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ベルンヘ まずはチューリッヒ中央駅

2010年7月6日火曜日@チューリッヒ~ベルン

ヨーロッパの旅は、到着日は長~い一日の疲れで倒れこむように寝るけど、次の日はどうも早く目覚めてしまう。旅の2日目です。

やはり目が覚めて時計を見ると、まだ4時過ぎ。
まだ薄暗い窓の外を眺めながら、体を休め、今日のスケジュールを考えてみるなどして、うつらうつらし5時過ぎには結局起き出すことになります。チューリッヒZürichの朝です。

で、早速天気予報チェック。ア~、今日行くベルンBernは雨・・・。
そのうちにここでも雨がポツポツ降り出します。
テンションが下がるけど、それも仕方なしと、ぼつぼつ荷物の整理をしながら、お出かけの準備をします。

7時を待って朝食。宿泊者も少ないのか、私達4人だけの朝食です。
まあ、朝食タイムは7時からなので、当然かも。
朝食ルームは外のテラス席もありますが、今日は雨です。中でおとなしく食べましょう。

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レストランのお姉さんからの定番の「ティー オア コーヒー?」の問に、
配偶者はもちろん、チョコレートをお願いしますが、もちろんOK!
saraiはカプチーノをお願いします。
配偶者はチョコレート好きのはずの姪っ子に、ヨーロッパのホテルではほとんどの場合、チョコレートがお願いできることを伝授してます。
姪っ子は大喜びで配偶者のアドバイスに従い、チョコレートをお願いしてます。

ビュッフェスタイルの綺麗な朝食ルームで各々が好きなものを取りに行きます。

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ここの朝食は、実に美味しいです!
定番のハムと生ハムとサラミとチーズとスクランブルエッグ。
種類豊富なパン。
フレッシュなジュース。
いずれも変わり映えしないのだけど、どこか一味違うのよね。残りの2日間が楽しみです。

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ところで、フレッシュジュースですが、ピンク色のジュース、saraiは勘違いして、ピンクグレープフルーツのジュースだと公言して飲みます。
が、事実は、ブラッドオレンジジュースの間違い。久々に飲んだので、思わぬ勘違いです。
ここがイタリアだったら、勘違いしなかったのにね。
saraiは勘違いしたまま、とても美味しく毎日飲み続けたんです。
配偶者は、本来、ブラッドオレンジが大好きなのに、ずっとsaraiの言葉を信じていていたようです・・・で、飲み損ね。ゴメンナサイ!

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朝食を食べ終わる頃には、雨がやんでます!
勇んで出かけます。まずはホテルの最寄り駅のシュタデルハーフェン駅Zürich StadelhofenからSバーンの電車に乗って、チューリッヒ中央駅Zürich Hauptbahnhofまで一駅の移動。
ホテルからはシュタデルハーフェン駅まで歩いて、たったの5分です。駅に着くと、美味しそうなパン屋さんがあります。

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何と、このパン屋さんは店内でパンを焼いています。でも、朝食をたらふく食べたばかりなので、素通りするしかありませんね。

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駅の自動発券機でSバーンのチケットを買うのにてこずります。
コインをいくら入れてもすぐ戻ってきます。故障でしょうか? それとも操作ミス?
困っていたら、隣りの発券機ではクレジットカードが使えることを発見。これで問題解決。
1dayチケットを4枚ゲット、ただし、1枚ずつの購入。ドイツでも同じ体験をしました。まとめ買いの方法がいまだに分かりません。(後日、ひょんなことで判明します。何てことはありません。必要なチケットを必要な枚数分、選択すればいいんです。旧式のマシンではヨーロッパ共通の方法です。)
ただ、これで、今日1日(正確には、これから24時間)はチケット購入に悩む必要がありません。
チューリッヒ市内の公共交通機関のSバーン、トラム、バスはすべてこれ1枚でOKです。

さあ、2階建て車両のSバーンに乗って、チューリッヒ中央駅に移動します。

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もたもたしながらも今日の旅はスタートします。



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チューリッヒからベルン中央駅に到着

2010年7月6日火曜日@チューリッヒ~ベルン/2回目

チューリッヒ中央駅Zürich Hauptbahnhofに着き、ベルンBernまでのチケットを買おうと自動発券機に向かうもののやはり操作が難しくて、窓口へすごすごと移動することにします。
でも、チューリッヒ中央駅は初めての駅なのでチケット窓口の場所が分かりません。
すると、すぐ近くにインフォメーションがあります。
先に何かを訊いている人が粘って、なかなか担当者がつかまりません。

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いらいらしていますが、ようやく、フリーになった担当者にsaraiが窓口の場所を訊くと、なんと、チケット販売窓口はすぐ隣でした。そんなものですね。

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もたついていますが、まだ、時間には若干の余裕があります。これは駅の構内の様子。大きくて重厚な雰囲気です。

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ようやく、ベルンまでの往復チケットを購入し、ホームに急いで向かいます。

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無事予定の電車に乗り込みます。滑り込みセーフです。

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8時発でベルンに8時57分に着くIC(インターシティ)です。
チケット購入で戸惑うこともあろうかと、少し、早目に出かけたのが功を奏し、予定通りの電車に乗ることができたわけです。

出発!
フムフム、これがチューリッヒねと車窓を眺めていると、真っ青な青空と明るい太陽の陽射しが顔を出します!

緑豊かな美しい景色を眺めながらの1時間の旅。あっという間に過ぎます。
ベルンの町に入っていきます。美しいアーレ川Aareの流れです。

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ベルンの古都の町並みに入ります。

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ベルン中央駅Bern Hauptbahnhofに到着です。

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ベルン中央駅は近代的な総ガラス張りの駅です。
スイスの首都ですから当たり前かも知れませんが、古都ベルンというイメージとはギャップがあります。

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まずは駅の中で、ツーリストインフォメーションを探します。
これはいつも初めての街に着いたときの習慣・儀式のようなもので、とりあえず、街のマップをいただくことにしています。
すぐには分かりにくいところでしたが、なんとかたどり着き、まずはベルンの市内マップをゲット。
パウル・クレー・センターZentrum Paul Kleeに行くバス乗り場も教えてもらい、そちらに向かいます。
途中、花の好きな姉と配偶者はしっかりと花屋さんをチェックしています。

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駅前広場は実にだだっ広いですね!

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目指すバス乗り場は教会の横にあるようです。大きな通りを渡って、そちらに向かいます。

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すぐに、パウル・クレー・センター行きバス乗り場に着きます。
パウル・クレー・センター行きのバスは12番のバスです。

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ところが、バスのチケットは自動販売機でコインで買う(バス停には必ず自動販売機があるけど、コインがないとどうにもなりません)のですが、コインが足りません。これは困った!

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すぐ横には立派な教会、 聖霊教会 Heiliggeistkircheがあり、それを見上げますが、救いの手は差し伸べてくれません。

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このバスターミナルはトラムも出入りするガラスの大屋根のある立派なターミナルですが、見渡しても、コインを両替してくれそうなところはありません。

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近くにスーパーを見つけ、水を買ってコインをゲットすることに成功。
で、これが水を買ったスーパーマーケットの果物売り場。

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また、バス乗り場に取って返し、ようやくチケットを購入。その間に2台ほどバスは行きました…。
配偶者は2台もバスが行ってしまったとsaraiを揶揄しますが、まあ、それほど、頻繁にパウル・クレー・センター行きバスが走っているということですね。
実際、すぐに12番のバスはやってくるようです。

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これがようやく到着した12番のバス。

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いよいよパウル・クレー・センターに向かって出発です。



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ベルンのパウル・クレー・センターに到着

2010年7月6日火曜日@チューリッヒ~ベルン/3回目

パウル・クレー・センターZentrum Paul Kleeに向けて、バスが出発。

ベルンBernの旧市街の狭い石畳の道の上をバスは走っていきます。トラムの線路の上を走ります。

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石畳の道には噴水が点在し、トラムも走ってきます。それらを避けながら、バスは走っていきます。

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アーレ川Aareにかかる橋を渡り、旧市街を過ぎると住宅街の中の坂道をぐんぐん登っていきます。

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やがて、バスの車窓から右のほうにパウル・クレー・センターらしき建物が見えてきます。

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駅から15分ほどでパウル・クレー・センターのバス停に到着。バスの終点なので、降りそこなう恐れはありません。
この高台の地からは美しい野原が広がっています。この野原の中の散歩道のようなところを歩いて、パウル・クレー・センターに向かいます。

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レンゾ・ピアノRenzo Piano(関空を設計した建築家)の設計した近代的な建物は、美しい丘の中に映えています。

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草原のような気持のよい小道を進みます。

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と、何か妙な花壇があります。
説明を読むと、ピカソと書いてあります。

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なんと、ピカソのサインを花壇で表現してあります。

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何で、パウル・クレー・センターでピカソなのか、訝りますが、まあ、画家仲間だからかなとか思いつつ、不思議・・・。

ともかく、saraiと配偶者は連れ立って、パウル・クレー・センターに歩み寄ります。

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パウル・クレー・センターは大きな波がうねるようなデザインの建物です。

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その現代的なデザインの建物が建っているのは丘の上の野原の真っ只中です。

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大波のような建物が3つ並んでいます。

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パウル・クレー・センターの前には、クレーの絵画からデザインした巨大なオブジェがあります。
クレーらしくて、とてもオシャレですね。

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大波のような建物と建物の間に入口に見えないけど、ここが入口なのかしらというところがあります。

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恐る恐る近づくと、やはり、ここが入口です。これもオシャレ。

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この入口をはいると、広々としたすっきりとした雰囲気の美術館のロビー空間が広がっています。

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ロビー空間の上部には大きなガラスがはめ込まれ、明るい光が空間を満たしています。

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入館チケットはクレジットカードは使わずにあえて現金で買い、バスやトラムのチケットを買うためのコインを作ります。
朝からずっと、コインで苦労してきたので、対策を考えたんです。それにしても、こちらの人の、財布はコインだらけなんでしょうか?
これが購入したチケットです。一人25スイスフラン。

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展示エリアのゲートで荷物をチェックされ、ハンドバッグの持ち込みもダメとのことで、全員が荷物を預けさせられます!(地下のロッカーに預けますが、ここでもコインが必要! 後で戻ってきますけどね。)
さあ、クレーの絵を見に行きましょう。

遂にクレーの超名作とご対面の筈だったんですが・・・。意外な展開に驚くことになります。

ベルン中央駅からパウル・クレー・センターまでのバスのルートを地図で確認しておきましょう。

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ベルンのパウル・クレー・センター クレーの名画・・・しかし??

2010年7月6日火曜日@チューリッヒ~ベルン/4回目

パウル・クレー・センターZentrum Paul Kleeに入場して、クレーの絵画の鑑賞を始めます。

ん?ピカソが並んでいます。ここは、パウル・クレー・センターなのに・・・。

どうも特別展のようです。道理で入場券が事前情報以上に高かったはずです。
ピカソとクレー展という特別展です。

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だから、さっき、ピカソの花壇があったのかな。
ま、いずれにせよ、ピカソとクレーとの比較を楽しむ展示の仕方が面白いです。楽しみながら、その特別展を鑑賞。
クレーとピカソとの比較を楽しみつつ、これはどっちの絵?みたいなクイズをしながら、まわります。
そのお楽しみのおすそわけです。
パッと見て、次の絵画がどっちの作品か、分りますか?


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このクイズの答えは各絵画の下にある説明をご覧くださいね。
(すべて、左がクレー、右がピカソですよ。分かりましたか?)

とはいえ、最大の目的のクレーの「パルナッソス山へ」を早くみたい。
で、ここはそこそこで切り上げ、クレーの展示会場に向かいます。
まずは、目的の絵との対面を果たして落ち着きたいので、探しますが・・・。
ない!!!!!
なんで?????

美術館の人に「パルナッソス山へは?」と訊くと・・・。

「ここにはありません」
「!!!!!」

貸し出してるなんて言わないでよと思いながら、気を落ち着けて「ベルンにはあるの?」と訊くと
「はい、中央駅近くの市立美術館にありますよ」
怒りよりほっとする気持の方が大きいです。

気持ははやりますが、ここのクレーはどれも実に素晴らしい。とりあえずもう一度、落ち着いて鑑賞します。

やはり、クレーの代表作の一つである「ドゥルカマラ島」はとても大きな絵で素晴らしい絵です。

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また、音楽にも造詣が深かったクレーは音楽を主題とした絵画もありますが、そのなかで最も有名な絵画がこれですね。
「赤のフーガ」です。リズムというか、フーガというか、音楽の響きを感じさせられる傑作です。

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さらにクレーと言えば、線画による天使が知られています。
このパウル・クレー・センターにも大量のコレクションがある筈ですが、展示されていたのはほんの少し。
でも、クレーの天使といえば、やっぱり、これでしょう。
「忘れっぽい天使」です。

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この単純な表現で、なんとほのぼのとした優しさを描ききったものでしょうね。
クレーは天才画家であると同時に、人間としても尊敬できる人に思えます。

ナチスにドイツを追われて、故国のスイスに亡命を余儀なくされたクレー。
晩年は難病にも苦しみつつ、こういう素晴らしい絵画を描いたクレー。
このパウル・クレー・センターは2005年にできたわけですが、故郷のベルンに多くの名画が残され、展示されることになったことに胸が熱くなります。
人間の暴力では、決して、こうした芸術は破壊できないという事実がここにはあります。

最後に売店で美術館お決まりのお土産を購入し、美術館を後にします。
このときは素晴らしいクレーのポスターをゲットでき、sarai宅の壁が美しく飾られることを確信していたのですが・・・。

次回はバラ園からの素晴らしいベルンの街の眺めを楽しみます。



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バラ園からの世界遺産ベルンの眺め

2010年7月6日火曜日@チューリッヒ~ベルン/5回目

パウル・クレー・センターZentrum Paul Kleeを後にして、ベルン美術館Kunstmuseum Bernに展示してあるというクレーの最高傑作「パルナッソス山へ」は気にかかりますが、とりあえず、予定通り、バラ園Rosengartenに向かいます。

ベルンBernの街に戻る12番のバスをアーレ川Aareにかかる橋、ニーデック橋Nydeggbrückeの袂で途中下車し、バラ園のある丘に上ります。

このあたりにはベルンの街のシンボルである熊の公園、ベーレングラーベンBärengrabenもありますが、それは興味がないのでパス。
10分ほど息を切らしながら急坂を上ると、途中から、旧市街の眺めが見えてきます。ご機嫌のsaraiと配偶者です。saraiの手元にパウル・クレー・センターで買い求めたクレーのポスターの入った段ボール箱があるのをご注目! この後の悲劇的な展開の序章です。

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・・・アチャ~!!! これがベルンの街なのね。実に美しい眺めです。
蛇行するアーレ川に挟まれたベルンの旧市街の美しい佇まいがパノラマで広がっています。

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ベルンの旧市街の中心もよく見えます。
絶好の日和ですね。

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この丘の上には美しい芝生広場のなかに色とりどりの花々が咲いています。

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芝生広場の周囲には美しいバラが咲き誇っています。

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バラ愛好家の姉のためにsaraiが準備したバラ巡りの第1弾です。早速、姉は熱心にバラに見入っています。

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とてもよく咲いているバラを姉は嬉しそうに眺めています。

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芝生広場の奥の方には、素晴らしいバラ園があります。

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バラ園の中に歩み入ります。

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満開のバラが美しく咲いています。美しいバラの数々をしばし、ご覧あれ。

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バラ園のカフェでバラとベルンの眺望を楽しみながら、紅茶でゆっくりします。

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ソファーで寛ぐsaraiと配偶者・・・saraiの横にはクレーのポスターの入った段ボール箱がソファーの上に置かれていることにご注目。

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そろそろ、カフェのソファーを立って、丘を下りましょう。最後にバラ園からのベルンの町の美しい眺めを脳裏に刻み付けます。

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先ほど上ってきた坂道をまた、たどります。下りは足も軽く進みます。

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saraiと配偶者は仲良しで道を下り終えます。(saraiの手には何かが欠けていると思いませんか?)

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そして、坂道を下りて、旧市街まで行ったときです。大変な失敗をしたことに気づきます。
実は、saraiは、パウル・クレー・センターで購入したポスターをこの丘の上のバラ園のカフェに置き忘れたんです!
あれ(ポスターの入った段ボールケース)は今でもカフェのソファの上に鎮座しているんでしょうか?

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恨めし気に丘の上のバラ公園を見上げますが、今更、取りに戻るような体力も気力もありません。あるのは残念な思いだけです。

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丘を下ると、アーレ川にかかる橋、ニーデック橋です。橋の上からは美しいアーレ川の青い水の流れが目に焼き付けられます。アーレ川にかかる小さな石橋はウンタートーア橋Untertorbrückeです。

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これはまさに絶景ですね!

さあ、橋を渡り、旧市街に向かいましょう。

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ニーデック橋の石畳はまっすぐに旧市街の通りに続いています。

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橋を渡り終えて振り返ると、そこからのアーレ川の眺めも美しいです。川の向こうの丘の上が先ほどのバラ園です。

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アーレ川に沿って立ち並ぶ家々と石畳の通りも実にきれいですね。

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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

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旧市街を散策しながら、ベルン美術館をめざします。



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ベルンの噴水

2010年7月6日火曜日@チューリッヒ~ベルン/6回目

丘の上のバラ園Rosengartenから下りてきて、アーレ川Aareにかかる橋、ニーデック橋Nydeggbrückeを渡って、旧市街に入ったところです。
ニーデック橋に続く通り、ニーデックガッセNydeggasseをぶらぶら歩き始めます。

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右手の階段を上ってくるおばさんがいます。アーレ川の川岸から上ってくる道がここで合流するポイントです。

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合流ポイントを過ぎると、旧市街の石畳の通り、ゲレヒティクカイツガッセGerechtigkeitsgasseに入ります。先ほど、パウル・クレー・センターZentrum Paul Kleeに向かうバスで通った通りです。
通りには、オープンカフェもあり、観光客の方でしょうか、ゆったりと休んでいます。

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向こうからバスがやってきます。パウル・クレー・センター行の12番のバスですね。

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噴水brunnenや時計塔Zytgloggeなどを眺めて旧市街を観光しながら、ベルン美術館Kunstmuseum Bernを目指します。気持が逸るのは致し方ありませんね。
それでも、次々に出現する噴水もしっかりと鑑賞します。
噴水といっても、通常の水を噴き上げるタイプのものではなく、彫像がある小さな塔の根本からパイプが4方に出ていて、そこから水が流れ落ちる形式のものです。ローマ水道を思い起こさせるような感じです。

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彫像が噴水ごとに様々ですが、かわいい感じのものが多いのが面白いですね。
噴水のいくつかをご紹介しましょう。

まずは「正義の女神の噴水」Gerechtigkeitsbrunnen。
美しい衣装で目隠しされた女神は、先入観でものを見ないという寓意があり、公平・正義の象徴です。

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次は「クロイツガスの噴水」Kreuzgassbrunnen。
これは例外的に彫像がなく、オベリスクのようなものが立っているだけ。クロイツガスと言う名称なのはクロイツガッセKreuzgasseの通りの角にあるからかな。
通りはゲレヒティクカイツガッセからクラムガッセKramgasseに名前を変えています。

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すると、すぐ近くの建物の壁に彫像が取り付けられています。まるで、「クロイツガスの噴水」に彫像がなかったことのお詫びみたいに思えます。ターバンを巻いた少年が投げ槍を構えている彫像です。

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次は「サムソンの噴水」Samsonbrunnen。
ライオンの口をこじ開けている勇者は、戦争で活躍した男たちを称える力強さの象徴です。

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これらの噴水が通りの中央にあるために、まるでバリケードみたいになっており、車が通りの幅、ぎりぎりで走っていて、歩行者の通行はそれなりに危険が伴う状況です。
と思っていたら、通りの歩道際の横に上り階段がところどころあり、この階段を上ると、石造りの立派なアーケードがあります。
北イタリアのポルティコみたいです。アーケードの上は建物が張り出しています。
アーケードに沿って、いろんなお店やレストランが続いています。
実は、通りの真ん中を歩いていたので、このアーケードの存在にはしばらく気が付きませんでした。このアーケードを歩けば、安全に通行できます。
もっとも、アーケードを歩くと、通りの真ん中にある噴水がよく見えないので、どこを歩くかは悩みどころです。

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次は「ツェーリンガーの噴水」Zähringerbrunnen。
ベルンの創始者ツェーリンゲンの記念碑ですが、実はベルンのシンボルである熊が甲冑を身に纏って、旗を掲げています。
この噴水の先には、有名な時計塔Zytgloggeが見えています。通りをふさぐ形で立っており、意外に存在感があります。

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この噴水のそばには、いわば、花の噴水とでも呼べばよいものもあります。綺麗ですね。

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次は「射撃手の噴水」Schützenbrunnen。
甲冑を見に着けた男性と足元に銃を持つ熊は、かってのベルン王国の勢いを反映しています。
通りはマルクトガッセMarktgasseに名前を変えています。

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次は「アンナ・ザイラーの噴水」Anna-Seiler-Brunnen。
全財産を病院に寄付した女性を称えており、「抑制」の寓意があります。

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次は「バグパイプ吹きの噴水」Pfeiferbrunnen。
穴の開いた靴を履いた男がバグパイプを演奏しており、貧しい音楽家たちを称えたものです。
通りはシュピタルガッセSpitalgasseに名前を変えています。

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次は「オッペンハイムの噴水」Oppenheimbrunnen。
これは最も変わった噴水でこれまでも賛否両論があったそうです。ベルンに住み、亡くなったシュールレアリスムのアーティスト、メレット・オッペンハイムが1983年に建造した噴水です。当初はコンクリートの円柱だったそうですが、チューブを横に切った形の水路が、円柱の周りをらせん状に取り囲み、水がこの水路をゆっくりと伝って降りてくるという構造だったため、年月ととも変貌を遂げました。水路に土がたまり、空中を飛んできた植物に種が発芽して、苔や藻なども含む100種類の植物がコンクリートの円柱を覆い隠すようになったそうです。この変貌(メタモルフォーゼン)をシュールレアリストのメレット・オッペンハイムが最初から意図していたかどうかは定かではないようです。ベルン美術館近くの広場にあります。

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次は「モーゼの噴水」Mosesbrunnen。
旧約聖書で重要な役割を果たす預言者モーゼの彫像です。神に与えられた「十戒」を掲げています。ベルン大聖堂Berner Münster前のミュンスター広場Münsterplatzの一角にあります。(ここは後で行ったところです。))

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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旧市街散策はまだ続きますが、気持ちはクレーの大傑作に飛んでいます。



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ベルンでクレーの畢生の名作と遂にご対面!!

2010年7月6日火曜日@チューリッヒ~ベルン/7回目

ベルンBernの旧市街散策はまだまだ続きます。

実は前回の記事はベルンの噴水をご紹介するために実際の散策に先行したところの噴水までを記事に掲載しました。
実際はクラムガッセKramgasseにある「サムソンの噴水」Samsonbrunnenの前を通り過ぎたところです。

と、また妙なものを発見!
クラムガッセの通りに面した建物にアインシュタインの写真が大きく張り出されています。

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そうでした、ベルンではアインシュタインが特許局の職員として若いころを過ごしており、ここで特殊相対性理論の論文を書いたんでした。
saraiも大学の専攻は物理。
アインシュタインに始まる素粒子物理を勉強したこともありました。
ここはアインシュタインハウスEinsteinhaus Bernです。アインシュタインが1903年~1905年まで住んだ家です。現在は博物館になっています。

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感無量といえば言い過ぎですが、若かりし頃の思い出がよぎります。
で、つい、連れの3人に特殊相対性理論とは何ぞやという講釈を長々とたれてしまいます。
アインシュタインハウスのある建物の前を通り過ぎていきます。さすがにアインシュタインハウスを見学するよりはクレーの傑作を早く見たいという気持ちが先立ちます。

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ベルン名物の時計塔Zytgloggeが近づいてきます。クラム通りの両脇の建物も古びていて、情緒があります。

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時計塔が視界を大きく占めます。当初はベルン旧市街で最初につくられた西門でしたが、1405年の大火のあとに天文時計を持つ時計塔になりました。ところで、時計塔はドイツ語で正確にはツァイトグロッケントゥルム Zeitglockenturmといいますが、地元では「ツィットグロッゲZytgrogge」と愛称で呼ばれています。

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時計塔のすぐ前まで来ます。
なかなか立派なものですね。大時計は現役で動いている時計としては世界でも最大級のもののひとつです。450キロの石の重さによって5つのメイン歯車が24時間動き続ける仕組みです。大時計の下にある天文時計と1時間置きに動く仕掛け人形がとても有名です。残念ながら、仕掛け人形はまだ20分ほど経たないと動かないようです。

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時計塔の横を通り過ぎた後、振り返って、時計塔の裏側を眺めます。こちらにも大時計がありますが、シンプルなデザインですね。

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ここからはベルン美術館Kunstmuseum Bernもそう遠くはありません。
マルクトガッセMarktgasseの通りを進み、ヴァイゼンハウスプラッツWaisenhausplatzにぶつかったところで右に折れて、ヴァイゼンハウスプラッツの広い通りを進みます。前回の記事でもご紹介した「オッペンハイムの噴水」Oppenheimbrunnenの異様な姿に出会います。

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ここで左奥の通り、ホドラー通りHodlerstrasseに入ります。
と、何やら見慣れた車があります。
そうです。我が愛車プリウスですね。

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この後、今回の旅では多くのプリウスを見かけることになります。ヨーロッパでもプリウスはたくさん走っていますね。

そうこうしているうちに、いよいよベルン美術館です。
美術館の手前には、アートっぽい塀が立っています。なかなか渋いですね。

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配偶者が一人先行して、通りを渡って、急いで歩いていきます。
配偶者はsarai以上にクレーのファンで、何より、「パルナッソス山へ」を楽しみにしていたんです。

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saraiは配偶者の勢いに気おされたようについていきます。その先にはベルン美術館の古典的なスタイルの建物があります。

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ベルン美術館に心を静めながら入館します。

ご対面!
「パルナッソス山へ」です。
この絵はもともとパウル・クレー・センターZentrum Paul Kleeができる前はここにあったので、ここに戻したのでしょうか。
それは想像していた絵とは違います。想像以上の存在感です。

文字通り、光り輝くような光沢に満ちており、この色彩感は天才芸術家クレーにしかなしえないものです!
しばし、その光輝に包まれて、慄然としていました。
まさにクレーの代表作に相応しい超傑作です。

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ここには、素晴らしいクレーがほかにもあります。鑑賞、また鑑賞。

ベックマン、マルク、ホドラー、・・・  どれも素晴らしい!!
特にホドラーはベルン出身の画家、印象的な作品が展示されています。

また、思いがけず、青騎士の絵画にも出会えたのが、収穫です。
配偶者はもともとマルクの馬の絵が好きでしたが、ここにも馬のお尻の方からの絵があり、大満足のようです。

クレーの「パルナッソス山へ」に導かれて、予定外の美術館を訪れ、収穫も大きかった!!

ベルン美術館が写真撮影が不可なので、クレーの「パルナッソス山へ」以外はご紹介できませんでした。実はこの3年後に再訪することになります。そのときの記事もご覧ください。若干の作品をご紹介しています。

 ベルン美術館再訪

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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また、ベルンの旧市街の散策に戻ります。



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ベルンでスイス料理のランチ

2010年7月6日火曜日@チューリッヒ~ベルン/8回目

クレーの「パルナッソス山へ」に大満足したところで、再び世界遺産の町ベルンBernの旧市街の観光モード。

まずは、ベルン料理を食べさせるレストラン・ハーモニーRestaurant Harmonieで昼食です。時計塔Zytgloggeのすぐ近くにあるお店です。

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テラス席を選んで、食事します。が、saraiの席は通りを隔てる垣根沿いの席。これが後で面白い展開の元になるんです。

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スイスと言えば、やはり、チーズフォンデュを食べないといけないでしょう。すぐに電熱コンロが運ばれてきます。

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同時にチーズフォンデュ用のフランスパンもテーブルに載せられます。

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すぐに溶けたチーズの入ったフォンデュ鍋もコンロの上に置かれます。さすがに手際がいいですね。

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さらにチーズフォンデュ以外に注文した皿が運ばれてきます。

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チーズの溶けたトースト(ラクレットみたいなものですね)の上にベーコン、野菜、目玉焼きがのったスイス料理です。

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新鮮なグリーンサラダです。

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ジャガイモサラダです。

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早速、チーズフォンデュをいただきます。美味しいね。

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チーズフォンデュはワインの味が強く塩味が濃い。寒いところの味付けなのでしょうね。が、食べていると馴染んでますます美味しくなります。みんな、どんどん、食べます。

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ほとんど、チーズフォンデュを食べ尽くします。

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と、saraiの向かいに座っていた姉や姪っ子がなんだかにやにや笑っています。
どうも通りを歩く地元の犬が決まって、saraiのそばに寄って、垣根から鼻を突っ込み、saraiのカバンを舐めているようです。
これが何度も繰り返されたとのこと。
もちろん、すべて同じ犬。
ベルンの犬に好かれてしまいました。saraiというより、saraiのカバンが・・・
ちなみにカバンには食料品は入っていませんよ。
これがその垣根です。

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さぁ、お腹も満腹になったところで、ベルンの街巡りを続けましょう。といっても、そろそろチューリッヒに戻る時間も迫ってきます。
姪っ子のお勧めのコンフィスリー・チレンConfiserie Tschirrenというチョコレート屋さんをのぞき、帰ることにしましょう。
ところが、レストランからチョコレート屋さんに向かいますが、地図とにらめっこしても、どうもチョコレート屋さんの場所が分かりません。
ふらふら歩いていると、大きな教会の前に出ます。
思いがけず、ぶち当たったのは、これもベルンのシンボルであるベルン大聖堂Berner Münsterです。

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巨大な尖塔です。スイス1の100メートルの高さを誇るそうです。
ファサード正面の下部には、最後の審判のレリーフがあります。

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通りすがりとはいえ、いいものを見せてもらいました。
大聖堂前には、ミュンスター広場Münsterplatzがあり、もちろん、この広場の一角にも、しっかりと噴水があります。

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既にご紹介済の《モーゼの噴水》です。
神から与えられた十戒の教えを掲げています。

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ベルン大聖堂はともかくとして、まだ、肝心の目的のチョコレート屋さんは分かりません。
で、この大聖堂前の広場にいたおじさん2人に訊いてみました。
すると、「通りが違うよ。そこを抜けて行って、大きな通りに出たら、左の方だよ」って、教えてくれました。サンキュウ!!

教えられたように行ってみると、なーんだ・・・結局、旧市街の目抜き通り、クラムガッセKramgasseに出ます。さっき歩いていた噴水や時計塔のある通りです。
しばらく歩くと、アーケードの中にありました、ありました。コンフィスリー・チレンConfiserie Tschirrenと表示されています。

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ヨーロッパによくあるチョコレート屋さんですが、小奇麗でかわいい店舗です。
いろんな種類のチョコレートがずらりと並んでいます。これを選んで、詰め合わせを作ってもらえるようです。

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チョコレートの横には美味しそうなケーキも並んでいます。

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詰め合わせると、可愛いチョコレートのパッケージになります。

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しかし、夏の暑さのなか、チョコレートは持ち運ぶと溶けてしまいそう。
でも、せっかくだからと少しだけ選んで購入。後でみんなで味見することにします。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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すっかり、ベルンを楽しみました。そろそろ、チューリッヒへ戻りましょう。



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ベルンからチューリッヒに帰還、そしてオペラ

2010年7月6日火曜日@チューリッヒ~ベルン/9回目

つい、ベルンBernの街を楽しみ過ぎて、予定滞在時間を少しオーバー。
急いで、ベルン中央駅Bern Hauptbahnhofに向かいます。
マルクトガッセMarktgasseの通りを駅に向かって進んでいくと、牢獄塔Käfigturmがあります。昔は時計塔だったのですが、17世紀に再建され19世紀末まで牢獄として使われていました。

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噴水の横を通り過ぎます。ベルンの通りを歩いていると、すぐに噴水に出会います。

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牢獄塔を過ぎると、大きな広場、ベーレンプラッツBärenplatzに出ます。この広場には市が出ています。その先には連邦院Bundeshausの建物が見えています。スイスの連邦議会議事堂と政府各省庁のオフィスの入った建物です。ベルンがスイスの首都であることに思い至ります。

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駅に急いではいますが、ちょっとだけ、市場の様子を偵察します。お土産ものなどが売られています。あまり興味を引くものは見当たりません。

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また、駅に向かって、シュピタルガッセSpitalgasseの通りを歩いていきます。やがて、駅前のバスターミナルと聖霊教会 Heiliggeistkircheが目に入ってきます。

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聖霊教会の前で見上げます。なかなか立派な教会ですね。創建は13世紀ですが、現在の建物は1729年に再建されたものです。

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教会の前を右に周り込むと駅前の広場が広がっています。正面にガラス張りのベルン中央駅の現代的な建物が見えます。

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ベルン中央駅に急いで向かいます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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駅の通路をホームに向かっていきます。

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予定の電車には間に合いませんが、その次の電車には余裕で間に合います。約10分後に電車が出ます。
チューリッヒZürich行の電車は30分間隔なので、予定が少し遅れてもさほど大きな影響はありません。

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ホームに出て、10分後の電車を待ちます。

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ホームで少し待つと、2階建ての電車がはいってきます。見晴らしのよさそうな2階席に陣取ります。席はがらがら。ゆったりと席を確保します。
ベルン中央駅をゆっくりと電車は出発します。車窓から駅にお別れです。

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こうしてチューリッヒ中央駅Zürich Hauptbahnhofまで再び戻りました。
チューリッヒ中央駅で姉・姪っ子と別れ、saraiと配偶者はいったんホテルに戻り、オペラに備えます。
姉達はバーンホフ通りBahnhofstrasseでショッピングだそうです。

ホテルの部屋で少し午睡をとって、おめかしをして、チューリッヒ歌劇場Opernhaus Zürichに向かいます。
チューリッヒ歌劇場はホテルのすぐそば。5分とかかりません。30分前には着きました。
歌劇場の正面ファサードは美しい姿です。

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既に美しく着飾った男女が入り口をはいっていきます。saraiたちもそれに続きます。

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入ると、ピカピカのロビーが出迎えてくれます。
ロビーで今夜のプログラムを買い求めます。

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ロビーを通り、ホールの内部にはいろうとするとなんだか様子がおかしいです。
扉の前の係員に制止されます。まだ、ホール内のオープンは15分ほど後だとのこと。

待つこと暫し。ようやくオープン。もう、15分はとっくに過ぎています。
ここのオペラハウスは早く来ても仕方がないことが分かりました。
せいぜい15分前に来れば十分です。
明日からはそのころに来るようにしましょう。

内部はやはり、豪華な雰囲気です。

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ステージを眺めると、意外に小さなホールであることが分かります。まあ、オペラで歌手たちの声がよく通るでしょう。

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バルコン席は豪華ですね。

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今日のオペラはウェーバー作曲の「魔弾の射手」。
この日の公演については既に当ブログで紹介済です。
詳細はここをご覧ください。


オペラが終わり、ホテルの部屋に戻るともう何もできずに2人ともベッドに倒れこみ、朝までぐっすりです。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico

kicoさん、初めまして。saraiです。

心配ですね。私はそのまま、沈静化するのを待っています。シュターツオーパーのチケットも購入しました。何としても行こうとは思って

03/09 22:12 sarai

はじめまして。私も同じ時期にウィーン滞在の計画をしており、楽友協会でのベルリンフィルのチケットを購入しました。が、新型コロナの件で、そもそも旅行に出られるのかど

03/09 16:59 kico

お役に立てて、なによりです。我が家では今でもメインのCDプレーヤーとして活躍しています。ただ、最近はCDはいったんリッピングしてHDDに格納し、USBオーディオでオーディ

01/18 15:18 sarai

父からアンプとセットで譲り受けたもののトレイが動かず困っていましたが、
ブログを見て自分で購入・修理することができました。
利益目的でもなくまた素人でも分かる記事

01/18 13:50 hisa

のりしんさん

saraiです。コメントお寄せいただき、ありがとうございました。
同じ追っかけ仲間、今後ともよろしくお願いいたします。
彼女の声は素晴らしいですね。

12/01 12:07 sarai

私も中村さんの追っかけやっております。昨日の演奏も圧倒的でしたね。中村さんの歌を聴いていると、なぜか涙腺が緩んで来ます。

12/01 09:39 のりしん
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