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シャルル・ド・ゴール空港へ、パリの駅の階段の上り下りは回避できるかな・・・パリは修行の場!

2019年9月26日木曜日@パリ~ウィーン

旅の23日目、パリの通算5日目です。

今日はいよいよ最終目的地ウィーンに向かいます。
今朝は雨は降っていませんが、どんより曇っています。移動に傘は面倒なので曇っていても雨が降っていないのは助かります。
ウィーンに移動する前にまた、ホテル前の人気のパン屋のパンで朝ごはんと目論んでいました。買い出しに行った配偶者が人気のパン屋さんからご帰還。なんと、悲しい知らせです。配偶者がパン屋さんに行って、バゲットをお願いすると、ないとの返事だったそうです。もう売り切れたのか、今朝は作ってないのか分かりませんが、確かに棚には並んでいなかったとのこと。そして、バゲットが欲しいならこれはどう? と指さされたのが、見てビックリ。B5サイズで厚さは5㎝はありそうなバゲットだったそうです。切り分けられていて、元の大きさは、座布団くらいはありそうな感じ。薄くスライスして、サンドイッチでも作るんですかね。仕方なく、それを購入。ということで、バゲットには違いないですが、巨大なバゲットを切ったものになったそうです。横に置いた携帯と比べると、その巨大さが分かりますね。

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saraiは、バゲットがなかったことがとっても残念。その巨大なパンの表面だけを剥がして食べます。昨日のバゲットに比べると、美味しさは半減です。人生、なかなかうまくいかないものです。パンを食べながら、荷物を作ります。慌ただしいパリ滞在でしたが、引き揚げます。早々にホテルをチェックアウトします。

さて、ホテルをチェックアウトして、シャルル・ド・ゴール空港に向かいます。パリに到着した時、メトロでの移動で駅にエレベータがなくて大変だったので、パリ北駅までバスでの移動にします。地上を移動すれば、上下移動はないものね。少々渋滞はあるので、時間的には余裕をもって移動します。この作戦はばっちりだと思ったのですが、運悪く、道路が工事中で、パリ北駅から500mほど離れたところでバスから降ろされます。しかし、構いませんよ。地上の平行移動は、歩けばいいのですから。この作戦はまんまと的中して、無事にパリ北駅に到着。

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さすがに大きなパリ北駅はエレベータやエスカレータがあります。

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と、思っていたら、エレベータがメンテナンス中で、階段を1つ下りさせられました。

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さてと、空港までの乗車チケットを買いましょう。チケット自販機はどこかな。

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立派な自販機があります。もう、操作はお手のものです。

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これが空港までのチケット。

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ホームに向かいます。

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無事に、空港駅行きのRER Bに乗車。しかし、電車に乗った後が少しおかしいです。途中からノロノロ運転です。遂には途中の駅でストップ。3つ目が空港駅の筈でした。しかし、2つ目で全員降ろさせられます。次に来る電車に乗り換えだと親切な乗客に教えられます。車内アナウンスがフランス語だけなのでチンプンカンプンなんです。ですから、理由は不明です。ホームに降りると、また、何かの放送があり、皆、一斉に動き出します。もちろん、これもフランス語オンリーでまったく分かりません。例の親切な乗客から、別のホームから空港行きの電車が出ることを教えられます。しかし、ここは途中のローカル駅。もちろん、エスカレーターやエレベーターなどはなし。階段を下りて、また、登って、別のホームに行くと、まさに電車が出るところ。閉まりかけたドアをこじ開けて、後から来る配偶者を待ちます。何とかセーフ。危ない、危ない。しかし、せっかく、メトロの階段を回避したのに、結局はまたパリの階段の洗礼を受けました。えらい目に会いながらもなんとか、無事にシャルル・ド・ゴール空港に到着です。



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ウィーン、シュヴェヒャート空港へ到着

2019年9月26日木曜日@パリ~ウィーン/2回目

今日はいよいよ最終目的地ウィーンに向かいます。トラブルに見舞われたものの、何とか、シャルル・ド・ゴール空港に到着。
空港ではセルフチェックインを何とか乗り切ります。チェックインマシンは日本語表示できるので、まあ、簡単です。

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航空券はオーストリア航空の発行ですが、オペレーションはエール・フランスです。

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で、エール・フランスのカウンターの荷物のドロップオフに進みます。以前、ここでセルフドロップオフの大行列でえらい目にあったことがあります。今回はスムーズで行列もありません。やったねとほくそ笑みながら、ドロップオフのスタッフの前に立つと何か様子がおかしいです。隣のレーンへ行けと言ってます。でも隣のレーンにはスタッフがいません。変だと思ったら、やはり、今回もセルフドロップオフだったんです。でも、そのスタッフが手取り足取り、教育してくれながらのセルフドロップオフ。恐怖の重量測定。重みのあるパソコン2台と関連備品は手持ちにして、スーツケースは出来るだけ軽くしています。大きい方は23㎏、小さい方は17㎏で、オーケーと大きな声で言われた時はホッとします。何とか荷物を預けて、送り出すことができました。ウィーンで無事、スーツケースに再会することを祈るのみです。
あとは、チェックポイントをスムーズに通過して、待合室へ移動。混んでいますね。

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どこ行きの待合スペースもほぼ満席状態です。ちょうどお昼ごろで出発便が多いのでしょう。

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どんよりとした曇り空ですが、運行には支障ありません。搭乗時刻まで、あと30分です。

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やがて、機上の人へ。悲しいかな、配偶者と席は前後に分かれています。これが2枚の搭乗券・・・4列目と5列目に泣き別れ。

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美味しいサンドイッチを頂いたほかは、ぐっすり寝込んで疲労回復。
懐かしのウィーンに無事到着。16日ぶりにウィーンに戻ってきました。送り出した荷物とも再会できました。CAT(シティ・エアポート・トレイン)に乗って、ホテルに向かうことにします。今日のホテルはCATの発着駅、ウィーン・ミッテ駅の近くなので、少々お高いですが、CATの往復チケットを購入。

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ウィーンのシュヴェヒャート空港Flughafen Wien-Schwechatの地下駅はSバーン(あるいはレールジェット)のホームとCATのホームに分かれています。CATのホームで電車の到着を待ちます。

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ホームの壁には、フルークハーフェン・ウィーン(ウィーン空港)という表示があります。

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やがて、CATの電車が到着。乗り込んで出発。すぐに地下駅から地上に出ます。

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少々雲は多いですが、太陽も顔を出しています。天気は回復の方向ですね。

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CATは一路、ウィーン市内に向けて疾走します。ウィーン市内までノンストップ、わずか16分です。



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ウィーンのホテルへ到着、早速、コンサート

2019年9月26日木曜日@パリ~ウィーン/3回目

今日、パリからウィーンに飛んできました。ウィーン到着後、シュヴェヒャート空港Flughafen Wien-SchwechatからCAT(シティ・エアポート・トレイン)に乗って、ウィーン市内に向かっているところです。怪しい雲行きですが、雨は降っていませんね。

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CATの電車はウィーン郊外の緑の野をひた走ります。

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空は雲で覆われていますが、車窓は明るい日差しです。

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ウィーン市内まで、あと10分ほどですね。

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CATの駅、ウィーン・ミッテWien Mitte駅に無事到着。駅から歩いてホテルに余裕で到着。今日から3泊するのはメルキュール グランド ホテル ビーダーマイアー ウィーンMercure Grand Hotel Biedermeier Wien。なかなかいい4つ星ホテルです。交通の便もよいホテルで、とっても快適です。レセプションでチェックインの順番を待ちます。

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ロビーもピカピカですね。

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ロビーにはメルキュールホテルのウェルカムの絵が飾ってあります。お洒落な雰囲気です。

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チェックインして、早速、部屋に入ります。なかなか、シックな装いです。

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久しぶりにバスタブもあります。

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駅から歩いてくる途中でみかけたファーストフード店で求めたウィーン名物?の焼きそばを早速いただきましょう。saraiはこれが結構、好物なんです。

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お部屋も広~い! ベッドも広~い!

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最後の3日間のウィーン・ライフをリッチに過ごしましょう。

一服して、食事に。ホテルのディナーにしましょう。まだ時間が早いので空いています。とっても落ち着いた雰囲気です。超定番のウィーナー・シュニッツェルとグラーシュ。やはり美味しいです。サイドメニューはどうかと言われましたが、多過ぎて食べられないからとお断りします。その代わりに、シュニッツェルに甘酸っぱいソースはつけてもらいます。めでたく完食できました。

夕食後、歩いて、コンサート会場のウィーンコンツェルトハウスWiener Konzerthausに向かいます。15分ほどで到着。
今日のチケットです。

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今日は内田光子のピアノ&指揮でモーツァルトのピアノ協奏曲第19番とピアノ協奏曲第20番。かつて、クララ・ハスキルが得意にしていた2曲です。
そのプログラムはこれ。

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ちょうど2週間前にここ、ウィーンコンツェルトハウスでクルレンツィス&ムジカエテルナの演奏でモーツァルトのオペラを聴いたばかり。その後、スイス、フランスと旅してきて、今日また、ここに戻ってきました。そして、また、モーツァルト。旅の環が閉じようとしています。

内田光子のピアノは後半のモーツァルトのピアノ協奏曲第20番が素晴らしい演奏でした。
このコンサートについての記事はここに書きました。

コンサートを楽しんだ後、ぶらぶらとホテルに歩いて帰ります。ホテルが町の中心なのでコンサートの帰りも楽です。

明日は初対面のお友達(日本人女性でブログの読者)と会って、夜は久しぶりのウィーン国立歌劇場。オペラを楽しみます。



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ウィーンで若き友と初対面

2019年9月27日金曜日@ウィーン

旅の24日目、ウィーンの2日目。通算では7日目です。

今日は午前中、何の予定もないので、朝寝坊を決め込みます。お掃除の人がノックをします。配偶者が今日はお掃除はいいわよとお断りしてくれて、ますます安心して朝寝坊。実は昨夜、早朝に来年のシフの来日公演(ブラームスの後期のピアノ独奏曲をまとめて演奏してくれます。聴き逃せません。)のチケットをネットで購入するためにいったん起き出したので、朝の10時過ぎまで眠り込んでしまいます。
いい加減に起きないと。今日はsaraiのブログを愛読してくれている方とランチをすることになっています。たまたま、ウィーンの日程が重なったため、お会いすることになりました。慌てて準備して、時間ギリギリに待ち合わせ場所に向かいます。もちろん、朝食抜きです。
今回、ウィーンで滞在しているホテルはウィーン・ミッテ駅そばのメルキュール・ビーダーマイアーMercure Grand Hotel Biedermeier Wienでお洒落な路地、ズーンホフSünnhofを入ったところにあります。路地はなぜか色とりどりの雨傘で飾られています。

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とても居心地のよいホテルで満足しています。
ホテルを出た後、大通りのラントシュトラーセル・ハウプト通りLandstraßer Haupstraßeをまっすぐに西に向かいます。ウィーン・ミッテWien Mitte駅の前に出たところで、駅の構内で市内の交通機関の72時間チケットを購入。72時間後には既にウィーンを出発している予定ですが、それでもこのチケットが一番お得なんです。

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ミッテ駅を過ぎて、さらに進むと、ウィーン市内を一周するリング通りRingstraßeに出ます。

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ここから先はリング通りの中。ウィーンの旧市街です。

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シュトゥーベントーアStubentorの停留所でトラムを待ちます。目の前には、広大な緑があります。市立公園(シュタットパルク)Stadtparkです。

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トラムがやってきました。

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オパー・カールスプラッツOper, Karlsplatzでトラムを下りて、待ち合わせ場所に歩きます。お約束の12時に待ち合わせ場所に到着して、辺りを見渡すと、一瞬にして、お互いが相手の人だと分かっちゃいます。初対面なのに不思議ですね。愛読してくださっているからですね。素敵な人です。saraiのブログを愛読していただいているので、初対面とは思えない親しさで会話が弾みます。内容はマル秘ですよ、もちろん。

早速、カフェでランチするために移動。すぐ近くの老舗カフェのカフェ・ムゼウムCafé Museumです。ウィーンのカフェランチは、とっても美味しいです。日替わりでメニューが用意されていて、あまりレストランではオーダーできない食事が楽しめます。そんなに量が多くないのも、日本人には嬉しい。しかも、スープ(しっかり1品分の量がある)と1品で10ユーロ程度とお手頃。
これが今日のメイン。魚のすり潰したものと緑野菜を皮で巻いて焼いたものです。

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これにコーヒーを付けても12ユーロ。ここで、コーヒーまでお願いしてもよいのですが、最近のカフェ・ムゼウムは経営も変わり、以前と様変わりしたので、早々に退去して、saraiのホームグラウンドのカフェ・ハイナーK.u.K. Café-Konditorei L. Heinerに移動して、お茶。話は尽きません。早速、定番のメニューを注文。いつも美味しいケーキと紅茶です。ザッハートルテは生クリームをつけてもらいます。

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たっぷりおしゃべりは続きます。温めてもらったアプフェルシュトゥルーデルも本当に美味しい。そして、彼女とは初めてお会いしたとは思えないくらい、すっかり仲良しになります。美味しいケーキと紅茶で長い昼下がりを新しい友と過ごします。

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楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。カフェ・ハイナーを出て、配偶者がいつも紅茶を買っているお店も紹介。シェーンビヒラーTheehandlung Schönbichler & TeeGschwendner im Schönbichlerです。ヴォルツァイレ通りWollzeile近くの通り抜けに店を構えています。本当に安くて美味しい紅茶の専門店です。

この後、久しぶりにウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperでオペラを聴くので、いったん、彼女とはお別れして、ホテルに戻ります。オペラは夜8時の開演です。



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久々のウィーン国立歌劇場のオペラ《サロメ》は戦慄するような素晴らしさ

2019年9月27日金曜日@ウィーン/2回目

今日のお昼はsaraiのブログを愛読してくれている方とランチとお茶をして、肝胆相照らし、新しき友の一人ができました。これから長いお付き合いになりそうです。いったん、彼女と別れて、ホテルに戻ります。久しぶりにウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperでオペラを聴くので、それに備えるためです。

ホテルのある路地の入り口近くには、ウィーンでは定番の焼きそばとお寿司&巻きものやお弁当を売る屋台があります。しばらくはここを利用することになりそうです。

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お店のパンフレットをいただいておきます。何とお寿司&巻きものは50%ディスカウントです。

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ホテルのある路地、ズーンホフSünnhofの入り口には、スーパーがあります。入口を入ると、とても広い売り場があります。早速、利用しましょう。

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スーパーの入口を振り返ると、すぐ外に焼きそばの屋台が見えています。

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スーパーを出て、ホテルのある路地、ズーンホフに足を踏み入れます。

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路地はカラフルな雨傘で飾り付けられています。面白い感覚のデザインですね。

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昨夜、ディナーをいただいたホテルのレストランの前を過ぎます。

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滞在中のホテル、メルキュール・ビーダーマイアーMercure Grand Hotel Biedermeier Wienです。外見からしてお洒落なホテルです。

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さて、お洒落な路地の景観を十分に楽しみ、ホテルに入ります。

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ホテルで十分な休養し、出かける時間になり、正装への着替え。夜8時のオペラの開演に向けて、ホテルを出発します。地下鉄のU4でたった2駅目がカールスプラッツKarlsplatz。saraiはタキシード、配偶者は着物。最近のオペラに行くスタイルはこれで決まりです。思い切って購入したタキシードも3回のザルツブルク音楽祭、バイロイト音楽祭、そして、今年のルツェルン音楽祭で20回近く着て、何とか元が取れました。ウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperに行くと、先ほど会ったばかりの新しいお友達と早々と再会。saraiと配偶者の晴れ姿をスマホで撮ってもらいます。読者のかたのご希望でその写真を公開します。

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今日のオペラのチケットです。

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プログラムとキャスト表を買い求めます。

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今日のオペラはR.シュトラウスの楽劇《サロメ》。いまだに前衛的な戦慄のオペラをウィーン国立歌劇場は見事に公演。それにサロメ役が交代になっていて、その代役が最強のソプラノ、カミラ・ニュルンドという嬉しい驚きです。4年ぶりとなる、久しぶりのウィーン国立歌劇場は健在でした。saraiはこのウィーン歌劇場に通うこと、これで通算、30回目となる節目です。素晴らしいオペラでした。
このオペラについての記事はここに書きました。

ホテルのある路地の入り口に戻ると、例の焼きそばとお寿司&巻きものやお弁当を売る屋台はこの時間には閉店してます。残念!!
バスタブありのホテルです。ゆったりお風呂に浸かり、あと2日だけになったウィーンでの旅の〆に備えます。



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翌年のウィーンでの豪華パーティーに向けて、準備開始・・・その前に郊外のレストランで美味しいランチ

2019年9月28日土曜日@ウィーン

旅の25日目、ウィーンの3日目。この旅の通算では8日目です。

まだ、今回のヨーロッパ遠征も1日を残していますが、早くも来年の計画を詰めています。
来年はsaraiのヨーロッパ遠征30周年にあたります。1990年のゴールデンウィークに最初のヨーロッパ遠征をしました。ただし、これは旅の初心者だったので、オペラツアーに参加して、ウィーン国立歌劇場を訪問。死ぬまでに一度はウィーンでオペラを見たいと配偶者を説得してのヨーロッパ遠征でした。一度の筈が病みつきになり、ウィーン訪問だけでも今年で17回目の訪問になります。ヨーロッパ遠征は25回ほどでしょうか。

ともあれ、来年はヨーロッパ遠征も30周年になるのを機にヨーロッパ遠征は一応の打ち止めとしたいと考えています。体力も資金力も余裕がなくなりましたからね。
で、最後はヨーロッパ遠征の起点となったウィーンでぱーっと祝宴を開こうと思っています。家族や親しい友人たちと一緒にお祝いの会です。saraiと配偶者のお誕生会も兼ねます。
今日はその会場の下見です。音楽を聴くためにヨーロッパ遠征を続けてきたsaraiですから、音楽なしのパーティーはありえません。ウィーンで音楽と言えば、やはり、ウィーン・フィル。まさか、ウィーン・フィルをまるまる借り上げることは無理ですが、無理無理、ウィーン・フィルのメンバー4人に来てもらって、弦楽四重奏曲を弾いてもらうことで計画を進めています。
したがって、今日はミニコンサートの会場を兼ねたパーティー会場を来年の5月にレンタルするための下見の予定です。

その手筈を整えるためにウィーンの友人の力を借ります。ホテルまで車で迎えに来てもらうことになっています。もうすぐ約束の時間です。路地の上にあるホテルの渡り廊下の上から、お洒落な路地、ズーンホフSünnhofの様子を眺めます。

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しばらく、この路地の眺めを楽しんでいます。

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やがて、友人の車が到着。会場の下見の時間は夕方になったそうです。それまで、ウィーン郊外のレストランでランチを楽しむことにします。車がずい分走って、山の中腹に登ったところに隠れ宿のようなレストランがあります。建物はウィーンらしくないモダンな建築です。

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ここからは見渡す限り、山が広がっており、ほかの建物は全然、見当たりません。ここはトゥルビンガー・コーゲルTulbinger Kogelという山里です。ウィーン市内から北西に30㎞ほど離れたところですからね。

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ここにあるホテルレストラン、ベルグホテル・トゥルビンガー・コーゲルBerghotel Tulbinger Kogelの中に入ります。友人がドイツ語のメニューを解説してくれて、オーダーをちゃちゃっと済ませます。

まずは飲み物が並びます。軽く白ワインをいただきます。無論、愛好するリースリンクです。

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次にたくさんのパン。

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前菜はサーモン。

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珍しくメニューに生牡蠣があったので、いただくことにします。なかなかの美味です。

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これはキノコ(ポルチーニ茸)の炒め物。

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これは帆立貝のポワレ。

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久しぶりに会った友人と美味しいランチをいただきながら、あれこれ、話に花が咲きます。ゆったりした時間が流れていきます。



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ウィーンでの豪華パーティーの会場の下見、そして、最後のコンサートは楽友協会でのフィリップ・ジョルダン&ウィーン交響楽団のブラームスの交響曲チクルス

2019年9月28日土曜日@ウィーン/2回目

来年はsaraiのヨーロッパ遠征30周年です。それを記念するために家族や親しい友人たちと一緒にお祝いの豪華パーティを開くことを目論んでいます。今日はそのパーティー会場の下見とその手筈を整えるためにウィーンの友人と打ち合わせです。下見の前に友人の車でウィーン郊外のホテルレストラン、ベルグホテル・トゥルビンガー・コーゲルBerghotel Tulbinger Kogelへランチに連れていってもらいます。
話に夢中になりながらも、長いランチを食べ終えて、まだまだ、時間がありそうなので、デザートをいただくことにします。

これはイチゴのデザート。

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saraiは好物のクレーム・ブリュレ。

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これはチョコレートムースなどの盛り合わせ。

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コーヒーは普通のもの。メランジェとかではありません。メニューになかったんです。

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郊外のレストランですが、土曜日のせいか、それなりにお客さんが来ています。隠れた名店ですね。

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2時間半ほどの長いランチになりましたが、ヨーロッパの感覚では普通ですね。レストランの外に出ると、緑の山並みの眺めが見えています。

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ホテルレストランの前の道路、プランエーテン通りPlanetenwegにはバス停もあります。ウィーン市内からは遠いのですが、バスでも来れるようです。ともあれ、友人の車でまた、ウィーン市内に戻ります。

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さて、本題のパーティー会場の下見です。ウィーン旧市街の中心にある某名門ホテルが会場の候補です。ウィーンらしい華やかな会場を選択すべく、ホテルのスタッフの案内で下見します。ウィーン・フィルのメンバーを招いて、ミニコンサートを予定していることをスタッフに告げると、結構、びっくりしています。3つほどの部屋を下見させてもらいます。正直、どの部屋も古きウィーンらしい豪華な部屋ばかりで目移りします。それでも、予算もあるので、いくつかのプランを検討し、下見した会場で気に入ったのがこれ。素晴らしい会場です。

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ちょっと広めの会場ですが、ミニコンサートもやるので、これくらいでいいでしょう。

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窓辺の雰囲気もいいですね。

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最後にじっくり眺めて、納得です。

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協力してくれる友人たちの力も借りて、実現したいと思っています。
ちなみにウィーン・フィルのメンバーに演奏をお願いしている曲はシューベルトの弦楽四重奏曲第15番か第14番《死と乙女》。これはsaraiの趣味による選曲です。実際に演奏される曲がどうなるかは未定です。
来年も楽しい年になるようです。

下見が終わると、ホテル側のおはからいで、このホテル名物のケーキをご馳走になります。カフェには行列もできていたのですが、上顧客扱いで優先的にテーブルを用意してもらいました。・・・このホテルがどこかはバレバレですね。

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もちろん、名物のコーヒー付きです。

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ゆったりとケーキとコーヒーを楽しみました。

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後日、ホテルと正式に契約まで交わしました。友人や家族に声を掛けて、2020年5月にウィーン・フィルのメンバーによるミニコンサート付きの豪華記念パーティーの手筈は整いました。
しかし、翌年の2020年はコロナ禍。あえなく、この計画は頓挫して、すべてキャンセルです。関係者のご好意でキャンセル料は無料だったのが救いです。
saraiはまだ、諦めていません。コロナが落ち着いたタイミングで再度、このパーティーを開きたいと思っています。友人の皆さん、待っていてくださいね。

ウィーンの友人にホテルまで車で送ってもらって、別れます。お世話になりました。

夜はこの旅、最後のコンサート。ウィーン楽友協会でフィリップ・ジョルダン&ウィーン交響楽団のブラームスの交響曲チクルスの第2回目のコンサートを聴きます。チクルス1回目は内田光子のモーツァルトのピアノ協奏曲と重なったため、聴けませんでした。これが今日のチケット。盲腸の手術後に麻酔に朦朧としながら、ベッドの上から配偶者に手伝ってもらいながら、ゲットしたチケットです。

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これは今年度のウィーン交響楽団の年間プログラム。

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これは今日のコンサートのプログラムです。

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楽友協会で聴くブラームスは格別でした。
このコンサートについての記事はここに書きました。

明日はこの旅の最終日。夜の便に乗って、ほぼ1ヵ月ぶりに帰国します。



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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
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ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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