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ドレスデン・プラハの旅、スタート!

2008年5月1日木曜日~5月8日木曜日@ドレスデン~ライプツィヒ~プラハ

今年(2008年)の5月の連休の旅の記録を報告します。既に今回の旅は事前の企画・準備状況は報告済ですが、これからはいよいよ、旅の詳細の報告になります。よろしくお付き合いくださいね。では、始まり、始まり・・・

今年も我が家恒例の5月の連休をフル活用したヨーロッパを巡る美術とオペラを楽しむ旅に出かけます。日程は5月1日~8日です。今年の連休はうまくお休みがつながりませんでしたが、何とか無理に8連休にして、出発することにしました。

今回の旅のテーマはドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaです。いずれも初めての訪問地です。もちろん、オペラが主目的です。オペラ2回の予定です。

まずは旅のルートを地図で確認しておきましょう。

成田空港から出発して、ANAでフランクフルトに夕方4時過ぎに到着。街歩きを楽しみます。1泊して翌日、早朝散策の後、お昼に、空路でドレスデンに移動します。
ドレスデンが今回の旅の主要目的地です。途中、ライプツィヒにも遠征します。
ドレスデンの後は鉄道でプラハに移動。その日と翌日、プラハの旧市街の観光を楽しみます。
最後はプラハからフランクフルト経由でANAで成田空港に戻ります。

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さあ、旅に出かけましょう! 自宅のある横浜は気持ちよく晴れ渡っています。成田空港までは横浜から朝一番の成田エキスプレスに乗車します。順調に9時過ぎには成田空港に到着。
今年の連休は上述したように休みがうまくつながらないせいか、成田空港はあまり混雑していなくて、チェックインから出国までスムーズに進み、かえって拍子抜けするほどです。搭乗時刻まで余裕があり過ぎて、時間をもてあまします。

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今回の旅の最初の目的地はドレスデンですが、日本からの直行便はないので、フランクフルトFrankfurt経由にします。今回は久し振りにANAにしたので、フランクフルトに夕方4時過ぎに着きます。すぐにトランジットして、ドレスデンに向かうか、あるいは列車に乗り換えても、その日のうちに着くことは可能なので、少し悩みましたが、結局、少し、フランクフルトで遊んで行こうと思い、ANAのお姉さん(マイル特典航空券の受付)に無理を聞いてもらい、翌日のお昼の便でドレスデンに向かうことにしました。翌日とは言え、24時間以内の乗り換えなのでトランジット扱いになります。これまた、成田空港でのチェックインでANAのお姉さんと交渉し、預けた荷物はフランクフルトで受け取らずに直接ドレスデンでの受け取りにしてもらいます。フランクフルトでの滞在時間は短いので、身軽に行動したいですものね。

さて、ANAのフライトですが、なかなかサービスが良いです。機内食も美味しく、デザートにアイスクリームが出たのにはちょっとビックリです。
これが飛び立ってすぐの食事です。一つは洋食。

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これは和食。

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saraiと配偶者はいつものようにシェアして両方の味を楽しみます。

機内でフライトアテンダントのお姉さんと話が弾み、今日がsaraiの誕生日だと言うと、後でサプライズで祝ってもらいます。
これがメッセージカード。

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このメッセージカードはこの飛行機、ジャンボジェットの絵葉書です。(この時代は国際線はほとんどジャンボジェットでした。今(2022年)になると懐かしい。)

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なお、バースデープレゼントもいただきます。プレゼントはピカチュウのぬいぐるみ(笑)。

順調に飛行は続き、ヨーロッパの上空にさしかかります。うつらうつらしているところを起こされて、また、食事です。これは1種類だけです。

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あと30分ほどでフランクフルトに到着です。眼下には美しいドイツの平原が見えています。

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午後4時過ぎに定刻でフランクフルト空港に到着。ここでドレスデンへのトランジットです。今日と明日の午前中はここで過ごします。フランクフルトはトランジットで何度もきていますが、街自体を見るのは初めてです。そのため、ホテルも町の中心地にとり、旧市街をコンパクトに見て回ることにしました。まずはSバーンの電車で空港からホテルのある町の中心に向かいます。
フランクフルトは中央駅と旧市街が少し離れていることと中央駅付近の治安があまりよくないとのことで、ハウプトバッハHauptwache駅にすぐ近くのホテルにしたんです。ハウプトバッハは空港地下駅からSバーンで15分ほどで直接アクセスできて、中央駅付近(ホテルはこのあたりが多い)と同じくらい便利です。空港駅でまず自動販売機でチケットを購入しようとします。3人連れなので、チケットを3枚、1度に買おうとしますが、どうしても操作が分からず、結局、1枚ずつ購入。後で考えると、ボタンを3回押せばよかったのではと思います。

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これが購入した鉄道チケット。一人3.6ユーロ。なお、ICやICEには乗ることができないチケットです。

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空港地下駅のSバーンのホームで電車を待ちます。あと3分で電車が到着します。

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もたもたしながらも無事にSバーンの電車に乗車。大きな荷物はドレスデンで受け取りですから、身軽に電車に乗ります。

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乗車後、すぐに車掌さんが周ってきて、チケットのチェックがあったので、ちゃんと購入しておいて正解。自動販売機では小額紙幣しか使えないので、あらかじめ、10ユーロ札を多めに持っていたほうがいいですね。

いよいよ、今回の旅が始まったという実感で気持ちが高揚します。ワクワク感満載のヨーロッパの旅を楽しみましょう。



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フランクフルト散策:ハウプトヴァッヘ~レーマー広場

2008年5月1日木曜日@フランクフルト/1回目

今年の旅、ドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaに向けて、出発し、トランジットの地、フランクフルトFrankfurtに着いたところです。今日はここで1泊し、少し遊んでいきます。

まずはフランクフルト空港Flughafen Frankfurt am Mainの空港地下駅(フランクフルト空港近距離駅)Frankfurt (Main) Flughafen RegionalbahnhofからSバーンの電車に乗って、旧市街の中心近くのハウプトヴァッヘHauptwache駅に向かいます。郊外を走っていきます。途中駅を過ぎていきます。

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やがて、ハウプトヴァッヘ駅に到着したと思い、下車しますが、どうも様子がおかしい。さては初めての街で早速、トラブルか?と思いますが、落ち着いて調べると、ここでOK。もっと、駅名の表示を分かりやすくしてもらいたいものです。
駅を出ると、とても大きな広場に出ます。ラーテナウプラッツRathenauplatzです。広場の中央に大きな銅像が見えます。

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フランクフルトで生まれた大文豪、ゲーテの銅像です。高層ビルに囲まれて、立っています。時代ですね。

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さて、駅前のホテルをチェックしておきましょう。ゲーテ像のあるゲーテ広場Goetheplatzを通り過ぎて、ロスマルクト通りRoßmarktを歩いていくと、今日泊まるホテル、ホテル ツェントルム アン デア ハウプトヴァッヘHotel Zentrum An Der Hauptwacheの前に出ます。

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まだ、5時半くらいです。ラッキー!! 早く着いたので、ホテルにチェックインする前に駅近くのブランドショップ街(ゲーテ通りGoethestraße)で買い物をすることにしましょう。このフランクフルトの後に訪れるのはドレスデンなので、ブランドショップでの買い物は望み薄だからです。
駅前には、駅名の由来ともなった、かつてここに実在していた警護所ハウプトヴァッヘHauptwacheがあります。現在はカフェ・ハウプトヴァッヘCafe Hauptwacheとして賑わっています。その右手には、カタリーナ教会Katharinenkircheがあります。この教会はゲーテが洗礼を受けた教会として知られています。

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これがハウプトヴァッヘの全容です。1729年に建築されたゴシック様式の建物は警護本部としてだけでなく、実は監獄としても利用されました。1905年からはカフェとして使われています。

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これがカタリーナ教会の全容です。14世紀に修道院の礼拝堂として建てられて、後にプロテスタントの教会として使われるようになりました。

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ブランドショップ街のゲーテ通りに到着。ところが、あれっ!!もう、軒並み閉まってるよ!!ドイツはこんなに早く店が閉まるの。でも、成田空港で聞いたときの話では7時頃まで開いているってことだったのに。それとも、今日は木曜日で休みなのか・・・なんて話しているうちに気がつきました。そうだ。今日は僕の誕生日だった!(誕生日は5月1日)。ヨーロッパはいつもメーデーはみんなお店が休みなんです。去年の南仏も交通機関が列車を除いて、すべて、ストップして、バスまで全部運休。すっかり、頭から離れていました。日本では最近、メーデーって、やらないですもんね。
そのあと、さっきその前を通り過ぎた駅前のホテル(ホテル・ツェントルムHotel Zentrum An Der Hauptwache)に無事チェックイン。

チェックイン後、気を取り直して、街を散策することにします。この日の夜はレーマー広場やゲーテ記念館やマイン川を散策します。夜と言っても、今は9時ころまでは明るいですから、申し分なく、散策できます。
ハウプトヴァッヘからレーマー広場Römerbergに向かって歩きます。途中、リープフラウエン教会Liebfrauenkirche前の小さな噴水のある広場にメリーゴーランドがあります。ヨーロッパの人はメリーゴーランドが好きですね。

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この広場からノイエ・クレーメ通りNeue Krämeに抜けていきます。この辺りはとても賑わっています。

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ノイエ・クレーメ通りを進むと、ベルリナー通りBerliner Straßeにぶつかります。

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ベルリナー通りの先には、パウルス広場Paulsplatzがあります。

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広場に建っている大きな教会はパウルス教会Paulskircheです。この教会はプロテスタントの教会でその煉瓦で造られた景観は街のランドマークになっています。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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レーマー広場はもうすぐです。



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フランクフルト散策:中世を偲ぶレーマー広場

2008年5月1日木曜日@フランクフルト/2回目

今年の旅はドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaが目的地。現在、トランジットの地、フランクフルトFrankfurtで散策中です。

レーマー広場Römerbergに向かって歩き、今、パウルス教会Paulskircheの大きな姿を仰ぎ見ています。


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パウルス広場Paulsplatzを抜けていくと、ブラウバッハ通りBraubachstraßeにぶつかります。この通りの先がレーマー広場です。

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昔の面影を残すレーマー広場に出ます。広場の周りには切妻屋根の建物が並びます。

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広場で異彩を放つのは、ニコライ教会Alte Nikolaikirche。第2次世界大戦の爆撃をまぬがれて、1290年に宮廷の洗礼堂として建てられたゴシック様式の小さな建物です。現在はプロテスタントの教会になっています。

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広場の中央には、正義の女神ユスティシアの像Justicia-Statueが立っています。剣と天秤を持つ正義の女神の姿は、司法、裁判の公正さを表す象徴、シンボルとして、古来より裁判所に設置されています。
  
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広場の西側にはドイツ伝統の木組みの切妻屋根の建物が3つ連なっています。これが旧市庁舎の建物です。特にその中央の建物がレーマーRömerと呼ばれていて、広場の名前の由来になっています。レーマーと正義の女神ユスティシアの像の噴水はフランクフルトの昔を偲ぶものです。

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1405年、市は3つの建物を買い取って市庁舎に改造しました。中央の大きな建物が「ツム・レーマー」(ローマ館)で、市庁舎全体が「レーマー」と呼ばれるきっかけとなりました。レーマーの2階には神聖ローマ帝国皇帝の新皇帝の戴冠式後の祝宴が開かれた皇帝の広間「カイザーザールKaisersaal (皇帝の広間)」があります。

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旧市庁舎の向かいには「オストツァイレOstzeile」と呼ばれる6軒の可愛らしい木組みの建物が並びます。15〜16世紀に建てられた元の建物は、第二次世界大戦中に破壊されてしまったため、1980年代に当時の図面にならって再建されたものです。

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夕方の青空を背景にすっくと立つニコライ教会の尖塔を眺めながら、その先にあるマイン川Mainに向かいましょう。

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このレーマー広場を抜けると、すぐにフランクフルトの街を流れているマイン川(ライン川の支流です)に辿り着きます。マイン川の眺めは格別。観光船が航行しています。マイン川の対岸にはドライケーニッヒ教会Dreikönigskircheが見えます。美しいネオ・ゴシック教会です。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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しばらく、マイン川の夕景を眺めましょう。もっとも夕景と言っても、まだまだ明るいですね。今、6時半頃です。



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フランクフルト散策:マイン川の夕景、そして、有名ドイツ料理店、ツム・シュトルヒ・アム・ドムへ

2008年5月1日木曜日@フランクフルト/3回目

今年の旅はドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaが目的地。現在、トランジットの地、フランクフルトFrankfurtで散策中です。

レーマー広場Römerbergに過ぎて、今、マイン川Mainの前に立っています。目の前にマイン川に歩行者専用の橋、アイゼルナー・シュテーク(鉄の橋)Eiserner Stegがあります。橋の上からの眺めを楽しみましょう。橋の上は多くの人がぞろぞろ歩いています。

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この歩行者専用の橋からの夕景はなかなかのもので、ドイツに来たんだという気持ちに浸ることができます。このマイン川は両岸に教会などの建物が並び、美しい景観です。

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マイン川の対岸にあるドライケーニッヒ教会Dreikönigskircheは美しいネオ・ゴシック教会です。その姿に目を惹かれます。

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さて、また、レーマー広場側のほうに戻りましょう。

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マイン川には観光船も運航しているので、ちょっと乗りたくもなりますが、この後、ドレスデンでもエルベ川の観光船に乗る予定なので、我慢しましょう。

そうこうするうちに、お腹も空いてきたので、「るるぶ」ご推薦のドイツ料理店、ツム・シュトルヒ・アム・ドムZum Storch am Domに向かいます。これもレーマー広場近くのマイン川沿いにあります。お隣には、大聖堂Kaiserdom St. Bartholomäusが聳え立っています。この大聖堂で歴代の神聖ローマ帝国の皇帝の選挙、戴冠式が行われてきました。ですから、皇帝の大聖堂、カイザードームKaiserdomとも呼ばれています。今回はこの大聖堂はちらっと見るだけにします。いずれ、ちゃんと見ましょう。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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ツム・シュトルヒ・アム・ドムに入ります。これはお店でいただいたレストランカードです。

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このレストランは1704年創業の歴史あるレストランで文豪ゲーテも通った有名レストランです。店内も趣きのある雰囲気です。

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このレストランでは、フランクフルト料理やライン川地方の郷土料理がいただけます。が、この頃はドイツ料理がよく分かっていなかったので、「るるぶ」に記載してあるフランクフルト・プレートをお願いしましょう。その前にまず、もちろん、フランクフルト名物のアップルワイン(アプフェルヴァインApfelwein)もいただきます。と、目が点に・・・saraiの大好きなシュパーゲルがメニューにあります。これは外せません。スープとゆでたシュパーゲルを注文!

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さあ、注文した料理が届くのをアップルワインを飲みながら、待ちます。



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フランクフルト散策:美味しいディナーは旬のシュパーゲルで

2008年5月1日木曜日@フランクフルト/4回目

今年の旅はドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaが目的地。現在、トランジットの地、フランクフルトFrankfurtで散策中です。

レーマー広場Römerberg、マイン川Mainを見た後、「るるぶ」ご推薦のドイツ料理店、ツム・シュトルヒ・アム・ドムZum Storch am Domでディナーをいただいています。
アップルワインを飲みながら、料理を待つうち、ようやく、料理が運ばれてきます。

最初はスープ2種。

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ひとつはドイツ風ラビオリのはいったコンソメスープMaultaschensuppe mit frischen Lauchzwiebeln。

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もうひとつはシュパーゲル(ドイツ産の生ホワイトアスパラガス)のクリームスープSpargel Suppe。そうです。5月のドイツはシュパーゲルが旬の季節です。これを食べずしてはドイツに来た甲斐がありません。

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メインはフランクフルト名物のソーセージやスモークした豚肉などのミックスプレート、名付けてフランクフルトプレートFrankfurter Spezialitätenschüssel mit Sauerkraut und Salzkartoffeln。ダイナミックなボリュームです。

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さらに、またまたゆでたシュパーゲル(生ホワイトアスパラガス)のオランダ風ソース添えとシュニッツェル(仔牛のカツレツ)Spargel mit Sauce Hollandaise, Wiener Schnitzel und Kartoffelnもいただきます。シュパーゲルには目のないsaraiですから、旬のシュパーゲルは見逃せません。結局、これが一番、高い料理です。20ユーロ。日本円で3400円ほどです。食べたいのだから、高くても仕方がありません。

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ドイツ産のシュパーゲルはぶっとくて、シャキッとして、とっても美味です。何故に日本に輸入しない? 春のドイツはシュパーゲルを食べるためだけでも訪れる価値があります。

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初っ端から大満足の食事です。このレストランは外見は営業中かどうか分からないように、シーンとしていましたが、中にはいると空いてはいましたが、何人かの外国人が食事中。ほっとして、席についていると、しばらくすると、まあ、驚くほど、次々と日本人がはいっていきます。流石に「るるぶ」の威力でしょうか。海外気分を味わうには、あまり、よくないかも知れませんね。

で、身も心も満足して、レストランを出ます。ホテルに戻る途中、ゲーテハウスGoethehausに立ち寄ります。saraiが立っているのはゲーテハウスの右隣にあるゲーテ博物館Goethe Museumの前です。ここがゲーテハウスの入口になっています。開館は夕方6時までなので、もちろん、既に閉館しています。まあ、ここで大文豪が生まれた家なので、感慨深いですね。ゲーテはここで1749年8月28日に生まれました。それにしても、ゲーテの生家は巨大ですね。大変なお金持ちの家に生まれたようです。ゲーテのお母さんはフランクフルト市長の娘だったそうです。

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後日、再訪して、無事、入館しましたが、それはずっと後のことです。なお、ゲーテが没するのはヴァイマールです。
ゲーテハウスの前を離れて、ホテルに向かいます。ロスマルクト広場Rossmarktの前には大きな銅像があります。ゲーテ像も近くにありますが、これはゲーテではなく、活版印刷の発明者とされているグーテンベルグと、後を引き継いだフスト、シェーファーの像を中心としたモニュメントです。活版印刷発明400年を記念して建てられました。何故、フランクフルトにグーテンベルク像かと思いますが、グーテンベルク像は結構、ドイツ各地で見かけます。それにこのフランクフルトでも活動していたようです。

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これでようやく、ホテルに戻ります。十分に広い部屋で、ベッドも快適そうです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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saraiはこの部屋で旅の記事を書いています。そうしているうちに、配偶者はもうぐっすり寝ていますが、非情にも、たたき起こして、旅の記事の締めくくりを書いてもらいましょう。
たたき起こされた配偶者が旅の記事を仕上げている横で今度はsaraiがぐっすり寝ます。では、また明日も旅を楽しみましょう・・・スヤスヤ・・・。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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