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ウィーンのカフェ巡りに出発

2010年7月19日月曜日@ウィーン

旅も15日目です。明日は遂に帰国の途につきます。

今日はまったくフリーの1日なので、ゆったりと朝食を楽しみます。
ここでちょっと、合計7泊も宿泊した「ベスト・ウェスタン・プレミア・ホテル・カイザーホフBest Western Premier Kaiserhof Hotel Wien」のパブリックスペースを紹介しましょう。
レセプションの奥には贅沢なロビーがあります。

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ロビーの一角にはニュースコーナーがあり、新聞やテレビがあります。テレビではCNNニュースをやっています。

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また、ロビーにはスナックバーや読書コーナーと至れり尽くせりです。

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さて、このロビー、そしてレセプションを抜けてホテルを出て、街歩きに向かいましょう。

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今日もウィーンWienは曇り空で、涼しいです。
街の中には、ビシッとタイトなスーツを着て颯爽と歩いてるビジネスマンを多く見かけます。暑いときはどんな格好をしてたのかな・・・。
観光客は何だか寒そうな夏の格好です。
sarai達は、ウィーン子ぶってちゃんと上着を着て出かけます。今日は街をブラブラしながらお土産の調達とカフェ巡りです。本当は美術館にも行きたいのですが、生憎、今日は月曜日。軒並み、閉館です。仕方がありませんね。
外を歩いても涼しいと体が楽です。元気よく出発です。

まずは、配偶者が日頃お世話になっているお友達に、ホテルザッハーからウィーンの空気と共にザッハートルテを送ります。次にスーパーで、適当な価格のチョコや塩などのお土産をゲット。これでお土産の調達は終了です。

さて、カフェ巡り開始です。
まず、前回からお気に入りになったカフェのL.ハイナーCafé-Konditorei L. Heinerに向かいます。
ただ、同じお店もつまらないので、前回行ったケルントナー通りKärntner Straßeの本店をパスして、ヴォルツァイレ通りWollzeile(聖シュテファン大聖堂Domkirche St. Stephanの近く)の支店に向かいます。

途中の路地とも言っていい幅の狭い通り、ヴァイブルク小路Weihburggasseに沿って色んなものがあり、なかなか面白いです。
美しいファサードのかわいい教会があります。フランツィスカーナー教会Franziskanerkircheです。

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教会の向かいには、通り抜けの路地があります。バル小路Ballgasseです。いつか、こういう路地を歩きたいですね。(5年後にこのあたりの路地歩きは実現します。)

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路地の角のちょっとした広場、フランツィスカーナー広場Franziskanerplatzのオープンテラスのカフェは、大勢の人で賑わっています。

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フランツィスカーナー教会の横の路地をヴァルツァイレ通りに向かって歩いていきます。

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ジンガー通りSingerstraßeを横切って、グリューナー小路Grünangergasseに入ります。
この路地で、面白いお店を見つけます。
ザルツブルグによくあるような店先のシンボルです。この短ズボンみたいなものをぶら下げているお店は一体何でしょうね。

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どうやら、このお店はこのシンボルの通り、革製の半ズボンのお店のようです。オーストリアやドイツの民族衣装の革製の半ズボンの製造・販売を手掛けているようです。

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ヴァルツァイレ通りの1本手前のシューラー通りSchulerstraßeに出ます。すると、狭い路地いっぱいに消防車みたいな真っ赤な大型車がやってきます。sarai達は路地の脇によけて、やり過ごします。

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どうも、ウィーン市街地観光の車のようですね。
何だかウィーンの古い街並みには似合わないな・・・

そうこうするうちに、L.ハイナーのヴァルツァイレ通り支店に到着します。

ここまで歩いたルートを地図で確認しておきましょう。

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いよいよ、カフェに入店します。



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ウィーンのカフェ名店:L.ハイナー(ヴォルツァイレ通り支店)

2010年7月19日月曜日@ウィーン/2回目

目的のカフェ、L.ハイナーCafé-Konditorei L. Heinerのヴォルツァイレ通りWollzeile支店に到着します。

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ショーウィンドウには、美味しそうなものがたくさん並んでいます。

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店内の陳列ケースにも美味しそうケーキが並んでいます。

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sarai達は、窓際の明るいテーブルに落ち着きます。
ショーウィンドウ越しに外を見ると、女の子達を連れた家族がショーウィンドウを覗き込んでいます。

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お店の内部を観察します。結構狭いですね。

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奥の壁際では、ゆっくりと時間を過ごしている人達が多いですね。ウィーンはそういうカフェ文化ですからね。

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さて、saraiはハイナー特製のハウストルテ(チョコレートのトルテ)とメランジェをいただきます。

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配偶者は、同じくハイナー特製のウィーナー・メーデルトルテというケーキとアイスコーヒー(Hさんに教えられてからはまった!)です。

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Hさんからのご指南通りに、「アイス・カフェ・オーネ・シュラーク」って言うとすぐに通じ、ホイップクリームなしのアイスコーヒーを持ってきてくれます。

が、このお店のアイスコーヒーは、コーヒーにアイスクリームが浮いているというより、アイスクリームにコーヒーがかかっているという感じで、ほとんどがアイスクリーム状態。やはり、冷たいものはアイスクリームという文化なのでしょうね。ちょっと思いが違った配偶者は残念そうです。

ケーキをズームアップしてみましょう。
これがハウストルテ。

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これがウィーナー・メーデルトルテ。

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ケーキを選んだときに見たメニューってこんなものです。

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賑わっていた店内も少し、空いてきました。我々も満足したところで、席を立ちましょう。

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で、このお店の総括です。
食器類は本店同様にかわいいものですし、ケーキも飲み物ももちろん本店と同じ内容です。が、店内が古い内装で暗いので、明るく開放的な本店の方が雰囲気がよかったねということで配偶者と意見が一致。
次はまたL.ハイナーのケルントナー通りの本店に舞い戻ってみましょう。

ここでいったん荷物(お土産物)を置きがてらホテルに戻ります。



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ウィーンの変わった日本食

2010年7月19日月曜日@ウィーン/3回目

さて、カフェのL.ハイナーCafé-Konditorei L. HeinerでウィーンWienのカフェ文化を楽しみました。

ここでいったん、ホテルに荷物を置きに帰ります。
ここへ来るときはケルントナー通りKärntner Straßeを歩いてきたので、少し遠回りになりますが、街歩きということでシュタットパークStadtparkの方に出て、リンク通りRingstraßeを通って帰りましょう。ヴォルツァイレ通りWollzeileをまっすぐ、リンク通りに向かいます。

すると、リンク通り近くで、薔薇のよく咲いている公園を発見。ドクター・カール・ルエーガー広場Dr.-Karl-Lueger-Platzです。

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全景はこんな風です。中央に建つ銅像はこの広場の名前にもなっているカール・ルエーガーKarl Luegerです。彼は1897年にウィーン市長になった人物で、美男でさわやかな弁舌で人気を集めました。一方、彼のユダヤ人攻撃はヒットラーに先鞭をつけたとも言われています。

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やはり、回り道するといいことがありますね。
近くには、かわいい花屋さんもあります。リンク通り沿いのシュタットパークの角にあります。

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花好きの配偶者は大喜びで、店内をチェックです。

さて、リンク通りをカールスプラッツKarlsplatzのほうに歩いていきましょう。左側にはシュタットパークの緑が続いています。

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シュタットパークの横のリンク通りを歩いていると、自転車用道路をまたまたセグウェイに乗った人達が通ります。見ていると次々にやってきます。流行っているようですね。

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すると、通りの反対側にセグウェイのお店を発見。セグウェイの名前のはいった車も駐車しています。

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一度、セグウェイを体験してみたくなりました。
というところで、カールスプラッツを抜けて、ようやくホテルに戻ってきます。
たまには階段を上って部屋に戻ろうとします。すると、階段の踊り場の窓が素敵だったことに気がつきます。やはり立派なホテルですね。

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部屋で少々休憩をすることに・・・のつもりだったのですが、前日の帰りが遅くブログも書けていなかったので、結局PCの前で格闘することになってしまいます。一段落したところで、再び出撃。出かけるときにホテルのロビー近くにプリンター付きのPCが置いてあることに気が付きます。帰りの飛行機のWEBチェックインをするときに、これで搭乗券が印刷できそうです。

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ホテルのすぐ近くにナッシュマルクトNaschmarkt(市場)があります。そのすぐ横に「茶の間Cha No Ma」というカフェがあり、そこの抹茶スムージー(抹茶フロートのようなもの) が美味しいとHさんから情報をもらっていたので、行ってみることにします。迷わずにすぐ、お店が見つかります。

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ウィーンのすし屋など日本食のお店は、中国人がやっているのかすごく変なお店が多いのですが、このお店は店員さんも含め、「ザ日本」という感じがします。

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おにぎりや味噌汁、大福などの和菓子もあります。
メニューは、大きなボードに張り出されています。

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店内の様子はこんな風です。

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日本のお茶の店なのですが、お客さんはみな現地ウィーンの人達です。

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sarai達は抹茶スムージーと抹茶ティラミスを頂きます。美味しいですよ。

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近くには「小次郎Kojiro Sushi」というお寿司屋さんもありますが、安いし、まともそうな気がします(外から見ただけで試食してないので味はわからない)。

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また、「日本屋Nippon-Ya」という日本食品のお店もあります。

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店内の商品はすべて日本の製品で、本当にいろんなものがあります。夕食にしようとカップ麺の「どん兵衛天ぷらそば」を買うと、なんと500円ちょっとします(後で食べたら、久しぶりのお蕎麦のせいか悔しいけど美味しかった!)。何でも手には入るけど、相当高いですね。

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なお、後日、日本に戻って、このカップ麺「どん兵衛天ぷらそば」を食べてみましたが、もちろん同じでした。・・・価格以外は。

今回は特にウィーンの日本食に触れてみました。

ここまで歩いたルートを地図で確認しておきましょう。

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次はナッシュマルクトの市場をぶらつきます。



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ナッシュマルクトをぶらぶら、そしてまたカフェ巡り

2010年7月19日月曜日@ウィーン/4回目

「茶の間Cha No Ma」というカフェで超猛暑でどうしても食べたくなった日本のかき氷もどき(抹茶スムージー)を食べ、満足。
で、落ち着いたところでナッシュマルクトNaschmarktの市場をぶらつくことにします。

ナッシュマルクトには、野菜や果物、魚、肉・・・いろんな食材があります。配偶者が昨日食べてとても美味しかった西洋松茸もあります。写真の右下がその西洋松茸です。

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八百屋さんの店先をもう少しご紹介しておきましょう。

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次は果物屋さんです。スイカがありますね。

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レストランもいろいろあり、メニューの中にはお寿司も多く見られますが、アジア系の食べ物屋さんの中に含まれています。

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レストランの並んでいる一角です。

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結構、賑わっているレストランもあります。

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ナッシュマルクトの市場街の向こうには、一昨日にオペレッタを観たアン・デア・ウィーン劇場Theater an der Wienが見えています。

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ナッシュマルクトを十分に楽しんだ後は、またまたカフェ巡り。
カールスプラッツKarlsplatzの交差点に出ます。

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カールスプラッツ近くの老舗カフェのカフェ・ムゼウムCafé Museumは、改装中で閉店しています。次回のウィーン訪問時にでもまた来てみましょう。

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ところでカフェ・ムゼウムの写真を眺めていて、今更ながら気が付きましたが、有名人の大きな顔写真が3枚張られている中、中央の写真は敬愛する作家シュテファン・ツヴァイクではありませんか。今でもウィーンの中心街にツヴァイクの写真があることに感銘を覚えます。

で、カフェ・ムゼウムの代わりにウィーンの有名カフェのオーバーラーKurkonditorei OBERLAAに向かうことにします。昨年はお店までは行きましたが、既に満腹状態だったので、ケーキを買って帰りホテルで食べたので、今度こそ店内で食べましょう。
リンク通りを横切り、ウィーン国立歌劇場の左手の道を歩きます。横にウィーン国立歌劇場の前庭の美しい泉(彫刻)が眺められます。

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ウィーン国立歌劇場を過ぎると、左手にアルベルティナ美術館Albertina、アウグスティーナ教会Katholische Kirche St. Augustinが見えてきます。そちらには行かずにまっすぐ、テゲットホフ通りTegetthoffstraßeを進みます。

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やがて、ノイアー・マルクトNeuer Marktの広場に突き当たります。その広場の奥にコンディトライ・カフェのオーバーラーがあります。
お店には、テラス席もありますが、初体験のお店なので店内を選択します。店内は空いています。やはり、テラス席が人気のようです。

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ここでも窓際のテーブルに座ります。外の通りを眺めるのもカフェの楽しみのひとつですからね。見えている通りはノイアー・マルクトの裏通りになるザイラー小路Seilergasseです。

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このカフェではsaraiはアプフェルシュトゥルーデルをオーダーしますが、売り切れとのこと。もう夕方遅くなので、ケーキの種類も少なくなっているようです。
ホーレンダー(コーヒー味クリーム)、レモンケーキ風、ダージリンティー、アールグレイティーをオーダー。

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人気店に恥じない美味しいケーキです。初めて、ウィーンで紅茶を頼んでみますが、甘いケーキにはコーヒーよりも合うかも知れないと再認識します。
でも、紅茶はどのお店も、お湯の入ったティーポットとティーバッグが出てくるだけです。自分でお湯にティーバッグを入れ、適当な時間待って頂くようです。何とも味気ないですね。いつも茶葉を使って丁寧に紅茶を煎れている紅茶派の配偶者としては、この紅茶に対する扱いはどうも納得できないとのこと。が、たっぷり飲めるという利点はありますね。

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街歩きにも疲れました。この後はホテルでゆっくり過ごそうと、ケルントナー通りKärntner StraßeのノルドゼーNordseeでフィッシュ・アンド・チップスをテイクアウトしてホテルに帰着。

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ホテルでその夜食を食べて、この記事を書いています。

「茶の間Cha No Ma」から歩いたルートを地図で確認しておきましょう。

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明日は遂に帰国の日です。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
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07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
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ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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