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ザルツブルク音楽祭を終え、ザルツブルクから出発

2018年8月19日日曜日@ザルツブルク~リューベック

旅の7日目、ザルツブルクSalzburgの6日目です。怒涛のような4日間のザルツブルク音楽祭を終えて、今日はザルツブルクから北ドイツのリューベックLübeckまで一気に鉄道で移動します。

7時に起床。今日も良い天気です。

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荷物の準備は昨夜のうちに済ませています。あとはPCを片付けるだけになっています。

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身支度をして出かけます。7時40分に準備完了。5泊した部屋に別れを告げます。バルコニー付きの使い勝手のよい部屋でした。

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ホテルのすぐ前にバス停があります。

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バス停からホテルを眺めたところ。至近距離です。

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バス通りはメンヒスベルクMönchsbergの岩山のトンネルに続いています。トンネルを抜けると、そこはもう旧市街です。

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まだ、バス停に着いて、1分ほどです。行先は様々ですが、バスは頻繁に走っていますから、次のバスはすぐに来る筈です。

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すぐにバスはやってきます。チケットは車内で運転手から買います。運転手にこのバスはザルツブルク駅に行くかと訊くと、途中で乗り換えてねとのこと。ザルツァッハ川Salzachを渡ったところのマカルト広場Salzburg Makartplatz (Theatergasse)で乗り換えです。運転手さんが、3分後に来る3番に乗るんだよと親切に教えてくれます。

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無事乗り換えて、ザルツブルク中央駅Salzburg Hbf (Südtiroler Platz)に到着。8時ちょうどです。

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乗る電車は9時発。なぜちょっと早めに来たかというと、オーストリア国鉄のファーストクラスラウンジが使えるはずなのです。駅舎内に入り、一目散にファーストクラスラウンジに向かいます。

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勝手知ったる駅内を直行し、ファーストクラスラウンジに到着。

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入り口でチケットを提示すると、どうぞと招き入れてくれます。広々とした静かなラウンジに誰もいません。

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飲み物やパン、果物が用意されています。もちろん無料で食べ放題。

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用意されているものは簡素ですが、必要十分です。

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飲み物は色んなものが選べます。

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配偶者はホットチョコレート、saraiはたっぷりコーヒーを美味しくいただきます。パンと果物もいただきます。

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ほかには利用者がいないので、ゆったりとソファを占有して、朝食をいただきます。

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ここは駅員1人とスタッフ1人の2人体制。スタッフは新人なのか、マニュアルを見ながらお掃除などをしてました。

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フリーWi-Fiがあるのではないかと、受付のおじさんに訊きに行くと、親切にもWiFiルーターを立ち上げてくれます。WiFi接続も手伝ってくれます。

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ネットに接続できて、saraiはもう夢中です。今日のこれからのチケットで気になることがあるんです。

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チェックした上で駅員に訊きに行くと、すべてOKで完了。なかなか便利ですね。saraiは用もたして準備完了。この1時間弱の滞在中に来た人は我々以外に2人だけ。常連さんらしく顔パスで、利用しています。

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ドイツ国鉄も同様のラウンジが主要駅にあるようですが、ほとんどは現在改修中で使えません。今や素晴らしかったドイツ国鉄のサービスはオーストリア国鉄のサービスよりも劣っている感じですね。
電車の発車時間が迫るまで、この快適な空間をしっかりと利用させてもらいました。



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ザルツブルクを出て、ミュンヘンへ

2018年8月19日日曜日@ザルツブルク~リューベック/2回目

ザルツブルク中央駅Salzburg Hbfのファーストクラス専用のラウンジで乗車前のゆったりとした時間を過ごしました。
さあ、これから、リューベックまで、合計9時間の長時間の鉄道旅です。まず、これから、オーストリア国鉄ÖBBのレールジェットでミュンヘン中央駅München Hbfまで行き、ドイツ国鉄DBのハンブルクHamburg行きのICEに乗り換えて、ハンブルクからはさらにリューベックLübeckまでREに乗り継ぎます。チケットは贅沢して、ファーストクラスにします。これが二人分の通しのチケットです。

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さて、ラウンジからホームに移動しましょう。ラウンジでは、ご馳走様でした。レールジェットははすぐに入ってきて、乗る車両は目の前、ラッキー。

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ザルツブルクの駅のドームを名残惜しく眺めながら、車両に乗り込みます。もう、これがザルツブルクの見納めかもしれません。

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乗り込んだファーストクラスの車両はガラガラです。

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スーツケースを荷物置き場に置こうとしますが、下段は空いていません。中段に持ち上げようと苦労していると、すぐ横に座っていたお兄さんが手伝ってくれます。感謝。何とかスーツケース2つとも収まります。

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指定席に落ち着き発車を待ちます。隣の二人席には先ほど荷物載せを手伝ってくれたお兄さんと連れ合いが座っています。

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と、なんだかホームをバタバタ走る人が多い。何と、荷物を持ちあげるのを手伝ってくれたお兄さんカップルもいきなり立ち上がり、荷物をまとめて慌てて下りていきます。何? もう発車のはずです。と、今度はどんどん客が飛び乗ってきて、車内をウロウロ大移動が始まります。何? 乗り継ぎの電車が遅れて着いたのかしらね。セカンドクラスの車両が混んでいるのか、大移動は続きます。ようやく、落ち着いたころ、若いアジアの三人の女の子が大きな荷物を持って移動してきて、我々の近くの席に落ち着きます。若者の貧乏旅行のような気がするのですけどね。どこから?と訊くと、フィリッピン人でウィーンから来たそうです。この騒動で、ザルツブルクを出てすぐに出会うドイツとの国境の川の写真を取り損ねます。車窓は市街地を抜けて、広々とした緑の中です。

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すぐにウンタースベルクUntersbergの山が見えます。この山を見るのもこれが最後でしょうか。

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やがて、ウンタースベルクの山が遥か彼方に遠ざかっていきます。

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と、車掌さんが検札にまわってきます。我々はもちろんOK。

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やはり、フィリピンの女の子たちは、向こうの車両よと言われ、スゴスゴと移動です。よい旅を楽しんでねと見送ります。

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で、この車両には我々二人だけとなり、二人でパソコン遊びに突入です。清々しい青空の下の緑美しい高原をレールジェットは走っていきます。牛が草を食んでいます。長閑ですね。ザルツブルクよ、さようなら。

車窓に流れる景色はほんの5日前に見たばかりのものです。車窓を眺めるのが趣味の配偶者も今はPCの画面を見つめています。これから、ミュンヘン中央駅まではPCがお友達。

ミュンヘン中央駅に定刻に到着。レールジェットを降ります。またまた、5日前と同様にミュンヘン中央駅での乗り換えです。

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次はハンブルク行きのICEに乗り換えです。乗るべきICEの前に到着。

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ハンブルク行きのICE588はブレーメン行きのICEと連結しています。

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手前がブレーメン行きのICE。ホームを1編成分、歩かされて、ようやく、ハンブルク行きのICE588の予約車両に到着。
何故か予約席には予約のマークが点灯していません。どうやら、先日の遅延お知らせと関係しているようで、遅延区間を含む予約はすべてキャンセルされたようです。さらに新規予約も受け付け中止のようです。幸い、我々が予約していた席はオープン席になっていて、先に座っている人もいません。予約のときは窓際2席が取れなかったので、むしろ、ラッキーです。窓際の2席をゲットします。いつものごとく四人席の二人掛け使用を目論みますが、一人の女性が座ってきます。一等席なのでゆったりしているし、境の腕乗せもそれぞれにあるので問題はありません。ご一緒しましょう。
車窓からのミュンヘンの空は快晴の真っ青な空です。まさに旅日和です。

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定刻にICEはミュンヘン中央駅を出発。現在、朝の11時51分。ハンブルクに着くのは夕方の16時53分。たっぷり、5時間の乗車です。快適なファーストクラスのシートでゆったりと鉄道旅を楽しみましょう。



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ICEで味わうランチとリースリンク

2018年8月19日日曜日@ザルツブルク~リューベック/3回目

ザルツブルクSalzburgからリューベックLübeckまで、合計9時間の長時間の鉄道旅の真っ最中です。ミュンヘン中央駅München Hbfからドイツ国鉄DBのハンブルクHamburg行きのICEに乗り換えたところです。ファーストクラスの窓際の席に二人で向かい合って、車窓を楽しみます。
ICEはミュンヘンを出ると、30分ほどで最初の停車駅、アウグスブルクAugsburgに到着。

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アウグスブルクを出ると、ロマンチック街道Romantische Straße沿いにヴュルツブルクWürzburgまで2時間も無停車です。すぐに緑あふれる郊外に出ます。

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そして、どこまでも続く真っ平な畑が広がる世界の中を走っていきます。

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自然の恵みが豊富な大地です。どれだけの農作物が収穫できるんでしょう。

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そんな雄大な風景に見とれていると、配偶者がもぞもぞと何か言い出します。何と、早くもランチが食べたいとのことです。まあ、それもいいですね。ICEはしばらく、駅にも停車しないで走り続けます。我々は、ゆっくりお昼を頂きましょう。ファーストクラスの特権として、注文した料理は席まで運んでくれます。食堂車の女性スタッフが忙しく動き回っています。彼女にリースリンクの白ワイン、カリーヴルスト、グーラッシュ(スープなし)をお願いします。
さすがにドイツの鉄道です。ちゃんとリースリンクの白ワインがメニューにあります。このワインはマインツMainz近くの名高いワイン産地のラインガウRheingauから少し南にあるガウ=ヴァインハイムGau-Weinheimのヴァイングート・クレーメルWeingut Krämerのリースリンクです。ハーフボトルで提供してくれるのもいいですね。

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このリースリンクの白ワインを旅のお供にゆったりしましょう。

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ドイツワインをいただきながら、ドイツらしい風景に見入ります。

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続いて、料理も届きます。
スープなしのグーラッシュです。

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これはベルリン名物のカリーヴルスト。トマトソースとカレーパウダーの組み合わせが何とも言えずに美味しい!

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車窓の眺めを楽しみながらの早目のランチです。

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ランチをゆっくり味わいます。

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ようやく、12時になります。風景はどこまでも変わりませんが、快晴の空の綺麗なこと。

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途中駅をノンストップで通過。

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アウグスブルクから1時間くらい走って、これでヴュルツブルクまで、ようやく、半分くらい来たことになります。車窓の風景は呆れるくらい変わりません。

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この辺りは収穫を終えた土だけの大地が広がっています。

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ゆっくりといただいたランチの食後のカプチーノを追加注文。列車の中とは思えぬ充実した食事で、いずれも美味しかったです。

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カプチーノを飲んでいると、窓外にはソーラーパネルが並びます。ドイツではよく見かける風景。脱原発のドイツも頑張っていますね。

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ヴュルツブルクも近づいてきます。



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フランケンワインの町、ヴュルツブルクに到着

2018年8月19日日曜日@ザルツブルク~リューベック/4回目

ザルツブルクSalzburgからリューベックLübeckまで、合計9時間の長時間の鉄道旅の真っ最中です。ミュンヘン中央駅München HbfからハンブルクHamburgまで、ICEで遠距離移動中です。美味しいランチとリースリンクの白ワインを楽しみ、ICEはヴュルツブルクWürzburgへもうすぐです。
車窓はドイツの大平原が広がっています。

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ソーラーパネルが次々と現れるのもいかにもドイツです。

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いかにもロマンチック街道Romantische Straßeらしい風情の美しい村を通り過ぎていきます。

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右手にマイン川Mainが見えてきます。マイン川を横断している高架橋はアウトバーン 7(Bundesautobahn 7)ですね。ドイツを縦断する大動脈です。この後、基本的にICEはこのアウトバーン 7と並行して、ハンブルクに向かいます。

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マイン川の対岸(北岸)の斜面には広大なワイン畑が見えています。saraiの大好きなフランケンワインの生産地ももう近いですね。

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ファーストクラスで配られたお菓子をいただきながら、マイン川沿いの景色を楽しみます。

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マイン川沿いの古い町並みを抜けていきます。オクゼンフルトOchsenfurtの町でしょうか。

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マイン川の美しい流れに沿って、ICEは快調に走っていきます。

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少しマイン川から離れて、小高い丘を走ります。

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また、町が見えてきます。ヴィンターハウゼンWinterhausenでしょうか。

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今度はマイン川の対岸に大きな町が遠望できます。アイベルシュタット Eibelstadtでしょうか。

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この町を遠くに見ながら、美しい草原の中を走っていきます。

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また、樹木の生い茂るマイン川の岸辺近くを走ります。

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やがて、ICEは川面が美しく輝いているマイン川を渡って、ヴュルツブルクに入っていきます。

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もうヴュルツブルクの中心地です。

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大きな建物が建ち並びます。

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そして、ヴュルツブルク中央駅Würzburg Hbfの構内に入っていきます。

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駅員さんの待つホームにICEは滑り込みます。

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ICEが停車すると、乗降客の動きが慌ただしくなります。

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今日は日曜日のせいか混み合っています。

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我々のボックスの残りの一席もすぐに女性が来て座ります。駅に着くたびに、席を求めての大移動があり大変です。珍しくファーストクラスも満席です。
順調に走ってきたICEはこの駅で時間調整も兼ねて、しばらく停車します。

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ホームの向かい側にSバーンの電車がやってきます。

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定刻を少し過ぎたところでICEはようやく出発。

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これで鉄道の旅はようやく半分ほど終えました。次の停車駅はフルダFulda。また、30分ほど走ります。



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メルヘン街道をまっしぐら

2018年8月19日日曜日@ザルツブルク~リューベック/5回目

ザルツブルクSalzburgからリューベックLübeckまで、合計9時間の長時間の鉄道旅の真っ最中です。ミュンヘン中央駅München HbfからハンブルクHamburgまで、ICEで遠距離移動中です。現在、ICEはヴュルツブルクWürzburgを出発しました。

すぐにヴュルツブルクの町なかを抜けて、緑豊かな郊外を走ります。

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やがて、マイン川Mainが見えてきます。

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広大な大平原の中を走っていきます。ちょうど緑の農地と刈り入れ後の土の農地に分かれています。しかし、この大平原がすべて農地というのは、ドイツ、そして、ヨーロッパの底知れぬ豊かさを感じます。

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やがて、周り中、土くれだけの大地が広がります。いずれ、ここも緑が芽吹いて、豊かな農地になるんでしょう。

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しばらく走って、マイン川に別れを告げます。マイン川はこの先、フランクフルトに向かいます。この旅の終わりはフランクフルト空港ですから、また、マイン川に再会できるでしょう。

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ICEはフルダFuldaの町に入っていきます。

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フルダに定刻に到着。

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ここでもそれなりの乗降があります。フルダはちょうどフランクフルトとベルリンの中間くらいの位置にあり、8世紀頃にドイツでキリスト教の布教活動をした聖人ボニファティウスの墓がこのフルダの大聖堂の霊廟にあり、宗教都市としての存在感を持っています。ゲーテも故郷のフランクフルトとワイマールの往復の途中によく立ち寄ったそうです。

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フルダを出たICEはまた、平原の中を走り抜けます。

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次の停車駅、カッセル・ヴィルヘルムスヘーエKassel-Wilhelmshöheに到着。ここはグリム兄弟が長く住んだところ。ドイツ・メルヘン街道Deutsche Märchenstraßeの町の一つです。

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この駅を過ぎるあたりで、長旅の疲れでsaraiはぐっすりと寝入ります。

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ICEが走る線路の傍らには常にアウトバーン 7(Bundesautobahn 7)が並行して走っています。時折、線路と交差して、右側に出たり、左側に出たりしています。ドイツの中央を縦断する大動脈らしく、多くの車が走っています。

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平原の彼方にゲッティンゲンGöttingenらしき町が見えてきます。

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定刻より少し遅れて、ゲッティンゲンに到着。メルヘン街道のほぼ中央に位置する町です。グリム兄弟が教鞭をとっていたゲッティンゲン大学Georg-August-Universität Göttingenは30人以上のノーベル賞受賞者を生んだ名門大学です。

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ゲッティンゲンを出ると、また、相変わらずの大平原。

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ところで、アイスクリーム売りのお兄さんが来たのにはビックリ。初体験です。ぐっすり寝ていたsaraiが耳ざとくその売り声に気づきますが、残念ながら既に完売したようです。時々、クッキーはいかがとサービスで配ってくれます。6時間の長旅も、車窓を眺め、メルヘン街道沿いの駅を確認し、飽きることなく時間は過ぎていきます。

やがて、ハノーファーHannoverの町に入っていきます。

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なかなかの大都市です。

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ハノーファーには定刻に到着。駅近くのタワーに上には、VWのフォルクスワーゲンのマークが見えます。この近くにはフォルクスワーゲンの本社もあり、このあたりはフォルクスワーゲンの企業城下町のようです。

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ここでずい分、ファーストクラスの車両も乗客が少なくなります。

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もう、ハンブルクまで1時間ちょっとになります。いよいよ長旅も終盤を迎えますが、この後、また、トラブルに出会います。



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ICE遅延し、ハンブルクで乗換トラブル勃発・・・けれどもリューベックの美で上機嫌!

2018年8月19日日曜日@ザルツブルク~リューベック/6回目

ザルツブルクSalzburgからリューベックLübeckまで、合計9時間の長時間の鉄道旅の真っ最中です。ミュンヘン中央駅München HbfからハンブルクHamburgまで、ICEで遠距離移動中です。現在、ICEはハノーファーHannoverを出発しました。ハンブルクまで、あと1時間ちょっと。長い鉄道旅も終盤です。

次の停車駅、ツェレ Celleに定刻よりも少し早く到着。順調です。ツェレは《北ドイツの真珠》と呼ばれる美しい町で、カラフルな木組みの家が建ち並んでいるそうです。ちょっと町並みを拝見したいものですね。

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発車したICEはすぐ、次の停車駅、ユルツェン Uelzenにまたまた、定刻よりも少し早く到着。この駅の駅舎はウィーンでも名高いフンデルトヴァッサーのデザインでドイツでも有名だそうです。停車時間が長ければ、サーっと眺めたいものですが、すぐに発車。

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次の停車駅はリューネブルク Lüneburg。

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このリューネブルクは今走っているエリカ街道Erikastraßeの中心の町。この近くに広がるエリカの花の大原野リューネブルガー・ハイデLüneburger Heideに惹かれて、この北ドイツまで来たんです。ですから、今すぐにでも、この駅で降りて、エリカの大原野に向かいたいところです。ですが、予定では、この後、ハンブルクに滞在して、そこから、天気の良い日を選んで、エリカの花の大原野リューネブルガー・ハイデを訪れる予定です。ここはぐっと辛抱して、このまま、ICEに乗って、ハンブルクに向かいます。

リューネブルクを出て、いよいよハンブルクが近づいてきます。実は何回かドイツ国鉄DBからEメールが来ていて、このあたりでICEは遅延すると予告されています。その遅れるという区間に入ります。遅れる理由は何かしらと緊張して見ていますが、何があるということもなく、特にスピードが落ちるということもなく進んでいきます。しかし、ハンブルクの直前でスピードダウン。ノロノロ運転に入ります。

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止まったり、動いたりを繰り返して、一向に進みません。この運行の乱れの理由はまったく分かりません。

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ようやく、ハンブルク中央駅の一つ手前のハンブルク・ハールブルクHamburg HbfHamburg-Harburgに20分弱の遅れで到着。

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そして、DBの予告通り、20分遅れでハンブルク中央駅に到着です。予定していた乗り換えの電車は、既に発車したようで、もちろんいません。これも分かっていたことなので慌てることはありませんが、事情が分かりません。乗れと言われているコペンハーゲン行きのEC(ユーロシティ)が出るホームに行きます。

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この電車ECは混雑が予告されていた電車です。EC(ユーロシティ)は既に入線していますが、まだドアが開いてなくて、物凄く多くの人たちがドアの前に立って、待っています。どうやら、このECはハンブルク始発のようです。混雑するから予約をしろと言われていたのですが、満席で予約もできず、ザルツブルクの駅で訊いても的外れの返事だったし・・・。なんだか全く分かりませんが、座れないことも覚悟せざるをえない状態です。おまけに、反対側のホームにもコペンハーゲン行きの同じような電車が停まっています。駅員に聞くと、それは違って、大勢がたむろしている電車が乗るべき電車だとのこと。とりあえず、扉が開くのを待っている人がより少なさそうな車両を探して移動します。とはいっても、6両ほどの短い電車で、ファーストクラスもついていません。仕方なく、この車両と当たりを付けて待機します。

そして、ドアが開くのを待って急いで乗り込みます。席は結構空いているのですが、予約で満席なので予約の表示ランプがついている席がほとんどです。それでも予約の表示のない席もあります。不思議ですが、何はともあれ、予約表示のない席を見つけて座り込みます。まあ、これで一安心です。セカンドクラス車両の一部に、窓側にそれぞれ対面式の席が並んでいる部分があり(日本の通勤電車みたい)、ちんけなベンチの席です。予約するような席ではありませんね。それでもこの席が確保できラッキーです。この車両にも後から後から人が乗り込んできて、またまた大騒ぎ。発車予定時間を過ぎても、到着する電車の乗り継ぎの乗客を待っている感じです。そして、まだまだ大勢の人たちが慌てて乗り込んできます。ついに、立つ人が出てきます。こんな電車がコペンハーゲン行きの国際列車なのでしょうか。よく分かりませんが、ともかく30分間乗車して、隣のリューベックの駅まで運んでくれればOKとしましょう。最終的には、我々の合い向わせの席も満席。大勢の乗客を乗せて、出発です。

この我々の乗ったエリアには、一人の2歳くらいの子供を連れた妊婦さんと2~8歳くらいの3人の男の兄弟を連れた家族が相席となります。このうちの2人の2歳くらいの子が愛らしく動き回り、居合わせた乗客は、皆ニコニコと見守るという和やかな状態となり、大混雑の30分は過ぎていきます。リューベックが近づくと、皆下りる準備に入ります。我々もそれに倣います。少し遅れて発車した電車は快調に走り、当初の予定到着時間の30分遅れくらいでリューベック中央駅Lübeck Hbfに到着。

電車の中の様子は確認はしてないけれど、ほとんどの人がこのリューベックで降りてしまったようです。子連れの人や大きなカバンを持った人がエレベータに向いますが、これが何と故障中!エスカレータもなく、長い階段の下で、皆躊躇してます。でも、上がるしかないので、saraiと配偶者は気合を入れてカバンを持って上がります。子連れの妊婦さんはパパが迎えに来ています! よかったね。

ところで、この駅は最近作られたようで、驚くほど立派です。
駅を出て、振り返ると、駅舎は昔の繁栄のころを彷彿とさせる立派な駅舎です。

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そして、駅前広場の向こうに見える、旧市街への門を見て口あんぐりです。見たこともない、おもちゃの国への入り口のような感じです。立派な町です。これは楽しみです。

何とも威厳のある駅舎を眺めながら、旧市街のあるトラヴェ川Traveの中洲に向かって歩いていきます。思ったよりも歩くと結構、距離があります。
有名なホルステン門Museum Holstentorが近づいてきます。

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そのホルステン門を通り過ぎて、トラヴェ川を渡ると、そこに今日のホテル、リングホテル イェンゼンRinghotel Jensenがあります。最高の立地です。ホルステン門が間近です。ホテルでチェックインしようとすると、ホテルの女将いわく、あなたのために4階のリバービューで眺めがよく、バスタブ付きの最高の部屋を用意しといたわよってことです。saraiがパーフェクト!と言うと、にこっと笑った顔が何とも愛嬌があります。元気の良いしっかり者のおばさんです。ダンケ!

彼女の言った通りの、素晴らしい眺望の部屋です。窓から、ホルステン門が見下ろせます。

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ホルステン門の左には煉瓦造りの塩倉庫Salzspeicherが見えています。昔、リューネブルクLüneburgで産した岩塩を塩街道Alte Salzstraßeを通って、ニシンの塩漬けの材料として北方ドイツに輸出するために、主要積出港のリューベックに運んでいました。積み出しまで塩は保管したのがこの塩倉庫です。ハンザ同盟Hansaの首都たるリューベックの在りし日の姿が思い描かれます。

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お部屋の様子を見てみましょう。
広々としたベッド。

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デスクとチェアーも使いやすいし、その上には壁掛けの液晶テレビ。

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何と、召使い用の部屋もついてるよ! この旅には連れてきてないけど(笑い)。

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バスルームも清潔で広いし、ちゃんとバスタブもありますね。女将さんの言った通りです。

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最後にもう一度、窓からの素晴らしい眺めを確認。

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荷物を部屋に置くだけにして、早速、リューベックの旧市街散策に出かけます。まだ、夕方の7時前ですから、しばらくは明るいでしょう。



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夕景のリューベック:トラヴェ川から聖ペトリ教会へ

2018年8月19日日曜日@リューベック/7回目

ザルツブルクSalzburgからリューベックLübeckまで、合計9時間の長時間の鉄道旅を終えて、美しいリューベックの町に落ち着いたところです。
早速、ホテルを出て、夕暮れのリューベックを散策しましょう。
これが宿泊しているホテル、、リングホテル イェンゼンRinghotel Jensenの入り口です。何だか、見栄えがよくないですね。

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少し離れて、ホテルの建物を眺めます。1階はレストランになっています。

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さあ、散策を開始です。夕刻になり、日中の暑さはありません。トラヴェ川Traveを皮切りに町歩き開始。対岸には塩倉庫Salzspeicherが見えています。

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夕陽に照らされたトラヴェ川沿いのカフェのテラス席はとても賑わっています。

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トラヴェ川の美しい水面を眺めながら、ゆっくりと散策を楽しみます。

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岸辺には観光船が停泊しています。明日はトラヴェ川クルーズを楽しむ予定です。

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旧市街の町並みの上に聖ペトリ教会St. Petri Kircheの尖塔が聳えていますね。あちらのほうに向かってみましょう。

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これが今歩いているトラヴェ川沿いのアン・デア・オーバートラヴェ通りAn der Obertraveです。通り沿いのレストランは賑わっています。

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綺麗な路地、クライネ・ペータースグルーベ小路Kleine Petersgrubeの向こうに聖ペトリ教会の尖塔が見えます。この路地を進んでみましょう。

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トラヴェ川の川岸から中洲の中央に続く路地は緩やかな上り坂になっています。

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だんだんと青空に映える尖塔が美しく眺められます。

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やがて、路地の端に突き当たります。ここで右に折れます。

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聖ペトリ教会の煉瓦塀に沿って、コルク小路Kolkの綺麗な石畳の道を進みます。それにしても何て美しい路地なんでしょう。これだから、ヨーロッパの古都の路地歩きは止められません。

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路地沿いには小劇場があります。

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ここで四つ辻に差し掛かります。ぶつかったグローセ・ペータースグルーベ小路Große Petersgrubeを入って、左に進みましょう。

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すると目の前に聖ペトリ教会の尖塔が視界いっぱいに広がります。

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いやはや美しい教会です。その眺めに見入って、自然に歩を止めてしまいます。

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再び、歩き出して、教会の南側面の前に立ちます。

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この聖ペトリ教会の塔には上れるそうですが、それは明日の町歩きまで、とっておきましょう。まだ、この町の様子が分かりませんから、塔の上からの町の景色が楽しめそうにありません。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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聖ペトリ教会の横を抜けて、さらに町歩きを続けます。



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夕景のリューベック:大聖堂を過ぎて、ザンクト・アンネン通りへ

2018年8月19日日曜日@リューベック/8回目

夕暮れのリューベックLübeckを散策しています。トラヴェ川Traveの畔から聖ペトリ教会St. Petri Kircheまで歩いてきて、美しい聖ペトリ教会の姿に魅了されました。
その聖ペトリ教会を過ぎて、何本もの通りが交差するクリンゲンベルクKlingenbergにやってきます。この広場には涼しそうな噴水が上がっています。

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ここから続くプフェーデマルクト通りPferdemarktの先には教会の塔が見えています。大聖堂Dom zu Lübeckですね。

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大聖堂に向かって、プフェーデマルクト通りを歩きます。通りの両側の建物のファサードは立派ですね。

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あれっ、教会の塔が2つありますね。どうやら、左側の塔が大聖堂のようです。

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さらに近づきます。右の教会の塔は聖心教会Propsteikirche Herz Jesuです。

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大聖堂の塔に近づきます。何と大聖堂の尖塔は2本あります。真横から見ていたので、2本の尖塔が重なって見えていたんですね。

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大聖堂の前には、大聖堂を守るようにライオン像が設置されています。

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このライオン像はリューベックの町を再建したザクセン大公、ハインリッヒ獅子公に因んだものだそうです。ハインリッヒ獅子公は12世紀を生きた人物です。彼は1157年に大火に見舞われたリューベックの町を1159年に再建しました。

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大聖堂の2本の尖塔を下から見上げます。もともとはロマネスク様式だったようですが、その後、現在のゴシック様式に改修されました。とても美しいですね。

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少し離れて尖塔を眺めます。とても印象的です。

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北側の側面から教会を眺めます。重厚な煉瓦造りの建物です。

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大聖堂の内部は見学せずにフェーゲフォイアー通りFegefeuerを抜けて、ミューレン通りMühlenstraßeに出ます。

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ミューレン通りを横断して、そのまま直進して、ザンクト・アンネン通りSt.-Annen-Straßeに入ります。美しい建物が建ち並んでいます。右手の立派な建物はギリシャ料理店です。

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通りを進むと、右手に煉瓦造りの立派な建物、ムゼウムシュクヴァルティアー・ザンクト・アンネンMuseumsquartier St. Annenがあります。ここには聖アンネン博物館と聖アンネン・アートギャラリーの二つがあります。

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ここも外から見るだけで通過。もっとも開館時間はとっくに過ぎています。リューベックの歴史を知るにはよいところのようです。

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また、教会です。聖エギディエン教会Ägidienkircheです。実に教会の多い町ですが、この教会はその中では比較的こぶりですね。

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もっとも近くに寄ると、煉瓦造りの素晴らしい建物です。ここも前を通過するのみ。

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教会を過ぎても、さらにまっすぐ進みます。通りの名前はバライアーフォール通りBalauerfohrに変わります。

ここまでの散策ルートを地図で確認しましょう。

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夕暮れの散策はまだまだ続きます。それにしても、このリューベックは1942年に大空襲で大きく破壊されたそうですが、とてもそうとは思えない美しい町です。戦後のドイツ人の再建への努力のあとがうかがわれます。



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夕景のリューベック:ケーニッヒ通り沿いに、パッサージュ、カタリーネン教会、ヴィリー・ブラント・ハウス、ヤコビ教会

2018年8月19日日曜日@リューベック/9回目

夕暮れのリューベックLübeckを散策しています。トラヴェ川Traveの畔から聖ペトリ教会St. Petri Kirche、大聖堂Dom zu Lübeckと歩いてきて、ザンクト・アンネン通りSt.-Annen-Straßeで聖エギディエン教会Ägidienkircheの前を過ぎて、バライアーフォール通りBalauerfohrに入ったところです。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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バライアーフォール通りを二筋ほど進むと、ヒュシ通りHüxstraßeにぶつかります。ここで左に折れて、ヒュシ通りを進みます。すると、すぐに右手に寿司レストランがあります。とっても賑わっていますね。ドイツ人にとって今やお寿司はポピュラーな食べ物です。

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ヒュシ通りをウィンドウショッピングしながら歩いて、大通りのケーニッヒ通りKönigstraßeに出ます。そして、ヒュシ通りの一本隣に並行しているフライシュハウアー通りFleischhauerstraßeに入ることにします。このあたりは特に何があるというわけではありませんが、純粋にリューベックの町並みを味わいながらの散策になります。これがケーニッヒ通りからフライシュハウアー通りを見た風景です。夕暮れの静けさが漂っていて、あまり人影もありません。

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このあたりでどっと疲れが出てきて、この人の往来もないフライシュハウアー通りを歩くことに気持ちが引きます。で、フライシュハウアー通りを歩くことは止めて、そのまま、ケーニッヒ通りを進むことにします。明るいとは言え、もう夜の7時半です。少し進むと、左手にシュランゲンSchrangenという広場があります。広場の右手にはカルシュタットKarstadt Lübeckというデパートがあり、広場の中央にはお洒落なオープンカフェもありますが、もう閉店したようです。そして、広場の向こうには大きな教会の尖塔が見えています。これこそ、リューベックのシンボル的な存在であるマリエン教会Marienkircheですね。ブクステフーデがオルガニストをしていた教会です。かの大バッハもブクステフーデの奏でるオルガンに魅せられて通い詰めたという伝説が残っています。(先日、saraiはバッハ・コレギウム・ジャパンのコンサートで鈴木雅明氏のオルガン演奏でブクステフーデの《第一旋法によるマニフィカト》とバッハのプレリュードとフーガ BWV 545を聴き、大変、感銘を受けました。)

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すぐにもマリエン教会に駆け付けたいところですが、それは明日の楽しみにとっておきます。

ケーニッヒ通り沿いには、ケーニッヒパッサージュKönigpassage Lübeckというおおきなパッサージュの入り口があります。このパッサージュはこのケーニッヒ通りから、フライシュハウアー通りとドクター・ユリウス・レーバー通りDr.-Julius-Leber-Straßeまでつながる通り抜けにもなっています。通り抜けはこのリューベックの名物の一つです。通常はガングGangと呼ばれる小路が通り抜けになっています。

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パッサージュはもう閉まっているようなので、そのまま、ケーニッヒ通りを進みます。次のドクター・ユリウス・レーバー通りと交差する4つ辻には見事な煉瓦造りの建物があります。きっと由緒ある建物でしょうが、現在は単なる薬局、レーヴェン薬局Löwen Apotheke Lübeckです。

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少し進むと左手に映画館Filmhaus Lübeck。

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さらに進むと、右手にカタリーネン教会Katharinenkircheの堂々たるファサードが見えてきます。

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教会の前に立って、この古色蒼然とした煉瓦造りの建物を見上げます。

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入り口の上部には、20世紀の彫刻家エルンスト・バルラッハErnst Barlachのとてもシンプルな彫像が飾ってあります。古いファサードにとても調和していますね。

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このカタリーネン教会の先で交差するグロッケンギーサー通りGlockengießerstraßeをちょっと入ったところにギュンター・グラス・ハウスGünter Grass Houseがある筈ですが、通りからちょっと覗くだけで、行くのはなしにします。どうせもう閉まっていますからね。ギュンター・グラスは《ブリキの太鼓》で知られる現代作家です。

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ケーニッヒ通りの少し先には、ヴィリー・ブラント・ハウスWilly-Brandt-Haus Lübeckがあります。ヴィリー・ブラントは西ドイツの首相を務めた人物ですが、このリューベックの出身なんですね。東西の緊張緩和を進めたことで、1971年にノーベル平和賞を受賞していますが、彼の秘書のギュンター・ギヨームが東ドイツ国家保安省の潜入させていたスパイと発覚したことで、無念にも首相を辞任しました。この冷戦時代には色んなことがありましたね。

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ヴィリー・ブラント・ハウスの前には斬新なデザインの看板が立っています。顔が半分だけというのがなかなかです。

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これがヴィリー・ブラント・ハウスの全景です。

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ケーニッヒ通りをさらに進むと、またまた、堂々たる構えの教会が出現します。ヤコビ教会St. Jakobi Kirche zu Lübeckです。港町らしく、船員のために建てられた教会です。リューベックには、立派な教会の建物が多いのに驚きます。いかにハンザ同盟Hansaの中心地として、この地が栄えたかの証しなのでしょう。

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このヤコビ教会の真向いに配偶者のご推奨のレストラン、カルトッフェルケラーKartoffelkeller Lübeckがあります。何故、配偶者がご推奨なのかは後でね・・・。

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ケーニッヒ通りから小径を入ったところ、すぐにレストランが見えます。とても雰囲気がよさそうですね。

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配偶者はその気になって、一目散にレストランに向かいます。

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が、saraiはまだ見ておきたい建物があるんです。すぐ先にある聖霊養老院Heiligen-Geist-Hospitalです。配偶者を残して、写真を撮りに行きます。13世紀に建てられた福祉施設(救貧院兼病院)ですが、素晴らしく美しいファサードです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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さあ、配偶者が待っているレストランに戻って、お待ちかねのディナーをいただきましょう。



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夕景のリューベック:評判のカルトッフェルケラーで美味しいディナー

2018年8月19日日曜日@リューベック/10回目

夕暮れのリューベックLübeckを散策しています。トラヴェ川Traveの畔から聖ペトリ教会St. Petri Kirche、大聖堂Dom zu Lübeck、聖エギディエン教会Ägidienkirche、カタリーネン教会Katharinenkirche、ヴィリー・ブラント・ハウスWilly-Brandt-Haus Lübeck、ヤコビ教会St. Jakobi Kirche zu Lübeck、聖霊養老院Heiligen-Geist-Hospitalと散策してきました。

これから、配偶者のご推奨のレストラン、カルトッフェルケラーKartoffelkeller Lübeckでディナーをいただきます。カルトッフェルとはドイツ語でジャガイモのこと。名前の通り、ジャガイモ料理が評判のお店です。そして、配偶者はドイツのジャガイモが大の好物なんです。聖霊養老院の写真撮影から戻ったsaraiはお店の前で待つ配偶者と合流。もうお店の前のテラス席から雰囲気最高です。

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早速、店先を窺います。テラス席もよさそうですが、店内の様子も気になります。

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ちょっと、お店の中を覗いてみましょう。入り口を入ると、階段が地下に続いています。

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階下に降りてみると、そこはワイン蔵のような素晴らしい雰囲気の空間が広がっています。ここで食事をいただきましょう。

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仄暗い空間の中、奥まった席に落ち着きます。

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料理を注文して、美味しい料理を期待して、待ちます。周りの設えもなかなか可愛いです。

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これがドイツ風の雰囲気なのでしょうか。料理を待つ間も雰囲気が楽しめます。

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たまたま、お隣が日本女性二人。フランクフルト在住で、旅で来られたようです。何かお手伝いをと声をかけてくださいます。ヨーロッパ在住の日本人の皆さん、親切ですね。
上を見上げると、天井のアーチのボールトにも可愛いものがぶら下げてあります。見飽きない雰囲気です。

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まずはラインガウのリースリンクの白ワインが運ばれてきます。美しいリューベックの町に乾杯! よく冷えていて美味しいです。

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料理はスイス風のパンに盛った料理。もちろん、ジャガイモはたっぷり。お肉も野菜も満載で目玉焼きものっています。このお店の一押しの料理です。

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もうひとつもパン料理。これはメインがお魚ですが、それ以外はほぼ一緒ですね。とっても美味しく、いただきます。

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夕食を終えて、お店を出ると、まだ、夜9時前で空は明るく、ヤコビ教会の尖塔が空に向かって聳え立っています。

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ヤコビ教会の横のコーベルク広場Koberg Platzに出ると、さすがに広場の周りの建物は宵闇に包まれつつあります。

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コーベルク広場からブライテ通りBreite Straßeに出ると、船員組合の家「シッファーゲゼルシャフトSchiffergesellschaft」が薄暗い町の中の浮かび上がっています。

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このシッファーゲゼルシャフトの建物は1535年に建てられたもので、よほど老朽化しているのか、路地を挟んだ隣の建物から梁で支えられています。

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これがシッファーゲゼルシャフトの全景です。なかなか趣きのあるファサードです。現在はレストランとして使われています。

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シッファーゲゼルシャフトの前に近づくと、名前が記された看板が突き出しています。

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さて、シッファーゲゼルシャフトの横の路地、エンゲルスグルーベEngelsgrubeを下りていきます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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宵闇のリューベックの町を散策しながら、ホテルに向かいます。



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夕景のリューベック:宵闇に包まれた幻想的な空間、ガング

2018年8月19日日曜日@リューベック/11回目

評判のカルトトッフェルケラーKartoffelkeller Lübeckで美味しいディナーをいただいた後、宵闇のリューベックLübeckを散策しています。ヤコビ教会St. Jakobi Kirche zu Lübeckの横のコーベルク広場Koberg Platzから、船員組合の家「シッファーゲゼルシャフトSchiffergesellschaft」の前に出て、その横の路地、エンゲルスグルーベEngelsgrubeを下りていくところです。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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シッファーゲゼルシャフトを横手に見ながら、エンゲルスグルーベの路地に入ります。

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リューベックの町は通り抜け(ドゥルヒガングDurchgang、この町では略してガングGangと言うようです)が多いことで知られています。そこで、そのガングを体験してみましょう。

エンゲルスグルーベの路地で最初に目に付いたガングらしきものに入ってみます。
建物の中に穿かれたアーチのトンネルに入り、少し進んだところでガングの入り口を振り返ります。

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アーチのトンネルを抜けると、こんなに趣のある世界が待っています。路地に並ぶ建物は色とりどりに塗り分けられています。路地の先には美しいマリエン教会Marienkircheの2本の尖塔が見えます。マリエン教会はリューベックのランドマーク的な存在ですね。

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ところがこの路地の先の公園(シュピールプラッツSpielplatz)へ抜ける入り口の扉はしっかりと閉まっています。ということは、これはガングではなかったんですね。

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すぐすごとこの美しい路地、ジーファース・トール小路Sievers Thorwegから撤退します。でも、この美しい雰囲気の路地に入り込めてよかったとsaraiは強がりを言います。

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エンゲルスグルーベの路地を再び、先に進むと、すぐ近くに今度こそ、本物のガングがあります。ベッカーガングBäcker-Gangです。頭を下げて歩きたくなるような狭いアーチのトンネルです。

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真っ暗なトンネルの中を明るい出口に向かって進みます。

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トンネルを抜けた先も煉瓦塀に挟まれた狭い通路が続きます。

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その狭い通路の先には宵闇に包まれた幻想的な空間があります。ぽつんと置かれた白いベンチが何とも風情があります。

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ゆっくりとこの何とも言えない雰囲気を楽しみます。

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路地の後ろを振り返ると、今入ってきた煉瓦塀に挟まれた狭い通路が見えています。その先のアーチのトンネルの向こうにはエンゲルスグルーベの路地の明かりが見えています。いやはや、夢のような空間です。

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このベッカーガングの先にはまた次のガングが続いています。リュングレーエンスガングLüngreens Gangです。

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これまた美しい空間です。

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リュングレーエンスガングを抜けて、隣の路地、フィッシャーグルーベFischergrubeに出ることができました。まさに通り抜けですね。

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フィッシャーグルーベの路地を下っていきます。この路地も美しい建物が並んでいます。

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最初の4つ辻に出ると、左に伸びるクプファーシュミーデ通りKupferschmiedestraßeの先にマリエン教会の2本の尖塔が望めます。

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リューベックの宵闇の空に輝く半月がマリエン教会の尖塔とともに美しい光景を形作っています。

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路地の建物の前には必ずと言っていいほど、花が飾られています。北ドイツの短い夏をこうして楽しむのでしょうか。

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ファサードの綺麗な建物を眺めながら、フィッシャーグルーベの路地を下っていきます。

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トラヴェ川Traveの岸辺に突き当たります。川岸には多くのクルーザーが係留されています。ここはすぐにバルト海へ続く港町であることを思い出させます。

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トラヴェ川の暗い川面には岸辺の明かりがちらちら揺れています。

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トラヴェ川の対岸には大きな建物が見えます。有名なコンサートホール、ムジーク&コングレス・ハレMusik- und Kongresshalle Lübeckです。以前、DVDで巨匠ギュンター・ヴァント指揮、北ドイツ放送響によるライヴ映像のシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭(2001年)でのブルックナーの交響曲第9番の素晴らしい演奏を聴いた記憶が鮮明に蘇ります。このホールだったんですね。因みにギュンター・ヴァントはそのコンサートの翌年の2002年に亡くなります。

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トラヴェ川沿いにホテルに戻ります。町の門、ホルステン門Museum Holstentorが暗い闇に浮かび上がっています。

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ルンルンで町歩きを完了。
町歩きのルートを地図で確認しておきましょう。

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ずい分歩き回りましたね。

ホテルの部屋に戻ると、その窓からもホルステン門を見下ろせます。

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超大きなバスタブにたっぷりお湯を張って、疲れを取ります。

明日はまた、リューベックの美しい町を散策し、聖ペトリ教会St. Petri Kircheの塔からの旧市街の眺望、それにトラヴェ川・運河のクルーズを楽しむ予定です。それにブクステフーデとバッハゆかりのマリエン教会にも行かないとね。リューベックの町歩きが一段落したら、ハンブルクHamburgに移動して、軽く町歩きしましょう。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico

kicoさん、初めまして。saraiです。

心配ですね。私はそのまま、沈静化するのを待っています。シュターツオーパーのチケットも購入しました。何としても行こうとは思って

03/09 22:12 sarai

はじめまして。私も同じ時期にウィーン滞在の計画をしており、楽友協会でのベルリンフィルのチケットを購入しました。が、新型コロナの件で、そもそも旅行に出られるのかど

03/09 16:59 kico

お役に立てて、なによりです。我が家では今でもメインのCDプレーヤーとして活躍しています。ただ、最近はCDはいったんリッピングしてHDDに格納し、USBオーディオでオーディ

01/18 15:18 sarai

父からアンプとセットで譲り受けたもののトレイが動かず困っていましたが、
ブログを見て自分で購入・修理することができました。
利益目的でもなくまた素人でも分かる記事

01/18 13:50 hisa

のりしんさん

saraiです。コメントお寄せいただき、ありがとうございました。
同じ追っかけ仲間、今後ともよろしくお願いいたします。
彼女の声は素晴らしいですね。

12/01 12:07 sarai

私も中村さんの追っかけやっております。昨日の演奏も圧倒的でしたね。中村さんの歌を聴いていると、なぜか涙腺が緩んで来ます。

12/01 09:39 のりしん
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