今日は旅の8日目。ウィーンWienの3日目です。
お~、今日もいいお天気です。快晴です!
こんな日は、薫風に吹かれながらウィーンの森を散策するしかないでしょう。
早く朝食を済ませて出かけましょう。でも、今朝は配偶者が用意した美味しいシュパーゲルとトリュフ入りハムがあります。中庭で朝食を楽しまなくっちゃ。配偶者がゆがいたシュパーゲルもなかなか美味で、贅沢な朝食です。

ウィーンの森は市街地からトラムで30分程です。ホテルを出たところで、トラムに乗る前にホテル界隈をちょっと探検してみることにします。このあたりはウィーンの中心からトラムで10分位のところですが、多くの人たちが住んでいます。生活感のあるお店が一杯です。ジャパニーズ・レストランもありますね。

やはり、現地の人の生活ぶりを知るためにスーパーをのぞいてみましょう。お惣菜から肉・野菜、冷凍食品、調味料・・・、日本のスーパーとさほどに違いは感じられません。なんと、「おかき」まであります! 我々も住めそうです。が、食料品だけで日用雑貨品は全く置いてありません。厳格に分けられているようです。じゃ、どこに・・・
隣にあります。洗剤や化粧品、歯磨き関係、傷バンなど何でもあります。日焼け止めや香料が多いのにはビックリです。いろいろあるけど、やはりシャンプーは見つけられません。何故かな・・・。
ともあれ、そろそろトラムに乗りましょう。ランゲガッセLange Gasseから5番のトラムに乗って、シュピタールガッセSpitalgasseで38番のトラムに一度だけ乗り換えると終点がグリンツィングGrinzingというウィーンの森の麓の町です。そこはホイリゲというワインの新酒を造って飲ませる居酒屋があるところです。ウィーンに何回も来ていながら、夜はいつもオペラで忙しいので、来る機会がありませんでした。そこで、お昼ご飯でも頂こうと思って、行くことにしました。
トラムがグリンツィング大通りGrinzinger Alleeのゆるやかな坂道を登り、周りの緑が多くなったところがトラムの終点です。

トラムの終点のグリンツィングの停留所は線路がぐるっと1回転して、また、逆方向に戻るようになっています。その線路が建物のアーチのトンネルをくぐるところを出て、ヒンメル通りHimmelstraßeに出ます。

お昼ごはんの前に気持ちのいいところですから、まずは散策しましょう。ここグリンツィングから、もう一つの街ハイリゲンシュタットHeiligenstadtのほうに向かいます。ここはベートーヴェンが住んでいたところで、ベートーヴェンにまつわるところが多くあります。ここにもベートーヴェンの散歩道があるようなので、その方に向かいます。一昨年、ウィーンから程近い温泉地、バーデンBadenを訪れたときも、その地のベートーヴェンの散歩道を散策したことを懐かしんでのことです。
しかしながら、道の両脇はずっと住宅が続くばかりでとてもウィーンの森という風情ではありません。まあ、このあたりは郊外の住宅地らしく、お庭のきれいなお宅が多いのが救いで、歩いていて気持ちのいいところではあります。木々が綺麗な花を咲かせています。

これは藤の花かな。

マロニエの美しい花も満開です。

ずい分、歩いたところでやっと緑の多いところがあったので、その緑のなかを歩きます。公園では家族連れがピクニックでしょうか。

とりあえず、このあたりがベートーヴェンの散歩道だろうと勝手に認定したりします。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

散策はさらに続きます。
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