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ガルミッシュ=パルテンキルヒェンの朝、ツークシュピッツェへ

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/1回目

旅の13日目、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenの2日目です。

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。今日はドイツ最高峰、ツークシュピッツェZugspitzeに登ります。と言っても、登山鉄道とロープウェイを乗り継ぐだけのことですから、日本の富士山登山とは一線を画します。今日は絶好の晴天。先日のアルプスの悪天候とは大違いです。混み合いそうですから、朝一番の行動を取ります。いつものsaraiには似合わず、朝の7時前に起床です。

まずは、朝食を頂きます。美しい庭へのドアが開け放たれ、清々しいです。

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テラス席はまだ準備中なので、外で朝食がいただけないのが残念です。saraiが珍しく早起きしたのが凶と出ました。

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テラス席の間を恨めしそうに歩きながら、室内に戻ります。

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お庭の見渡せる位置に席を決めます。

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おばあさんが飲み物を何にするか訊いてくれます。以前はこれが普通のことだったのですが、どのホテルにもエスプレッソマシンが導入され、セルフサービスが当たり前になっています。運ばれたコーヒーにお砂糖を入れようとしますが、砂糖が固まっていて出てきません。と、おばあさんが、「グッドモーニング」と言いながら、入れ物を振ってくれます。こちらのおまじないの掛け声なのでしょうか、お茶目なおばあさんなのでしょうか。お陰で美味しいコーヒーがいただけます。これが朝食ルームの様子です。清潔な室内です。

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食事の内容はごく普通ですが、ゆったりと朝食を楽しみます。

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朝食を終え、急いで、荷物を持って、宿泊した部屋を出ます。レセプションでチェックアウトします。ロビーも美しいです。

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ホテルの外に出ると、綺麗な朝の庭が見えます。ホテルの窓辺も綺麗ですね。

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青空の下に大きな岩山が見えています。ツークシュピッツェです。

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ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの駅に向かって歩き出すと、ツークシュピッツェの姿がよく見えます。

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歩道に目を落とすと、チョークで何か書いてあります。子供の仕業ですね。世界共通の遊びのようです。

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ドイツ国鉄(DB)のガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅に近づき、その手前で線路をくぐって、駅裏に周り込みます。

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線路をくぐると、目の前にツークシュピッツェが大きく見えてきます。ここから、道路を横断して、線路に並行して進み、ツークシュピッツェ鉄道の駅に向かいます。

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すぐに駅に到着。まだ、8時前です。8時15分のガルミッシュ=パルテンキルヒェン発のツークシュピッツェ鉄道の1番電車に乗るつもりなんです。

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駅に着くと、駐車場もガラガラだし、のんびりした雰囲気が漂っています。が、駅のチケット売り場に来ると、20人ほどが並んでいて、ギョッとします。そうですよね、みんな気持ちは同じですよね。こんな絶好の山日和には早く出かけるにこしたことはありません。

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とりあえず、行列の後ろに並びます。まあ、始発駅ですから、これで座れないということはないでしょう。



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ツークシュピッツェ鉄道のガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/2回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ドイツ最高峰のツークシュピッツェZugspitzeに登るべく、ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnのガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅にやってきたところです。チケットの窓口には行列ができていましたが、ようやく、saraiが6~7番目になります。

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さほど時間がかからずにsaraiの順番になります。

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ツークシュピッツェの山頂駅までの往復チケットを購入します。登山電車、ロープウェイ、すべてに乗れるチケットです。一人53ユーロです。

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何と日本語のパンフレットも置いてあります。

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さて、プラットホームに向かいましょう。そちらも改札口の前で少し行列ができています。

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ホームには登山電車が停まっています。先頭車両まで行き、ツークシュピッツェ鉄道の登山電車の姿を写真に収めます。

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ホームの端からはこれから向かうツークシュピッツェの姿が遠望できます。

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まだ、出発までに時間がありますから、ホームをうろうろします。電車は3両編成です。今、2両目のあたりを後ろに戻っています。

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車両の最後尾の先には駅舎が見えています。その向こうには岩山が見えています。昨日、R.シュトラウスのお墓詣りに行ったガルミッシュ墓地があの岩山の麓にあります。

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駅舎の改札口からはまだ乗客が続々とやってきます。

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ホームの金網の外は駐車場になっています。車でやってくる観光客には便利ですね。

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電車の発車時間までにまだ10分ほどありますが、ホームはがらんとしています。やってきた乗客はさっさと電車に乗り込んでいます。うろうろしているのはsaraiだけです(笑い)。

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ホームに電車の出発時刻を案内する電子掲示板があります。よく見ると、ドイツ国鉄(DB)のガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅の時刻表です。なかなか親切ですね。

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さて、いつまでもホームをうろうろしていても仕方がないので、そろそろ電車に乗り込みましょう。

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配偶者はとっくに電車に乗り込んで、席を確保していてくれています。車窓からsaraiを見て、ニコニコしています。

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あと10分ほどで電車が出発して、ツークシュピッツェの山頂には遅くとも10時前には到着できる筈です。1時間半ほどの鉄道とロープウェイの旅の始まりです。



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ツークシュピッツェの岩山の異様な風貌

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/3回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ドイツ最高峰のツークシュピッツェZugspitzeに登るべく、ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの登山電車に乗り込みます。既に先に電車に乗って、席を確保していた配偶者は車両の端にいます。

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席に座って、電車の出発を待ちます。あと5分ほどで出発です。窓からホームを眺めると、駅のスタッフがデッキチェアを並べています。もう乗ってくる乗客はいませんから、これから出発する電車のための準備なのでしょう。

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デッキチェアも並べ終わり、ホームには人影がありません。出発まで1分ほどです。

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やがて、電車がごっとんとゆっくり動き始めます。

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樹木の奥に電車らしきものが見えてきます。ドイツ国鉄(DB)の電車のようです。

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樹木が切れると、ドイツ国鉄のガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅が見えてきます。樹木を隔てて、隣り合っていたんです。電車の向こうに駅舎も見えています。

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ここから、ツークシュピッツェの山頂へのルートを地図で確認しておきましょう。ガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅からアイプ湖Eibseeを経由して、山頂近くのツークシュピッツプラット駅Stn.Zugspitzplattまで登山電車で行き、そこから山頂まではグレッチャーバーン・ケーブルカーGletscherbahn Cable Carというロープウェイで登ります。なお、アイプ湖と山頂を直接結ぶロープウェイ、アイプゼー・ザイルバーンEibsee-Seilbahnは新しいロープウェイを作っているところなので、今年2017年の12月までは休止中です。本来は上りと下りで別のルートを楽しむつもりでしたが、それは断念せざるを得ません。

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ガルミッシュ=パルテンキルヒェン駅を出た登山電車は2分ほどで次のハウスベルクHausberg駅に停車します。

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ハウスベルク駅を出ると、電車は山麓の樹木の間を走り抜けていきます。

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やがて、10分足らずで次のクロイツエックバーン/アルプシュピッツバーンKreuzeck-/Alpspitzbahnに到着します。ここからはクロイツエックに登るクロイツエックバーンKreuzeckbahnというロープウェイとアルプシュピッツに登るアルプシュピッツバーンAlpspitzbahnというロープウェイの2つに乗ることができます。時間さえあれば、ここらあたりの山をすべて制覇することができます。ここで降りていく人もいます。

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クロイツエックバーン/アルプシュピッツバーンを出ると、行く手にツークシュピッツェの切り立った岩山の姿がはっきりと見えてみます。

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青空の中にその異様な風貌の岩山が見えており、saraiと配偶者の視線を捉えて離しません。

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岩山の手前にロッヂ風の建物が建ち並ぶ集落が近づいてきます。

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ハンメルスバッハHammersbachに到着です。

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ハンメルスバッハを出ると、ますます、ツークシュピッツェの岩山が迫ってきます。見るからにこの登山電車があの岩山の山頂近くまで登るというのが不思議に思えます。普通考えると、無理でしょう。

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ツークシュピッツェの異様な風貌に魅了されながら、登山電車はその山麓を走っていきます。



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ツークシュピッツェの麓のアイプゼーに到着

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/4回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ドイツ最高峰のツークシュピッツェZugspitzeに向かって、ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの登山電車に乗っています。今、ツークシュピッツェの山容を眺めながら、山麓を走っています。

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ハンメルスバッハHammersbachからグライナウGrainauに走っているところですが、このあたりの沿線には結構建物が並んでいます。建物の軒先をかすめながら、電車は走っていきます。ツークシュピッツェの姿はずっと見えています。

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少しノロノロ運転になりますが、ツークシュピッツェの姿を楽しめているので、そんなに気になりません。

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ここで電車はちょっと停止してしまいます。しかし、じきに動き始めます。
やがて、グライナウの村に入ると、聖ヨハネ巡礼教会St. Johannes der Täuferの優美な姿が見えてきます。

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教会とツークシュピッツェの姿の組み合わせがよく似合いますね。

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教会を過ぎると、グライナウの駅が近づいてきます。

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駅のホームに入っていきます。ホームの向かい側にはガルミッシュ=パルテンキルヒェン行きの電車が停車しています。この鉄道は単線なので、この電車と行き交うために先ほどスピードダウンしていた模様です。

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グライナウの駅に停車します。数分遅れです。ここから乗り込む乗客も少しいますね。

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グライナウの駅を出て、再び、ツークシュピッツェの姿を眺めながら、山麓を走っていきます。

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10分ほど走って、アイプゼーEibseeの駅に入っていきます。

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この駅では多くの乗客が乗り込んできます。最初はそれほどの混みようではありませんでしたが、途中の駅から乗客が少しずつ乗り込んできて、遂にここからは多くの人たちがこの電車に乗ろうとしています。ここから山頂までのロープウェイが休業中であることも一因なのでしょう。

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次々と乗客が乗り込んできて、最終的には満席になり、座れない人までいます。
しばらく、この駅で停車します。ホームからはツークシュピッツェの岩山が間近に見えています。

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やがて、ホームの向かいに電車が入ってきます。この電車の到着を待っての出発だったようです。繰り返しますが、単線の鉄道です。

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ようやく、アイプゼーの駅を発車。駅前には大きな駐車場があります。ここまでは車でやってくる人が多いようです。ロープウェイ乗り場も見えています。

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ここからは一気にツークシュピッツェの岩山を登っていく筈です。楽しみです。



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山腹から眺めるアイプ湖の絶景

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/5回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ドイツ最高峰のツークシュピッツェZugspitzeに向かって、ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの登山電車に乗っています。アイプゼーEibseeの駅を出発し、いよいよツークシュピッツェの岩山を登っていきます。まずは山間の樹木の中に分け入ります。

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この樹木の中を岩山に向かって走り続けます。

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樹木の中をいったん抜けると、眼前に真っ白な岩山が迫ってきます。もしかしたら、山頂は雪に覆われているのかもしれませんね。

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高い木々の先に岩山が聳えたっています。ツークシュピッツェは異様な雰囲気の岩山です。近づくにつれ、こんな切り立った山に登山電車が登れるか、疑問に思えます。

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登山電車はトンネルに入ります。トンネルの中を抜けて、岩山を登るのでしょうか。

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ところが想像に反して、すぐにトンネルを抜けます。そして、右手の車窓から、アイプ湖Eibseeが急に顔を出します。かなり下方に見えています。

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アイプ湖を眺めながら、登山電車は急角度で山を登っていきます。

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アイプ湖の上に位置する小さなフリーレン湖Frillenseeが見えてきます。そのフリーレン湖の向こうにも岩山が見えますが、はるか眼下です。

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また、アイプ湖が見えてきます。アイプ湖を眺める絶景の中、登山電車はさらに登っていきます。乗客の視線はみなアイプ湖の美しい湖面に釘付けです。

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乗客のみなさんと一緒に、しばし、この風景を楽しみます。

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これが結果的に最後に見たアイプ湖の風景です。

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岩と草の風景に変わり、アイプ湖は見えなくなります。

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高い樹林の先にツークシュピッツェの岩山が迫ってきます。

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頭上にはロープウェイの鋼線らしきものが見えています。樹木も少なくなってきます。岩山がすぐそこです。

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山の中腹にあるリッフェルリス駅Riffelriß(標高1640m)に到着します。アイプゼー駅は標高1008mだったので、ここまで一気に600m以上も登ってきたことになります。

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この先は鉄道の終点、ツークシュピッツプラット駅Zugspitzplatt(標高2588m)まで1000m近くを登っていくことになります。登山電車もいよいよ最後のあえぎで頑張ってくれるでしょう。その先にどんな光景が待ち受けているか、楽しみです。スイスアルプスのユングフラウヨッホの悪天候と違って、今日は絶好の晴天です。



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ツークシュピッツェ山頂直下のツークシュピッツプラット駅に到着

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/6回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの登山電車に乗り、ドイツ最高峰のツークシュピッツェZugspitzeの岩山を登っているところです。山の中腹にあるリッフェルリス駅Riffelriß(標高1640m)に到着し、眼前にツークシュピッツェの岩山が迫ります。

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この駅で降りて、トレッキングに向かう猛者たちがいます。

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いよいよ、このリッフェルリス駅を出発し、最後の山登りが始まります。

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すぐにトンネルに突入し、外は真っ暗な闇になります。

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登山電車はトンネルの中をゆっくりと登っていきます。

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登山電車は岩山の中のトンネルを既に15分ほど進みました。先はまだまだ長いようです。トンネルの中を山頂に向かうのはユングフラウヨッホと同じ方式ですね。

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やがて、登山電車は長いトンネルと抜けて、山頂のすぐ下のツークシュピッツプラット駅Zugspitzplatt(標高2588m)に到着。ここからはロープウェイで一気に山頂に登ります。ここまでの登山電車のルートを地図で確認しておきましょう。

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ツークシュピッツプラットからは山頂への登山道も続いています。雪渓も残っています。気温はぐっと低くなっています。

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視線を右に移すと、ツークシュピッツェの山頂が青空を背景にくっきりと見えます。山頂はすぐ近くです。

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ここツークシュピッツプラットは荒涼とした土と石ころだらけの土地です。雪渓がところどころに残っています。周りには低い岩山が続いています。

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一角には高いポールが立っています。ポールには旗が下げられています。

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ガラスで覆われた温室のようなレストハウスがあります。しかし、ここは単なる通過点。休んでいないで、山頂に向かいましょう。

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ロープウェイ乗り場の建物から、周りの岩山の風景を眺めます。ドイツアルプスの峰々が続いています。

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先ほど見た山頂への登山道を見下ろします。登山道を登っていく人がいます。そのまま山頂を目指すのでしょうか。

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ロープウェイ乗り場の建物からツークシュピッツプラットを見下ろすと、多くの観光客がうろうろしています。何をしているのかな。

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さあ、ロープウェイ乗り場に向かいましょう。チケットは登山電車とのセット券を購入済です。



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ツークシュピッツェ山頂へロープウェイでGO!

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/7回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの登山電車に乗り、ドイツ最高峰のツークシュピッツェZugspitzeの岩山に登ってきました。山頂が目前のツークシュピッツプラットZugspitzplatt(標高2588m)から、ロープウェイで楽して登頂を目指します。さあ、ロープウェイ乗り場にスタンバイします。

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多くの登山客がロープウェイのゴンドラの到着を待っています。

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ゴンドラが到着。大型なので、すぐ乗れそうです。

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さあ、ゴンドラに乗り込みます。大型のゴンドラもたちまち混み合います。吊革がありますね。まるで東京の満員電車に乗っている感覚です。

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やがて、ゴンドラがツークシュピッツプラット駅を離れて、上昇を開始します。

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たちまち、周りの視界が開けてきます。

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ゴンドラがぐんぐん上昇していきます。

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ツークシュピッツプラットの全景が視界に収められます。雪渓が点在しています。登山道の入り口付近の礼拝堂も見えています。

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青空に岩山の稜線が映えています。稜線の手前はドイツ。稜線の向こうはオーストリアです。

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ツークシュピッツェはドイツの最高峰ですが、実はドイツとオーストリアの国境線上に位置しています。それではオーストリアでも最高峰はこのツークシュピッツェかと言うと、そうではなく、オーストリアにはグロースグロックナーGroßglocknerと言う最高峰があります。ツークシュピッツェは諸説ありますが2,962mと言うのが一般的になっている標高です。驚くべきことにドイツには3000mを超える山はないんですね。因みにオーストリアのグロースグロックナーの標高は3,798mです。我が国の最高峰、富士山よりもちょっぴり高いです。参考にヨーロッパアルプスの最高峰はフランスとイタリアの国境にあるモンブランMont Blancです。標高は4810.9mです。モンブランはヨーロッパの最高峰でもあります。8日前に登ったユングフラウヨッホJungfraujochは標高3454mでしたから、これから登るツークシュピッツェよりも高かったんですね。

ともあれ、ゴンドラはさらに上昇していきます。このロープウェイで一気に400mほど昇ります。

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山の斜面に大規模な施設が見えてきます。環境と気候上の多様な研究を行っているセンター、Umweltforschungsstation/Schneefernerhausです。

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下っていくゴンドラと高速ですれ違います。ここが中間地点です。

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あっという間に下りのゴンドラはその姿が小さくなっていきます。ドイツとオーストリアにまたがるアルプスの峰々が眺められるようになってきます。

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ドイツ側のアルプスはこんな感じに見えています。

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ドイツ最高峰のツークシュピッツェに近づくとともに周りの山々が下方に見えるようになります。

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もうすぐ、ツークシュピッツェの山頂駅に到着します。



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ツークシュピッツェ山頂!

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/8回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの終点駅のツークシュピッツプラットZugspitzplatt(標高2588m)から、ロープウェイのゴンドラに乗り込んでツークシュピッツェZugspitzeの山頂に向かっているところです。ゴンドラからはドイツアルプスの峰々が見渡せます。雄大な風景です。ここで急にこのツークシュピッツェがR.シュトラウスのアルプス交響曲の舞台であることを思い出しました。登頂中にPCでこのアルプス交響曲を聴くつもりだったのにすっかり失念していました。盗難にあったIPODには準備してあったのに・・・。

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遥か下方にロープウェイのツークシュピッツプラット駅が見えています。とてもちっぽけに見えます。

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どんどんツークシュピッツプラット駅が遠ざかっていきます。

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右手にはドイツとオーストリアの国境線となる稜線が見下ろせています。

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山頂駅に到着、間近です。

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山頂駅近くから見下ろしたツークシュピッツプラットの風景です。

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左側にはドイツアルプスの絶景が眺められます。

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山頂駅のプラットホームに到着です。ドイツの最高峰にあっさりと来てしまいました。

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ゴンドラを降りました。

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ロープの巻き上げ装置です。

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山頂駅のプラットホームから、眼下にアイプ湖Eibseeの美しい姿が見えています。

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ちょっと場所を変えると、アイプ湖の全景が見えます。アルプスの峰々の間に抱かれるようにアイプ湖は青々とした水を湛えています。

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アイプ湖の右手、東端にはツークシュピッツェ鉄道のアイプゼー駅Eibsee付近の建物密集地があります。

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おや、黄色いくちばしの黒い鳥が近くにいます。通称、ブラックバード、すなわち、クロウタドリでしょうか。スイスアルプスでも見かけた鳥です。

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ホームから出ると、山頂駅の屋上です。売店を覗いてみましょう。

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しばらく、山頂からの絶景を楽しみましょう。絶好の好天で眺めも最高です。



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ツークシュピッツェ山頂からの絶景

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/9回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahn、ロープウェイを乗り継いで、ツークシュピッツェZugspitzeの山頂に登り詰めました。
山頂駅の屋上のショップに絵葉書が並んでいます。配偶者は孫たちに送る絵葉書を選んでいます。

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山頂には4階建てほどの大きな施設がドイツとオーストリアにまたがって作られています。向かいに見えている屋上展望台はオーストリア側にあります。オーストリアから登ってくるロープウェイのゴンドラも見えています。後で行ってみましょう。

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オーストリア側の展望台の向こうにはチロルの山々が望めます。

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これはオーストリア側の施設への通路の入り口です。チロルにようこそと書いてあります。まだ、チロル側に移動します。

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山々の眺めの案内板があります。これを参考に山々を眺めます。


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チロル内の施設の案内板があります。あとでレストランも覗いてみましょう。

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チロル側にはツークシュピッツェの山頂を示す記念碑があります。ここの標高は2950mです。本当の山頂からは12mほど下に位置していますね。

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切り立つ岩山の稜線が見下ろせます。この稜線の左側にはアイプ湖Eibseeも見えています。稜線の左側も右側もドイツです。今いるところはオーストリアです。

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これが今いるオーストリア側、すなわちチロルの屋上展望台です。真夏なのに雪も残っています。

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今度は配偶者が岩山の稜線を見入っています。この切り立った岩はまさにアルプスですね。氷河が切り取ったものです。

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ドイツアルプスの峰々が遠くまで見渡せます。

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オーストリアのチロル側からのロープウェイが見えます。

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岩山の真下にはチロルの緑の村々が見えています。

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チロルの山々の眺めの案内板と実際の山々の景色が見事に重なります。

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チロルのロープウェイの先には緑の村々、その先にはチロルの峰々が連なっています。

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チロルの雄大な景色です。この向こうにスイスアルプスが続いているのですね。まさにヨーロッパの尾根の連なりです。

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ドイツの最高峰、とは言え、今はチロルにいます。ツークシュピッツェからの絶景は見飽きることがありません。なおも絶景狩りを続けます。



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ツークシュピッツェの本当の山頂は?

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/10回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。今はツークシュピッツェZugspitzeの山頂からの絶景を眺めているところです。快晴の中、360度の大パノラマを楽しみます。
山頂は風は強いですが、そんなに寒くはありません。風よけを羽織る程度でOKです。山頂駅の屋上展望台を歩き回ります。
これはオーストリアのチロルの村々を見下ろす風景です。

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目を左に転じると、岩山が見えます。先ほどまでいたツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの終点のツークシュピッツプラットZugspitzplatt(標高2588m)です。そこからロープウェイであっと言う間に標高差ほぼ400mの高さの山頂に登ってきましたが、稜線を自分の足で登ってくる登山客の姿も見えます。やりますね。

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これがドイツとオーストリアを隔てる、切り立った岩山の稜線の先端です。ここから岸壁が一気にチロルの緑の平原まで下り落ちています。ちなみにこの山頂駅内にも国境線がありますが、往来は自由です。

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これがチロル側の屋上展望台です。工事中のクレーンはドイツ側で進められているアイプ湖Eibseeからの長距離ロープウェイのためのものです。今年中には開通する予定です。(その後、予定通り、2017年12月に開通しました。)

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saraiは屋上に残っている真夏の雪を踏みしめてみます。さすがにアルプスですね。

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山頂駅の下には大きな複合アンテナがあります。そこにツークシュピッツプラットからの登山客が登ってきています。

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山頂駅の屋上レストランでは多くの観光客が休んでいます。絶好の天気で大勢の人たちがこのツークシュピッツェの山頂にやってきたようです。

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ここにもまた、通称、ブラックバード、すなわち、クロウタドリらしき鳥が羽を休めています。

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saraiがチロル側の山頂駅のトイレに行き、その帰りにショップを覗いてみます。登頂記念にチロル側のショップでキャップ(野球帽)を買います。チロル側ですから、帽子にはドイツではなく、チロルのツークシュピッツェと書かれています。そのまま、その帽子を被って、配偶者の前に姿を現すと、配偶者からは年寄りじみて見えるって、揶揄されます。まあ、実際、年寄りなんだから仕方がありません。意地になって、そのまま、ずっと野球帽を被っています。(日本に帰ってもその帽子を被る習慣になりましたが、翌年のヨーロッパ遠征の際にバイロイトでその帽子を置き忘れました。残念ですが、ツークシュピッツェの帽子をドイツに置き忘れても不自然ではありませんね。もちろん、その後、代わりの帽子をハイデルベルク大学のショップでゲットして、今でも日本で被っています。)

山頂駅は、相変わらず大勢の人で大賑わいです。が、本当の山頂(標高2962m)は、あと10メートルほど上で、すぐ近くに見えていますが、そこへは自力でよじ登らなければいけません。

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このあたりからはドイツアルプス、チロルの山々の連なりが素晴らしい景観を作っています。この景観を本当の山頂から眺めてみたいなあ・・・。

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山頂へは続々と登っていく人たちがいます。それなりのお年の方もチャレンジしています。岩壁の梯子を登らないといけないようです。

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チロルの帽子を被ったsaraiは羨まし気にその風景を写真に収めています。

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これが山頂駅から山頂に向かう通路です。

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山頂へはこちらという標識が我々を誘っています。

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しかし、無念ではありますが、体力のない我々は自重しましょう。転落事故でも起こしたら、とんでもない迷惑をかけますものね。その写真だけいただいて満足します。

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山頂駅はどんどん混み合ってきます。こんな眺望を楽しめる日はそんなに多くはないでしょうからね。どっと人が押しかけてきているようです。あまり、人で混み合ってしまう前に下山しましょう。十分に絶景は堪能しました。



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ツークシュピッツェの山頂からツークシュピッツプラットへ下山

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/11回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェZugspitzeの山頂の絶景を楽しみ終えて、撤収しようとしています。
山頂駅からツークシュピッツプラット駅Zugspitzplattに下りるロープウェイのゴンドラに乗り込みます。まだ、朝の10時半です。ゴンドラは結構、混み合っています。みなさんも朝早い行動だったようですね。

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ゴンドラが山頂駅を離れます。

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綺麗な青空をバックにした山頂駅の全容が見えてきます。とても大きな建物です。

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山頂駅がどんどん離れていきます。

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凄い切り立った岩壁の上に山頂駅が建っています。

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青空と岩壁、素晴らしい景色に圧倒されます。3000mには欠ける高さですが、ツークシュピッツェはやはり、れっきとしたアルプスであることを実感します。

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遠ざかっていくツークシュピッツェの景色にじっと見入っています。

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山頂駅の右手には、本当のツークシュピッツェの山頂も見えています。

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山頂駅がずい分離れたところで、登ってくるゴンドラとすれ違います。ここが中間点ということですね。

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山頂駅がちっぽけになってきます。そろそろツークシュピッツプラットへの到着が間近いようです。

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ツークシュピッツプラットの平地の上までやってきました。到着です。

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ツークシュピッツプラット駅のホームにゴンドラが入ります。このあたりはロープウェイの施設以外は荒涼とした風景です。

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ツークシュピッツプラットには雪渓が残っていて、そこで雪遊びができるようです。ここも標高2588mの高地ですし、ドイツは日本よりも緯度が高いですから、夏でもこんな楽しみがあります。

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saraiは南国育ちですから、雪の上を歩くのも珍しい体験です。あえて、雪の上を慎重に歩いてみます。頭には山頂でゲットした帽子をしっかりと被っていますよ。

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配偶者は雪国育ちですから、慣れた足取りです。この夏はユングフラウヨッホに続いて、2度目の雪歩きです。違うのはここはドイツ晴れの絶好の晴天だということです。

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人が集まっている場所があります。近寄ってみましょう。

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子供たちがそり滑りを楽しんでいます。

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親たちはもっぱら子供たちの滑り終わったそりを坂の下からせっせと運び上げています。ご苦労様。それにしてもドイツの女性は逞しいですね。

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雪見物も終わったので、そろそろ、登山電車の駅に向かいます。



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アイプ湖は人、人、人で大混雑・・・危うく電車に乗り遅れそうに!!! 救世主は配偶者

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/12回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェZugspitzeの山頂から下界に向かって下りているところです。ロープウェイでツークシュピッツプラット駅Zugspitzplattまで下りてきました。ちょっと雪見物をした後、登山電車の駅に向かいます。レストハウスの前までやってきました。

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レストハウスのテラス席は意外にガラガラです。まだ、昼時でもないし、途中駅でゆったりしている人はいませんね。

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このテラス席からの眺めはなかなかよさそうです。しかし、我々もここでゆったりしているわけにはいかないので、駅に向かいます。

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登山電車の駅に着きました。大きな白い犬を連れた女性がいます。ヨーロッパでは犬を連れての行動が普通ですね。

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次の電車はガルミッシュ=パルテンキルヒェン行きではなくて、アイプゼーEibseeの駅までしか行きません。ガルミッシュ=パルテンキルヒェン行きはその30分後です。途中のアイプゼーまで行って、30分間、アイプ湖Eibseeの湖畔でも散策することにしましょう。下りの電車はガラガラですが、すれ違う登りの電車はとっても込み合っています。早めの行動でよかったです。

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登山電車はツークシュピッツェの岩山の中の長いトンネルを走り続けます。アイプゼーが近づき、ようやく、トンネルを抜けて、林の中を走っていきます。

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アイプゼーの駅に到着します。駅前の大駐車場は車がびっしりと駐車しています。大変な混雑です。

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駅のホームを出ると、登山電車待ちの人が大行列。その行列の長さに、唖然とします。数時間は待たないと電車に乗れないでしょう。

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駅前からはツークシュピッツェが青空を背景にくっきりと見えています。アイプゼー駅は標高1008mなので、標高2962mのツークシュピッツェの山頂は2000mほどの高さです。

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駅からアイプ湖に向かう途中の広大な駐車場は車で満杯です。駐車場待ちの車も路上でウロウロしています。下界は大変なことになっていたのですね。アイプ湖まで下ってみますが、湖畔はカフェが陣取り、湖畔に近寄れません。ここも大勢の人で騒々しいです。何とか、カフェの横からアイプ湖をチラ見します。美しい湖面が夏の陽光に輝いています。

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湖畔のカフェは観光客でいっぱいです。とてもゆっくりできそうにありません。

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アイプ湖のボート遊びにも心惹かれますが、ボートも待ち行列ができているようです。

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ともかく、アイプ湖を間近に見たので、それで満足して、駅に戻ります。いずれにせよ、30分ほどしか時間がなかったのですけどね。急いで、駅までの坂道を上ります。
さて、ここからが大問題です。登りの電車のものすごい行列の中を、どうして下りの電車に乗れば良いのでしょう。下りの電車に乗る人のための通路はありません。

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saraiが、その旨(下りの電車に乗りたい・・・)を整理に当たっている駅員に説明しますが、当然、チケットを持って行列に並べと言われ、仕方なくスゴスゴと行列に並ぼうとします。

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その様子を見ていた配偶者はハ~!と一息ついて、行動に移ろうとします。こういうときは配偶者の出番です。saraiはからっきし、意気地がありません。
配偶者が駅員の前に行って、(山の上を指さし)・・・・ウィ、フィニッシュ!・・・(山の下を指さし)・・・ウイ、ウォントゥゴウ。
駅員は、オ~、(山の上を指さし)ユウ、フィニッシュ!と言い、だったら、ここを抜け改札を通ってホームに出てくれよと道を開けてくれます。長い行列の近くの人たちも、ユウ、フィニッシュ!かとニコニコしています。
これで1件落着です。(トリノで体得した実践英会話術が炸裂しました。こういうことでは配偶者は逞しい!)

配偶者の押しで駅のスタッフを説き伏せて、行列を迂回して、下りのホームに出ます。危ない、危ない・・・。ホームには数人しかいません。

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登りのホームは人であふれています。でも、ホームに入れた人は幸運なんです。駅の外にはホームに入れずに大行列している人たちがいますからね。

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登りの電車も下りの電車もあと数分で到着する筈です。何とか配偶者のお蔭で予定通りのガルミッシュ=パルテンキルヒェン行きの電車に乗れそうです。



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アイプ湖からガルミッシュ=パルテンキルヒェンへ

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/13回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェZugspitzeの山頂からアイプ湖Eibseeに下りて、また、アイプゼーEibseeの駅から登山電車に乗るところです。大混雑を抜けて、ホームにたどり着くことが大変でしたが、予定通り、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンに戻る電車の到着を待っています。
先に隣のホームに山登りの電車が到着します。大変な混み合いようです。

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入ってきた山登りの電車にホームの人を乗せ、中の込み具合を見て、さらに行列の人を乗せるという調整をしています。ここから先は急な上り坂で1時間ほどかかります。もちろん立ちっぱなしです。ご苦労様!

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今度は下りの電車がホームに入ってきます。

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我々が乗るガルミッシュ=パルテンキルヒェン行きの電車です。

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無事に我々は楽々と空いた電車に乗り込みます。車窓から隣のホームに停まっている山登り電車を見ると、満員の電車の中でへたり込んでいる人たちが見えます。大変そうですね。

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順調にガルミッシュ=パルテンキルヒェン行きの電車は走り出しますが、15分ほど走って、最初の駅、グライナウGrainauに着くと意外な展開になります。何と乗客は全員、この途中の駅で降ろされます。

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最初は意味が分からずウロウロします。どうやら、この駅で、上りと下りの電車がそれぞれ折り返し運転しているようです。

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折り返しの電車はまだ、乗り継いでくる電車が来ていないので、車内はガラガラです。

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やがて、到着した折り返しの電車に乗り換えて、無事にガルミッシュ=パルテンキルヒェンに向かって、再び、走り出します。車窓にはツークシュピッツェの麓の美しい緑の村が目に入ります。

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村の向こうにはツークシュピッツェの姿が見えています。

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さきほど登ってきたばかりですが、ツークシュピッツェの姿からは目が離せません。

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沿線にはテラスに花を飾った綺麗な建物があります。いかにもバイエルンらしい建物です。

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青空と山と緑の平原・・・気持ちがいいですね。

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いつまでもツークシュピッツェの姿が見えています。

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ハンメルスバッハHammersbachの駅に到着します。ここでは電車から降ろされません。ほっとします。

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あと15分ほどでガルミッシュ=パルテンキルヒェンです。ザルツブルクへの電車に乗る前にまだ、町をぶらぶらする時間があるようです。



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さらば、ツークシュピッツェ

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/14回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェZugspitzeの山頂に登った後、また、ツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの登山電車に乗って、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンに戻っている途中です。
ハンメルスバッハHammersbachの駅のホームからはツークシュピッツェの姿を眺めることができます。

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ホームからは沿線の綺麗な家も見えます。

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山を背景にした家もとても綺麗です。美しい村ですね。

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ハンメルスバッハを出発した電車は美しい緑の野原の中を走っていきます。

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山の麓に広がる草原の中をガルミッシュ=パルテンキルヒェンに向かっていきます。

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次の駅、クロイツエックバーン/アルプシュピッツバーンKreuzeck-/Alpspitzbahnに到着します。駅前の駐車場は車で一杯です。

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ここからもツークシュピッツェの姿を望むことができます。素晴らしい風景です。

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クロイツエックバーンの駅を出ると、また、美しい風景の中を走ります。

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遠くに見えているツークシュピッツェの姿をズームアップして撮影します。異様で近寄りがたい山に見えます。先ほど登った山とは思えません。

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山から、だんだんと遠ざかっていきます。

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電車は牧草地の中を順調に走ります。

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ガルミッシュ=パルテンキルヒェンの一つ手前の駅、ハウスベルクHausberg駅に停車します。駅前の牧草地には牛が草を食む姿も見えます。

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青空、山、草原、素晴らしい風景です。

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その草原では牛たちが黙々と草を食んでいます。長閑な風景です。

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ツークシュピッツェの姿も遠い彼方です。

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ガルミッシュ=パルテンキルヒェンはもうすぐです。



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ガルミッシュ=パルテンキルヒェンに帰着・・・R.シュトラウス研究所は空振り

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/15回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェZugspitzeからツークシュピッツェ鉄道Bayerische Zugspitzbahn Bergbahnの登山電車でガルミッシュ=パルテンキルヒェンに戻ってきました。
ガルミッシュ=パルテンキルヒェンの駅に着くと、ここでもチケット窓口に大行列ができています。電車を降りた人たちは、顔を見合わせて、ほっと安堵の表情です。

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朝はガラガラだった駐車場も満車。今日はどこも1日中大混乱でしょう。早起きは三文以上のお得でした。その行列を横目に見ながら、ドイツ国鉄DBの駅のほうに向かいます。

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この後、ミュンヘン経由でザルツブルクに戻ります。駅の出発時刻表には、一番下に我々が乗る予定のムルナウMurnau経由ミュンヘン・パージングMünchen-Pasing行きの2時7分発の電車が表示されています。

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まだ、1時間20分ほどあります。この乗り換え時間を使って、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンにあるR.シュトラウス研究所にちょっとだけ寄っていきます。駅前にそのR.シュトラウス研究所Richard-Strauss-Institutの位置を示す案内板があり、びっくり。そんなにメジャーな施設なのでしょうか。

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配偶者は相変わらず、駅前にあった花屋さんの店先を眺めています。

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と、店先の一角にエーデルワイスの鉢植えがあるのを発見して大喜び。これが日本なら、即、お買い上げでしょうが、ここから日本に連れて帰るわけにはいきません。残念でした。

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駅前からまっすぐに伸びるバーンホフ通りBahnhofstraßeを歩いていきます。すぐにパートナッハ川Partnachを渡ります。この川は清冽な流れです。

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バーンホフ通りを進んでいくと、やがて、R.シュトラウス研究所は右に曲がれという案内板があります。この先の交差点で右折するようです。

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だだっ広い通りで右に曲がります。ハウプト通りHauptstraßeです。

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ここでちょっとR.シュトラウス研究所の場所が分からなくなりますが、ハウプト通りを渡って、左手に少し入ったところにR.シュトラウス研究所を発見します。無駄にした時間は5分ほどです。

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R.シュトラウス研究所の前は美しい公園になっています。

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R.シュトラウス研究所に入りましょう。ところが研究所の扉は固く閉じられています。張り紙があります。何と今日は臨時の休館のようです。

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そんなあ・・・何とか時間を作ってきたのにね。残念ですが仕方がありません。扉の隙間から、中をうかがうと、何やらシュトラウスらしき彫像も見えます。

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なおも中をうかがい続けますが、それ以上は見えません。

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研究所の周りの公園、クアパーク・パルテンキルヒェンKurpark Partenkirchenにはとってもきれいな花壇があります。

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公園をブラブラしてから、駅に戻りましょう。



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ガルミッシュ=パルテンキルヒェン:R.シュトラウス研究所前の公園から駅へ

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/16回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェZugspitzeからガルミッシュ=パルテンキルヒェンに戻った後、ザルツブルクへの電車への1時間ほどの乗り継ぎ時間を利用して、R.シュトラウス研究所Richard-Strauss-Institutを訪れましたが、臨時の閉館のため、残念ながら、入館できません。駅に戻る前に研究所の周りの公園、クアパーク・パルテンキルヒェンKurpark Partenkirchenをブラブラします。
研究所の建物沿いも綺麗な花壇になっています。

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おや、公園の一角ではうら若き乙女たちがランチ中です。何か、しみじみとしたお話をしているようです。

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花壇と樹木の茂る綺麗な公園を一巡りしました。そのためにここに来たわけじゃありませんけどね。

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再び、通りに出て、駅のほうに向かいます。

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駅に向かうバーンホフ通りBahnhofstraßeには、壁にフレスコ画が描かれた古いバイエルンの建物が並んでいます。

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黄色い壁の大きな建物にも、ちょっとだけ、フレスコ画の絵が描かれています。

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その建物の隣は大きな広場になっていて、ベンチで寛ぐ人もいます。暑い夏の日中です。日本人ならば、みな、日差しを避けるところですが、ヨーロッパは短い夏の太陽を大事にします。

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こちらのベンチでも何をするでもなく、陽光を浴びる人がいます。

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駅前に戻ったところで、まだ、電車の時間に早いので、カフェらしきところのテラス席で休みます。もちろん、日本人の我々は日陰の席を選びます。

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バッファローの頭の絵が描かれた妙なウェスタン・カフェ・バーです。

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暑いので、冷たい飲み物があるかと訊いたら、アイスクリーム入りのコーヒーを勧められます。ドイツでは定番ですね。アイスクリームを溶かし込むと何とか冷たくなります。

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駅前にはどーんと大きな建物があります。郵便局です。

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その建物の前にある駅舎を抜けて、プラットホームに出ます。まだ、電車の出発時刻までは10分以上ありますが、どうせ暇ですからね。

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ホームの表示板には、ミュンヘン・パージングMünchen-Pasing行きの2時7分発の電車が表示されています。

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やがて、出発時刻の10分少々前に電車がホームに入線してきます。

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いよいよ、2日間の短いガルミッシュ=パルテンキルヒェン滞在を終えるときがきました。



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ガルミッシュ=パルテンキルヒェンからミュンヘンを経て、ザルツブルクへ

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/17回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れて、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenに来ています。ツークシュピッツェZugspitzeに登った後、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンに戻り、ミュンヘン経由でザルツブルクに帰ろうとしているところです。
ホームの向かいには国境を越えて、チロルに向かう電車が停車しています。これに乗って、インスブルック経由でザルツブルクに戻ることもできますが、ミュンヘン経由のほうが少し到着時間が早いんです。

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ミュンヘン・パージングMünchen-Pasing行きの2時7分発の電車が入線しましたが、ホームの端のほうに停まりました。待っていた人たちと一緒にぞろぞろと移動して、乗り込みます。

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電車のチケットは昨日と同じく、ネットで購入したバイエルンチケットです。もちろん、セカンドクラスの格安チケットです。

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ミュンヘン・パージング行きの電車は定刻に発車。車窓にはドイツアルプスの峰々が見えています。

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駅の構内を出て、緑の草原の中に出ます。アルプスの岩山がくっきりと見えています。

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バイエルンの綺麗な野原の中をミュンヘンに向かって走っていきます。

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今日は午前中、慌ただしく過ぎてしまい、まだ、昼食も食べていません。ガルミッシュ=パルテンキルヒェンの駅舎の中にあったバーガーキングのお店で調達したワッパーとコーラで遅いランチをいただきます。

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ムルナウMurnauを過ぎ、ヴァイハイムWeilheimを出たところです。林を抜けて、綺麗な野原に出てきます。

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トゥッツィングTutzingを過ぎると、シュタルンベルク湖Starnbergseeの湖面が車窓に広がります。

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シュタルンベルク湖の北端のシュタルンベルクStarnbergの船着き場です。

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湖畔の野原では、残り少ない夏の陽光を浴びる人たちが水着姿で日光浴を楽しんでいます。

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シュタルンベルク湖がよく見えます。対岸まで見通せます。対岸にあるベルク城はルードヴィヒ2世が非業の死を遂げた舞台です。時間をやりくりして、その現場を見に行こうと配偶者に提案してみましたが、却下されました。配偶者はルードヴィヒのファンなのにね。

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やがて、シュタルンベルク湖から線路は離れていきます。これでシュタルンベルク湖を見ることもないかもしれません。

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ミュンヘン・パージング駅でSバーンの電車を乗り継ぎ、ミュンヘン・オスト駅München Ostでザルツブルク中央駅Salzburg Hbf 行きの電車に無事、乗り換え完了。
やがて、遠くにキーム湖Chiemseeが見えてきます。来るときにも見たのですが、あれが昨日のことだったとは思えないほど、色んなことがありました。

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すぐにキーム湖の姿は見えなくなり、畑が広がります。キーム湖はこの先にある筈ですが、樹木に遮られて、その姿を見ることはできません。

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ザルツブルクまで、もう1時間足らずです。



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ガルミッシュ=パルテンキルヒェンからザルツブルクに帰着・・・早速、ソコロフのピアノを聴く

2017年8月1日火曜日@ガルミッシュ=パルテンキルヒェン~ツークシュピッツェ~ザルツブルク/18回目

ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleを1日離れてのガルミッシュ=パルテンキルヒェンGarmisch-Partenkirchenへの小旅行を終えて、ザルツブルクに帰ろうとしているところです。既にミュンヘンを過ぎて、電車はキーム湖Chiemsee近くを走っています。キーム湖と言えば、ルードヴィヒ2世が建設した3つのお城のひとつ、ヘレンキームゼー城Schloss Herrenchiemseeが湖の中央に浮かぶヘレン・インゼルHerreninsel(男島)にあることで有名です。先ほども彼が非業の死を遂げたシュタルンベルク湖Starnbergseeを通り過ぎてきたばかりですが、バイエルン州にはルードヴィヒに関係する史跡が多く残っています。ちなみにノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城もルードヴィヒが建設したお城です。
実は以前、ルードヴィヒのファンである配偶者と意見が一致して、10年に渡る旅でルードヴィヒの3つのお城を訪れたことがります。最後に訪れたのがヘレンキームゼー城でした。2010年のことです。滞在していたザルツブルクから電車でプリン・アム・キームーゼー駅Prien am Chiemseeまで行き、SLとクルーズ船に乗って、お城のあるヘレン・インゼルを訪れた思い出があります。
ちょうど、今、そのプリン・アム・キームーゼー駅に到着。目の前にSLのキームゼー鉄道Chiemsee-Bahnのプリン駅の駅舎が見えます。

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その駅舎の左に視線を移すと、まさにSLが出発するところです。saraiの乗っている電車の到着時刻に合わせているのかもしれません。

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観光客がそのSLを取り巻いています。

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キームゼー鉄道のプリン駅の建物の端の方は樹木の繁る中に埋もれるような感じです。自然と共生しています。

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懐かしいキームゼー鉄道に別れを告げます。

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プリン・アム・キームーゼーを出て、緑の平原の中を走ります。平原の先にはキーム湖がある筈ですが、まったく見えませんね。

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野原の中の道を気持ちよさそうにサイクリングしている女性がいます。

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平原の彼方にちらっとキーム湖の湖面が光ります。

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すぐにキーム湖は姿を隠します。

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次の停車駅、ベルナウ・アム・キームゼーBernau a Chiemseeに到着。駅の看板にはキーム湖Chiemseeでのレジャー風景が宣伝されています。

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キーム湖を過ぎて、美しい緑の野原の中、電車は一路、ザルツブルクに向かいます。

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無事、ザルツブルクに戻ります。バイエルン・チケットを使った格安の運賃での鉄道旅でした。
ザルツブルク中央駅の構内にあるスーパーで、お持ち帰りのお寿司をゲットして、ホテルに向かいます。
昨日の朝チェックアウトしたホテルに再度、チェックインして、部屋で一休み。今夜から、また、ザルツブルク音楽祭で音楽三昧です。

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今夜は9時から、祝祭大劇場でグリゴリー・ソコロフのピアノ・リサイタルです。彼は2000年以降は来日していない、日本人にとっては幻のピアニストとなっています。saraiは初聴きなんです。ホテルからは岩山のトンネを抜けると、すぐに祝祭大劇場です。開演30分ほど前には、また、正装して出かけます。早めにスタンバイして、習慣化しているカフェ・トマッセリのアイスクリームをいただきます。

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遂に実演でソコロフの演奏を聴きました。流石の演奏で会場は大盛り上がり。ヨーロッパでは破格の人気のピアニストなんですね。後半のプログラムのベートーヴェンのソナタは素晴らしい演奏でした。
このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。


明日はガルミッシュ=パルテンキルヒェンへの小旅行の疲れをとる日にしましょう。また、夜はシフの3回目のピアノ・リサイタルを楽しみます。きっと素晴らしい演奏を聴かせてくれるでしょう。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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