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バイロイトを発って、ハイデルベルクへ出発

2018年8月26日日曜日@バイロイト~ハイデルベルク

旅の14日目、バイロイトBayreuthの4日目です。

2日間のバイロイト音楽祭Bayreuther Festspieleでの素晴らしいワーグナー体験で今回のヨーロッパ遠征も山を越えました。あとはゆっくりとヨーロッパの文化を味わいます。今日はバイロイトを発って、ハイデルベルクHeidelbrgに向かいます。バイロイトから鉄道で、ニュルンベルクNürnbergとシュトゥットガルトStuttgartで列車を乗り継いで、4時間ほどでハイデルベルクHeidelbergに到着予定です。

9時に起きると、真っ青な青空です。とっても寒いですが、だんだん温かくなるでしょう。ちゃっちゃっと用意をして出発です。チェックアウトしてタクシーをお願いします。10分ちょっと待ってと言われ、ホテル前のベンチで待ちます。

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3日間、お世話になった高級ホテルの上には青空が広がっています。

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ホテルの前の通りの向かいにはバイロイトの市街墓地Stadtfriedhofの緑が見えています。すぐそこに見えている塔のある建物のお隣がフランツ・リストのお墓ですが、このときは知りませんでした。ちゃっと見てくるんでした。今更ながら残念です。

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ホテルから散歩に出かけてくる人もいますが、皆さん寒そうです。そろそろ催促したくなる頃に、ようやくタクシーが来て、駅まで運んでもらいます。バスを利用しなかったのは、今日は日曜ダイヤでバスが極端に少なく、適当な時間のバスがなかったからです。駅に着いた時は、まだ余裕の時間なので焦ることはありません。朝食を調達しましょう。パン屋さんに行きますが、そろそろサンドイッチにも飽きてきました。そうそうこの駅にはマクドナルドが隣接してたことを、思い出しました。昨日はショッピングモールでバイロイトにはマックは似合わないと思ったばかりですが、今日はバイロイトを離れるので、バイロイトを出た電車の中で食べるには、たまには、ハンバーガーも良いでしょう。隣にあるマックの店舗に移動。

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さて、何にするか、大きく表示されているメニューを吟味します。

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似ていて非なるもので、ここのハンバーガーは、バーガーではなくマフィンです。バイロイトはそうなのね。ホットサンドもあります。なかなか美味しそうです。それらをスタッフのお姉さんに確認しながら注文します。

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マックの朝食をゲットして、ホームに出ます。結構、混雑しています。

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まだ、電車の時間まで10分ほど、あります。駅の構内を見渡します。反対方向のバンベルク行きは空いていますね。

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配偶者がふと遠くを見て、祝祭劇場Bayreuther Festspielhausが丘の上に見えていることに気付きます。

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慌てて、saraiも眺めます。確かに祝祭劇場です。

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祝祭劇場の姿にじっと目をこらします。素晴らしい音楽を楽しませてもらいました。さようなら。

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電車が入ってきます。2両編成で、ファーストクラスはその一部で10席ほどで予約席なし。ほとんど満席になります。座れないとどうするのかしらね。今日は日曜日のせいか、グループも多く、セカンドクラスも混み合っています。
これがネットで購入済のバイロイトから、ニュルンベルク、シュトゥットガルト経由でハイデルベルクまでのファーストクラスの格安チケット(Sparpreise)です。二人で83ユーロ、日本円で1万円ほどです。

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電車がバイロイトの駅を離れると、早速、マックの朝食です。

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車窓には田舎の田園風景が広がります。

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森やトンネルを抜けていきます。

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晴れ渡る夏空の下、電車は順調に走っていきます。

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ニュルンベルクNürnbergに定刻に到着です。

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ニュルンベルクからはシュトゥットガルトStuttgart行きのIC(インターシティ)に乗り換えます。指定席なので、慌てずに乗り換えです。指定席の12号車の前に到着。

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このICの先頭の機関車です。

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ニュルンベルクからシュトゥットガルトまでは2時間ちょっとの鉄道の旅です。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

ニュルンベルク~シュトゥットガルト

2018年8月26日日曜日@バイロイト~ハイデルベルク/2回目

バイロイト音楽祭Bayreuther Festspieleの地、バイロイトBayreuthを発ち、鉄道旅で次の目的地、ハイデルベルクHeidelbrgに向かっています。ニュルンベルクNürnbergで列車を乗り換えて、IC(インターシティ)で次の乗り換え駅、シュトゥットガルトStuttgartに向かいます。
鉄道での移動ルートを地図で確認しておきましょう。なお、ハンブルクからバイロイトまでの移動についても記載しています。ドイツ中を大移動です。

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このインターシティも混み合っています。コンパートメントですが、珍しくおじいさんが二人、若い女性が一人、我々二人の計5人です。ゆったりした席ですが、スーツケースは邪魔なので、小さい方は網棚へ、大きいのは通路に置きます。ニュルンベルクを出て、10分ほど走ったところです。ドイツの大平原の真っ只中です。

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インターシティは最初の停車駅、アンスバッハAnsbachに到着。

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ここで乗り換えれば、ロマンティック街道の町、ローテンブルクRothenburg ob der Tauberもすぐです。

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アンスバッハを出て、また、美しい平原の中を走ります。

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どこまでも平原は続きます。

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次の停車駅、クライルスハイムCrailsheimに到着。小さな駅です。

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3つの停車駅を過ぎて、次はシュトゥットガルト。あと20分ほどです。緑の野原の中に美しい村々が点在します。

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シュトゥットガルトに到着です。

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旅の初めで、シュトゥットガルトへの電車に乗り間違えたあの若者はどうしたかな。このシュトゥットガルトは、なぜか降りたことのない街です。立ち寄りたいところですが、時間がありません。シュトゥットガルト中央駅Stuttgart Hbfはとても大きなターミナル形式の駅です。乗り換え時間はたっぷりありますから、ゆっくりとハイデルベルク行きのEC(ユーロシティ)の出るホームに移動します。

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目的の8番ホームにすぐに到着。まだ、乗り継ぐ時間まで10分ほどあります。

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乗る予定のユーロシティが電光掲示板に表示されています。

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ホームの先にシュトゥットガルトの町が見えています。駅裏のような風景です。

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待ち時間に、ホームの自動販売機で、キットカットを買ってみます。

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遅れることもなく、定時にハイデルベルク中央駅Heidelberg Hbf行きのユーロシティが入ってきます。

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停車するのを待って、早速、乗り込みましょう。

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やはり混んでいますが、指定席を予約してありますから安心です。コンパートメントです。席に行くと、ここも混んでいます。学生らしき人が二人、テーブルを占拠して勉強中です。奥の窓側が我々の予約席なので、移動してもらいます。学生さんが乗っているのはさすが、大学の街ハイデルベルクに行く電車だからでしょうか。

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キットカットでちょっと一服。

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saraiも学生さんに負けずに、パソコンを出します。そういえば、二人ともせっせとペンを走らせていて、パソコンではありません。試験勉強かな?

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ハイデルベルクへは40分ほどです。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

美しい風景を通り抜けて、ハイデルベルクに到着

2018年8月26日日曜日@バイロイト~ハイデルベルク/3回目

バイロイト音楽祭Bayreuther Festspieleの地、バイロイトBayreuthを発ち、鉄道旅で次の目的地、ハイデルベルクHeidelbrgに向かっています。シュトゥットガルトStuttgartでEC(ユーロシティ)に乗り換えて、最終目的地のハイデルベルクにまっしぐらです。ハイデルベルクへはたったの40分です。
まず、鉄道での移動ルートを地図で確認しておきましょう。

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シュトゥットガルト中央駅Stuttgart Hbfを出ると、すぐに大きな車両基地に出ます。

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数多くの車両が出番待ちのようです。

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やがて、絵に描いたような美しい風景の中を走っていきます。

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ドイツの中でも最も美しい平原です。

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どこまでもどこまでも美しい大平原が続いています。これがドイツの豊かさの根源であることを感じます。

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美しい風景をうっとりと眺めているうちにハイデルベルク中央駅Heidelbrg Hauptbahnhofに到着です。

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あれ、学生らしき人は降りません。これがシュトゥットガルトから乗ってきたユーロシティです。

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ユーロシティはさらにフランクフルトFrankfurtに向かっていきます。

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駅前に出ると、膨大な数の自転車が駐輪しています。ドイツはオランダに劣らずに自転車大国のようです。

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ハイデルベルクは大きな街です。旧市街まで駅前からバスに乗って行きます。saraiの下調べがばっちりで、迷うことなくバスに乗り、旧市街の中心へ。今日から2泊するホテルは、旧市街の美しい橋、カール・テオドール橋Carl-Theodor-Brücke(通称、アルテ・ブリュッケ(古橋)Alte Brücke Heidelberg)の袂で、すぐに到着。ホテルはホテル・フィア・ヤーレスツァイテンHotel Vier Jahreszeiten Heidelberg。小さなホテルですが、立地はばっちりです。レセプションには、おじさんが待ち構えています。予約書等の何の提示もいらず、あっけなくチェックインは完了しましたが、部屋は3階とのこと。エレベーターは?・・・なし! いえいえ、それは無理です。お部屋を1階(つまり、日本で言う2階)に変更してもらいます。それでも、荷物をどうしたものかと悩んでいると、屈強の若者が現れ、saraiと配偶者の2つのスーツケースをヒョイと持ち上げて運んでくれます。驚くべき体力です。彼には遠慮されましたが、もちろん、チップをはずみます。部屋は、それほど広くはありませんが、十分な内容です。ベッドは清潔で大きいです。

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立派なデスクもあります。PCの作業に便利です。

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残念ながら、浴室にはバスタブはなく、シャワーだけですね。

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ホテルはネッカー川Neckarに面し、リバービューの部屋の景観はバッチリです。カール・テオドール橋(アルテ・ブリュッケ)が目の前に見えています。

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まだ、午後3時半です。早速、市内観光に出かけます。ハイデルベルクと言えば、ドイツ最古の大学であるハイデルベルク大学やプファルツ選帝侯の居城であったハイデルベルク城などで知られています。もちろん、それらも今回の訪問の目的ですが、saraiにとっては世紀の大巨匠フルトヴェングラーが眠る町としてのハイデルベルク訪問が大きな目的です。お墓参りは明日の朝にして、今日は1954年11月30日にバーデン・バーデンで亡くなったフルトヴェングラーの葬儀が12月4日に行われた聖霊教会Heiliggeistkircheに真っ先に向かいます。
ホテルを出ると、路地、ハスペルガッセHaspelgasseの先に聖霊教会の尖塔が見えています。

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すぐに聖霊教会の尖塔の前に着き、尖塔を見上げます。大きな教会ですね。

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フルトヴェングラーの葬儀の跡を偲びましょう。



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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

 

ハイデルベルク散策:フルトヴェングラーの葬儀が行われた聖霊教会

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/4回目

バイロイトBayreuthから、ハイデルベルクHeidelbrgに着き、早速、街歩きを開始。まず、巨匠フルトヴェングラーの葬儀が行われた聖霊教会Heiliggeistkircheを訪問します。尖塔が青空に聳え立っています。

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マルクト広場Marktplatzに周り込んで、高さ 82 メートルの塔の前に立ちます。

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塔の真下に入り口があります。

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教会内部に入ると、ゴシック様式の天井の高い空間が広がっています。

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主祭壇のほうに歩み寄ります。外観はゴシック様式の素晴らしい建物ですが、内部はゴシック様式を基本としつつも、元のカトリックから現在はプロテスタントの教会になったためか、あっさりした装飾になっています。

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saraiは主祭壇近くの席に座って、フルトヴェングラーの葬儀に思いを馳せます。

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PCにヘッドフォンをつなぎ、フルトヴェングラーの葬儀の際にオイゲン・ヨッフム指揮のベルリン・フィルが演奏したモーツァルトの「フリーメイソンの葬送の音楽」を聴きます。演奏は葬儀で指揮したオイゲン・ヨッフムが指揮するウィーン・フィルです。ウィーン・フィルはベルリン・フィルと並んでフルトヴェングラーと深く関わったオーケストラです。深い味わいの音楽を聴きながら、フルトヴェングラーの霊に祈りを捧げます。
内陣には、ルプレヒト3世と彼の妻エリザベス・フォン・ホーエンツォレルン=ニュルンベルクのお墓が眺められます。

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席から後ろを振り返ると、教会中央のクロッシングあたりが見えます。

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高い天井を仰ぎ見ます。

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静かに曲を聴いて、フルトヴェングラーを偲ぶ思いが終了します。
教会を出て、一旦、PCをホテルに置きに戻ります。ホテルはすぐ近くですからね。

saraiがホテルの部屋に行っている間に、配偶者が先ほど荷物を運び上げてくれた若者に、郵便ポストはどこにあるかと訊くと、すぐ近くの川沿いにあることを教えてくれたそうです。saraiが戻ってきて、まずは郵便ポストに行き、孫たちへの絵葉書を投函します。横には公衆電話ボックスもあります。

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今日はここまでで十分なのですが、一応、ハイデルベルクの名所も周っておきましょう。ネッカー川沿いにぶらぶら歩きます。

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川沿いの並木の緑が夏の暑さを凌ぎます。

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カール・テオドール橋Carl-Theodor-Brücke(通称、アルテ・ブリュッケ(古橋)Alte Brücke Heidelberg)近くまで戻ってきました。

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賑やかな路地、シュタインガッセSteingasseの前に出ます。路地奥には、先ほどの聖霊教会が見えています。

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そのシュタインガッセの反対側にネッカー川に架かるカール・テオドール橋(アルテ・ブリュッケ)があります。この橋の上も観光客で一杯です。

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橋の袂から、美しいネッカー川の風景を眺めます。

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これは反対側のネッカー川の西の方向です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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橋の上からの眺めを楽しむことにしましょう。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

ハイデルベルク散策:アルテ・ブリュッケ~マルクト広場

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/5回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
カール・テオドール橋Carl-Theodor-Brücke(通称、アルテ・ブリュッケ(古橋)Alte Brücke Heidelberg)の上にやってきたところです。橋の上には、バイエルン選帝侯で橋の建造者であるカール・テオドールの像が立っています。この石橋が建造されたのは、1786年から1788年にかけてのことでした。その前は屋根のある木造の橋だったそうです。

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橋の上から、ネッカー川の美しい眺めを楽しめます。

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橋の中ほどから旧市街のほうを振り返ると、山の中腹にハイデルベルク城Schloss Heidelbergの姿が大きく見えます。

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こちらは新市街の方です。山の中腹に哲学者の道Philosophenwegがある筈ですが、ここからはよく分かりません。あとで時間があれば、行ってみましょう。

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再び、ハイデルベルク城を眺めます。美しい城ですね。これから行ってみます。

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橋の旧市街側の袂には白い壁をもつ2つのブリュッケン・トーアBrückentor(橋塔)が建っています。残念ながら現在工事中です。その先に聖霊教会Heiliggeistkircheの塔が見えます。

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ネッカー川は陽光に美しく輝いています。向こうからクルーズ船がやってきます。

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さて、アルテ・ブリュッケからの絶景を見終えて、旧市街のほうに戻ります。橋の袂にはホテル、オランダー ホフHotel Holländer Hofと並んで、右手にsaraiが宿泊しているホテル・フィア・ヤーレスツァイテンHotel Vier Jahreszeiten Heidelbergが右手に見えています。ネッカー川沿いの広い自動車道路はネッカーシュターデンNeckarstadenです。

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橋を降りて、旧市街に入ります。町で一番の賑わいを見せる路地、シュタインガッセSteingasseの前に出ます。

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路地奥には、聖霊教会が見えています。

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路地を抜けて、聖霊教会の前に出ます。

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これは聖霊教会の北側で、裏手のほうになりますが、立派な壁面ですね。

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教会の前の広場、フィッシュマルクトFischmarktではレストランやカフェのテラス席が賑わっています。

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マルクト広場Marktplatzのほうに進みます。

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マルクト広場にはハイデルベルク市庁舎Stadt Heidelbergが重厚な姿を見せています。

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マルクト広場を挟んで、市庁舎に向かい合っているのは聖霊教会の東側面です。

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聖霊教会の横を通り過ぎて、旧市街を貫く目抜き通り、ハウプト通りHauptstraßeに入ります。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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これから、ハイデルベルク大学の学生牢、ハイデルベルク城に向かいます。



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ハイデルベルク散策:イエズス会教会~学生牢

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/6回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
マルクト広場Marktplatzにある聖霊教会Heiliggeistkircheの横を過ぎて、旧市街を貫く目抜き通り、ハウプト通りHauptstraßeを歩いています。
と、左手の路地の奥に綺麗な教会が見えます。ちょっと寄ってみましょう。

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路地のホイガッセHeugasseを進んで、教会に向かいます。

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教会のファサードの前に立ちます。このバロック様式の教会はイエズス会教会Jesuitenkircheです。ハイデルベルクでは過去、イエズス会が大きな影響力を持ち、イエズス会大学も経営し、ハイデルベルク大学とも強い関係を持っていたそうです。聖霊教会が今やプロテスタントの教会になっていることに対して、この教会は今でもローマカトリックの主要な教会です。

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教会の内部に入ると、ゴシック様式の真っ白な空間が広がっています。

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教会の中央に進んで、後ろを振り返ると、大きなパイプオルガンが見えます。素晴らしい響きが想像できます。

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美しい主祭壇です。主祭壇画は五旬節(ペンテコステ)の日の奇跡が描かれています。

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もう一度、メインのパイプオルガンを眺めます。このとても新しいオルガンは2009年にスイスのメンネドルフのオルガン制作会社のクーン社によって作られました。

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教会を出て、すぐ近くにあるハイデルベルク大学Universität Heidelbergの学生牢Universität Heidelbergへ向かいます。学生牢とは変なものが観光名所になるのですね。ところで、saraiは帽子をなくしました。どうも、バイロイトのレストラン、オスカーへ置いてきたみたいです。あの帽子はドイツの最高峰、ツークシュピッツェ山Zugspitzeで買ったものでした。なくしてとても残念です。別の帽子をどこかで購入したいと思っています。すると、学生牢のチケット売り場(大学ショップ)に帽子があります。ハイデルベルク大学の名前の入った帽子です。即、ゲットです。

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学生牢Studentenkarzerのチケットも購入しますが、ハイデルベルク大学旧館Alte Universitätとの共通券になっています。

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何故か、チケット売り場のスタッフの女性に日本人かと訊かれます。そうだと答えると、日本語のパンフレットを手渡されて、びっくりです。パンフレットに書かれている日本語もしっかりしています。その理由は後で判明することになります。

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この学生牢の建物の案内板に、なぜか「京都大学」の文字があります。

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さらに京都大学を紹介するポスターも置いてあります。気になりますね。

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後で詳しく調べることにしました。2日後に、改めて調べたところ、疑問が解消しました。学生牢に京都大学の名前がある理由ですが、2014年に京都大学は欧州拠点をハイデルベルク大学に設けたそうです。その場所が学生牢のある建物なのだそうです。京都大学から定期的にスタッフが派遣されているそうです。その縁で京都大学のスタッフの協力で学生牢の日本語のパンフレットが作成されたようです。日本とドイツの意外なつながりに気持ちが温かくなりました。ちなみにハイデルベルク大学の日本オフィスも京都大学にあるそうです。

さて、学生牢の中に入ってみましょう。汚い階段が学生牢の入り口です。

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おやまあ、落書きがいっぱいです。

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絵入りのなかなか凝った落書きです。

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日本語パンフレットによると、19世紀までは学生に対する裁判権は大学が持っていて、軽犯罪や公的な秩序違反を犯した学生はこの学生牢に拘禁されたそうです。拘禁期間は2日から4週間。しかし、その拘禁期間中も大学の授業には出席できたという緩い罰則だったようです。ですから、この学生牢の生活も結構快適だったようで、講義をサボるためや、この落書きで自分の名前を後世に残すために積極的に学生牢に入ったというのが実情でした。道理でこんなに凝った落書きが書かれたわけです。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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もうしばらく、学生牢を見て回ります。



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ハイデルベルク散策:学生牢は学生たちの夢の跡?

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/7回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
ハイデルベルク大学Universität Heidelbergの学生牢Studentenkarzerを見物しているところです。学生牢で見るべきものは壁に描かれた落書きです。

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階段の壁に沿って、びっしりと落書きがしてあります。

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階段の上に着きますが、まあ、汚らしいこと、この上なしって感じです。

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学生牢の鉄格子をくぐります。学生牢の中は落書きの量がさらに増えます。

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学生牢の中は窓からの明かりはありますが、仄暗い空間になっています。

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壁の落書きは横顔の肖像のようなものが多く、当時の学生の自己アピールのような感じです。

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学生牢の中の小部屋には壁、天井に至るまで、落書きだらけです。

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小部屋の一つ一つを覗き込みますが、どれも同じような落書きが続きます。

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まあ、よくも皆、こんなに落書きをしたもんです。学生牢の管理側もそれを野放しにしたんですから、まあ、おおらかなものです。

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この部屋の入り口には、パレ・ロイヤル、すなわち、王宮と書いてあります。学生も気取ったものです。学生牢なのか、学生寮なのか、判然としませんね。

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集団肖像画のような落書きもあります。いっぱしのアーティスト気分なのでしょう。

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落書きの絵と共に自分の名前も書き添えられています。自分の名前を書き残したかったのでしょうが、実際、100年以上も経った今日まで、自分の名前が残ることを想像できたのでしょうか。

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ちゃんと読めば、それなりに面白く、それ故に観光名所なのでしょうが、残念ながら落書きにしか見えません。もっとも壁に乱雑に描かれた文字や絵はデザイン的とも思えます。

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これはトイレでしょうか。

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ここは窓も大きく、明るくて快適そうな空間です。部屋のレベルにも濃淡があり、罪の程度で部屋を割り当てられたのかなと想像します。

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十分に見物したところで、そろそろ、階段を降りましょう。階段室にびっしりと描かれた落書きは壮観です。どうやって、天井などまで落書きしたんでしょう。

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学生牢の天使の落書きです。力作ですね。

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落書きだらけの階段を降りていきます。

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学生牢を出ると、中庭に趣きのある井戸があります。この水で彼らは喉を潤したのかな。

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中庭から学生牢の建物を見上げます。3階建ての建物です。

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学生牢の看板を見ながら、学生牢から離れていきます。

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学生牢を出ると、大学広場Universitätplatsに出ます。広場に面して、ハイデルベルク大学新館Neue Universitätの堂々とした建物が建っています。

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今日は時間もないので、大学の中を見るのは次の機会にして、ハイデルベルク城に向かうことにします。



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ハイデルベルク散策:ハイデルベルク城へ

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/8回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
ハイデルベルク大学Universität Heidelbergの学生牢Studentenkarzerの見物を終えて、次はハイデルベルク城Schloss Heidelbergに向かいます。
目抜き通りのハウプト通りHauptstraßeを歩いてもよかったのですが、雑踏を避けて、1本裏にあるイングリム通りIngrimstraßeを東に向かいます。この通りはほとんど歩く人がいませんね。

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やがて、コルンマルクトKornmarktに着き、右手を見ると、ハイデルベルク城Schloss HeidelbergへのケーブルカーHeidelberger Bergbahnenの乗り場があります。建物の壁にケーブルカーの絵があるので、分かりやすくていいですね。

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人はぞろぞろ歩いていますが、チケット売り場はそれほど混むほどではなく、行列も短いです。

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城の入場料込みのケーブルカーの往復のチケットが一人7ユーロです。

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乗り場もそんなに混んでいません。

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すぐにケーブルカーがやってきます。

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さあ、ケーブルカーに乗り込みましょう。

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ところで、ここは大観光地で、街は観光客でごった返していて、俄然、アジア人(中国人)が多いです。インド人も多いです。ケーブルカーは掘り下げられた軌道を走ります。

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すぐにトンネルの中を走り出します。

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あっという間にシュロス駅(ハイデルベルク・ケーブルカー)Bergbahn Heidelberger Schlossに到着。

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駅を出て、城に向かいます。

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これがシュロス駅の建物です。

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さて、アーチを抜けて、ハイデルベルク城の敷地に入ります。

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アーチを抜けるとすぐ左手に展望テラスがあります。まず、そちらを拝見。

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すぐ下に旧市街が広がり、その先にはネッカー川も見えます。

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この広い展望テラスに沿って、奥に進みます。

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展望テラスの奥のほうで観光客が眺めを楽しんでいます。そちらに行ってみましょう。

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城は半分、廃墟のようになっています。

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これが展望テラスからの眺めです。絶景ですね。聖霊教会Heiliggeistkircheもイエズス会教会Jesuitenkircheも見えています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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しばらく、展望テラスからの眺めを楽しみます。



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ハイデルベルク散策:ハイデルベルク城の展望テラスからの絶景

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/9回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
ケーブルカーでハイデルベルク城Schloss Heidelbergのある丘に登って、展望テラスからの眺めを楽しんでいるところです。
展望テラスの下には旧市街の町並みが広がり、その先にはネッカー川の流れが見えます。ネッカー川にはカール・テオドール橋Carl-Theodor-Brücke(通称、アルテ・ブリュッケ(古橋)Alte Brücke Heidelberg)が架かり、その対岸は新市街です。対岸の丘の中腹には、哲学者の道Philosophenwegらしきものも見えています。

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展望テラスの先にはディッカー塔Dicker Turmが見えます。この角度からは分かりづらいですが、半ば破壊された状態です。

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山際の方を眺めます。この山の先にベルクフリードホフBergfriedhofという墓地があり、そこに巨匠フルトヴェングラーが眠っています。明日の朝にでも墓参する予定です。

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聖霊教会Heiliggeistkircheをズームアップ。

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これはアルテブリュッケ(古橋)。橋の上は観光客で賑わっています。

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これはイエズス会教会Jesuitenkirche。その先にはハイデルベルク大学Universität Heidelbergも見えています。

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イエズス会教会の尖塔の向こうには、ネッカー川の流れが蛇行しています。

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さて、展望テラスからの眺めを満喫し、ハイデルベルク城の城郭を巡ります。これはディッカー塔に続く高い城壁です。

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城壁はハイデルベルク城の本館に続いています。

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今いる展望テラスのある公園からは深い濠を隔てて、ハイデルベルク城の威容が見えています。

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その濠に沿って、展望テラスの入り口のほうに向かいます。向かいには巨大なハイデルベルク城の城郭が聳えています。

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これが展望テラスの公園とハイデルベルク城の城郭を隔てる大きくて深い濠です。

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展望テラスの公園の入り口にあるエリザベート門Elisabethentorに戻ってきました。

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これが展望テラスのある公園の全景です。

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エリザベート門を抜けたところで、振り返って、門の美しいファサードを眺めます。門の向こうが展望テラスのある緑の公園です。

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次はいよいよ、ハイデルベルク城の城郭の中を見学しましょう。



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ハイデルベルク散策:ハイデルベルク城の城内に漂う廃墟の美

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/10回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
ハイデルベルク城Schloss Heidelbergの丘を巡っているところです。
展望テラスのある公園を出ると、ハイデルベルク城の城郭の入り口の前です。橋楼Brückenhausの先に時計のある城門塔Wart Turmが見えています。

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その城郭の中に入る前に、アイスクリームで、一服しましょう。アイスクリームのショップは大人気です。

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ハイデルベルク城の城郭を眺めながら、アイスクリームで疲れを癒します。

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さて、城郭に入場します。お濠にかかる橋Brückeを渡り、城門塔に近づきます。時計のある塔は52mもの高さです。

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お濠に架かる橋の上から、下のお濠の中を覗き込みます。

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左方にはお濠の向こうに、展望テラスのある公園が見えています。

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城門塔の真下から、塔を見上げます。2体の騎士の像が城門を守っています。

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城門塔を抜けて、ハイデルベルク城の城内に入ります。城内は大きな建物に囲まれています。

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右手の城壁の奥には大きな塔が見えます。火薬塔です。

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城内を進んでいきます。正面にはフリードリヒ館Friedrichtsbauが古い趣きで建ち、左手には、半ば廃墟のようなループレヒト館Ruprechtsbauがあります。

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左手にあるループレヒト館です。

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城内の右手には、オットー・ハインリヒ館の廃墟が見えます。

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フリードリヒ館、ガラスの広間棟、オットー・ハインリヒ館が並んでいます。

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フリードリヒ館の左手には、婦人部屋棟があります。

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婦人部屋棟とループレヒト館に挟まれて、図書館棟が建っています。

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フリードリヒ館を近くから眺めます。古色蒼然たる美しさがあります。

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フリードリヒ館の前から後ろを振り返ります。正面には井戸棟、その左がエコノミー棟、右奥には城門塔、その右手がループレヒト館です。

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左を見ると、オットー・ハインリヒ館の廃墟の窓を透かして、青空が見えています。

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オットー・ハインリヒ館の右手には、ルードヴィッヒ館が続きます。

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ハイデルベルク城は30年戦争やプファルツ継承戦争で廃墟のようになっていますが、その鄙びた姿がかえって素晴らしく感じられます。廃墟なのですが、これがこの城の魅力かもしれません。



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ハイデルベルク散策:ハイデルベルク城のバルコニーからの絶景

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/11回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
ハイデルベルク城Schloss Heidelbergの城内を巡っているところです。
フリードリヒ館Friedrichtsbauの通路を抜けて、フリードリヒ館の裏にある展望バルコニーに向かいます。

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バルコニーの右手には鐘楼が見えます。

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バルコニーは綺麗な手すりで囲まれています。

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ネッカー川の上流方向が見下ろせます。

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こちらは旧市街です。ネッカー川に架かるアルテ・ブリュッケ(古橋)Alte Brücke、聖霊教会Heiliggeistkircheもくっきりと見えています。

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バルコニーから後ろを振り返ると、フリードリヒ館が聳え上がっています。

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バルコニーの下には、一段低いところに大砲があります。ネッカー川に睨みをきかせています。

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再び、フリードリヒ館を仰ぎ見ます。

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フリードリヒ館の左には、ガラスの広間棟と鐘楼が並んでいます。

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バルコニーの左端からの眺めです。

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バルコニーの端には東屋が建っています。

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東屋に入ってみましょう。

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東屋からの眺めは格別です。アルテ・ブリュッケ(古橋)、聖霊教会、イエズス会教会Jesuitenkircheというハイデルベルクの旧市街のランドマークがすべて見渡せます。

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旧市街とネッカー川の眺めを満喫します。

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東屋の窓を通した風景です。

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選帝侯のバルコニーと呼ばれる展望テラスは多くの観光客で賑わっています。

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緑あふれるネッカー川の上流は美しい眺めです。

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バルコニーの手摺を通した風景です。

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ハイデルベルクの美しい夕景に見とれます。

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フリードリヒ館、ガラスの広間棟、鐘楼が並ぶ光景は壮観です。

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フリードリヒ館の屋根から突き出している雨樋は金色のドラゴンでしょうか。

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屋根の中央部分のドラゴン雨樋の上には、騎士像が建っています。

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フリードリヒ館の壁には勇壮なライオンのレリーフが飾られています。

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バルコニーからの眺めを満喫したところで、次はハイデルベルク城にある世界最大級のワインの大樽を見に行きます。



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ハイデルベルク散策:ハイデルベルク城のワインの大樽

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/12回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
ハイデルベルク城Schloss Heidelbergの城内を巡っているところです。
フリードリヒ館Friedrichtsbauの裏にある展望バルコニーからの眺めを楽しみました。いったん、フリードリヒ館の表に出て、そこから、左手にある斜路を降りていきます。

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大きな木の扉の中に皆が吸い込まれていきます。その先にハイデルベルク城で有名な世界最大級のワインの大樽Großes Fassがある筈です。

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斜路から上方を見上げると、フリードリヒ館が聳え立っています。金色のドラゴンの雨樋が突き出しています。

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大きな扉を抜けて、大樽棟の内部に入ると、ワインの大樽が目に飛び込んできます。普通のワイン樽が置かれているので、如何にこの大樽が大きいのかが分かります。

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しかし、この大樽が目指すものではありませんでした。この大樽の先に進みます。

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予想以上の巨大なワイン樽があります。これがお目当てのワインの大樽です。その樽の横には階段が備え付けられていて、樽の上に上れます。

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さあ、我々も上りましょう。

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saraiだけが上っていきます。

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配偶者は下でsaraiの上るのを見ています。樽の上と下で写真を撮り合おうという趣向です。

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saraiが樽の上近くに達します。少し周り込んで樽の上に向かいます。

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これが樽の上。ステージのようになっています。

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ステージの上から下を覗きます。結構、高いですね。下では配偶者が上を見上げています。

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上から覗き込むsaraiの姿を配偶者が下からパチリ。

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saraiはすぐに樽の下に下りていきます。階段は一方通行になっていて、下りの階段はこの先に螺旋階段があります。

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螺旋階段を下りていきます。樽の正面の左側に出ていきます。

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配偶者は下で樽の前面を眺めています。

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saraiは樽の真下から見上げます。樽の巨大さが分かります。直径7m、長さ8.5m、容量222,000ℓ(ワイン30万本分)という巨大なワイン樽です。昔は税金をワインで納めることができたので、こういう大きな樽が必要でした。過去に3回ほど、ワインで一杯に満たされたそうです。

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大樽の前の柱には、この大樽の制作に使われたコンパスとカンナが飾られています。いかにもドイツ人らしい精密な仕事ぶりが偲ばれます。その下に立つ人形はペルケオの像です。ペルケオは道化師でワイン樽の番人でもありました。大酒飲みでもあり、1日に15本ものワインを飲み続けたそうです。医者にそれを止められ、水を飲んだら、1日で死んでしまったという逸話が残っています。

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大樽の前でsaraiを記念撮影。もっともsaraiはワイン好きではありますが、こんなに大量のワインは要りません。

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巨大なワイン樽にびっくりしながら、大樽棟を出て、また、扉の前の斜路を上って、フリードリヒ館の前に出ます。

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これでハイデルベルク城はほぼ見学終了。もう少しだけ、ぶらぶらします。



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ハイデルベルク散策:ハイデルベルク城~アルテ・ブリュッケ

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/13回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
ハイデルベルク城Schloss Heidelbergの城内を巡り、ハイデルベルク城のワインの大樽に驚かされたところ、城内の見学はほぼ終了です。
少しだけ、城内をぶらつきます。目の前には、オットー・ハインリヒ館の廃墟が聳えています。

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オットー・ハインリヒ館の右手に続くルードヴィッヒ館に近づきます。煉瓦塀の向こうに城門塔Wart Turmが見えています。

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ルードヴィッヒ館の前の石段を上って、そこから、城内の中庭を眺めます。

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そろそろ、ハイデルベルク城の城郭を出ます。城郭の入り口の橋楼Brückenhausを出たところから城門塔Wart Turmのほうを振り返ります。観光客がぞろぞろ出てきます。もう、夕方の6時ですからね。

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この橋楼の前にハイデルベルク城の城内の案内図があります。城内を巡ったポイントをこの案内図で振り返ってみましょう。

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ハイデルベルク城のお濠に沿って、もう少し奥のほうに行ってみましょう。左手には城門塔が見えています。

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城郭の東の端まで行くと、廃墟になった火薬塔が無残な姿を見せています。

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この火薬塔の先まで行くと、城郭はお濠に囲まれています。

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その先はまた、緑の公園があります。シュロスガルテン・ハイデルベルクSchlossgarten Heidelbergと呼ばれる公園です。

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きりがないので、このあたりでハイデルベルク城の散策は切り上げます。
来たときと同じケーブルカーで帰ります。シュロス駅(ハイデルベルク・ケーブルカー)Bergbahn Heidelberger Schlossで待つこと暫し、ケーブルカーが上から降りてきます。

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到着したケーブルカーに乗って、また、旧市街に戻ります。

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旧市街の人気のない路地、フィッシャーガッセFischergasseを抜けて、ネッカー川に向かいます。

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ネッカー川に架かるアルテ・ブリュッケ(古橋)Alte Brückeの上から、先ほどのハイデルベルク城の美しい姿を眺めます。

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ネッカー川の川面には夕陽の強い輝きが煌めいています。

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ハイデルベルク城を眺めながら、対岸に向かって、橋を歩いていきます。

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次は対岸の丘の上にある哲学者の道Philosophenwegに向かいます。



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ハイデルベルク散策:哲学者の道に続くシュランゲン小道の急坂

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/14回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
ハイデルベルク城Schloss Heidelbergの見学を終えて、ネッカー川に架かるアルテ・ブリュッケ(古橋)Alte Brückeの上に立っています。
ネッカー川の静かな川面の向こうにハイデルベルク城の堂々たる姿が眺められます。

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橋を渡って、対岸にある哲学者の道Philosophenwegを目指します。橋を渡り終えて、ネッカー川沿いに少し左に移動します。川岸は緑に覆われています。

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川沿いのノイエンハイマー・ランド通りNeuenheimer Landstraßeを渡ると、哲学者の道に続くシュランゲン小道Schlangenwegがあります。哲学者の道への案内標識もあります。

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石塀に挟まれたシュランゲン小道を進んでいきます。

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両側の石塀の上は緑に覆われて、周りの視界はまったく遮られています。夕闇になると、ちょっと怖い雰囲気ですね。

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しかも道は曲がりくねって、先の様子も分かりません。まるで迷路を歩いている感じです。

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石畳の道はだんだんと上り坂になっていきます。

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ここから先は真っ直ぐに上っていきます。

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石塀の上には緑深い山だけが広がっています。

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やがて、石塀が途切れて、ぱーっと視界が開けます。向かい側の山にハイデルベルク城の姿が見えてきます。

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旧市街も見渡せます。

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アルテ・ブリュッケもハイデルベルク城も旧市街もすべて見渡せます。

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さて、また、石畳の道を上っていきます。

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どんどん、眺めが美しくなってきます。

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ハイデルベルク城も綺麗に見えています。

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アルテ・ブリュッケの橋の上は観光客で賑わっているのが見えています。聖霊教会Heiliggeistkircheもくっきりと見えています。

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かなり、丘の上まで上ってきたので、哲学者の道へまもなく着きそうです。



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ハイデルベルク散策:哲学者の道からの美しい眺め

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/15回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中です。
ハイデルベルク城Schloss Heidelbergの見学を終えて、哲学者の道に続くシュランゲン小道の急坂を上っているところです。坂の上からの眺めは素晴らしいです。ネッカー川とその向こうに広がる旧市街が綺麗に見渡せます。

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旧市街の先にはハイデルベルク城も見えています。

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美しい眺めを楽しみながら、シュランゲン小道の最後の坂を上っていきます。

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これが最後の急な石段です。かなりきついですが最後の頑張りです。

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上方に哲学者の道らしきものが見えてきました。あと少しです。

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最後の数段の石段を上り終え、ようやく、哲学者の道に出ました。

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ここからは山の緑に少し邪魔されていますが、旧市街が見えています。

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哲学者の道は、山の中腹にある、何の変哲もない道ですね。京都の哲学の道を連想させるような要素はどこにもありません。

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それでも少し歩いていくと、見晴らし台に着きます。ハイデルベルクの美しい町の眺めが楽しめます。

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見晴らし台にある展望デッキのようなものに上がってみましょう。

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ここから、対岸のハイデルベルク城を眺めます。見下ろす感じでハイデルベルク城が見えています。

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ズームアップして、ハイデルベルク城の全景を眺めます。こうして遠くから眺めると、半ば廃墟と化したお城とは思えないほどの美しさです。

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これが見晴らし台からの眺めです。ここから眺める夕景は見事なものです。

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ハイデルベルク城からさらに高い所に上っていくケーブルカーの線路も見えています。

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これでほぼハイデルベルクは見尽くしました。残りは一番大事なフルトヴェングラーが眠る墓地ベルクフリートホフBergfriedhofだけです。
哲学者の道からシュランゲン小道を下りていくと、対岸のハイデルベルクの町の眺めの案内図の看板が立っています。

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再び、アルテ・ブリュッケ(古橋)Alte Brückeを渡って、旧市街に戻ります。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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もう、夜の7時半です。夕食にしましょう。



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ハイデルベルク散策:ドイツ料理で美味しく夕食

2018年8月26日日曜日@ハイデルベルク/16回目

ハイデルベルクHeidelbrgの街歩き中を終えました。小さな旧市街はほぼ半日で十分に周ることができます。それでも疲れ果てました。
夕食をいただいて、元気回復としたいですね。で、一番のお目当てのレストランに電話しますが、お休みのようです。2番目のレストランに行きます。この辺りというところで迷います。どうも、違うような気がします。よくよく検討したところ、間口の狭い小さそうに見えるお店が正解で、危うく間違えるところでした。テラス席は2席しかなく満席で、レストランの中に入ると、物凄く奥に続いています。お客でいっぱいです。お店のスタッフに何とか席を見つけてもらいます。マルクト広場Marktplatzからハウプト通りHauptstraßeに入ってすぐのところにあるパルムブロイ・ガッセPalmbräu Gasseというビヤホールのようなドイツ料理レストランです。

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店内は仄暗く、よい雰囲気です。

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お客さんたちはお酒を飲むのが中心のようです。

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メニューは何と日本語のメニューが用意されています。まずはスナックのシュヴァーベン地方手作りマウルタッシェンを選択。

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そして、当店のおすすめ料理である当店自慢のシュバイネハクセ。ミュンヘンから直送されたものをグリルしたもので、日本語では豚すね肉のカリカリ焼きと表現されています。

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飲み物はビールではなく、saraiのお好みの白ワイン。バレルワイン(瓶詰せずに樽のまま保存されるワイン・・・そうです。あのハイデルベルク城の大樽と同じようなものです。)とティーフェンバッハ(ライン川のローレライ付近)のリースリンクをいただきます。

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それほど待たされずに料理が出てきます。これはマウルタッシェン。大きめのラヴィオリみたいなものです。もっとも添えられた野菜のほうが目立っています。

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これが名物のシュバイネハクセ。豚肉を巻き付けたような形です。

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このレストランは当たりで、とっても美味しい料理とワインです。それをヨーロッパ流にたっぷりと時間をかけていただきます。店内はずっと混み合っています。

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お店を出たときには1時間半ほどの時間が流れていました。これがお店の看板です。

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マルクト広場に出ると、ライトアップしたハイデルベルク城の幻想的な姿が見えます。

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ホテルの前に戻ると、夜の闇のネッカー川にアルテ・ブリュッケ(古橋)Alte Brückeの姿が浮かび上がっています。

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ホテルに着くなり、ぐったり疲れて、ベッドに倒れ込みます。
明日は1日、ハイデルベルクです。フルトヴェングラーのお墓参りをした後、ネッカー川の古城巡りを計画しています。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
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07/08 18:59 sarai

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私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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