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ザルツブルグ/バイロイト音楽祭・北ドイツの旅を開始

2018年8月13日月曜日~8月30日木曜日@ザルツブルク~北ドイツ~バイロイト~ハイデルベルク

2018年のヨーロッパの旅の詳細編を開始します。既に8か月ほど経過していますが、新鮮な雰囲気で書き進めます。よろしくお付き合いください。もっとも今年のヨーロッパ遠征が既に4か月ほどに迫っています。途中で中断するかもしれませんね。

今回の旅のテーマは何と言っても一昨年、昨年に引き続き3度目のザルツブルク音楽祭に行くことです。それに思いがけず、バイロイト音楽祭まで行くことになります。その2つの音楽祭が旅の中心になりますが、今回も北ドイツを少し巡ります。目玉はエリカ街道でエリカの花を楽しむことです。旅の最後はライン川周辺でハイデルベルク、マンハイムを巡ります。

まずは旅のルートを地図で確認しておきましょう。

成田空港から出発して、ANAの直行便でデュッセルドルフに到着。ここはトランジットなのですが、1泊してロベルト・シューマンの最後の家、K20州立美術館を訪れます。翌日、鉄道でザルツブルクに移動します。
ザルツブルク音楽祭で音楽三昧。
次は鉄道で北ドイツに移動。北ドイツの古都リューベックを訪れます。
翌日はハンブルクに移動して、3泊。まずはハンブルク港を見物。
翌日は日帰りでリューネブルガーハイデでエリカの大群落を楽しみ、メルヘン街道のブレーメンまで足を伸ばします。
翌日は1日、ハンブルク市内観光。ハンブルク市立美術館も訪れます。
翌日は鉄道でバイロイトへ移動。早速、ワーグナーのお墓参り。
バイロイト音楽祭で音楽三昧。
次はライン川近くのハイデルベルクに鉄道で移動。ハイデルベルクの名所巡り。
翌日はフルトヴェングラーのお墓にお参りした後、ネッカー川のクルージング。
最終日はマンハイムに鉄道で移動。1日、マンハイム見物。
最後はフランクフルトからANA直行便で羽田空港に戻ります。

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さあ、新たな旅の始まりです。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

いざ、ヨーロッパへ:成田空港を出発

2018年8月13日月曜日@成田空港~デュッセルドルフ

今回は、ヨーロッパへの渡航便は成田空港11時発のANA。久しぶりの成田空港です。成田空港へはもちろん京急・都営・京成を乗り継いで行きますが、通勤時間帯なので、大きな旅行カバンを持った旅人は迷惑で腹立たしいですよね。私達も、長時間立っていくのは大変です。
ということで、まず羽田空港行きの急行で羽田空港に行き、羽田空港から成田空港行きの急行に乗ることにします。時間は余計にかかりますが、仕方ないですね。
いつもならsaraiが寝る頃の時刻、4時半過ぎには起きだして、最寄り駅に荷物を引いて歩いて行きます。早朝とはいえまだまだ暑いです。汗ビッショリになります。途中の急行乗換駅の上大岡で電車の出発案内板のチェックに行ったsaraiは、この駅から成田空港行きの特急がすぐに出ることに気づきます。
一日に1本位しかない電車なので、こんな電車があることには思い至りませんでしたが、確かにこの電車に乗るのが一番楽です。
それもたまたまですが、予定していた電車の2分前の発車というラッキーさ。
これに飛び乗ります。案外空いていて、座れます。そういえば、今日からお盆休みの人が多いようですね。あまり心配することもなかったようです。
うつらうつらするうちに成田空港に到着です。久しぶりの成田空港です。出国ラッシュは終わったのかあまり混んではいません。

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まずは両替です。今回はユーロに交換するだけなので何の問題もありません。順調に荷物のドロップオフも終了。今回は、山歩きもないし、持ち物も少ないので、重さもそれなりです。

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まだまだ時間はたっぷりあります。朝食でも食べましょう。日本の朝ごはんなんて言うのがいいのですが・・・ありますね。

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京都のお店の八代目儀兵衛にしましょう。

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焼き魚と卵かけご飯の朝食セットを美味しくいただきます。

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搭乗エリア内に入りましょう。

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手荷物検査も。出国手続きも簡単に終了。ぶらぶらとお店を眺めながら搭乗口に向かいます、特に買うものもありません。

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搭乗1時間前には搭乗ゲート前のロビーに落ち着きます。

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搭乗ゲートは54番。ANAのデュッセルドルフ行きの直行便です。機種はB787。

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着々と出発準備が進んでいるANAのB787が見えています。

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家族への行ってきますメールやブログ記事を書いているうちに搭乗時間が迫ります。

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さあ、搭乗開始。夏休みの帰省のなのか子供連れが多いですね。

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B787に乗り込みました。ほぼ満席ですが、ラッキーなことに私たちの三人掛けの席には他に誰も来ません。三人掛けを二人で使用のラブラブシート状態です。我々の席は主翼の少し後方です。

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搭乗前に見た飛行機の外観が普通のANAとは違うような気がしていたのですが、スターウォーズバージョンだったとのことで、出発前には、機内を赤や青の照明を点滅させてサービス演出。大したことはありませんが、これも気持ちということで。

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機体のペインティングは乗っている人には見えないけど、それも気持ちということで。

出発が20分ほど遅れますが、スターティングポイントに着いて、さて、離陸です。

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無事、離陸して、ぐんぐん上昇していきます。日本の美しい田畑が雲間から見えています。

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やがて、雲を突き抜けて、雲上を飛行します。

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安定飛行に移ると、早速、スナック菓子が配られます。

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メニューを久しぶりにじっくり見ると、この7月からスパークリングワインがサービスされるようになったようです。ANAもようやく庶民にもスパークリングワインをふるまうようになったのが大進歩です。この7月からの限定サービスとのことですが、もちろん、今後も続けますよね。→ANA殿
日本酒もあるのですね。飲み物の中には、牛乳もあります。コーンスープや野菜スープもあります。今までもあったのかしら。(この後、飛行中に日本酒以外はほとんどお願いしてみましたが、いずれもとっても美味しかったです。)

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水と飲み物もサービスされます。飲み物はもちろん、ANAでエコノミークラスでもようやく提供されるようになったスパークリングワインです。

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ところで、機内でWIFI接続してみると、インターネット接続は有料です。国内線も無料なのだから、国際線も是非、無料にしてね。いかに格安料金としても、それなりの料金を払っていますからね。→ANA殿

B787は順調に高高度を飛行していきます。

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機内食は2種類をシェアして美味しくいただきます。

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映画を見て、特記事項もなく、順調に飛行。
やがて、窓は通常モードからナイトモードに移行します。

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ナイトモードの窓を見ながら、うつらうつら・・・。

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熟睡のsaraiを乗せて、B787は一路、ヨーロッパに向けて飛び続けます。



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いざ、ヨーロッパへ:デュッセルドルフに到着

2018年8月13日月曜日@成田空港~デュッセルドルフ/2回目

スパークリングワインで朦朧としているうちにすぐにヨーロッパです。
ナイトモードの窓もお昼モードに変わります。

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叩き起こされて、2回目の食事が出ます。もちろん、2種類を選択して、二人でシェアして食べます。

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窓外は高高度から地表まで見渡せる絶好の好天が広がっています。

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ところがヨーロッパの空に入っていくと、厚い雲に覆われています。

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やがて、ドイツに入り、降下を始め、雲の下に出ます。一年ぶりに見るヨーロッパの大地です。

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降下を続け、村や町がはっきりと見えてきます。

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雲が低く垂れこめて、あまり天気がよくないようです。

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デュッセルドルフDüsseldorfに近づいていくとライン川Rheinが姿を現します。

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森の中にあるデュッセルドルフ空港Flughafen Düsseldorfに侵入していきます。

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小雨模様のデュッセルドルフに無事に到着です。
ボーディングブリッジの接続にトラブルがあったのか、だいぶん待たされますが、しばらくして飛行機を降ります。
デュッセルドルフの空港ビルから、今まで乗ってきたANAのB787のスターウォーズ仕様の機体を雨粒の付いた窓越しにパチリ。STARはちゃんと見えていますが、その下のWARSは隠れて見えていませんね。

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荷物も無事に受け取り、さて旅の始まりです。
デュッセルドルフの街へは、Sバーンで行きます。まずは、空港ターミナルとSバーンの駅を結ぶモノレールSkyTrainに乗って移動。
旅の始まりの難関は、このチケットの購入です。ずいぶん検討した挙句に自動販売機で1日券を購入します。

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しかし、有効範囲がどこまでか、やや不安です。ともかく、モノレールでSバーンの空港駅Flughafen Bahnhofに移動します。

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Sバーンの空港駅に到着。ホームに行きましょう。

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通路を通って、ホームに向かいます。

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ホームに到着。

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地元のお姉さんに購入したチケットでデュッセルドルフ中央駅Düsseldorf Hbfまで行けるかどうかを尋ねてみますが分からないとの返事。ホームに鉄道スタッフを見つけて相談すると、肝心のチケットの有効範囲のことではなく、チケットに日付のパンチを入れないとダメだよっていう、ご託宣。一度ホームから上に上がらないとパンチ機はありません。でも、それを言うんだから、このチケットはデュッセルドルフ中央駅まで有効なのね。日付パンチを入れた後、また、ホームに戻ります。

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反対方向への電車を何本か、やり過ごします。

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ようやくSバーンの電車に乗り込みます。中央駅までは空港から5分ほどで到着。
(後で分かりましたが、モノレールで空港駅まで移動する必要はなく、空港ターミナルから中央駅に行くSバーンが直接出ています。空港駅は長距離電車に乗る場合のみ、利用する必要があります。完全に事前調査が不足していました。多分、30分ほど無駄にしたようです。チケットの有効範囲も悩む必要はなかったんです。1年ぶりのヨーロッパでsaraiは舞い上がっていたようです。)

駅前に出ます。トラムが発着しています。

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これがデュッセルドルフ中央駅。なかなか立派です。最近作り替えたのでしょうか。

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駅前広場は、車は乗り入れ禁止のようで、トラムやバスやタクシー乗り場がまとまっています。

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駅の地下には、Uバーンの乗り場もあります。おっと、ここでツーリストインフォメーションを発見。残念ながら、5時を過ぎているので、もう閉まっています。

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面白い像を発見。ご愛敬ですね。これは「カメラを向ける男」という宣伝用の看板なのだそうです。台座の部分に広告が並んでいます。

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駅前広場から旧市街へ続く大通り、ビスマルク通りBismarckstraßeが、賑やかです。その通りにちょっと入ったところに、今夜のお宿、ホテル ビスマルク Hotel Bismarckがあります。古い建物ですが、落ち着いた感じの宿です。駅前すぐで便利です。早速、チェックインします。

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レセプションのお姉さんも感じよし。レセプション前のロビーは朝食レストランになっています。

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部屋もコンパクトで清潔感があり、良し。

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なんとバスタブありです。もちろん、事前にリクエストしておいたからです。

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さすがに窓からの眺めはそっけないですね。ビルの谷間っていう感じです。

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さっそく街に繰り出しましょう。デュッセルドルフに来たのは初めてです。それに今日はANAのレール&フライという飛行機からドイツ国鉄DBのトランジット中で、一晩限りの滞在ですから、時間を無駄にできません。



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デュッセルドルフ散策:ケーニッヒスアレーとハイネの家

2018年8月13日月曜日@デュッセルドルフ

初のデュッセルドルフDüsseldorfの町歩きに出かけます。一番の目的は作曲家ロベルト・シューマンと妻クララ・シューマンの暮らした最後の家を見ることです。
まずはホテルを出て、デュッセルドルフ中央駅Düsseldorf Hbfの前に出ます。

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旧市街の中心へは、Uバーン(地下鉄)で3駅です。Uバーン乗り場はデュッセルドルフ中央駅の地下にあります。

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Uバーンに乗るためには空港で購入した1日券もつかえますが、宿のお姉さんからサービスでいただいた今日と明日の1日乗車券もあります。万全です。

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Uバーンのホームで電車を待ちます。

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やってきたUバーンの電車で旧市街に移動。ハインリッヒ・ハイネ・アレー駅Heinrich-Heine-Alleeで下車。旧市街のこの地下駅はデパートの地下と直結しています。デパートを通って地上へ出ます。緑の多い大きな通りがあります。初めての町なので、どこなのか、さっぱり分かりません。

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まるで公園のような大通りです。どうやら、ケーニッヒスアレーKönigsalleeのようです。旧市街の繁華街とは反対側に出たようです。

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ケーニッヒスアレーの中には綺麗な噴水も見えます。

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綺麗な公園通りなので、少し歩いてみましょう。噴水のある広場の反対方向には濠のような水路(運河?)が伸びています。

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中央の緑の公園の両横が車道になっています。

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中央の緑の広場の中に立ちます。目の前には今出てきた大きなデパート、ガレリア・カウフホ-フ・ケーニッヒスアレー店Galeria Kaufhof Königsallee Dusseldorfがあります。

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大通りには、立派な石造りの建物が並んでいます。デュッセルドルフは凄く大きな街ですね。

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ケーニッヒスアレーの緑の公園、コルネリウスプラッツCorneliusplatzをぶらぶら歩いていきます。

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公園の中央にある噴水です。

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ケーニッヒスアレーに面する奇妙な外観のビルが目を惹きます。ケー・ボーゲンKö-Bogenという高級ショッピングモールです。

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デパートのお隣にある古色蒼然とした建物は5つ星ホテルのシュタイゲンベルガー パークホテル デュッセルドルフSteigenberger Parkhotel Düsseldorf。

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ケーニッヒスアレーを離れて、デパートとホテルの間の通り、エルバーフェルダー通りElberfelder Straßeを歩いていくと、ケーニッヒスアレーと並行する大通り、ハインリッヒ・ハイネ・アレーHeinrich-Heine-Alleeに出ます。この通りの先に明日訪問予定のK20州立美術館K20, Kunstsammlung Nordrhein-Westfalenがある筈ですが、豊かな緑に遮られて見えませんね。

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大通りを渡ると、旧市街の繁華街への道、ボルカー通りBolkerstraßeに入ります。

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このボルカー通りも緑が多いですね。雰囲気のよい通りです。このデュッセルドルフには日本の企業が多く進出していて、日本人が多い街と聞きます。でも、日本人は見かけません。観光客らしき人もいません。

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ズラーっと居酒屋(ビヤハウス?)さんが軒を連ね、ハッピーアワーが始まった時間のせいか、お店の前のスタンドは客で溢れています。ビジネスマンのような若い人が多いです。テーブルの上は、ビールのみ。

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その通りをどんどん奥に進みます。目指すは、詩人ハインリッヒ・ハイネの家Heine Hausで、今は本屋さんになっているそうです。すぐに発見。白を基調とした爽やかなお店。

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なかなか立派なお店です。ちょっと中に入ってみましょう。

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奥にずっと伸びた細長いお店で、突き当りがカフェになっています。クッションもあり、リビングでくつろぐ感じになっています。日本では見たこともないような大型のお洒落な犬が、クッションで寝ています。

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講演会でもありそうな椅子を並べたエリアもあります。

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ハイネの詩集(ドイツ語は読めないけど)でも片手にお茶したいところですが、カフェの営業時間を過ぎています。残念。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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シューマンの家を目指して、さらに通りを進みます。



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デュッセルドルフ散策:シューマンが最後に暮らした家

2018年8月13日月曜日@デュッセルドルフ/2回目

デュッセルドルフDüsseldorfの町歩きをしているところです。ハイネの家Heine Hausを出て、ボルカー通りBolkerstraßeに出ると、真ん前に教会の塔が見えます。プロテスタント教会のネアンダー教会Neanderkircheです。四角い塔の上に大きな時計のある尖塔があります。尖塔の頂点にはラッパを吹く天使の飾りがのっかっています。ちょっとこの天使は見づらいかもしれませんが、ご親切にも手前の横断幕の両脇にこの天使飾りが描かれています。

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ちなみにこの教会の名前はこの教会にゆかりのある賛美歌作者のヨアヒム・ネアンダーに因んで名づけられました。彼の名前はデュッセルドルフ付近の谷の名前にもネアンダータール(ネアンダー谷)として使われています。「ネアンデルタール人」という名前もこの地域で骨の化石が見つかったからだそうです。

通りには居酒屋に群れ集う人たちと元気よく歩いている若いカップルの姿が目立ちます。

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居酒屋の並ぶボルカー通りをずんずん進んでいきます。

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さらに通りを進むと、旧市庁舎Rathausのあるマルクト広場Marktplatzに突き当たります。趣のある素晴らしい建物です。その昔、とても繁栄してたのでしょうね。

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広場の中心には騎馬像があります。ヨハン・ヴィルヘルム2世の騎馬像です。

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マルクト広場から旧市庁舎の歴史的な姿を眺めます。この建物は1570年にルネサンス建築家トゥスマンが設計し、1749年に建築家ヨハン・ヨーゼフ・コーベンによってロココ調の扉とバルコニーを備えたバロック様式に改修されました。時計塔がとても印象的です。

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マルクト広場にぶつかったところで今度は左に折れて、マルクト通りMarktstraßeを南方向に進みます。シューマン・ハウスはそちらにある筈です。

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ツーリストインフォメーションの前を過ぎて、マルクト通りはベルガー通りBerger Straßeと名前を変えます。

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この通りの両側にもビヤハウス、レストランはずっと続いています。その中に、マスタードの専門店、デュッセルドルフゼンフラーデンDüsseldorfer Senfladenがあります。時間は遅いのですが嬉しいことにまだ開いています。

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このお店はライオンマークで有名なレーヴェンゼンフLöwensenf直営店です。レーヴェンゼンフはデュッセルドルフ発祥、ドイツ最大のマスタードメーカーで、100年以上の歴史があるそうです。1884年にゴッホがデュッセルドルフを訪れた時に、あまりの美味しさに感激して絵に描いたという逸話が残っているほどです。

お店に入ると、ずらりと多種のマスタードが並んでいます。試食コーナーにも10種以上は置いてあります。お店のお兄さんとおしゃべりしながら試食(舐める)します。ミュンヘンの白ソーセージにつけて食べるはちみつ入りのマスタードもあります。ずっと欲しいなと思っていたものです。即購入。お土産にしましょう。試食して気に入ったものを次々にお買い上げ。ちょっと重いですが、安いし、お土産には最適です。支払いにクレジットカードが使えなかったのは残念。

これがその時購入したマスタードの中の2つ。今、我が家で食べているものです。右が甘いマスタード。左が普通に辛いマスタード。

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お店を出て、再び、ベルガー通りをまっすぐに進むと、通りの名前がビルカー通りBilker Straßeに変わり、お店もなくなった住宅街に、シューマン夫妻が住んでいた家があります。saraiのお目当てはココ。ビルカー通り15番地です。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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シューマン・ハウスSchuman-Hausはそれにしても大きくて立派な3階建ての家です。

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晩年のロベルト・シューマンは病に冒されて、悲惨でしたが、裕福な暮らしをしていたのですね。ロベルトの死後はこの家の維持ができずにクララはデュッセルドルフのもっと小さな家に移転したそうです。この大きな家だから、シューマンを訪ねてきた若きブラームスを1か月も居候させることができたことがよく分かります。

家の壁に貼られた名標には、ロベルト・シューマンとクララが1852年9月から1854年3月まで住んでいたと書いてあります。

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また、ドアの横には二人の横顔のレリーフが飾ってあります。

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大好きなシューマンが最後に暮らした家を見て、saraiは感無量。saraiはシューマニアーナを自任しています。
このシューマン・ハウスを見ながら、ノートPCを立ち上げて、ロマン派を代表する傑作、シューマンのピアノ協奏曲をヘッドフォンで聴きます。もっとも、この曲はドレスデン時代の作曲でしたよね。まあ、ロベルトが作曲して、クララが演奏した名曲ですから、この二人が最後に暮らした家の前で聴くのもよいでしょう。クララ・ハスキルの素敵なピアノにオッテルロー指揮ハーグ・フィルが熱いオーケストラ演奏をする実にロマン濃厚な演奏を聴きます。

うっとりと名曲に聴き入るsaraiでした。



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デュッセルドルフ散策:ライン川、そして、アルトビール

2018年8月13日月曜日@デュッセルドルフ/3回目

デュッセルドルフDüsseldorfのシューマン・ハウスSchuman-Hausを眺めながら、クララ・ハスキルの美しいピアノの響きでシューマンのピアノ協奏曲に耳を傾けています。胸に大きな感慨を覚えます。

しかし、長々と、ヘッドホンをかぶりパソコンを片手に建物を見上げて佇むおじいさんというのも、怪しげなので、しばらくするとヘッドフォンでシューマンを聴きながら移動します。
すぐ近くにはライン川が流れています。以前のライン川をさかのぼる旅を思い出しながら、ライン川を眺めることにしましょう。滔々と流れるライン川はすぐそこです。
シューマン・ハウスのすぐ近くには、デュッセルドルフ・マリオネット劇場Düsseldorfer Marionetten-Theaterがあり、その前を通り過ぎます。

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ライン川に向かう途中、ハーフェン通りHafenstraßeを歩いていくと大きなカトリック教会があります。聖マクシミリアン教会St. Maximilian(北側ファサード)です。

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その先、シュール通りSchulstraßeを歩いていくと、ライン川Rheinに行き着きます。

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シューマンは自宅から近くのこのライン川にカーニバルの日の雑踏の中を歩き、投身自殺を図りました。未遂に終わりましたが、その後、精神病院に入り、その一生を終えました。そのライン川を目の当たりにします。このライン川で、ボートを並べた橋の真ん中から身を投げたそうです。ハスキルの演奏するピアノ協奏曲の演奏はまだ続いています。その悲劇に思いをいたすと涙が出そうになりますが、その音楽の素晴らしさにも圧倒されます。

観光船乗り場もあり、賑わっています。

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しばし眺めていましたが、川風が涼しいというより、寒い。そろそろ引き上げましょう。

おや、ライン川に接するところにアルター・ハーフェンAlter Hafenという旧港らしき水路に一隻のヨットが浮かんでいます。これはアールショッカーAalschokkerと呼ばれる、ウナギ漁のヨット型漁船。歴史的な船でここに永久的に係留されているようです。岸辺につながれていなくて、水路の中央に位置しているところが面白いですね。

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このアルター・ハーフェンの水路の横のライン通りRheinstraßeを歩いていると、左手に面白い像が見えます。これはベルク公国の紋章のベルギッシュ・ライオンWappentier Bergischer Löwe。錨を前足で持つライオンの紋章です。ベルク公国はデュッセルドルフを首都としていたこともあり、この紋章は現在はデュッセルドルフの紋章にもなっています。紋章ではライオンは赤く描かれます。

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ベルギッシュ・ライオン像を過ぎて、ライン通りを歩いていきます。ここも通り沿いは居酒屋と化しています。

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再び、夕刻のマルクト広場Marktplatzに出ます。旧市庁舎Rathausの古びた雰囲気がたまりません。

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旧市街AltstadtをブラブラしながらUバーンの駅、ハインリッヒ・ハイネ・アレー駅Heinrich-Heine-Alleeに向かいます。マスタード屋さんは既に閉店しています。ビヤハウスもハッピーアワーが終わったせいか賑々しさは減り、地元の常連さんが楽し気にビールを飲んでいます。私たちも軽くソーセージでもつまみながら一杯頂いていきましょう。ハイネ・ハウスのお隣のビアハウス、ハウスブロイエライ・ツム・シュリュッセルHausbrauerei Zum Schlüsselのテラス席に着くと、お兄さんが寄ってきます。ビール2つねというだけで銘柄もききません。そういえば、周りの人たちは、皆同じものを飲んでいます。お任せしましょう。

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このお店は自家製ビール醸造所の直営店。黙って座れば、「オリギナール・シュリュッセル」Original Schlüsselというアルトビールが運ばれてきます。とてもコクのあるビールで美味しいです。ドイツに来たという実感があります。

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ソーセージとザワークラウトとマッシュポテトの一皿をお願いします。これまた、ドイツに来たなという感じです。

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これがお店のコースター。ビールの名前が書かれています。ほかの種類のビールはないのね。

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コースターの裏にはこのビール醸造所の名前の由来の鍵の絵が描かれています。シュリュッセルSchlüsselというのはドイツ語で鍵のこと。で、鉛筆でメモされているのは、ビールと食べ物の料金です。お店のお兄さんが請求書代わりに書き込んだんです。これがこのお店のシステムのようです。明朗会計ですね。

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ますます寒くなってきます。日本の昨日までの暑さが信じられません。
冷たくなった夜風に吹かれながら、ドイツ料理と美味しいビールをいただきます。

思い出に残るデュッセルドルフになりました。

さあ、ホテルに帰りましょう。また、ハイネの家Heine Hausの前を通り過ぎます。

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Uバーンの駅のある地下街には綺麗な花屋さんがあり、配偶者が見入っています。

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Uバーンで駅前に戻り、ホテルに帰着。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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熱いお風呂につかり(バスタブのある貴重なホテル!)、旅の初日の長い1日が終わります。

明日はデュッセルドルフのK20州立美術館K20, Kunstsammlung Nordrhein-Westfalenを駆け足で見て、遠路、ザルツブルクSalzburgまで鉄道移動します。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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09/27 14:15 sarai

充実した心豊かなご様子に励まされます.
情報、有り難うございました.
いつか、ふらっと訪ねてみたいです.

09/27 09:23 天野哲也

昨日投稿した記事の一部に誤りがありました。ドイツ騎士団の中庭はパスしないで、ちゃんと見ていました。追記・修正しました。申し訳ありません。

08/07 00:28 sarai

えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

Saraiさま、
お元気ですか?
新型コロナウィルス、自粛中。
このウィーンの散策を読んでいると、なんだか切なくて悲しくなってきました。
次はいつ行けるのかな、とか思う

07/20 05:08 えりちゃ

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai
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