今日は旅も6日目。ウィーンの2日目です。
ウィーンWienは今日も雲ひとつない晴天で、ギラギラしています。日本のように湿気はないので、日陰は比較的過ごしやすいのですが、陽射しはたまらなく暑いです。
今朝は早めに起きて、ホテルで朝食をいただきます。綺麗で広い朝食ルームです。

食事も朝食とは思えないほどの充実度です。

配偶者はいつものようにホットチョコレートがいただけて、満足しています。

さて、今日もウィーン観光案内モードです。まずは定番中の定番、シェーンブルン宮殿Schloß Schönbrunnは欠かせませんね。トラムと地下鉄を乗り継いで、朝一番で宮殿へ向かいましょう。
途中、カールスプラッツKarlsplatzを通るので、オットー・ワーグナーのカールスプラッツ駅舎Otto-Wagner-Pavillon Karlsplatzもしっかり見物です。

近くにはカールス教会Karlskircheも見えています。

地下鉄(Uバーン)のカールスプラッツ駅には、数日後に見る予定のアン・デア・ウィーン劇場Theater an der Wienの「こうもり」のポスターが張ってあります。
このポスターは、ここだけではなく、ウィーンの街中のアチコチにいっぱい張ってあります。楽しみですね~。

地下鉄U4に乗って10分程でシェーンブルン駅Schönbrunnに到着。

シェーンブルナー・オランジェリーSchönbrunner Orangerieの建物に沿ったシェーンブルナー・シュロス通りSchönbrunner Schloßstraßeを歩いて、シェーンブルン宮殿に向かいます。

オランジェリーの垣根には綺麗なバラが咲いています。

駅から歩くこと10分ほどでシェーンブルン宮殿の正門の前に着きます。

シェーンブルン宮殿の正門の前には、シュロスアレーSchloßalleeの通りがまっすぐに続いています。

門を抜けると、雲一つない夏の青空の下、宮殿前広場は日陰もなく、朝とは思えない暑さです。

宮殿前広場には、左右に泉が配置されています。これは左側の泉です。美しい彫像があります。

宮殿前広場の中央から入り口の門を振り返ります。広場の広大さが分かります。

宮殿内部も楽しみたいところですが、じっくり見る時間はないし、saraiとしては宮殿内部より庭園の方がお奨めなので、宮殿内部の観光はパスして庭園をタダで見せてもらいます。
正面の宮殿を迂回して、右手の方から宮殿の裏手にある庭園に向かうことにします。

宮殿の側面を左に見ながら、庭園のほうに向かいます。

宮殿の横手には、バラ園があり、ツル薔薇のトンネルもあります。が、もう薔薇の季節は終わり、薔薇の花もいくつか残っているのみで、残念です。

ツル薔薇のトンネルの中に入ります。

ツル薔薇はほとんど咲いていません。

宮殿の横手を抜けると、広大なシェーンブルンの庭園Bundesgärten Wienが目の前に広がります。

ずっと向うの先には、丘の上のグロリエッテSchönbrunn Glorietteが見えます。いつ見ても美しいですね。

ズームアップしてみましょう。

このグロリエッテに行くにはかなりの時間がかかるので、ツアーでは添乗員さんが絶対に行かないでねと念を押すのですが、saraiとしては、是非グロリエッテに上り眺望を楽しんで欲しいところ・・・。強い日差しの中で気弱になっている姉達を誘って、元気よくグロリエッテを目指します。花が綺麗な庭園の中を進みます。

庭園の両脇の樹木は綺麗に刈り込まれて、美しい並木道になっています。

少し進んだところで、宮殿のほうを振り返ると、まさに真っ青な青空のもとにマリア・テレジアン・イエローの宮殿が輝いています。が、実際は暑い!暑い! 遮るものが何もありませんからね。広大な庭園が恨めしくも思えます。

猛暑の中を、ようやく庭園の端のグロリエッテの丘の麓の立派な噴水のところまで来ました。
一服しながら、写真撮影タイム。

振り返ると宮殿はずいぶん遠くに見えています。

みんなで励まし合いながら、ふーふー言いながら、丘を一気に上ります。宮殿がかなり下のほうに見えています。

やっと、上まで登り切りました。丘の上からは宮殿の向うにウィーンの街が見えます。

大きな教会の塔も見えていますが、聖シュテファン大聖堂Domkirche St. Stephanではなさそうです。ウィーンの旧市街はもっと右のほうですね。しかし、いい眺めです。やっぱり、登ってきてよかったなあと疲れも吹っ飛びます。

もう、グロリエッテもすぐそこです。

グロリエッテは上部に美しい彫刻のある素晴らしいバロック建築物です。

とても凝った彫刻ですね。

やっとグロリエッテに辿り着きます。目の前には素晴らしく精緻な白亜の像があります。

グロリエッテ全体はこんな感じです。まあ、少し横手からの眺めですが。

グロリエッテの建物はカフェになっています。さすがに暑かったので、この丘の上のカフェで絶景を眺めながらゆっくりお茶することにします。が、誰しも考えることは同じで、既に屋内は満席。テラスにも日陰の席はなく、暑い日差しの席しか空いていないので、お茶は断念。残念!
お茶なしでグロリエッテからの眺めを鑑賞。

ここまでのシェーンブルン宮殿での散策ルートを地図で確認しておきましょう。

これから、丘を下って、次のベルヴェデーレ宮殿Schloss Belvedereに向かいます。
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