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ザルツブルク音楽祭:皮切りはウィーン・フィル

2018年8月15日水曜日@ザルツブルク

旅の3日目、ザルツブルクSalzburgの2日目です。今日から4日間、ザルツブルク音楽祭で音楽三昧です。

今日はお天気も良さそうです。配偶者が起床すると、saraiはもちろん、まだ寝ています。saraiが寝ているうちに 配偶者が食料を調達してきましょう ということで、一人でお買い物に出かけます。この後は配偶者のお買い物体験記です。
このホテルは昨年も宿泊しました。滞在が2度目というのは勝手知ったる我が家という感じで便利です。ホテルの先にスーパーがあったはずです。ぶらぶらと散歩しながらスーパーを目指します。あれ、スーパーの中が暗い。今日は休みなのかしらと思いますが、よくよく考えてみると、まだ朝の9時前です。開店前ですね。どうも、旅に出ると、曜日や時間の感覚がおかしくなります。これは困ったと周りを見渡すと、100mほど先に何軒かお店が固まっているようで、車が停まっています。きっとパン屋さんでしょう。パン屋さんだけは、朝早くからやっていますからね。行ってみると、ケーキ屋さんです。カフェになっているようで、お客さんも何組か入っています。お店の中に入りケースをのぞくと、素敵なケーキと並んで、クロワッサンや甘いパンも並んでいます。

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クロワッサンはとっても美味しそうです。でも、飲み物は並んでいません。カッコよい若いお兄さんが二人でお店を仕切っています。何か持って帰れる飲み物はあるかしらと訊くと、コーヒーがいいの、紅茶がいいのと訊いてくれます。よかった! ついでに、水はあるかしらと訊くと、もちろんと、水のボトルをどこからか持ってきてくれます。クロワッサンとアプリコットのパンをお願いして待っていると、孫を連れた老夫婦のところに注文の品が運ばれて行きます。そのトレイを見ると、シャンパンとオレンジジュースでした。やはり、朝はシャンパンですよね。これがそのお店の外観です。なかなかお洒落でしょう。店先のテラス席のテーブルの上にあるのが購入したコーヒーです。

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お買い物ができ、配偶者がホテルに戻ると、saraiは既に起きています。さあ、朝食にしましょう。

実は、今回宿泊している部屋はホテルの最上階(4階)でテラスが付いています(料金が少々高い!のです)。せっかくですから、テラスで朝食を頂きましょう。爽やかな空気の中の朝食です。

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メンヒスベルクMönchsbergの岩山を間近に眺めながらの食事です。

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saraiはだらしなく、寝間着を着たままで食事をいただきます。我が家での朝食と同じでリラックス。

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これが今日の朝食。シンプルなものです。

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緑に包まれたメンヒスベルクを眺めながら、美味しく頂きました。

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さて、ぐずぐずはしていられません。11時からのコンサートが迫っています。ちゃっちゃっと用意をして出かけます。ホテルで出会う人達も、コンサートに出かける服装をした人が多いですね。それなりにお洒落をした人も自転車にまたがり、コンサート会場に向かっています。
メンヒスベルクの岩山のトンネルを通って、会場に到着。友人夫妻とも無事に合流します。祝祭大劇場Großes Festspielhausのロビーは着飾った人たちが静かに開演を待っています。

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朝1番のコンサートは、巨匠ムーティ指揮のウィーン・フィル演奏会です。昨年と同様に最前列中央のチケットをゲットしました。

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開演時間が迫り、ホール内に入り、最前列の席に着きます。

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最前列から見たホール内の様子です。

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やがて、ウィーン・フィルの面々がステージに並び、指揮者のムーティがステージに顔を現わします。久しぶりに見るムーティは少しお歳をめされた印象です。
シューマンの交響曲第2番はとても素晴らしい演奏でした。このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。


これで1つ目のコンサート終了。

今日はまだ、オペラとコンサートの2つが残っています。



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ザルツブルク音楽祭:衝撃のクリスティの《ポッペアの戴冠》、話題沸騰のクルレンツィスのベートーヴェンの交響曲第9番

2018年8月15日水曜日@ザルツブルク/2回目

saraiのザルツブルク音楽祭の初日の3公演、まずは午前11時からのムーティ指揮のウィーン・フィルの演奏を聴き終えたところです。素晴らしいシューマンでした。
次のオペラの開演までに、約2時間あります。軽く食事をしましょう。一番近そうなレストランへ。祝祭大劇場Großes Festspielhausのすぐ横手にあるレストラン・トリーアンゲルrestaurant triangelです。皆考えることは同じで混んでいます。もう満席と言われますが、室内でよいならと案内されます。室内の席はガラガラです。こちらの人はテラス席が大好きですね。注文はすぐに完了。当然のことながら、飲み物は出てきますが、食べ物はなかなか出てきません。友人夫妻とおしゃべりして待っていると、横をウィーン・フィルのコンミスのダナイローヴァがヴァイオリンを背負って、通っていきます。なんだかカッコいい! 先ほどのウィーン・フィルのコンサートで聴いたばかりです。オペラの開演まで1時間を切ります。お店の人も目が合うと、あと2分待ってねとのこと。20分後かなと思って待っていると、本当に数分で出てきました。
ささっと食べられるようにイタリアンを選びました。
リゾットです。

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モッツァレラチーズとトマトの平打ち麺のパスタです。

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美味しいです。が、もう若くない我々にとっては量が多いです。頑張って食べているうちに、オペラの開演まで30分を切ります。お店も席が空いてきます。ここからが大変。お会計をしようとしても、お店のスタッフは分かっているといいながら、お皿の片づけなどしてて、なかなか来てくれません。もうオペラが始まってしまうと叫んで、ようやくお会計をしてもらえました。

さあ、急いでオペラの公演の会場に駆け付けましょう。と言っても、会場のモーツァルト劇場Haus für Mozartはすぐ目の前。余裕で間に合います。
これから聴くオペラはバロックオペラ。モンテヴェルディの歌劇《ポッペアの戴冠》です。古楽のレジェンド、ウィリアム・クリスティの率いる古楽オーケストラのレザール・フロリサンの演奏。タイトルロールのポッペアを歌うのは世界で活躍するソプラノのソーニャ・ヨンチェバです。絶対に日本では聴けない豪華キャストのバロックオペラです。期待に胸がわくわく。
このオペラももちろん、最前列中央の席のチケットをゲット。

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オペラは、本当に素晴らしかった! 名匠クリスティの畢生の演奏のあまりの凄さに口あんぐり状態で笑ってしまうほどの衝撃を受けました。saraiのザルツブルク音楽祭初日から、これほどの音楽を聴けるとは恐れ入りました。手練れの演奏家、歌手を集めて、クリスティが練りに練った音楽はこれぞ究極と思えるほどの素晴らしい音楽で、一瞬も気が抜けない緊張感を持って拝聴しました。
ご一緒した友人ご夫妻も相当感激したようで、初体験にして、リピーターになりそうな勢いでした。
このオペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

このオペラの後、友人夫妻とはお別れ。彼らは夕方のザルツブルクの街を楽しみ、それから、ミュンヘンに移動し、明日は日本に帰ります。また、日本で再会しましょう。

我々は、いよいよ今日最後のコンサートです。今回のザルツブルク音楽祭訪問の動機ともなったメインのコンサートです。今年のザルツブルク音楽祭の最大の話題の公演、異才クルレンツィス率いるムジカエテルナによるベートーヴェンの交響曲第9番です。この公演を皮切りにベートーヴェンの全9曲の交響曲ティクルスが始まります。さすがにそのティクルス全部はスケジュール的に聴けないと思い、今日の交響曲第9番と2回目のコンサートの2回だけを聴くつもりでしたが、彼らの人気を甘くみていました。まったくチケットが入手できないんです。仕方なく、今日の公演のチケットだけは法外のプレミア料金を払って、何とか入手しました。そのチケットを昨夜、ホテルで受け取ったんです。そのプラチナチケットがこれ。

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公演は夜8時からですから、開演まで、まだ1時間以上あります。カフェ・トマッセリCafé Tomaselliで何かいただき、ちょっと休憩して、気持ちを切り替えましょう。
カフェ・トマッセリは相変わらず混んでいますが、意外にも人気の2階席が空いています。テラス端のテーブルを片付けてもらい、アルターマルクト広場Alter Marktを行き交う人々を眺めながら、ゆったりとした気持ちになります。澄み切った青空の下、ザルツブルク大聖堂Dom zu Salzburgの尖塔とホーエンザルツブルク城estungHohensalzburgの雄姿も見えています。

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このカフェご自慢のアイスクリームをいただきます。美味しく味わいます。

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さて、いよいよ、本日3回目の出陣です。祝祭大劇場前のホーフシュタールガッセHofstallgasseにタキシードを着こんだsaraiが立ちます。気合は十分。

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さあ、コンサート会場のフェルゼンライトシューレFelsenreitschuleに入りましょう。開演10分前に席に着きます。岩壁の前のステージが見えています。少し左のほうの席ですが、まあまあの席です。

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どんな演奏になるか、予想もつかないと思いましたが、結局はほぼ予想通りの演奏でした。オリジナル楽器(コピーも含む)オーケストラによる演奏は歯切れがよい高速演奏で、従来型のモダン楽器による演奏はロマン過多に思えてしまいます。楽器だけの違いではなく、作曲当時に立ち返った歴史的スタイルの演奏になります。もちろん、ベートーヴェンの時代の演奏が正確にどうだったのかは知る由もありませんが、要はそうだったのかと信じさせる力が演奏者にあるかどうかです。天才の呼び声高いクルレンツィスは実に説得力のある演奏をしました。
でも、結局、saraiは古い人間です。ベートーヴェンに関する限り、フルトヴェングラーから足を洗うことはあるまいと確信したのも事実です。

このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

コンサートを終え、飲み物を買って、メンヒスベルクMönchsbergの岩山のトンネルを抜けてホテルへ。そのままベッドに倒れ込んで、長い優雅な1日は終了です。

明日も音楽三昧。名メゾ・ソプラノのチェチーリア・バルトリがタイトルロールを歌うロッシーニのオペラ《アルジェリアのイタリア女》と巨匠アンドラーシュ・シフのピアノによるバッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻の豪華2本立てです。



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ザルツブルク音楽祭:抱腹絶倒の末の感動 バルトリの《アルジェのイタリア女》

2018年8月16日木曜日@ザルツブルク

旅の4日目、ザルツブルクSalzburgの3日目です。ザルツブルク音楽祭で音楽三昧の真っ最中です。

今日も気持ちの良い青空です。saraiが9時前には起床すると、配偶者が先に起きて、旅の覚え書きを書いています。では、散歩がてらに、食料を買い込んで来ようということになります。今日は、3時からのオペラと続いてすぐに次のピアノ・リサイタルというハードスケジュールですから、どのタイミングで食事が摂れるのかわかりません。
旧市街の目抜き通りのゲトライデ通りGetreidegasseにあるモーツァルトの生家Mozarts Geburtshausの建物の下のスーパーマーケットに出かけます。
例によって、メンヒスベルクMönchsbergの岩山のトンネルを抜けていくと、トンネルの出口のすぐ先に、ザルツブルク音楽祭Salzburger Festspieleの公式チケットセンターKartenbüroがあります。

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チケットセンターの中庭は駐輪場になっているようです。朝から自転車でいっぱいです。

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このチケットセンターで、一昨日ザルツブルクに向かうレールジェットの中で購入した公演のチケットをピックアップしておきましょう。カウンターの前は長い行列になっています。saraiがその列の後ろに着きます。

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みなさん、何か良いチケットはないか調べに来ているようです。行列に並ぶsaraiを置いて、配偶者は建物の外に出ます。チケットセンターの建物はメンヒスベルクの切り立つ岩壁の下にあります。

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配偶者が待つこと暫し。なかなかsaraiが戻ってきません。

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やがて、saraiが、無事に予約したチケットを受け取って、出てきます。

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旅の途中で予約したチケットなので、ちゃんと受け取れるか心配だったのですが、購入時に使ったクレジットカードの提示でOKでした。これで、すべてのチケットが手元に揃い、一安心です。

スーパーマーケットSPARに到着。食料品のみの小さなスーパーですが、いろいろと美味しそうなものが並んでいます。

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パンも種類が多いですね。

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まずは、サンドイッチと牛乳、ジュース。今や当然のお寿司もあるので、1パック。温かいお肉類も美味しそうです。ラザニア、シュニッツェル、骨付き肉をお願いしてしまいます。ならば、このお肉に合うパンも欲しいですね。オーストリアならではのカイザーゼンメルがありません。カイザーゼンメルは?と訊くと、スタッフの女性が後ろの棚から出してきます。カイザーゼンメルは並べてはおかないのね。
美味しそうな匂いの漂う袋を抱えてホテルに戻ります。当然、テラスでいただきます。朝はサンドイッチと思っていましたが、ラザニアの匂いに負けます。ホクホクトロトロのラザニアを美味しくいただきます。

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急いで、シャワーを浴びて、「お掃除してね」の札を下げます。2人でパソコンに向かっていると、コンコンとノックの音が。お掃除係の女性です。綺麗に部屋をお掃除をしてもらいました。最後に、何かを探しているようです。何?と訊くと、鼻をかむ動作をします。あっ、ごみ箱ね。移動したので分からなかったのでしょうね。ごみ箱は、そんな風に表現するのね。日本だとどうするかな・・・。

さて、今日はお天気も良いし、かと言って暑くもなく、着物を着るには最適です。配偶者は、早めに準備に取り掛かります。ガンガンにエアコンを効かして着始めますが、汗が出ます。でも、なんとか、きっちりと着ることができます。着てしまえば、暑くもなく、ビシッと決まって、気持ちがいいんだそうです。saraiもブログを書き上げ、タキシードに着替えます。ちょっとサンドイッチをつまんで、いざ出陣です。
岩山のトンネルから直接、会場のモーツァルト劇場Haus für Mozartに入ります。皆さんお洒落をしていて、華やかです。タキシードを着込んだsaraiも記念撮影。

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ロビーには、ザルツブルク音楽祭の創設者たちの胸像が並びます。
これは、詩人、作家、劇作家のフーゴ・フォン・ホーフマンスタールHugo von Hofmannsthal。R.シュトラウスの楽劇《薔薇の騎士》の台本を書きました。ザルツブルク音楽祭のさきがけとして公演された演劇「イェーダーマン」の脚本も手がけました。

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これは、ユダヤ系オーストリア人の演出家兼プロデューサーのマックス・ラインハルトMax Reinhardt。R.シュトラウスの楽劇《薔薇の騎士》の初演の演出も担当しました。ザルツブルク音楽祭のさきがけとして公演されたホーフマンスタールの演劇「イェーダーマン」も演出しました。

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さて、これから始まるのはロッシーニのオペラ《アルジェのイタリア女》です。チェチーリア・バルトリのアジリタが超楽しみです。これも最前列中央の席のチケットをゲットしました。

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モーツァルト劇場の最前列の席に着くと、お隣は日本の方。一か月ほど前に猛暑の日本を脱出してイギリスに入り、ドーバーから地中海までの2週間のクルーズ旅を経て、ザルツブルクに来たそうです。羨ましい・・・。オペラ好きの方で、楽しくおしゃべりさせてもらいます。同好の士は、すぐにお友達になりますね。
オペラは捧腹絶倒の素晴らしいものです。バルトリが仕切るとこうなりますね。すぐに幕間の休憩になります。外に出ると、観客のみなさんが2階のバルコニーにずらっと並んでいます。

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美しい夏の青空が広がっています。ホーエンザルツブルク城estungHohensalzburgも見えています。

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さて、そろそろ、ホールの中に戻ります。まだ、あまり、観客が戻っていませんね。それでも後半の幕に期待して、早めに席に着きます。

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休憩後の後半の幕も素晴らしかったです。いやあ、オペラを見て、こんなに最後に興奮したことって、あったでしょうか。多分、今日、このオペラを見に来た人は皆、揃って、その興奮の渦の中にあり、そのままの気分でモーツァルト劇場を去っていったことでしょう。笑い声の絶えない終演後でした。オペラ本編も素晴らしかったし、カーテンコールの楽しかったことはまるでプライヴェートなパーティーの最高の楽しさ、そのものです。
このオペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

次はアンドラーシュ・シフのピアノ・リサイタルです。



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ザルツブルク音楽祭:偉大なバッハ、偉大なシフ、平均律クラヴィーア曲集第2巻

2018年8月16日木曜日@ザルツブルク/2回目

さすが、ザルツブルク音楽祭。素晴らしいバルトリの《アルジェのイタリア女》でした。

この後は、もう一つピアノ・リサイタルがあります。会場のモーツァルテウム大ホールMozarteum Grosser Saalへは、ぶらぶらとザルツァッハ川Salzachに架かるマカルト橋Makartstegを渡っていきます。暑くもなく、風が心地よいです。開演までにはちょっと時間があるので、どこかで一服していきましょう。マカルト広場Makartplatz近くのモーツァルトの家Mozart-Wohnhausの中庭にカフェがあったはずです。行ってみると素敵な木陰のカフェです。

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そこそこお客さんはいますが、席は空いています。

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まずはジュースで喉を潤します。

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小腹も空いたので、ホットサンドを頂くことにします。野菜サラダも付いてきます。

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さて、会場のモーツァルテウム大ホールに向かいます。今日はアンドラーシュ・シフのピアノ・リサイタルなのですが、昨年のザルツブルク音楽祭でも彼のピアノ・リサイタルに3回も通いました。その時、3回ともお隣の席となり、楽しくおしゃべりをさせていただいた老婦人がいました。大のシフのファンで、ウィーンからいらしたとのこと。シフの奥様は日本人のヴァイオリニストの塩川悠子さんなのですが、その奥様が老婦人の席までわざわざご挨拶にいらっしゃるほどの仲です。きっと、今日もいらしてるだろうと、日本からささやかなお菓子をお土産に持ってきました。会場をのぞくと、やはり最前列にいらっしゃいます。近づくと、覚えていて下さった様子で、優しく握手してくださいます。懐かしくおしゃべりし、お土産を渡します。エッ、私にって・・・とても喜んでくださいます。
このピアノ・リサイタルももちろん、最前列中央で聴きます。これがチケット。

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ステージにはシフの愛用のベーゼンドルファーのピアノがちょっと斜めに置かれています。昨年と同様の光景です。

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今日はシフがバッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻全曲を弾きます。第1巻全曲のコンサートは既に完了。それはスケジュール的に聴けなくて残念。今日の第2巻をしっかりと聴かせてもらいましょう。一気に全曲を弾くとばかり思っていましたが、12番目のプレリュードとフーガの後で休憩を挟みます。さすがのシフも一気に全曲を弾き通しません。驚きです。ここまで、第4番、第8番、第12番のプレリュード、そして、フーガに魅了されました。
休憩時間には、モーツァルテウムの中庭に出ます。もう、夜の9時近くです。とっぷりと暮れて、宵闇に包まれています。

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この中庭には移設された魔笛小屋があります。モーツァルトが歌劇《魔笛》を作曲したときの作曲小屋です。この魔笛小屋も夜の闇に包まれています。

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さて、平均律クラヴィーア曲集第2巻の後半を聴きましょう。
もちろん文句なく素晴らしい演奏でした! 後半は第14番、第18番、第22番のプレリュード、そして、フーガに魅了されました。とりわけ、第22番のロ短調のフーガはありえない素晴らしさでした。さすがのシフもロ短調のフーガを弾き終えたところで、長い溜息をつくほど、体力と知力を捧げ尽くした演奏でした。
そして、最後の24番目のプレリュードとフーガを聴き終えて、バッハの偉大さ、アンドラーシュ・シフの偉大さが強く感じられました。
このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

老婦人ともお別れし、大満足で帰路につきます。もう、寒いほどの夜風です。夏も終わり、秋ですね。夜空には、大接近した金星が大きく輝いています。
夜のザルツァッハ川からはライトアップされたザルツブルクの街の美しい夜景が眺められます。ホーエンザルツブルク城estungHohensalzburgも燦然と輝いています。

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岩山のトンネルを抜けて、夜11時前にはホテルに無事帰着。
さて、買い込んであった食料で、夕餉としましょう。お肉も美味しい、お寿司も美味しい。身も心も、満腹です。

明日は夜のコンサートを一つ聴くだけです。お昼はザルツブルクをちょっと散策しましょう。



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ザルツブルク音楽祭:メンヒスベルクの丘の上の散策

2018年8月17日金曜日@ザルツブルク

旅の5日目、ザルツブルクSalzburgの4日目です。ザルツブルク音楽祭で音楽三昧の真っ最中です。

旅の朝、起きてカーテンを開けるとき、かなり緊張します。そーっと開けると、今日も青空です。ヤッター!
配偶者は普通に起きましたが、例のごとく、saraiはまだ寝ています。saraiの起きる前に洗濯をしてしまいましょう。
配偶者がパソコンで遊んでいても、まだまだsaraiが目覚めません。
テラスに出て読書をしていると、ようやくsaraiがお目覚めです。
昨日の残りで朝食にしましょう。テラスで、青空を眺めながら食事をしていると、夏の軽井沢はこんな感じなのかと思います。もっとも、今年は軽井沢も暑かったらしいけど。足元が冷えてくる涼しさです。

朝食後は、孫への絵葉書を出しに行き、その後、ザルツブルクの街中をぶらりと歩いてきましょう。今日のザルツブルク音楽祭のコンサートは夜の一つだけなので、それまではゆっくりと時間を過ごせます。
いつも通り岩山のトンネルを抜けて、旧市街の郵便局へ。郵便局がレジデンツ広場Residenzplatzにあるのは、既によく分かっています。首尾よく、孫への絵葉書を投函。その辺りをブラブラし、カーウントカーレストラン アム ヴァーグプラッツ K+K am Waagplatz - Restaurant & Tagesbarを見つけ、明日のランチは、ちょっと贅沢をして、ここにしようと話します。もう、明日でザルツブルク滞在も終わりですからね。
今日も、旧市街は大勢の人でごった返しています。混雑を避けてメンヒスベルクを散歩し、丘の上からザルツブルクを眺めるのがよさそうですね。レジデンツ広場からアルターマルクト広場Alter Marktに抜けていきます。広場の南側のオープンテラスのザルツブルガーカフェSalburger Caféの横には、お馴染みの金ぴかの気象観測ポイントがあります。謎のような施設です。

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オープンテラスのザルツブルガーカフェは多くの人で賑わっています。

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もう一度、この不思議な気象観測ポイントを眺めます。湿度計などがあり、それらの観測結果が記録されているようです。

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クアフュルスト通りChurfürststraßeの路地を抜けて、ジグムント・ハフナー小路Sigmund-Haffner-Gasseの路地を南に向かいます。路地沿いのギャラリーのショーウィンドウに浮世絵が飾ってあります。

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これがジグムント・ハフナー小路の北の方を眺めたところです。路地の先には旧市庁舎Altes Rathausの時計塔が見えています。

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ジグムント・ハフナー小路の南の端で、フランツィスカーナー修道院の庭園Garten der Franziskanerにぶつかります。

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ジグムント・ハフナー小路の南の端にあるフランツィスカーナー教会Franziskanerkircheの入り口にはモーツァルトの音楽のコンサートの予告が張り出されています。スケジュールさえ合えば、こういうものも聴きたいものです。

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ザルツブルク祝祭大劇場Großes Festspielhausの前に出ます。

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モーツァルト劇場Haus für Mozartの横手の壁に沿った階段、クレメンス・ホルツマイスター階段Clemens-Holzmeister-Stiegeを上ります。ザルツブルク大聖堂Dom zu Salzburgも見渡せます。

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いつ上っても、この階段は急です。途中で下を見下ろすとこんな感じです。でも、一気にメンヒスベルクMönchsbergに上がれるから重宝なんですけどね。

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一段一段踏みしめながら、ゆっくりゆっくり登ります。ようやく、シュテファン・ツヴァイク・センターStefan Zweig Centreの前まで登り詰めます。

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旧市街の屋根屋根と教会の塔が見下ろせます。

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ここからまだ、上りの山道は続きます。と、カラ~ン、コロ~ンとあちこちの教会から鐘の音が響いてきます。ちょど12時のようです。この鐘の音に後押しされて、頑張る力が湧いてきます。祝祭大劇場を右手に見ながら、途中のベンチで休み休み登ります。

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木々の間から、旧市街が時折、顔を見せます。

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ようやく丘の上に出ます。ザルツァッハ川の対岸がよく見えます。カプツィナーベルクKapuzinerbergの小高い丘が存在感を見せています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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メンヒスベルクの丘の上の散策は続きます。



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ザルツブルク音楽祭:メンヒスベルクの丘の上の奇跡、それは・・・

2018年8月17日金曜日@ザルツブルク/2回目

ザルツブルク音楽祭の夜のコンサートの前に、お昼はザルツブルク散策です。メンヒスベルクMönchsbergの丘の上の道を歩いています。

旧市街の雑踏が嘘のような爽やかな散歩道が続きます。道の傍らには可愛い花も咲いています。ルンルン気分のお散歩です。

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目指すは、見晴らしの良い休憩所のレストラン、シュタットアルムStadtalm。そこで水分補給したいです。が、誰しも考えることは同じで、生憎、満席です。

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この山のレストランは夏の間営業しています。オープン時間は平日は朝10時から夜11時までです。

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満席と言っても、相席すれば座れるのですが、今日のお店の人はそんな気分ではないようで、御覧のとおり満席よ、と調整なしです。残念ですが、先に進みましょう。その前にここからの眺望を楽しみます。旧市街の風景が丸見えです。

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おやおや、スマホで自撮りしている人もいますね。向こうに見えている山はテレビ塔がありますから、ガイスベルクGaisbergですね。

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さて、また、散歩を開始。草原には小さな花が咲いています。

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メンヒスベルクの丘の上の城壁Bürgerwehr Mönchsbergの周りを巡って、旧市街の反対側の町を見下ろします。

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そこから歩くとすぐに、現代美術館Museum der Moderne SalzburgとレストランM32に着きます。ここは丘の下の旧市街とエレベーターで繋がっています。横手には見晴らし台があります。

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この見晴らし台からはザルツブルクの町の絶景が広がっています。

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このあたりは賑わっています。saraiはかなり現代美術館に入りたいのですが、配偶者から許可は出ません。

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じゃあ、もう少し絶景を楽しみましょう。

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さて、メンヒスベルクの丘の道を先に進みます。ここから先は初体験。唯一残っていた未体験エリアです。また、路傍の草花を愛でながら歩きます。

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この先にもカフェがあるはずです。saraiの調査では五つ星ホテルみたいです。こんな山の中にホテルがあるのか、配偶者は疑いながら歩いています。と、道標が現れます。やはり、この先に五つ星ホテルがあると書いてあります。

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少し先で工事用トラックが通せんぼしています。何となく、降りてきたドライバーと目があいます。

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ドライバーは車止めを下げる操作をするようですね。

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このトラックの先の道を進みます。
すると、saraiと配偶者の二人は口あんぐりです。突然、別世界が現れます。奇跡のような光景です。花々が美しく植えられ、噴水や銅像があしらわれた緑美しい広大な前庭の奥に瀟洒な建物が立っています。近代建築ではなく、館という感じです。これぞ五つ星ホテルなのですね。

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あまりの美しさにその中へ入ることが躊躇われます。さて、どうしましょう・・・。



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ザルツブルク音楽祭:メンヒスベルクの丘の上の五つ星ホテル・・・そこには夢のようなカフェ

2018年8月17日金曜日@ザルツブルク/3回目

ザルツブルク音楽祭の夜のコンサートの前に、お昼はザルツブルク散策です。メンヒスベルクMönchsbergの丘の上の道を歩いています。

メンヒスベルクの未体験エリアをお散歩していると、奇跡のような光景が現れます。メンヒスベルクの五つ星ホテル、ホテル シュロス メンヒシュタインHotel Schloss Mönchsteinです。花々が美しく植えられ、噴水や銅像があしらわれた緑美しい広大な前庭の奥に瀟洒な建物が立っています。いやはや、おとぎの国にでも入り込んでしまったのかと思ってしまいます。

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そのあまりの美しさに呆然として、中に入ることを躊躇わせられ、立ち尽くしてしまいます。

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が、門の横には、ホテルにはカフェやレストランがあることを示す案内板があります。ちょっとお邪魔させてもらいましょう。

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建物の前のテラス席にはパラソルもたっていますが誰もいません。困りましたね。

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人影を見つけ、ホテルの建物の中に入り、お茶はできるかと訊くと、まっすぐ中に進んでねとのこと。と、そこは、今見てきた館のイメージからは想像もできない近代的なお洒落なカフェです。置かれているソファーなどのインテリアも素晴らしいです。

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座ってもよいかしら・・・。

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お洒落な革張りの椅子に座ると、バーカウンターの中が見えます。ピッカピカに磨き上げられていますね。

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ソフトドリンクのメニューをもらい検討します。

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ここは、リッチな気分でフレッシュジュースにしましょう。イエイエ、特別に高価ではありません。
ドリンクが運ばれてくる間、じっくりと革張りの椅子を吟味します。素晴らしい椅子です。是非、我が家に連れて帰りたい気持ちになり、本気で椅子のブランドをチェックします。デザインも座り心地も最高です。

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カフェコーナーは美しいカーブを描くガラスの壁に沿って、配置されています。この場所にいるだけで気持ちが高揚します。

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運ばれてきたグレ-プフルーツとオレンジのフレッシュジュースがたっぷり注がれたグラスの色の対比が美しいこと。芸術的とも思えます。

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もちろん、お味は格別です。目と舌で楽しみつつ、カフェの雰囲気も最高です。

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ゆったりと特別な時間を過ごさせてもらいました。帰りによく見ると、見晴らしの良い席もあったようですが、別の区画に仕切られているので、入ってよかったのかどうかも分かりません。ホテルの外に出ると、テラス席で優雅な時間を過ごしている人たちもいます。

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ホテルの前庭を少し歩きましょう。綺麗な噴水が水しぶきを上げています。

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紫陽花の花の中に弓を振り絞る軍神の彫像が立っています。

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丘の上の夢のような楽園に別れを告げます。

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できうれば、こういう素晴らしい五つ星ホテルに宿泊してみたいものです。
メンヒスベルクの丘の上の散歩ももう少し続きます。



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ザルツブルク音楽祭:メンヒスベルクの丘の北端へ

2018年8月17日金曜日@ザルツブルク/4回目

ザルツブルク音楽祭の夜のコンサートの前に、お昼はザルツブルク散策です。メンヒスベルクMönchsbergの丘の上の道を歩いています。

メンヒスベルクの美しい五つ星ホテル、ホテル シュロス メンヒシュタインHotel Schloss Mönchsteinを後にします。ホテルの周りの道を進みます。ホテルの敷地内には一般住居と思しき建物もあります。オーナーの家かな?

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ホテルの敷地に沿って歩いています。敷地の中のホテルの美しい建物がだんだん遠ざかっていきます。

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もう、ここはメンヒスベルクの丘の端です。坂道を下っていきます。行く手にザルツァッハ川Salzachが見えてきます。

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眺めのいい所に出てきました。眼下にザルツァッハ川の美しい眺めが広がります。まだ知らない角度からの新たなザルツァッハ川の美しさを再発見です。

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ザルツァッハ川の対岸の街が見えます。ミラベル宮殿Schloss Mirabell・ミラベル庭園Mirabellgartenがちょうど、真向いに見えています。

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ザルツァッハ川に架かる橋は歩行者専用のミュルナー橋Müllner Stegです。

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ザルツァッハ川の北のほうには鉄道橋のザルツァッハ橋Salzach Brückeが架かり、ちょうど、Sバーンの電車が橋を渡っています。手前には教会の塔も見えます。聖アウグスティヌス教会Maria Himmelfahrt, heiliger Augustinus, heiliger Alexius von Romでしょう。

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ここはちょうど五つ星ホテルの真下です。見上げる形で美しい建物が聳えています。建物の右側のガラスと鉄のアーチ状の構造物が先ほどジュースをいただいたカフェですね。

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しばらく、このビューポイントで眺めを楽しみ、それからメンヒスベルクの丘を下ります。

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すぐに聖アウグスティヌス教会が近づいてきます。

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メンヒスベルクの北端に位置する城門、モニカ門Monikapforteが見えてきます。

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モニカ門のアーチのトンネルの先には聖アウグスティヌス教会があります。

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モニカ門のトンネルをくぐると聖アウグスティヌス教会の前に出ます。プロテスタントの教会のようです。

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教会の先には大きな建物が見えています。ミュルン修道院Kloster Mülln(今はその役目を終えています)とそれに付属するアウグスティナー醸造所Augustinerbräuです。1621年以来のビールの製法を守っている老舗です。ケラーレストランも併設しています。

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ここで振り返って、メンヒスベルクの丘を見上げると、ホテル シュロス メンヒシュタインが見えています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ずい分歩き回って疲れたので、そろそろ、ランチにでもしましょう。



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ザルツブルク音楽祭:メンヒスベルクの散策を終えて、美味しいランチ

2018年8月17日金曜日@ザルツブルク/5回目

ザルツブルク音楽祭の夜のコンサートの前に、お昼はザルツブルク散策です。メンヒスベルクMönchsbergの丘の上の道を歩いて、北端までやってきたところです。。

聖アウグスティヌス教会Maria Himmelfahrt, heiliger Augustinus, heiliger Alexius von Romの横手を抜けて、公園に向かいます。

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公園からのザルツァッハ川の眺めを期待しましたが、先ほどのホテル シュロス メンヒシュタインHotel Schloss Mönchsteinの横手のビューポイントに比べると今一つですね。

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この公園は子供向けの遊具が整備されている児童公園になっています。メンヒスベルクの岩壁もあるので、ロッククライミングの練習場でもあるようです。

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さて、そろそろ、ランチにしようと、ミュルン修道院Kloster Müllnに付属するアウグスティナー醸造所Augustinerbräuに向かいます。併設するケラーレストランの看板も見えています。

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この醸造所で飲食を楽しもうと思っていましたが、入り口の扉は固く閉まっています。開店は3時から(平日は3時、土日は2時半)と書いてあります。まだ、開店まで1時間半ほどありますから、とても待てません。基本的にビヤレストランですから、真昼間からは開店していませんね。がっくり・・・。

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ランチのお店を求めて、バス通りのミュルナー・ハウプト通りMüllner Hauptstraßeに出ます。すると、いきなり、2両連結のトロリーバスが走っているのにびっくり。何せ、これまでメンヒスベルクの丘の上の散策道を歩いていたので、田舎から都会に突然迷い出た心境です。

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トロリーバスはザルツブルクの旧市街のほうに向かって、走り去ります。その後を追って、街のほうに向かいながら、ランチのお店を探しましょう。

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ザルツァッハ川Salzachに沿って続くミュルナー・ハウプト通りの遥か先にはホーエンザルツブルク城estungHohensalzburgが見えています。

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ミュルナー・ハウプト通りを離れて、ザルツァッハ川の川縁に出ると、サイクリング道路、カイプロムナーデKaipromenadeの横で賑わっているカフェがあります。カフェ・アム・カイCafe am Kaiというお店です。ここで昼食にしましょう。入り口にスパゲッティの看板があります。中に入り、賑わっているテラス席で首尾よくテーブルを確保できます。

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こざっぱりしたテーブルです。

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テラス席からはザルツァッハ川が間近に眺められます。歩行者専用のミュルナー橋Müllner Stegもすぐ近くです。

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我々を見て、お店のスタッフが英語メニューを持ってきてくれます。が、看板に書かれていたスパゲッティがありません。特にこれが食べたいわけではないのですが、看板にあったものがないのは気になります。スタッフの女の子に聞くと、イタリアンのお店ではないから、そんなものはないわとのこと。エッ・・・フレンチピザはあるし、看板に書いてあるし・・・。ま、追及しても仕方がないので、ツナサラダとグーラッシュをお願いします。まずは白ワインとミネラルウォーターが届きます。乾杯!

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続いて、ツナサラダ。

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グーラッシュです。カイザーゼンメルのパンも付いています。

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美味しかったです。
さて、そろそろ帰りましょう。お店を出るときにもう一度、看板を確認します(しつこいですね・・・)。やはり、スパゲッティが明記されています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここからはザルツァッハ川沿いをぶらぶら歩いて戻りましょう。



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ザルツブルク音楽祭:魅惑のリサ・バティアシュヴィリ、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を弾く

2018年8月17日金曜日@ザルツブルク/6回目

ザルツブルク音楽祭の夜のコンサートの前に、お昼はザルツブルク散策です。メンヒスベルクMönchsbergの丘の上の散策の後、ザルツァッハ川Salzachの河畔のカフェで美味しいランチをいただきました。カフェを出て、ザルツァッハ川沿いの散策道、カイプロムナーデKaipromenadeをぶらぶらしながら、旧市街のほうに戻ります。歩行者用の道とサイクリングロードが並行して続いています。

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自転車の走るサイクリングロードから離れて、川縁に寄って、歩きます。前方には旧市街の教会やホーエンザルツブルク城estungHohensalzburgの美しい眺めが見えます。対岸には、福音教会Evangelische Pfarrgemeinde Salzburg Christuskircheの塔が見えます。

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対岸のカプツィーナーベルクKapuzinerbergの丘が近づいてきます。カプツィーナー修道院Kapuzinerklosterの建物の左手に、木々の間から、シュテファン・ツヴァイクの旧宅のパッシンガー城Paschinger Schlösslがちらっと顔を覗かせています。

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旧市街に戻り、スーパーに寄っていきます。飲み物や食材をゲット。そして、メンヒスベルクの岩山のトンネルを抜けて、ホテルへ。部屋に着くと、ベッドに倒れ込むようにお昼寝です。
目が覚めると、もう急いで出かけないといけない時間です。コンサートに直行します。今日のコンサートでは祝祭大劇場で美貌のヴァイオリニスト、リサ・バティアシュヴィリがバレンボイム指揮ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団と共演します。彼女の実演は初めて聴きますから、楽しみです。
開演前にふと、会場内のショップを覗くと、何とリサ・バティアシュヴィリが休憩時間にサイン会を開くという小さな紙があります。スタッフの女の子にどこでサイン会をやるのかと尋ねると、ここよって答えます。じゃあ、CDを購入して、サイン会に参加しましょう。

今日のチケットはザルツブルクに向かうレールジェットの車内で購入したものです。残り僅かのチケットをゲットしました。

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ホール内の席に着き、開演を待ちます。いつもと違って、少し後方の席です。残り物のチケットですからね。

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リサ・バティアシュヴィリの弾くチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は期待通り、実にセクシーな演奏で魅惑的でした。アンコール曲が終了するとともに、一目散にCDショップにダッシュ。サイン会に一番乗りです。

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拍子抜けになるほど、誰もサイン会の行列のライバルはいません。何と誰もサイン会に並びません。ドーシテ?? 実は海外ではあまり、日本のようにサイン会の風習がないんです。既にペンとミネラルウォーターが置いてあり、サイン会の準備は完了しています。

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saraiは早速、先ほど買い求めたCDのケースを開いて、サインをいただく準備を完了。

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saraiはそわそわしながら、リサ・バティアシュヴィリの到着を待ちます。

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しばらくすると、何人か、サイン会に集まってきます。

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CDショップのお姉さんも忙しそうにCDを販売中。

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結構、サイン会の行列も賑わってきます。それでも総勢20人はいませんね。

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しばらくすると、リサ・バティアシュヴィリがマネージャーと一緒に現れます。舞台で来ていたお洒落な黒いドレス姿です。

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saraiの真ん前にリサの美しい顔があります。

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サイン会でリサとお話していると、配偶者が横で携帯で写真を撮ってくれています。

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サインをしているリサに、今日の演奏は素晴らしかったねと言うと、ありがとうと応えてくれます。その笑顔のチャーミングなこと。

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サインを書き終えてくれたので、今度は日本に来てねってお願いすると、十分な時間があればねっていう、お応えです。
待ってるからねと言葉を残しながら、その場を離れます。
(そして、今年2019年の11月、彼女はセガン率いるフィラデルフィア管弦楽団とともに来日公演。久しぶりの来日です。もちろん、チケット購入済!)

休憩後はドビュッシーの交響詩《海》とスクリャビーンの「法悦の詩」。特にスクリャービンは何度も押し寄せるエクスタシーの波を強烈に演奏。派手な演奏でした。
このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

今日はリサの魅力に尽きました。とても満足です。日本に帰って、サイン入りCDをたっぷり聴きましょう。最高のお土産ができました。

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上機嫌で、ホテルに戻り、夕食もどきを食べて、おやすみなさい。saraiは深夜まで執筆に励みます。



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ザルツブルク音楽祭:最終日はウィーン・フィルのコンサート(ブロムシュテット)とオペラ(ヤンソンス)の豪華2本立て!

2018年8月18日土曜日@ザルツブルク

旅の6日目、ザルツブルクSalzburgの5日目です。ザルツブルク音楽祭で音楽三昧の真っ最中です。今日は遂に最終日です。音楽三昧はいったん今日で終了。それでも今日は昼のコンサートと夜のオペラの2本立て。精一杯楽しみましょう。

今日も快晴です。朝は涼しいですが、日中は暑くなりそうです。
配偶者が普通に朝起きてもsaraiは昨夜のブログ書きで遅かったため、まだまだ起きてきません。配偶者がパソコンチェックし、テラスで読書をしているとき、saraiはようやく起き出します。昨夜の残り物やスイカを朝食として、テラスでいただき、早速コンサートに出かけます。今朝はまず祝祭大劇場でウィーン・フィルのコンサートです。岩山のトンネルを抜けて、トンネル内の入り口から直接、祝祭大劇場のロビーに入ります。もうすっかり慣れたので、あっと言う間に到着。ロビーからはガラス越しに馬洗い池Pferdeschwemmeが見えています。

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このザルツブルク音楽祭に来るのも今年が最後になるでしょう。祝祭大劇場はまだ、今夜のオペラでも訪れますが、一応、ロビーで記念写真を撮っておきましょう。

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今日のコンサートは現役最高齢とも言えるブロムシュテットの指揮するウィーン・フィルでブルックナーを聴きます。もちろん、最前列中央の席で聴きます。

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午前11時に開演。前半のシベリウスの交響曲第4番はウィーン・フィルの多彩な響きで桃源郷の思い。後半はブロムシュテットの十八番のブルックナー。人気のある交響曲第4番はウィーン・フィルの柔らかく美しい弦楽アンサンブルに加えて、強力な金管セクションが好調で見事なブルックナーの響き。素晴らしいブルックナーでした。
このコンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。

午後1時、コンサートの終演後、夜8時開演のオペラまでちょっと時間があります。たまには、落ち着いてランチでもしたいですね。それに今日はザルツブルク音楽祭の最終日でもあります。で、予定していたレストラン、カーウントカーレストラン アム ヴァーグプラッツ K+K am Waagplatz - Restaurant & Tagesbarに向います。快晴のザルツブルクはどんどん気温が上がり暑くなります。K+Kのテラス席は空いています。日差しは暑いですが、パラソルの下はそれほどでもありません。テラス席にしましょう。

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飲み物はプロセッコとなりましたが、食べ物はドイツ語のメニューではどうもよく分かりません。

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英語のメニューをもらいます。やはりこれなら分かります。スープの中に、ガスパッチョがあります。スペインの旅で病みつきになったのですが、日本では手に入りません。こんなところで出会うとはね。スープはガスパッチョとジャガイモのスープに決まり。メインはなかなか難しいです。で、K+Kのオリジナルにしてみましょう。もう一品は、牛肉のグリル。

まずはプロセッコで乾杯。どうやら、無事にザルツブルク音楽祭も乗り切れそうです。それに素晴らしい演奏が続きました。

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ガスパッチョが届きます。

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いよいよ、メインです。K∔Kのオリジナルは何だったかというと、レモンソース味(クリームソースのような感じ)のスパゲッティ(アルデンテとは別物の柔らかいお腹に優しい茹で上がり)の上に、大きなエビ(美味!)が4匹とアボガドと魚卵が乗っているものです(写真は取り損ねました。残念!)。これが、とっても美味しい。特にエビが絶品です。牛肉のグリルは、グレービーソースのかかったもの。ジャガイモが超美味しいです。黄色い人参も美味しいです。

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やがて、まわりのテラス席も満席の賑わいです。さすがに人気レストランです。

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最後に、メランジェで〆ます。贅沢なランチでした。

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スーパーで夜食を調達しましょう。行きつけになった、モーツァルト生誕の家の下にあるSPARに向かいます。

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スーパーでの買い物の後、ホテルに戻る途中でこれまでずっと気になっていたバラカン・グリルBalkan Grill Walterに寄ってみます。ゲトライデ通りGetreidegasseからウニフェルシュタートシュプラッツUniversitätsplatzへの通り抜けの路地に入ったところにあります。このお店で販売しているのは要はホットドッグなのですが、パンがカリカリに焼けていて、美味しそうです。私たちは前に並んでいた客一人を待ってすぐに買えますが、その後はあれよあれよという間に後ろに長い行列ができています。

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これが購入したホットドッグ。ソーセージに軽くカレーパウダーをまぶしてもらいました。

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さて、岩山のトンネルを抜けていきます。岩山のトンネルの様子を少々、ルポしてみましょう。祝祭大劇場の横手、馬洗い場から車のトンネルに入る手前に歩行者用のトンネルの入り口があります。そこから祝祭大劇場の裏を通るトンネルに入ります。

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途中、自動ドアで仕切られています。外気と遮断するためでしょうか。

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トンネルの壁はショーウィンドウになっています。これは民俗衣装の宣伝ですね。

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また、このトンネルは地下大駐車場の出入り口でもあります。トンネルの中央付近には駐車チケットの精算機が並んでいます。

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駐車場のスタッフのボックスです。駐車場へのエレベーターを待っている行列もできています。

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ここからはホテル方面への通路ですが、少し登り坂になっています。そちらへ抜けていく人はほとんどいません。そのせいか、ショーウィンドウさえなく、不愛想なイメージです。

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やがて、トンネルの出口が見えてきます。

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トンネルの出口の自動ドアです。

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これがホテルからの岩山のトンネルの入り口です。旧市街側の入り口と違って、まるで鉱山の入り口みたいです。

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見上げるとメンヒスベルクの岩山が目に前に切り立っています。このメンヒスベルクの岩山の中にトンネルが抜けています。便利なものを作ったものです。

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これが岩山の地下にある大駐車場の入り口です。祝祭大劇場でのコンサートやオペラに車でやってきた人はこの大駐車場に駐車すれば、劇場まですぐです。

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ホテルに戻り、片づけをしたりお昼寝をしたりで、夜に備えます。今夜のオペラは夜の8時から。そろそろ支度しましょう。夜のオペラですから、配偶者は着物、saraiはタキシードで決めます。
日中の暑さも納まり、涼しく快適です。会場に向かう途中で、観客のみなさんの姿を見て、今日のお洒落度に驚きます。土曜日の夜のオペラとくれば、こんなにも力が入るのでしょうか。みなさんのお洒落を楽しませてもらいましたが、写真で紹介できないのが残念です。カメラを持参しなかったんです。オペラの観客のみなさんの艶やかさは素晴らしい!
実は、配偶者も着物を誉められました。とある女性が近づいてきて、日本の方ね、着物が素敵よと声をかけてくれたのです。このお洒落をした大勢の中でも、日本人の着物は独特で目立ちますね。緊張します! ホテルのエレベーターの中でも素敵よと言われちゃいました。

ともあれ、今夜のオペラは祝祭大劇場でヤンソンス指揮ウィーン・フィルでチャイコフスキーの歌劇《スペードの女王》です。これまた、最前列の中央の席で楽しみます。

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このところ、毎年、マリス・ヤンソンスはウィーン・フィルを振って、ロシアもののオペラをやっています。昨年はショスタコーヴィチのオペラ《ムチェンスク郡のマクベス夫人》を聴きました。大変、高いレベルの公演でした。今回もさすが、さすがと唸らされる素晴らしい内容でした。
このオペラの詳細な記事はここに既にアップ済みです。


ザルツブルク最後の夜も楽しく過ごせました。

これですべて、saraiのザルツブルク音楽祭の日程は終了。4日間でオペラ3つ、オーケストラのコンサート4つ、 ピアノ・リサイタル1つ、計8公演を聴きました。オペラの水準の高さが驚異的でした。ウィーン・フィルを振った3巨匠、ムーティ、ブロムシュテット、ヤンソンスの存在感も際立っていました。さすがのザルツブルク音楽祭の音楽水準の高さに今更ながら、大変な感銘を受けました。十分に満足しました。saraiのザルツブルク音楽祭通いは今年まで3年続きました、ここらで卒業しましょう。何と言っても経済負担に耐え切れませんからね。

さて、次は北ドイツ観光で時間調整して、いよいよ、初のバイロイト詣でです。世界のワグネリアンに混じって、たった2日間だけのワーグナー三昧です。とは言え、《トリスタンとイゾルデ》と《パルジファル》の2大傑作ですから、これ以上のものはありません。それに《トリスタンとイゾルデ》はティーレマンの指揮だしね。

配偶者はザルツブルクを離れる準備をして、saraiはザルツブルク音楽祭の最後のブログを書いて、おやすみなさい。明日からの本格的な鉄道旅に備えましょう。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
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07/08 18:59 sarai

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クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

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