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バーデン電車でバーデンへ

2010年7月16日金曜日@ウィーン~バーデン

さて、今日は旅も12日目。

今日も・・・晴れてます。昨夜の雷雨では焼け石に水だったようで、やはり暑いですね。でも、テリブルという感じではありません。

さて、今日はウィーンWien郊外のバーデンBaden(電車で1時間位)でのオペレッタ鑑賞のみなので急ぐ必要はありません。昨夜は深夜の帰還だったこともあり、朝寝坊を決め込みます。
9時頃に起き出して朝食レストランへ。このホテルの朝食は、本当に充実したメニューで楽しみです。
saraiの楽しみは、朝食の飲み物にシャンパンがあることです。朝シャンですよ!

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配偶者の楽しみは、温野菜があること。普通は生野菜しかないですよね。今朝は、ズッキーニやパプリカや玉ねぎやナスなどのいろんな野菜を炒めたもの。なんだかお腹に優しく、野菜がいっぱいとれそうです。果物も、生のフレッシュなものがカットしてあります。スイカ、赤いメロン、青いメロン、ブドウ、いちごなど。ハムやチーズの種類も多いです。

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また、なんといっても、パンが小ぶりなのが良いです。いろんな種類を食べたいのに、一個の大きさが大きいとそんなに食べられませんものね。また、トースターがあって食パンも焼けます。珍しいものでは、フレンチトーストがあります。

また、ここのテーブルの飾りつけはひまわりです。ロビーにもひまわりがいっぱい飾ってありますが、大きくて綺麗ですね。

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しっかり朝食を頂いて、大きなカバンはホテルに預け、バーデン一泊のための荷物を持って出発です。
バーデンへは2つのルートがありますが、ホテルの前をバーデン電車Badner Bahnが走っているので、それを利用します。でも、チケットは車内だとコインしか使えないので、残念ながら2駅戻って、始発のウィーン・オーパー駅Wien Operの窓口でチケットを買って乗ります。でも、お蔭でバーデン電車の詳細な時刻表がもらえたので、まあいいでしょう。

この電車を利用するのは2度目です。3年くらい前にバーデンの温泉を楽しみに出かけたのが、最初です。途中のフェーゼンドルフ・ショッピングシティ南駅Vösendorf Shopping City Süd (SCS)にIKEAやトイザラスがあったのを覚えていましたが、もちろん、今回通過した際にもそのままです。
IKEAの前を通過。

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IKEAには大きな駐車場がありますね。家具とかを買って、マイカーに積んで帰るのでしょう。

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ようやく、IKEAの大きな建物の横を通り過ぎます。

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バーデン電車はウィーンの街中はトラムの線路を走るのでゆっくりですが、郊外に出ると専用の線路を走る一般鉄道なので、俄然、スピードを上げて走ります。

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途中の駅の様子です。のどかでしょう。ここはトリブスヴィンケル・ヨーゼフスタル駅Tribuswinkel-Josefsthal。バーデンまで6駅。残り4キロほどです。

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駅近くの沿線には立派なお宅が建っています。

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駅から離れた線路のまわりには畑がひろがり、家が点在しており、平原の向こうには山が見えます。

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車窓の景色を楽しむうちに、ちょうど1時間でバーデンのヨーゼフプラッツ駅Baden Josefsplatzに到着。

これからバーデンの1日が始まります。



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バーデンのホテル & スパ

2010年7月16日金曜日@ウィーン~バーデン/2回目

バーデンに着いたところです。

まずは今夜泊まるホテルに向かいます。バーデンは森の中の保養地ですが、ここもとても暑いので、歩く気になれず、客待ちしているタクシーについ足が向いてしまいます。ほぼ最低料金でホテルに楽ちんで到着です。

今日泊まるバーデンのホテルは、ホテル シュロス ヴァイカースドルフ レジデンツ & スパHotel Schloss Weikersdorf Residenz & Spa。このホテルはお城をリノベーションした立派なものです。
まずはチェックイン。

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レセプションのあるロビーも広々としていて格調高いです。

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ゆったりとくつろげるテーブルとチェアーもお城にふさわしい感じのものですね。壁に掛けられている剥製のヘラジカの首は狩猟の館の雰囲気を醸し出しています。

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チェックイン後、ベルボーイにその建物の外に案内され、あれっ・・・?

連れて行かれたのは、別館のスパと客室が新しい建物に作られたところで、あの立派なお城とは別物です。
客室もこれまでのホテルと比べても狭い。ちょっと不本意ですが、メリットもあります。狭いのでエアコンがガンガン効き、寒いくらいなのです。猛暑の今年の夏では、かえってこの方がポイントが高いかも・・・。部屋で十分体を冷やさないと外に出る気もしません。
一応、部屋の様子をご紹介しましょう。
ベッドは明るい窓際に設置されています。

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デスクも設置されており、PCを使うには十分なスペースです。

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バスルームはシャワーのみですが、ここでは問題ありません。何せスパですからね。

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ということで、ここはスパと一緒の建物だから、すぐスパにいけます。さぁ、出かけましょう!
が、なかなかスパの使い方に慣れません。まずは水着を持って偵察です。受付のお姉さんが、更衣室とプールとサウナの場所を教えてくれました。
意を決して別々の更衣室へ。ロッカーの中にバスタオルとバスローブとスリッパが入ってました。水着に着替え、それらを持ってプールに行き、配偶者はまず一泳ぎ。saraiはプールサイドで寝そべって見学です(金槌なんです!)。
次に、木陰の寝椅子で日向ぼっこ。風が心地よく、青空を眺めながらボーッとするのもいいもんだなと思います。

さて、サウナに行きましょう。サウナは2つあり、一方の中に男性がもちろんスッポ●ポンで入っています。もう一方は誰もいないので、こちらを2人で利用することにします。しきたりに従って、我々もスッポ●ポンで入ります。スッポ●ポンでのサウナの利用にもちょっとは慣れ、ふたりっきりなのでじっとり汗をかくまで十分楽しめました。他には誰も入ってこなかったし・・・。

その後はプールサイドでのんびり過ごします。我々がサウナに入った頃はまだ時間も早かったのか、人が少なかったようですが(ホッ!)、だんだん家族連れなどで賑わってきます。子供たちがプールで遊び、そのまま水着で芝生の上でボール遊びをし、大人たちはのんびり日光浴という風景です。ウ~ン、ヨーロッパの夏って感じですね。もちろん、日本人は我々だけです。



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バーデンのバラ園をぶらぶら

2010年7月16日金曜日@ウィーン~バーデン/3回目

さて、バーデンのホテルでスパを楽しんだところで、そろそろ行動開始です。

遅い朝食をたっぷり頂いたきりなので、オペレッタの前に早めの夕食もいいかなということで、街の方に出かけてみることにします。リゾート気分で、saraiはショートパンツ(実は寝間着(笑い))にビーチサンダル。配偶者もビーチサンダルです。
ホテルの横の広大なバラ園、ドブルホフパーク / ローザリウムDoblhoffpark / Rosariumを抜けていきます。ヨーロッパで一番広いとも言われるバラ園です。
大分終りかけていますが、やはり薔薇はきれいですね。

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盛りの頃はすごかったでしょうね。
ツル薔薇の棚もありますが、花はちらほら。

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ツル薔薇の棚の先にもバラ園が続きます。

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バラ園といっても広大な庭園の中にあるので、庭園はひろびろとしています。

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庭園のアチコチに点在するバラを鑑賞しながらの散策です。

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川沿いにも薔薇が咲き誇っています。

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バラ園もこのあたりでお終いです。

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庭園のはずれには大きな池があります。横を流れるミュール川Mühlbachの水を引き入れているようです。

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池の岸辺には鴨が群れています。

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しかし、池があるといってもこの庭園もともかく暑いんです。ちょうど池の端に売店があるので、おばさんに飲み物を頼みますが、なんと財布がない! 出かけるときに着替えたので、財布を部屋に置き忘れたようです。ホテルからかなり歩いてきてしまいましたが、街のレストランで食べ終わった後に気がつくよりはましですね。広大な庭園をホテルの部屋までとってかえし、財布を取ってきます。

改めて出発です。同じ道もつまらないので、庭園の別の道を歩いていると、花嫁さんを見つけます。新婚さんの二人とカメラマンだけのフォトツアーのようです。花嫁さんを見つけて黙っている配偶者ではありません。花嫁さんのほうに駆け寄り、コングラッチュレーション!!って叫んでます。saraiも調子を合わせます。
おめでとう、お幸せに!

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が、このハプニングで池の方には行き損ねてしまい、先ほどのおばさんから飲み物を買い損ねてしまいます。
おばさん、ゴメンナサイ。



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バーデンの美味しい夕食、そしてオペレッタ

2010年7月16日金曜日@ウィーン~バーデン/4回目

バーデンBadenのバラ園、ドブルホフパーク / ローザリウムDoblhoffpark / Rosariumは十分に散策しました。

今度こそ、庭園を抜けて街に向かいます。
街に入ると、道沿いにレストランがありますが、街の中心地のほうに向かいます。

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街には綺麗な路地があります。地図を見ながら、中心地にぶらぶら歩いていきます。

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30分近く歩いて、ようやく、街の中心地、ハウプトプラッツHauptplatzに着きます。ここは以前来たので、見覚えのあるところです。あの印象的な党は三位一体記念塔Dreifaltigkeitssäuleですね。

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前回来た時にシュパーゲルがメチャクチャ美味しかった店を探すと、すぐに見つかります。相変わらず賑わっています。オーストリア料理のレストラン、Amterlです。

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首尾よく、テラス席に座ることができます。

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まずは白ワイン。喉が渇いています。
ところで、お水を注文したら氷を浮かべて持ってきてくれました。ヤッタ!と思ったら、単に冷えた水がなかっただけのようで、ぬるかった・・・。

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次に夏のトマトスープとウィーン風スープです。

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メインはトマトソースパスタ、ハムのパスタです。

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特にスープが美味しかったのですが、量がたっぷりあり、パスタを食べるときにはもう満腹一歩手前。随分、残してしまいました。このお店はいつもスープが美味しいです。

美味しい食事を終えホテルに戻るのですが、かなりオペレッタの時間が迫ってきたのと暑いので、もう歩く気が失せています。
で、また安いタクシーに乗車。配偶者が涼しいねって運転手に言うと、彼が気を利かせてエアコンをさらに強くしてくれ、快適な帰路になります。

この日の散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ホテルの部屋で短時間ですがぐっすり眠り、英気回復して、正装でオペレッタへ。
今日はバーデン市の夏劇場Sommerarena Badenでヨハン・シュトラウスのオペレッタ「ウィーン気質」です。
このバーデン市の夏劇場は、街近くの公園、クア・パークKurparkの中にあります。再びタクシーに乗って、その夏劇場に到着すると、大勢の人が劇場のまわりで開場を待っています。

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もう夕方ですが、まだまだ暑く、みなさん公園で涼みながら待っています。

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公園の中にあるこの夏劇場は小さいですが、立派な外観です。
夏しか使わないのはもったいないですね。

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入り口の前では夏らしいいでたちのみなさんが暑さを凌ぎながら開場を待っています。

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入口の横には、今回の公演を紹介する写真があります。
この夏は「ウィーン気質」のほかにオッフェンバックの「パリの生活」も公演しており、写真のうち、左の6枚は「パリの生活」、右の3枚が「ウィーン気質」です。

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開場になり、さっそく席に着きます。2列目の中央というかぶりつきの席です。なおかつ、この劇場はコンパクトなので、ステージも狭く、そしてなによりも客席からステージが近い。オーケストラピットも目の前です。

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ところで、この劇場は夏だけの劇場にふさわしい仕掛けがあります。
それは天井が開閉することです。開演時は満開状態です。

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2階席の人はなんだか涼しそうです。

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ステージの上方の壁には可愛い絵が描かれています。

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暑さの中、オペレッタを楽しみましたが、内容は素晴らしいものでした。
詳細についてはここにご紹介済です。

終演後はタクシーを利用せずに、暗い夜道を歩きましたが、何とか迷わずに20分ほどかけてホテルに無事帰着。
シャワーを浴びてさっぱりし、例のよく効くエアコンで十分体を冷やし、さあ、寝ましょう。

帰国も大分、近づいてきました。
最後のラストスパート。
明日はウィーンのお友達と初デートです。るんるん・・・



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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