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コロナ禍の中の病院巡り・・・ マンハイムからフランクフルト空港に向けて出発

2018年8月29日水曜日@マンハイム~フランクフルト空港

今日は病院巡り。コロナ禍の真っ最中なので、用心して出かけました。内科は成人病の定期通院。薬を処方してもらうためには無理しても行くしかありません。いつもは混み合う病院ですが、saraiが帰るときは誰もいませんでした。何故、こんなに空くんでしょう。いつもは不要不急の患者ばかりなのかしら。もっともコロナ対策で予約時間厳禁とのことですから、患者が分散しているのかも。次は歯科。ここはもちろん、予約制ですが、それにしても患者が少ないです。皆さん、自粛しているようです。一部の医者はテレビで医療崩壊の危機を叫んでいますが、国民はこんなに協力していますよ。お互いに頑張るしかないでしょう。

 さあ、一昨年の旅にタイムジャンプします。

旅の17日目、マンハイムMannheimの2日目です。今日は帰国の日です。

旅の最後の日も快晴です。元気に気持ちよく日本に帰りましょう。
ANAのボーディングパスとドイツ国鉄DBのRail&Flyの無料鉄道チケットを印刷しておきましょう。ホテルをチェックアウトするときに、印刷させてもらえるかと尋ねると、ビジネスセンターに行ってねとのこと。ビジネスセンターとはたいそうな設備のようですが、要は宿泊者が利用できるパソコンが置いてあるエリアのことです。saraiだけが一人で行くことにして、配偶者は荷物の番をして待ちます。saraiがビジネスセンターに行くと、何とパソコンに電源も入っていません。この電源のスイッチが本当に分かりにくい所にあります。何とか見つけてパソコンを立ち上げます。ありがたいことに、言語の選択が出来、英語を選びます(日本語はもちろんありません)。印刷するだけですから、英語での操作でも問題ありません。が、今度は、プリンタの電源が入っていません。これがまたまた分かりにくい。さんざん探してようやくプリンタの電源を入れて、プリントアウト完了です。これでようやく無事にANAのボーディングパスとドイツ国鉄DBのRail&Flyの無料鉄道チケットがゲットできました。これがANAのボーディングパス。フランクフルト空港12時10分発の羽田行きの直行便です。

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これがドイツ国鉄DBのRail&Flyの無料鉄道チケット。ドイツ国内のどの駅からも乗れて、フランクフルト空港行きのICEのチケットです。残念ながらセカンドクラスですけどね。航空券がビジネスクラスならば、DBもファーストクラスのチケットになります。航空機に搭乗する前日から有効です。

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saraiのPCの作業にかなりの時間がかかり、荷物番の配偶者はかなり心配したようです。その間、大勢のインド人がツアー・バスに乗り込んで出発していったそうですが、それ以外の客はビジネスマンが主流だったようです。このホテル、マリティム ホテル マンハイムMaritim Hotel Mannheimは文化遺産に指定されるほどの立派な建物で、お部屋は広くて立派だし、エアコンもきっちりあるし、足の便もいいのに、料金お安めなので好まれているのでしょう。それにビジネス客なら、それほど重いカバンは持っていないので、エレベーターはさほど必要としないでしょう。

さて、ホテルを出ます。駅に向かう前に、フリードリヒ広場Friedrichsplatzにある給水塔Mannheimer Wasserturmの写真を再度撮っておきましょう。

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マンハイム中央駅に向かいますが、駅へはトラムに乗ることもできます。しかし、たった1区間なので歩いていきましょう。

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カイザー通りKaiserringを5分ほど歩くと、中央駅の姿が大きく見えてきます。

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通りに面白い自転車があります。黄色いので、郵便局の自転車でしょうね。

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駅に到着です。朝から子供たちで賑わっています。学校の遠足かな。

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電車でマンハイムからフランクフルトまで移動する時間は30分ほどで、電車の中でゆっくり朝食を食べる時間はありませんが、ドイツでなじみになった甘いパンを朝食用に買います。

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発車10分ほど前にホームに行くと、既に電車を待つ人で混雑しています。

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乗る予定の電車はドルトムント行きのICEです。このICEがフランクフルト空港駅を経由します。

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ほぼ定刻に精悍な面構えのICEがホームに到着します。

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早速、ICEに乗り込みます。別途、有料の指定席券を買っていたので、なんなく席を確保できます。これが事前にネットで購入していた指定席券。窓際の向かい合わせの席です。

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窓からは駅前のインターシティホテルの建物が見えています。

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車内はフランクフルト空港に向かう人でかなり混んでいます。立っている人もいます。指定席を取っておいて、よかったです。

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マンハイム中央駅を出ると、ICEはすぐにライン川を離れて、マンハイム港の運河沿いに走ります。

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やがて、ネッカー川を渡ります。ネッカー川とはハイデルベルク以来の再会です。これはネッカー川の上流方向。遠くに通信塔も見えています。下流に進むネッカー川はすぐにライン川に合流します。合流地点が見られずに残念です。

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フランクフルト空港には30分弱で到着します。



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コロナ禍の家籠り・・・ フランクフルト空港から日本に向けて離陸

2018年8月29日水曜日@マンハイム~フランクフルト空港~羽田空港/2回目

今日は終日、家籠り。何故か、無性にLPレコードでブラームスの室内楽を聴きたくなって、クラリネット五重奏曲、ホルン三重奏曲、クラリネット三重奏曲、ピアノ四重奏曲第1番を立て続けに聴いて、しんみり、ほっこり・・・ブラームスはいいなあ。基本、土曜日は人が多いので、外に出たくありません。

 さあ、一昨年の旅にタイムジャンプします。

マンハイム中央駅からICEに乗って、フランクフルト空港駅に向かっています。マンハイムに流れるネッカー川を渡り、ネッカー川から離れていきます。ハイデルベルク以来、毎日のように見てきたネッカー川ともお別れです。

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ICEの乗車時間は30分と短いので、マンハイム中央駅で調達した甘いパンを朝食にいただきます。

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やがて、郊外に出ると、大平原が広がります。

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ドイツ国鉄の場合、きっちりと車掌さんが検札に周ってきます。ドイツ国鉄DBのRail&Flyの無料鉄道チケットはOKでした。

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美しい草原が続きます。本当にドイツやフランスの平原は広くて、美しいです。

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フランクフルト空港が近づくと、周りは森。森の中をICEは高速で突き進んでいきます。

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定刻よりも少し遅れてフランクフルト空港に到着。ここでほとんどの人が降りていきます。ICEの美しい車体を眺めます。saraiはICEのデザインが好きなんです。

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空港駅からエスカレーターに乗って、空港への連絡通路に上がります。

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ガラス天井の下に出ます。

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巨大なガラス天井の下、ターミナルへの連絡通路に向かいます。

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これから乗るのはANAの便ですが、ルフトハンザ航空とのコードシェア便でもあるので、手近にあるルフトハンザ航空の受付カウンターに向かいます。

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ルフトハンザ航空の受付カウンターではANAのカウンターに行けとのこと。仕方がありません。かなりの距離を歩いて、ANAのカウンターに行きます。空いていて、簡単に荷物を預けて手続き完了。さて、出国しましょう。しかし、出国カウンターに行くと、ここが大混乱。長い行列を30分以上も耐えます。こんなに混んでいるのに開けているカウンターは3つだけ。新たに現れたスタッフは交代要員なのか、それまでのスタッフは交代してさっさと消えていきます。出発が迫っている人だけを探し出して、空いているEU域内専用のカウンターへ案内しています。ようやく我々の番になります。パスポートを提出すると、何を見ているのか、しっかり時間をかけてチェックした後、パスポートを返してくれます。これでは時間がかかりますね。ドイツの効率主義も今は昔の印象です。ドイツ国鉄も時間厳守ではなく、遅くなったり、早まったりですしね。
ようやく、出国し、時間に余裕はあるので、免税店を覗きます。もちろんsaraiはここぞとばかりにフランケンワインを購入。と、ミュンヘン名物のヴァイスヴルスト(白いソーセージ)とはちみつ入りのマスタードのセットを発見。お買い上げです。マジパンをチョココーティングしたものも購入。日本に戻ったら、我が家でお茶しながら、旅を思い出しましょう。
搭乗待合室に行くと、とってもリラックスできそうな椅子が並んでいます。

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が、ほとんどが利用されています。

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普通の椅子は結構空いています。

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saraiはネットのできる席の方が魅力。帰国の飛行機にこれから乗るという記事をブログにアップします。

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ANAのB777は既にスタンバイして、準備中です。

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おトイレを済ませて、搭乗です。もっとも、搭乗はまずは優先登場からですね。航空会社がANAなので、乗客は日本人が多く、周りからは日本語が飛び交っています。既に日本に帰国したようなものです。
機内に乗り込みます。もちろん、後方にあるラブラブシート(窓際の2人掛けシート)です。フランクフルト空港からANAのB777は定刻に飛び立って、いったん、西のほうに上昇していきます。空港の周りの森の中のヴァルト湖Waldseeが見えます。

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これから羽田空港まで約11時間半のフライトです。



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コロナ禍に耐える・・・ ヨーロッパ遠征の旅はグランド・フィナーレ!

2018年8月29日水曜日@フランクフルト空港~羽田空港/3回目

今日は夕方遅くにスーパーにショッピングに行くという作戦で見事、成功。レジ前行列は回避できました。LPレコードでブラームスの室内楽を聴くのは日常化。時間がなくて、ピアノ四重奏曲第2番・第3番を聴くに留まりますが、音楽のある生活は優雅です。

 さあ、一昨年の旅にタイムジャンプします。

フランクフルト空港から、羽田空港に向けて、ANAの航空機は定刻に飛び立ちました。眼下には空港周辺の森とヴァルト湖Waldseeが見えています。

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森が切れて町が現れます。マイン川河畔の町、ラウンハイムRaunheimです。

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しばらくすると眼下にマイン川が見えてきます。マイン川を左手に見ながら、飛行機は飛んでいきます。マイン川沿いにあるのはリュッセルスハイムRüsselsheim am Mainの町です。

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そして、すぐにマイン川の先にライン川が見えてきます。(写真の下にある川がマイン川、上にある川がライン川)

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飛行機は大きく右に旋回しながら、マイン川がライン川に合流するポイントに向かっていきます。

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そして、合流ポイントの町マインツMainzが見えてきます。ライン川の対岸に見えているのがマインツの新市街です。ライン川の手前がヴィースバーデンWiesbadenの町です。

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今回のヨーロッパ遠征はライン川のほとりの町デュッセルドルフDüsseldorfに始まり、ライン川のほとりの町マンハイムMannheimで終わりましたが、何と機上から、ライン川のほとりの町マインツを眺めさせてもらいました。

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ライン川を眺めたところでB777は180度、機首を転回し、ライン川を離れていきます。

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ライン川に別れを告げます。さらば、ライン川!

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ドイツの大平原の上を一路、日本に向かいます。まるでわざわざライン川に寄ってくれたみたいですね。

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機上サービスが始まります。まずはスナック菓子。

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次はドリンク。今ではANAもエコノミークラスでもスパークリングワインを出してくれるのが嬉しいところ。昔はビジネスクラスでないと出してくれませんでした。

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スナック菓子をつまみにスパークリングワインをいただきます。

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美味しく食事を頂きます。これは和食。

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これは肉の洋食。もちろん、配偶者とシェアして、食べます。

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味噌汁とスープがつくのが嬉しいですね。

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やがて、日暮れて夜になっていきます。

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映画を見たり、ウツラウツラしているうちに、日本海が近づいてきます。
そろそろ2度目の食事です。
これはドイツ風の食事。

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これは和食。またまた、シェアしていただきます。

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そろそろ夜明けですね。

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うまく日の出の写真が撮れるかな。太陽に向かってまともに写真は構えられないので、ブラインドの隙間からレンズだけ出してチャレンジ。太陽が少し頭を出してきます。

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徐々に日の出の瞬間になります。

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まばゆい閃光が輝きます。

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激しく光があふれだします。

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機上で雲海からの美しい日の出を拝ませてもらいました。

日の出を拝んだ後は何故か、バナナの支給。もう既に日本の上空です。

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無事に羽田に到着です。フランクフルト空港から11時間飛んで、羽田空港に無事、到着。まだ早朝の6時ですが、暑い日本。もう、ヨーロッパが懐かしく感じます。
一気にいろんなところから飛行機が到着したようで、到着エリアは混み合っています。荷物もなかなか出てきません。ようやく荷物をゲットして、入国カウンターに向かいます。混んでるなと思っていたら、日本人は別のところに案内されます。入国係官はいないで、機械だけがいっぱい並んでいます。何かなと思っていたら、顔認証の機械のようです。あっという間に自分たちの番になり、パスポートを手元の台に置き、前を見ていると、緑のランプが点灯。あっという間に配偶者は完了です。と、saraiはなかなか青ランプがつきません。配偶者がえっ、と思いながらsaraiをチェック。saraiは珍しそうに手元の台を眺めていたそうです。それでは認証できないと配偶者に笑われます。配偶者から前のレンズを見るように促され、無事に認証完了。やはり日本の技術力は素晴らしい。

無事に帰国したところで、やはり、なにか食べたいですね。真っ先に向かったのはラーメン屋。ANAの機内でドキュメンタリー映画のラーメンヘッドを見たおかげで、無性にラーメンが食べたくなったんです。いつもは普通に和食の蕎麦、寿司、天ぷらを食べたくなりますが、今やラーメンは日本人の国民食。ただ、こんな早朝にラーメン屋が開いているのか、不安ですが、さすが、羽田空港。有名ラーメン店のせたが屋が24時間オープンです。行ってみると店内は混み合っています。saraiと同じような感性の人がいっぱいいるんですね。saraiの入店直後に満席になってしまいます。全部入りのせたが屋ラーメンを食べて、美味しい! 満足、満足。やっぱり、日本には美味しいものがあります。我々が食べているうちにお店にはどんどん長い行列ができています。滑り込みセーフでした。
これで今回のヨーロッパ遠征の旅は完璧に完了です。

ラーメンを食べて充足した気分で、我が家に向かうことにします。羽田はやはり便利。1時間で我が家の最寄り駅です。ただいま!

それにしても日本の夏は暑い!! 涼しかったヨーロッパが恋しい・・・来年の旅はまったく未定で、パスしようかとも思っていますが、どうなるやら。



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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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