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TGVはカルカソンヌへ地中海沿岸を疾走

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/8回目

リヨンLyonの街歩きを終えて、リヨンから直通のTGVに乗ってカルカソンヌCarcassonneに向かっているところです。
2時間ほど走り、3つめの停車駅、モンペリエ・サン・ロック駅Gare de Montpellier Saint-Rochに着きました。

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モンペリエを出て、また、大平原の中を走ります。

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やがて、車窓にちらっと海が見えてきます。地中海です。

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だんだん、その姿が大きくなってきます。

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4つ目の停車駅、セート駅Gare de Sèteに到着。

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セートを出ると、すぐ水路を渡ります。トー湖Étang de Thauと地中海を結ぶ水路です。

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トー湖と地中海の間の狭い陸地を走っていきます。トー湖はsaraiたちが座っている席とは反対側の車窓に見えています。

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延々とトー湖に沿って走っていきます。トー湖は地中海とつながる汽水の湖です。

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やがて、トー湖の西端までやってきます。ミディ運河はこのあたりから始まっています。カルカソンヌではミディ運河クルーズを予定しています。

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トー湖を過ぎて、アグドAgdeの町に入り、エロー川Héraultを渡ります。

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TGVは地中海沿いを離れて、内陸部を走ります。

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次の停車駅です。

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ベジエBéziersです。

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ベジエを出て、また、車窓に畑が広がります。

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果てしない農耕地が続きます。

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最後の停車駅に到着。

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ナルボンヌNarbonneです。次はカルカソンヌです。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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目的地のカルカソンヌまで30分ほどです。



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カルカソンヌに着くも、それからが試練の時

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/9回目

リヨンLyonの街歩きを終えて、リヨンから直通のTGVに乗ってカルカソンヌCarcassonneに向かっているところです。
3時間ほど走り、最後の停車駅、ナルボンヌNarbonneを過ぎ、次はカルカソンヌです。ナルボンヌ駅を出て、町の中を走っていきます。

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郊外に出ると、また、広大な畑地が続きます。その中に風力発電ユニットが立ち並びます。今や見慣れた風景です。

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3時間半の鉄道旅でTGVはカルカソンヌに到着。ホームに降り立ちます。

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ここまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

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多くの人がホームを歩きます。ともかく、ホームから駅舎に移動しましょう。

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隣のホームにカルカソンヌの名前の駅名が見えています。

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エ~、ホームにはエレベータもエスカレータも見当たりません。ここまでは楽ちんだったのにショックです。近くのおじさんもクレイジーと叫んでいます。ま、頑張るしかありませんね。階段を下って上って、ようやく駅舎を出ます。ホテルは駅から離れた城塞都市ラ・シテla Citeの中にあります。事前にホテルに問い合わせたところ、駅前にタクシーがいるから、それに乗ってきてくれとのこと。でも、ネットの情報ではタクシーがいなかったという話が多く、かなり心配です。心配しながら、駅舎を出ます。これがカルカソンヌの駅舎です。

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この心配は現実のものとなります。駅前には全然、タクシーの影さえありません。駅のスタッフに訊いて、あそこがタクシーというところに行くと確かにタクシー乗り場になっており、数人がタクシーを待っている気配。我々もその待ち人に加わります。

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皆、印刷物を手にホテルに電話したり、掲示板を見てタクシー会社に電話したりしています。全く来ないようです。そのうちに、あきらめて歩くことにしたのか、何人かが抜けていきます。saraiも仕方がないので携帯でホテルに連絡しようとしますが、一向に通じません。まあ、待つしか手がありません。タクシー乗り場のすぐ向こうにミディ運河canal du Midiが見えています。明日予定している運河クルーズが楽しみです。てな余裕はないんですけどね。

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ミディ運河に架かる橋の向こうにカルカソンヌの下町が見えています。その下町、バスティッド・サン・ルイBastide Saint Louisのずっと先に目的の城塞都市ラ・シテがあります。

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やがて、1台のタクシーがやってきて、客を乗せます。それに乗り込む人とうらやましそうに見送る人。そのドライバーにsaraiはこんなに客が待っているから、ほかのタクシーを呼んでくれと依頼します。どうやら通じたようで連絡しています。saraiはさらにタクシー会社にも電話して、駅前で待っていると依頼。さらにホテルにもようやく携帯が通じ、駅前はノータクシーだよって叫ぶと先方は絶句しただけ。またしばらくしてタクシーがやってきます。と、それは先程の運転手。この町にはたった1台のタクシーしかいないのか・・・。

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さらに待つことしばし。ようやくやってきたタクシーは先ほどのタクシーとは違う車です。

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このタクシーにsaraiたちが乗ることをタクシー待ちの皆が認めます。暗黙の順番が出来ていて、誰が呼んだタクシーかなんて誰も分かりません。結局、3台目のタクシーに乗車できましたが、これが依頼したものかどうかは不明。しかし、あとで気が付くと、ホテルからショートメイルでタクシーを手配したとのことでした。多分、saraiが乗ったタクシーはホテルが手配したものよりも先に来たタクシーのようです。まだ、タクシー乗り場にはタクシー待ちの長い行列ができています。その後はタクシー待ちの人たちはどうなったのでしょうか。
タクシーはカルカソンヌの街中を走り始めます。

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街中は意外に空いていて、タクシーは順調に走ります。

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タクシーの中から再度、ホテルに電話して、タクシーでラ・シテに向かっているので、ピックアップしに来てほしいと連絡。OKとのこと。城塞都市ラ・シテの中には車が乗り入れられないので、城門の前で降りて、ホテルに向かうしかありませんが、荷物が重いので城塞都市の中の石畳みの道を歩くのは大変です。で、ホテルにピックアップをお願いしました。
やがて、タクシーはオード川を渡って、ラ・シテのある地区に入っていきます。

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前方に城塞の姿が見えてきます。もう少しでラ・シテの城門前に着きそうです。

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まだ、夕方の4時過ぎです。ホテルに着いたら早速、城塞都市ラ・シテの中を散策しましょう。



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カルカソンヌの城塞都市ラ・シテのホテルにようやく投宿

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/10回目

リヨンLyonから直通のTGVに乗ってカルカソンヌCarcassonneにやってきました。
カルカソンヌ駅から今夜泊まるホテルのある城塞都市ラ・シテla Citeに行くためのタクシーがいないので難渋していましたが、ようやく、タクシーに乗ることができて、タクシーは無事、ラ・シテの城門、ナルボンヌ門Porte Narbonnaiseの前に到着。

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ナルボンヌ門前にタクシーが着くと同時にタクシーの後ろにホテルのカート(ゴルフカートかな)がぴったりと停められます。ホテルの女主人が迎えに来てくれました。彼女と強い握手。実際、ほっとしました。彼女はちょっと派手めですが、親切そうでよさそうな人柄に思えます。早速、タクシーからカートに荷物を載せ換えます。

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saraiは荷物番でカートの後ろに乗ります。

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荷物と我々を乗せたカートは石畳みの狭い道を観光客をよけながら進んでいきます。観光客は奇異の目で我々を眺めています。saraiは荷物がカートから落ちないように抑えながら、自分も落ちないように、まるで乗馬している気分です。配偶者はご婦人なので、カートを運転するホテルの女主人の横で楽ちんです。一大アトラクションが終わり、7~8分でホテルに到着。ホテルの女主人がホテルの扉を開けてくれます。

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とっても家庭的なホテルです。まるでリビングルームのような寛げるスペースがあります。このホテルはラ ドミュール ド ラ シテLa Demeure De La Citeです。

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朝食用の長テーブルがありますね。宿泊者が一堂に会して朝食をいただくようです。

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ほーら、何と快適でゴージャスな空間なんでしょう!

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さあ、チェックインしましょう。

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ここで災難。バスタブのある最高の部屋を用意したけど、2階よというつたないご託宣。細い螺旋階段しかないホテルです。配偶者は決断。開ける必要がないカバンは持って上がらない。ということで、2人で1つのカバンだけを部屋まで運び上げます。開けないカバンはレセプションで預かってもらいます。
さて、部屋に入ると、大きなベッドが心地よさそうです。

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少しデスクが小さいですが、まあ、PCは開けるでしょう。

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窓の外には城塞都市が広がります。

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窓を開けて、身を乗り出して、瓦の海を眺めます。右手には城塞がちらっと見えています。

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肝心のバスタブもちゃんとありました。

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部屋に落ち着くとまだ5時。今日のうちにコンタル城Château Comtalを見ておきましょう。部屋を出て、超狭い螺旋階段を下ります。

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ホテル前の路地、サン・ジャン通りRue Saint-Jeanに出て、城塞都市ラ・シテの散策を始めます。

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城塞都市ラ・シテの地図を見ておきましょう。

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コンタル城に向けて歩いていきます。クローズ時間が迫っているので急ぎましょう。



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カルカソンヌの城塞都市ラ・シテのコンタル城へ

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/11回目

リヨンLyonから直通のTGVに乗ってカルカソンヌCarcassonneにやってきました。
カルカソンヌの城塞都市ラ・シテla Citeのホテルに投宿後、急いで、散策に出発。目的地はコンタル城Château Comtalです。ホテルからコンタル城はすぐ近くの筈です。まずは城壁沿いの道に出ます。

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城壁を見上げると、ピンクの花が咲いています。ライラックかな。

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石壁に挟まれた道を歩いていきます。

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石壁の先にお店が見えてきます。

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賑やかな一角に出ます。

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あれっ、ここって、また、ホテルの近くです。結局、ぐるっと周っただけでした。

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何と、ホテルの女主人が女友達と談笑しているのに出くわします。右手に写っている二人の女性がホテルの女主人とお友達です。城塞都市ラ・シテで暮らす人はわずか40人ほどですから、このお二人は貴重な人たちと言えますね。ホテルの女主人は何とここでお酒のショップもやっているそうです。

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だから、彼女はホテルには常駐していないので、電話が通じなかった模様。彼女にコンタル城の方向を訊いて、そちらの方向に進みます。お店が立ち並ぶ賑やかな通りです。

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通りにあるアイスクリームのお店が人気です。

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無事、迷わずにコンタル城の入り口に到着。

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門を抜けると、コンタル城の城郭が姿を現します。城塞都市ラ・シテの2重の城壁の中にあるお城ですから、3重の城壁になっている鉄壁の城ですね。

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柵で仕切られている城内に入場するためには右手にあるチケット売り場で入場チケットを購入しないといけません。

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門を振り返ると、まだ、続々と人が入ってきます。

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配偶者がのんびりと城郭を撮影しています。チケット売り場兼入場口のほうに来るように促します。

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チケットを購入して入場します。チケットは一人6ユーロ。まずまずの料金です。

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チケット売り場ではクローズ時間が迫っていることを確認させられた上でチケットを売ってもらえました。まずは濠を渡ってコンタル城へ入る橋に近づきます。向こうに見えているのは出口のようです。

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さあ、濠に架かる橋を渡って、コンタル城に入門しましょう。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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今、夕方5時半近くです。クローズ時間は6時半ですから、1時間ほどでさっと城内を巡ってきましょう。



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カルカソンヌ:城塞都市の城壁の上へ

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/12回目

カルカソンヌの城塞都市ラ・シテla Citeのホテルに投宿後、クローズ時間が間近に迫るコンタル城Château Comtalを訪れています。今から濠に架かる橋を渡って城内に入ろうとしています

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右手には先ほどチケットを購入したコンタル城のエントランス受付が見えています。

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ところで、コンタル城に来た主な目的はその城自体を見学するためではなく、城塞都市を取り囲む城壁の上に出るためなんです。お城から城壁に上がれるそうです。
橋の上からは濠が眺められます。濠の前に建つ城壁はいかにも頑強そうです。

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コンタル城の入り口に近づいていきます。

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城内に入ると、そこは前庭になっています。

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お城の建物内に入ると、階上にあがる階段があります。目的は城壁に上ることです。

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階段を上っていきます。1階には城塞都市ラ・シテの模型が置いてありますね。

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階上から、カルカソンヌの町が眺められます。

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まだ、お城の建物の中です。

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お城の中の通路を抜けて、城壁の上を目指します。

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城壁に上るという目的は達せられます。カルカソンヌの町はおろか、地平線まで雄大な風景が見渡せます。

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これが城壁の上です。素晴らしいですね。

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城塞都市ラ・シテの城壁の内部も見渡せます。ずっと先にはサン・ナゼール大聖堂Basilique Saint Nazaireが見えています。

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城壁はカルカソンヌの高い丘の上に巡らせてあります。かってはスペインとの国境線上にあったため、この城塞の軍事的な意味は大きかったんです。17世紀にはスペインとの国境が西に遠ざかって、この城塞都市はその価値を失い、衰退していくことになりました。しかし、今や、その歴史的な価値から大観光地に浮上しています。

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城内の通路を通って、別の城壁に移動します。

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城壁の上を移動しながら、絶景を楽しみましょう。クローズ時間まで、たっぷり1時間ほどあります。



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カルカソンヌ:コンタル城の城郭の上の通路をうろうろ

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/13回目

カルカソンヌの城塞都市ラ・シテla Citeのホテルに投宿後、クローズ時間が間近に迫るコンタル城Château Comtalを訪れています。城壁の上に上って、眺めを楽しもうとしています。お城の城郭の上の通路を通って、別の城壁を巡ろうとしています。

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城郭の通路は複雑に入り組んでいます。

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通路のところどころからは城塞都市内の街並みが眺められます。

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城塞都市の街並みの向こうにサン・ナゼール大聖堂Basilique Saint Nazaireが見えています。

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城郭の通路を巡ります。

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城内の中庭が見下ろせます。

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濠の向こうにコンタル城の外側の入り口が見えています。さすがにもう入場してくる人はいませんね。

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城塞都市の街並みを眺めます。赤茶色の屋根が連なっています。

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城郭の塔から通路が続いています。

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その通路を移動していきます。

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屋根付きの通路を城郭の塔に向かっていきます。

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城壁に近づいていきます。

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通路は木の柵で囲われています。

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城塞都市の賑やかな一角、サン・ジャン広場Place Saint-Jeanが見えます。

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濠を渡ってすぐのお城の前庭を見下ろします。

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城郭の塔に近づきます。

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城郭の塔の見晴らし台からは城壁の上の通路を見下ろせます。その向こうにはカルカソンヌの街並みが広がっています。

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まだまだ、城郭・城壁の上の散策は続きます。



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カルカソンヌ:コンタル城から城壁の上へ、そして、城壁散歩を開始

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/14回目

カルカソンヌの城塞都市ラ・シテla Citeのコンタル城Château Comtalを訪れ、城壁の上に上って、眺めを楽しんでいます。
今は城郭の塔の見晴らし台から城壁越しにカルカソンヌの町の風景を見下ろしています。

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これが城郭の塔の上の様子です。

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音が響いてくるので上空を見上げると、ジェット旅客機が飛んでいます。トゥールーズ空港に向かっているようです。古いお城とジェット機の組み合わせは妙な違和感があります。

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城郭の内部の通路を通って、城壁近くに出ます。

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城壁は2重になっていて、外側の城壁の先に丘の下に続く通路が見えます。城門があるのでしょう。通路の先には、サン・ジメ教会l'Église Saint-Gimerが見えます。

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2重の城壁の間には道があり、城門もあります。

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再び、サン・ジメ教会とその先のカルカソンヌの街並みを眺めます。

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城郭内には大砲が置いてあります。

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この丸い石は砲弾でしょうか。

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何やら彫像も展示されています。

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城郭から直接、城壁に移動できないので、いったん、中庭に下りて、再度、別のルートから城壁に上ります。

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再び、城壁の上に上がります。2重の城壁の内側の城壁です。このあたりはコンタル城の外部、北側の城壁です。

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城壁の上からコンタル城の堅固な塔と石壁を眺めます。先ほどはあの塔の上からこの城壁を眺めていました。

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城壁の塔の中に入ります。

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この塔を抜けると、城壁はさらに続きます。

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これが今、抜けてきた塔です。

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ここから、本格的に城壁の上を歩いて、城塞都市ラ・シテの周りを廻ります。



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カルカソンヌ:城壁の上を往く

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/15回目

カルカソンヌの城塞都市ラ・シテla Citeのコンタル城Château Comtalを訪れ、城壁の上に上って、眺めを楽しんでいます。
コンタル城を後にして、城壁の上を歩いて、城塞都市の周りを廻ります。
城壁の上からは雄大な眺めが望めます。カルカソンヌの町、その向こうにはスペインへと続く平原。そして、遠くに山並みが見えます。あの山の向こうはスペインでしょうか。

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一方、城塞都市の内側を眺めると、目の前がサン・ジャン広場Place Saint-Jeanです。

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saraiは城壁の外の景色に見入っています。丘の上からの絶景ですからね。

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さあ、城壁を歩きます。城壁は城塔が立ち並びながら、延々と続いています。

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城壁の上を少し歩くと城塔の中に入ります。

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城塞都市を囲む2重の城壁の内側の城壁の上を歩いています。外側の城壁は眼下に見下ろせます。その先は丘の斜面が切り立って、下っています。その先はカルカソンヌの町並みと大平原です。

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次々と城塔が現れます。

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城塔を抜けて、振り返って眺めます。頑強であり、かつ、美しさも感じます。

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また、城塔を抜けます。

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頑強で分厚い城壁には狭いスリットが開いて、外部が垣間見れます。

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城塞都市内は緑の多い長閑な風景です。

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長閑な町並みの遠くにコンタル城が見えます。

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城壁をぐるりと巡り、城塞都市をほぼ半周すると、大きな城門、ナルボンヌ門Porte Narbonnaiseが見えてきます。

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ナルボンヌ門の一つ手前の大きな城塔までやってきました。

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そこから後ろを振り返ると、巨大な城壁がまっすぐ続いています。

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すぐ先にナルボンヌ門が見えてきます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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城壁散歩も最終段階です。



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カルカソンヌ:ナルボンヌ門で城壁の上の散策を終了

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/16回目

カルカソンヌの城塞都市ラ・シテla Citeのコンタル城Château Comtalを訪れ、城壁の上に上って、眺めを楽しんでいます。
今はコンタル城を後にして、城壁の上を歩いて、城塞都市の周りを廻っています。
雄大な城壁が続いています。

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城壁の上の散策も目の前に大きな城門、ナルボンヌ門Porte Narbonnaiseが見えています。ちょうど、コンタル城の反対側です。城塞都市を囲む城壁をほぼ半周したことになります。

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町並みの甍の波の向こうにコンタル城の姿が見えています。

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ナルボンヌ門の前に立ちます。実に頑強な城門です。

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後ろを振り返ります。ナルボンヌ門の一つ手前の巨大な城塔が聳え立っています。

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入り組んだ城壁や塔の景観は世界遺産にふさわしいものです。たっぷりと城壁の上の散策を楽しみました。
ナルボンヌ門で城壁の上から下ります。下にはラ・シテの目抜き通り、クロ・メルヴィエイユ通りRue Cros Mayrevieilleが見えます。

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城壁を下りてきた階段を見上げます。

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その階段があったナルボンヌ門です。

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ナルボンヌ門の下を抜けるアーチです。城門の分厚さが分かります。アーチを抜けると、2重の城壁の間に出ます。

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ナルボンヌ門から続く城壁を下の路地から眺めます。ヨーロッパでもこれほどの城壁が残っている町はほとんどありません。

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ナルボンヌ門を抜けて、2重の城壁の間に出ます。この城壁は凄いですね。ラ・シテは2重の城壁に囲まれて、その城壁は3㎞に及びます。ヨーロッパ最大規模の城塞です。その2重の城壁に囲まれた道に立っています。

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ナルボンヌ門の先の濠に架かる橋を渡って、2重の城壁の外に出ました。

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プラド広場Place du Pradoに出て、ナルボンヌ門を城壁の外から眺めます。

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門の前に奇妙な胸像があります。カルカス婦人Buste de Dame Carcasの胸像です。これは伝説に過ぎないようですが、カルカソンヌの町を支配していたサラセン人の王バラクがカール大帝との戦いに敗れて、部下の兵士たちと共に戦死した後、バラクの妻、カルカス婦人が数少ない兵士を率いて、5年もの間、カール大帝のフランク軍からカルカソンヌの町を守りました。部下の戦士はすべて戦死し、カルカス婦人のみが残ります。町にあるのは豚1匹と小麦一袋だけです。カルカス婦人はその小麦を豚に食わせて、町の城塔の上から、フランク軍に投げ落とします。豚の腹が裂けて、小麦が流れ出ます。それを見て、フランク軍は町にまだ十分な食料があると信じて、町の囲みを解いて、引き上げていきます。それを見たカルカス婦人はフランク軍に向けて、和平を呼びかけるラッパを吹かせました。「カルカスが鳴らす」 フランス語で、「カルカス ソンヌ« Carcas sonne ! »」 カルカソンヌの町の名前の由来だそうです。カール大帝は引き返してカルカス婦人の忠誠を受けられたとのことです。

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ナルボンヌ門の左に続く城壁です。素晴らしい城壁ですね。

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再び、ナルボンヌ門に戻ります。濠に架かる橋を渡ります。

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橋の上から見た、右手に続く城壁とその前の濠です。

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左手にも同じように城壁と濠が続きます。

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橋を渡って、外側の城壁を抜けると、内側の城壁の守りを固めるナルボンヌ門が聳え立っています。城塞都市ラ・シテの東側の入口に位置するナルボンヌ門はフランス国王フィリップ3世治世下、1280年に建造されました。2つの巨大な搭から成っています。ナルボンヌの町の方角にあたることからこの名がつけられました。門の入口の上には聖母マリア像が飾られ、我々を優しく迎え入れてくれます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この後は城塞都市ラ・シテの束の間の路地歩きを楽しみます。既に夕方の6時を過ぎています。



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カルカソンヌ:路地散策して、サン・ナゼール大聖堂へ

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/17回目

カルカソンヌの城塞都市ラ・シテla Citeのコンタル城Château Comtalを訪れ、城壁の上の散策を楽しみました。
ナルボンヌ門Porte Narbonnaiseから城塞都市ラ・シテの中に入り、今度は路地歩きを楽しみます。町一番の繁華街、クロ・メルヴィエイユ通りRue Cros Mayrevieilleをコンタル城に向かって歩いていきます。

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暑いので、ジェラートでもいただきましょう。

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ピスタチオをいただきます。冷たくて美味しい!

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また、コンタル城の前まで戻ってきました。

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そろそろ、夕食にしましょう。ホテルの女主人に紹介してもらったレストランに向かいます。コンタル城から小さな路地、サン・ルイ通りRue Saint-Louisに入ると、路地の先に目的のレストランが見えてきます。

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そのレストラン、オ・フール・サン・ルイRestaurant Au Four Saint Louisを訪れます。レストランに入ると、もう少し後に来てねと言われます。まだオープン前で、レストランのスタッフが食事中です。まだ、6時半で早過ぎたようです。

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気さくで家庭的な雰囲気のレストランです。

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近くをぶらぶらして、時間をつぶしましょう。レストランの前の路地、サン・ルイ通りRue Saint-Louisを進むと小さな広場に出ます。オーギュスト・ピエール・ポン広場Place Auguste Pierre Pontです。

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広場にはラ・シテ一番の高級ホテル、オテル・ド・ラ・シテHôtel de la Cité Carcassonneがあります。旧司教館跡に建てられた5つ星ホテルです。1つ星のレストランも併設しているようですが、ここでは贅沢はやめときましょう。

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広場の向かい側には、サン・ナゼール大聖堂Basilique Saint Nazaireが聳え立っています。11世紀からの歴史を持つ教会です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ちょっと教会の中を覗いてみましょう。中に入ると、この小さな町には似つかわしくないような立派な空間が広がっています。

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身廊を主祭壇に向かって歩いていきます。

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後ろを振り返ると、立派なパイプオルガンが見えます。

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説教壇も凝った造りです。

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主祭壇の後方のステンドグラスが素晴らしいです。

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右手の翼廊にあるバラ窓も美しいです。

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もう少し、教会の中を見ていきましょう。



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カルカソンヌ:サン・ナゼール大聖堂を見た後は名物料理カスレに舌鼓

2019年9月18日水曜日@リヨン~カルカソンヌ/18回目

カルカソンヌの城塞都市ラ・シテla Citeで城壁の上の散策を楽しんだ後、路地散策をしています。
城塞都市ラ・シテの宗教の中心であるサン・ナゼール大聖堂Basilique Saint Nazaireの中を見学しています。
主祭壇の前に立ち、左手の翼廊の美しいバラ窓を眺めています。この大聖堂はステンドグラスが素晴らしいです。

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大聖堂内の見事なステンドグラスに魅了されます。

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側廊のステンドグラスも素晴らしいです。

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側廊に立ち並ぶ柱の連なりも綺麗です。

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ステンドグラスの美しい小礼拝堂があります。

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キリスト像がぽつんと置いてあります。

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入口近くに戻り、再び、主祭壇のステンドグラスに目をやり、大聖堂から出ます。

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大聖堂の翼廊の前に出ます。奇妙なことにこの大聖堂は翼廊から出入りします。

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大聖堂の北側面です。北側面に面して、オーギュスト・ピエール・ポン広場Place Auguste Pierre Pontがあります。今、その広場から大聖堂を眺めています。

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北側廊にも入口があります。

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広場は小さいので、大聖堂全体を見渡すことは難しいです。大聖堂を北から眺めた姿です。

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なんだか、空模様が怪しいので、傘を取りにホテルに戻ります。ホテル近くのグラン・ピュイ広場Place du Grand Puitsにある古井戸です。グラン・ピュイとはフランス語で大きな井戸のことです。

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傘を持って、再びレストランへ行くと、今度はもちろん営業中です。既にお客さんで賑わっています。このレストラン、オ・フール・サン・ルイRestaurant Au Four Saint Louisは郷土料理で結構、有名なお店のようです。まずは白ワインとエヴィアンをいただきます。

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カルカソンヌ名物の煮込み料理、カスレを楽しみます。シンプルな塩味で美味しいです。

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ピザ・マルゲリータもいただきます。

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食べるのはこの2つだけです。

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それでも、量が多く、ピザは残してしまいます。ごめんなさい。
このお店は家族経営のようです。テーブルに料理を運んでくれる女の子はよく働く娘でした。
夕食を終え、路地に出ると、すっかり、暗くなっています。

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夜道をホテルに戻ります。

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ホテル近くのグラン・ピュイ広場まで戻ってきました。まだまだ、このあたりは賑わっています。

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ホテルの部屋に戻り、ワインの酔いも回り、一寝入り。目が覚めると、外は雨音に雷光。久しぶりの雨ですが、今のところ、何の影響もありません。雨音をききながら、ブログの記事を書いています。明日の天気はどうなるかな。明日は天気さえよければ、ミディ運河クルーズに出かけ、その後、聖地ルルドに向かいます。ところで夜中にブログ記事をアップするためにレセプション前に下りていったら(このホテルは部屋ではネットがつながらない)、思わぬ珍事が起こったのですが、それは後で書きますね。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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