旅の14日目、バイロイトBayreuthの4日目です。
2日間のバイロイト音楽祭Bayreuther Festspieleでの素晴らしいワーグナー体験で今回のヨーロッパ遠征も山を越えました。あとはゆっくりとヨーロッパの文化を味わいます。今日はバイロイトを発って、ハイデルベルクHeidelbrgに向かいます。バイロイトから鉄道で、ニュルンベルクNürnbergとシュトゥットガルトStuttgartで列車を乗り継いで、4時間ほどでハイデルベルクHeidelbergに到着予定です。
9時に起きると、真っ青な青空です。とっても寒いですが、だんだん温かくなるでしょう。ちゃっちゃっと用意をして出発です。チェックアウトしてタクシーをお願いします。10分ちょっと待ってと言われ、ホテル前のベンチで待ちます。

3日間、お世話になった高級ホテルの上には青空が広がっています。

ホテルの前の通りの向かいにはバイロイトの市街墓地Stadtfriedhofの緑が見えています。すぐそこに見えている塔のある建物のお隣がフランツ・リストのお墓ですが、このときは知りませんでした。ちゃっと見てくるんでした。今更ながら残念です。

ホテルから散歩に出かけてくる人もいますが、皆さん寒そうです。そろそろ催促したくなる頃に、ようやくタクシーが来て、駅まで運んでもらいます。バスを利用しなかったのは、今日は日曜ダイヤでバスが極端に少なく、適当な時間のバスがなかったからです。駅に着いた時は、まだ余裕の時間なので焦ることはありません。朝食を調達しましょう。パン屋さんに行きますが、そろそろサンドイッチにも飽きてきました。そうそうこの駅にはマクドナルドが隣接してたことを、思い出しました。昨日はショッピングモールでバイロイトにはマックは似合わないと思ったばかりですが、今日はバイロイトを離れるので、バイロイトを出た電車の中で食べるには、たまには、ハンバーガーも良いでしょう。隣にあるマックの店舗に移動。

さて、何にするか、大きく表示されているメニューを吟味します。

似ていて非なるもので、ここのハンバーガーは、バーガーではなくマフィンです。バイロイトはそうなのね。ホットサンドもあります。なかなか美味しそうです。それらをスタッフのお姉さんに確認しながら注文します。

マックの朝食をゲットして、ホームに出ます。結構、混雑しています。

まだ、電車の時間まで10分ほど、あります。駅の構内を見渡します。反対方向のバンベルク行きは空いていますね。

配偶者がふと遠くを見て、祝祭劇場Bayreuther Festspielhausが丘の上に見えていることに気付きます。

慌てて、saraiも眺めます。確かに祝祭劇場です。

祝祭劇場の姿にじっと目をこらします。素晴らしい音楽を楽しませてもらいました。さようなら。

電車が入ってきます。2両編成で、ファーストクラスはその一部で10席ほどで予約席なし。ほとんど満席になります。座れないとどうするのかしらね。今日は日曜日のせいか、グループも多く、セカンドクラスも混み合っています。
これがネットで購入済のバイロイトから、ニュルンベルク、シュトゥットガルト経由でハイデルベルクまでのファーストクラスの格安チケット(Sparpreise)です。二人で83ユーロ、日本円で1万円ほどです。

電車がバイロイトの駅を離れると、早速、マックの朝食です。

車窓には田舎の田園風景が広がります。

森やトンネルを抜けていきます。

晴れ渡る夏空の下、電車は順調に走っていきます。

ニュルンベルクNürnbergに定刻に到着です。

ニュルンベルクからはシュトゥットガルトStuttgart行きのIC(インターシティ)に乗り換えます。指定席なので、慌てずに乗り換えです。指定席の12号車の前に到着。

このICの先頭の機関車です。

ニュルンベルクからシュトゥットガルトまでは2時間ちょっとの鉄道の旅です。
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