旅の2日目、デュッセルドルフDüsseldorfの2日目です。と言っても、まだ、トランジット中で、飛行機からドイツ国鉄DBに乗り換えて、ザルツブルクSalzburgに向かうところで旅の始まりに過ぎません。
昨夜はそこそこ早く寝たので、普通に7時半に起床。街中がしっとりと濡れ、窓には雨粒が残っています。でも、雨はやんでいるようです。
今日のホテルは朝食が無料で付いています。頂いてきましょう。通り沿いの窓辺の席に落ち着きます。

ビュッフェの主役はチーズ、ハム、ソーセージの類ですが、それぞれが種類が多く、どれも美味しいです。

スタッフのお姉さんがコーヒーのサービスをしてくれます。

温かい卵料理も作ってくれるとのことなので、オムレツをお願いします。充実した朝食になります。

朝食をいただいたところで、ホテルをチェックアウトし、荷物を預けて出かけます。今日は、K20州立美術舘K20, Kunstsammlung Nordrhein-Westfalenで美術鑑賞です。このデュッセルドルフでトランジットすることにした最大の目的です。旧市街にある美術館へはUバーンで移動します。まずは中央駅の地下駅に向かいます。駅前でまた、おかしな像とご対面。「カメラを向ける男」です。何度見ても実にインパクトがあります。

駅前から続く大通り、フリードリッヒ・エベルト通りFriedrich-Ebert-Straßeを見通すとそのずっと先に教会の塔が見えます。福音教会Johanneskircheです。

さて、Uバーンで、旧市街へ。昨日と同一ルートなので、ちゃっちゃっと移動。Uバーンの駅、ハインリッヒ・ハイネ・アレー駅Heinrich-Heine-Alleeから地上に出ます。今度は出口を知っていますから、最初から旧市街の繁華街側のボルカー通りBolkerstraßeに出ます。昨晩は居酒屋がずらっと並んでいましたが、早い朝は静かです。繁華街の朝の風景は万国共通ですね。

これが地下街からの出口のエスカレーターです。通りの向かいの右側の建物がデパートのガレリア・カウフホ-フ・ケーニッヒスアレー店Galeria Kaufhof Königsallee Dusseldorfです。

大通り、ハインリッヒ・ハイネ・アレーHeinrich-Heine-Alleeを美術館のほうに向かって歩きます。並木の美しい通りですね。

2~3分歩くとK20州立美術舘が目の前に姿を現します。

美術館は10時オープンなので、まだ20分ほど時間があります。通りの向かいにある公園、ホーフ ガルテン Hofgartenを散歩してきましょう。

公園の入り口にはメンデルスゾーンの彫像があります。メンデルスゾーンはデュッセルドルフで1833年から翌年にかけて音楽監督を務めて、この地での音楽水準の向上に功績がありました。でも、saraiはえっと言う感じです。シューマンではないのですね。

公園に歩を進めると、うっそうとした巨木に囲まれた大きな池があります。

池辺にはアヒルが休んでいます。

池は公園の樹木を分けて、どこまでも続いているようです。

ドイツの劇作家、クリスティアン・ディートリッヒ・グラッベChristian Dietrich Grabbeの記念碑があります。少し奇妙な像ですね。彼はハイネとも親交があったようです。

池の端をぶらぶら歩いていきます。朝の公園はほとんど人気がありません。

池の向こう岸に白鳥の飼育小屋Schwanenhaus Im Hofgartenが見えます。そちらの向かいましょう。

おや、何と公園の中にロベルト・シューマンの頭部だけの彫像があります。

でも変ですね。これって、デスマスク?

広くて静かな公園の散歩を続けます。
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