園入り口の石段です。

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石段を下りて、庭園の中に入ります。

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泉の中に見事な馬の彫像があります。今まで、こんなのがあるのは気が付きませんでした。

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綺麗な庭園の中を歩いていきます。

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宮殿前から美しい庭園の全景を眺めます。丘の頂にはホーエンザルツブルク城が見えています。

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バラ園に入ってみると、夏のバラが咲いています。

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配偶者がしばし、バラに見とれています。

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さあ、バラ園を出て、庭園散策を続けましょう。

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おおっ、庭園の樹木越しに見えているのは懐かしのウンタースベルクUntersbergではないですか。

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喜んでミラベル庭園の写真を撮りまくる2人を眺めながら、しばしの時を過ごします。



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ザルツブルク音楽祭:ホテル・ザッハーで贅沢に朝食

2017年7月27日水曜日@ザルツブルク/2回目

夜はザルツブルクSalzburg音楽祭のコンサートですが、お昼は姉たちのザルツブルク観光の案内係です。まずはミラベル宮殿Schloß Mirabellです。宮殿のお庭、ミラベル庭園Mirabellgartenを散策中です。
昨日までの天気が嘘だったような感じで、快晴の下、ミラベル庭園はとても美しいです。

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ところで、庭園の散策道には砂が入れられ整備されています。昨日の激しい雨でかなり水たまりができたのでしょう。ザルツブルク一番の観光地ですから、早速整備したのですね。観光の振興には大切なことです。

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庭園の中ほどから、ミラベル宮殿を眺めます。美しいバロック様式の宮殿です。

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庭園の噴水の周りには大勢の観光客が集まっています。

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噴水と丘の上に建つホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgの組み合わせは完璧ですね。

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噴水を回り込むと、今度は噴水と宮殿がベストマッチです。

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噴水の先に進みます。この辺りにはまだ砂が撒かれていない水たまりがあります。

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庭園の端から宮殿のほうを眺めます。素晴らしい青空が広がっています。

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庭園を囲むように並木道があります。

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並木の木々は美しい緑の葉を繁らせ、涼しい木陰を作ってくれています。

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最後にもう一度、庭園を眺めます。彫像や噴水、花々が配置された見事な庭園です。

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次はホテル・ザッハーで、ザルツブルガー・ノッケルンをご紹介します。ホテルに向かう途中で、ザルツブルガー・ノッケルンをいくつ注文するかという相談になり、贅沢な朝食を頂いた後のデザートとしてノッケルンを1つ注文しようということに決定。ミラベル宮殿からルンルン気分でホテル・ザッハーに向かいます。ホテル・ザッハーは静かで落ち着いていて、ちょっと他とは違う上品な雰囲気がありますね。朝食をお願いすると、さっとテーブルクロスがかけられます。

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朝食の後で、ノッケルンもお願いしたいというと、給仕さんはニコニコしています。まずはポットでコーヒーが運ばれてきます。無料の水がついてくるのはオーストリア文化です。

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紅茶はポットでお湯が運ばれてきます。ティーバッグはカップの上。

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早速、ポットにティーバッグを浸します。

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優雅に朝食がテーブルにセットされていきます。ゆったりと頂く朝食もいいものです。



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ザルツブルク音楽祭:ザルツブルガー・ノッケルン、ホーエンザルツブルク城、そして、フィアカー

2017年7月27日水曜日@ザルツブルク/3回目

姉たちのザルツブルクSalzburg観光の案内中です。ミラベル宮殿Schloß Mirabellの見物を終えて、ホテル・ザッハーHotel Sacher Salzburgで朝食をいただいています。
コーヒー、紅茶に続いて、パンとボイルドエッグが運ばれてきます。パンの種類は様々ありますが、本場のカイザーゼンメルを選びます。

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最後にハムやチーズの盛り合わせが運ばれてきて、これで朝食が揃います。

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16ユーロしますが、ものすごくお得感のある朝食メニューです。美味しく頂きました。さて、お待ちかねのザルツブルガー・ノッケルンを1つお願いします。ホテルのスタッフから、ノッケルンは3つ山あるけど、それで1つだよといつもの説明があります。誤解が多いのでしょうか。もちろん、それでOKなんです。当然、長時間、待たされます。姪っ子には、ザルツブルガー・ノッケルンは運ばれてきたらすぐに切り分けて、取り分けられるので、写真を撮るタイミングを外さないよう、きっちり指導します。指導の甲斐あり、バッチリ写真も撮れます。

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これが取り分けてもらった1人前です。

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ジャムを合わせていただくと、甘みが酸っぱさで中和されて、美味しいです。

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たちまち、すっぺりと美味しく頂きました。物足りないくらいがちょうどいいですね。たかが朝食ですが、ホテル・ザッハーに長居をしてしまいました。隣にある、ホテル・ザッハーのお土産ショップをちょっとだけ覗いて、ザルツブルク観光を再開です。次はホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgに向かいます。何度も行っているので我々は丘の下で待とうかとも思ったのですが、やはり一緒にケーブルカーに乗ります。往復のチケットを購入。

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久しぶりのケーブルカー(最近は歩いて登る)ですが、以前に比べると、そこそこの混みかたです。

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すぐに乗れます。あっという間にお城に到着です。お城の中をグルリと見学していると時間もかかるし、ここは、これぞザルツブルクだという眺望を楽しみます。相変わらずの絶景です。ザルツァッハ川に沿った町並みが一望できます。

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正面には、ザルツブルク大聖堂Dom zu Salzburgが見えています。

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左のほうに目を転じると、メンヒスベルクMönchsbergの丘の際にザルツブルク音楽祭の総本山の祝祭大劇場Großes Festspielhausが見えます(写真の左端)。その前には大勢の人がたむろしています。明日の夜はそこでコンサートを聴きます。とっても大事なコンサートです。巨匠ハイティンク指揮ウィーン・フィルの演奏するマーラーの交響曲第9番です。

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絶景だけを楽しんで、ホーエンザルツブルク城はサッサと切り上げて、ケーブルカーで下におります。次はモーツァルト広場Mozartplatzです。モーツァルトの銅像は欠かせません。

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大聖堂をちょっと覗いて、さて次はと考えていると、トマッセリのカフェが目に入ります。休憩もしたいというので、ご案内です。アイスクリームの入った、コーヒーとココアで水分を補給です。

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ケーキはメイドのおばさんから、飲み物はお兄さんにお願いするこちらの文化をご紹介です。と、フィアカーが目に入った姉が、乗りたいと言い出します。いやあ、saraiはこれは乗ったことがありません。念の為に、御者に料金が高いのではと確認すると、何人乗っても48ユーロとのこと。こんな機会でないと絶対に乗らないので、快諾して乗ることにします。少々恥ずかしいですけどね。可愛いお姉さんの御者です。早速、レジデンツ広場Residenzplatzのフィアカーのたまり場から出発です。大聖堂が間近に見えています。

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配偶者はフィアカー、すなわち、馬車の上を物珍しそうに眺めています。そう言えば、ウィーンでもフィアカーに乗ったことがありませんものね。

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レジデンツ広場の雑踏の中をゆっくりと歩行者の間を縫って、フィアカーは進んでいきます。

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一体、これから、どこを周るのか見当もつきません。しばらく、フィアカーの上からのちょっと高い目線での市内散策です。



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ザルツブルク音楽祭:フィアカーに乗って、市内散策

2017年7月27日水曜日@ザルツブルク/4回目

姉たちのザルツブルクSalzburg観光の案内中です。フィアカーでの遊覧を始めたところです。
レジデンツ広場Residenzplatzを出発したフィアカーはアルター・マルクトAlter Marktに出て、先ほど、お茶をしたトマッセリのカフェの横の路地、クアフュルスト通りChurfürststraßeを抜けていきます。

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クアフュルスト通りの先はアーチ型のトンネルになっています。どうするのかな。

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やはり、ここで左に折れて、狭い路地、ジグムント・ハーフナー通りSigmund-Haffner-Gasseに入っていきます。後ろを振り向くと旧市庁舎Altes Rathausの時計塔が見えています。

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ジグムント・ハーフナー通りを進んでいきます。通りを突き当たったところでまた左折して、フランツィスカナー通りFranziskanergasseに入ります。少し進んだところで振り返ると、フランツィスカナー教会Franziskanerkircheとその修道院Franziskanerklosterを繋ぐアーチが見えます。アーチの上には小さな時計塔が立っています。

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やがて、正面にザルツブルク大聖堂Dom zu Salzburgが見えてきます。その前にはドーム広場Domplatzがあり、ザルツブルク音楽祭では欠かせない演目のイェーダーマンの公演のためのスタンドが組まれています。

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ドーム広場にはスタンドの手前にマリア像がひっそりと建っています。いつもはもっと存在感がありますが、音楽祭の期間は仮設スタンドの陰になっています。

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ドーム広場を抜けて、カピテル広場Kapitelplatzに出ると、急に丘の上のホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgが顔を出します。

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カピテル広場から大聖堂の内陣の裏側を回り込むと、また、先ほど出発したレジデンツ広場の反対側に出ます。大きな広場の向こう側にはレジデンツSalzburger Residenzの建物が見えています。

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レジデンツ広場からモーツァルト広場に向かうようです。

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モーツァルト広場に入ると、再度、モーツァルト像とご挨拶です。

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結局、レジデンツ広場の周りの旧市街辺りをぐるりと一周し、ザルツァッハ川の川沿いの道路、ルドルフスカイRudolfskaiに出ます。

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ザルツァッハ川の対岸にはカプツィーナー山Kapuzinerbergが見えます。丘の上にカプツィーナー教会・修道院Pfarramt d Kapuzinerklosters Salzburgの建物が見えています。川に架かっている橋はモーツァルト橋Mozartstegです。

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川沿いを走っていきます。

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ザルツブルク大学Universität Salzburgの瀟洒な建物の前を過ぎていきます。

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ここまでのフィアカーの走ったルートを地図で確認しておきましょう。

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まだしばらく、フィアカーでのらくちん市内観光は続きます。



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ザルツブルク音楽祭:フィアカーでの市内散策を終えて、観光は終了・・・さあ、音楽祭!

2017年7月27日水曜日@ザルツブルク/5回目

姉たちのザルツブルクSalzburg観光の案内中です。フィアカーで市内遊覧しています。
旧市街をぐるっと周った後、ザルツァッハ川に沿ってちょっとだけ走ります。あれあれ、一般道路上をお馬さんがのろのろ走っていますから、後ろから路線バスがぴったり付いてきますね。渋滞させて、みなさん、ごめんなさい。

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やがて、川沿いの道からまた、町の中に戻っていきます。カイガッセKaigasseを通って、もうすぐ、モーツァルト広場Mozartplatzです。途中で、美味しいオーストリア料理レストランも教えてくれます。そのうち、食べに行きましょう。

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フィアカーが途中で止まるので変だなと思ったら、小さな男の子が馬に興味を示したことを感じた御者さんが、子供に馬を触らせています。私たちが乗り場に戻ってくると、その少年は、お母さんと一緒にフィアカーに乗って出発していくところでした。こうして客引きするんですね。
これが我々を市内散策させてくれた馬たちとフィアカーです。

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私たちを降ろすと、お姉さんは片方の馬のホホに一発ビンタをしました。レジデンツ広場に着いたとき、最後に馬が小走りになったのですが、そのことへの指導でしょう。馬もなぜ怒られたのか分かっているようでした。少し馬たちは下を向いて、しょげていて可哀そうですね。御者のお姉さんは知らん顔です。

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では、フィアカーの走ったルートを地図で確認しておきましょう。30分弱ほどの行程でした。

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さて、早めに観光を終了します。夜のコンサートに備えたいですからね。私たち二人はホテルで休憩に入ります。その前にちょっと買い物がてら、ショッピングストリートを歩きます。ブロトガッセBrodgasseを通って、目抜き通りのユーデンガッセJudengasseに出ます。

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旧市庁舎Altes Rathausに向かって歩いていきます。だんだんと人の数が増えてきます。

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アルター・マルクトAlter Marktの辺りに来ると大変な雑踏です。

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ついでにゲトライデガッセGetreidegasseまで進み、外からモーツァルトの生家をご紹介。

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愛用のテイクアウトのお店、マイ・インディゴmy Indigoで夕食用のお寿司を購入して(我々はカレーライス)、ホテルに戻ります。姉・姪っ子は一服したら、さっきのメインストリート、ゲトライデガッセに散策に出かけるようです。

その後、私たちは十分に休憩してコンサートに出かけます。今日は私たちにとって、ザルツブルク音楽祭の初日です。まずはモーツァルテウム大ホールStiftung Mozarteum Grosser Saalでアンドラーシュ・シフのピアノ・リサイタルを聴きます。3回シリーズの1回目です。もちろん、3回とも聴きます。
開演の30分ほど前にモーツァルテウム大ホールに着き、ロビーに入ります。

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まだ、客席には入れませんが、そろそろ、開場のようです。これからの音楽三昧を考えるとワクワクします。



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ザルツブルク音楽祭:素晴らしいシフのピアノ・・・しかし、明日の姉たちの帰国は暗雲

2017年7月27日水曜日@ザルツブルク/6回目

いよいよ、私たちのザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleが始まります。まずはモーツァルテウム大ホールStiftung Mozarteum Grosser Saalでアンドラーシュ・シフのピアノ・リサイタルを聴きます。3回シリーズの1回目です。
大ホールのエントランスロビーで記念の1枚をパチリ。

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ホール内への入場が始まったので、早速、中に入ります。チケットはこれ。最前列です。

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自分の席に行くと、ステージに置かれたピアノが間近です。ピアノが斜めに設置されています。鍵盤を弾くシフの指が見やすそうです。ところでピアノはスタインウェイではなく、ベーゼンドルファーです。ウィーンのピアノですね。昔からウィーンのピアニストが愛用してきたピアノです。

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これが最前列から見たモーツァルテウム大ホールの館内です。

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美しい装飾のホールです。

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パイプオルガンやシャンデリアなど、美しい設えです。

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ホールの側面です。

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廊下の窓からは緑が見えます。ちょっと中庭に出てみましょう。

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中庭に出ると、モーツァルトが魔笛を作曲したときの作曲小屋が見えます。これこそが昨年からの課題でした。昨年は結局、遠くから無理して眺めるしかなかった魔笛の作曲小屋です。遂に見ることができました。それもこんなに簡単にね。

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近くで見てみます。結構、大きな小屋です。まあ、時代は異なりますが、マーラーの作曲小屋と似たようなものです。ちなみにこの小屋はウィーンから移設されたものです。魔笛はもちろん、ウィーンで作曲されました。現在、モーツァルテウム財団が管理・保全しています。

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これが中庭への出入り口です。

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外から見た中庭への出入り口です。聴衆は飲み物で寛いでいます。

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そろそろ、開演です。席に戻ります。お隣の地元の年配のご婦人が良い席ねって話しかけてきます。彼女はシフの大ファンだということで、数知れないほどシフのピアノを聴いてきたそうです。結局、彼女とはこの後の2回のリサイタルもご一緒することになります。彼女はシフ本人はもちろん、シフ夫人の塩川悠子さんともお知り合いのようでした。訊くとウィーンから駆け付けてきたそうです。そんな話をしているうちに開演です。前半のバッハとバルトークは素晴らしい演奏です。感銘を受けました。
休憩時間はまた、中庭やロビーをうろうろ。外から館内の様子を見たところです。

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後半はヤナーチェクとシューマン。とても瑞々しい美しい演奏でした。このピアノ・リサイタルの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

コンサートからホテルに戻り、姉たちの部屋に行くと、しっかりザルツブルク観光もできたそうで、帰国の準備もできていました。明日は姉たちをザルツブルク駅までは見送るのですが、何だかウィーンの空港に着いた後が不安そうです。
私たちの部屋に戻り、姉たちをウィーンまで送っていくかの検討会を配偶者と始めます。スケジュール的には、夜のコンサートまで何も予定がないので大丈夫です。とはいえ、早売りの格安の鉄道チケットも用意していないので、高額な当日チケットを購入しなければいけません。とりあえず、ネットで鉄道チケットの確認をしてみましょう。アレ~、乗ることにしているレールジェットが表示されません。変ですね。運行時刻が変更にでもなったのでしょうか。そんなお知らせは、オーストリア国鉄から来てなかったよなと言いつつも、メールをチェックすると・・・メールが届いています。パソコン盗難騒動で、メールもダウンロードしなおしたのですが、数年分を数時間かかってダウンロードしたので、膨大なメールの中に埋もれていて、見落としていたようです。しかも、旅に出発した、その日に来ていました。インスブルックとザルツブルク間で工事が始まり、この間の運行時間が全便30分伸びたという一般的なお知らせのメールです。もしも困るなら、24時間以内の変更は可ということです。今さらそんなことを言われても変更はできないし、これでウィーンの空港での時間が30分も短くなってしまったので、姉たちがちゃんと種々の手続きができるかどうか、私たちも不安になってきました。もう、ウィーンまで送っていくしかないでしょう。指定席は空いているようなので、明日駅の窓口で直接購入しましょう。
やはり、今やパソコンなしでは、旅は不可能ですね。
ということで、明日は予定変更です。




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ザルツブルク音楽祭:ウィーンへのとんぼ返りの鉄道旅

2017年7月28日木曜日@ザルツブルク~ウィーン/1回目

旅の9日目、ザルツブルクSalzburgの3日目です。

今日は姉たちがウィーンの空港から帰国する予定です。朝起きだして、姉たちの部屋に我々がウィーンの空港まで送っていくことにしたことを知らせに行きます。姉は嬉しそうです。きっと不安だったんでしょう。
今日から我々もホテルを移動します。より祝祭大劇場に近くて、宿泊費もリーズナブルなホテルに移るんです。荷物をまとめ、ホテルに預けてチェックアウトします。
バスでザルツブルク中央駅まで行きます。あくまでも公共交通機関を利用する原則は曲げません。涼しくて気持ちの良い朝です。駅に着き、早速、窓口でウィーンまでの2人分の往復チケットを購入します。当日券ですからとても高価です。ファーストクラスですから、指定席は購入しません。

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窓口のお姉さんは、帰りも今日なのと日帰りすることを驚いています。そして、ファーストクラス専用ラウンジがあるから利用してねと教えてくれます。エッ、そんなものがあるとは知りませんでした。いつも、ネットで安いチケットを買ってますからね。駅が新しくなった時に、作られたのでしょう。
30分以上は余裕があるので、そのファーストクラス専用ラウンジなるものに行ってみましょう。ファーストクラス専用ラウンジの入り口でチケットのチェックがあります。我々二人は高価な定価チケットですから当然ですが、ネットで購入した格安チケットもOKです。中は広々していて、いくつもソファーおいてあり、静かで快適です。

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コーヒー、ジュースやパンもあります。果物もあります。

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運行状況を表示するディスプレイもありますから、落ち着いて、レールジェットの到着までの時間を過ごせそうです。

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しっかり朝食を頂きます。たいした朝食ではありませんが、無料ですから、文句は言えません。事前に買っておいたパンは後で食べましょう。

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なお、後日、ファーストクラスのバイエルンチケットで入ろうとしたら、見事に断られました。レールジェットじゃないと駄目みたい・・・。

インスブルック~ザルツブルク間の工事で予告通り遅れているレールジェットを待って、ぎりぎりまでファーストクラス専用ラウンジで粘ります。そろそろかなと頃合をみて、ファーストクラス専用ラウンジを出て、ホームに上がります。ホームに向かうときにチェックすると、隣には一般の待合室がありました。もちろん、ただのベンチです!
定刻を既に10分以上、過ぎていますが、レールジェットはまだまだのようです。

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まずは列車編成表をチェックしましょう。

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ファーストクラスの車両は真ん中と一番後ろにありますが、姉たちの指定席車両は真ん中です。ホームの4Dのあたりで待てばよいようです。

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なかなか来ませんね。

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結局、20分以上遅れての到着です。早速、乗り込みます。ファーストクラスはがらがらです。席に着くと、すぐに車掌さんがやってきます。

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出発すると、車窓にウンタースベルクUntersbergが見えます。どうせ、すぐにザルツブルクに戻ってくるので、別れの感傷とかはありません。

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ファーストクラスのサービスでスナックが配られてきます。テーブルには食事のメニューも広げられていますが、朝食は済ませたばかりです。

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片道3時間の思いがけない鉄道の旅が始まります。車窓には風光明媚なザルツカンマーグートの風景が広がります。空は少し、曇っています。

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このあたりの風景はいつ見ても美しいこと、この上もありません。

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駅で買い求めていたアップルパイをテーブルに乗せます。本当は朝食用だったんです。

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我々二人はとんぼ返りですが、姉と姪っこは帰国に向けての最後の鉄道の旅が続きます。



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ザルツブルク音楽祭:ザルツブルクにとんぼ返りして、究極のコンサート・・・ハイティンク指揮ウィーン・フィル、マーラーの交響曲第9番

2017年7月28日木曜日@ザルツブルク~ウィーン/2回目

今日帰国する姉たちに付き添って、ザルツブルクSalzburgからウィーンWienの空港まで鉄道で同行しているところです。
ザルツブルクを出るときには曇っていた空もリンツLinzを過ぎると、真っ青な青空に変わります。

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車窓には青空の下、美しい景色が広がります。

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まさに麦秋という風景です。

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気持ちの良い鉄道の旅が続きます。

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遠くの山の上に白い綺麗な教会が見えています。

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1時間ほど走ってウィーン中央駅を過ぎ、ウィーン郊外のシュベヒャートのウィーン空港Wien-Flughafenに近づいていきます。

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空港駅に到着です。
急いでチェックインカウンターに行きます。姉がミラノでスーツケースを購入したので、その免税手続きが必要です。搭乗チェックインを終え、古いほうのスーツケースは預け、ミラノで購入したスーツケースを持って、教えられた税関のカウンターに向かいます。すぐにカウンターは見つかります。ご丁寧に日本語の表記もあります。

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税関の係官はいとも簡単にハンコをポンと押してくれて、手続き完了。トランジットするパリの空港で免税手続きする予定だったものまでハンコを押してくれます。ラッキー! パリは混んでいて大変だと恐れていた姪っ子は大喜びです。やはりsaraiが付いてきてよかったです。完璧ですっ。

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あとは余裕で免税の書類をポストに投函して、すべて完了。この間、空港駅に着いて、わずか30分足らずでした。

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この先は搭乗エリアです。

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さようなら~、あとは知らないよ~とお見送り。(姉たちはこの後、パリでトランジットして無事に帰国しました。よかった!)

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もう少し時間に余裕があるならば、この後、ウィーンの街まで繰り出すのですが、夜のコンサートがあるのでそれは無理。時刻表を見ると、5分後にザルツブルクに向かうレールジェットがあります。走って、飛び乗ります。空港の滞在時間は1時間もありませんでした。
朝買ってあったパンを頂いて、お昼代わりにします。

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30分ほどでウィーンのマイドリング駅Meidlingを通過します。これまで幾度となく乗り降りした懐かしい駅です。しかし、ウィーンは結局、素通りです。もったいないですね。

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急に余裕の出たsaraiはオーストリア国鉄のWIFIサービスを試します。自分のPCの画面に飛行機のルートマップのようなものが表示できます。地図上に現在、レールジェットが走っている場所が確認できます。今はマイドリング駅を少し過ぎたところを走っています。

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またまた3時間の鉄道の旅です。
しばらく走ると、もう、ザンクト・ペルテンを過ぎて、緑の野原の中です。空は青空で快晴です。

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しばらく車窓を楽しみましょう。また、麦秋の風景が広がります。

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リンツが近づいてくると、一気に空が曇ってきます。

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リンツを過ぎても曇り空のままです。さっきまではあんなに青空が綺麗だったのに・・・。

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で、saraiはぐっすりお休みです。配偶者は車窓を楽しんでいます。
目が覚めると、もう、ザルツブルクが近づき、ザルツカンマーグートの美しい景色が広がります。空は曇ったままです。

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予定外のザルツブルク⇔ウィーンの8時間の旅。ザルツブルクに戻ってきました。手ぶらで身軽なので、歩いてホテルに向かいます。と、途中で、昨日も利用したお寿司屋、マイ・インディゴmy Indigoの別の支店を発見。チェーン店なので、内容は全く同じ。今日はお寿司にして、お持ち帰り。

2晩お世話になったホテルで荷物をピックアップします。素晴らしいデザインホテルでした。

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ホテルを出て、今日から1週間お世話になるホテルに路線バスで向かいます。メンヒスベルクMönchsbergの岩山をくり抜いたトンネルを抜けたすぐ先にホテルはあります。このホテルはスター イン ホテルStar Inn Hotel Salzburg Zentrumです。
チェックイン後、一服して、夜のコンサートに備えます。今回の旅の最大のイベント、巨匠ハイティンク指揮のウィーン・フィルでマーラーの交響曲第9番です。これを聴ける日を昔から夢見てきました。その夢がいよいよ実現します。気合を入れて、saraiはタキシード、配偶者は着物で祝祭大劇場に出かけます。ホテルからは岩山の中のトンネルをくぐりぬけていきます。トンネルの中は夏でもひんやりと涼しく、まるでエアコンがきいているような状態です。トンネルの中から、直接、祝祭大劇場に入れます。もちろん、チケットを提示しないと入れてくれません。今日のチケットはこれ。最前列のかぶりつきで聴きます。

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期待通りの素晴らしいコンサートでした。saraiの30年間のヨーロッパの旅を総括するようなものでした。なんとも言えない感慨に浸ります。
このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。




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ザルツブルク音楽祭:メンヒスベルクの驚きのトンネル

今年のヨーロッパ遠征は昨日の羽田空港帰着でおしまい。ほとんどトラブルもなく、昨年のトラブル続きの旅とは様変わりでした。今年の詳細編は昨年の詳細編を書き終わったところで書きましょう。今年中には始められるかな。

ということで、今日からは7月末にいったん停止していた昨年の詳細編に戻ります。今年と同じくザルツブルクの滞在記が続くので、頭が混乱しそうです。読者のかたもどうぞ、頭を切り替えて、また、昨年のザルツブルク音楽祭の話を読んでください。音楽祭の合間には、ガルミッシュ・パルテンキルヒェン(R.シュトラウスゆかりの地)とツークシュピッツェ(ドイツ最高峰)とヴィース巡礼教会(世界遺産の美しい教会)訪問、スロヴァキア国境近くのヴェルター湖(マーラー、ブラームスゆかりの地)訪問、ザルツブルク州唯一の温泉地であるバード・ガシュタイン訪問も敢行しました。まだまだ、昨年の詳細編も先は長いですよ。


2017年7月29日土曜日@ザルツブルク/1回目

旅の10日目、ザルツブルクSalzburgの4日目です。

今日は、お昼と夜のコンサート2つ。ですから、今日は音楽のみの1日になります。
ゆっくり起きだして、出かけます。涼しくて、過ごしやすいです。昨日、メンヒスベルクの岩山の裏にあるホテル、スターイン・ホテル・ザルツブルク・ツェントルムに宿替えをしたので、これからは、毎日、メンヒスベルクの岩山のトンネルを抜けて旧市街に通うことになります。トンネルに向かって歩いていくと、アレッ、バス通り(ノイトーア通りNeutorstraße)のすぐ横にある歩行者用のトンネルとは別のトンネルの入口があります。

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トンネルの上には岩山の急峻な壁がそそり立っています。

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ここにどんどん人が入っていきます。通りを渡らなくても済むので、これは便利ですね。我々も使わせてもらいましょう。トンネルに入ると、何と自動開閉の扉があります。

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中に入ると、ヒンヤリしてます。天然の冷房です。これは、暑いときのコンサート通いにはありがたいです。キョロキョロしながら進んでいきます。

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途中でトンネルがカーブしています。一体、どうやって、このトンネルを掘削したのか、不思議な感じです。

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興味津々で進むと、駐車場のチケット窓口や駐車場へのエレベータ乗り場があります。岩山の地下は大駐車場になっているようです。確かに、こんな大駐車場がなければ、観光やコンサートには不便ですよね。車を使わない我々の盲点でした。
トンネルの壁はショーウィンドウになっていて、様々な商品がディスプレイされていて、目を楽しませてくれます。

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トンネルはいろいろな方向に枝分かれしています。なんと、各コンサートホールへの入場口もあります。ここから入れるのなら、そりゃ便利ですよね。これからは大いに利用させてもらいましょう。今回は突き当りを左に進みます。祝祭大劇場の入り口の先にトンネルの出口がありました。車が通行する大きなトンネルのすぐ横に出ます。
トンネルを抜けて、岩山の向こう側の旧市街に出ると、この先はいつも歩いている勝手知ったる路地が続きます。近道をするためにドゥルヒガンク(通り抜け)を通って行きます。ザルツブルクの路地には、こういうドゥルヒガンクが何本もあります。

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ドゥルヒガンクを抜けると、ゲトライデ通りGetreidegasseに出ます。一番の目抜き通りだけあって、朝から人通りが多いですね。

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ゲトライデ通りは歩かずに、また、すぐ向かいにある次のドゥルヒガンクを抜けます。

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ドゥルヒガンクの先は大きな空間が広がっています。

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この空間は夜は賑わうビアガーデンですが、朝は閑散としています。若者たちに人気のエリアです。

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カフェにもなっていますが、ここで朝食という気にはなりません。

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ショッピングモールにもなっているエリアを通り過ぎます。また、その先のドゥルヒガンクを抜けます。このエリアはドゥルヒガンク内に作られたオープンエリアなんです。

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ドゥルヒガンクを抜けた先はグリースガッセGriesgasseです。

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グリースガッセを20~30m歩くと、あっという間にザルツァッハ川の川べりまで来てしまいました。ザルツァッハ川にかかるマカルト橋Makartstegが目の前です。

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ここまで歩いたルートを地図で確認しておきましょう。

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マカルト橋を渡ると、コンサート会場のモーツァルテウム大ホールはすぐです。岩山のトンネルとドゥルヒガンクのお蔭で思ったよりも短い時間で移動できました。開演まで1時間ほどありますから、このあたりで朝食をいただきましょう。



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ザルツブルク音楽祭:ザルツァッハ川のほとりで朝食を

2017年7月29日金曜日@ザルツブルク/2回目

今日の1回目のコンサートを聴くためにザルツァッハ川のほとりまで歩いてきたところです。
岩山のトンネルとドゥルヒガンクを歩いたことで、思いがけず時間に余裕が出来たので、川を眺めながら朝食を頂いていきましょう。今日は土曜日のせいか、川沿いの遊歩道には、いっぱいお店が出ています。

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インビスのお店なので、リーズナブルな価格です。

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パラソルの下のテーブルに落ち着きます。対岸には、カプツィナーの丘Kapuzinerbergが見えています。美しい風景です。

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川沿いはサイクリング道路になっていて、自転車族がバンバン走っていきます。

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お店のおばさんがオーダーした朝食を持ってきてくれます。なかなか充実した朝食になりました。

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賑わう観光客を眺めながら、美味しくいただきます。食べ終えて、席を立つと、目の前はザルツァッハ川の観光船乗り場です。なかなかの人気で行列ができています。

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鍵がいっぱいかけられたマカルト橋Makartstegを渡ります。

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橋の上から見るザルツァッハ川の景色は最高です。川岸にはずらっとお店が並んでいます。平日には見られない光景です。

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高級ホテル、ザッハーも見えます。saraiにはホテルは高額過ぎて縁がありませんが、カフェのザルツブルガー・ノッケルンは最高です。

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あれっ、橋の上で誰かがサインしてますね。有名人でしょうね? この時期にはザルツブルクに有名人はいっぱいいますからね。

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橋を渡ると、マカルト広場Makartplatzに出ます。そこから、シュヴァルツ通りSchwarzstraßeを少し歩くと、モーツァルテウム大ホールの建物が見えてきます。どんどん、聴衆が集まってきています。

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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

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建物の横手には、こんなに美しい彫像があります。モーツァルテウムは外観も内部も美しい建物です。

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今から聴くのはモーツァルト・マチネ1と題して、ボルトン指揮のザルツブルグ・モーツァルテウム管のコンサート。ソプラノのサンドリーヌ・ピオーがモーツァルトのアリアを歌います。前半のプログラムのセレナータ・ノットゥルノは大変、楽しいものでした。ピオーのアリアも美声の高音を遺憾なく発揮してくれました。ここで休憩です。

そうそう、ここに来たら、休憩時間を利用して、モーツアルトの魔笛の作曲小屋を見ておきましょう。コンサートのときにしか見られないとのことで、昨年は外から苦労して見ただけですからね。もちろん、一昨日も見ましたが、夜だったので、暗かったんです。今日はお昼ですから、しっかり、見ておきましょう。休憩時間中は、作曲小屋の前庭も賑わっています。

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魔笛の作曲小屋の前で記念撮影。見学している人も多いですね。

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休憩後にまた、ピオーのアリアが続き、最後は交響曲第38番ニ長調「プラハ」K.504 です。小編成のザルツブルグ・モーツァルテウム管は見事なモーツァルトを聴かせてくれました。このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。



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ザルツブルク音楽祭:ランチはフィアカーの御者のお姉さんの推薦のお店で

2017年7月29日金曜日@ザルツブルク/3回目

今日の1回目のコンサートが終了。
さて、お昼を頂きに行きましょう。また、ザルツァッハ川を渡って旧市街に戻ります。マカルト橋Makartstegの上からの景色は最高です。さっき見たばかりですが、また、見とれてしまいます。丘の上に建つホーヘンザルツブルク城が夏空を背景に美しいですね。

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川沿いには先ほど朝食をいただいたインビスのお店を始め、お休みの日なので、ずらっとお店のテーブルが並んでいます。メンヒスベルクの丘の上には現代美術館と付属するレストランが見えています。

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今日は昨日乗ったフィアカーの御者のお姉さんが、美味しいと紹介してくれたお店に行きましょう。ちょっと迷いますが、お店を発見。モーツァルト広場MozartplatzからカイガッセKaigasseをちょっと入ったところにあるガストハウス・ツヴェットラーズGasthaus Zwettler'sです。

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なかなか賑わっています。それでもテーブルを確保できました。

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まずは入念にメニューをチェックします。オーストリア料理のお店なので、チロル料理を頂きます。

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配偶者は疲れから歯茎が腫れて痛いというので、グーラッシュにします。saraiはチロル風のパン料理、ジャガイモと肉とフライドエッグです。
まずはオーストリア産の白ワインをいただきます。

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グーラッシュが運ばれてきましたが、配偶者の予想に反して、本格的なグーラッシュの方が出てきました。スープの欄に書かれているときは、日本家庭のビーフシチューのようなスープが出てくるのですが、メイン料理の欄に書かれているときはこのパターンですね。これもお肉はとろけるように柔らかいので食べられるのですが、スープを期待していた配偶者はガッカリ。

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それではと、もう一品、オーストリアの定番スープをお願いします。

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チロル風のパン料理は予想通りの美味しそうな料理です。フライパンにのっていると余計、美味しそうです。

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付け合わせの野菜サラダも肉料理と一緒に食べると、さっぱりして美味しいです。

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フィアカーの御者のお姉さんの言った通り、とってもおいしいお店でした。

また、岩山のトンネルの中をいろいろ確認しながらホテルに戻ります。調べれば調べるほど、トンネルを利用すれば、このホテルはコンサート会場はいずれも近く、また、ザルツブルク中央駅からの直通のバスのバス停も目の前で、なかなか使い勝手の良いホテルであることが分かりました。ホテルの名前はスターイン・ホテル・ザルツブルク・ツェントルム・バイ コンフォートStar Inn Hotel Salzburg Zentrum, by Comfortですが、ザルツブルク市内には、スターイン・ホテルが2軒あります。これはツェントルム・バイ コンフォートのほうです。(実はこのホテルが気に入ったので、昨年に引き続き、今年も泊まりましたが、タクシーのドライバーにツェントルムのほうだと念を押したのに、間違えて、もう1軒のほうに行ってしまいました。それほど混同しやすいです。もちろん、降りずに正しいほうにまわってもらいました。)
ホテルの部屋もご紹介しておきましょう。そこそこの広さですが、デザインホテル風の内装になっています。

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ベッドのサイズも十分な広さです。

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バスルームは清潔ですが、バスタブはありません。

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ホテルの部屋で一服して、また、夜のコンサートに出かけます。付き合ってくれる配偶者にはお疲れ様を言うしかありません。また、先ほどと同じルートを通って、モーツァルテウム大ホールに向かいます。マカルト橋の上からの景色は、さっきも見たばかりですが、またまた、見とれます。夕刻の風景は一段と美しいです。

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今度はアンドラーシュ・シフのピアノ・リサイタルの3回シリーズの2回目です。前回に引き続き、素晴らしいバッハ、バルトーク、ヤナーチェク、シューマンの音楽を聴けて、大満足です。シフ教授の詳細な解説も含蓄がありました。このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。
シフのピアノ・リサイタルの3回目も楽しみです。

ホテルへの帰り道、ザルツァッハ川は既に夜の帳が落ちています。明るいときと違って、今度は美しい夜景が広がっています。

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明日はコンサートとオペラの2本立て。特にハイティンク指揮ウィーン・フィルのマーラーの交響曲第9番は今回、2度目ですが、これを聴くために今回のヨーロッパ遠征を企画したようなものですから、楽しみというよりも今から緊張しています。早く寝て、万全の体調で臨みましょう。



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ザルツブルク音楽祭:コンサート前の朝食は・・・

2017年7月30日日曜日@ザルツブルク/1回目

旅の11日目、ザルツブルクSalzburgの5日目です。

今日もコンサートとオペラの二本立てで音楽三昧の1日です。
まずは勝手知った岩山のトンネルを抜けて会場に向かいます。車のトンネルとその向こうにある前に使っていた歩行者専用トンネルが見えています。

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眼前にはメンヒスベルクMönchsbergの岩山がそそり立っています。

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トンネルに入ると、地下大駐車場の窓口があります。まだ、朝早いので、人が並んでいませんね。

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トンネルの奥に進んで行くと、右手の壁にある大きな鉄の扉が開いています。今朝は祝祭大劇場Großes Festspielhausでコンサートがあるので、祝祭大劇場の入口が開いているんです。

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係の人が、入り口でコンサートのチケットをチェックしています。

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我々もチケットを見せて、通り抜けていきます。入り口の先もトンネルが続きますが、ぐっと雰囲気が変わって、美しいトンネルになります。途中に窓口のようなものがありますが、多分、駐車場のチケットを無料にしてくれるところではないかと想像しています。

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トンネル内の階段にはエスカレーターも付属しています。今は上り方向に運行していますが、コンサートが終わって、帰る頃には下り方向に変わります。

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この先が祝祭大劇場のロビーです。

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祝祭大劇場のロビーです。開演まで1時間ほどあるので、まだ、ほとんど人がいません。ロビーにはアイスクリームの売り子さんがいます。これは有名カフェのカフェ・トマッセリCafé Tomaselliのアイスクリームでとっても美味しいんです。お勧めです。(翌年の今年は出店をやめたようで、残念ながら、このアイスクリームは見当たりませんでした。結構、流行っていたんですけどね。)

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バーコーナーにもスタッフしかいません。

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今日のコンサートはこの祝祭大劇場なので、昨日のようにザルツァッハ川の川べりまでは行きません。いったん、祝祭大劇場のロビーを出て、この辺りで、軽く朝ご飯を頂けるところを探しましょう。祝祭大劇場の前に出ると、今夜見る予定のオペラ、モーツァルトの《皇帝ティトの仁慈》のポスターが貼り出されています。これも楽しみです。

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祝祭大劇場の前の通りです。

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通りを振り返っても朝食が食べられるようなカフェが見当たりません。

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ホーヘンザルツブルク城を見上げながら、ブラブラ歩いていきます。とりあえず、ここから少し離れたところを探してみましょう。

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大学広場Universitätsplatzには市が少し立っていますが、朝食のお店はありませんね。

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これというお店がなかなか見つかりません。食事が出来そうなお店は、ランチからの営業で、まだ準備中。営業していてるのは、本当にカフェのみで、コンサートにお出かけ前という感じの人達も、ケーキとお茶を頂いています。ちょっと粘って、ゲトライデ通りGetreidegasseまで行ってみることにします。



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ザルツブルク音楽祭:究極のコンサートはハイティンク指揮ウィーン・フィルのマーラーの交響曲第9番

2017年7月30日日曜日@ザルツブルク/2回目

今朝1回目のコンサートは祝祭大劇場Großes Festspielhausですが、朝食を食べるところが祝祭大劇場のあたりにはなかなか見つかりません。仕方がないので、少し遠いゲトライデ通りGetreidegasseまで行ってみます。
と、お馴染みの海鮮料理のお店ノルドゼーNordseeを発見。ここで頂きましょう。

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氷を敷き詰めた上に美味しそうな魚介が並んでいます。

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魚介だけでなく、パンも豊富です。バーガーを頂きましょう。

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お店の奥にはテーブル席が並んでいます。ここで朝食を頂きましょう。

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これが選択したバーガーです。

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バーガーと一緒にコーヒーもお願いします。コーヒーは持ってきてくれるのかなと待っていると、ここで自分で淹れてねといいます。セルフサービスなんですね。エスプレッソマシンがどこでも導入されています。ついでに美味しそうなジュースも追加。かなり高価です。

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でも、イタリアで飲んでいたブラッドオレンジジュースはありません。ブラッドオレンジジュースを飲むためにならイタリアに行ってもいいかなと配偶者は真剣に思っています。でも、イタリアは鬼門・・・。
さて、朝食も終わったところで張り切ってコンサートに行きましょう。今日は巨匠ハイティンクです。究極のマーラーを聴きにわざわざ駆け付けたんです。
ゲトライデ通りからドゥルヒガンクを抜けていきます。

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ドゥルヒガンクの中には美しい中庭があります。

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祝祭大劇場の前に戻ると、開演時間が迫り、着飾った男女が集まっています。

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早速、ホール内に入ります。今日は最高の席、最前列中央です。指揮台が間近に見えます。

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開演まで10分少しになり、席も埋まってきます。だんだん、緊張感も高まってきます。

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どの席もまんべんなく、埋まってきます。どちらにせよ、今日は満席の筈です。

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今日は特別の演奏でした。終演後、祝祭大劇場を出るまで無言でしたが、配偶者にぽつりと「終わったね」と言いました。万感の思いです。saraiにとって、音楽は人生そのもの。中学生になって、親に買ってもらったステレオでクラシックを聴き始め、40歳になって、夢だったウィーン国立歌劇場でオペラを見て、それから、病みつきになって、ヨーロッパ遠征で音楽を聴き続けてきました。そして、一昨日と今日、ハイティンク指揮ウィーン・フィルで一番愛して止まないマーラーの交響曲第9番を聴き、これでもう思い残すことはありません。
このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。


配偶者によると、ハイティンクを聴き終わり、saraiは気が抜けたようだったそうです。配偶者はそういうsaraiに気を使ったのか、無事、ハイティンクを聴き終えた記念にワインで乾杯しようと誘ってくれます。saraiと配偶者の間で、愛称ぞうさんと呼んでいるレストランに向かいます。今日もぞうさんは健在です。

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見渡すと、ぞうさんグッズが並んでいます。このレストランは以前泊まったことのあるホテル・エレファントに付属しているレストランです。

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ところが生憎、いつものように大変混み合っています。スタッフに2人だというと、相席を勧められます。いやあ、ちょっとね。入口のところに、ナプキンの準備などに使っているテーブルがあります。ここでいいんだけどというと、作業中のものを片付けて、2人用に準備してくれます。ありがとう。
さあ、ワインで乾杯です。

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ここで気持ちを落ち着かせながら、ゆっくりとランチをいただきましょう。



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ザルツブルク音楽祭:ターフェルシュピッツのランチの後は、音楽の既成の価値観を打ち砕く驚きのオペラ

2017年7月30日日曜日@ザルツブルク/3回目

究極のコンサート、ハイティンク指揮ウィーン・フィルのマーラーの交響曲第9番を聴いた感慨を抱きつつ、心を鎮めながら、いきつけの愛称ぞうさんのレストランでランチをいただきます。白ワインで乾杯し、料理を待ちます。入り口横の席からはホテル・エレファントのロビーが見えています。愛らしい象さんの姿が印象的です。

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ところでオーダーした料理ですが、メニューをチェックすると、ツーコースメニューがありました。メインはターフェルシュピッツ。好物なので、これにしました。
ほの暗い店内はお洒落な雰囲気です。

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まずはスープです。定番のダンプリング入りのコンソメスープです。

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とても美味しくて、あっという間にペロっといただきます。

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さてさて、ターフェルシュピッツはどんな形で出てくるのでしょうか。本当に供され方がお店によって違うのです。1人分ずつ、大きな陶器の入れ物で、たっぷりのスープとともにお肉が出てきました。お給仕の係が、お皿に取り分けてくれます。

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なんとお肉は3枚もあるのです。2枚取り分けたところで、どうするかと訊かれるので、そのままにしておいてとお願いします。配偶者の目論見は、スープを持っていかれたくないということです。付け合わせはポテト。ソースは2種類。ジンジャー入りがないような気がしますが、別に構いません。

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お肉は、柔らくて美味。でも、どうせ2枚だって食べられないのです。もちろんスープは完飲ですっ。スープが美味しかった!と配偶者は喜んでいます。配偶者は、saraiがコンサートの感動からちょっと解放されたようだねと、優しい眼差しで語りかけてきます。いえいえ、頭の中はまだまだ感動でいっぱいですよ。よい食事となりました。
レストランを出ました。入り口の上にはぞうさんのマークがあります。

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ホテルに向かって歩いていると、大学広場Universitätsplatzは物凄い数の観光客で賑わっています。観光シーズン真っ只中です。

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岩山のトンネル近くで思わぬ銘板を発見。往年の大指揮者トスカニーニを記念するものです。1930年代のザルツブルク音楽祭で活躍していたんですね。そう言えば、シュテファン・ツヴァイクもザルツブルクでトスカニーニと親しく接していたと書いていたことを思い出しました。シュテファン・ツヴァイクは彼のヴィラにザルツブルク音楽祭に参加した音楽家をよく招いていたそうです。その中でもトスカニーニは特に親しかったそうです。(シュテファン・ツヴァイク著《昨日の世界》より )

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さて、トンネルの入り口に着きました。

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トンネルに入ると涼しくて、いいですね。派手なショーウィンドウが並んでいます。

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と、トンネルの途中で気になるものを見つけました。シュテファン・ツヴァイク・センターという表示があります。ここにシュテファン・ツヴァイク・センターの入り口があるんでしょうか。まさかね。でも、今回の滞在中に何とか、解明しましょう。

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また、トンネルの中にヨーロッパでは滅多に見かけない自動販売機を発見。コーヒーやドリンクの販売機です。駅のホームにはありますけどね。

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トンネルを抜けてホテルに戻り、休憩です。休憩後、タキシードと着物に着替えて、夜のオペラに繰り出します。また、トンネルを抜けて、フェルゼンライトシューレの美しいロビーに入ります。

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ロビーの片隅でカフェ・トマッセリのアイスクリームを販売しています。これは美味しいですね。くせになりそうです。

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オペラの開演時間が近づいたので、フェルゼンライトシューレのホールに入ります。岩山の壁を利用したホールです。

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客席はすっかり改装されて、綺麗です。

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今夜のオペラはモーツァルトのオペラ《皇帝ティトの仁慈》。飛ぶ鳥を落とす勢いの指揮者クルレンツィスと古楽オーケストラムジカエテルナによるオペラ演奏はsaraiの今までの音楽の価値観を打ち砕くような演奏で、戸惑ってしまいました。凄い演奏でした。さすがにザルツブルク音楽祭です。
このオペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

それにしても、saraiの音楽人生を集大成したハイティンク指揮ウィーン・フィルのマーラーの交響曲第9番を聴いた直後、saraiの音楽の価値観をひっくりかえすようなオペラを聴くことになるとはね。贅沢な日々です。

明日は音楽祭をちょっとお休みして、小旅行に出かけます。R・シュトラウスゆかりのガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchen、ドイツ最高峰のツークシュピッツェZugspitze、世界遺産のヴィース巡礼教会Wieskircheを巡ります。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
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07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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