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京都・奈良の旅:桜満開の京都に向けて出発

2022年4月5日(火)@横浜~京都

昨日、日光の旅の報告を終えたばかりですが、今日からは早速、3週間前の4月初旬の京都・奈良の旅についての詳細報告を開始します。ドレスデン・プラハの旅にはその後、復帰する予定です。しばらく、お待ちください。

1日目は、夜の新幹線に乗って、桜満開の京都に向かいます。

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新幹線車内はがらがらです。平日夜のひかりだからでしょうか。何故、のぞみではなく、ひかりかというと、大人の休日倶楽部の割引チケットはひかりにしか乗車できないからです。のぞみにも乗車させてくれればいいのにね。

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夕食は新横浜駅のキオスクで購入した駅弁です。旅の始めという気分に浸りながら、美味しくいただきます。しっかり、崎陽軒の焼売も買い込んでいます。saraiは黒豚のとんかつ弁当。配偶者はアナゴ・エビの海鮮弁当。

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京都駅到着後、駅構内のコンビニで明日の朝食用のパンなどを仕入れます。駅構内にある筈の有名パン屋さんを探し当てられなかったからです。翌日、そのパン屋さんを見つけました。その話はそのときに。

駅から岡崎疏水べりのお宿まではタクシーで楽に移動。配偶者がsaraiの足の痛みに気を使ってくれたんです。大きなスーツケースもありましたからね。タクシーの運転手さんと話が弾み、彼が気を利かせてくれて、祇園、巽橋の白川沿いの夜桜を見せてくれました。素晴らしい夜桜でした。やはり、京都はいいなあ・・・。写真は撮っていません。これから桜はいやというほど登場しますから、無理に写真は撮らなかったんです。

明日からは、奈良と京都を巡ります。もちろん、桜三昧もします。初の吉野の千本桜も予定しています。


2022年4月6日(水)@京都~奈良

ということで、京都・奈良の旅の2日目の朝になります。
桜を散らす花冷えの2日続きの雨が嘘のように晴れ渡っています。
今日は、奈良の山の辺の道を歩きます。足を痛めているsaraiが歩けるか心配ですが、決行です。
saraiは9時過ぎには起床の予定でしたが、30分も早く起き出します。山の辺の道散策にウキウキしているのかと配偶者にからかわれます。ならば、早く行動を開始しましょう。簡単にサンドイッチと紅茶で朝食を済ませ、さっさと用意をして出発です。できる限り、体力は温存したいので、京都駅までは、タクシーで行くことにします。このようなことは、初めてですが、saraiの足を考えての配偶者の心配りです。ありがたく、その気持ちを受け取ります。レセプションでタクシーを呼んでもらいます。宿の前でタクシーを待ちますが、目の前の岡崎疎水の並木は満開です。

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目を転じても、疏水沿いの桜は満開ですね。早くも、屋形船が運航開始しています。

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疎水の向こうの京都動物園のキリンも活動を開始し、子供たちを楽しませています。

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平安神宮の赤い鳥居のまわりをズームアップすると桜・桜・桜です。なお、新しく購入したデジカメはズーム性能が抜群です。

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タクシーに乗り込み出発です。楽ちんで京都駅に到着です。たった10分ちょっとでした。

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今日はまず奈良の桜井まで行って、そこから山の辺の道を歩きます。桜井への行き方はいろいろあるようですが、今回はJRで横浜から京都経由で奈良までの乗車券にし、昨夜は京都駅で途中下車にして、今日は京都から奈良まで分を使います。早速、駅の構内に向かいます。

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乗車前に、昨夜、見つけられなかったパン屋さん、Le Petit Mecを探します。実はJRのホームの構内にあったのです。と分かってしまえば、簡単に見つかります。朝から賑っています。せっかくなので、甘いパンを2個ゲットして、電車に乗り込みます。JR奈良線の快速電車です。

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車内はそれなりに混んでいます。好天なので、皆さんお花見のお出かけなのでしょう。
出発するとすぐに鴨川を渡ります。このあたりの土手の桜も満開です。

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久し振りのJR奈良線の鉄道旅を楽しみましょう。ほんの1時間弱です。



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山の辺の道:出発点の桜井は桜満開

2022年4月6日(水)@京都~奈良~桜井

京都・奈良の旅の2日目です。
奈良の山の辺の道の出発点、桜井に向かって、JRの電車に乗っています。奈良線の快速電車はまず、東福寺駅に停車。今日は帰りにここでお気に入りの鯖寿司のお店に寄っていくつもりです。

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次は桃山駅に停車。桜が綺麗です。

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やがて、宇治川にさしかかります。

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宇治川の土手の桜はまばらですが、満開で綺麗です。この宇治は昨秋楽しみました。

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玉水駅に停車。駅名がいいですね。

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長閑な大和盆地を進んでいきますが、沿線の桜は満開です。やがて、奈良駅に到着。

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奈良駅で桜井行きの万葉まほろば線に乗り換えです。乗り換え時間4分。急いで乗り換えます。

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無事に乗り換え完了。桜井まで30分ほどですが、2両編成の可愛い電車は、それなりに混んでいます。桜井の1つ手前の三輪駅で乗客がどっと降りていきます。何がお目当てなのでしょうか。これは後で判明します。
我々は、桜井駅に到着。閑散としています。

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駅前はのんびりしたものです。

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タクシー乗り場でタクシーを待ちます。桜井駅から山の辺の道までは市街地を抜けていくので、少しでも歩く距離をカットしようという計画です。これも配偶者が足を痛めているsaraiを気遣ってのことです。

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タクシーはすぐにやってきます。金谷河川敷公園までと言うと、怪訝な顔をされますが、桜が見ごろでしょうと言うと、了解とのことで出発です。やはりタクシーにしてよかったです。あまり歩いて楽しくもなさそうな道が続きます。でも、金谷河川敷公園の土手沿いの桜は満開です。ここでタクシーを降りて、大和川に架かる橋の上から桜並木を眺めます。

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川面は花筏。その中をカモが気持ちよさそうに泳いでいます。

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橋を渡ると、土手沿いに桜のトンネルです。

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まずはこの桜の下を歩いて、仏教伝来の地 碑に向かいます。いよいよ、山の辺の道のスタートラインに立ちます。



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山の辺の道:大和川のほとり、仏教伝来の地は花盛り

2022年4月6日(水)@山の辺の道

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩きます。山の辺の道は古事記、日本書紀にも登場する“日本最古の道”と言われています。天理から桜井に続く山裾の道です。熊野古道のような山道ではないことを願いながら歩きます。
今回の山の辺の道のハイキングの出発点は大和川のほとり、仏教伝来の地のあたりです。大和川の堤の上は春爛漫。おりしも桜が満開です。上々のスタートになります。

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桜に青空は似合いますね。

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傍らの大和川の川面では鴨が遊んでいます。川面には散った桜の花びらが点々としています。

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近くの方たちがお花見を楽しんでいます。平和で長閑でいいですね。それでも河原でピクニックシートを広げているのはひと家族のみ。まあ、平日のお昼ですからね。

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大和川の堰があります。昔、このあたりに交易のための港があったあたりなのかな。

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桜のトンネルを抜けたところで振り返ります。素晴らしい桜並木です。

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ここに仏教伝来の地 碑が立っています。おりしも満開の桜に包まれて、極楽浄土の風情です。

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古代、この辺りには、「海石榴市(つばいち)」と呼ばれる、わが国最初の大きな市があったと言われています。山の辺の道を始め、いくつも古道が交差する陸の要衝だったようです。大和川の上流は初瀬川と呼ばれていて、その畔は摂津の難波津(なにわつ)からの舟運の終着地でもあり、賑わいをみせていたそうです。外国からの使節もここを訪問していました。『日本書紀』によると、欽明天皇13(552)年、百済(くだら)の聖明王の使者が、この地に釈迦仏の金銅像や経典を献上したという記述があります。日本に仏教が伝来したとされる起源とされています。また、聖徳太子による遣隋使の小野妹子が帰国したのもこの地とされています。隋からの使者である裴世清(はいせいせい)もここに降り立ったそうです。有に千年を超える歴史の地です。

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仏教伝来の地 碑の横には、万葉集の歌碑もあります。

 夕さらず 河蝦(かはず)鳴くなる 三輪川の清(さや)き瀬の音(と)を聞かくし良しも

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三輪川はこの先、山の辺の道の三輪の狭井神社境内に発し、大和川に注ぐ小さな川です。後で目にすることになります。


さあ、山の辺の道を歩き始めましょう。道標にしたがって、山の辺の道、つば市に向かいます。

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大和川の土手を下りて、山の辺の道に入りましょう。

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足の痛むsaraiもこのあたりではまだまだ元気ですが・・・この先は遠かった!



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山の辺の道:海石榴市観音

2022年4月6日(水)@山の辺の道/2回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩きます。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、まずは海石榴市(つばいち)に向かいます。大和川の土手から下りていきます。

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このあたりの山の辺の道は単なる田舎道の風情ですね。

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道標にはこれから向かう三輪の大神神社の名があります。

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そして、別の道標にはすぐ先にある、海石榴市も書かれています。

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山の辺の道は野原の中の道です。

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すぐに海石榴市のあった集落に入っていきます。

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集落の中の道に入ります。このあたりは昔は栄えたのでしょうが、今は何も残っていません。残された鄙びた町並みがありますが、空き家が多そうです。文化遺産にでも指定されているのでしょうか。使い道を考えなくてはね。

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集落の中に海石榴市観音堂への道標があります。行ってみましょう。

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こんな錆びついた道標もありますね。

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観音堂はひっそりと路地の先に奥まっています。

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こちらが近頃建て替えられた観音堂です。

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観音堂の中を覗き込むとこんな感じ。綺麗に管理されています。

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観音堂の前庭には、可愛い石仏が並んでいます。

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海石榴市観音の案内板です。海石榴市は歌垣が有名で、万葉集にも登場します。saraiの亡き母は短歌の詠み人で、この海石榴市に興味を持っており、以前も一緒に訪れたことがあります。懐かしい思い出です。

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ここまでの山の辺の道の歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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そうそう、この集落の道の路傍にまるで拾ってくださいという感じで山の辺の道の案内パンフレットが落ちていました。この後、便利な道案内の資料になりました。まさに拾い物ですね。

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海石榴市観音から、また、山の辺の道に戻って、次は金屋の石仏をめざします。



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山の辺の道:金屋の石仏

2022年4月6日(水)@山の辺の道/3回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)を経て、金屋の石仏に向かっているところです。
山の辺の道は金屋の集落の中を抜けていきます。古い民家が建ち並んでいます。

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古民家のなかには、ギャラリーになっているものもありますが、開館している気配はありません。

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新しい民家が古民家と混在していますね。いずれにせよ、山の辺の道の雰囲気はありません。

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先ほど拾った山の辺の道の案内パンフレットが役に立つことを確認。うーん、拾い物です。

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分岐路に差し掛かると、路面に何かが書かれています。

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道案内の表示です。ここで曲がって、大神神社のほうに向かいます。

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もちろん、地上にも道案内があります。海石榴市から歩いて来て、ここで曲がって、金屋の石仏に向かいます。山の辺の道は実に親切な案内が充実しています。

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この先も金屋の民家の間の狭い路地が続きます。

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新しい立派なお宅もありますね。

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民家の間の狭い路地ですが、それでもこの道は山の辺の道ではあります(笑い)。

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やがて、道の傍らにせせらぎ(溝?)が流れます。山に近づいたのかな。

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ようやく、山際に至ります。おりしも満開の桜です。山の辺の道の雰囲気がそろそろという感じです。

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見事な桜です。金屋の石仏はすぐそこです。

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金屋の石仏の手前に喜多美術館があります。こういうところにありますが、西洋美術が展示してあるようです。

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金屋の石仏の収蔵庫です。

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中を覗き込むと、実に素晴らしい2体の石仏があります。

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案内板によると、右の石仏が釈迦、左が彌勒(みろく)と推定されるそうです。貞観時代から鎌倉時代の作です。古いものですね。

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ここまでの山の辺の道の歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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だんだん、山の辺の道らしくなってきます。この先は大神神社をめざします。



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山の辺の道:美しい古道を抜けて、平等寺へ

2022年4月6日(水)@山の辺の道/4回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏を経て、大神神社に向かっているところです。
山の辺の道はようやく山道になり、それらしい雰囲気を醸し出します。

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大きなお寺風の建物が見えますが、これは山の辺の道とは関係なく、天理教会のようです。

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磯城瑞籬宮(しきみづがきのみや)址の案内板があります。この金屋付近に崇神天皇の皇居であった磯城瑞籬宮があったと推定されています。古代の中心地だったんですね。

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磯城瑞籬宮址付近を歩いていきます。

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平等寺、大神神社への案内板があります。当面の目的地は平等寺です。

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舗装道路を過ぎて、未舗装の山道になります。山の辺の道って感じがします。

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山の辺の道(山邊道)の石標があります。

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よく写真で紹介されている山の辺の道の風景です。この風景を見たことで山の辺の道に来た目的のひとつは達成できました。

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竹林の横の道を抜けていきます。

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やがて、平等寺の石段下に出ます。石段の上には赤門が見えています。

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急な石段を登っていきます。

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赤門を抜けて、境内に入ります。

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ここまでの山の辺の道を歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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平等寺は意外に立派なお寺で、ここで休息も兼ねて、しばらく、時を過ごします。



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山の辺の道:平等寺をうろうろ・・・あれっ

2022年4月6日(水)@山の辺の道/5回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏を経て、平等寺に来たところです。
三輪山平等寺は聖徳太子が大三輪寺を開いたのを創建とし、鎌倉時代初期に慶円上人を迎えて、平等寺と改称し、現在に至ります。聖徳太子ゆかりの寺とは歴史がありますね。
境内に入り、立派な本堂の前に立ちます。

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境内の右手には二重塔釈迦堂が立っています。こぶりですが、見栄えのする建物です。

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左手にも事務所の建物などが見えます。境内の桜も満開ですね。

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事務所受付の前には案内板があります。

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手水舎があります。

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手水の水がめは綺麗な彩の花が浮かべられています。

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山門、そして、その横に鐘楼堂があります。

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いったん、山門を出て、外からの風景を眺めます。こちらが正式な入口ですね。

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再び、境内に入ります。先ほど入ってきた赤門と二重塔釈迦堂です。

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稲荷社があります。

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赤門の屋根の上には素晴らしい鬼瓦。

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赤門から石段を下りて、先に進みましょう。

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平等寺川に沿って、狭い道が続いています。

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この道が山の辺の道だと信じて進みます。

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塀の上に二重塔が頭を出しています。

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あれっ、不動の滝の祠で行き止まりです。

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ここは行者の修行の場だったようです。

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すぐすごと来た道を引き返します。

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山門を出たところが山の辺の道でした。

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平等寺山門前から山の辺の道を再び歩き始めます。

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この先は三輪山をご神体とする大神神社をめざします。



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山の辺の道:日本最古の神社、大神神社

2022年4月6日(水)@山の辺の道/6回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏、平等寺を経て、大神神社に向かっているところです。

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しばらく、山の辺の道は住宅地の間を抜けていきます。

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高台に出ると、眼下に奈良盆地が開け、遠く、葛城・金剛の連嶺も望まれます。

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やがて、成願稲荷神社の前に出ます。大神神社の末社として、歴史ある稲荷社です。

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もう、大神神社のすぐ近くですが、何故か、平等寺の大きな案内板があります。

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やがて、大神神社が見えてきます。

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大神神社の境内に入る小さな橋を渡ります。

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2本の柱の間に太い綱が渡してあります。

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この綱の下をくぐり抜けると境内です。

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神社の境内に入ります。一際大きい木が目を惹きます。巳の神杉(みのかみすぎ)です。三輪の大物主大神の化身の白蛇が棲むことから名付けられたご神木だそうです。

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大神神社は三輪山の中心をなす神社でご神体は三輪山。わが国で最も古い神社です。拝殿は寛文4年(1664)徳川家綱により再建されたものです。大神神社は三輪山をご神体とするために本殿がなく、拝殿を通して三輪山を拝む原初の神まつりの姿を留めています。もっとも、ここからはご神体の三輪山の姿は見通せませんね。

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最寄り駅の三輪駅から参道が続いているようで、大勢の人がお参りしてます。その参道からの参拝が正式なルートですね。

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参道からは高い石段を上ることになるために、何と参拝者用のエレベーターまであります。足の痛むsaraiはそのエレベーターで下に下りることにします。

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エレベーターに乗ったので、楽ちんで石段を下りずに済みました。痛む足には下り階段が一番つらいんです。ここからはまた、山の辺の道の散策を続けます。

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ここまでの山の辺の道を歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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次は狭井神社をめざします。



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山の辺の道:大美和の杜の丘を埋め尽くす桜のあまりの美しさに絶句!!

2022年4月6日(水)@山の辺の道/7回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏、平等寺、大神神社を経て、狭井神社に向かっているところです。
山の辺の道を解説する案内看板が立っています。このように山の辺の道は歩く人に親切によく整備されています。

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このあたりは大神神社の参道のような雰囲気です。

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この道はくすり道と呼ばれています。しばらく歩くと、磐座神社(いわくらじんじゃ)があります。ここは通り過ぎます。

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狭井神社の少し手前に池があります。この池の奥に久延彦神社(くえひこじんじゃ)と大美和の杜展望台があるようです。ちょっと寄り道していきましょう。

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池の向こうに桜が見えてきます。

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久延彦神社の案内があります。この神社は智恵の神様。孫たちのために霊験新たかな鉛筆をもらってきましょう。

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神社の途中に小高い丘があります。展望台ですね。桜が満開のようです。これは丘に上ってみないといけませんね。

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丘を登っていくと、素晴らしい枝垂れ桜が満開です。

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膨大な桜の花の海の中に入っていきます。これは凄い!!

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丘全体が枝垂れ桜で彩られています。そして、まさに今日は満開です。

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どうです、この桜の見事さは・・・。

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丘の斜面に沿って、丘の頂上まで枝垂れ桜で埋め尽くされています。

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ここからは、大和三山や二上山などの素晴らしい眺望が楽しめる筈ですが、桜が邪魔しています。でも、この桜を切るわけにもいきませんね。悩ましいです。

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桜の隙間から大和三山を探します。

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うっ、満開の桜に圧倒されます。

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見たことのない美しさに、saraiは足の痛いことも忘れて、グルグル歩き回ってしまいます。

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saraiも配偶者も桜のあまりの美しさに我を忘れてしまいます。

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ともかく、ここまでの山の辺の道を歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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この世の天国を思わせる美の世界にしばらく浸るしかありません。



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山の辺の道:大美和の杜は桜!桜!桜!

2022年4月6日(水)@山の辺の道/8回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏、平等寺、大神神社を経て、狭井神社に向かう途中、大美和の杜展望台でありえないほど美しい枝垂れ桜の満開の海の中にいます。

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saraiも配偶者もこんなに美しい桜に遭遇するとは思っていなかったので、驚きと感動で一杯になって、幸せな気持ちで花を眺めています。

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展望台の案内板があります。本来ならば、葛城・金剛の連嶺の手前に大和三山が望める筈です。

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桜の隙間から大和三山を探します。何とか左に畝傍山、右に耳成山が見えます。天香久山はまったく桜に隠れています。

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このあたりが天香久山でしょうか。

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桜の花の下は大勢の花見客です。三輪駅でどっと降りた人たちがいましたが、今日の皆さんのお目当ては、展望台の枝垂れ桜だったんですね。

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頭上には満開の枝垂れ桜が広がっていて、空の視界が遮られるほどです。

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そろそろ、丘の上から下りましょう。

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満開の桜の中、下っていきます。

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献木の碑があります。枝垂れ桜以外にも、染井吉野、神代曙桜もあるんですね。

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丘の周りの周遊道を歩きます。ここも桜が真っ盛りです。

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丘の斜面を見上げると、枝垂れ桜が色濃く咲いています。

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丘を周り込んでいきます。

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やがて、桜の花の向こうに日本一の大鳥居が見えてきます。高さ32、2メートル、柱間23メートルの偉容を誇る、大神神社の大鳥居です。

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丘の頂上を振り返ると、桜が凄まじく咲き誇っています。これは凄いね!

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桜の中を久延彦神社に向かいます。



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山の辺の道:大美和の杜~久延彦神社~狭井神社

2022年4月6日(水)@山の辺の道/9回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏、平等寺、大神神社を経て、狭井神社に向かう途中、大美和の杜展望台で美しい枝垂れ桜に感動しました。
丘の上から下りても、下から満開の桜を見上げます。見事な咲きっぷりですね。

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しばし、桜を見上げながら、この場を動けません。

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いったん、満開の桜を後に、久延彦神社に向かいます。

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まだ、桜を見上げながら、久延彦神社のほうに歩いていきます。

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久延彦神社は智恵の神様。孫たちの学力向上を祈ってきましょう。

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久延彦神社への石段を上っていきます。saraiは痛む足を我慢しながら、ひたすら歩きます。

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石段を上りきると、久延彦神社があります。こじんまりした神社です。

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ここは展望台にもなっています。桜の花に邪魔されずに奈良盆地を見渡すことができます。大神神社の大鳥居の先には大和三山の耳成山が見えています。

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ちょっと横に行くと、耳成山の左に畝傍山も見えます。天乃香久山は見えませんね。

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久延彦神社の社務所で孫の学力向上を祈って、お守りの鉛筆を購入しましょう。

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配偶者が孫たちの分だけ買おうとしているのを見て、saraiも分も追加してもらいます。saraiも老いたりとは言え、まだまだ、智恵を授かりたいですからね。配偶者は妙な顔をして、それでもsaraiの分を買ってくれます。さて、久延彦神社を後にします。

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竹林の道を抜けて、狭井神社に向かいます。

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再び、大美和の杜の桜が見えてきます。

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何度見ても美し過ぎる枝垂れ桜の群生です。

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足の痛さを忘れて歩きます。やがて、狭井神社の鳥居の前に到着。

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ここまでの山の辺の道を歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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狭井神社にお参りしていきましょう。



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山の辺の道:カフェレストラン、花もりで一服

2022年4月6日(水)@山の辺の道/10回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏、平等寺、大神神社、大美和の杜の美しい枝垂れ桜、久延彦神社を経て、狭井神社に到着したところです。
鳥居を抜けると、境内には鎮女池があり、池に突き出した市杵島姫神社があります。

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境内を進むと、石段の上に拝殿が見えてきます。

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入母屋造り(檜皮葺)の拝殿です。この奥の階段上に春日造り本殿が西面して鎮座しています。狭井(さい)神社は、正式には狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわのあらみたま)神社とよばれ、大神神社の摂社です。三輪の神様の荒魂(あらみたま)をまつる神社です。

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この狭井神社は三輪山の登山口にもなっています。ここから片道1時間で登れるそうですが、今はコロナ禍のために入山禁止です。

ここを後にすると、一気に山の辺の道の感が増します。

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山道を歩きます。ウグイスがさかんに鳴いています。道の周りの柵は害獣侵入を防止するためのものだそうです。

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だんだん、山深くなっていきます。これぞ、山の辺の道ですね。

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山道のなかにポツンと一軒家があります。これは月山日本刀鍛錬道場です。日本刀を打つところですね。

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小さな渓流、狭井川が流れています。狭井神社を源流としています。

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このあたりは石畳の道になっています。行違う人は、しっかりハイキングスタイル。こんにちは~と挨拶しながら進みます。はるか古に思いを馳せます。

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山の辺の道に溶け込んだようなカフェレストラン、花もりがあります。さきほどからお茶したい心境だったので、ここを逃すわけにはいきません。

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中に入ると、可愛いカフェの建物がありますが、カウンター席しかありません。庭先にテーブルが並んでいるので、そこでお茶しましょう。

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鄙びたテーブルに数組のハイカーたちが座って、お茶を楽しんでいます。屋外で人も少ないので、飲食しても安心ですね。

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メニュ-は意外に充実しています。ドリンクセットでいただきましょう。

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saraiは苺シャーベット。2粒のイチゴも付いてきます。

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そのイチゴの下にたっぷりとシャーベットがあります。疲れた体には冷たくて甘いものが一番。

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配偶者はきなこのわらび餅で一服です。

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トロントロンのわらび餅にかけるきな粉は、その場でゴリゴリひいてくれます。香ばしく、かつ甘い香りがします。粗びきのきな粉はざらざらした感じで、初体験の美味しさです。たっぷりと蜜をかけて、いただきます。

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庭に白い木肌の巨木があります。何でしょう。モクレンのような花が少し残っていますが、あまりに大きいですね。

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お店のかたに伺うと、やはり、モクレン。この巨木がモクレンとは驚きます。この辺りでは最古のモクレンの木だと自慢のようです。ここまで大きくなるには、長い年月が流れていますね。

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ここまでの山の辺の道を歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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このカフェで英気を養ったところでまた、山の辺の道を歩きます。



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山の辺の道:自然にあふれた木漏れ日の道を歩く

2022年4月6日(水)@山の辺の道/11回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏、平等寺、大神神社、大美和の杜の美しい枝垂れ桜、久延彦神社、狭井神社を経て、素敵なカフェ・レストランでお茶したところです。
英気を取り戻し、再び、山の辺の道を歩き始めます。次に目指すは檜原神社(ひばらじんじゃ)です。ほぼ1キロ先にあるようです。頑張って歩きましょう。

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道の傍らの丘の上には桜が咲いています。丘の上は貴船神社の参道のようです。

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山の辺の道にはきっちりと道標が立っています。これでは迷いませんね。

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山の辺の道らしい自然にあふれた山道に入っていきます。

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ハイキング気分で日本最古の道を歩いていきます。

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春めいた木漏れ日の道を気持ちよく歩きます。

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道標があります。この先に玄賓庵(げんぴあん)があるようです。三輪山麓に建つ真言宗醍醐派のお寺だそうです。

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山道を抜けると、平坦な石畳の道になります。

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道の傍らには小さな流れがあります。川と言うにはあまりに小さいですね。

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やがて、玄賓庵らしきものが見えてきます。道は分かれ道になっていて、左は行き止まり。もちろん、右側を進みます。

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道標があります。玄賓庵の先、300mほどで檜原神社とのこと。

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玄賓庵の門前に到着。

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ここまでの山の辺の道を歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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玄賓庵の中をちょっと覗いていきましょう。



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山の辺の道:玄賓庵から檜原神社へ古の道の素晴らしい風景

2022年4月6日(水)@山の辺の道/12回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏、平等寺、大神神社、大美和の杜の美しい枝垂れ桜、久延彦神社、狭井神社、素敵なカフェ・レストランを経て、玄賓庵(げんぴあん)に着いたところです。
何か由緒ありげな門ですね。玄賓庵は平安時代の高僧・玄賓僧都(げんぴんそうず)が修業した場所といわれ、現在の地には明治初年の廃仏毀釈で遷されたそうです。

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玄賓庵は特に入場料などはありませんが、ささやかな志納で入ります。中に入ると、石垣の向こうに満開の桜が咲いています。

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お庭にはささやかな祠もあります。八大龍王です。

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お庭に関守石があります。関守石は茶庭の飛び石の岐路に据えた石で蕨縄わらびなわまたは棕櫚縄しゅろなわで十文字に結わえてあります。通り抜けを禁ずる意を示すものです。ここには、砂紋を崩さないでという看板が立っています。

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ん?砂紋って思いながら、周り込んでみると、このように砂に模様が描かれています。この砂紋を守るための関守石なんですね。

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弘法大師像が満開の桜に包まれています。素晴らしい風景です。

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十三重塔がありますが、その前に鳥居があります。これも明治初期の神仏混交の一つでしょうか。

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鄙びたというか、飾らぬお庭が印象的です。

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玄賓庵の説明板があります。ここは謡曲で有名な「三輪」の舞台です。玄賓と女性に化けた三輪明神の交流がその謡曲で語られます。

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玄賓庵を出て、山の辺の道に戻ります。

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古を思わせる山の辺の道の風景の中を歩きます。

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やがて、檜原神社(ひばらじんじゃ)に到着。

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ここまでの山の辺の道を歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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当初の配偶者の予定では、ここが終点。が、悩ましいのは、この神社は三輪駅と巻向駅のどちらへも歩いて30分とのこと。タクシーも呼べそうにもない山の中。さあ、これから、どうしましょう。



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山の辺の道:檜原神社、さあ、この先はどうする?

2022年4月6日(水)@山の辺の道/13回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏、平等寺、大神神社、大美和の杜の美しい枝垂れ桜、久延彦神社、狭井神社、素敵なカフェ・レストラン、玄賓庵を経て、檜原神社に着いたところです。
早速、神社の境内に入ります。やたらに樹木だけが目立ちます。

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それもその筈、この神社には拝殿も本殿もなく、三ツ鳥居(三輪鳥居)を通して御神座があるだけです。

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この檜原神社は大神神社の摂社のひとつで、三輪山中にある磐座をご神体としています。先ほどは境内に横から入りましたが、参道はこちらです。2本の柱の間に綱を張った鳥居がよい雰囲気です。

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境内に二上山の案内がありますが、ここからは見えませんね。

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目を凝らすと、遠くにラクダのようなこぶが二つの山が見えます。あれが二上山?

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鳥居の前に立ちます。参道の先に二上山らしきものが見えています。

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鳥居を抜けて、参道に出ます。道案内の標識があります。この先、景行天皇陵まで3.1kmです。

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当初の配偶者の予定では、この檜原神社が終点。が、悩ましいのは、この神社は三輪駅と巻向駅のどちらへも歩いて30分とのこと。タクシーも呼べそうにもない山の中。さあ、これから、どうしましょう。
ここでsaraiが決心。三輪素麺の製造販売、そして、食事ができるお店があるという巻向(まきむく)に向かいます。長い行程を歩いた、ご褒美の三輪素麺に魅かれたんです。もろ、餌につられてという感じです。この先特に見どころはありませんが、三輪素麵を本場でいただけるなら、それで構いません。
この近くには井寺池があるという看板があります。往復10分とは書いてありますが、saraiの足にはもう、そんな余力はありません。パスしましょう。

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また、山の辺の道を歩き始めます。こんなところにもあんなところにもと咲き誇る桜が心の慰めです。ただし、絶対に道は間違えられません。もう足は限界ですからね。

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ひたすら、修行の道を歩き続けます。

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集落を見下ろす高台の道に出ます。

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また、道案内の看板があります。傾向天皇陵まで、3.0km。えっ、まだ、さっきから100mしか進んでいないの!

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満開の桜を愛でながら、足の痛さを忘れて歩きます。

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分かれ道までやってきました。ここで道を間違えたら大変。道案内の標識をしっかりと確認して、左に大きく折れて進みましょう。

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ちょっと進むと、万葉集の歌碑があります。山の辺の道にはこういう歌碑が多く立っています。これは柿本人麻呂の歌った巻向の歌です。古い歴史を感じます。

 巻向の 山辺とよみて 行く水の みなあわの如し 世の人われは

人麻呂は巻向を歌ったものが多いそうです。そのわけは、愛する妻が巻向の山麓に住んでいたからだそうです。

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ここまでの山の辺の道を歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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巻向駅はまだまだ、遠いですね。一心に歩きます。



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山の辺の道:巻向駅に向かって、ひたすら歩く

2022年4月6日(水)@山の辺の道/14回目

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏、平等寺、大神神社、大美和の杜の美しい枝垂れ桜、久延彦神社、狭井神社、素敵なカフェ・レストラン、玄賓庵、檜原神社を経て、巻向駅に向かっているところです。
まだ、山の辺の道を歩いています。道を間違えないように慎重に道標をチェックします。ここで横道に入ります。とりあえず、景行天皇陵のほうに向かいます。

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道脇には水路が流れ、緑にあふれる美しい道が続きます。

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おっと、ここで右の道に入ります。集落内の道から山際の道になりそうです。

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どんどん山道になります。

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そこかしこに満開の桜が咲き、目を楽しませてくれます。

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案内板に従って、景行天皇陵に向かって歩きます。

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人気の高い相撲神社の案内板があります。saraiは足が痛くて、そこに寄っていく余裕はありません。パスします。

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道には山の辺の道のプレートが埋め込まれています。行き届いた道案内ですね。

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万葉の楽園という看板があります。珍しい山野草があるらしいのですが、今はめぼしいものは見当たりません。

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道案内の道標があります。巻向駅が1kmです。ここで景行天皇陵への道を外れて、巻向駅に向かいましょう。

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見渡すと、御陵、あるいは古墳らしきものが見えます。

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巻向駅に向かいますが、その道沿いにも古墳のような丘が見えます。

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道沿いにあったのは古墳でした。珠城山古墳群です。珠城山古墳群は東から1・2・3号の3基の前方後円墳で構成された古墳時代後期の古墳群です。2号墳のの規模は全長約90m、後円部径約45mです。

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古墳の先には、垂仁天皇纒向珠城宮(まきむくたまきのみや)跡があります。

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垂仁天皇の営んだ宮があったと伝承されています。今は石碑が立つのみです。

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ひたすら歩いた結果、ようやく、バス道路に出てきました。国道169号線です。三輪素麺のお店を探しましょう。

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ここまでの山の辺の道を歩いたルートを地図でチェックしておきましょう。

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美味しい三輪素麺を地元で首尾よく食べられるかな・・・。



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山の辺の道:本場の三輪素麺はさすがの味。今日の散策は完了!

2022年4月6日(水)@山の辺の道/15回目

15日間連続コンサートだったので、しばらくお休みしましたが、およそ、半月ぶりに京都・奈良の旅の記事に戻ります。山の辺の道をおおよそ歩いたところです。

京都・奈良の旅の2日目です。山の辺の道を歩いています。大和川のほとり、仏教伝来の地からスタートし、海石榴市(つばいち)、金屋の石仏、平等寺、大神神社、大美和の杜の美しい枝垂れ桜、久延彦神社、狭井神社、素敵なカフェ・レストラン、玄賓庵、檜原神社を経て、巻向駅に向かっているところです。
ようやく、バス道路に出てきました。国道169号線です。三輪素麺のお店を探しましょう。ここは三輪素麺の本場ですからね。
見渡すと、素麺工場やレストランの看板がいっぱいです。一番近くの大きなお店に入りましょう。

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三輪そうめん やまなかというお店です。お店に入ると、お食事は4時で終了したとのこと。エッと思って、お店の時計を見ると、4時3分です。いやいや、まだいいでしょう。そこを何とかとお願いして、三輪素麺を頂けることになります。今更、疲れた足でほかのお店を探すのも大変ですから、よかった。明るい店内の席に着きます。saraiの足はひどく痛んでいますが、椅子に座ると痛みはなくなります。

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出てきた素麺をみて、こんなに素麺って細かったっけと驚きます。それでも、一番太い素麺なんですよとのお返事。それでもしっかり腰があり、美味しいです。さすがに本場の絶品です。
美味しくいただいた後、店内で販売している素麺を眺めます。素麺と言ってもなかなか高級な品が並んでいます。

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ここで、sarai御用達の東福寺駅前の鯖寿司屋さんに電話をします。今から行きたいと伝えると、もう寿司飯がなくなったので、今日は閉店とのこと。お寿司を頂いてから、東寺のライトアップの桜を見に行こうと思ったのに、残念ながら中止です。でも、それが正解でした。これ以上の観光は無理です。

さあ、最寄りの駅、巻向駅は、もうすぐそこです。寄り道しないで帰りましょう。駅に到着。
これで山の辺の道の散策は完了です。歩いたルートを地図で確認しておきましょう。

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巻向駅は、無人の小さな駅です。

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小さな駅舎があるだけで何にもありませんね。

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自動販売機で、奈良までのチケットを購入。奈良からは、横浜までの復路のチケットを利用し、京都で途中下車することになります。

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巻向駅は無人駅でしかも、桜井線は単線。そっけないホームだけが伸びています。

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ポツンとベンチに座り電車を待ちます。長閑です。まだ、電車の到着まで時間があるので、待つのは我々だけです。

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電車が来る頃には乗客も集まってきて、電車の中も結構賑わっています。電車で京都に向かっていると、やがて、車窓から素晴らしい夕日が見えてきます。

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夕日は次第に奈良盆地の地平線に落ちていきます。

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落日です。

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沈む夕日に見送られ、奈良から京都駅に到着です。

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京都駅の構内の例のパン屋さんでフランスパンをゲット。駅構内を出て、デパートと地下の食品売り場で、食材探しです。今どきの京都らしいものとは・・・くぎ煮・ホタルイカ・鰆の西京漬け・湯葉・豆腐・・・と食材をゲット。
疲れたので駅からホテルへはタクシーです。今回の旅はタクシーを多用。ずい分、楽をさせてもらいます。saraiの足が痛んでいますからね。
ホテルに到着して、早速、買ってきた食材を並べて夕食です。京都らしい夕食になりました。

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夕食を食べ、お風呂には入らずじまい。saraiはかなり疲れ切りました。でも、念願の山の辺の道を歩き切れて満足です。

明日は京都市内の満開の桜をゆったりと愛でましょう。



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京都の桜:桜満開の原谷苑に初見参

2022年4月7日(木)@京都

京都・奈良の旅の3日目です。
今日は、ゆっくり目のスケジュールです。京都の今、まさに満開の桜を愛でます。今日のメインは、知る人ぞ知る桜の名所、原谷苑に行くことだけ。

昨日買い求めたフランスパンでゆっくり朝食を頂いてから出かけましょう、丹後のハムと丹波産の京乃雅という卵で、ハムエッグがお供です。確かに美味しいですが、高級品ですから、美味しくて当たり前でしょう。なぜか、配偶者が淹れたいつものコーヒーも美味しいような気がします。

行きにくいけど是非にと、友人に薦められた原谷苑。確かに、バスを乗り継いで、最後に乗る路線は1時間に1本のバスしかありません。でも、それに合わせて出かければ、問題ありません。11時前の出発です。お天気は最高です。目の前の疎水の満開の桜を眺めながら、バス停に向かいます。

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満開の桜の疏水の先には琵琶湖疏水記念館が見えています。前回の旅で訪れました。

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岡崎公園の桜は今、満開です。

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岡崎公園の野球グラウンドに沿って、見事な桜並木が続いています。

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バス停、岡崎公園 動物園前に到着。

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これから、バスを2回、乗り継いでいくのですが、その一停留所だけ乗る1本目の32番のバスが遅れています。このバスが来なければ、バス乗り継ぎ計画は頓挫します。バス停一つ分歩けばよかったと悔やんでいると、32番のバスがようやくやってきます。数分の遅れですが、命取りになります。
一停留所移動し、降りるときに1日フリーパスを購入して、乗り換えのバス停、岡崎道に移動します。既に、発車時間は過ぎています。こっちも遅れているとよいのですが・・・。やはり、バス移動はこういうことがあるので危ないなと思って、バス停のバス接近情報をチェックします。どうやら、2本目のバス、204番はまだ、隣のバス停にも着いていないようです。

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遠くから204番のバスがやってくるのが見えます。ホッとします。

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204番のバスに無事、乗り込みます。次のバスの乗り換えは30分後。バスの車窓から、ゆったりと京の町並みを眺めながら過ごします。金閣寺近くのバス停、わら天神に到着。バス停の案内板で乗り換えのバスを確認すると、ありません! バスがないねと思わずつぶやくと、バス停にいらしたおばさんが、そのバスは、向こうのバス停よと教えてくださいます。交差点にあるバス停は、同じ名称で4カ所ありますからね。ありがとうございます。降りたバス停から急いで移動します。バス停には、おばさんの姿が見えています。

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結構離れた場所にバス停があります。まっすぐにバス停に向かいます。

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移動していると、原谷苑の無料シャトルバスと書かれた車が通っていきます。そんなものもあったのですね。ま、もうすぐ市バスも来るはずですし、1日フリーパスも持っているので、やり過ごします。
バス停の案内板を見ると、原谷行きのバス、M1は確かに日中は1時間に1本です。あと5分ほどでやってきます。

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バス停でM1のバスの到着を待ちます。

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バス停の前には、はま寿司の大きな店舗があります。美味しそうですね。まあ、京都まで旅してきて、こういうチェーン店でごはんをいただくわけにはいきません。

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やがて、やってきたM1のバスに乗車。このバスは、原谷行。金閣寺と御室の仁和寺と三角形をなす地点にある原谷と言う住宅地に向かうバスで、かなり地元民で賑わっています。観光客は、意外に少ないです。途中、原谷苑の無料シャトルバスとすれ違います。

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バスは一山超えていきます。終点の原谷で降ります。もうここからも、ピンクに染まった原谷苑が頭上に見えています。

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この原谷苑は、京都のほかの桜の名所のような寺社仏閣とか公園や川の堤という公共的な場所ではなく、個人所有の小山にいっぱい桜が植えられているところそうなんだそうです。桜と紅葉の季節だけ一般公開されています。現在の当主は4代目でこの原谷苑は開設して50年ほどになるそうです。saraiが学生時代を過ごしたころにはまだなかったのかもしれません。
入り口には、木の柵があり、作業員のようなおじさんが案内してます。料金は、おひとり様1500円。少々高めですが、これは満開時の特別料金です。満開でなければ1200円。まあ、この料金に喜ぶべきなんでしょうね。遊園地の入園料としては安いくらいです。が、ここからも咲き誇る苑内が見えて、期待が高まります。

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苑内の散策路に入ります。桜だけでなく、色んな色の花が咲いています。しかし、お目当ては満開の桜。散策路を一心に上っていきます。

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おおっ、見事なしだれ桜が咲いています。

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さらに進むと、一面を桜が覆い尽くし、まるでピンク色の霞が広がっているようです。

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これは素晴らしい。園内を隈なく散策しましょう。



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京都の桜:原谷苑は満開の桜で極彩色の世界

2022年4月7日(木)@京都/2回目

京都・奈良の旅の3日目です。今日は、知る人ぞ知る桜の名所、原谷苑に来ています。

今、京都は春爛漫です。隠れた評判の原谷苑を初めて訪問していますが、満開の桜を中心に極彩色の世界が広がっています。とりわけ、枝垂れ桜が見事です。

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丘の上には美しい散策路が続いています。花園の中をそぞろ歩きます。

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百花繚乱ならぬ、桜繚乱の光景が広がっています。

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桜だけでなく、雪柳の白い花も彩を添えています。

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ミツバツツジも桜に負けずに美しい濃いピンク色の花を咲かせています。

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しかし、やはり、ピンクの花霞の態をなしている桜の連なりが素晴らしいです。

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桜を中心にした様々な色の花が彩り豊かな天上の美しさを感じさせます。

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花に埋もれながら、散策路を歩きます。

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桜のピンクと雪柳の白の色の競演を楽しみます。

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ミツバツツジと桜の取り合わせも絵になります。

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苑内は満開の枝垂れ桜が咲き乱れていて、どこを見ればいいのか、頭が混乱してしまいます。連日の満開の桜、ただただ、満喫するのみです。

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いやはや、この世の楽園があるとすれば、ここのことですね。桜に酔ってしまいそうです。

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桜の間から、少しだけ青空が見えます。今日は絶好の好天です。

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間近に見る桜の花の美しいこと。ただ、見とれるだけです。

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枝垂れ桜は今、満開です。青空を背景にピンクの花びらが映えています。

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周り中、満開の桜が咲き乱れています。

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どこまで歩いても桜、桜、桜です。桜の花園の散策は続きます。



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京都の桜:原谷苑はどこまで歩いても桜、桜、桜

2022年4月7日(木)@京都/3回目

京都・奈良の旅の3日目です。今日は、知る人ぞ知る桜の名所、原谷苑に来ています。

どこまで歩いても桜、桜、桜の極彩色の世界に魅了されています。

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桜と雪柳のハーモニーが何とも美しいです。

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さらにその上の美しい青空が見事な風景を作っています。

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さらに黄色いレンギョウとクリーム色のドウダンツツジが彩を添えて、色が乱舞しています。あっ、ミツバツツジも見えますね。

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急ごしらえのような簡略な苑内マップがありますね。

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苑内の散策路は花にあふれて、美しさの限りです。

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丘の上は陽光にあふれて、満開の桜がその盛りを誇っているかのようです。

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ここは桜とレンギョウと雪柳の風景です。

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赤いのはモミジですね。青モミジももちろん、ありますが、赤いモミジもあります。

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モミジ、レンギョウ、雪柳を従えた桜の木々の連なりが圧倒的です。

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自然の色彩の妙にただただ感動するばかりです。

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どこまでも花園の散策路が続きます。

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今、原谷苑の主役はもちろん、枝垂れ桜ですが、第2の主役は満開の雪柳です。

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桜もピンクや白の花が色とりどりです。

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枝垂れ桜は1本だけでも絵になりますね。

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真っ赤な木瓜もありますね。

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1本の木に赤と白の花が咲いています。源平枝垂れ桜だそうです。接ぎ木の妙なのでしょうか。

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原谷苑 桟敷席の建物近くにやってきました。ここで売店で購入したスイーツをいただけるようです。

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桜疲れでそろそろ休憩したくなりました。



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京都の桜:原谷苑で花も団子も・・・

京都の桜:原谷苑で花も団子も・・・

2022年4月7日(木)@京都/4回目

京都・奈良の旅の3日目です。今日は、知る人ぞ知る桜の名所、原谷苑に来ています。

あまりの桜の素晴らしさに眩暈がする思いです。原谷苑 桟敷席の建物近くにやってきましたが、桜の美しく咲き誇っています。

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極彩色の天国を思わせる美しさはどこまでも続いています。

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枝垂れ桜と雪柳の美しさはいまだかつて体験したことのないものです。

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大きな枝垂れ桜が青空に映えています。

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間近に見る枝垂れ桜の枝にはたわわに花びらがついています。これぞ満開の桜です。

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桜と雪柳のピンクと白の入り交ざった風景に魅了されます。

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桜の花がびっしりと咲いて、まるでピンク色の壁のようになっています。

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さて、休憩にしましょう。スイーツを買って、休む場所を探します。桜の木々の間にベンチがあり、意外にもそれなりに空いています。

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ベンチで休みながら、購入したいちご大福をいただきます。

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ベンチから、枝垂れ桜の木を見上げます。

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ベンチに座るsaraiは花々の真っただ中にいます。

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美しい桜の下での休息とは何と贅沢なことか!

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このベンチから桜の下の散策路が続いており、元気のよい配偶者はそちらへ歩いていきます。もっとゆっくりすればいいのにね。

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そろそろ、しきりに誘ってくる配偶者のほうに行きましょうか。

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散策路の下には桜が咲き誇る斜面が下っています。見事な風景を見下ろしながら、ゆったりと立ち上がります。

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目の前の桜の咲きっぷりの見事なこと!

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立ち並ぶ桜を眺めながら、再び、散策を開始します。

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これは紅白の源平枝垂れ桜ですね。

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この源平枝垂れ桜にしばし、目を留めます。

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その源平枝垂れ桜の奥の枝垂れ桜も素晴らしいです。

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原谷苑の美しい花園散策はもう少しだけ続きます。



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京都の桜:原谷苑の桜を満喫。次は平野神社へ

2022年4月7日(木)@京都/5回目

京都・奈良の旅の3日目です。今日は、知る人ぞ知る桜の名所、原谷苑に来ています。

いっぱい、桜を見過ぎるほど見てきました。苑内中、桜で埋め尽くされています。なるほど、これでは評判になる筈ですね。あまりの凄さに感覚がふわふわ浮遊するみたいです。
紅白の源平枝垂れ桃をしばらく眺めているところです。

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さて、散策を続けましょう。桜の大木が屹立しています。

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この巨木にも桜が満開です。

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この巨木の桜には名を記した札が下がっています。淡墨桜(うすずみざくら)です。淡墨桜と言えば、岐阜県本巣市の根尾谷・淡墨公園にある一本桜で樹齢1500年以上のエドヒガンの古木で有名です。この桜はその子孫なのでしょうか?

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原谷苑 桟敷席の建物の裏手の散策路を歩きます。ここも枝垂れ桜でいっぱいです。

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見上げると、空を覆い尽くすような気配で桜のトンネルのようになっています。

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何と素晴らしい1本桜でしょう。

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これで原谷苑の苑内散策は終了。もう、十分満足しました。最後に花の一覧の説明があります。ちょっと復習します。あれっ、ここまで源平枝垂れ桜と思っていたのは間違いでした。正確には源平枝垂れ桃、すなわち、桜ではなく、花桃でした。説明を間違えて、ごめんなさい。

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すっかり、原谷苑の桜を満喫しました。入ってきた東口とは反対側の西口から外に出ます。

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帰りは、原谷苑の無料シャトルバスを利用しましょう。20分おきに出発ですが、長い行列です。ここでも、作業員風のおじさんが仕切っています。普段は、苑の手入れをしている庭師さんではないかしら。並んでいる人の数を数えて、次の次に乗れるよと教えてくれます。柵越しの桜を眺めて待ちましょう。

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柵の外からも素晴らしい桜が眺められます。

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そもそも、柵の外にまで桜の枝が伸びています。

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時間は経ち、シャトルバスの列の前の方に進み、我々も乗れそうです。結局、25分ほど待っただけです。

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さあ、乗車。

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元のわら天神のバス停に戻ってきました。
歩いてすぐの平野神社に向かう前に、目の前のわら天神もお参りしていきましょう。大きな鳥居を抜けていきます。

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参道を進み、また、ちょっと小さい鳥居を抜けると、境内に入ります。

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これが境内。立派な境内ですが、驚くべきことにここには桜の1本もありません。もう、十分見てきたので、いいですけどね。

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安産祈願で有名なわら天神ですが、saraiと配偶者にはもう関係ありませんね。
早々に失礼して、平野神社に向かいます。10分も歩くことなく、到着です。既に外からも満開の桜が見えています。ここも京都の桜の名所のひとつです。

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もう、桜は満腹ですが、折角の機会ですから、ここでも桜を楽しみます。



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京都の桜:平野神社の桜も満開、そして、パワースポットで未知の力

2022年4月7日(木)@京都/6回目

京都・奈良の旅の3日目です。知る人ぞ知る桜の名所、原谷苑を満喫した後、次なる桜の名所、平野神社にやってきました。

平野神社はその前庭が桜の名所のようです。紅白の幕で区切って、入場するには有料(500円)のチケットが必要です。もっとも幕の外側からも満開の桜はよく見えています。

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しかし、これでは桜を見ないで神社にお参りする人は困りますね。立て看板に桜の有料エリアを迂回して参拝する人のルートが書いてあります。ややこしいですね。

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まあ、ここは折角なので、有料エリアで桜見物するためにチケットを購入します。

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入場すると、満開の桜が咲き乱れています。鑑賞路をゆっくりと歩きます。

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有料だけのことはあり、見事な桜の木々がびっしりとエリア内を埋め尽くしています。

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鑑賞路から外れると、見物人が少なくなって、ゆっくりと桜見物ができます。

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桜の木の下の草原には黄色い菜の花が咲いています。そう言えば、原谷苑には菜の花はありませんでしたね。

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染井吉野がまさに満開です。

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枝垂れ桜も見事です。

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ここは原谷苑と違って、桜だけの一本勝負という感じです。

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桜を巡りながらもやはり、平野神社のお参りも欠かせません。それらしい方に桜を愛でながら進みます。

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無論、桜の前庭の途中から、神社へのお参りもできます。いったん、桜の有料エリアから出て、神社の境内に出ます。

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平野神社は能舞台もある立派な神社ですが、全体が修復中です。舞台では、フルートとピアノの奉納演奏がされています。さっきから、BGMのように聴こえていたのがこの演奏でした。

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御神木の樹齢400年以上と言われるパワースポットのクスノキのご利益に預かろうという人たちがパワーをもらおうとしています。

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ここは我々も大木のパワーをもらっておきましょう。
さらに大木の横には、「すえひろがね」と呼ばれる石があります。この石は、餅鉄(べいてつ)とも呼ばれる石で、昔はこの石に神さまが宿っていると信仰されており鉄尊様(てっそんさま)と崇められていたそうです。
国内最大級の大きさだといわれ、重さ200kg、高さ80cm、厚さ27cmと大きく、鉄分約70%あり磁石を引き付ける不思議な石です。
この石からもパワーをいただきます。何か内なる力が宿った思いです(笑い)。

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これで平野神社の見物も完了し、退散します。ともかく人が多いですね。

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チケットの半券を提示して、桜の前庭に再入場して、桜を愛でながら、最初の入口に向かいます。

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平野神社を出たところで、今日の日程は終了なのですが、まだ3時過ぎ。京都に到着した際に乗ったタクシーの運転手が、盛んに勧めていた嵐山も気になります。嵐山は何度も訪れていますが、桜の時期には行っていないような気がします。寄っていきましょう。バス、JRを乗り継いでいくのがよさそうです。



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京都の桜:嵐山の桜は?

2022年4月7日(木)@京都/7回目

京都・奈良の旅の3日目です。桜の名所、原谷苑、平野神社をはしごして、最後にやはり有名な桜の名所、嵐山に向かうことにしました。

平野神社から、嵐山へはバスとJRを乗り継ぎます。まず、少し歩いてバス停、衣笠校前から、バス停、西ノ京円町までバスに乗ります。今日はバス1日券を買ってあります。
このバス停から、JR山陰線の円町駅を探し当てます。

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SUICAで自動改札を抜けて、ホームに上がります。先にやってきたのは京都行の電車。

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これをやり過ごして、嵐山方面行を待ちます。

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やがて来た電車に乗り、JRの嵯峨嵐山駅に到着です。トロッコ電車乗り場が懐かしいです。

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このJR嵯峨嵐山駅はいわゆる嵐山からはちょっと離れています。ブラブラ歩いていきましょう。嵐山らしくもない通りです。この辺りは観光客も少ないです。

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やがて、渡月橋、天龍寺への標識があります。ここで右に曲がりましょう。

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と、角の店先に気になるものを発見! 小さな商店の店先にタケノコが並んでいます。長岡京産と書かれています。長岡京はタケノコの超有名な産地。まだ、食べたことがありません。ここで出会ってしまいました。購入するしかありませんね。立派なタケノコもありますが、旅の途中ですから自重して、小さなのにします。

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店内にはまだ整理中のタケノコもたくさんありますが、さっきの店先の綺麗なものにしましょう。

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いかにも、採れたてで柔らかそうで美味しそうです。お店のおばさんは、このタケノコは今朝取り立てで新鮮だから、米糠は不要だけどと言いながらもつけてくれます。今夜の楽しみができました。思わぬものが思わぬところで手に入りました。

ちらほら観光客が歩く道をなおも進みます。

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やがて、お寺の門に突き当たります。

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天龍寺です。

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ここで左に折れて、嵐山の目抜き通りを進みます。嵐電嵐山駅の前は賑やかです。

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渡月橋のほうに賑やかな通りを歩いていきます。

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桂川の前に出ます。渡月橋の上から見る嵐山は、ちょっと残念。今までに見てきた桜と比べると見劣りします。

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川の向こうの山肌にある山桜も今一つです。

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渡月橋の上は賑わっています。対岸の法輪寺には少し桜があるようですが、かなり遠いですね。

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川沿いの土手の桜は咲いていますが、感動するような感じではありません。

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では、天龍寺の桜はどうでしょうか。ちょっと寄っていきましょう。さきほど歩いてきた道を戻ります。食べ物屋さんが多く、誘惑されそうです。

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天龍寺の門の前に着きます。桜は見頃と書かれていますね。

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期待感と不安感のせめぎあいの中、天龍寺の桜を見物します。



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京都の桜:天龍寺の桜は?

2022年4月7日(木)@京都/8回目

京都・奈良の旅の3日目です。桜の名所、原谷苑、平野神社、嵐山とはしごしてきました。

嵐山の桜は残念な状況でした。それではと天龍寺に向かいました。天龍寺の参道を進みます。中門が目の前です。

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中門を抜けると長い参道が続いています。周囲には嵐山が見えています。

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嵐山を眺めると、やはり、あまり、桜は見えませんね。

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参道右手にある塔頭のお庭にある桜が満開です。

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この塔頭は慈済院と言うんだそうです。

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参道沿いの桜も綺麗です。

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天龍寺の広大な庭の入り口には、色んな花が咲いているとの情報が張ってあります。受付のお姉さんも、桜は終わったものもあるけど咲いているものもあるとのこと。折角ですから寄っていきましょう。お庭のみの拝観券を求めます。お庭だけなら500円です。

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中に入り、大方丈をぐるりと周って、曹源池庭園の前に出ます。ここを見るのは久しぶりです。

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コロナのせいか、この有名な庭園の前も人がまばらです。

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曹源池庭園の向こうには嵐山が借景になっています。

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曹源池庭園の奥のほうに進みます。

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曹源池庭園の前には大方丈があります。普通は大方丈から曹源池庭園を眺めますが、今日は庭園のみの拝観なので、大方丈の上に上がることはできません。それに今日は桜が目的です。

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曹源池庭園を過ぎて、天龍寺の奥のほうに進みます。

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やがて、枝垂れ桜が見えてきます。満開ですね。

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やはり、枝垂れ桜は花期が長いので見頃が続いています。

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ミツバツツジが綺麗に咲いています。

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近くに寄ると、枝垂れ桜は見事に咲いています。

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それ以上にも思えるのがミツバツツジの咲きっぷりです。

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とは言え、目的は桜の花見。満開の枝垂れ桜に見入ります。

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このあたりの桜をしばし鑑賞しましょう。



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京都の桜:天龍寺の桜を堪能

2022年4月7日(木)@京都/9回目

京都・奈良の旅の3日目です。桜の名所、原谷苑、平野神社、嵐山とはしごして、最後に来たのが天龍寺。
天龍寺に残った枝垂れ桜の美しさに見入っています。

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平和観音と愛の泉では、水面にびっしりと桜の花びらが浮かんでいます。

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丘の上も桜が咲いています。猿島桜です。その先には竹林が広がっています。嵯峨野といえば、竹林ですね。

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石楠花(シャクナゲ)も綺麗に咲いています。シャクナゲと桜の取り合わせもいいですね。

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見上げると、桜が青空に映えています。

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と、桜の花の中を小鳥が飛び交っています。どうやら、ヒヨドリのようです。

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桜の花に嘴を突っ込んで蜜を吸っているようです。ヒヨドリは糖分を好みます。

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桜の花の中に何羽も群がっています。

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しばし、ヒヨドリの姿に目を引かれていました。

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少し移動すると、また、ミツバツツジが綺麗に咲いています。

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ミツバツツジと桜の取り合わせもなかなか素晴らしいです。

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こちらは竹林を背景とした桜です。

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これは真っ白い大輪の桜。白妙桜です。

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これは実海棠だそうです。淡紅色の花が咲いています。実をつけると食べられるそうです。別名で「ナガサキリンゴ(長崎林檎)」とも呼ばれるそうです。

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実海棠の横にはミツバツツジ。色んな花が咲いています。

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でも、やはり、桜は別格で綺麗です。

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と言いつつ、満開のミツバツツジを見て、歓声を上げてしまいます。

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玄海ツツジの綺麗なピンク色もあります。

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最後に多宝殿の前の桜を見ます。お寺の建物と桜の取り合わせも最高です。

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天龍寺の桜、そして、ミツバツツジはなかなか綺麗でした。満足して、出口のほうに向かいます。



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京都の桜:本場のタケノコを美味しくいただき、3日目を終了。

2022年4月7日(木)@京都/10回目

京都・奈良の旅の3日目です。桜の名所、原谷苑、平野神社、嵐山、さらには天龍寺とはしごしました。
最後の天龍寺で、桜、そして、ミツバツツジの美しさを堪能しました。さあ、ホテルの戻って、休養しましょう。

境内を出口に歩いていると、綺麗に咲き誇る1本の桜が目を引きます。

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この桜は由緒ありそうな建物の庭先に咲いています。何の建物だろうと後で調べると、天龍寺直営の精進料理店「篩月(しげつ)」でした。毎日、11時から14時までの営業なので、もう門戸は閉じています。

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近くに寄ってみると、まさに満開の桜が青空に映えています。

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しばし、この桜に見とれます。

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桜の根元を飾るのは黄色い山吹の花です。この山吹も美しいです。

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山吹と桜で飾られた精進料理店「篩月」です。なお、この精進料理店でランチをいただくためには、500円の庭園拝観券を別途購入しないといけません。精進料理ランチは最低料金でも3300円。最高料金は8000円。拝観料金はサービスしてくれてもいいのにね。

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この時期、桜を愛でながらの精進料理のランチはいいでしょうね。基本、予約していただくようです。

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この精進料理店を離れると、大方丈の前に出ます。曹源池庭園の反対側、出入口近くの白砂の庭園です。

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出口から出ます。庫裏の前に出ます。

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目の前には長い参道が続きます。

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ここでスマホのナビソフトでホテルへの帰りのルートを検索すると、何とバス1本乗るだけで、行けそうです。バス停はJRの嵯峨嵐山駅の近くのようです。ナビソフトの案内にはバス停まで4分とありますが、そんな筈はないと思いながら歩きます。やはり、何かの間違い。ずい分歩かされ、ようやくバス停、嵯峨嵐山駅前に到着。93系統のバスで戻ってきました。このバスはまっすぐ、丸太町通りを走り、最後はバス停、岡崎道で下ります。30分ほどでした。後で調べると、手近のバス停、嵐山天龍寺前で乗ればよかったんです。ナビソフトの歩いて4分は間違いではありませんでした。saraiの読み取り方の間違いでした。結果的に痛む足を引き摺ることになりました。

ホテルに戻り、お風呂に入り、1日の疲れを癒します。

そして、まずは配偶者に米糠で本場、長岡京のタケノコをゆがいてもらいます。立派そうでしょう!

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美味しいタケノコ付きの夕食をいただきます。美味しく食べて本日も無事終了。

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明日は念願の吉野の桜を眺めに行きます。お天気はよさそうです。ワクワク・・・。



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吉野千本桜:いざ、吉野へ

2022年4月8日(金)@京都~吉野

京都・奈良の旅の4日目です。
今日はいよいよ吉野の桜を眺めに行きます。日本一の桜の名所です。『ひと目千本』と言われていますが、実際に全山を染める桜の数はなんと3万本以上だそうです。死ぬまでには是非一度はと思っていました。既に京都から吉野への近鉄の特急券は買い求めてあります。1週間ほど前に、近鉄特急の購入サイトを見て驚愕。人気の観光特急の特急券は既に満席売り切れ。ようやく10時10分京都発の往路、17時4分吉野発の復路のチケットをゲットしました。吉野に12時に着き、17時頃まで滞在します。こんなに遅い時間まで吉野にいられるかなと不安になりますが、現地に行けばなんとかなるでしょう。
9時前には宿を出るので、朝食は電車の中で摂ることにして、起きるなり出かけます。saraiの足も何とかなりそうなので、タクシーは使わずバスで京都駅へ行きます。桜満開の岡崎疏水べりをバス停に向かいます。

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岡崎疏水を桜見物の観光船が走っています。朝から満員ですね。

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平安神宮の大きな鳥居前のバス停に着き、京都駅行のバスを待ちます。

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京都駅に着き、近鉄乗り場前に直行。まだ、特急発車まで20分ほどあります。

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パン屋で京都らしい九条ネギと蓮根のパンをゲット。お隣のスターバックスコーヒーでコーヒーもゲットします。

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近鉄のホームに入ると、既に特急は入線しています。

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この特急は観光用のビスタカーです。展望のよい2階席があります。もちろん、2階席を予約してあります。

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まだ、発車まで時間があるので、先頭車両も写真に収めます。意外にシンプルですね。

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さあ、特急に乗り込みます。階段を上って、2階席へ。

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2階席の車内はまだ、乗客がまばらです。

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もうすぐ、発車です。まずは朝食をいただきましょう。

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京都駅を出発した近鉄特急は早、奈良盆地を走ります。緑の野が広がっています。

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楽しいウキウキの鉄道旅です。空は快晴。桜見物にうってつけのお天気です。

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奈良駅に分岐する西大寺駅を過ぎて、我々の乗った特急は橿原神宮前駅に向かいます。西大寺の大きな車両基地を抜けていきます。

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大きな池の前を過ぎます。実は進行方向に向かって左側の車窓を眺めていますが、この反対側の右車窓には宝来山古墳(垂仁天皇陵)が見えているんです。何故、左側に座ったかと言えば、唐招提寺や薬師寺が左車窓から見えることを期待したんです。もうすぐ、通過する筈です。

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あれっ、西ノ京駅に着いてしまいました。唐招提寺は見えず仕舞いでした。すぐ横を走った筈ですが、緑の樹木の陰になり、見えなかったのかな。

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でも、駅の手前で駅の先にある薬師寺がちらっと見えていました。駅を出ると、すぐに薬師寺が見えるでしょう。カメラを構えてスタンバイ。しかし、駅を出ると、高い塀に遮られて、何も見えません。うーん、意地悪だなあ・・・。でも、粘りの配偶者は薬師寺を通り過ぎた直後、後ろを振り返って、パチリ。何とか西塔の一部と右側には東塔の水煙だけを写真に収めて、ちょっと満足。

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まあ、そんなに唐招提寺と薬師寺を見たければ、ちゃんと訪問すればいいんですけどね。もう、何十年も行っていません。
やがて、乗換駅の橿原神宮前駅に到着。ここで京都駅からの特急を降ります。

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大阪方面から来る特急電車に乗り換えて、吉野に向かいます。乗り換え時間は16分もあるので、足の痛いsaraiでも余裕です。



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吉野千本桜:吉野の桜劇場、スタート

2022年4月8日(金)@京都~吉野/2回目

京都・奈良の旅の4日目です。
吉野の桜を眺めるために、京都から吉野へ近鉄特急に乗って向かっています。
乗換駅の橿原神宮前駅は乗換えの乗客で密になっています。

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吉野方面のホームへはエレベーターがありますね。足の痛いsaraiは駅ではいつもエレベーターやエスカレーターにすがります。

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無事、吉野行きのホームに出ます。

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大阪方面から来る吉野行きの特急電車の到着を待ちます。

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意外にここで乗る人は多くないですね。大阪からの花見客が多いのでしょう。

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特急が定刻に到着。

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乗り込むと、お弁当とアルコールの匂いが充満。ワイワイ賑やかで、観光モードです。コロナは終わったかな・・・。

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飛鳥駅を通過。古代に分け入った気持ちになります。

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壺坂霊験記で有名な壺阪山駅を過ぎます。壺坂霊験記は有名な浄瑠璃で特に「三つ違いの兄さんと~」の下りが知られます。

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吉野口駅です。吉野が近いですね。

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ここから、どんどん山奥に入っていくと思いきや、そこそこ大きな町が続きます。なにか産業があるようですね。材木?
下市口駅です。子供たちが多いです。通学駅でしょう。

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吉野川に沿って、走っていきますが、ここで吉野川を渡ります。

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川を渡ると、吉野神宮駅です。吉野はもうすぐです。

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ちらほら桜も見えだします。

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下車直前から、saraiはコンサートのチケットの申し込みに必死。

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吉野に到着です。

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スマホのせいか山奥のせいか混み合っているのか、接続が上手くいかず、チケット予約に苦戦しますが、何とかゲット。その間、待たされた配偶者は観光特急の青のシンフォニーを撮影しています。

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あれっ、気が付くと、もうホームには誰もいなくなっています。

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出遅れますが、吉野の駅を出るとビックリ。もの凄い賑いです。桜も出迎えてくれます。

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さあ、いよいよ、吉野の桜見物です。



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吉野千本桜:大混雑のバスを乗り継ぎ、奥千本へ

2022年4月8日(金)@吉野/3回目

京都・奈良の旅の4日目です。
京都から吉野へ近鉄特急に乗って到着。お昼の12時です。帰りの特急の出発する17時までの5時間、『ひと目千本』の桜の名所を楽しみます。
吉野駅を出ると、お土産物のお店が並んでいます。さすが、大観光地ですね。

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駅前からはともかく、バスに乗って、吉野山の上まで行きます。
何はともあれ、バスに乗る列に並ばなくては。saraiがコンサートのチケット予約に手間取っていたこともあり、バスターミナルには長い行列ができています。

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駅の方からはまだまだ、人がやってきます。

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行列に並んだところで、飲み物を買っていないことに気が付きます。絶好の好天で山の上に行くので、飲み物携行は必須。配偶者が駅に飲み物を買いに行きます。駅は既にがらーんとしています。

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首尾よく、駅の自動販売機でお茶をゲット。

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お茶のペットボトルを持って、再び、バス乗り場の行列で待つsaraiのもとに戻ります。

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長い行列ですから、配偶者は余裕でsaraiと合流します。

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長い行列ですが、バスは客を乗せるとどんどん出発していきます。意外に列は短くなっていきます。

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で、それほど待つこともなく乗車。ただし、座れません。25分ほど山道を登るようですが、立ったまま、頑張りましょう。細い山道を、対向車とすれ違いながら進みます。素晴らしい吉野杉の中を進みますが、道路周辺には桜はあまりありません。中千本駐車場に到着。ここから、また、次のバスに乗り継ぎます。バス乗り場へ、急な階段を登ります。

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もちろん、次のバス停にも長い行列ができています。

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ここからは小さなマイクロバスなので行列はなかなか前に進みません。我々の後ろにもどんどん、行列が伸びていきます。

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次のバスが来ますが、まだ、乗れませんね。

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ようやく、並んで30分ほどで順番が回ってきます。横の人によると、前回は1時間以上待ったそうですから、まだ良しとのこと。今度は全員、着席です。

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吉野杉の中を奥千本に登っていきます。

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ここも、対向車とすれ違いながら、ゆるゆる進みます。やがて、鬱蒼としていた吉野杉の間から明るい光が差してきます。山の上のほうに登ってきたようです。

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奥千本に到着! 吉野駅に着いてから、既に1時間半経った1時30分です。さあ。歩き始めましょう。奥千本の桜が綺麗です。

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右側に、桜並木の美しい参道が山の上へと続いています。修行門から金峯神社に続く道です。

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左側に、下へ下る道があり、そこへも人が進んでいきます。

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初めての所は全く様子が分からず、困ります。私たちは、そんなに歩かず、またここからバスで下るつもりです。バスの係の人に尋ねると、展望台まで行って戻ってくれば良いけど、そのまま下って行った方がいいよとのこと。目の前の桜並木の参道の上り道は、とっても行けそうにないので諦めて、展望台を目指して、下っていくことにします。だって、吉野の桜と言えば、見下ろす風景ですからね。元気を出して歩き始めます。
というか、実際には山道を下り始めます。

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当面の目的地、高城山展望台に向けて、山道を下っていきます。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
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その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

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、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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