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シュテファン・ツヴァイクとの邂逅:モーツァルト・マチネの後、ツヴァイクのヴィラへ

2017年8月5日土曜日@ザルツブルク/1回目

旅の17日目、ザルツブルクSalzburgの通算10日目です。

今日は、午前11時からのモーツァルト・マチネをモーツァルテウム大ホールで聴き、夜はショスタコーヴィチのオペラ≪ムチェンスク郡のマクベス夫人≫を祝祭大劇場で聴くのがメインの日程です。これでザルツブルク音楽祭での音楽三昧も明日のウィーン・フィルのコンサートを残すのみになります。

さて、午前のコンサートに出かけます。すっかり馴れ親しんだメンヒスベルクMönchsbergの岩山のトンネルを抜けて、モーツァルテウムMozarteumに向かいます。いつもお決まりの近道を歩きます。路地と路地の間は通り抜け(ドゥルヒガング)を歩きます。通り抜けの途中にいつも気になるお店があります。窓口だけのお店、バルカン・グリルBalkan Grill Walterという、いつも行列が出来ている人気店です。しかし、いかにも怪しそうな雰囲気なので、これまで敬遠していました。配偶者も気になるようで、機会があれば、いつか、何かゲットして食してみましょう。

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さて、ザルツァッハ川の川べりにあっという間に着きます。このルートにも慣れてきて、スムーズに町中を通り抜けられます。今朝はこの川べりの格安オープンカフェで軽く朝ご飯を頂いていきましょう。今日も晴天で川の景色が綺麗です。

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今日は平日。観光客の数もほどほどです。ザルツァッハ川の観光船乗り場も行列がありません。

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飲み物は冷たいコーラとホットコーヒー。これも我々の定番です。

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ホットサンドのクロックムッシュをいただきます。

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朝食を終え、モーツァルテウムの大ホールに移動。今回は手違いでかぶりつきの席ではなく、7列目で聴きます。フォルテピアノの名手クリスティアン・ベザイデンホウトがモダンピアノを弾いて、モーツァルトのピアノ協奏曲を演奏。クララ・ハスキルには及びませんが、なかなかいい演奏を聴かせてくれました。今度はフォルテピアノの演奏を聴かせてもらいましょう。休憩時間にベザイデンホウトのサイン会があるというので、ロビーを探しますが、サイン会の行列が見当たりません。すると、配偶者が目ざとく、あれじゃないって指さします。その方向には、テーブルにバケツに入ったシャンパンのボトルがあり、シャンパングラスを持つ人がいます。確かに彼です。でも、誰もサインを求めている人がいません。

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彼のCDを購入していませんが、プログラムがあるので、それにサインしてもらいましょう。と、まさにサインをしようとする彼の手が止まります。そして、彼の目線が上がります。その目線の先を追うと、カメラを構える配偶者! それにしてもベザイデンホウトは完全なカメラ目線。徹底したファンサービスの人ですね。

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これがベザイデンホウトにサインしてもらったプログラムです。

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サインをもらった後で、彼に今日のアンコール曲を尋ねると、モーツァルトのSuiteだと答えてくれます。まさかモーツァルトの作品だとは思っていなかった上、モーツァルトに組曲:Suiteなる作品があるとは知らなかったので、聞き違えかと思って、えっと言う顔をしていると、重ねて、Suiteと言った上で、K.399と教えてくれます。サンキュー! 後で調べると、モーツァルトはこの時期、バロック音楽にはまっていて、J.C.バッハやヘンデルの音楽を研究していたんですね。とりわけ、ヘンデルに傾倒していて、このアンコール曲もヘンデルの組曲に倣ったもののようです。saraiは実はフレンチ・バロックかと思って聴いていました。モーツァルトもまだまだ知らない曲があります。

saraiがサインをもらった後はぽつぽつとサインをもらう人が彼のまわりに近寄っています。その様子をしばらく2階から眺めていました。

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休憩後、コンサートは続き、何故かモーツァルト・マチネなのに、シューベルトの交響曲第4番ハ短調「悲劇的」が演奏されます。これが素晴らしい演奏でした。このモーツァルト・マチネの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

午前のコンサートと夜のオペラの間を縫って、懸案のシュテファン・ツヴァイクのザルツブルクのヴィラ、パッシンガーシュロス (パッシンガー邸) Paschinger Schlösslを見るためにカプツィーナー山Kapuzinerbergに行くことにします。何故、そのヴィラにそんなにこだわるかというと、彼の素晴らしい著作≪昨日の世界≫の中でこのザルツブルクのヴィラでの生活が詳しく記されていたからです。先日、シュテファン・ツヴァイク・センターStefan Zweig Centreを訪れた際、女性スタッフから詳しく場所を訊いていたので、きっと見つかるでしょう。カプツィーナー山に登るのは今回が2度目なので、道はちゃんと分かっています。
リンツァー通りLinzer Gasseの14番地にカプツィーナーベルクKapuzinerbergへの入り口のアーチの門があります。

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このアーチの中の石畳みの道を歩いていきます。

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すると、カプツィーナーベルクに上る急坂が始まります。

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坂道の傍らには石段もあり、歩きやすくはなっていますが、如何せん、急こう配です。道はチャペルへの参道になっていて、点々とキリスト教の祠が並んでいます。

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坂道の途中には城門のようなアーチのトンネルがあります。

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そのアーチをくぐり抜けると、急に市街地の眺めが開けます。

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一息ついて、眺めを楽しみながら、残りの坂道をさらに登っていきます。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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シュテファン・ツヴァイクとの邂逅:見晴らし台、カプツィーナー修道院、ツヴァイクのヴィラ

2017年8月5日土曜日@ザルツブルク/2回目

ザルツブルク音楽祭の午前のコンサートの後、念願だったシュテファン・ツヴァイクのザルツブルクのヴィラ、パッシンガーシュロス (パッシンガー邸) Paschinger Schlösslを見るためにカプツィーナーベルクKapuzinerbergにやってきました。カプツィーナーベルクに上る急坂を登っていくと、途中からはザルツブルクの市街地が見渡せるようになります。ここで一息・・・。

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ここまで、こんなに急な坂道を登ってきました。ふーっ、疲れた!

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キリストの十字架像の飾ってある東屋Kalvarienbergkapellen am Kapuzinerbergに向かって、石段が続いています。

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十字架像を過ぎて、さらに坂道を登っていくと、カプツィーナーベルク北の見晴らし台Aussicht Kapuzinerberg Nordに出ます。素晴らしい眺めです。中央にはザルツァッハ川が流れています。

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見晴らし台では木陰に立って、みなさん、眺めを楽しんでいます。

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坂道の上からはキリストの十字架像の飾ってある東屋が裏の方から見えています。

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また、坂道の上には、カプツィーナー修道院Kapuzinerklosterがあります。

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折角ですから、修道院付属の教会の中も覗いてみましょう。内部は簡素なバロック様式のカトリック教会です。

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内部の小空間にはパイプオルガンもちゃんと設置されています。

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それほど見るべきものもないので、すぐに外に出ます。修道院の横の草原にシュテファン・ツヴァイクの奇妙な銅像があります。思えば、2年前にこの銅像に対峙したのが、最初のツヴァイクとの出会いでした。そのときはほとんど名前くらいしか知らない遠い存在の作家でしかありませんでした。今ではsaraiは単なるファンを超えて、心の友という感じなんです。

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古い石塀にはここの道の名前が表示されています。シュテファン・ツヴァイク通りStefan Zweig Wegです。もちろん、ナチスの影響で退去を余儀なくされるまで、ツヴァイクの旧居がここにあったからでしょう。

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建物の石壁にも、シュテファン・ツヴァイク通りStefan Zweig Wegという通りの名前が書かれています。

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このカプツィーナー修道院の前あたりがツヴァイクのヴィラ、パッシンガーシュロスです。木々で覆われていますが、隙間からヴィラが何とか見えました。写真にはほとんで写っていませんね。(ご安心ください。後でちゃんと見えますからね。)

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このツヴァイクのヴィラ、パッシンガーシュロスは今は個人所有で公開されていません。

すぐ近くにモーツァルト広場があり、モーツァルトの像が立っています。ここには以前、モーツァルトがオペラ《魔笛》の一部を作曲した《魔笛の小屋》が、ウィーンから移築されていたそうです。現在は同じザルツブルグのモーツァルテウム大ホールの裏手の「バスチオン(砦)庭園」に移設されています。もうそれは何度も見ましたね。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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シュテファン・ツヴァイクとの邂逅:カプツィーナーベルクのお城のレストラン、フランツィスキーシュロス

2017年8月5日土曜日@ザルツブルク/3回目

ザルツブルク音楽祭の新市街の東にあるカプツィーナーベルクKapuzinerbergの中腹には敬愛するシュテファン・ツヴァイクのヴィラ、パッシンガーシュロス (パッシンガー邸) Paschinger Schlösslがあります。そのヴィラを見るためにカプツィーナーベルクKapuzinerbergにやってきました。木々の間から、何とか、ヴィラの姿を垣間見ることができました。ひと満足したところで、カプツィーナーベルクの奥にあるレストラン、フランツィスキーシュロスFranziskischlössl Salzburgに向かいます。お昼のひと時だけ不定期に営業しているレストランですが、夏の音楽祭の期間中はきっと営業していることを信じて、行ってみましょう。カプツィーナーベルクの林の中の道を歩いていきます。

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林の中の道は急坂ではないのですが、ダラダラと長い坂道でへとへとになります。木々に覆われた気持ちのよい散歩道なのが救いです。30分近く歩くと、やがて、白い壁のお城が見えてきます。フランツィスキーシュロスです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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お城の前の広場は見晴らし台になっています。ここからの眺めを楽しむのは後回しにして、レストランに向かいます。

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お城の前には、オープンの立て看板があります。どうやら、レストランは営業中のようです。よかった・・・ほっとします。

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これがお城のレストランのオープンの立て看板です。今日は午後5時までの営業ですね。

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いったん、お城の建物に入り、そこから中庭にあるレストランに抜けます。中庭に下りる石段の前が入り口になっています。ひとつがいの鶏の置物がお出迎えです。

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中庭のオープン席は日除けのパラソルで暑さが凌げそうです。ほとんどの席はお客さんで埋まっています。隠れた人気店なんです。

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我々もパラソルの下の日陰のテーブル席をゲット。ようやく、疲れた足を休ませることができます。

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大きな木の下には、木陰になっているテーブル席もあります。気持ちよさそうですね。隣の芝生は青いの例えを思い出して、苦笑してしまいます。

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まずは氷入りのオレンジジュースを飲んで、一息ついてから、ランチをいただくことにします。

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さてと、冷たいジュースで喉を潤しながら、ランチのオーダーを検討します。周りのテーブルを眺めると、意外にドリンクだけの人たちが多いですね。彼らも暑さをいったん凌ぐためにドリンクをいただいている状態なのでしょう。

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ランチのオーダーを済ませると、まずはミネラルウォーターが運ばれてきます。今日は熟考した結果、ワインは自重することにしました。帰りも歩くし、夜のオペラに備えないとね。

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これが配偶者のランチ。チロル風のパン料理でメインはサーモンです。

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これはsaraiのランチ。これもチロル風の牛肉のソテーの上に目玉焼きをトッピングしたものです。

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生野菜のサラダは別添えです。

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苦労の後には美味しものがご褒美として待っていました。とっても美味しいレストランで、こんな坂道の上にあるにも関わらず、今日もお客でいっぱいなのはうなづけるところです。もっとも、さすがにこのレストランは町の中心から外れているためか、日本人客に出会ったことはありません。



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シュテファン・ツヴァイクとの邂逅:ツヴァイクのヴィラに再チャレンジ

2017年8月5日土曜日@ザルツブルク/4回目

ザルツブルク音楽祭の新市街の東にあるカプツィーナーベルクKapuzinerbergの中腹には敬愛するシュテファン・ツヴァイクのヴィラ、パッシンガーシュロス (パッシンガー邸) Paschinger Schlösslがあります。そのヴィラを見るためにカプツィーナーベルクKapuzinerbergにやってきています。その後、カプツィーナーベルクの奥にあるレストラン、フランツィスキーシュロスFranziskischlössl Salzburgで美味しいランチをいただきました。このレストランはとても居心地がいいです。真夏の昼下がりのひととき、とても美味しい料理をいただき、最高の気分です。皆さんもそれぞれにゆったりした時間を過ごしています。

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気が付いてみると、このレストランに来て、1時間半も経っています。そろそろ、お勘定を済ませましょう。

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席を立って、お城からの眺望を楽しみます。ザルツブルクの市街地の外周部の景色が見えます。緑の平原が果てしなく広がっています。

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この見晴らし台は人気(ひとけ)のないお城の裏庭です。

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お城の上から、別の方向の景色を眺めます。遠くにザルツァッハ川も見えています。

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さて、お城のレストランでゆったりして、すっかり元気になったので、森の中の坂道をぐんぐん下っていきます。

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帰りは別のルートの散策道を歩き、見晴らしの良いところで、ザルツブルクの街を見下ろして一服。正面にホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgが見えます。

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ズームアップして、美しい城の姿を眺めます。いつもはザルツブルクの町から見上げる姿ばかりですが、こうして別の角度から見下ろす姿もいいですね。

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ホーエンザルツブルク城の手前に視線を移すと、ノンベルク修道院Stift Nonnbergの姿も眺められます。

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散策道の傍らには、こういう休憩所もあります。ありきたりのベンチでないのもいいかも。

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また、十字架像のあたりに戻ってきました。ツヴァイクのヴィラの敷地が見えます。杭に張った鉄線で仕切られています。

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門扉の前に出ます。ここからは樹木に遮られて、ヴィラの姿は望めません。ここは通用門のようですね。

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少し横に移動すると、ツヴァイクのヴィラは見えますが、やはり樹木の隙間からです。

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さらに移動しながら、ヴィラの姿を求めます。やはり、樹木が邪魔であまり、見通せません。視認できてはいますが、カメラで撮影した写真では何も見えませんね。

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なおも金網沿いに移動しますが、これ以上は何も見えません。

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まあ、こんなものかなとあきらめて、十字架像の前の石段を下りて、カプツィーナーベルクを後にすることにしますが・・・ここで一発逆転するんです。



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シュテファン・ツヴァイクとの邂逅:ツヴァイクのヴィラの姿が遂に見えた!

2017年8月5日土曜日@ザルツブルク/5回目

ザルツブルク音楽祭の新市街の東にあるカプツィーナーベルクKapuzinerbergの中腹には敬愛するシュテファン・ツヴァイクのヴィラ、パッシンガーシュロス (パッシンガー邸) Paschinger Schlösslがあります。そのヴィラを見るためにカプツィーナーベルクKapuzinerbergにやってきています。カプツィーナーベルクの奥にあるレストラン、フランツィスキーシュロスFranziskischlössl Salzburgで美味しいランチをいただいた後、再び、十字架像のあたりに戻り、ツヴァイクのヴィラの姿を求めます。ヴィラの建物は視認はできますが、樹木の隙間からちらっと見えるだけです。

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これ以上はヴィラの姿は見えそうにもないので、半ば、あきらめ気分で、十字架像の前の石段を下りて、カプツィーナーベルクからの帰路につこうとします。しかし、石段の下には、何とヴィラの入り口があるではないですか。表示はカプツィーナーベルク5番地になっています。間違いありません。

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入り口からはヴィラ、すなわちパッシンガーシュロスの建物の正面が見えます。

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入り口の横に移動すると、木々に遮られて、あまり、建物が見えません。
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もう一度、入り口の前に戻ります。ここからは木々があるので、すべて見渡せるわけではありませんが、それでもここがベストポイントです。

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やはり、大きな屋敷だったんですね。ナチスの圧力でこの屋敷を去る際のツヴァイクの心境が分かり、心が痛みます。
また、入り口の周りで木々の間からヴィラの姿を眺めますが、あまり、よく見えません。

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木々の間から建物の一部はわずかに見えますが、ここまでが限度ですね。個人所有の建物なので、プライバシーがしっかりと守られているようです。

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これでザルツブルクでやり残したことはありません。ザルツブルク訪問もこれで最後になるかもしれませんが、心にひっかかっていたことが霧消しました。さあ、カプツィーナーベルクを下りましょう。坂道を下りていくと、ゲートのようなアーチの建物があります。これを抜けると、市街地に出ます。

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20分ほど歩き、メンヒスベルクMönchsbergの岩山のトンネルの旧市街Altstadt側の入り口に到着。ここにはトンネルの案内板がありますが、今やトンネルのすべては熟知しています。

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夕方の5時前にはホテルに帰着。

またまたホテルで一服して、7時半開演のオペラ《ムチェンスク郡のマクベス夫人》(ショスタコーヴィチ作曲)に出掛けます。会場は祝祭大劇場Großes Festspielhausです。saraiは、張り切ってタキシードを着こみます。配偶者はそろそろお疲れモードで、着物はご勘弁を・・・とのことです。また、トンネルを抜けて、トンネルからの入り口から祝祭大劇場に入場します。もちろん、チケットの提示が必要です。これが今日のチケット。かぶりつきの中央の席です。ルンルン。

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ヤンソンス指揮ウィーン・フィルは驚くべきレベルのオペラを聴かせてくれました。このオペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

これで今回のザルツブルク音楽祭のオペラは終了。残りは明日のアンドリス・ネルソンズ指揮ウィーン・フィルのコンサートだけです。そして、明日の夜は遂に帰国の途につきます。長かったヨーロッパ遠征も終局に至ります。名残惜しいですが、また、次の年のヨーロッパ遠征を楽しみにしましょう。



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ザルツブルク最終日:老舗カフェのフュルスト

2017年8月6日日曜日@ザルツブルク/1回目

旅の18日目、ザルツブルクSalzburgの通算11日目です。

今朝は祝祭大劇場Großes Festspielhausでウィーン・フィルのコンサートを聴きます。それで、長かったザルツブルク音楽祭での音楽も聴き納めになります。
その前に朝食を頂きましょう。でも、まだザルツブルクの美味しいケーキを頂いていないことに思い当たります。朝食代わりに、老舗カフェのフュルストCafe Konditorei Fürstでスイーツを頂きましょう。アルター・マルクトAlter Marktにあるカフェ・フュルストの前に着きます。

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お店に入り、ビックリです。朝だというのに、既にお店は満員です。日本と違うのは、おじさんが多いということ。ちょい悪おやじ3人組が談笑する席の隣をゲット。

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チョコレートトルテをいただきます。saraiはミット・シュラーク(ホイップクリーム付き)にします。

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さすがにオーストリアのケーキは一味も二味も違いますね。大満足です。
ますます、店内は混み合ってきます。凄まじいですね。

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もう、開演時間も迫ってきます。席を立ちましょう。お店を出るときにアイスクリームのケースを眺めます。美味しそうですね。

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さあ、お店を出て、祝祭大劇場に向かいます。

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アルター・マルクトの広場の向かい側には、カフェの名店トマッセリCafe Tomaselliがあります。このお店も混み合っていますね。夏のザルツブルクは観光客であふれています。

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祝祭大劇場の前のホーフシュタルガッセHofstallgasseに到着。開演20分前です。大劇場の前は人だかりになっています。

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祝祭大劇場の前から、ホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgを眺めます。毎日のように眺めてきましたが、そろそろ、見納めですね。

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祝祭大劇場の前は着飾った聴衆で賑やかです。

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ロビーに入ると、華やいだ雰囲気に満ちています。ザルツブルク音楽祭の最後のひと時を楽しみましょう。

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シャンパンのブースも賑わっています。朝からでもやはりシャンパンは人気ですね。

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シャンパンのブースのお隣はカフェ・トマッセリのワゴンでアイスクリームが売られています。毎回、これを食べるのが習慣になっていましたが、今日はスイーツをいただいたばかりなので、残念ながら、自重します。

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さて、これが今日のチケット。今日も最前列のど真ん中です。

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開演10分前に席に着きます。目の前には、スタインウェイのどでかいピアノがどーんと置かれています。今日の前半はプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番です。ピアノはトリフォノフです。迫力のある演奏が楽しみです。

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今回のザルツブルク音楽祭の最後のコンサートがもうすぐ始まります。だんだんと気持ちも盛り上がってきます。



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ザルツブルク音楽祭完了、そして、帰国

2017年8月6日日曜日@ザルツブルク/2回目

祝祭大劇場Großes Festspielhausで今回のザルツブルク音楽祭の最後のコンサートを聴くところです。アンドリス・ネルソンズ指揮ウィーン・フィルのコンサートです。前半はプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番です。ピアノはトリフォノフです。かぶりつきの席に着いているので、目の前には巨大なスタインウェイのピアノが鎮座しています。

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指揮台はそのピアノの向こう、saraiの席の真正面ですね。さて、最後のコンサートを楽しみましょう。

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トリフォノフのピアノはとても切れがよく、迫力のある演奏を聴かせてくれました。休憩にはいり、ホール内の聴衆はほとんどいなくなります。

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我々も祝祭大劇場の前の通り、ホーフシュタルガッセHofstallgasseに出ます。夏の祝祭らしい華やいだ雰囲気です。

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ここから眺めるホーエンザルツブルク城Festung Hohensalzburgの最後の風景です。

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後半のプログラム、ショスタコーヴィチの交響曲第7番です。素晴らしい弦楽合奏に聴き惚れました。このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

コンサートが終わると、小雨模様。構いませんよ。ホテルまではトンネルを通っていけば、ほとんど濡れることはありませんからね。
さて、ここで昨日から悩んでいた問題があります。コンサートに出掛けた正装から、帰国に向けた長時間の移動のための服装への着替えはどうするかという問題です。特別なおしゃれをしているわけでもないので、そのままでもよいのですが、出来たら気楽な服装になりたいものです。着替えの場所はホテル、駅、空港などいろいろ考えられます。既にホテルはチェックアウトしていますが、まずはホテルのレセプションで相談してみます。と、貸せる部屋はないけど、ビッグなトイレなら使ってもよいよと言って、わざわざ鍵を開けてくれます。ビッグなトイレを借りて、旅姿に着替えます。これで懸案は解決です。ホテルのすぐ前にあるバス停からザルツブルク中央駅Salzburg Hbfに向かうことにします。が、日曜のためか道が大渋滞。祝祭大劇場の地下の大駐車場から出てくる自動車も、それに加わります。バスはその渋滞に巻き込まれているのか、一向にやってきません。小雨模様なので、嫌ですね。

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時間的には余裕があるので、慌てることはありませんが、そうでなければかなりイライラしたことでしょう。この大通りにはバス用の車線があるのですが、そのポイントに入る手前から大渋滞のようです。しかし、やがて、バスがやってきて、なんとか駅に到着です。今日も電車はファーストクラスなので、ザルツブルク駅のファーストクラス用ラウンジが使えるか訊いてみます。残念ながら、使用対象外でした。ドイツ国鉄の格安チケット、バイエルンチケットのファーストチケットですからね。これがそのチケット。二人で56ユーロですから、安いような、高いような・・・。

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できたら、ファーストクラス用ラウンジで着替えようかとも思っていたのですが、既にホテルで着替えたので、その必要もないので、まあ、いいでしょう。予定よりも早い電車に乗って、ザルツブルク中央駅からミュンヘン空港に移動します。バイエルンチケットなので、レールジェットには乗れません。普通のローカル電車は日曜のせいか混んでします。ファーストクラスの座席を余裕で確保して、遅めのランチをいただきます。なかなか美味しいフランスパンのサンドイッチとコーヒーです。

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電車には途中の駅から、どんどん乗客が乗り込んできます。朝は晴れていたので、サイクリングやレジャーに出掛けていた人が、降り出した雨で慌てて引き揚げてきたようです。駅に停まるたびにレジャー帰りの人が乗り込んできて車内は大混雑。念のためにファーストクラスのチケットを買っておいたのが大正解。saraiたちは大きなカバンを持っていますが、余裕で座席を広々と占領して、他の乗客に迷惑をかけることなく移動できます。が、たまたまセカンドクラスと隣合わせにあるファーストクラスの席のため、間違えてファーストクラスの席に乗ってくる人がいます。足が悪く大きな荷物を持ったおばさんも間違えて乗ってきます。しばらくして間違いに気づき、セカンドクラスの方に移動します。が、既にセカンドクラスの席はいっぱいで座れず、立っています。楽して座っている我々は、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいですが、仕方ないですね。と、やはりファーストクラスの席に座っていた上品なおばさまが、スックと立ち上がり、セカンドクラスの方に行きます。そして、2人席にスーツケースを持ち込んで座っていた若い女性に、カバンを通路に出しておばさんを座らせるよう指導します。しばらく言い合っていましたが、結局足の悪いおばさんを座らせることになります。上品なファーストクラスのおばさまは、静かに自分の席に戻っていきます。素晴らしい対応に脱帽です。今後、我々にこのような対応ができるか疑問ですが、できれば見習いたいものです。
ミュンヘン・オスト駅München Ostから乗り換えるSバーン(S8)の電車はファーストクラスがついていませんが、幸運にも並び席がゲットできて、ずっと座ったままで移動できます。ミュンヘン空港では、航空会社がエールフランス航空なので、手続きがセルフサービスです。しかし、幸いにも空いています。

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荷物タグはセルフサービスで印刷させられますが、特に問題なし。

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早めに荷物のドロップオフ完了。荷物の重量は23.2Kgです。こんなものですね。

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が、この後、搭乗口が遠くて、延々と歩かされます。配偶者は搭乗前にトイレには行きたいとのこと。トイレに行った配偶者を待ちますが、いつまでも戻ってきません。だんだん、搭乗時間が迫ってきます。ようやく戻ってきた配偶者によると、トイレを探しても、トイレが見つからなかったそうです。で、結局、その階にはないらしく、下の階へという表示があり、もう時間もないので、階段を駆け下りてトイレの前に行くと、お掃除中の看板があったそうです。入ってもいい?と聞くと、無情にもダメ!と言われて、他に行けとのこと。ようやく見つけたトイレだったのにね・・・。またバタバタ走り回って、ようやく用をたせた時には、相当の時間が経っていたそうです。で、ようやく、saraiのもとに戻ってきました。saraiは焦って、急げ!と配偶者に声をかけます。こんなにトイレって少なかったっけと配偶者は言っていますが、saraiは一人でトイレに行かせたことを後悔します。急いで搭乗口に行くと、同様に慌てて駆け付けてきた日本人女性がいます。搭乗口とは反対の方向に行ってしまったということで、かなり慌てていました。空港って広くて、本当に大変ですよね。
その彼女は、ナイジェリアに1か月ほど仕事で行っていたとのこと。ご苦労様です。
空港は夕日に照らされています。天気も回復したようです。日本は台風が襲来しているようですが、まあ、どこかには着陸できるでしょう。ミュンヘン空港からパリのシャルル・ド・ゴール空港へは順調に移動。

ところで、このパリのシャルル・ド・ゴール空港CDGで重要な課題があります。旅の初めで盗難にあったPCの代わりにイタリアのヴェローナでPCを買い求めました。高価なPCなので、販売店で気をきかせてくれて、免税品の処理をしてくれました。それはいいのですが、海外であまり高価な買い物はこのところしていないので、空港での免税手続きの最近の状況があまり分かっていないんです。EUの場合、最終出発地での手続きですね。ミュンヘンからパリ経由で羽田に飛ぶので、きっとパリのCDGでの手続きです。でも、パリの乗り継ぎの時間はわずか1時間。免税手続きよりも、ちゃんとトランジットできることのほうが優先です。ですが、何とか免税もしたいものです。乗り継ぎは搭乗口2Fに着いて、搭乗口2Eからの出発になります。税関の場所を調べると、到着の2Fにも出発の2Eにもあります。本来は出発の2Eで手続きするんでしょうが、きっと混み合いそうです。できれば到着の2Fで手続きしたいと思っていました。で、パリのCDGには定刻に到着。急いで搭乗口2Fで税関を探します。当然、トランジットする2Eに向かう途中にあると思い込んでいましたが、途中に大きな注意書きを見つけます。各国語で表示されていて日本語の表記もあります。免税手続きは出発ロビーは混み合うので、ここで済ませておいてくださいとのことです。場所は出口と書いてあります。ん? 出口って? で、今度は英語の表示を読みます。出口というのは、Baggage-Exitのことのようです。そちらに向かいます。荷物の受け取りの場所で空港スタッフに場所を訊くと、いったん、外に出ろとのことです。変ですが、まあ、言われるとおりにします。外でうろうろ探すと、確かに税関のオフィスがあります。それも閑散としていて、誰もいません。本当は搭乗エリア外で携行している免税品の免税手続きはできないはずですが、そんなことを考えている時間はありません。さっそく、免税書類、パスポート、搭乗券を窓口に差し出すと、税関職員がしばらく書類をながめた後、あっさりとスタンプを押してくれました。やったね。現地で使用中のPCですから、免税になるかどうかは若干心配ではあったんです。最近は免税手続きは結構、扱いが緩いんですね。しかし、ここから再度、出発ロビーに抜けていくのが大変です。出発ロビーへのルートが分かりづらく、少し探しますが、出発ロビーの入り口付近でどこかの航空会社スタッフの方が、近道を通してくれます。一般人は歩けないルートです。感謝です。最後はスムーズに手荷物検査、出国手続きもできて、無事に搭乗口にたどり着きます。もちろん、羽田行きのエールフランス航空機は既に搭乗中です。

定刻にエールフランス機は羽田に向けて離陸。もう、真夜中の12時です。パリの上空にぐんぐん上昇していきます。
翼よ、あれがパリの灯だ・・・という気分です。

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このヨーロッパ遠征で最後のsaraiの配偶者への心遣いは、特別注文の機内食。結構、大枚をはたきました。一緒にヨーロッパ遠征をしてくれて、何かと支えになってくれた配偶者への感謝の気持ちです。まあ、saraiも最後に美味しいフレンチを食べたかったのですけどね・・・。

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これがそのフレンチです。もちろん、美味しかったです。配偶者はごちそうさま!と喜んでいます。贅沢をした甲斐がありました。

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さすがにパリからの11時間を超えるフライトは厳しいです。それに冷房のきき過ぎた機内は厳冬のよう。日本が近くになり、朝食が供されます。これは一般食です、もちろん。

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台風襲来が恐ろしかったのですが、羽田空港に着陸のときは雨もそんなに降っておらず、スムーズなランディング。拍手が起きます。フランス人ですね。ところが駐機場に移動しているときに周りが真っ白になるような豪雨。危なかったです。

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羽田空港に着いたのは夕方の6時半ですが、ヨーロッパ遠征から帰着の際に恒例となっている和食をいただきます。今回は蕎麦屋です。江戸前の天ぷら蕎麦がなんとも美味しいです。大きな海老が2匹もはいっている豪華版。空港から自宅に向かう電車は運よく座れますが、強烈な眠気が襲ってきます。それでも自宅に帰ると、まず、エアコンのスイッチを入れて、体を冷やし、久しぶりにバスタブに浸かります。ヨーロッパの夏のホテルは料金が高くて、ほとんどはシャワーのみの部屋だったんです。それにしても日本の夏は暑くて湿気が多いです。帰国日にはザルツブルクは既に涼しくなっていました。もう、ヨーロッパの夏は終わったかもしれません。久しぶりに自宅のデスクトップパソコンの前に座り、Eメールをチェックしたりしているうちに夜も遅くなります。もう、頭はふらふら。配偶者はとっくに寝ました。saraiも今日は早く寝ましょう、って・・・もう夜中の2時半か! 

これで2017年夏のヨーロッパ遠征の詳細編は完了です。ご読了いただき、ありがとうございました。次は早速、昨年、2018年夏のヨーロッパ遠征の詳細編を開始します。引き続き、ご愛読ください。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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10/07 08:57 堀内えり

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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