2014年6月12日木曜日@ウィーン/1回目
旅の18日目、涼しくなったとは言えないけど暑さは一段落はしたようですね。青空ですが薄い雲がかかっています。風も吹いています。
コンサート以外にウィーンで予定していたことはすべて終わったので、のんびり過ごしましょう。
朝昼兼用の食事がてら出掛けます。今日はウィーン大学探検をしましょう。その前に、前回は昼休みで入り損ねたヴィティーフ教会に行ってみます。ヴィティーフ教会はウィーン大学のすぐそばですからね。
ノロノロしているうちにヴィティーフ教会に着いたのは12時近くになってしまいました。ヴィティーフ教会はまた工事中です。

またまたヴィティーフ教会がお昼のお休みになってしまったら残念です。恐る恐る近づいてみると、人が出入りしています。まだ大丈夫のようです。入り口の表示で確認すると、13時からがお休みです。中に入ってみましょう。意外に質素です。

ステンドグラスはとっても綺麗ですが、新しいもののようです。

さすがにゴシック様式の建物、見上げるようなとても高い天井です。

教会の中をよく見ると、なんだか変なものがあちこちにおいてあります。

えっ、こんなことをしてもいいのかなと思うものもあります。

どうも、現代美術と教会装飾のコラボのようですね。意図は良くわかりません。

ちょっと驚いたところで外に出ます。教会の前の広場は緑の木々が茂り、美しい公園になっています。

では、お隣のウィーン大学に行って、学食でランチしましょう。大学といっても普通のビルと変わりありません。どれが大学なのかもすぐには分かりません。

旗が立っているので確信しました。中に入ってみますが、ゴチャゴチャしています。

ようやく中庭に到達すると、若者たちがたむろしており大学らしい感じがします。

中庭の周りに多くのブースが並んでおり、賑やかです。就職説明会のようですね。

大階段と呼ばれるメインストリートに出ました。

何かウィーン大学の記念品が欲しくてショップを探しますが、見つかりません。通りすがりの学生と思われるなかなか可愛い2人連れ(男の子)にガイドブックを見せて尋ねると、かなり考え込んでいましたが、ようやく分かったようでショップの場所を教えてくれました。あまり利用しないのかも知れませんね。文房具なども置いてありますが、一般的な文房具ばかりです。ウィーン大学のロゴがはいったTシャツがなかなかおしゃれだったので、sarai用にお買い上げです。

さあ、食堂を探しましょう。中庭を取り囲むようにレストランとカフェがあります。

新館の7階にもあるらしいので、そこもチェックして決めましょう。本館から新館に移動します。通りを挟んだ別の建物です。途中にカフェ・ボティーフもあります。ここにも日替わりランチが学食並の値段であるようで、学生で賑わっています。

新館の7階に上がってみると、テラス席もあり、とっても眺めが素晴らしいです。隣のボティーフ教会が目の前です。ここに決めましょう。

カフェテリア方式でメニューは色々あるようですが良くわからないので、前に並んでいる学生たちの真似をします。ひとつは日替わりランチです。大きい皿か小さい皿を選んで、自分で好きなように盛り付けるものもあります。もうひとつはこれにしましょう。

大きい皿にしてみましたが、学生さんは小さい皿にがっつりかなり多い量を盛り付けてます。立派です。我々が盛り付けた皿はこんな感じ。

では、テラスで頂きましょう。

学食ランチを美味しくいただきました。
帰りに同じ7階に別のお店を発見。ここには、ウィーナーシュニッツェルなどの揚げ物やハンバーガーなどもありました。どれも安いので、どこのお店で食べるか悩みますね。久しぶりに学生気分になれました。
腹ごしらえができたところで、オペラ・コンサートのチケットのピックアップに行きます。トラムで移動です。トラムから見るフォルクスガルテンはバラが咲き誇っています。モーツァルト像にもトラムの中からご挨拶です。劇場連盟のチケットオフィスで、楽友協会とシュターツオーパーのチケットを無事にゲット。ところで、saraiは劇場連盟カードでポイントが貯まってます。シュターツオーパーとフォルクスオーパーのチケットを買う度にポイントが貯まりますが、使ったことはありません。使い道がないので、昨夜はっぱさんに利用法を聞いたら、ポイントをシュターツオーパー内でのドリンク券に交換できるのではとのアドバイス。それを配偶者が思い出し係りの人に聞くと、出来るわよとのこと。首尾よくドリンク券をゲットしました。これで幕間に無料でワインが飲めそうです。
次は、紅茶も買っておきましょう。ウィーンで紅茶を買うのが習慣になっています。シュテファンプラッツまで移動し、いつものお店でダージリンとアッサムをゲットです。もうこれでいつでも日本に帰れます。
ここで、saraiはお茶をしたくなりました。カフェ・ハイナーも気になりますが、初めてウィーンに来たとき(25年ほど昔)の思い出のカフェに行ってみましょう。
そのカフェに向かってる途中で、saraiがあっ!と大きな声をあげてしまいます。姪に依頼された買い物をすっかり忘れてました。これをゲットしないと日本に帰れません。お茶をしたら、すぐにルイ・ヴィトンに行きましょう。
目的のフラウエンフーバーに到着。テラス席も賑わっていますが、店内の席にしましょう。

思い出の席が空いています。迷わずその席へ。そして、アプフェルシュトュルーデルとザッハトルテをお願いします。とっても美味しいです。ザッハトルテはしっとりとしていて最高です。生クリームがさっぱりした甘さで軽くて最高です。

アプフェルシュトュルーデルは温めてもらいましたが、ソースとの相性も抜群です。

お店の人の接客も感じがよいです。老舗だけのことはありますね。ただし、クレジットカードが使えないのが残念。
さて、ルイ・ヴィトンに直行です。それなりに距離はありますが、急いで歩いていきましょう。昔あったはずのお店の前に到着しましたが、お店がありません。まさかつぶれるわけはないのにね・・・移転したのかしら。ここで諦めるわけにはいきません。グッチのお店はあるのですが、まさかグッチに入ってルイ・ヴィトンの場所を訊くわけにもいきませんね。アルベルティーナ美術館の向かいにあるツーリストインフォメーションに行くことにします。すると、たちどころにPCで場所を検索してくれ、詳しい場所を地図上に示してくれました。以前のお店とは少ししか離れていませんが、移転したようです。今度こそ、ルイ・ヴィトンに急行です。以前よりも大きく立派な店舗になっていました。

頼まれていたバッグも無事にゲット。ほっと胸を撫で下ろしました。これで日本に帰れます。
ずい分時間を使ってしまいましたが、ホテルに戻ってほんの少しだけですが休みましょう。
正装に着替えて出かけます。今日はシュターツオーパーでバレエ鑑賞。前から2列目の席です。

いつもながら、シューターオーパーの内部は華やかです。

幕間には、先ほどゲットした無料ワイン券で美味しいスパークリングワインをいただきましょう。

バレエはうっとりするような美しさでした。詳細記事は
ここです。
明日以降もコンサートは続きます。まさに音楽三昧です。
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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報