旅の11日目、ルツェルンLuzernの4日目です。
今日も朝から雲がどんよりと立ち込めています。雨にはなりそうにはありませんが、リギ山Rigiもピラトゥス山Pilatusもまったく見えません。今日はリギ山に登ってみようと思っていました。リギ山にはヨーロッパ最古と言われる登山電車が走っています。が、残念ながら曇り空。こんな日に登ってもな仕方がありませんね。ともかく、今日、1日を一緒に過ごす予定の友人のSteppkeさんと落ち合うためにルツェルン駅まで、ぶらぶら歩いて向かいます。ロイス川Reuss河畔の道では土曜市が開かれています。

新鮮な野菜も並んでいます。

切り花も並んでいます。

ルツェルン駅に着き、駅地下のパン屋さんでパンを買って、朝食です。

駅前で待ち合わせの友人、Steppkeさんと無事に合流。相談の結果、リギ山に上るのは断念。さっさと予定変更。街歩きをしましょう。代案のワーグナー博物館とローゼンガルト・コレクションを中心に軽く街歩きをすることにします。とりあえず、駅前のバスターミナルの自動販売機でバスの1日券を購入します。

これが購入したチケット。1人8.2スイスフランです。

まずは教会巡り。ロイス川を渡った先にある聖レオデガー・イム・ホーフ教会Hofkirche St. Leodegarに行きましょう。駅前から、フィーアヴァルトシュテッテ湖Vierwaldstättersee(ルツェルン湖Lake Lucerne)越しに教会の2本の尖塔が見えています。

あの辺りは歩いたことがないので、バスに乗らずに歩いていきましょう。ロイス川の一番湖寄りに架かっている大きな橋、ゼーブリュッケSeebrückeを渡ります。ルツェルン・カルチャー・コングレスセンターKultur- und Kongresszentrum Luzernとフェリー乗り場が見えます。

橋を渡り終えて、湖岸沿いの道を歩きます。目の前はフィーアヴァルトシュテッテ湖が広がります。

道の先、まっすぐ正面に聖レオデガー・イム・ホーフ教会の2本の尖塔が見えます。

教会の姿がどんどん大きくなってきます。真ん中には時計塔もありますね。

ザンクト・レオデガー通りSt. Leodegarstrasseを進み、教会前の石段に着きます。石段の上に教会が聳えています。

石段を上がると、教会前の広場です。

教会に向かって進みます。堂々たる構えの教会の建物ですね。古い建物は1633年のイースターの火災で焼け落ちて、現在の建物は1644年までに再建されました。1633年の焼けた建物はゴシック様式でしたが、再建された現在の建物は後期ルネサンス様式です。

これは尖塔の屋根の下の鉄細工の窓がある部分です。

時計塔の丸天井の門の前に立ちます。

門の上には、2つの窓の間に美しく彩色された竜を退治する大天使ミカエルの像があります。その下には、真ん中の紋章(ルツェルンと双頭の鷲)の左右に教会の守護聖人、聖レオデガーと聖マウリティウスの像が立っています。

さあ、教会の中に入ってみましょう。
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