ハイデルベルクHeidelbrgはフルトヴェングラーが眠る町。フルトヴェングラーのお墓参りの後、ハイデルベルクのメインストリート、ハウプト通りHauptstraßeを歩き、最後は美味しいケーキをいただきました。
ケーキ屋さんを出るころには雨は止んでいます。何となく、天気は快方に向かっている気がします。ここで、珍しく配偶者がネッカー川のクルーズを提案。楽ちんで楽しもうということです。では、偵察に行きましょう。船着き場に行ってみますが、閑散としていて、運行していないのではという感じです。でも、チケット売り場は開いています。

クルーズ船の次の出発は2時とのこと。3時間かけて、古城のあるネッカーシュタイナッハNeckarsteinachまでの往復です。目玉はもちろん古城巡りです。まだ時々雨がぱらつきますが、のんびりクルーズしてきましょう。チケットを購入します。一人17ユーロ。まあまあの料金ですね。

時刻表もいただいときましょう。

時刻表の中にネッカー川クルーズの説明があります。ネッカー川を西に進むと、マンハイムMannheimでライン川に合流します。今回のクルーズは反対の東に進み、ネッカーシュタイナッハで折り返すというものです。当初はネッカー川沿いに鉄道で往復するつもりでしたが、天候不順のために断念していたんです。

チケット売り場はネッカー川に停泊している船の中にあります。

その船からはネッカー川の川面が間近に見えています。

まだ出発までに1時間ほどあるので、いったん、ネッカー川を離れます。

ホテルにパソコンを置いて、ハイデルベルク大学博物館Universitätsmuseumとホールを見てきましょう。街角の信号を見ると、何とアンペルマンです。ドイツ中で流行っているのかしらね。

ホテルからは路地裏を歩きながら、ハイデルベルク大学Universität Heidelbergに向かいます。
ネッカー川沿いを歩いていると、プファッフェンガッセPfaffengasseの路地の角の建物を眺めている人たちがいます。どうやら、この建物の壁には、昔からのネッカー川の洪水のときの氾濫した水の高さが記録されているようです。1784年には、9.4mの高さまでの洪水があったようです。その高さのところに蟹が飾られています。

このプファッフェンガッセの路地に入ってみましょう。石畳の道が続いています。

路地の家々の前は緑であふれています。

窓辺には花が飾られています。ゼラニウムの花ですね。

壁一面に緑を這わせている家もあります。

路地を抜けて、ウンターレ通りUntere Straßeに出ます。少し幅の広い通りですが、人はまばらです。裏通りですね。

静かなウンターレ通りを西のほうに少し進みます。

この通りの建物にも緑が多いですね。

また、狭い路地、キュッヒェンゲスヒェンKüchengäßchenに入り込みます。

路地は大きな建物で挟まれています。

また、ハイデルベルクのメインストリート、ハウプト通りHauptstraßeに出ます。ここは打って変わって、人で賑わっています。路地歩きはひとまず終了です。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

ハウプト通りを歩いて、ハイデルベルク大学に向かいます。
↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!
