旅も3日目。今日もチューリッヒZürichで朝を迎えます。
今日は朝までぐっすり眠って、元気回復。この日はバーゼルBaselを訪れます。
バーゼルでは、今回の旅の大きな目的であるオスカー・ココシュカの最高傑作《風の花嫁》を見ます。わくわくです。
ホテルで朝食を十分いただいた後、昨日と同様に、チューリッヒ中央駅Zürich Hauptbahnhofに向かいます。
まずは、ホテルから徒歩5分のシュタデルハーフェン駅Zürich StadelhofenからSバーンの電車に乗って、チューリッヒ中央駅まで移動。ここまではもう慣れたルートです。
チューリッヒ中央駅ではだだっ広い駅構内の中をまっすぐチケットの窓口に向かいます。

インフォメーションの隣にチケット窓口があるのは昨日学びましたので、今日は迷いません。

国内チケットの窓口に並んで、鉄道・バーゼルのシティトラム・バーゼル市立美術館の3つがセットになったチケットを購入します。

ネットでセット券の説明ページ(ドイツ語のページしかない)をプリントしておいたので、それを見せると、窓口の人はすぐに分かってくれます。こういうのは口で説明するのは難しいですからね。
このセット券は全体で1割引きになります。そう大きな割引ではありませんが、まあ、チケット購入の手間が省けるのは助かります。
購入したセット券はこれです。一人78.4スイスフラン(約6700円)です。

ホームに行くと、左側にすぐに出発するDB(ドイツ国鉄)のICEが停車しています。バーゼル経由、フランクフルト、ハンブルク、キール行きです。

もう発車しそうなので、とりあえず、手近な車両に乗り込みます。

乗り込んだ後、空いた席を探し(混んでいた)、数両歩いて、やっと席に座った途端、音もなく電車が出発。
こちらの鉄道はそんなものだと分かっていても、やはり、びっくりしてしまいます。
DBのICEに乗るのは一昨年のドレスデンDresden以来で懐かしいですが、そのときと違って、今回は堅実にセカンドクラス。
でも、ICEはセカンドクラスでもなかなかのシートです。設備がいいですね。

車窓には、スイスの穏やかな田園風景が流れます。

晴天の空の下、変わらぬ風景が続きます。

バーゼルには快適な走行で1時間で着きます。8時2分にチューリッヒ中央駅発で、8時57分に定刻でバーゼル中央駅Basel Hauptbahnhofに到着です。
DBのICEを降りて、駅舎に向かいます。

駅舎内は乗降客で賑わっています。

大きな駅舎内には様々なショップが並んでいます。

と、目ざとく、気になるショップを見つけたsaraiの姉はつかつかと紅茶の茶葉ショップに入っていきます。

首尾よく、買い物を終えた姉を伴い、saraiはツーリストインフォメーションを探します。

と、駅舎内にスーパーマーケットのミグロスMigrosがありますね。店頭には、花売り場が出ています。

ツーリストインフォメーションが見つかり、いつものように、市内地図をもらいます。これで迷わずに町の中を歩けそうです。

で、早速、トラムに乗り込んでバーゼル市立美術館Kunstmuseum Baselに向かうことにします。駅舎を出て、駅前のトラム乗り場に向かいます。

このバーゼル中央駅の駅前広場は広く、緑と彫像で美しく飾られています。

振り返ると、バーゼル中央駅の建物が立派です。

この駅はスイス国鉄(SBB)の駅です。隣接して、フランス国鉄(SNCF)の駅もあります。
また、少し離れていますが、ライン川Rheinを挟んで、ドイツ国鉄(DB)の駅もあります。
バーゼルは3カ国の国境の街ですね。
バーゼル中央駅の美しい姿を眺めながら、トラムの到着を待ちます。

これから、いよいよ市立美術館に向かいますが、実は美術館ではちょっとした手違いがあるんです。
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