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リューベック散策:トラヴェ川クルーズに出発

2018年8月20日月曜日@リューベック

旅の8日目、リューベックLübeckの2日目です。

今朝のリューベックの空は雲が広がっています。寒そうにジャンパーなどの外套を羽織っている人が多いです。北ドイツの夏の終わりはこんなものなのでしょうか。天気予報も、雨40%となっています。今日は覚悟して出かけましょう。その前に、朝ごはんです。朝食レストランに行くと、あまりの人の多さにびっくりです。このホテルは思った以上に部屋数もあり、人気のホテルのようですね。朝食は一般的な内容ですが、充実した品々です。茹で卵があります。カフェラテをお願いすると、ポットにたっぷりのコーヒーとホットミルクを持ってきてくれます。スイカは旬なのか、どこでも甘くて美味しいです。しっかり頂きます。

ホテルのチェックアウトをし、レセプションに荷物を預けて、昨夕に引き続き、リューベックの旧市街の散策に出かけます。ホテルを出ると、目の前はトラヴェ川Traveです。早速、トラヴェ川クルーズ船乗り場へ直行します。
まずはチケットを購入。

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クルーズ開始は10時からなのですが、今ちょうど10時です。第1便に間に合います。10人ほどのクルーズ客ですが、クルーズ船は定時にちゃんと出発です。チケット売り場の表示は既に次の10時半の第2便になっていますね。

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クルーズ客全員が後部のデッキに陣取り、なんだか家族的な雰囲気です。

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saraiの後ろには煉瓦造りの塩倉庫Salzspeicherが見えています。

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クルーズ船はクルーズ船乗り場から離れていきます。この後、グルリと川の中洲にあるリューベックの町の周りを一周するコースを航行する筈です。

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クルーズ船乗り場に停泊している僚船の横を通り過ぎていきます。因みにこのクルーズ船はクヴァント・リーニエ・リューベックQuandt-Linie-Lübeckという遊覧船会社が運行しています。このクルーズ船乗り場はホルステン門テラスHolstentor-Terrassenという乗り場です。説明はドイツ語のみ。残念ですが、ほとんど分かりません。まあ、風景を楽しむことに専念しましょう。

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すぐにホルステン門と旧市街を繋ぐホルステン橋Holstenbrückeの下をくぐります。ぎりぎりの幅ですね。

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無事にくぐり抜けました。

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くぐり抜けたホルステン橋の向こうに塩倉庫がかろうじて見えています。

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橋が次第に遠ざかっていきます。

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橋がずい分遠くになります。

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このあたりは昨夜、レストランからの帰りに歩いたところです。船の上からだと、随分、印象が変わります。

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ちょうど、マリエン教会Marienkircheの2本の尖塔がフィッシュ通りFischstraßeの先に見えます。後で訪れる予定です。

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左手に見える大きな建物は5つ星ホテルのラディソン ブルー セナター ホテル リューベックRadisson Blu Senator Hotel。

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マリエン教会は建物の陰に隠れ、尖塔の先だけが見えています。

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再び、樹木が邪魔していますが、マリエン教会がアルフ通りAlfstraßeの先に見えます。

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再び、マリエン教会の2本の尖塔は建物の向こうに見えます。

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またまた、マリエン教会がメング通りMengstraßeの先に見えます。右手には、聖ペトリ教会St. Petri Kircheの尖塔も見えています。

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教会の尖塔がいくつも見えています。左がマリエン教会、真ん中が聖ペトリ教会、右に遠く見えているのは大聖堂Dom zu Lübeckの2本の尖塔でしょうか。壮観ですね。

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左手はコンサートホール、ムジーク&コングレス・ハレMusik- und Kongresshalle Lübeckの前に差し掛かります。

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目の前に歩行者専用の橋、ムジーク&コングレス・ハレ橋Muk-brückeが迫ります。

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この橋をくぐると、その先の川岸にはずらっとクルーザーが係留されています。昨夜もこのあたりを歩きました

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このムジーク&コングレス・ハレ橋のたもとでクルーズ船がいったん停泊します。2番目の乗り場、ムジーク&コングレス・ハレ/ブスパルク広場MuK/Busparkplatzです。

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この乗り場で数名のクルーズ客が乗り込みます。

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ここまでのクルーズ船の航行ルートを地図で確認しておきましょう。

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リバークルーズはまだ、始まったばかりですが、昨夕散策した風景を船の上からあたかも復習するかのごとくです。



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リューベック散策:トラヴェ川クルーズの行く手はどこなの?

2018年8月20日月曜日@リューベック/2回目

トラヴェ川Traveのクルーズ船遊覧を楽しんでいるところです。2番目のクルーズ船乗り場で残りの乗客を乗せて、いよいよ、後はノンストップのクルーズ遊覧が始まります。
地図で場所を確認しておきましょう。今はムジーク&コングレス・ハレ/ブスパルク広場MuK/Busparkplatzで停泊したところです。

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このクルーズ船乗り場を出航しました。後ろに見えているのはコンサートホール、ムジーク&コングレス・ハレMusik- und Kongresshalle Lübeckです。

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川岸には美しい帆船が停泊しています。在りし日のハンザ同盟を思い浮かべます。

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その先の川岸にも帆船がずらりと係留されています。ハンザ同盟の商船隊ですね。

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傍らの川岸の遊歩道をベビーカーを押す家族が散策しています。長閑な光景です。これが現在のリューベックの町の日常ですね。

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やがて、ドレー橋Drehbrückeを過ぎます。橋のたもとには綺麗な煉瓦造りの建物があります。

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クルーズ船の行く手には川幅が広がったトラヴェ川が続きます。

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このあたりはハンザ同盟時代の商船港なんでしょうか。

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川岸に沿って、ファサードの綺麗な建物が並んでいます。

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グローセ・アルテフェーレ通りGroße Altefähreのあたりのようです。建物の上にちょこんと見えている尖塔はヤコビ教会St. Jakobi Kirche zu Lübeckのようです。

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もう旧市街のある中洲の外れ近くまでやってきたようです。

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今度は先ほどよりもはっきりとヤコビ教会の尖塔が見えます。右のほうにはマリエン教会Marienkircheの2本の尖塔が小さくなって見えます。

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なかなか立派な帆船が停泊していますね。

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中洲の北端にあるフープ橋Hubbrücke Lübeckが見えてきます。この橋をくぐると、中洲の東側を流れるトラヴェ運河Kanal Traveに入れる筈です。そちらを通って、リューベックの町をぐるり一周できますね。

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右のほうに広がる旧市街を眺めると、ヤコビ教会の建物が見通せます。その右にはマリエン教会の建物も見えます。

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ええーっ!! 何とクルーズ船はトラヴェ運河に向かわずにどんどん離れていきます。どうなってるの?

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クルーズ船は中洲にある旧市街を離れて、トラヴェ川を海のほうに向かって遡っていきます。

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この遊覧クルーズは旧市街一周だと思っていたのでびっくりです。みるみるうちに旧市街が遠ざかっていきます。

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大きな港湾施設の横を凄い勢いで通り過ぎていきます。

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ここまでの航行ルートを地図で確認しておきましょう。

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もしかしたら、トラヴェ川の河口まで行って、バルト海を見せてくれるんでしょうか。



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リューベック散策:トラヴェ川クルーズは旧市街に戻り、トラヴェ運河へ

2018年8月20日月曜日@リューベック/3回目

トラヴェ川Traveのクルーズ船遊覧を楽しんでいるところです。クルーズ船は中洲にある旧市街を離れて、トラヴェ川を海のほうに向かって遡っていきます。一体、この後、クルーズ船はどこを遊覧するのか、期待と不安がないまぜになります。
トラヴェ川を快調に走るクルーズ船からは旧市街はずい分遠くに離れて眺められます。

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前方に大きな橋が見えてきます。トラヴェ川もこのあたりでは川幅が広くなっています。この橋はエリック・ヴァルブルク橋Eric-Warburg-Brückeです。

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おっと、この橋が見えるのが合図なのか、ここでクルーズ船は転回を始めます。

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クルーズ船はどんどん向きを変えていきます。

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完全に針路をリューベックLübeckの旧市街に定めます。さあ、戻りましょう。

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ここでリューベックに戻ることになって、ちょっと残念な気もします。バルト海も見たかったですね。でも、ここから河口までは少なくとも10Kmはありそうです。

針路を旧市街に定めたクルーズ船はぐんぐん、走っていきます。ヤコビ教会St. Jakobi Kirche zu Lübeck、マリエン教会Marienkirche、聖ペトリ教会St. Petri Kircheの尖塔群がはっきりと視界に入ってきます。

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トラヴェ川の港湾施設の中を抜けて、旧市街に向かっていきます。

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ますます、旧市街が近づいてきます。

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旧市街のある中洲まで戻ってきました。

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さて、元来たトラヴェ川の前です。先ほどの航路に戻るのでしょうか。

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目の前には旧市街の絶景が広がります。ヤコビ教会とマリエン教会が並び立つ眺めは素晴らしい。各地での取引を終えて戻ってきたハンザ同盟の商人たちはこの風景を見て、自分たちの町に戻ってきた実感で胸がいっぱいになったことでしょう。

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おおっ、中洲の北端にあるフープ橋Hubbrücke Lübeckに向かっていきます。この橋をくぐって、中洲の東側を流れるトラヴェ運河Kanal Traveに入るようです。

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クルーズ船の舷側からは中洲の西側を流れるトラヴェ川が見えます。先ほど航行してきたルートです。

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フープ橋をくぐります。

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フープ橋をくぐるとすぐに次の橋、ブルク門橋Burgtorbrückeがあります。橋の前に立つ大きな塔はブルク門Burgtorです。

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後ろを振り向くと、今くぐってきたフープ橋があります。

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すっかり、トラヴェ運河に入りました。

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続いて、ブルク門橋もくぐりました。

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ブルク門が後ろに離れていきます。ブルク門はその名の通り、北側から旧市街に入る城門です。リューベックの旧市街は周りを水で囲まれた鉄壁の城塞都市でもあったのですね。

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ここまでの航行ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここからは旧市街を東側のトラヴェ運河から眺めましょう。



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リューベック散策:トラヴェ川クルーズはトラヴェ運河を行く

2018年8月20日月曜日@リューベック/4回目

トラヴェ川Traveのクルーズ船遊覧を楽しんでいるところです。クルーズ船は中洲にある旧市街に戻り、フープ橋Hubbrücke Lübeckから、中洲の東側を流れるトラヴェ運河Kanal Traveに入りました。

運河沿いのカナル通りKanalstraßeに立ち並ぶファサードの綺麗な建物群が見えてきます。

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この建物群の右手には通り過ぎたブルク門Burgtorもまだ見えています。

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さらに後ろを振り返ると、ブルク門橋Burgtorbrückeとフープ橋Hubbrücke Lübeckも見えています。

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カナル通り沿いには色とりどりの建物が建ち並んでいます。

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その建物群と立体駐車場の間から、ヤコビ教会St. Jakobi Kirche zu Lübeckの尖塔が顔を覗かせます。

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その立体駐車場の前の桟橋には白い鳥がずらりと並んでいます。我々のお出迎えと言いたいところですが、みな、そっぽを向いていますね。

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立体駐車場の前を通り過ぎると、ヤコビ教会の姿がすっきりと見通せるようになります。

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ヤコビ教会の姿を見ながら、クルーズ船は走っていきます。

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後ろを見ると、ブルク門が建物の陰に隠れようとしています。ブルク門橋もずい分遠くに離れました。

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ヤコビ教会の姿が樹木の陰に隠れると、今度はかなり遠くにマリエン教会Marienkircheの2本の尖塔、そして、その横に聖ペトリ教会St. Petri Kircheの尖塔も見えてきます。

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後ろを振り返ると、運河が湾曲していて、もはや、ブルク門橋も見えなくなりそうです。それに運河はこのあたりになると、随分、川幅が広くなってきました。

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木々の間から、時折、ヤコビ教会の尖塔が顔を覗かせます。

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クルークハーフェン橋Klughafenbrückeをくぐり抜けました。

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このクルークハーフェン橋は特異な姿をしています。川岸の両端にある大きなクレーンのようなもので橋を持ち上げています。多分、このクレーンが可動式になっていて、橋の高さを変えられるようになっているのでしょう。大きな船が通過するときには橋が高く持ち上げられるような構造です。橋のたもとに停泊している船はイタリア料理のレストランです。

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そのクルークハーフェン橋もたちまち離れていきます。クルーズ船は快調に走っていきます。

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またまた、レストラン船です。運河沿いでの食事には最高の立地ですね。

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中洲の対岸には、緑が多く、新しいモダンな建物が建っています。旧市街とは好対照です。

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ヒュクスター橋Hüxtertorbrückeをくぐり抜けました。

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ここからは川幅も狭くなり、運河の両側の岸辺は樹木に覆われて、緑あふれる雰囲気です。行く手にはまた橋が見えてきます。

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ここまでの航行ルートを地図で確認しておきましょう。

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ちょうどホルステン門の中洲の反対側のあたりまでやってきました。トラヴェ運河も中洲の半分ほど来たことになります。中洲の周りを半周したんですね。
まだまだ、トラヴェ川クルーズは続きます。



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リューベック散策:クルーズ船からの大聖堂の眺め

2018年8月20日月曜日@リューベック/5回目

トラヴェ川Traveのクルーズ船遊覧を楽しんでいるところです。クルーズ船は中洲の東側を流れるトラヴェ運河Kanal Traveの半ばを過ぎたところです。先ほどのトラヴェ川とは逆サイドから中洲の旧市街を眺めながら、クルーズ船は進みます。

運河沿いの緑の中を進んでいます。

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次の橋、レーダー橋Rehderbrückeもくぐり抜けて、既に遠く後ろに離れました。

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また、ミューレントーア橋Mühlentorbrückeをくぐり抜けました。運河の両岸は緑の樹木に覆われています。

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後ろを振り返ると、そのミューレントーア橋がどんどん遠ざかります。

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運河は緩やかなカーブを描いています。

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ここでクルーズ船はぐんぐん回頭していきます。

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右手の水路に進入していきます。

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この狭い水路は実はトラヴェ川Traveなんです。行く手には大聖堂Dom zu Lübeckの尖塔も見えてきます。

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樹木の陰から大聖堂の尖塔が1本だけ見えています。

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目の前に橋が見えてきます。これは橋と言うよりもヴァル通りWallstraßeの一部なんです。

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橋をくぐり抜けて、かなり狭くなった運河のような川をぎりぎりに進んでいきます。川岸のすぐ近くに大聖堂が見えています。

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大聖堂の対岸には川遊び用なのか、ボートが並んでいます。長閑な雰囲気の場所です。

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ようやく大聖堂の尖塔が2本とも見えます。これまでは角度的に2本が重なっていました。

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大聖堂を間近に見るあたりで、急に日が差してきて、川の水面も輝いています。気持ちのよいクルーズになります。

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大聖堂の正面近くまでクルーズ船は進んできます。

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遂に大聖堂の真正面に出ます。この眺めは昨日の地上の散策でも見なかったものです。最高の大聖堂の眺めです。

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明るい陽光に輝く大聖堂を眺めながら、クルーズは終盤に差し掛かります。

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ここまでの航行ルートを地図で確認しておきましょう。

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あと少しだけ、クルーズを楽しみます。



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リューベック散策:聖ペトリ教会の前でクルーズ旅は完了

2018年8月20日月曜日@リューベック/6回目

トラヴェ川Traveのクルーズ船遊覧を楽しんでいるところです。ホルステン門Holstentor近くから出発したクルーズ船はトラヴェ川をしばらく走った後、中洲の東側を流れるトラヴェ運河Kanal Traveを走り、再び、トラヴェ川に戻って、中洲の旧市街の周りをぐるりと一周して、大聖堂Dom zu Lübeckの前を通り過ぎました。

大聖堂の姿が少しずつ離れていきます。

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川岸沿いの通り、アン・デア・オーバートラヴェ通りAn der Obertraveの前には美しい建物が並んでいます。

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トラヴェ川はここから右に大きく湾曲していきます。

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その湾曲したトラヴェ川の行く手にダンクヴァルツ橋Dankwartsbrückeが見えてきます。

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そのダンクヴァルツ橋にどんどん近づいていきます。とても橋と水面の間が狭いように見えますが大丈夫なのでしょうか。

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どうやら、このダンクヴァルツ橋は歩行者専用の橋のようです。橋に差し掛かると、急に視界が開け、マリエン教会Marienkirche、聖ペトリ教会St. Petri Kircheの尖塔が見えてきます。

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何とかぎりぎりでダンクヴァルツ橋をくぐり抜けました。

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朝方はどんよりと曇っていた空も今では少し青空も見えています。もう、最初の乗船場所のあたりまで戻ってきました。聖ペトリ教会の尖塔、マリエン教会の2本の尖塔が見えて、美しい風景が広がっています。

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手前が聖ペトリ教会、その向こうの2本の尖塔がマリエン教会です。そのいずれにもこれから訪れる予定です。

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トラヴェ川沿いには旧市街の綺麗な建物が建ち並び、美しい町並みを形作っています。

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オーバートラヴェン橋Obertravenbrückeに差し掛かります。この橋も歩行者専用の橋です。この橋を過ぎるともう、クルーズ船乗り場です。

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オーバートラヴェン橋の下をくぐります。聖ペトリ教会の姿が一段と大きく見えてきます。

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橋をくぐり抜けて、聖ペトリ教会の前に出ます。トラヴェ川からの美しい眺めです。

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クルーズ船は航海を終えて、クルーズ船乗り場に着岸していきます。

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クルーズ船乗り場のチケット売り場の小屋が近づきます。その向こうには聖ペトリ教会の姿が見えています。

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クルーズ船のスタッフが岸に飛び移り、船をロープで引っ張ります。

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そして、船をロープで固定。

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さて、立ち上がって、下船しましょう。

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配偶者がクルーズ船から岸に上陸します。

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上陸してチケット売り場を見ると、次のクルーズは11時半という表示になっています。我々のクルーズはきっかり1時間でした。3隻のクルーズ船が1時間のクルーズと30分の休憩というサイクルで30分おきにリバークルーズを実施しているようです。ご苦労様です。

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なかなか見ごたえのある楽しいリバークルージングでした。その途中、乗り合わせた女性が、我々二人の写真を撮ってくれました。二人は幸福そうな絵顔で写真に収まっていました。ダンケ。

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このクルーズ旅の航行ルートを地図で確認しておきましょう。

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船を降りた後は、目の前に見えている聖ペトリ教会に向かいます。尖塔の上に上がって、リューベックの美しい町の景色を上から眺めます。



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リューベック散策:聖ペトリ教会の塔の上からの絶景

2018年8月20日月曜日@リューベック/7回目

トラヴェ川Traveのクルーズ船遊覧を終えて、今度は地上でのリューベックLübeck散策に移ります。遊覧船乗り場の目の前に見えている聖ペトリ教会St. Petri Kircheに向かいます。

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狭い路地のパゲニエン通りPagönnienstraßeを抜けていくと、聖ペトリ教会の尖塔の姿がだんだん大きくなります。

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すぐに煉瓦塀に突き当たります。煉瓦塀に沿って、コルク小路Kolkが続いています。

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そのコルク小路を進みます。右手には人形劇博物館TheaterFigurenMuseumと人形劇劇場があります。これは昨日も見ました。

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路地をぐるっと周り込むと、聖ペトリ教会の真ん前に出ます。

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教会の尖塔が空を突く差すように聳え立っています。これから、あの尖塔に上って、リューベックの町の風景を眺めてみましょう。

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入り口から教会の内部にはいりましょう。

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内部は白が基調となったゴシック風の空間が広がっています、

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聖ペトリ教会の塔の上まではエレベーターで昇れるので楽ちんです。大人一人4ユーロですが、楽できるから仕方ありません。

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行列に並んで、ショップでチケットを買い求めます。

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エレベーターで早速、塔の上に上がります。そして、塔の上からのリューベックの絶景に歓声を上げます。リューベックの旧市街すべてが視界に収められます。赤い三角屋根の家々の連なりはとても美しいです。先ほど、クルーズしたトラヴェ川の川面も美しく輝いています。

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視線を左に移すと、大聖堂Dom zu Lübeckも見えています。

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じっくりと腰を据えて、リューベックの町の景観を楽しむことにしましょう。


(今日はちょっとショートバージョンで失礼します。ウィンブルドンテニスの男子シングルス決勝に釘付けになっていました。フェデラーもジョコヴィッチも素晴らしいプレーを展開しましたね。東京オリンピックのテニス決勝戦のチケットが落選して残念です。)



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リューベック散策:聖ペトリ教会の塔の上から、旧市街の眺めを満喫

2018年8月20日月曜日@リューベック/8回目

トラヴェ川Traveのクルーズ船遊覧を終えて、地上でリューベックLübeck散策しています。現在、聖ペトリ教会St. Petri Kircheの塔の上からの眺めを楽しんでいるところです。360度、リューベックの旧市街すべてが見渡せます。西のほうには町のシンボルとも言えるホルステン門Museum Holstentorが見えています。オレンジ色の三角屋根の町並みとマッチして、まるでおとぎの国のようです。

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そのホルステン門の右手には、トラヴェ川沿いに5つ星ホテルのラディソン ブルー セナター ホテル リューベックRadisson Blu Senator Hotel、大きなコンサートホールの建物であるムジーク&コングレス・ハレMusik- und Kongresshalle Lübeckが並んで見えています。

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トラヴェ川沿いには旧市街の町並みがずっと続いています。

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さらに右に視線を転じると、北のほうには、これまた、町のシンボルのマリエン教会Marienkircheの2本の尖塔が見えます。その右手奥には、カタリーネン教会Katharinenkircheも見えています。

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マリエン教会の右手前には、旧市庁舎Historische Rathaustreppe Lübeckとその手前のマルクト広場Markt Lübeckが見えます。このあたりが旧市街の中心で、リューベックがハンザ同盟Hanzaの盟主だったころの重厚な雰囲気が感じられます。

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再び、北の方角のトラヴェ川とマリエン教会に挟まれた町並みを眺めます。立派な町並みが続いています。ハンザ同盟の商人たちの豪壮な館が夢の跡のように建ち並んでいます。

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その旧市街の向こうには緑が広がっています。その先は見えませんが、ハンザ同盟の商人たちが活躍したバルト海(読者の方からのご指摘で訂正)はすぐ近くにあります。

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聖ペトリ教会の真下を見下ろします。ホルステン門からマルクト広場へ続くホルステン通りHolstenstraßeには人が豆粒のように見えています。

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東のほうを眺めると、聖エギディエン教会Ägidienkircheの尖塔が見えます。本当にこの町には大きな教会が林立しています。

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再び、マリエン教会の美しい姿に視線が吸い寄せられます。手前の旧市庁舎と合わせて、やはり、旧市街の華とも言える存在です。

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旧市街の眺めもぐるっと一周して、南に見える大聖堂Dom zu Lübeckに戻ります。

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南の大聖堂と東の聖エギディエン教会を眺めます。昨日、散策したコースの教会を今日は上から眺めています。復習しているようなものです。

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先ほどまでクルーズしていたトラヴェ川を見下ろします。最後にくぐり抜けた歩行者専用のオーバートラヴェン橋Obertravenbrückeが見えています。川面には周りの風景が映り込んでいます。

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オーバートラヴェン橋の周りの水辺の風景はとても美しいですね。

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再び、大聖堂の姿を眺めます。大聖堂の周りは緑に覆われています。大聖堂の手前に見える教会の塔は聖心教会Propsteikirche Herz Jesuです。

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今度は西のほう。ホルステン門の先のリューベック中央駅Lübeck Hbfの近くを眺めます。ここにも大きな教会が見えています。聖ローレンツ教会Kirchengemeinde St. Lorenzです。

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ホルステン門も子細に眺めます。大勢の観光客で賑わっています。後で行ってみましょう。

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ホルステン門とそれに隣接する塩倉庫Salzspeicherです。

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聖ペトリ教会の塔の上からの眺めは絶景でした。グルリと地球の丸ささえも感じられました。リューベックの町の向こうはどこまでも続く大平原です。じっくりと眺めさせてもらいました。

地図で旧市街の様子を確認しておきましょう。

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さあ、また、地上に降りてきました。聖ペトリ教会の塔を見上げます。

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トラヴェ川・運河からの眺め、聖ペトリ教会の塔の上からの眺めを楽しんだ後は、実際に地上を歩いて、美しい旧市街を散策しましょう。



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リューベック散策:マルクト広場と雰囲気のある旧市庁舎

2018年8月20日月曜日@リューベック/9回目

リューベックLübeckの旧市街を散策しています。聖ペトリ教会St. Petri Kircheの塔の上からの眺めを楽しんだ後、次は旧市街の中心にあるマルクト広場Markt Lübeckに向かいます。マルクト広場の前の通り、コールマルクトKohlmarktに出ると、大きな花屋が配偶者の目を惹きます。

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おーっ、エリカの花がありますね。北ドイツはエリカの季節です。明日はいよいよリューネブルガー・ハイデLüneburger Heideにエリカの大群落を見に出かけます。ここでエリカの花を見かけるのは幸先よいですね。

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どうです。ここにもちょっとしたエリカの群落があります。

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エリカの花をじっくりと眺めたところでマルクト広場に入ります。

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マルクト広場に入ると、そこには旧市庁舎Historische Rathaustreppe Lübeckの建物とその先にマリエン教会Marienkircheの2本の尖塔が見えます。

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広場には名産品のお店も出ています。

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特有の色彩の市庁舎の建物に感嘆します。

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何ともかっての繁栄の時代の雰囲気が充満しています。

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ここには多くの観光客が詰めかけています。

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アーチの柱の連なる建物は美しさにあふれています。

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再び、旧市庁舎の建物を見上げます。その磁力のような魅力に惹き付けられます。

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配偶者は広場に出ている露店市場のほうが気になるようです。

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美味しそうなリンゴが並んでいます。

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saraiはまだ、こだわって、旧市庁舎の建物を離れたところから眺めます。実に美しいですね。

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古い雰囲気の旧市庁舎とその前の広場の露店は面白い組み合わせです。

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なまめかしい美女の絵が描かれた車に積まれた現代的なコーヒーマシンのお店が印象的です。

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このあたりの露店はさほど賑わっていませんね。

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旧市庁舎の建物の下を抜けて、マルクト広場から外の通りに出ます。商店街の立ち並ぶブライテ通りBreite Straßeです。目の前には、名物菓子のマルチパン(マジパン)の有名店、ニーダーエッガーNiedereggerがあります。後で寄ってみましょう。

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ニーダーエッガーのお店の通りを挟んだ反対側は今、マルクト広場から眺めていた旧市庁舎の裏側が見えます。こちら側も素晴らしい出窓風の建物になっています。

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ブライテ通りをちょっと進んで、見かけた大きな本屋さん、Pressezentrum Lübeckに入ってみます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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お店に入ると、まずは漫画コーナーに目がいきます。もちろん、並んでいるのは日本の漫画です。この漫画コーナーは日本が占拠しています。日本の漫画はすごい文化ですね。と、saraiが大ピンチ。お腹が緩くなってきます。いつものことですが、困ったもんだと配偶者が呆れていますが、saraiはそれどころじゃありません。こちらには日本のようにやたらとトイレはありません。トイレのあるカフェにでも駆け込むしかありません。うー、焦る!!



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リューベック散策:美味しいマジパン、そして、マリエン教会の巨大なパイプオルガン

2018年8月20日月曜日@リューベック/10回目

リューベックLübeckの旧市街を散策しています。本屋さんの中でsaraiのお腹が緩くなり、大ピンチ。予定を早めて、名物のマジパンのカフェに駆け込みます。ニーダーエッガーNiedereggerの旧市庁舎の建物の1階のアーケードにあるカフェArcades Cafeです。

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とるものもとりあえず、カフェのスタッフのお姉さんにトイレの場所を訊き、ようやく、用を足します。これで落ち着きます。さあ、マジパン入りのトルテをいただきます。アーモンドの粉を練りあげたマジパンはこのリューベックの名物です。紅茶で頂きましょう。マジパンのほんのりとした香ばしさを引き立たせる優しい甘さのケーキで大満足です。

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とても美味しいので、マジパンをお土産にしましょう。と、いきなり雨が降り出し、大騒ぎです。私たちはカフェの店内にいるので、なんの問題もありません。ゆったりとお茶を楽しんでいるうちに、雨は上がります。人騒がせな通り雨ですね。日差しも出てきたので、街歩き再開です。まずは、すぐ目の前のマジパンのショップ、ニーダーエッガーNiedereggerに行きます。

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観光客でいっぱいです。人をかき分けて、店内に入ります。

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美味しそうなマジパンが並んでいます。お土産にマジパン各種を購入。

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可愛い動物の形をしたマジパンは孫たちのお土産に購入します。

さあ、お店を出て、散策を再開します。

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お店の前には賑やかな通り、ヒュシ通りHüxstraßeがあります。ちょっと気を引かれますが、次はマリエン教会に行くので、この通りはパス。

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ブライテ通りBreite Straßeを進みます。すると、素晴らしいアーチの通廊があります。

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この通廊を歩いていきます。何とも言えない、昔を思わせる雰囲気です。

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通廊の先には、町一番の教会、マリエン教会Marienkircheが見えてきます。

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これは教会の後ろからの眺めですが、ゴシック様式の美しい教会ですね。

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これが今まで歩いていたアーチの柱の連なる通廊です。

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マリエン教会の側面に入り口が見えます。早速、中に入りましょう。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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教会の内部に入ると、まずはお目当てのパイプオルガンが目に入ります。

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この教会のパイプオルガンを弾くブクステフーデに感銘を受けて、毎日、バッハが通い詰めたという昔話にsaraiはとても興味を惹かれていたんです。とりあえず、パイプオルガンを目にしたので、安心して、次は主祭壇のほうを眺めます。ゴシック様式の素晴らしい空間です。外からの光が燦燦と差し込んでいます。

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しかし、主祭壇自体はさっぱりしたものです。やはり、第二次世界大戦の戦禍で破壊されて後に再建されたせいでしょうか。あるいはドイツのプロテスタント的な質素さなんでしょうか。

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もう一度、パイプオルガンを主祭壇の前からしっかりと眺めます。

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8512本のパイプを持つ、世界最大級のパイプオルガンです。そして、何よりもこのオルガンを弾いていたのは、偉大なオルガニスト・作曲家のブクステフーデです。

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さあ、しばらく、この教会の重厚な内部空間を見て回ります。



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リューベック散策:マリエン教会の美しい内部空間

2018年8月20日月曜日@リューベック/11回目

リューベックLübeckの旧市街を散策しています。
現在、リューベックの町一番の教会、マリエン教会Marienkircheの内部空間を眺めています。天井を見上げると、身廊のヴォールトの連なりが美しいです。

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その天井の先にはパイプオルガンが見えます。

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側廊の窓が見えますが、この教会の窓にはステンドグラスがありませんね。教会の修復で最も難しいのはステンドグラスなんでしょう。戦災を受けたヨーロッパの教会はいずれもステンドグラスの修復では苦戦しています。修復と言うよりも新しく作成することしかできないようです。

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ゴシック様式の巨大な内部空間を支える頑強な柱です。

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その柱にこの教会の守護聖人である聖母マリアと幼子イエスの聖母子像があります。清楚な美しさです。

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身廊と側廊の間に林立する柱はそのスケールも装飾も素晴らしいです。

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身廊の一番後ろに立って、内部空間全体を見渡します。荘厳なゴシック空間です。よくこんなに立派に修復しましたね。

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側廊の床面は煉瓦が敷き詰められています。これが北ドイツ風なのでしょうか。

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キリストの十字架像のある礼拝堂です。

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北側の側廊から身廊を眺めています。美しい3廊式の空間です。

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北側の側廊の主祭壇に近いところに天文時計があります。教会の内部には珍しいですね。ちなみにこの天文時計も戦禍に合い、破壊されたそうですが、ほぼ、一から修復したそうです。ドイツ人の熱意に脱帽。

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内陣との仕切りの柵は美しい装飾が施されています。

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その仕切りの柵の下にはレリーフが彫られています。左は最後の晩餐、右は香油の女でしょうか。聖書の物語ですね。

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これが主祭壇です。小さいけれども凝った彫刻です。近づけないので内容は分かりません。きっと聖母マリアに関するものなのでしょう。

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また、キリストの磔刑像があります。これも戦禍で痛んでいますが、ここまで修復したようです。腕の先が欠けているのはむしろメッセージ性を感じます。

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最後に柵越しにブクステフーデゆかりのパイプオルガンを眺めます。生の音が聴けなかったのが残念です。

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きっと教会のショップにこの教会のパイプオルガンのCDがあるだろうと期待していたら、やはり膨大に置いてあります。ブクステフーデのオルガン全集は7枚シリーズです。決して安くはないので、記念にその中の1枚をゲット。これで満足です。

マリエン教会を出て、リューベックの散策を続けます。



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リューベック散策:美しい通りや路地を抜けて、トラヴェ川へ

2018年8月20日月曜日@リューベック/12回目

リューベックLübeckの旧市街を散策しています。
現在、リューベックの町一番の教会、マリエン教会Marienkircheの美しい内部空間を眺め終えて、教会を出ると、旧市議会場Stadtverwaltung Hansestadt Lübeckの重厚な建物が目の前です。これはマルクト広場Markt Lübeckの反対側から眺めたものです。

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おや、教会の前に可愛い悪魔の像がありますね。なにやら、教会建設時に逸話の残る有名な悪魔だそうです。建設の邪魔をしたそうですが、教会の近くに酒場を作ると約束すると、無事、和解したそうです。じゃあ、悪魔というより、ただの酒飲み親父みたい。ともあれ、有名な悪魔とめでたくツーショット。

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旧市議会場を眺めながら、ブライテ通りBreite Straße沿いの美しいアーチの通廊に移動。

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アーチの通廊を歩いて、メンク通りMengstraßeのほうに移動します。すると、緑の樹木の先に白亜の館が見えてきます。

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トーマス・マンゆかりのブッデンブロークハウスBuddenbrookhausです。トーマス・マンの祖父母の家でマンも頻繁に訪れたそうです。現在はトーマス・マン兄弟の記念館になっています。小説《ブッデンブローク家の人々》の舞台にもなっています。

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ブッデンブロークハウスは外から拝見するだけにします。

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このメンク通りにはファサードの美しい建物が並んでいます。それらの多くはかってのハンザ商人の館だったそうです。

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また、先ほどのアーチの通廊の前に戻ります。アーチの通廊の端のファサードは時計塔のような美しい佇まいです。

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ここから、また、ブライテ通りを北に進みます。通りの先にはヤコビ教会St. Jakobi Kirche zu Lübeckの尖塔が見えています。

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ブライテ通りを進むと、だんだん、ヤコビ教会の姿が大きくなります。

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途中で右に曲がり、カタリーネン教会Katharinenkircheに向かいます。
と、花屋さんがあり、配偶者の観察が始まります。

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この花屋さんにもエリカの花が並んでいます。

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カタリーネン教会の前に到着。

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残念ながら、ここは今日は休館でした。今日は月曜ですからね。ティントレットの絵を見られずに残念。

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昨日は見つからなかったギュンター・グラス・ハウスGünter Grass Houseを探してみましょう。グロッケンギーサー通りGlockengießerstraßeに入ります。

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今日は首尾よく、発見します。グロッケンギーサー通り21番地です。

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ショーウィンドウを覗き込みます。フォトカードがたくさんぶら下がっています。

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が、これも外から拝見しただけ。このリューベックはトーマス・マンとギュンター・グラスという二人のノーベル文学賞受賞者を輩出しています。
グロッケンギーサー通りには美しいファサードの家々が建ち並んでいます。見物している人たちもいます。

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グロッケンギーサー通りを少しうろつきますが、そろそろ、戻りましょう。美しい通りでした。

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また、ブライテ通りに戻り、そこを突っ切って、ベッカーグルーベ通りBeckergrubeに入ります。大きな劇場があります。テアター・リューベックです。

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フュンフハウゼン通りFünfhausenを横切るとき、通りの先を見ると、マリエン教会Marienkircheの塔が見えます。

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次の路地を左に入ります。ブロックスクアー通りBlocksquerstraßeです。アーチ風の支え柱が路地の上に架かっていて、なかなかの風情です。

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路地を抜けると、ブッデンブロークハウスのあったメンク通りに出ます。また、マリエン教会の尖塔が見えます。

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これが今、抜けてきた路地、ブロックスクアー通りです。

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メンク通りはトラヴェ川Traveの岸辺に続いています。さっと見渡しますが、さほどの魅力がないので、さらに真っ直ぐに向かいの路地を抜けていきます。

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路地を抜けると、アルフ通りAlfstraßeに突き当たります。今度はほぼ正面にマリエン教会が見えます。

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このあたりは再開発中らしく、工事現場になっています。美しい町が再建されるのでしょう。

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アルフ通りを歩いて、トラヴェ川に出ます。

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トラヴェ川沿いのアン・デア・ウンタートラヴェ通りAn der Untertraveには、重厚な建物が並んでいます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この後は最後にホルステン門を見ておきましょう。リューベック散策も終わりが近づきます。



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リューベック散策:重厚で美しいホルステン門

2018年8月20日月曜日@リューベック/13回目

リューベックLübeckの旧市街を散策しています。
リューベックの町界隈を歩き回った末に、たどり着いたのは、やはり、トラヴェ川Traveの岸辺。対岸には、有名なコンサートホール、ムジーク&コングレス・ハレMusik- und Kongresshalle Lübeckが見えています。前にも書きましたが、巨匠ギュンター・ヴァント指揮、北ドイツ放送響によるライヴ映像のシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭(2001年)でのブルックナーの交響曲第9番の素晴らしい演奏が思い出されます。ちなみにシュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭の会場は大聖堂Dom zu Lübeckも使われています。ヴァントの大聖堂でのライヴ映像も残されています。

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少し遅れて付いて来た配偶者が車の往来の多いアン・デア・ウンタートラヴェ通りAn der Untertraveを渡ろうとしています。配偶者の後ろには通り沿いに北ドイツらしい色彩の建物が並んでいます。いずれの建物もファサードが大きくて立派です。

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ここからトラヴェ川沿いにホルステン門Museum Holstentorに向かいます。まだ、間近で見物していませんでしたからね。すぐに旧市街のある中洲とホルステン門を繋ぐホルステン通りHolstenstraßeに着き、トラヴェ川に架かる短い橋、ホルステン橋Holstenbrückeを渡ります。橋の上から、トラヴェ川を眺めます。すぐ左手には、5つ星ホテルのラディソン ブルー セナター ホテル リューベックRadisson Blu Senator Hotelが見えています。

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ホルステン門の前に出ます。ホルステン門は明るい光の中で堂々としています。

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ホルステン門に近づいていきます。実にどっしりしています。saraiがドイツ音楽で感じる重心の低い重厚さを建築物で表現したかのようです。

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間近でホルステン門を見上げます。雄大です。

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ホルステン門のアーチの上には、金文字で《1477 S.P.Q.L. 1871》と書かれています。ホルステン門は1469年から1477年にかけて建造されました。最初の《1477》はホルステン門の完成した年を表します。次の《S.P.Q.L.》はラテン語で《Senatus Populusque Lubecensis》の略で、《参事会およびリューベック市民》という意味です。元々は古代ローマ帝国が用いていたラテン語の《S.P.Q.R.》:《Senatus Populusque Romanus》(元老院とローマの市民)をもじって、リューベックの誇りと栄光を表したものです。最後の《1871》はドイツ帝国Deutsches Kaiserreichの成立した年です。プロイセン王国によるドイツの統一が成った年とも言えます。プロイセン国王ヴィルヘルム1世をドイツ皇帝に戴きました。なお、ドイツ帝国はプロイセン、バイエルン、ヴュルテンベルク、ザクセンの4王国を中心とした連邦国家であり、リューベックは自由都市として、連邦の一翼を担っていました。因みにリューベックのほかの自由都市はハンブルクとブレーメンの2つでした。これから訪問予定の北ドイツの町です。

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ホルステン門をくぐると、広大な緑の広場が続いています。ここからがリューベックの城門外になります。

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ホルステン門を振り返ると、アーチの上にラテン語で《CONCORDIA DOMI FORIS PAX》と書かれています。《(門の)内(リューベック)は結束、(門の)外には平和を》という意味です。いかにもハンザ同盟盟主のリューベックらしい言葉ですね。いずれにせよ、古代ローマ帝国、神聖ローマ帝国の栄光を継承する気概が見えます。

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城門外から、ホルステン門の威容を眺めます。

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ホルステン門の右手には、塩倉庫Salzspeicherが並び、絶景を成しています。

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さて、このあたりでホルステン門鑑賞を切り上げましょう。リューベック散策もここで完了。じっとホルステン門を見つめます。

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頑強で分厚い城門を抜けていきます。

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ホルステン門の城門を抜けると、尖塔が青空の中に聳えている聖ペトリ教会St. Petri Kircheが見えてきます。

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右横を見ると、塩倉庫が存在感を発揮しています。リューベックの美しさが心に沁みてきます。

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塩倉庫を横目に旧市街に再び、足を踏み入れようとします。

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トラヴェ川を再び渡り、中洲の旧市街に入ります。

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トラヴェ川を渡ると、荷物を預けているホテル、リングホテル イェンゼンRinghotel Jensenです。

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これにて、リューベックの2日に渡る散策は完全終了。素晴らしい町歩きでした。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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町歩きも終了したので、午後2時過ぎとまだちょっと早いですがハンブルクに移動しましょう。



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リューベックを発って、ハンブルクへ

2018年8月20日月曜日@リューベック/14回目

リューベックLübeckの旧市街を散策しました。美しい町を歩けて、大満足です。これからリューベック中央駅からハンブルク中央駅まで鉄道移動です。
ホテルで荷物を受け取り、駅に向かいます。再び、トラヴェ川Traveを渡り、中洲の旧市街にお別れします。トラヴェ川は明るい陽光に輝いています。

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ホルステン門Museum Holstentorの横を通り過ぎます。振り返ると、ホルステン門、塩倉庫Salzspeicher、さらには、旧市街のマリエン教会Marienkircheや聖ペトリ教会St. Petri Kircheの尖塔も見えています。

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振り返りながら、ゆっくりと歩いていきます。後ろ髪を引かれる思いです。塩倉庫の後ろには聖ペトリ教会の塔が突き出ています。

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最後にホルステン門とマリエン教会の姿を眺め、美しいリューベックの町の思い出を脳裏に刻み付けます。

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やがて、トラヴェ川から分岐して並行して流れる運河、シュタットグラーベンStadtgrabenを渡ります。これでホルステン門のある中洲ともお別れします。

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運河に架かる橋を渡り終えて、後ろを振り返ると、ホルステン門と聖ペトリ教会がまだ、大きく見えています。で、これがリューベックの町との最後のお別れになりました。

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橋の前のロータリーのあるリンデン広場Lindenplatzの先には綺麗な並木道が駅前まで続いています。その途中に銅像があります。なんとビスマルク像Bismarckdenkmalです。写真を撮ろうとすると台座に座っていたおじさんがどいてくれて、パチリ。

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そのおじさんが、反対側にも銅像があるよと教えてくれるので、その騎馬像をパチリ。でも、これは誰だか分かりません。(後で調べると、初代のドイツ皇帝になったプロイセン国王ヴィルヘルム1世の騎馬像Kaiser Wilhelm I. Denkmalでした。)

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並木道の先にリューベック中央駅が見えてきます。

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ごみごみした駅前に近づきます。

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リューベック中央駅の堂々たる建物です。考えてみれば、昨日の夕方、この駅に降り立ってから、まだ、20時間ほどしか経っていません。夢のような20時間を過ごしました。

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駅の正面に立ちます。

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素晴らしい駅ですね。信号の変わるのを待って、道路を横断して、駅舎に向かいます。

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駅舎に入ると、次のハンブルク行きの2時43分電車は5分ほどで発車です。saraiはスーツケースを引っ張って、急いで移動します。

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あと5分を切りました。ダッシュ。

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エーと、このホームじゃありませんね。もっと奥のホーム(右の方)に電車が既に停車中です。

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無事、2階建て車両の電車に乗り込めました。2階席に落ち着いたのは発車1分前。セーフ。飲み物を買う余裕もありませんでした。

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チケットはネットで購入済。予定した電車の2時間半前の電車です。このチケットは通常チケットですから、別の電車に乗るのはOKです。張り込んでファーストクラスのチケットです。

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電車はすぐに発車します。

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さあ、北ドイツの次の町、ハンブルクに向かいましょう。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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