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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオンのワイナリーへ

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ

旅の19日目、ワインの町、ボルドーBordeauxの2日目です。

朝起きると、外はザーザーという雨の音です。遂に降ってきましたね。今日は、ワイナリーツアーなので、降っても被害は最小ですが、やはり晴れた方がよいに決まっています。
今日はワイナリーツアーに参加するのでわがままに朝寝坊はできません。しっかり起きて、荷物をホテルのレセプションに預け、チェックアウトし、身軽になって、傘をさしてワイナリーツアーの集合場所、カンコンス広場Quinconcesに向かいます。歩いて10分ほどで到着。風まじりの強い雨が降っています。足元は水溜まりで、なんだか悲しいです。この旅で傘をさすのは初めてです。せっかく、美しいワイン畑巡りなのに残念です。広大なカンコンス広場で集合場所を見極めて歩いていくと、今日のガイド兼ドライバーの日本人女性が駆け寄ってきます。華奢で控えめ、それでいてしっかりした女性。ボルドーに暮らして20年だそうです。今日1日、お世話になります。集合場所では、既に日本人女性2人組が待っています。もう一組は2歳の男児を連れた若いご夫婦とのことで、ワンボックスカーに乗り込んで彼らの待つホテルまで迎えに行きます。これで全員揃いました。出発です。しっかり降る雨に、気勢があがりません。女性二人は、40代のキャリアウーマン。女性の生き方は難しいとの話題で話し込みます。ま、配偶者が一方的におしゃべりしていた感じですけどね。
強い雨に打たれながら、8人の乗ったワンボックスカーは最初のワイナリー見学のサンテミリオンSaint Emilionに向かってひた走ります。意外にも高速道路を走行します。ガロンヌ川Garonne、ドルドーニュ川Dordogneを渡って、右岸にはいり、ポムロールPomerol地区をかすって、サンテミリオン地区に入ります。周りには、ワイン畑が広がります。

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ここで、ボルドー地方の主なワイン生産地を地図で確認しておきましょう。ガロンヌ川とドルドーニュ川、そして、これらが合流したジロンド川の流域でワインが生産されています。高級ワインの生産地はメドック、グラーヴ、サンテミリオン、ポムロール、ソーテルヌが挙げられます。

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今日の1日ワイナリーツアーでは、サンテミリオンとメドックの中のマルゴー地区の2つのワイナリーを訪問して、醸造所の見学とテイスティングを体験します。5大シャトー(シャトー・マルゴーなど)でも外からの写真撮影を予定しています。
ちなみにボルドーのワインはフルボディの赤ワインが特徴で、カベルネ・ソーヴィニョンを主にメルロー種などをブレンドしたメドック地区の有名シャトーのワインが世界をリードしているとのこと。イギリスの貴族階級の愛されたクラレットはボルドー産のワインのことだったそうです。

ワイン畑の向こうにはシャトーと思われる建物が点在しています。

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右手に大きなシャトーが見えています。

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強い雨に打たれながら、車はワイン畑の中を走っていきます。

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右手には、素敵なシャトーの門があります。シャトー・フラン・メイヌChâteau Franc Mayneです。行く手には、シャトー・オンブ・トゥール・プーレChâteau Ambe Tour Pourretの建物が見えています。

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どこまでもワイン畑が続いています。

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右手には有名シャトーが並んでいるようです。

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やがて、前方にサンテミリオンの村の中心地が見えてきます。モノリス教会Monolithic Church of Saint-Emilionの尖塔の先端が頭を出しています。

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強い雨が降り続いています。

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だんだん、サンテミリオンの村の中心地に近づきます。

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やがて、村の入り口の前のグランデ壁Les Grandes Muraillesを通過します。近すぎて、部分的な写真になってしまいました。昔のサンテミリオンの入口の城壁の廃墟です。

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ここからサンテミリオンの村の中心地を通り過ぎて、目的のワイナリーに向かいます。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオンの周りの美しいワイン畑

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/2回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。日本人女性のガイドが運転するワンボックスカーに3組、7人が乗り込んで、最初にワイナリー見学するサンテミリオンSaint Emilionに向かって走ります。ガロンヌ川Garonne、ドルドーニュ川Dordogneを渡って、右岸にはいり、サンテミリオン地区に入ります。やがて、サンテミリオン村の入口に着き、そこから右折して、村の周りを巡ります。右手にはサンテミリオン村の周りに広がるワイン畑が強い雨を受けながら、美しい姿を見せています。ちょうど、葡萄の摘み取り時期です。

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村の周りの駐車場は朝から満車状態ですね。

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道の左側には、古びた石造りの建物がひっそりと佇んでいます。

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村の外周道路を走っていきます。正面には、シャトー・カノンChâteau Canonの門がありますが、左に折れて、さらに村の外周を走っていきます。

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低い石塀の向こうには、どこまでもどこまでもワイン畑が広がっています。これがサンテミリオンなんですね。凄い!

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ワイン畑の中には時折、シャトーの建物が見えます。ちなみにシャトーというのは文字通り、城や館という意味ですが、ワインの世界では、ブドウ園を持ち、ワインを醸造している生産者やブドウ園そのもののことです。ボルドーでは、このシャトーが約8000もあるそうです。もっともシャトーで造られたワインすべてがシャトーワインを名乗れるわけではなく、ブドウ栽培から瓶詰まで一貫してシャトーで造られたワインのみがシャトーワインとして、ラベルに表示できます。実のところ、ボルドーの葡萄栽培者の8割は瓶詰め施設を持てず、造ったワインをワイン商や組合に売っているそうです。ほんの一部だけがシャトーワインとして、超高級ワインを造っています。そういう感慨に浸りながら、サンテミリオンのワイン畑の中を走っていきます。

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サンテミリオン村の周りには、低い石塀に区切られた広大なワイン畑が延々と続きます。

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やがて、村の外周から離れて、ワイン畑の間を走り始めます。

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時折、道路の分かれ道に道標があります。このあたりの道標にはシャトー名がずらっと並んでいます。みな、有名シャトーなんでしょう。

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下り坂に差し掛かると、前方には視界に入る限り、地平線の彼方まで、膨大なワイン畑が続きます。こんなにワインを造って、一体、誰が飲むのって思います。

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珍しく、道の右側には葡萄の木がない野原があります。野原の先にはもちろん、ワイン畑が広がり、その先にサンテミリオンのワイン組合の大きな建物が見えます。ワイン販売のお店があるようです。

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日本人女性のガイドさんはその華奢な体に似合わずにタフなハンドルさばきで疲れも見せずに周りの様子を説明しながら、車をスムーズに走らせていきます。ボルドーでは有名なガイドさんのようで、ワインのサイトでもよく写真を見かけるので、多分、顔出しもOKでしょうが、確認を取らなかったので、ここは顔を塗りつぶしておきます。悪しからず。

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サンテミリオンの村の周りのワイン畑を気持ちよくドライブしていきます。これで雨さえ降らなければ最高なんですけどね。目的のワイナリーは間近のようです。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオンのワイナリーを次々と通過

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/3回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。サンテミリオン村Saint Emilionをいったん通り過ぎて、最初の目的地のワイナリーに向かっているところです。大手のワイナリーの作業用の大きな建物の前を通り過ぎます。

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このワイナリーはシャトー・ラ・ガフリエールChâteau La Gaffelièreです。サンテミリオンでも、最も古い歴史を持つ家族経営の生産者です。その歴史は1400年代まで遡ることができます。マレ・ロックフォール家によって運営されており、毎年数千人の観光客が訪れるそうです。このシャトーのワインはサンテミリオン特級格付けにおいて、第一特別級B(プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB)を獲得しています。最高級の第一特別級A(1本10万円クラス)には及びませんが、それでも、1本4万円クラスです。さきほど通り過ぎたシャトー・カノンChâteau Canonも同程度の格付けです。

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この大きなシャトーは通り過ぎるのに時間がかかりますね。さすがに大手のシャトーです。

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通りの向かいの建物です。これもシャトー・ラ・ガフリエールの所有なのでしょう。

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これはもう、お隣のワイナリーのワイン畑のようです。シャトー・サン・ジョルジュChâteau Saint Georgesのようです。ここも歴史の古いシャトーですが、サンテミリオン地区の衛星地区のサン・ジョルジュ・サンテミリオンに分類されます。

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このあたりはその隣のワイナリー、シャトー・パヴィChâteau Pavieのワイン畑のようです。ここはサンテミリオンの最高級の格付け、第一特別級Aだそうです。サンテミリオンの東の丘陵斜面という立地が素晴らしいです。1本7~8万円という高級ワインを生産しています。

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右手のワイン畑のすぐ先には、この道路と並行して、鉄道線路が走っています。サンテミリオン駅Gare de Saint Émilionもすぐ近くです。

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シャトー・パヴィのブドウ畑と隣接するワイナリーのシャトー・ラルシ・デュカスChâteau Larcis-Ducasseも歴史あるシャトーで、グラシオ家によって所有されており、11ヘクタールある敷地は、サンテミリオンの村の南東にある有名なパヴィ丘陵に南を向いています。好立地のワイン畑を有しており、サンテミリオン特級格付けにおいて、第一特別級B(プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB)を獲得しています。

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続いて、お隣のワイナリー、シャトー・ベルフォン・ベルシエChâteau de Bellefont Belcierです。今は中国企業に買収されているそうです。ボルドーワインにまで中国が進出しているんですね。

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右手に見えるワイナリーはシャトー・ロジェChâteau Rozierでサビ家がオーナーですが、サンテミリオン格付けでは格付け外ですが、AOC格付けはサンテミリオン・グラン・クリュです。

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特徴ある建物のワイナリー、シャトー・ベアール ラ・シャペルChâteau Béard La Chapelleです。AOC格付けはサンテミリオン・グラン・クリュです。特級格付けではありませんが、十分な品質と言えます。1本3000円以下のリーズナブルな価格です。

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曲がり角にある道標を見ると、これから訪問するワイナリー、シャトー・トゥール・バラドズChateau Tour Baladozの名前があります。

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サンテミリオンで訪問するワイナリーには後、数分で着きそうです。楽しみですね。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオンのワイナリー、シャトー・トゥール・バラドズに到着

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/4回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。サンテミリオン村Saint Emilionを通り過ぎて、最初の目的地のワイナリーに近づいているところです。
ワイン畑には、まだ、強い雨が降り続いています。

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シャトー・ド・カンダルChâteau de Candaleの前を通過します。このシャトーのAOC格付けはサンテミリオン・グラン・クリュです。サンテミリオン地区の特級格付けはありません。

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すぐにお隣のワイナリー、シャトー・ゴドーChâteau Godeauの前を通過します。このシャトーのAOC格付けはサンテミリオン・グラン・クリュです。ここもサンテミリオン地区の特級格付けはありません。

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シャトー・ゴドーを過ぎました。目的のワイナリーは間近です。

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シャトー・ラ・クロワジルChateau La Croizilleの前を通過。このシャトーのAOC格付けはサンテミリオン・グラン・クリュです。ここもサンテミリオン地区の特級格付けはありません。実はこのシャトーはこれから見学するシャトーと隣り合っていて、オーナーも同じ。いわば、兄弟シャトーの間柄になります。

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シャトー・ラ・クロワジルのすぐ隣が目的のワイナリー、シャトー・トゥール・バラドズChateau Tour Baladozです。ここまでボルドー市内からほぼ1時間の行程です。サンテミリオンの村の中心からは10分ほどです。
シャトー・トゥール・バラドズの綺麗な門が通りに面しています。通りを挟んで、小さな駐車場があります。車が停まると同時に降りて、門に向かいます。雨なので傘をさします。

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門を抜けて、ワイナリーの建物に向かいます。

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門の中にはワイン畑が広がっています。葡萄の木はこんなに低くしてあります。これがボルドー流なのでしょう。

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ワイナリーの倉庫のような建物に向かいます。既に扉は開いていますね。

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この建物はレセプションでした。とりあえず、ここに入って、見学開始を待ちます。

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すぐにワイナリーの案内スタッフの方が来て、ワイン醸造の過程の見学を開始します。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオンのワイナリー、シャトー・トゥール・バラドズのワイン醸造過程

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/5回目

久しぶりにフランスの旅の記事を再開します。現在、ボルドーからのワイナリーツアーの最中です。


ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。サンテミリオン村Saint Emilionを通り過ぎて、最初の目的地のワイナリー、シャトー・トゥール・バラドズChateau Tour Baladozに到着。
早速、ワイナリーのスタッフの案内で、ワイン醸造の過程を見てまわります。

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醸造所にはいると、大きな発酵タンクが並びます。

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初めて見るワインの発酵タンクは清潔で整然と並んでいます。

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そして、圧巻なのは、ずらっと並ぶ熟成用樽です。

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どんだけ、造るのって、呆れるほど、樽が並んでいます。

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樽には、ワイナリーの名前、シャトー・トゥール・バラドズChateau Tour Baladozと2017年という生まれ年が書かれています。

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この醸造所の大きな建物の壁に大きく、そして、誇らしげにトゥール・バラドズTour Baladozというシャトーの名前が書かれています。

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そのシャトーの名前の書かれた壁に向かって、熟成用樽がずらっと並ぶ光景は壮観です。

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熟成用樽を眺めながら、ワイナリーのスタッフの説明を受けます。フランス語ですが、日本語ツアーの女性が丁寧に日本語に翻訳してくれます。

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よく見ると、同じように見える熟成用樽にも色々な種類があり、上に書かれていることが違っています。

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いずれも2017年が生まれ年です。

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醸造所内の説明を受け後、いよいよ、テイスティングです。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオンのワイナリーでテイスティング、そして、ボトルをお買い上げ

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/6回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。サンテミリオン村Saint Emilionにある最初の目的地のワイナリー、シャトー・トゥール・バラドズChateau Tour Baladozで見学しているところです。
ワイナリーのスタッフの案内でワイン醸造の過程を見た後、いよいよ、テイスティングです。
テーブルの上に3本のボトルが並びます。

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最初はセカンドワインです。うーん、これがサンテミリオンの赤なのね。

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次はファーストワインです。さすがに質がよいのが分かります。

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そして、同じオーナーの別のシャトー、ラ・クロワジルChateau La Croizilleのファーストワインです。さらに質が上がります。が、このクラスのファーストワインはsaraiの舌ではよしあしの差があまり分かりません。

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いずれも赤ワインです。やはり、初心者のsaraiでもファーストワインの美味しさは分かります。

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結果、ファーストワイン、シャトー・トゥール・バラドズ2016年のハーフボトルをお買い上げ。saraiが赤ワインを購入するのは稀なことですが、これも記念ですからね。同行者たちもサンテミリオンの赤ワインを次々と何本も購入しています。

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これで1つめのシャトー見学は終了。外に出ると雨は、しっかり降っています。

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雨ですが、周りには美しいワイン畑が広がっています。

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シャトーの建物を後に駐車場の車に向かいます。

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葡萄の実は葡萄の木のこんな低いところにたわわに実っています。こういう葡萄の仕立て方がボルドー流です。

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摘み取り寸前の葡萄の木がずらっと並んでいます。

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それにしても葡萄の実が育っていますね。ちょっと味見したいものです。実はこの秘かな願いが後で叶うんです。

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最後にこのシャトー、トゥール・バラドズの見事なワイン畑に目をやります。

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車に乗り込んで、次はサンテミリオン村の中心地に向かいます。ワイン畑の中を抜けていきます。

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サンテミリオン村はどんなところでしょう。楽しみです。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオン散策~ピエール・メラ広場とモノリス教会

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/7回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。サンテミリオン村Saint Emilionにある最初の目的地のワイナリー、シャトー・トゥール・バラドズChateau Tour Baladozの訪問を終えて、
サンテミリオン村の中心地に向かっているところです。来たときとは別の道を通って、車は走っていきます。

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道の周りには美しいワイン畑が広がっています。

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ワイン畑は豊かな実りの時を迎えているようです。

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サンテミリオン村はどこまでもワイン畑が広がっています。どれほど大量のワインが造られているんでしょうか。

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サンテミリオン村の中心でツアーの車を停めて、2時間の自由行動です。残念ながら、まだまだ雨は降っています。ここは村の入口のピエール・メラ広場Place Pierre Meyratです。車はこの近くに駐車しています。後で間違わずに戻ってこないと置き去りにされてしまいます。

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広場に面して、カレッジ教会Eglise Collégialeがあります。今はミサか何かの催しをやっているようです。

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教会に連なる建物にサンテミリオン・ワイン会館Maison du Vin Saint-Emilionがあります。サンテミリオンのワイン造りを紹介する展示とワイン販売をやっています。

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広場の先にモノリス(一枚岩)教会Église Monolithe de Saint-Émilionの尖塔が見えます。そちらに向かって歩きましょう。

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ピエール・メラ広場から左に入る路地のクロッシェ通りRue du Clocherの石畳が雨に濡れて光っています。この路地に入ります。

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路地沿いには美しい石造りの建物が並んでいます。

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路地を少し進むと、右手にクロッシェ広場Place du Clocherがあります。その広場にモノリス教会が聳え立っています。

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このクロッシェ広場の奥、すなわち、モノリス教会の横に立つと、高台からのサンテミリオン村の美しい風景を眺められます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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もう少し、ここの眺めを楽しんだ後、村を軽く散策します。強い雨が降っているので、そう歩き回るわけにはいきませんけどね。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオン散策~クロッシェ広場とマルシェ・オウ・ボワ広場、そして、モノリス教会の洞窟

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/8回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。最初のワイナリーの訪問を終えて、サンテミリオン村Saint Emilionで2時間の休憩タイム中です。強い雨の中、村の丘の上を傘をさして散策しています。クロッシェ広場Place du Clocherから、村の家々を見下ろします。ライムストーンで造られた家々のシックな色合いの美しい眺めに見とれます。

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小さな村の向こうにはワイン畑が広がっています。

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クロッシェ広場の真下を見下ろすと、そこも広場になっていて、人で賑わっています。モノリス教会広場Place de L'Église Monolitheです。

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モノリス教会広場はオープンテラス席がパラソルで覆われていますね。どんな様子なんでしょう。後で行ってみましょう。

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広場の右手の手前には、モノリス(一枚岩)教会Église Monolithe de Saint-Émilionの基部(1階部分)があるようです。そこにも行ってみます。

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クロッシェ広場の展望台には広場の説明板があります。ここは村を望むバルコニーなんですね。

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さて、早速、モノリス教会広場に下りてみましょう。クロッシェ通りRue du Clocherの路地の石畳を少し進むと、右手に下に下りていく路地があります。

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この路地、テルトル・デ・ラ・テント通りRue du Tertre de la Tenteを下りていきます。雨で石畳みが濡れて、滑りやすくなっています。そろそろと歩いていきます。

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ほかの人たちに後れを取りますが、ここは慎重に歩いていきます。

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ようやく無事に下りることができ、モノリス教会広場に立ちます。見上げると、先ほどまでいたクロッシェ広場の展望台が小高いところに見えます。モノリス教会の尖塔(鐘楼)もそそり立っています。

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広場から一段下がったところがモノリス教会の入り口のようです。そちらに行ってみましょう。

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モノリス教会に入ると、石灰岩をくり抜いた洞窟があります。かつて、聖エリミオンが修行のためにくり抜いた洞窟を彼の死後、弟子たちがさらに洞窟を拡張して、一枚岩だけの教会を造ったのだそうです。

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洞窟の中をぐるっと一周して出てきました。珍しい教会ですね。再び、モノリス教会広場に立ち、教会の入口を見下ろしています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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また、このあたりを散策しましょう。ただ、雨が強く降っているので、遠くまで歩く気にはなれません。



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ボルドーのワイナリーツアー:モノリス教会広場をぶらぶら

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/9回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。最初のワイナリーの訪問を終えて、サンテミリオン村Saint Emilionで2時間の休憩タイム中です。強い雨の中、サンテミリオンの聖なる中心、モノリス(一枚岩)教会Église Monolithe de Saint-Émilionの洞窟の中を見学しました。洞窟を出て、傘をさして、モノリス教会広場Place de L'Église Monolitheに立ち、さて、これから、どこに向かおうかなと迷っています。

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とりあえず、広場の先にある路地に向かいます。ワインショップがありますね。

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路地の入口で振り返ると、モノリス教会広場に面するお店が並んでいます。カフェやワインショップなどですね。

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路傍では葡萄の苗が無造作に並べられて、販売されています。

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どうやら、サンテミリオンの代表的な品種のメルロー種の葡萄のようです。ひとつ5ユーロは安いんでしょうか。残念ながら、買っても日本には持ち帰るわけにはいきません。

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路地の入口から眺めると、路地の先にはワインショップが並んでいるだけで、それほど気を引くものもなさそうです。

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路地の入口から引き返して、また、モノリス教会広場に戻ります。綺麗なワインショップがあります。既にサンテミリオンのワインはワイナリーで購入済なので、中を覗くのはやめます。

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お隣もワインショップです。さすがにワインの本場の村です。ワインショップが文字通り、軒を連ねています。

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そのお隣はブションです。フランス郷土料理のレストランですね。そろそろ、昼食をいただくレストランを探す時間です。もう少し名の知れたレストランを探しましょう。

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またまた、綺麗なワインショップです。

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広場からの路地を上っていきます。カドンヌ通りRue de la Cadeneです。雨に濡れて、とても滑りやすい石畳の道なので気を付けて歩いていきます。路地の先には石のアーチのカドンヌ門Porte et maison de la Cadeneも一部が見えています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここからはモノリス教会広場から離れたところを散策します。雨ですけどね。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオン村散策、カドンヌ通り~グアデ通り~ポルト・ブルネ通り

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/10回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。最初のワイナリーの訪問を終えて、サンテミリオン村Saint Emilionで2時間の休憩タイム中です。強い雨の中、モノリス教会広場Place de L'Église Monolitheをぶらぶらした後、広場を離れて散策します。
カドンヌ通りRue de la Cadeneの路地の雨で滑りやすくなった石畳の道を上っていくと、ここにもワインショップがあります。この村には、どれだけのワインショップがあるんでしょうね。

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カドンヌ通りをほぼ上り切ったところで右に折れる路地があります。そちらに向かいましょう。

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ここにもワインショップがあります。驚きますね。

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村の中央を走る大通り、グアデ通りRue Guadetに出ます。実はさきほども車でこの通りを走ったので、それなりに見覚えのある通りです。通りにぶつかったところで右に折れて、道を下っていきます。相変わらず、通りの両脇にはライムストーンで造られた蜂蜜色の石造りの建物が並びます。中世の雰囲気が漂う村の風景が続きます。

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通りからは家々の屋根越しにモノリス(一枚岩)教会Église Monolithe de Saint-Émilionの尖塔が望まれます。モノリス教会はこの村のランドマークですね。道に迷ったら、あの尖塔に向かって歩いていけば、村の中心に着けます。

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さて、通りはこの先、2つに分岐しています。どちらの道に進みましょうか。

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通りを振り返ると、グアデ通りが真っすぐに伸びていて、通りの片側にはびっしりと車が駐車しています。石造りの昔からの建物が立ち並び、通りにしか、駐車スペースはありません。ヨーロッパの古い町で見慣れた光景です。

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モノリス教会の尖塔はこの通りからは上半分ほどしか見えません。もっと眺めのよい高台に行ってみましょう。

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分岐を左の高台に上るリベルテ通りRue de la Libertéに進みます。次第にモノリス教会がよく見えてきます。

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リベルテ通りを上っていくと、ポルト・ブルネ通りRue de la Porte Brunetにぶつかります。ポルト・ブルネ通りは平坦な高台の通りです。この通りを左に進みます。すると、展望のよいカプ・ドゥ・ポン広場Place Cap du Pontniに出ます。ここからはサンテミリオンの村を見渡すことができます。絶景です。正面にはモノリス教会の全景が望めます。

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左に目を転じると、赤い垂れ幕のあるロイ塔Tour du Royが見えます。できれば、あの塔にも上りたかったのですが、この雨の中、あそこまで行く気がしません。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここからの眺めを少し楽しんで、また、村の中心に戻りましょう。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオン村散策、カプ・ドゥ・ポン広場~コルデリエ修道院~カドンヌ門~ジロンダ通り

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/11回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。最初のワイナリーの訪問を終えて、サンテミリオン村Saint Emilionで2時間の休憩タイム中です。強い雨の中、モノリス教会広場Place de L'Église Monolitheを出発点にして、村の中の路地を散策しています。
高台の路地、ポルト・ブルネ通りRue de la Porte Brunetにある展望のよいカプ・ドゥ・ポン広場Place Cap du Pontでサンテミリオン村の眺めを楽しんでいます。この広場に面して、コルデリエ修道院Cloître des Cordeliersがあります。この日は固く門を閉じています。鉄柵を通して、修道院の中を覗き込みます。フランシスコ会の修道院の建物と中庭が辛うじて見えます。

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この修道院は廃墟になっていましたが、現在は歴史的建造物として整備されて、地下にあるカーブでは発泡ワインが造られており、ワイナリーとして、試飲ができるようになっています。鉄柵越しに中庭が見えています。

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中庭には、綺麗な花壇が造られています。

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ちょっと中に入ってみたかったですね。

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修道院の前を離れて、ポルト・ブルネ通りを歩いていくと、石のアーチのカドンヌ門Porte et maison de la Cadeneとカドンヌ通りRue de la Cadeneが見えます。その路地の先が散策の出発点のモノリス教会広場です。モノリス(一枚岩)教会Église Monolithe de Saint-Émilionの尖塔(鐘楼)も見えています。

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ポルト・ブルネ通りの外れから、先ほどのグアデ通りRue Guadetを見下ろします。この二つの通りはこの先で合流します。

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もう一度、カドンヌ門とその先のモノリス教会を眺めます。とても美しい街角の風景です。

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グアデ通りに出ます。ここから賑やかな路地、ジロンダ通りRue des Girondinsが続いています。その先は最初に歩いたクロッシェ通りRue du Clocherがある筈です。このあたりは観光客が最も多いエリアです。ランチの時間ですから、この路地に入って、レストランを探しましょう。もう、このサンテミリオンでの休憩タイムは残り1時間ほどです。

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ジロンダ通りの路地を歩いていきます。突き当りを左に行くと、クロッシェ通りの路地です。

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クロッシェ通りの路地の中ほどにある、お目当てのレストランを覗くと、まだ、開店していません。12時から開店するようです。まだ、20分近くあるので、最初に見逃した教会、カレッジ教会Eglise Collégialeを覗いてきましょう。もう、日曜ミサも終わった頃です。カレッジ教会の前にすぐに着きます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ランチの時間が迫っているので、超特急でカレッジ教会の内部を見学します。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオン村散策はコレジアル教会でおしまい。そして、美味しいランチ

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/12回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。最初のワイナリーの訪問を終えて、サンテミリオン村Saint Emilionで2時間の休憩タイム中です。強い雨の中、モノリス教会広場Place de L'Église Monolitheを出発点にして、村の中の路地を散策していました。
そろそろ、ランチをいただくので、散策を打ち切って、最後にコレジアル教会(参事会教会)Eglise Collégialeの内部を覗いてきましょう。
内部に入ると、1廊式の簡素な身廊の空間が細長く続いています。日曜ミサが終わったらしく、人影がまばらです。

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主祭壇のほうに向かいます。本当に内部装飾が簡素ですね。それに天井もそんなに高くありません。12世紀に建てられたロマネスク様式の古い身廊がそのまま、往時の姿を偲ばせています。

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主祭壇の前には、まだ、大勢の人がいますね。ミサの後、まだ、居残っている人たちのようです。

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天井はロマネスク様式の簡素なリブの連なりになっています。

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説教壇の天蓋部分には木彫の飾りが取り付けられています。マリアでしょうか。

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内陣のステンドグラスが美しいです。

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ステンドグラスには聖書からの場面が描かれています。

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これから何かの催しが開かれるようです。だんだん、人が集まってきます。このあたりで教会の外に出ましょう。

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教会を出ると、そこはピエール・メラ広場Place Pierre Meyratです。綺麗な花壇のある緑の広場の奥には、古い家の名残りが見られるロジ・ド・マレットLogis de Maletという史跡があります。

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さて、時間になったので、ランチにしましょう。ここで各自ランチを食べるようにとの指示なので、12時ちょうどにツアーガイドの女性のお勧めのレストラン、ランヴェール・デュ・デコーL'Envers du Decorに入店。ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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レストランに入店しましたが、一番乗りにもかかわらず、予約なしでは2人用のテーブルは用意できないという厳しい言葉。ところが運良く、お店の前で、ツアーの同行者、子供連れの若いご夫妻にばったり会います。4人席なら用意できるとのこと。ラッキー! 相席で食事することにします。幼児一人は幼児用の椅子を用意してもらって、5人でテーブルを囲みます。ランチコースが当然のお店の感じですが、時間がないのでランチコースは食べてはダメとツアコンに言われていたこともあり、メイン1品で勘弁してもらうことにします。分からないフランス語のメニューを見ながら、チキンとビーフを2人前ずつ注文。ワイナリーツアーだから、ここではワインを飲む気にはなれません。飲み物はミネラルウォーターにします。チキンとビーフは驚くことに2人前ずつ皿に盛って、料理が運ばれてきます。しかし、それでテーブルがいっぱいになったので、それが正解なのでしょう。これがチキンの大皿。

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これがビーフです。ビーフはステーキです。これがとても美味しい! 

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4人でそのチキンとビーフをシェアしながらランチをいただきます。幼児には子供向けメニューがあり、それを注文します。サイドメニューのポテトとグリーンサラダも普通に美味しいです。ともかく、テーブルの上は料理でいっぱいになっています。こんなに食べられるかな。

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有名観光地の有名レストランだけあって、料金高めですが、料理の量もはんぱありません。ともかく、メインのビーフもチキンも巨大な量でビックリですが、若い男性(子供連れのご夫妻のご主人)のおかげでそこそこ食べられました。予定時間きっかりに食べ終えて、店を出ます。なお、お会計はテーブルでするのではなく、入り口のカウンターで行う方式。昨日のボルドーのレストランも同じ方式でした。最近はこういう方式でスピーディに会計できて、結構です。でも、つい、チップを渡し損ねますね。
ツアーガイドの待つ車に向かいます。



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ボルドーのワイナリーツアー:サンテミリオンからメドック地区のマルゴーへ

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/13回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。最初のワイナリーの訪問の後は、サンテミリオン村Saint Emilionで2時間の休憩タイム中。
ランチも有名レストランのランヴェール・デュ・デコーL'Envers du Decorで無事、予定時間までに完了。

レストランを出ると、目の前にはサンテミリオンのシンボルとも言えるモノリス(一枚岩)教会Église Monolithe de Saint-Émilionの尖塔(鐘楼)が聳えています。

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嬉しいことに、お店を出る頃には雨も上がり始めます。配偶者の晴れ女ぶりは健在です。ワイナリーツアーの車が駐車しているところに向かいます。ピエール・メラ広場Place Pierre Meyratを抜けていきます。

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無事、ツアーガイドが待つ車に到着。決められた時間までに全員が集合します。これまでは前の方の座席に座っていましたが、公平を期すために、座席を入れ替えて、今度は後方の座席に移ります。

次のワイナリーを目指して出発します。次はメドック地区MédocのマルゴーMargauxを目指します。サンテミリオンの村を出ると、また、周りはワイン畑です。

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どこまでも続くワイン畑の中を走っていきます。

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もう、ワイン畑の風景が当たり前になってきますね。

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さて、今度はまた、ドルドーニュ川Dordogneを反対側に渡り、30分ほどで、今度はガロンヌ川Garonneを渡ります。赤い欄干が印象的なアキテーヌ橋Pont d'Aquitaineです。

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川の中ほどを渡っていきます。

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川をほぼ渡り終えます。このアキテーヌ橋は高い吊り橋で眺めが素晴らしいのですが、無情にも車はばんばん飛ばしていきます。眺めを楽しむ暇がありません。

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ガロンヌ川を渡ると、左岸のメドック地区です。やがて、美しい湖、ラックLe Lacの中を渡っていきます。

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ここまでは高速道路を走ってきましたが、メドック地区にはいると、しばらく下道を走っていきます。

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やがて、周りはメドック地区のワイン畑が広がります。

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どこまでも続くワイン畑の中を走っていきます。

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ここはもう既にメドック地区のマルゴーです。地図で位置を確認しておきましょう。

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あと数分で目的のワイナリーに到着するようです。



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ボルドーのワイナリーツアー:マルゴー地区のシャトー・プリューレ・リシーヌに到着

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/14回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。最初のワイナリーの訪問の後、サンテミリオン村Saint Emilionで2時間の散策とランチを楽しみ、次はメドック地区MédocのマルゴーMargauxのワイナリーを目指しています。
既に車はマルゴー村付近にはいっています。目的のワイナリーに到着するのもあと数分でしょう。周りには美しいワイン畑が広がっています。

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マルゴー村の位置を地図で確認しておきましょう。

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ラバルドLabardeの村に入ると、サン・マルタン教会Église Saint-Martinが見えます。変わった形の鐘楼ですね。この教会の起源はロマネスク期ですが、鐘楼と教会とその内部設備は19世紀の後半に復元されました。

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村を抜けると、また、周りには美しいワイン畑です。

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1~2分で、カントナック村Cantenac(マルゴー=カントナック村)のシャトー・プリューレ・リシーヌChâteau Prieuré Lichineに到着。サンテミリオンから車で1時間ほどでした。

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ここで急に奇跡的に天候が回復。雨も完全に上がります。で、今日最後のシャトー見学です。シャトーの建物は美しい緑の蔦で完全に覆われています。

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ワクワクした気分でシャトーの建物の入り口に向かいます。

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シャトー・プリューレ・リシーヌChâteau Prieuré Lichineの銘板が貼ってあります。1855年のパリ博覧会で目玉商品としてワインが展示されるときに、ナポレオン三世の命令で、ボルドー商工会議所がメドックのワインにランクを付けました。このシャトーのワインもグラン・クリュ・クラッセの格付けがされています。銘板にも記載されています。なお、ランクは1級から5級までの格付けですが、このシャトーは4級です。しかし、160年以上も前の格付けです。その後、ずっと大幅な変更はないようです。1級はメドック5大シャトーのシャトー・マルゴーやシャトー・ラトゥールですから、文句なしですが、2級以下は質も価格も混戦状態です。

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シャトーの建物に入ると、円形の美しい空間が出現します。ワイン販売や試飲コーナーが並んでいます。

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大きな窓からは周りに広がるワイン畑が見渡せて、雰囲気が最上です。

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販売コーナーも美しく飾られています。

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ここは試飲スペースのようです。4本のボトルのワインが並んでいます。赤のファーストラベル、セカンドラベル、それに白ワインです。そうです。ここには珍しい白ワインもあります。それについては後述しますね。

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販売コーナーにずらっと並んだボトル。壮観です。

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再び、窓の外の美しい風景を眺めます。

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建物の中をぶらぶらしながら、シャトーのガイドの説明が始まるのを待ちます。このガイドの案内で素晴らしいサプライズが待っています。生涯、忘れ得ぬ出来事なんです。



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ボルドーのワイナリーツアー:マルゴー村のシャトーの収穫直前の甘く、美味しいメルロー種のブドウをつまみ食い!

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/15回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。最初のワイナリーの訪問の後、サンテミリオン村Saint Emilionで2時間の散策とランチを楽しみ、次はメドック地区MédocのマルゴーMargauxのシャトー、シャトー・プリューレ・リシーヌChâteau Prieuré Lichineを訪問しているところです。
シャトーの建物内をぶらぶらしながら、シャトーのガイドの説明が始まるのを待ちます。この建物の大きな窓からのワイン畑の景色は抜群に綺麗です。

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ワインショップには白ワインがずらっと並んでいるのが気になります。ボルドーと言えば、赤ワインが有名で、白ワインは希少な筈です。

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この建物は円形になっています。天井を眺めると、中央の大きな柱でこの空間を支えているのが分かります。モダンなデザインですから、ここは最近建てられたようです。

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さて、シャトーのガイドのスタッフがやってきて、シャトーの案内の開始です。最初にシャトーの歴史の説明があります。シャトーのガイドの女性は結構日本語が話せます。フランス語で“小修道院”という意味のプリューレPrieuréと、以前オーナーであったアレクセス・リシーヌ氏の苗字を取ってシャトー・プリューレ・リシーヌと名付けられているそうです。事実、教会に今も隣接しているシャトーの起源は修道院でのワイン醸造だったそうです。ここでは赤ワインだけでなく、少量ですが、ソーヴィニオン・ブラン種の白ワインも作られているのが白ワイン好きのsaraiには嬉しい限りです。「プリューレ」の起源を重んじ、今でもミサ用に使う白ワインの製造はやめずに少しだけ作っているそうです。
一応の説明が終わり、これから醸造過程を見学します。醸造所に向かうためにいったん外に出ます。ところが、醸造所に向かう前に明日から収穫にはいるたわわに実った葡萄をつまみ食いしてよいという有り難いお言葉。早速、メルロー種のブドウの房から小粒のブドウをつまみとって、口に入れます。

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ううっ、何という美味しさ! 何という甘さ! 我が人生で食べたブドウの最高の味です。恐るべし! マルゴーのメルロー種のブドウ。ブドウがこれだけ美味しいんだから、ワインが美味しいのは当たり前でしょ! 今年はとても暑かったのですが、それがブドウには幸いして、当たり年になりそうだとシャトーのガイドは言ってます。確かにブドウは美味しいです。配偶者は生のブドウを持って帰りたいと叫んでいます。2019年のボルドー、とりわけ、マルゴーのワインに注目あれ!

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途中、作業スペースのようなところに葡萄を仕分けるような機械が無造作に置かれています。きっと、明日からの葡萄の収穫に大活躍するのでしょう。

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全面緑の蔦に覆われたシャトーの建物の横を、ガイドのお姉さんの後に付いて、通り過ぎていきます。

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シャトーの中は綺麗に整備されて、まるで散策路のような風情です。

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中庭には綺麗な花を咲かせている樹木もあります。まるで公園ですね。

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赤い夏薔薇も咲いています。ワイナリーにはバラは付き物です。一説には、葡萄の木に害虫が付くのを、より繊細な薔薇を植えることで事前に察知しようと言われています。しかし、本当はそうではなくて、装飾的にバラを植えているというのが真実のようです。この伝統はこのメドック地区にあるシャトー・ラトゥールから始まったとのことです。ですから、メドック地区のシャトーには薔薇が似合います。

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庭園の向こうに見えているのは修道院の名残でしょうか。

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醸造所の建物に近づいていきます。

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ああ、これが昔の小修道院の名残のようです。

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醸造所に足を踏み入れると、まだ、真新しい醸造用のタンクがずらっと並んでいます。設備の整備のために多額の投資がなされているようです。

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さて、これから醸造過程の見学です。



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ボルドーのワイナリーツアー:マルゴー村のシャトーの醸造過程を見学し、いよいよ試飲

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/16回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。最初のワイナリーの訪問の後、サンテミリオン村Saint Emilionで2時間の散策とランチを楽しみ、現在、メドック地区MédocのマルゴーMargaux村のシャトー、シャトー・プリューレ・リシーヌChâteau Prieuré Lichineを訪問しているところです。
シャトーのガイドの案内で醸造所の中に入りました。最新式の醸造用タンクが並んでいます。

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収穫された葡萄は破砕が行われた後に、この醸造用タンクに入れられ、低温マセレーション(12~13度)を1週間ほど行われます。その後でアルコール発酵(29~30度)を行った後に、果皮浸漬を行います。

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樽詰めされたワインが膨大に並んでいます。

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樽熟成は約18か月間におよびます。澱引きをせずに熟成をさせる「シュール・リー」、樽底に溜まった澱を混ぜ合わせる「パトナージュ」、そしてその手法を活かすため定期的に樽内に酸素を供給する「マイクロビュラージュ」が採用されています。それにしても、一体、どれほどの樽があるのか分からないほどです。

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saraiは熱心にガイドの説明を聞きます。ワイナリーツアーの女性が通訳してくれるのので、説明がよく分かります。

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樽には管理用のメモが無造作に書かれていますね。

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ここにはボトルを寝かせた貯蔵庫もあり、年代で整理されて棚に積まれています。ヴィンテージボトルもあるようです。

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宝物の山ですね。

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古いものは1966年ものがあります。これは売り物ではなく、保存用のヴィンテージだそうです。富の蓄積ですね。

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上の棚に積まれたボトルはうっすらと埃か黴をまとっています。地震が来たら危ないと思いますが、ここボルドーではその心配はないのでしょう。

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さて、醸造過程の見学が終わり、元の建物に戻って、いよいよ、ワインの試飲です。
まずはセカンドラベルの赤ワインの試飲です。

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次はいよいよ、このシャトーを代表するファーストラベルの赤ワイン。うーん、なんだか美味しいような気がします。まあ、1万円以上もするボトルですからね。

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試飲したファーストのボトルです。2014年のボトルです。

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ボトルの正面に回してもらって、パチリ。

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セカンドとファーストの赤ワインを試飲しましたが、ワインの試飲はまだ、終わりません。



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ボルドーのワイナリーツアー:マルゴー村のシャトーで白ワインも試飲、そして、5大シャトーのシャトー・マルゴーへ

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/17回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。最初のワイナリーの訪問の後、サンテミリオン村Saint Emilionで2時間の散策とランチを楽しみ、現在、メドック地区MédocのマルゴーMargaux村のシャトー、シャトー・プリューレ・リシーヌChâteau Prieuré Lichineを訪問しているところです。
醸造所醸そ造過程を見学し、ワインを試飲しています。セカンドとファーストの赤ワインを試飲し、メドックのグラン・クリュ格付けワインの素晴らしさに感銘を受けます。そして、saraiの嗜好を察したかのごとく、白ワインも試飲させてくれます。白ワインはメドック地区では希少です。ただし、ワイン法により、いくら優秀な白ワインであっても、メドックAOCを名乗ることができません。白ワインはメドックではなく、ボルドーの名がボトルのラベルに記されます。サンテミリオンの白ワインも同様にボルドーの名前になっていましたね。

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さて、白ワインがグラスに注ぎ分けられます。試飲すると、2018年の若いワインですが、こくのある美味しさに納得です。

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あまりの美味しさに、つい、この白ワインのフルボトルを購入してしまいます。配偶者にどうやって持って帰るのって呆れられます。既に荷物は重量超過状態なんです。まあ、何とかなるでしょう・・・。

これでシャトー訪問はすべて完了。実り大きなシャトー・プリューレ・リシーヌを去り、次は5大シャトーを訪れて、外から、写真撮影させてもらいます。また、ワイン畑の中を走っていきます。

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葡萄の生っていない畑は寂しいです。寂寥感さえ漂います。

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同じマルゴー=カントナック村Margaux-Cantenacにある5大シャトーのシャトー・マルゴーChâteau Margauxに向かいます。車内は寛いでいます。皆さん、十分にワインを購入したようです。

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数分でに到着。美しい並木道の中をシャトー・マルゴーの館に向かいます。

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すっかりと天気が回復した中、並木道の向こうに5大シャトーのシャトー・マルゴーの美しい館に歩み寄っていきます。

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並木道の右手にはシャトー・マルゴーのワイン畑が広がります。

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シャトー・マルゴーの館に近づくと、門の前に多くの観光客が来ています。さすがにメドック地区、さらにはボルドーを代表するシャトーですね。

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みなさん、シャトー・マルゴーの前で記念撮影中です。

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鉄柵の門の前の近づきます。鉄柵の門の向こうに美しい館が見えます。

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鉄柵の間からシャトー・マルゴーの館の写真を撮影します。この館は当時の所有者、ド・ラ・コロニラ侯爵が当時一流の建築家ルイ・コンブに依頼し、造り上げた壮麗なギリシア神殿風の建物です。1815年に完成されました。シャトー・マルゴーの赤ワインのラベルのエチケットの絵柄にもなっている有名な建物です。

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本当はこのシャトーも訪問したいところですが、こうして、美しいシャトーの建物を見ることができただけでも満足です。しばらく、ここの素晴らしい雰囲気を楽しみましょう。



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ボルドーのワイナリーツアー:シャトー・マルゴーの美しい佇まい

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/18回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。2つのワイナリー(サンテミリオン村Saint Emilion、メドック地区MédocのマルゴーMargaux村)の訪問を終え、最後に5大シャトーのフォトツアー中です。
現在、マルゴー=カントナック村Margaux-Cantenacにある5大シャトーのシャトー・マルゴーChâteau Margauxの美しい館を眺めています。

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シャトー・マルゴーの周りには、美しい緑の平原が広がっています。

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シャトー・マルゴーへは美しいプラタナスの並木道が続いています。先ほど、この並木道を歩いてきたところです。

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シャトー・マルゴーの関連施設の建物が並んでいます。敷地内は完全にブロックされていて、立ち入れません。

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シャトー・マルゴーの前で佇んでいると、訪れていた観光客の一人に話しかけられます。どうやら、アメリカ人のようです。ここはいいところだろうと賞賛しています。前にも来たことがあるようです。要するにシャトー・マルゴーの自慢をしています。外国人にもそう思わせる何かがこのシャトーにはあるようです。彼らはツアーの一団だったようで、彼らが立ち去ると、シャトー・マルゴーの門の前は静かになります。

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人影のない鉄柵の門からは美しい館が見えています。

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そろそろ、シャトー・マルゴーにお暇しましょう。それでも美しい姿に後ろ髪を引かれる思いで何度も振り返ります。

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プラタナスの並木道からも振り返ります。

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振り返りつつ、どんどん離れていきます。

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どんなに離れても、とても美しい景色が脳裏に焼き付けられます。

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最後にもう一度、遠くから振り返ります。シャトー・マルゴーはまさにシャトーらしい美しい館が印象的でした。

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また、車に乗って、次の目的地に向かいます。周りにはマルゴー村のワイン畑が広がっています。

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ワイン畑の先にマルゴー村のサン・ミシェル教会Eglise Saint Michelが見えています。

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マルゴー村の立派なお屋敷の前を通り過ぎていきます。

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これから目指すのは5大シャトーのシャトー・ラトゥールChâteau Latourです。メドック地区のポーイヤックPauillac南東端に位置する名門シャトーです。ジロンド川Estuaire de la Girondeに沿って、北上します。地図で場所を確認しておきましょう。

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結構、遠いようですね。まだ、車はマルゴー村の中を抜けていくところです。



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ボルドーのワイナリーツアー:マルゴーを抜けて、ポーイヤックにあるシャトー・ラトゥールへ

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/19回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。2つのワイナリー(サンテミリオン村Saint Emilion、メドック地区MédocのマルゴーMargaux村)の訪問を終え、最後に5大シャトーのフォトツアー中です。
まず、マルゴー=カントナック村Margaux-Cantenacにある5大シャトーのシャトー・マルゴーChâteau Margauxの美しい館を眺めた後、次はメドック地区のポーイヤックPauillacにある5大シャトーのシャトー・ラトゥールChâteau Latourに向かいます。
とは言え、まだ、マルゴー村のワイン畑の中を走っているところです。

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マルゴー村の中を抜けていきます。

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マルゴー村のワイン畑には白いバラが咲いています。葡萄にはバラが似合います。先日も書いた通り、害虫感知というよりも装飾なのですね。

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マルゴー=カントナック村の中心、役場の前あたりを走行中です。

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マルゴー村の建物の立ち並ぶ通りの外れにあるシャトー・フェリエールChâteau Ferrièreの前を通過していきます。このシャトーはメドック第3級格付けシャトーです。メドック格付けシャトーの中で最も小さなシャトーで、シャトー・マルゴーと比べると10分の1以下の生産量です。そのほとんどがアメリカ向けに輸出されているため、日本では滅多にお目にかかれない、幻の格付けシャトーとも言われています。

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マルゴー村の集落を抜けて、ワイン畑の真っただ中に出ます。一面、ワイン畑が続きます。

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どこまでも続くマルゴー村のワイン畑を走っていきます。

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マルゴー、スーサン村soussansの集落を抜けていきます。役場前にはバス停があります。

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スーサン村の役場前を過ぎると、また、ワイン畑だけが広がっています。

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走っても走っても、周りはワイン畑だけです。

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やがて、オーメドックHaut-Medoc地区のラマルク村Lamarqueに入ります。マルゴーとサンジュリアンSaint Julienの中間あたりです。シャトー・ド・ラマルクChâteau de Lamarqueの前を通過します。

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オーメドック地区のワイン畑が広がっています。

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と、突如、ワイン畑が途切れ、牧草地が現れます。茶色い牛が草を食んでいます。

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このあたりの場所を地図で確認しておきましょう。

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もう少しでシャトー・ラトゥールに着きそうです。



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ボルドーのワイナリーツアー:シャトー・ラトゥールの入り口に着きましたが、肝心のシャトー・ラトゥールはどこ?

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/20回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。2つのワイナリー(サンテミリオン村Saint Emilion、メドック地区MédocのマルゴーMargaux村)の訪問を終え、最後に5大シャトーのフォトツアー中です。
まず、マルゴー=カントナック村Margaux-Cantenacにある5大シャトーのシャトー・マルゴーChâteau Margauxの美しい館を眺めた後、今はメドック地区のポーイヤックPauillacにある5大シャトーのシャトー・ラトゥールChâteau Latourに向かっています。
ワイン畑の真っただ中を走っていましたが、突如、牧草地の横に出ます。

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穏やかに草を食む牛たちを眺めて、ほっこりします。

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再び、周りはワイン畑になります。すっかり、見慣れた風景です。このあたりはサンジュリアンSaint Julienのようです。マルゴーとポーイヤックの間にある村で、メドック地区を代表する6つの村のひとつです。

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サンジュリアンのワイン畑を走り抜けていきます。

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サンジュリアンの北端のあたりのワイン畑に差し掛かります。

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サン=ジュリアン=ベイシュヴェルSaint-Julien-Beychevelleの集落を抜けると、石垣に囲まれたワイン畑の向こうにジロンド川Estuaire de la Girondeも見えています。

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サン=ジュリアン=ベイシュヴェルのワイン畑を見渡しながら、走っていきます。

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後方を振り返ると、村の中のサン=ジュリアン=ベイシュヴェル教会Église de Saint-Julien-Beychevelleが見えています。

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もう少しでサン=ジュリアン=ベイシュヴェルを抜けそうです。

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やがて、ポーイヤック村に入り、すぐにシャトー・ラトゥールの入り口の前に到着します。

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入り口の前から、道路を北の方に進むと、とても美しいシャトーの建物が見えます。しかし、これはシャトー・ラトゥールではありません。シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドChateau Pichon Longueville Contesse de Lalandeです。格付け2級ながら、格付け1級シャトーに肩を並べる「スーパーセカンド」として、長年ボルドーファンに愛される人気銘柄のひとつです。

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道を挟んだ向かいにも似たような美しいシャトーの建物が見えます。シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンChateau Pichon Longueville Baronです。シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドと元は同じシャトーでしたが、相続分割で分かれました。これも格付け2級ながら、格付け1級シャトーに肩を並べる「スーパーセカンド」とみなされています。

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シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの正面に出ました。まるでお城のように美しい建物ですね。元々はオーナーの別荘として、1840年に建てられたものだそうです。

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美しいシャトーを2つ見ましたが、さて、肝心のシャトー・ラトゥールの建物はどこにあるのでしょう。



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ボルドーのワイナリーツアー:シャトー・ラトゥールのシンボルの塔を見て、ツアーも完了

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/21回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。2つのワイナリー(サンテミリオン村Saint Emilion、メドック地区MédocのマルゴーMargaux村)の訪問を終え、最後に5大シャトーのフォトツアー中です。
まず、5大シャトーのシャトー・マルゴーChâteau Margauxの美しい館を眺めた後、今はメドック地区のポーイヤックPauillacにある5大シャトーのシャトー・ラトゥールChâteau Latourに来ています。
しかし、シャトー・ラトゥールの入り口はありますが、肝心のシャトー・ラトゥールの建物がどこにあるのか分かりません。
現在はシャトー・ラトゥールの入り口前から自動車道路沿いに少し移動したところにいます。
格付け2級シャトーのシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドChateau Pichon Longueville Contesse de Lalandeの美しいお城のような建物を眺めています。

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道を挟んだ向かいにも似たような美しいシャトーの建物が見えます。シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンChateau Pichon Longueville Baronです。これも格付け2級シャトーです。

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シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの美しい建物を柵の間にカメラを差し込んで、撮影します。シャトーのオーナーが別荘として、1840年に建てたそうですが、シャトーのオーナーというのは考えられないくらいリッチな人たちなんですね。

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道を挟んだ向かいのシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンも同系列のシャトーだけあって、似たような豪華で美しいお城です。

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さて、シャトー・ラトゥールの建物を探しましょう。また、シャトー・ラトゥールの入り口に戻ります。ワイナリーツアーのガイドの方がそこで記念写真を撮ってくれます。

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肝心のシャトー・ラトゥールの建物はこの入り口からずっと奥に見えるものだそうです。中に入れないので、遠くから眺めるしかありません。またまた、記念写真を撮ってもらいます。

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入り口の鉄柵の間にカメラを入れて、シャトー・ラトゥールの建物を撮影します。ワイン畑の奥に見える平たい建物です。シャトー・マルゴーのような華麗な建物ではありません。左には北の塔、サン・ランベールの塔La Tour en Saint-Lambert が見えています。シャトー・ラトゥールの象徴とも言える塔で、この塔がシャトーの名前の元になっています。現在の塔は17世紀に再建されたもので、最初の塔は14世紀後半に造られたサン・モベール塔La Tour en Saint-Maubertです。この古い塔がワインのボトルのラベルに描かれているものです。

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南のほうを眺めると、ワイン畑が遠くまで続き、その先にサン=ジュリアン=ベイシュヴェルSaint-Julien-Beychevelleの集落と教会が見えています。シャトー・ラトゥールはメドックのポーイヤック南東端に位置しており、その境界はサン・ジュリアンに接しています。ですから、こんなに近くにサン・ジュリアンの村が見えています。

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入り口から少し離れたところから、ワイン畑越しにシャトー・ラトゥールの建物とサン・ランベールの塔を眺めます。

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入り口には小さな建物が建っています。シャトー・ラトゥールのウェルカムセンターのようなものでしょうか。

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これでボルドーのワイナリー巡り1日ツアーは終了。午前中はともかく、午後は天気が回復したのが何よりでした。配偶者の晴れ女ぶりは不動です。
ボルドーのワイナリー巡りツアーはサンテミリオンとマルゴーの2つのシャトーを見学し、サンテミリオンの村を散策、5大シャトーのシャトー・マルゴーとシャトー・ラトゥールのフォトツアーと大変に充実したものでした。最後に地図でおおよその位置関係を確認しておきましょう。

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ボルドーのワインはジロンド川、ドルドーニョ川、ガロンヌ川の3つの川の賜物であることが分かりますね。

さあ、ボルドーの旧市街に戻りましょう。



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ボルドーの旧市街散策:ジロンド派記念碑~大劇場

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/22回目

ボルドーBordeaux市内から1日ワイナリーツアーに出発しました。2つのワイナリー(サンテミリオン村Saint Emilion、メドック地区MédocのマルゴーMargaux村)の見学、サンテミリオンの村の散策、5大シャトーのシャトー・マルゴーChâteau Margauxとシャトー・ラトゥールChâteau Latourのフォトツアーを楽しみました。

雨も上がり青空の下、ボルドーの旧市街に戻ります。途中で、ザ~と雨が降ったりもしますが、ボルドーに戻ると、ボルドーは晴れています。ワイナリーツアーの解散後、パリへ向かうまで2時間ほど二人で街歩きしましょう。青空なのですが、突然雨が降ったりして、その都度、大騒ぎになりますが、いつも数分で止みます。今日は、1日こんなお天気だったのでしょう。

まず、カンコンス広場Place des Quinconces。ここには巨大なジロンド派記念碑Monument aux Girondinsがあります。この記念碑はフランス革命100周年を記念し、建築家ヴィクトル・リシュや彫刻家アシル・デュミラトルなど複数の芸術家の手により、革命の立役者となったジロンド派をモチーフにして、建てられたものです。

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フランス革命で先鞭をつけ、大きな影響力を持ったジロンド派はボルドー選出の代議士たちが結成したものですが、その後、オーストリアとの戦争に敗れ、戦犯として、22名がここで処刑されました。その追悼のための記念碑です。
高さが43mにもおよぶ円柱を見上げると、先端には自由の天使像がいて、壊れた鎖をにぎっています。

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円柱の足元には、ボルドー、ガロンヌ川、ドルドーニュ地域を表す女性像があります。周りの石段では、観光客が寛いでいますね。

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記念碑を囲んで、緻密な青銅の噴水があります。馬を従えた女神像が実にダイナミックに表現されています。二つの噴水の一つは《労働、安全、強さに対する共和国の勝利》と呼ばれ、共和国はその王位で、ハンマーを持っている鍛冶屋のキャラクターによって表される作品を拡大します。 剣を持った女性は安全を表し、彼女が寄りかかっているライオンは強さを表します。 共和国の法律は、右側に「義務教育」、左側に「兵役」の3人の子供たちのグループの存在によって表現されています。

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もう一つの噴水は《平和と幸福のためのコンコルドの勝利の戦車》と呼ばれ、この噴水も躍動する馬が印象的です。平和のシンボルであるオリーブの枝を持つ女性が表現されています。フェリックス・シャルパンティエ(1858-1924)の作品であり、互いに話し合う労働者とブルジョワの登場人物によって象徴される友愛を表しています。平和と幸福を表すシンボルが満載のキャラクターセットです。家族や兄弟愛を称える像など、いかにもフランスらしい意味あいの像が表現されています。

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噴水と円柱の記念碑を一緒に眺めると、とてもゴージャスな風景になっています。歴史的な背景を抜きにすると、その美しさはまばゆいばかりです。ちなみにこの記念碑は第二次世界大戦中に金属の供出のために撤去されました。そして、1983年に復元されました。そういう意味でも平和の象徴のような記念碑です。

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記念碑の前から、広大なカンコンス広場を見渡します。この広場はヨーロッパで最大の広場で、12万6000m²もあるのだそうです。この日はガランとしていますが、サーカスや移動遊園地などのイベントが催されているようです。

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最後にもう一度、ジロンド派記念碑を眺めます。青空を背景にくっきりと円柱の上の天使像が浮かび上がっています。

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さて、カンコンス広場の西のほうに抜けていきます。広場の周りは緑の樹木で囲まれています。

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南に少し歩くと、ボルドー国立歌劇場・大劇場Opéra National de Bordeaux - Grand-Théâtreの威容が目に入ります。

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大劇場は、ヴェルサイユやトリノの歌劇場と並び、世界で最も美しい18世紀のホールとして知られています。『ルイ宮殿』とも称される大劇場は、ルイ16世時代にパリで活躍していた建築家ヴィクトール•ルイの代表作です。1773年から1780にかけて設計されました。
この新古典派建築の建物の正面ファサードには、コリント式の12本の柱が並び、その上に9人のミューズと3人の女神像が立っています。素晴らしい外装です。

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この大劇場はパリ・オペラ座(ガルニエ)よりも古い歴史を誇り、パリ・オペラ座を設計したシャルル・ガルニエを触発したことで知られています。ボルドー市はこれまでに三度フランスの首都になりましたが、その折り(1870年、1914年と1941年)に、大劇場が国民議会場として使われました。現在はオペラ劇場として使われており、ちょうど今は《ホフマン物語》を上演しています。実は昨夜も公演があったのですが、saraiが気が付いたときには既にチケットは完売。とても人気があるようですね。内部も素晴らしく、エントランスホールの大階段はパリ・オペラ座のモデルになったそうです。折角の機会だったのに、残念なことをしました。

大劇場の前からカンコンス広場のほうを眺めると、大劇場のコリント式の列柱の向こうに遠く、ジロンド派記念碑の高い円柱が見えています。青空も美しく、素晴らしい景色です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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次は大劇場の横を抜けて、ガロンヌ川の川岸に行きます。お目当てにしていた見逃せないものがあるんです。



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ボルドーの旧市街散策:ブルス広場の巨大な水鏡

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/23回目

ボルドーBordeaux市内からの1日ワイナリーツアーの終了後、パリへ向かうまで2時間ほどの時間、ボルドーの旧市街の軽い散策を楽しんでいます。

カンコンス広場Place des Quinconcesの巨大なジロンド派記念碑Monument aux Girondinsから出発し、ボルドー国立歌劇場・大劇場Opéra National de Bordeaux - Grand-Théâtreの威容を目の当たりにして、その大劇場の横を抜けて、ガロンヌ川Garonneの川岸に向かいます。
ガロンヌ河畔に出ます。現在、運行休止中のトラムC線の線路があります。河畔には18世紀の歴史的建造物が建ち並んでいます。

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河畔に面しているブルス広場Place de la Bourseが目の前に広がっています。この広場はボルドーがワインの生産と貿易で栄えた港町であることから、ガロンヌ川からやって来る人々を迎え入れる広場として作られました。広場を囲むように左右対称の美しいブルス宮殿が立ち、広場の中央にはヴィスコンティ設計の三美神の噴水があります。

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この広場から、河畔の道路を渡って、ガロンヌ川の方に向かいます。

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ガロンヌ川の川岸に行くと、2006年にできたスケールの大きな水鏡Le miroir d'eauがあります。今や、ボルドーの一番の名物と言っても過言ではありません。saraiはこの水鏡をこの目で見ることを楽しみにしていました。

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この水鏡の先にはガロンヌ川が流れています。大西洋が近く、このガロンヌ川を通じて、ボルドーは良港になり、生産した最高品質のワインの貿易港として、栄えました。

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さて、川岸に立って、水鏡を見ていると、少しずつ、水がしみ出してきます。この水鏡はフランス人の景観デザイナー、ミッシェル・コラジュ(Michel Corajoud)が設計した水盤です。この水盤は、3,450㎡と世界最大の面積を誇っています。水が出るのは、朝の10時から夜の10時までの12時間です。一連のアトラクションは、水の充填(3分間)、鏡効果のある水盤の出現(15分間)、排水(5分間)、霧噴射(3分間)というサイクルです。このサイクルが30分ごとに繰り返されます。昼と夜とでは、まったく見られる景色が違い、さらに晴れている日と曇りや雨の日でも景色が違うそうです。
今はまさに水が充填されているときです。さざ波が陽光を浴びて、キラキラと輝いています。

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花崗岩の巨大なスラブが敷き詰められた水鏡の上には、約2㎝の水が張られます。見物人はその水鏡の周りを取り囲むように立っています。心得の悪い人や子供がその水鏡の中に入っていますが、これは景観を悪くするので止めて欲しいですね。

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そろそろ、水の充填が完了しそうです。

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やがて、空の雲が水鏡に映り込み始めます。

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向こうに立つ塔や周りの人の姿がはっきりと水鏡に映り込み始めます。

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空の雲や周りの建物がはっきりと映り込みます。巨大な水鏡の完成です。

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薄く水を張って、広場全体が巨大な鏡のようになります。ウユニ塩湖みたいですね。風が強いので、波が立って、しばらくは鏡面効果が現れませんでしたが、しばらくして、水が引き、極めて薄い水量になると、鏡面が出現するんです。見事なものです。18世紀の宮殿と空の雲を映し出しています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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saraiはこの水鏡の風景を飽きることなく眺め続けています。この後、30分に1回出る霧も美しく、見ものです。読者の皆さんもしばらく、お付き合いくださいね。



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ボルドーの旧市街散策:水鏡の最後は幻想的な霧の風景

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/24回目

ボルドーBordeaux市内からの1日ワイナリーツアーの終了後、パリへ向かうまで2時間ほどの時間、ボルドーの旧市街の軽い散策を楽しんでいます。

カンコンス広場Place des Quinconcesの巨大なジロンド派記念碑Monument aux Girondins、ボルドー国立歌劇場・大劇場Opéra National de Bordeaux - Grand-Théâtreを経て、ガロンヌ河畔の巨大な水鏡Le miroir d'eauの前に来ています。水鏡に水が張られて、天空と周りの宮殿を映し出す巨大な鏡が出現したところです。

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少しずつ、立つ位置を変えながら、水鏡に映る風景を楽しみます。

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ブルス広場Place de la Bourseのブルス宮殿が水鏡に映り込む位置に移動します。ブルス宮殿が見事に鏡面に映っています。

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さらに周り込んでいきます。徐々にブルス広場が見える位置になり、三美神の噴水も視界に入ってきます。

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ブルス広場に面する宮殿の中央部分が水鏡に映り込みます。素晴らしい風景です。

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ガロンヌ川Garonneの上には青空が広がっています。今日の午前中には考えられなかった天候の急回復です。

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水鏡から水が引いた後、霧のような水が噴き上がり始めます。

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広場に人工的な霧が出現します。水鏡には天空が映り込み、幻想的な雰囲気です。

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噴射口から霧状の水が噴き出しているのがよく見えます。この霧噴射は5分間続き、美しい風景を見せてくれました。

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霧が収まってくると、見物人が水の引いた水鏡の上に出てきます。何故か、カップルたちの時間になります。

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この水鏡のスペクタクルを飽きずにsaraiが眺めているのを配偶者は呆れて見ています。だって、面白いですよ。霧も収まり、水鏡が次のサイクルに入るのを潮にこの広場を離れます。
これでミニ町歩きは完了。
ガロンヌ川の川岸に沿って、北のほうに歩いて、カンコンス広場に戻っていきます。

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サン・ルイ教会Église Saint-Louis des Chartronsの高い尖塔も遠望できます。

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やがて、カンコンス広場に到着。旧市街散策の出発点です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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街歩きの最後に、疲れたのでお茶がしたいとsaraiが提案し、カフェを探すことにします。



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ボルドーの名物はカヌレ・・・お店のカラーが赤い有名店カヌレ・バイヤルドラン

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/25回目

ボルドーBordeaux市内からの1日ワイナリーツアーの終了後、パリへ向かうまで2時間ほどの時間、ボルドーの旧市街の軽い散策を楽しみました。

ガロンヌ河畔の巨大な水鏡Le miroir d'eauの幻想的な美しさに魅了された後、カンコンス広場Place des Quinconcesに戻ったところです。
街歩きの最後に、疲れたのでお茶がしたいとsaraiが提案し、カフェを探すことにします。できれば、美味しいケーキでもいただきたいところです。カフェやブラッスリーはありますがウィーンのようなお菓子屋さんのカフェはなかなか見つかりません。今日は日曜日ということもあり、いわゆるケーキ屋さんはお休みのようです。このあたりでカフェ探しを打ち切りというところでカフェを見つけます。それも何と、ボルドー名物のカヌレCANELÉの名店カヌレ・バイヤルドランCANELÉ BAILLARDRANを発見。お店のカラーが赤いので、すごく目立っています。saraiがワイナリーツアーの車の中でガイドさんから聞き出したカヌレの有名なお店です。お店はカンコンス広場のすぐ近くでした。地図で確認しておきましょう。

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カヌレは、どうやら、このボルドー発祥のお菓子らしいです。ワインを作るときに、澱を除去するのに卵白を使うらしいのですが、残った卵黄の使い道として考えられたもので、卵黄と砂糖とラム酒で作るものだそうです。早速、入店します。カヌレだけでなく、ケーキもありますね。

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カヌレと紅茶をいただきます。うーん、横浜のカヌレと変わらないような気もしますが、カヌレはボルドーが本場。これがオリジナルの味なんでしょう。結構なお値段にもびっくり。最後に面白いものにぶつかり、ボルドー最後の時間を優雅に過ごします。

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これでボルドーを十分に満喫しました。ホテルに預けていた荷物を引き取って、運休中のトラムの代行バスでボルドー・サンジャン駅Gare de Bordeaux St Jeanに行きます。立派な待合室に入ります。

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フランスの駅は警備が厳重です。特にパリやボルドーのような大都会はテロに備えているのでしょう。まあ、我々、旅行客も安心ですね。

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さて、パリのモンパルナスMontparnasse行きのTGVに乗ります。本来は明日はモン・サン=ミシェルMont Saint-Michelに行くので、ここから直接行きたいところですが、ローカル線の乗り継ぎで時間がかかり過ぎます。で、いったん、パリまでTGVで行き、パリからまたTGVでレンヌRennes経由でモン・サン=ミシェルに行くことにしました。今日はまず、パリまで行って、そこで1泊し、明朝のTGVでレンヌに向かいます。
去年まではTGVでボルドーからパリまで3時間半もかかっていたそうですが、今やパリのモンパルナス駅までノンストップで2時間ほどです。日曜の夜8時発のTGVはちょうどいい時間らしく、満員です。我々の席のすぐ近くに大きな犬を連れたご夫妻が乗ってきます。写真を撮ってよいかと訊くと、どうぞと言ってわざわざどいてくれます。大人しいよく訓練された犬です。こちらでは愛犬は旅のお供ですね。

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このずっと後で、TGVを降りるときにこの犬にバイバイというと、飼い主のご夫人が撫でてよいよというので頭をなでなでしました。本当に良い子です。

出発したTGVはすぐに川を渡ります。ガロンヌ川Garonneですね。

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ガロンヌ川の空は夕焼けに染まっています。水鏡のあたりもきっと美しいでしょうね。

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車窓は、すぐに暗くなり何にも見えなくなります。

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TGVはひたすら、パリのモンパルナス駅に向かって走ります。



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フランス旅で一度目のパリ

2019年9月22日日曜日@ボルドー~パリ/26回目

ボルドーBordeaux市内からの1日ワイナリーツアー、ボルドーの旧市街の軽い散策を終えて、ボルドー・サンジャン駅Gare de Bordeaux St JeanからパリのモンパルナスMontparnasse行きのTGVに乗りました。今日はいったん、パリで一泊し、明日、モン・サン=ミシェルMont Saint-Michelに向かいます。

夜、8時に出発したTGVは車窓に夕焼けが映りましたが、すぐに暗くなり、闇を切り裂くように、パリに向かいます。
真夜中10時過ぎにパリのモンパルナス駅に到着。
ここまでのフランス旅のルートを地図で振り返っておきましょう。

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スイスからリヨンに入り、カルカソンヌ、ルルド、サン・セバスティアン(ちょっとだけスペイン)、ボルドーを巡って、今はパリです。明日はレンヌを経由して、モン・サン=ミシェルに行きます。

今日のパリのお宿は明日の朝、折り返すようにまた、このモンパルナス駅からTGVに乗るので、駅近くのホテルを予約しています。駅の裏通りは人通りも少なく、ちょっと気味悪く感じますが、無事に10分ほど歩いて、モンパルナス駅の近くのホテルに到着します。オテル オルキデHôtel Orchidéeという中級のホテルです。入ったところには小さな朝食スペースがあります。

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こじんまりとしたロビーですが、小奇麗にまとまっています。

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早速、チェックイン。チェックインの際、レセプションのお兄さんから明後日は鉄道ストライキだよという有り難くない情報を頂きます。

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明後日はモン・サン=ミシェルから、パリに戻る日です。TGVの予約を入れているので、心配です。
後で、フランス国鉄SNCFのアプリをスマホに入れて、チェックしますが、今のところ、レンヌからモンパルナスに戻るTGVは影響ないようです。でも、やはり心配ですね。

ロビーの外のテラスはとてもお洒落です。ちょっと、夜を過ごすだけにはもったいないホテルです。

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部屋に入ると、ベッドも大きくて、なかなかお洒落な内装です。

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電気ポットもあります。明日の朝は近くのパン屋さんでバゲットでも買ってきて、パリのパン文化を楽しみましょう。

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バスルームを覗きますが、もちろん、バスタブなしのシャワーのみです。これはこのクラスのホテルでは仕方のないことです。

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明日はモンパルナス駅からTGVでレンヌへ行き、そこからバスでモン・サン=ミシェルに向かいます。フランス旅も最終段階に達します。明日の朝は早起きして、モンパルナス界隈を散策しましょう。さあ、今日は早く寝ましょう。



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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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