最後はアコーディオン奏者にチップをはずみ、《ウィーン、わが夢の街》Wien、du Stadt meiner Träumeを演奏してもらいます。とても洒落っ気のあるロマンティックな演奏を披露してくれました。ウィーンに来たら、この歌を聴かないとね。ついでに日本人向けに《上を向いて歩こう》。途中で歌詞を口づさんでいます。あれっ・・・トヨタ、ミツビシ・・・。楽しいホイリゲ訪問でした。
Borda Berri 牛ほほ肉の赤ワイン煮込み、タコのグリル、羊チーズのリゾット、スイートクラブのラビオリ、サルモレッホ(サーモンとトマトのスープ) Bar Sport フォアグラ、いかのバルサミコ酢ソース、いかのから揚げ Goiz Argi 日本語メニューあり エビの串焼き、いかのガーリック焼き、酢漬けの青唐辛子とアンチョビの串刺し、青唐辛子の素揚げ Txepetxa カラフル野菜のマリネのせのイワシ、ヒルダ(アンチョビと青唐辛子とオリーブの串)
次はもう一番のお目当てだったBorda Berriの開店を待って、牛ほほ肉の赤ワイン煮込みを食べないと、この地を去れません。開店準備中のお店先で待つことしばし。やがて、店先のライトが点灯し、シャッターが開けられます。saraiと配偶者が一番客で入店。saraiがセルベッサ・コン・リモンCerveza con Limonというビールをレモンソーダで割ったもの、配偶者はモストを注文。ピンチョスは牛ほほ肉の赤ワイン煮込みとタコのグリルを注文。残念ながら、タコのグリルはないそうです。もうsaraiもお腹が満杯なので、ピンチョスは1品にしておきましょう。ほろほろの牛肉が満腹の状態でも舌を楽しませてくれます。
ボルドーの2日目。朝、とるものもとりあえず、ホテルに荷物を預けて、チェックアウトし、身軽になって、ワイナリー巡りツアーの集合場所、カンコンス広場に向かいます。歩いて10分ほどで到着。強い雨が降っています。この旅で傘をさすのは初めてです。せっかく、美しいワイン畑巡りなのに残念です。広大なカンコンス広場で集合場所を見極めて歩いていくと、今日のガイド兼ドライバーの日本人女性が駆け寄ってきます。華奢で控えめ、それでいてしっかりした女性。ボルドーに暮らして20年だそうです。今日1日、お世話になります。ツアーの同行者は日本人女性2人組、2歳の男児を連れた若いご夫婦。強い雨に打たれながら、8人の乗ったワンボックスカーは最初のワイナリー見学のサンテミリオンに向かってひた走ります。意外にも高速を走行します。ガロンヌ川、ドルドーニュ川を渡って、右岸にはいり、ポムローム地区をかすって、サンテミリオン地区に入ります。サンテミリオンの村を一周して、目的のワイナリー、シャトー・トゥール・バラドズChateau Tour Baladozに到着。ほぼ1時間の行程です。早速、ワイン醸造の過程を見てまわります。大きな発酵タンク、ずらっと並ぶ熟成用樽の説明を受けて、いよいよ、テイスティング。セカンドワイン、ファーストワイン、そして、同じオーナーの別のシャトーのファーストワインの順に味わいます。いずれも赤ワインです。やはり、初心者のsaraiでもファーストワインの美味しさは分かります。結果、ファーストワイン、シャトー・トゥール・バラドズ2016年のハーフボトルをお買い上げ。同行者たちもサンテミリオンの赤ワインを購入しています。これで1つめのシャトー見学は終了。サンテミリオン村の中心、丘の上で2時間の自由行動。美しい村の中を散策しますが、雨は降る一方です。それでもサンテミリオンの丘の上からの美しい眺めを楽しみます。
12時ちょうどにお勧めのレストラン、ランヴェール・デュ・デコーL'Envers du Decorに入店。しかし、一番乗りにもかかわらず、予約なしでは2人のテーブルは用意できないという厳しい言葉。ちょうどツアーの同行者が来たので、4人席なら用意できるとのこと。ラッキー! 幼児一人は幼児用の椅子を用意してもらって、5人でテーブルを囲みます。分からないメニュを見ながら、チキンとビーフを2人前ずつ注文。驚くことに2人前ずつ皿に持って、料理が運ばれてきます。しかし、それでテーブルがいっぱいになったので、それが正解なのでしょう。4人でシェアしながらランチをいただきます。幼児には子供向けメニューがあり、それを注文します。ビーフはステーキです。これがとても美味しい!