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知床の旅:女満別空港へ

2022年7月6日(水)@横浜~知床

京都・奈良の旅の報告を終えたところですが、今日からは早速、2週間前に終えたばかりの7月初旬の北海道の知床の旅についての報告を開始します。ドレスデン・プラハの旅にはその後、復帰する予定です。しばらく、お待ちください。

1日目は、飛行機に乗って、北海道の女満別空港に向かいます。飛行機の本数が少ないので、朝早い便を選ばざるを得ません。しかも羽田からの直行便に適当なものがなく、札幌乗換えになりました。
飛行機は羽田7時発なので、朝寝は許されません。saraiにはあり得ないような4時半起床。いつもはそろそろ寝ようかなという時間です。5時に家を出発。6時には、無事に羽田に到着です。搭乗待合室はまだ、6時45分ですが、明るい朝日に照らされています。

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コロナはどこに行ったやら、羽田空港は賑わっています。saraiの足もそこそこ快方に向かっているので、もうANAのお姉さんのお手伝いサービスはありません。見た目には、ほぼ一般人になったということかな。

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定刻の7時に飛行機に乗り込みます。窓の外を見ると、空は厚い雲に覆われています。九州に台風が上陸し、この明け方からは関東地方は激しい雨との予報でしたが、雨は降っていません。ラッキー!

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機内はほぼ満席です。

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飛行機は悪天候で飛ばないかもと心配しましたが、無事にゲートを離れて動き始めます。

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さあ、いよいよ離陸です。

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機内は離陸で乗客に緊張感が走ります。

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無事、飛び立ちました。厚い雲を抜けると、もちろん、上空は青空。

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雲海の向こうに真っ黒な富士山も見えています。北に向かうのは、本当に久しぶりで、富士山が左手に見えてます。

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やがて、雲間に下界が見えてきます。

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順調に飛行が続き、だんだん、雲が少なくなってきます。

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東北は湖が多いですね。

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それらを眺めているうちに、早くも札幌の千歳空港に着陸。ここから女満別空港行きに乗り換えです。乗り換えの通路を進んでいきます。

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通路の先で目にはいったのは、なんとプロペラ機。ANA唯一のプロペラ機、ボンバルディア DHC8-Q400です。ジャンボのような大きな飛行機も、空を飛ぶのが不思議で心配になりますが、プロペラ機の蚊トンボのような機体を見ると、大丈夫かと心配になります。

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機内に入ると、細い通路を挟んで左右に2席ずつしかありませんね。

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覚悟を決めて座っていると、プロペラ機はひょいと飛び上がり、すぐに雲の上に出ます。

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眼下に北海道の美しい平原が見えてきます。まるでヨーロッパみたいな風景です。

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安定したフライトで、あっという間に女満別空港に近づき、美しい平原に下降していきます。

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無事に着陸しました。

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女満別空港に到着しました。

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北海道、知床の旅の始まりです。



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知床の旅:女満別空港~メルヘンの丘~網走湖~道の駅、流氷街道網走

2022年7月6日(水)@女満別~知床/2回目

知床、1日目です。今、北海道の女満別空港に着いたところです。
飛行機から降りて、振り返って、乗ってきたプロペラ機を眺めます。空は雲で覆われています。何とまだ、朝の10時半です。

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女満別空港の搭乗待合室の前を歩き、出口に向かいます。なかなか立派な空港ですね。

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ベルトコンベアーの前で荷物を待ちます。

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無事、荷物を受け取り、空港ロビーに出ます。今回はレンタカーを予約してます。やはり、北海道は広いので、車がないと不便です。レンタカーのカウンターで予約している旨を告げると、お迎えの車でレンタカーのオフィスに送るので、しばらく待ってほしいとのこと。ちゃんと予約の名簿には名前がありました。

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やがて、お迎えの車の到着を告げられて、空港の建物の外に出ます。外はがらんとしています。駐車場はいっぱいのようです。いかにもローカル空港ですね。

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レンタカーを借りる人はお仕事に使うのか、一人での利用も多いようです。北海道での移動は、車が便利でしょう。久しぶりに、プリウスとご対面。ここ10年はプリウスだけに乗っていたので、ほかの車は自信がありません。あえて、プリウスの車種指定をしておきました。それでも、最初はちょっと戸惑いましたが、すっかり体に馴染んだプリウスとは、すぐに一体化できます。北海道の地を走り出します。向かうは知床ですが、途中、網走付近の景勝地にも寄っていきましょう。
走り出して10分足らずで、大歓声を上げます。なんともメルヘンチックな景色。その名もメルヘンの丘。見透かしたように、道路脇には駐車スペースが用意されてます。車を停めて、撮影モード。北海道の美しい大地に、がっしりと心を掴まれてしまいます。

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感動している配偶者の意見では、丘の先に立つ数本の木がとっても綺麗な景色を作り上げているとのことです。この木々がなければ、間抜けな風景になるそうです。

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それに・・・何と何とこの風景に見とれていると、青空が見えてきます。

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緑の畑の右手には黄色いっぽい畑もあり、パッチワークの風景になっています。

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いきなり出現した美しい風景を心に刻み付けておきましょう。

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メルヘンの丘を離れ、網走方面に走ると、森の中に湖が現れます。

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また、湖寄りに駐車スペースがあります。車を停めて、湖を鑑賞。

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網走湖です。

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細長く続く湖の風景を眺めます。

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さて、網走湖を出発。今日は、網走周辺を観光して、知床のウトロに向かいます。まずは、ちょっと早めですが、道の駅、流氷街道網走で腹ごしらえです。朝は機内でサンドイッチをつまんだだけですからね。
道の駅流氷街道網走に到着。二階がレストランになっています。目の前にドーンとオホーツク海が広がっています。

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レストランに入る前にベランダから、その景色を楽しみます。風が気持ち良いです。夏なのに小寒いくらいです。埠頭には観光船が停泊しています。

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さて、レストランへ。この旅の第一食目ですから迷います。干貝柱ラーメンとホタテ釜飯をお願いします。目の前の景色を楽しみながら待ちます。釜飯にしては出来上がりが早いなと思ったら、どうも炊き込みご飯を釜飯風に盛り付けたもののようです。でも、味はなかなか美味しい。

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干貝柱の出汁のきいたラーメンのスープは絶品です。

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オホーツク海を眺めながら、海の幸を美味しくいただきます。

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ふと、周りに目をやると、お店は超満員。お昼時になったからでしょう。美味しくいただいたところで席を立ちます。このフードコートはキネマ館という名前。網走番外地の映画にちなんだ命名なのでしょう。人気のレストランなのでしょう。何と待ち時間30分の張り紙がしてあります。

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また、プリウスに乗り込みます。さて、次はどこに向かいましょうか。能取岬(のとろみさき)に行ってみましょう。



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知床の旅:能取岬の美しい草原と灯台

2022年7月6日(水)@網走~知床/3回目

知床、1日目です。女満別空港から知床のウトロに向かって、レンタカーのプリウスを走らせています。メルヘンの丘~網走湖~道の駅、流氷街道網走と走りました。
さて、次の立寄り先は能取岬(のとろみさき)を予定していたのですが、ナビにうまく表示されません。そんなに観光地ではないのでしょうか。行きづらいのかも。そんなに遠くはないので、地図で確認して、その方向に行ってみることにします。走り出すと、道路標識には能取岬への案内があります。安心して走ります。街を外れると、素晴らしい樹林の間を抜けていきます。

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少し開けたところに差し掛かると、明るい空が広がります。どんどん青空になっていきます。好天気に変わっていきそうな気配です。配偶者は晴れ女として、鼻高々の様子です。

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再び、森の中を走ります。車はほとんど走っていません。

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やがて、森を抜けそうです。この先が能取岬のようです。

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樹林を抜けると、広大な景色が広がっています。これは素晴らしい。来てよかった!

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オホーツク海が見えてきます。青空と青い海の中に道が吸い込まれていくような雰囲気の何とも雄大な景色です。そうです、遂に空はすっかり晴れ渡りました。

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車を駐車場に停めて、草原に足を踏み入れます。草原の先に、特徴的な色合いの灯台が見えてきます。能取岬灯台です。

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振り返ると、草原の中に小規模な駐車場があります。車は10台足らずですね。一番左に我がプリウスが停まっています。草原の彼方には低い丘が連なっています。先ほど抜けてきた森のある丘でしょう。

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灯台のほうに向かって、草原の中を小径を歩いていきましょう。

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幸いにして、観光客が少なく、草原の中を歩く人もまばらです。

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能取岬の看板があります。灯台と一緒に記念撮影感覚で写真を撮ります。

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草原には低い草と背丈の高い草があります。ここは牧場になっているので、牧草なのでしょうか。

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草原の向こうにはわずかにオホーツク海が見えています。

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あちこちで写真を撮りまくりながら、散策します。色んな花が咲いています。これはエゾスカシユリでしょうか。一心に花の蜜を吸っているのはツマグロヒョウモンかな。花と蝶がそっくりな外見で驚きます。まるで擬態みたいです。

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能取岬灯台に近づきます。灯台の下には太陽光発電のパネルが並んでいます。あれで灯台の電力をまかなえるのでしょうか。

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広大な草原の中を歩いていきます。とても気持ちのよい散策です。

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灯台の正面に出ます。シンプルですが、美しいデザインの灯台です。八角形の灯台は白と黒のモノクロですっきりした印象です。明治時代に日本の近代化に貢献のあったフランス人技術者のレオンス・ヴェルニーが東京周辺に建設した灯台
の設計の名残があると言われています。この能取岬灯台は大正時代に造られたので、レオンス・ヴェルニーが直接関わったわけではありません。

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saraiは足の痛みも忘れて、この美しい草原の散策を続けます。



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知床の旅:能取岬の草原、オホーツク海を眺めながらの散策

2022年7月6日(水)@網走~知床/4回目

知床、1日目です。女満別空港から知床のウトロに向かって、レンタカーのプリウスを走らせています。メルヘンの丘、網走湖、道の駅の流氷街道網走を経て、能取岬(のとろみさき)に走ってきました。
能取岬の美しい灯台と草原に魅了されながら、足の痛みなど吹っ飛んで、ルンルン気分で散策しています。
能取岬の広大な草原の真っ只中を歩いています。

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牧場では、けたたましい音を立てて、草刈りのトラクターが走っています。観光だけではなく、生活の営みもあるようです。

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能取岬の崖のふちにやってきました。能取岬は標高約40mの海岸段丘の上にあります。草原からいきなりオホーツク海に切り立つ崖の上に出て、びっくりです。

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崖の先にはオホーツクの海が広がっています。冬には、この海が流氷で覆われるそうです。でも、そんなに寒いときには来れませんね。

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崖の反対側は美しい草原が広がっています。しばらく、崖のふちの小径を歩いていきましょう。

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やがて、彫刻のようなものが見えてきます。何かのモニュメントのようですね。

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近くに寄ってみると、これは《オホーツクの塔》という彫像です。網走のシンボルとして、1977年に制作されたもので、本郷新の作です。本郷新は札幌生まれの彫刻家で野外の彫刻を得意にしていました。稚内の氷雪の門は代表作です。この《オホーツクの塔》は高さ10メートルのコンクリート製による二本の柱と、3メートルの漁民の像との構成になっています。漁民の像の上部の柱には鮭が配されています。
碑文には、

 百余年の苦難をこえて培われたオホーツク沿岸漁業は、海洋法の制定など国際情勢の変化に伴って、新しい時代を迎えるに至った。
 ここに開拓先人の業績を讃えると共に、その霊を慰め、水産日本の発展を希求し、この塔を建立する。
 昭和53年8月13日
 オホーツクの塔建設委員会

と書かれています。

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ここまで、駐車場からゆっくりと15分ほどかけて歩いてきました。そろそろ、引き返しましょうか。灯台が遠くに見えています。元来た道を灯台のほうに戻ります。

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ちょっと遠回りになりますが、風景のよい切り立つ崖のふちの小径を歩きます。

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オホーツクの海が綺麗です。

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振り返ると、オホーツクの塔が見えています。

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崖のふちには安全のために木の柵が巡らせてあります。うっかり、草原から足を踏み出すと、40m下の海に転落してしまいます。

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草原には色々な植物があります。この麦の穂のようなものは何でしょう。

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崖のふちの草原の小径を生い茂った草をかき分けるように歩いていきます。

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小径の先には灯台があります。

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ズームアップなしだと、灯台はこんな感じ。まだまだ遠いですね。

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はまなすの群落があります。ピンク色の花が綺麗に咲いています。

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はまなすと言えば、知床を象徴するような花だと思っていましたが、いきなり、ここで見ることができました。

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木の柵の先には美しいオホーツク海が青く輝いています。

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切り立った崖の向こうに灯台が見えます。

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崖沿いの小径をほとんど戻ってきました。

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灯台が近づいてきます。

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崖のふちの小径を離れて、草原の中の小径を進みます。小径の先に配偶者が佇んでいます。

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駐車場に戻ってきました。最後にもう一度、美しい灯台を眺めます。

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再び、プリウスに乗り込みます。そう言えば、ここはTVのCMでもよく登場したそうですが、プリウスのCMでも有名だったようです。一番、話題になったのは2017年の嵐のJALのCMだったそうで、それ以来、観光の名所になったとか。でも、コロナ禍で今日のように人影がまばらになったんですね。

次は小清水の原生花園を目指して、車を走らせます。



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知床の旅:小清水の原生花園

2022年7月6日(水)@網走~知床/5回目

知床、1日目です。女満別空港から知床のウトロに向かって、レンタカーのプリウスを走らせています。メルヘンの丘、網走湖、道の駅の流氷街道網走、能取岬と走ってきました。
次は小清水の原生花園に向かいます。
能取岬の美しい草原の中をプリウスで出発します。

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さあ、原生花園経由で知床のウトロに向かいましょう。網走には網走監獄とか流氷館とかいろいろあるようですが、それらは、3日後の帰り道でのお楽しみにしておきましょう。
ウトロへの途中にある小清水原生花園に寄っていきます。釧網(せんもう)本線と並行した道を走っていくと、黄色い花が咲き乱れています。あれは、ニッコウキスゲ(本当はエゾキスゲでした)でしょう。思いがけない出会いに、車を停める場所を探していると、そこが小清水原生花園でした。駐車場に入ります。能取岬から40分ほどのドライブでした。まだ、日は高く、午後3時前です。
小清水原生花園の看板です。

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ここは能取岬と違って、多くの人で賑わっています。能取岬は穴場の観光地だったんですね。お花畑に向かって、JR釧網本線の線路を渡ります。夏季限定の原生花園駅が開業しています。駅舎が可愛いですね。

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緑の丘にエゾキスゲの黄色い花が見えます。

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線路の踏切の前で振り返ると、国道244号線の向こうに濤沸湖(とうふつこ)の水面が見えています。原生花園は濤沸湖とオホーツク海の海岸に挟まれた一角にあります。後で濤沸湖のほうにも行ってみましょう。

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原生花園に足を踏み入れると、まず、ここに咲く花の案内があります。親切ですね。5種類の花だけが紹介されています。できれば、全部、見たいものです。

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まず、エゾキスゲの群落です。よく咲いています。

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エゾキスゲの向こうに駅舎、濤沸湖が眺められます。美しい風景です。

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またまた、写真を撮りまくりです。このころには、空は快晴になっていました。配偶者、恐るべし。

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小高い丘があります。展望台ですね。

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天覧ヶ丘展望台です。周りが平原なので、周り中を見渡せます。

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知床連山も遠望でるようです。

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オホーツク海の向こうにうっすらと見えるのが知床連山のようです。

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少しズームアップすると、雲が少しかかった知床連山の姿がかろうじて眺められます。

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さらにズームアップ。あれは知床連山の一番左手にある硫黄山でしょう。

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次の花はエゾスカシユリの群落です。能取岬でも見ましたが、ここは群落になっています。

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緑の草原にオレンジ色の花が映えています。

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近くに寄って、このエゾスカシユリを眺めます。

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その一輪をズームアップ。印象的な花です。

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さらに原生花園内を散策します。



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知床の旅:原生花園の最後は鉄っちゃんモード

2022年7月6日(水)@網走~知床/6回目

知床、1日目です。女満別空港から知床のウトロに向かって、レンタカーのプリウスを走らせています。メルヘンの丘、網走湖、道の駅の流氷街道網走、能取岬と走り、今は小清水の原生花園で美しい花々、周辺の景色を眺めながら、散策しているところです。
散策路沿いにエゾキスゲの黄色い花が咲いています。

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JR釧網本線の線路からオホーツク海の間の原生花園から場所を移して、再び、線路を渡って、国道244号線も渡って、濤沸湖(とうふつこ)側の園地の木道を歩きます。

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木道の入口には案内図があります。ここは花だけでなく、野鳥も観察できるようです。

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木道を進み、濤沸湖の湖岸の草原の中に入り込みます。先ほど通った駅舎や展望台が遠くに見えています。

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このあたりは花が勢いがありませんね。もう、花期が終わりかけなのでしょう。

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これはヒオウギアヤメですね。

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こちらはハマナス。

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あまり花がついていませんが、ハマナスの群落です。

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ヒオウギアヤメをズームアップ。綺麗な花です。

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湖岸の草原には馬が放牧されています。

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木道から、駐車場横の土産物店に戻り、歩き回り疲れたので、ソフトクリームをなめながら、一服です。
駐車場に出ると、ハマナスの大きな群落があります。

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さてと、プリウスに乗り込もうとすると、目の前のJR釧網本線の原生花園駅のホームで、三脚を立てて構えている人がいます。

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電車が来るの?と尋ねると、12分後とのこと。そんなには待てないな、大した鉄っちゃんでもないし・・・。が、ナビへの入力に手間取っていると(なかなか難しいのです)、その電車が来る時間になってしまいます。ならばと、にわか鉄チャンになり、踏み切りの前にカメラを構えて立ちます。

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やがて、遠くから電車がやってきます。

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だんだん、電車の姿が大きくなってきます。

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目の前まで来て、減速していきます。

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たった1両編成の電車ですね。

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駅舎の前を通過して、ホームに入っていきます。向こう側でも本物の鉄っちゃんが写真を撮っていますね。

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原生花園駅のホームに無事停車。

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駐車場に移動して、電車の真横から車体を撮影。派手な塗装です。ルパン3世のキャラクターたちですね。

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釧路行きの電車ですが、この駅に停車する電車は上下合わせて1日にたった10本だけ。たまたま、遭遇した珍しい機会でした。これは15時32分の電車ですが、その前は11時32分の網走行でした。何と4時間も電車が来ていなかったんです。ラッキー!!

さて、心おきなく出発します。次は一路、知床のウトロをめざします。もう、そろそろ、夕刻が近づきます。



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知床の旅:オホーツク海の夕日

2022年7月6日(水)@網走~知床/7回目

知床、1日目です。女満別空港から知床のウトロに向かって、レンタカーのプリウスを走らせています。メルヘンの丘、網走湖、道の駅の流氷街道網走、能取岬、小清水の原生花園で美しい花々や景色を眺めながらのドライブです。

原生花園からウトロのホテルに向かい出発します。ここからは、ちょっと時間がかかります(1~2時間)。途中、斜里のあたりで休憩しながらと考えていたのですが、停まる場所はなかなかありません。ここの道路は話題になっている長い直線道路。地元の人はガンガン飛ばすらしいですが、私達は法定速度を守り、安全運転。

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途中で、天に続く道の場所も確認できます。ここの三叉路をまっすぐ進めば、そのポイントのようですが、それは帰りのお楽しみとします。三叉路で左のほうのウトロ方面に進みます。

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やがて、知床のオホーツク海の海岸沿いの道路に出ます。

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ウトロが近づきます。

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オシンコシンの滝の場所も確認できたので、これも帰りに寄ることにします。もう少しでウトロです。

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ウトロの町に入ったところで道を間違えて、ウトロの道の駅に入ってしまいましたが、ここでホタルノヒカリ(5時閉店)に送り出されて、ホテルに到着です。見てビックリ。ウトロの高台に建つなんとも大きな立派なホテルです。この知床第一ホテルに3泊します。お出迎えのボーイさんに荷物を運んでもらい、チェックイン。なんと、最上階の広々とした立派なお部屋です。

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何と言っても窓が広いですね。

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畳の間までありますが、多分、それを使うことはないでしょう。

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結局、台風や雨の心配をしたのに、快晴となりました。夕陽台からの知床の夕陽を眺めるために出かけなくてはと思いましたが、その必要はなく、お部屋の大きな窓から、夕陽が眩しい! 眩し過ぎて、レースのカーテンも開けられないほどです。

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1時間ほどで日没になります。オホーツク海に沈む夕日を眺めましょう。今、6時40分。今や夕日が沈もうとしています。

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海面に光の道ができています。

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オホーツク海に太陽が沈んでいきます。絶景です。

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手前にはウトロの漁港の建物が黒々と見えています。

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太陽の頭が小さくなっていきます。

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残りは3分の1くらいでしょうか。

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ほとんど沈みかけています。

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太陽の頭のてっぺんだけが大きくなっています。

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残りわずかになります。

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光りの粒だけが見えています。

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日が沈み、空が黄金色に輝いています。

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すぐに空は輝きを失っていきます。落日の寂しさを感じます。

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2人で夢中になって、写真を撮りまくっていました。

さて、今日の観光を終え、お茶を飲みながら、夕食のお店を考えましょう。同じホテルに3泊なので、ホテルの夕食はなしにしてあります。地元の美味しいものを食べたいと思っていたのですが、ここは、高台に建つホテル。夕食のためにお店を探して歩いていくには、ちょっと足の状態が厳しいsaraiです。全く街の様子が分からないので、車で出かけるのも不安だし、帰りはタクシーにするかと思いながら、いろいろネットで調べて発見したのが、なんとホテルから歩いて3分の海鮮料理のお店、番屋。この辺りは、お昼がメインらしく夜は営業していないお店が多いのに、この番屋は10時までやっているようです。電話して確認すると、間違いなし。安心して、一服して、ブラブラ出かけます。地元の人の憩いの場のようです。お願いしたのは、地元ネタの握り寿司。これが大正解。

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さけ。かれい。さんま。ほたて。カニ。ミンククジラ。知床えび。うに。たらばの外子。いくら。
美味でした。ほかのメニューもチャックして、毎日通ってもよいねということになります。これで、夕食の心配はなくなりました。
気持ちよく夜道を歩いて帰り、温泉へ行きます。本日最後の驚きは、このホテルの大浴場!本当に、大大大浴場です。そんなに宿泊客もいないと思うのに・・・・。
体がほっくりしたところでおやすみなさい。

明日はこの旅のメインイベント、知床五湖巡りです。



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知床の旅:知床五湖巡りツアー出発

2022年7月7日(木)@知床/1回目

知床、2日目です。この旅のメインイベント、知床五湖巡りにでかけます。お天気は・・・大快晴! 見事に晴れ渡っています。配偶者も、自分の強運に怖れをなしています。

部屋の大きな窓から、ウトロの町の風景が見下ろせます。ホテルを中心に観光が中心の町のようです。町の向こうにはオホーツク海が広がっています。青い海、青い空、大いなる自然を感じます。

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saraiも8時半には起き出して身支度をし、レストランに行くと、朝食は、9時半までで、ラストオーダーは9時15分との表示。saraiはあまりにのんびりし過ぎていますね。ホテルのスタッフの方に迷惑をかけないよう、急いでいただきましょう。広々とした美しいレストランです。開放的で眺めも素晴らしいのですが、ゆっくり楽しんでいる場合ではありません。多くの料理が並んでいるのですが、じっくり選んでいる時間はありません。それでも、いろんなものをチョイスし、急いでいただきます。急ぎ過ぎて、こんなに取り過ぎて、食べ過ぎ状態になります。

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それでも、何とか、9時半には完食。ごちそうさまでした。

知床五湖巡りツアーの開始時間は11時。10時45分には集合場所に来てねとの確認の電話を、昨日頂いてます。遅れるわけにはいきません。ちゃっちゃと身支度をして出発です。気持ちの良い青空の下、知床峠を目指し、途中、知床自然センターの前で左に折れて、知床五湖に向かいます。森の中の綺麗な道路です。

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やがて、知床連山の姿が見えてきます。

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集合時間5分前には、集合場所の知床五湖フィールドハウスにつきました。

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隣には知床五湖パークサービスセンターという売店や簡易なレストランの建物があります。

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駐車場からは知床連山が望めます。

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知床五湖ツアーの案内板があります。有料のツアーと無料の高架木道があります。今日は張り切って、知床五湖をすべて巡るフルコースのツアーに参加します。料金は一人5300円。3時間のハイキングツアーです。歩き切れるか、若干、不安はあります。

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ツアーのガイドさんに挨拶をして、トイレを済ませ、飲料水を準備して、ツアースタートです。飲み物はジュース類は駄目でミネラルウォーターのみ。おやつ類も持ち込み不可です。トイレもなしで森の中での用足しももってのほかなんです。
まずは地上遊歩道入口からオリエンテーションの会場にはいります。

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6人の家族と2組の夫婦が、お仲間です。全部でツアー参加者は10名です。

最初に、ヒグマと遭遇した場合についての心がけのビデオを見て、出発です。ミネラルウォーターのみの意味はヒグマが匂いに敏感だからだそうです。オリエンテーション会場の外が出発点です。

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ガイドさんを先頭に手つかずの自然の森の中に分け入ります。

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道は木道に変わります。時折、ガイドさんが解説をしてくれますが、給水休憩とかはないそうです。頑張って歩き抜くしかありませんね。幸いsaraiの足の調子は上々です。

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周り中、木々に覆われた森です。

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植生は、広葉樹と針葉樹の混合林だそうです。

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時折、木々のない開けたところに出ます。木の赤ちゃんがこれから育って、大きな木に成長するそうです。


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ガイドさんが先頭で慎重にヒグマと遭遇しないか、確かめながら歩きます。基本、ヒグマと遭遇しないことが大切なんだそうです。ここはヒグマが森の主役です。そのヒグマの住まいにお邪魔させてもらっているという感覚なんだそうです。
まずは五湖をめざします。五湖から、四湖、三湖、二湖、一湖の順に巡ります。二湖が一番大きくて、眺めもよいそうです。さあ、頑張って、歩きましょう。



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知床の旅:知床五湖巡り、まずは五湖に到着

2022年7月7日(木)@知床/2回目

知床、2日目です。この旅のメインイベント、知床五湖巡りをしているところです。手つかずの自然の中、知床五湖の内、まずは五湖を目指しています。
木漏れ日の美しい森の中を歩いていきます。

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木々をよく見ると、斜めに傾いた木や、ひどいものになると倒れた木まであります。

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今日はお天気も最高で、素晴らしいツアーです。ガイドさんからも、私たちは強運の持ち主で、雲一つない青空で、風もないこんな日は年に何日もないと言われます。
実はこの知床五湖のあたりは、もっと厳しい天候が多く、知床連山から吹き下ろす強風が森のなかを荒れ狂うんだそうです。しかも知床五湖は硫黄山の溶岩流でできた溶岩台地で、地表はその上に薄い土が堆積しているだけ。この森の木々はその薄い土の中に根を張っているだけで、強風ですぐになぎ倒されてしまうんだそうです。厳しい自然の中で息づく森なんですね。斜めに傾く木々を見ると、その説明もあながち誇張ではないことが分かります。

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根本から折れた木の根っこもありますが、その周りでは既に木の赤ちゃんが育っています。厳しい自然と対峙しながら、森はたくましく育っています。今日の好天で風ひとつない気候では想像もできません。

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木道が切れたあたりの地面にひぐまの足跡があることをガイドさんが指摘してくれます。つい最近の足跡だそうです。くわばらくわばら・・・。

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苔むした溶岩が地表に顔を出しています。こういう岩も途方もない年月のうちに土に覆われて、森になっていくんですね。

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森の中に続く木道の上を延々と歩いていきます。高低差があまりないので、足の悪いsaraiも比較的スムーズに気持ちよく、順調なペースで歩いて行けます。もっともガイドさんはゆっくり歩いているつもりかもしれませんが、saraiは限界に近いペースで頑張って歩いているんです。

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やがて、ガイドさんが一本の木の前に止まって、説明を始めます。右側の木の樹皮の上にヒグマの爪の痕が生々しく残っています。この木の上にヒグマが登ったようです。目的は木の葉っぱを食料として確保するためです。そういえば、軽井沢での野鳥ガイドツアーでも同じものを見ました。熊は木登りがお得意です。

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何だかんだ言っているうちに五湖の前に着きます。既に30分ほど歩きました。五湖の向こうには知床連山が青空を背景に美しく見えています。一番左の峰がこの知床五湖の生みの親、硫黄山です。

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右の方に目を転じると、知床連山の一番右の羅臼岳も見えています。

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五湖の看板がひっそりと立っています。

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湖面に知床連山の山影が映っています。風のないよい気象条件でないと、湖面に波が立ち、山影が映らないそうです。どうやら、最高のお天気のときに来てしまったようです。

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湖面をよく見ると、カモが泳いでいます。知床五湖で初めて見る生き物がカモだとは・・・。

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カルガモでしょうか。そう言えば、軽井沢の野鳥観察ツアーでもカルガモを見ました。

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水辺の草にヤゴの抜け殻があります。そう言えば、先ほどから小さなイトトンボが盛んに飛んでいます。

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ヤゴがいるのはこのあたりの水草です。イトトンボは・・・写っていませんね。

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もう一回チャレンジ。なんとか飛んでいるトンボが撮れました。

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さて、五湖を後にして、四湖に向かいます。



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知床の旅:知床五湖巡り、四湖から三湖へ

2022年7月7日(木)@知床/3回目

知床、2日目です。この旅のメインイベント、知床五湖巡りをしているところです。手つかずの自然の中、知床五湖の内、五湖から四湖に向かっているところです。
早くも木々の間から四湖が見えてきます。

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美しい湖面が遠見できます。

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木々を見上げると、その高さが実感できます。美しい森です。

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二つ目の湖、四湖の前に出ます。ここでも知床連山の山影が湖面に映り込んでいます。

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一本の立木が画面を2つに分けています。まるで浮世絵の構図みたいですね。

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湖の向こうには正面に硫黄山が眺められます。あんなに遠くの山の噴火での溶岩流がこの知床五湖を形成したとは自然の驚異ですね。

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知床連山のすべては見通せませんね。羅臼岳が見えません。

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硫黄山はよく見えています。ズームアップすると、まだ残っている雪渓も見えます。

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四湖の展望台です。

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ここからは硫黄山だけが見えています。

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再びズームアップして、雪渓の様子を眺めます。雪渓のまわりの緑の中に岩が点在しています。

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このあたりの道にも動物の足跡が残っています。水場を求める動物たちでしょう。

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次は三湖に向かいます。木々の間を進んでいきます。

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木々の間から、三湖が顔を覗かせます。

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湖面がよく見えます。

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今までの2つの湖よりも大きな湖です。

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湖の周りを周り込んで、対岸のほうに向かいます。

途中、1本の木の前にガイドさんが止まって説明を始めます。何か様子がおかしい木ですね。

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実はこの木は幹の中心ががらんどうになっています。幹の穴からそのがらんどうを覗き込むと、木のてっぺんには空が見えています。

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この木はこれでも生きているんだそうです。木は周りの樹皮のあたりが生命活動を支えているので、真ん中が腐ってしまっても何ら問題がないんだそうです。あんまり、見たことはありませんね。

三湖の対岸に周り込んでいきますが、これが結構歩きます。もう、ツアーで歩き始めて、1時間は有に過ぎました。だんだん、疲れて、足も軽く痛み始めます。もう、折り返し点のあたりなので、頑張り抜きます。幸い、ヒグマとも遭遇していませんが、もし、遭遇したら、気が付かれないように後退するのだそうです。元来た道を戻るということです。それは勘弁してほしいものです。これから先、進めば進むほど、ヒグマと遭遇すると、痛手になります。



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知床の旅:知床五湖巡り、三湖の睡蓮やキビタキ

2022年7月7日(木)@知床/4回目

知床、2日目です。この旅のメインイベント、知床五湖巡りをしているところです。手つかずの自然の中、知床五湖の内、三湖の周りを対岸に周り込んでいるところです。
そして、歩くこと15分ほどで対岸に出ます。こちら側の湖岸からは知床連山が眺められます。

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さらにビューポイントに向かいます。
途中、ガイドさんが止まって、木を指さします。木の幹に綺麗にくり抜いた穴が開いています。

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クマゲラ、アカゲラやヤマゲラなどのキツツキ類が開けた穴です。軽井沢の野鳥観察ツアーでも見ました。このキツツキが開けた穴はほかの鳥の巣にもなるので、キツツキは森を育てると言われています。

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やがて、三湖のビューポイントに出ます。知床連山が望めます。

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山影が湖面に美しく映り込んでいます。

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知床連山の中央部と向かい合います。

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一番右の羅臼岳がよく見えています。

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三湖の看板です。

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三湖の湖面の端のほうには、美しい睡蓮が可憐な白い花を咲かせています。

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いかにも知床五湖らしいと感嘆します。が、この地の固有種ではないそうです。どういう経緯で睡蓮がここに群生しているのか、不明だそうです。いずれにせよ、ほかの地からのものだそうです。知床の固有種は、知床すみれのみとのこと。

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今、お昼の1時頃ですが、睡蓮の花は朝のほうがよく咲いているそうです。今でもそれなりに咲いていますけどね。

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と、野鳥が近くで泣いています。どこどこと探すと、木々の間にじっと留まっている姿が見えます。キビタキです。

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別の睡蓮の群落です。ここでは黄色い花を咲かせています。

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三湖のこのあたりには睡蓮の大群落が広がっています。

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その睡蓮の大群落を従えるように湖に小さな中の島がアクセントのような景色を作っています。

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さて、次は二湖に向かいます。二湖は知床五湖で一番大きく、景色も美しく、知床五湖の紹介では必ず、その景色が紹介される湖です。楽しみですね。知床五湖巡りツアーも終盤です。なんとかsaraiの足も持ちそうです。



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知床の旅:知床五湖巡り、二湖からの絶景、そして、最後の一湖へ到着

2022年7月7日(木)@知床/5回目

知床、2日目です。この旅のメインイベント、知床五湖巡りをしているところです。手つかずの自然の中、知床五湖の内、五湖、四湖、三湖を巡り、次はいよいよこのツアーの華、二湖です。
そして、歩くこと5分ちょっと二湖の北端に出ます。

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展望デッキには二湖の看板もあります。

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湖面には知床連山の山影がくっきりと映り込んでいます。

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知床連山の全体が望めます。最高のお天気に恵まれたようです。絶景です。

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とりわけ、連山の右に位置する羅臼岳がよく見えます。

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羅臼岳をズームアップしてみましょう。山頂の岩の山肌がよく見えています。いつでもこんなに見えるわけではなさそうです。事実、翌日は大変なことになるんです。

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少し南に移動すると、連山の南に位置する硫黄山もくっきりと望めます。

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夏の陽光に照らされた湖面が輝いています。それに無風状態なので、湖面には波も立っていません。

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知床連山は南北に長く連なっているので、なかなか、全体を写真に収めることができません。ここでは右の羅臼岳が収まっていません。

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二湖の南端近くまで来ると、また、看板が立っています。

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二湖を離れ、山道を10分ほど歩くと、最後の一湖に達します。

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一湖の岸辺はこれまでの4つの湖と異なり、美しい草原になっています。saraiはいかにも北海道らしい景色に思えたのですが、実はこのあたりは開拓の手が加わり、元の自然の姿が失われたそうです。元は深い森に覆われていたそうです。

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いよいよ、知床五湖巡りツアーも終わりに近づきます。対岸には電気柵のある高架木道が見えてきます。高架木道は自由に歩けるエリアなので、そこの出入口がこのツアーの解散場所なんだそうです。

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一湖の北側には手つかずの自然の森が広がっています。今後は開拓の手が入った草原を元の自然に戻す事業が計画されているそうです。一時はこの一湖周辺はリゾート開発の計画もあり、それに反対する住民や町が土地を買い戻したそうです。イギリスのナショナルトラストのような活動ですね。自然保護と開発・・・なんとも難しい選択です。

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一湖からも知床連山が美しく望めます。ここまでは無料で自由にお手軽に来ることができるので、知床五湖を十分に楽しめます。手つかずの自然を味わうためには有料のツアーに参加することになります。

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ツアーの解散ポイントが近づきます。ここでヒグマと遭遇したら、再び、元来た道を引き返すことになります。ここまででsaraiの足はいっぱいいっぱいですから、それだけは勘弁してほしいものです。何となく、足が早まります。


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ここはまだ、有料エリアです。そこから眺める最後の知床連山です。

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高架木道の出入り口に近づきます。

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もうすぐ、知床五湖巡りツアーは解散です。ほぼ2時間半、歩き切りました。



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知床の旅:知床五湖巡り完了。最後に高架木道からの美しい眺め。

2022年7月7日(木)@知床/6回目

知床、2日目です。この旅のメインイベント、知床五湖巡りを終えようとしているところです。手つかずの自然の中、知床五湖の内、五湖、四湖、三湖、二湖、一湖と巡ってきました。
ツアーの解散ポイントは高架木道の出入口の展望台です。出入口のロックを抜けて、展望台へ登ります。

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展望台でツアーの解散式です。ガイドさん、ご案内ありがとうございました!
ここで記念写真を撮ってもらいます。一湖の先に知床連山の羅臼岳がすっくと立っています。

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ツアー解散後もしばらく、この展望台での景色を楽しみます。ともかく、ここは開けた場所なので、360度、素晴らしい風景が広がっています。とりわけ、知床連山が丸見え状態です。こんなに知床連山が望める場所はありません。

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この湖畔展望台からは知床五湖フィールドハウスまで、誰でも無料で自由に通行できる高架木道が800m続いています。高架木道は電気柵で守られているので、ヒグマに襲われるリスクもありません。

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一湖の反対側にはオホーツク海が眺められます。知床五湖はこんなに海沿いにあったんですね。

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展望台の真下に高架木道と地上歩道の出入口があります。地上歩道はヒグマと遭遇する危険があるので、ガイドさんが案内するツアーでないと、歩けません。まるで人間世界と自然界の境目みたいですね。

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ここからの知床連山の景色を存分に楽しみます。というか、saraiはここまで歩いて来て、相当にへたっているんです。

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まあ、そうも言ってられないので、フィールドハウスに向かって出発しましょう。高架木道を歩き始めます。

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高架木道の周りには美しい草原が広がっています。もっともこれは開拓で森が切り拓けられた傷跡のようなものではあります。

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草原の上を高架木道が延々と続きます。フィールドハウスまで結構歩くことになりそうです。

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一湖のほうを振り返ります。先ほどの湖畔展望台は見えますが、一湖はほとんど見えません。向こうには知床連山の硫黄山が見えています。

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高架木道の右手にはオホーツク海がよく見えます。しかし、雲一つない晴天で北海道とは思えないくらい暑い! 特に高架木道の上は陰ひとつありません。森の中を歩いていると木々の陰もあって、それなりに涼しかったことが思い出されます。

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高架木道の途中には展望台があります。これはオコツク展望台。配偶者に呆れられながらも展望台に寄り道するsaraiです。もう2度と来る機会はありませんからね。

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高架木道の先に遠く最初の湖畔展望台が見え、左手にはオホーツク海。人工的な景色ですが、これはこれで綺麗です。

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知床連山の山の名前を紹介する案内板もあります。

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しばらく歩くと次の展望台。連山展望台です。名前の通り、知床連山がよく見えます。

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ここから森の中に建物の屋根が見えています。あれが出発地点のフィールドハウスでしょう。もう少しで知床五湖を一周できそうです。

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もう一度、知床連山を眺めましょう。右端が羅臼岳。左端の硫黄山は一枚の写真には収まりません。

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これが硫黄山。

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硫黄山のずっと向こうには知床岬がある筈です。残念ながら陸路では行けません。観光船に乗れば行けますが・・・。

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最後の頑張りでフィールドハウスに辿り着きます。
文句は言えませんが、北海道とは思えない暑さで、いっぱい歩いて、saraiはもうぐったりです。それでも、足がそれほど痛くならず、歩き通せたのはよかったです。3時間のウォーキングツアーは、なかなかハードです。フィールドハウスの隣のレストハウスで、ソフトクリームで疲れを癒します。まだ、お昼の2時半ですが、今日の知床観光はお終いにしましょう。無理はいけません。



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知床の旅:知床自然センターに立ち寄り、ウトロの宿ではまた、オホーツクの夕日と美味しい海鮮料理

2022年7月7日(木)@知床/7回目

知床、2日目です。この旅のメインイベント、知床五湖巡りを終え、知床五湖フィールドハウスを離れようとしています。駐車場に停めたプリウスに乗り込み、帰路に着きます。
レストハウスでのソフトクリームでちょっぴり元気を取り戻して、知床五湖を後にします。途中、知床自然センターに立ち寄ります。まだ、3時過ぎです。慌てて帰る時間ではありません。知床自然センターは知床観光の拠点で、とても綺麗な施設です。カフェも併設しています。

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ここは、フレペの滝や灯台への散策のスタート地点なのですが、とっても出かける元気はありません。冷たいものをいただき、休ませてもらいます。美しい景色を眺めながら過ごします。saraiは自家製レモネードのソーダ、配偶者はカフェラッテ。

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冷たいものを飲んでいると、知床の冒険とかいう映画が始まるというアナウンスが流れます。配偶者がチェックに行くと今から始まるそうです。飲み物も持ち込み可とのことで、慌てて、会場に入ります。会場は既に真っ暗。どこに座席があるのかも分かりません。saraiは夜目が効かないので、配偶者に誘われて、空いた席に急いで座ります。我々が座るのを待っていたかのようにすぐに映像が流れ始めます。大きなスクリーンに知床の自然の美しい映像が映し出されます。鑑賞したというか、ゆっくりできました。真っ暗な館内で綺麗な映像・・・疲れているsaraiは半分はうつらうつら。仕方がないでしょう。お陰で帰りのドライブの気力がよみがえります。
外に出ると、周りには美しい樹林が広がります。いつの間にか、日も傾いています。

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知床連山も樹林の上に見えています。

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さて、もう4時半。プリウスに乗って、オホーツク沿岸の道を気持ちよく走ります。

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今日は早めに宿に戻り、休息です。もう、無理できる年齢ではないようです。ホテルに戻ると、saraiはぐっすりお夕寝です。
寝ていると、配偶者から、日が沈むわよと声がかかります。慌てて起きると、今まさにオホーツク海に夕陽が沈みます。昨日以上に綺麗な夕陽です。

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どんどん海に夕陽が沈んでいきます。

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夕陽は残り少ない姿になります。

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かろうじて太陽の頭の一部だけが見えています。

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夕陽はほとんどオホーツク海に沈み、光の筋だけが見えています。

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夕陽が沈みました。大気に照らし出された赤い光の帯が太陽の沈んだ場所を示すのみです。

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オホーツク海の穏やかな残照です。空は美しい薔薇色に染まっています。

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たっぷり寝て、元気回復のsarai。夕食に出かけましょう。もちろん、今日も海鮮料理の番屋。お店の戸を開けてビックリ。満席のお客さんで賑わっています。今、7時半。夕食の時間帯のようです。昨日は、ちょっと遅めだったので、この賑わいが去った後だったようです。お姉さんが、店の奥の大きな6人用のテーブルに案内してくれます(まるで空けてあったよう)。ありがとうございます。今日のねらいは、ホッケ。北海道のホッケを食べたい!本当に、最高のホッケです。出された時の感動で、すぐに食べだし、写真を取り忘れます。慌てて、食べかけのホッケ定食を写真に収めます。大きいでしょう。お刺身定食もいただきました。写真にはその一部(笑い)が写っています。

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追加でメバルの塩焼きもオーダー。500円なので、2匹もでてきたのにびっくり。これも新鮮で美味。

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大満足で、明日も開店していることを確認して、お店を出ます。
今日は、七夕です。ホテルのお姉さんは天の川が見れるかも・・・と言ったのですが、やはり見えません。横浜よりは多めの星が輝いていましたが、残念です。
今日も超広い温泉に入り、ほっこりします。

明日は羅臼のほうにでも出かけましょう。羅臼は同じ知床でもオホーツク海に面するウトロとは異なり、知床半島の太平洋側にあります。それがとんでもないことになるんです。



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知床の旅:プユニ岬からフレペの滝へ

2022年7月8日(金)@知床/1回目

知床、3日目です。今日も快晴のようです。

昨日は朝食が終了間際になってしまった反省から、今日はちょっと早めに起きて、朝食に向かいます。終了までに、まだ1時間はあるのに、食堂はがらんとしています。皆さん、早く朝食を済ませて、観光に出かけたのでしょう。

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ほとんど私達だけですが、まだ時間はたっぷりあるので、ゆったり食事を楽しませてもらいます。昨日は慌てて、おかずを取り過ぎましたが、今日はきちんとおかずを取り揃えます。

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人気のない朝食ルームでゆったりと食事。たっぷり、そして食後のコーヒーまでいただきます。

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今日は、羅臼の方面に出かけ、露天風呂を楽しむ予定です。横浜から準備してきた立ち寄り湯グッズ(タオル類)を持って、昨日も立ち寄った知床自然センターに向かいます。そこが、知床五湖方面と羅臼方面との分岐点なのです。
途中、プユニ岬で停車します。

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道路際からオホーツク海を眺めます。残念ながら、それほどの眺望ではありませんね。

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再び、プリウスに乗って、知床自然センターに到着。
と、saraiが、昨日のリベンジで、フレペの滝や灯台を見てこようと提案。配偶者はそれもよいでしょうとsaraiの提案を受け入れます。駐車場にプリウスを停めて、フレペの滝に向けて歩き出します。
フレペの滝への散策路が一部閉鎖しているので、しばらくは自動車道路を行きます。

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自動車道路の脇は高台になっていて、美しい林が広がっています。

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すぐに自動車道路からそれて、森の中の道が始まります。

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そこにある立て看板が目を引きます。ヒグマの出没状況です。2日に1回くらいの割合で目撃されているようです。結構な確率ですね。気を付けましょう。

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森の中の道を歩き始めます。まっすぐ灯台に向かう道は、なんとも美しいです。

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と、ばったり、同じホテルに宿泊し、昨夜天の川を見ようとした方と出会います。一緒に灯台をめざします。高原の中に灯台が見えてきます。

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フレペの滝と書かれた案内板の所で、まっすぐ進む道があります。どちらでもよいはずなので、分かれて進んでみることにします。我々はフレペの滝へ、ご一緒していたご夫婦はまっすぐの道を灯台へといったんお別れです。いずれ、この先でばったり出会うはずです。

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草原の向こうに灯台を眺めながら、フレペの滝に向かいます。

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美しい草原の中の道が続きます。

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日陰の少ない道で、今日も暑い!

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草原の向こうに知床連山が見えてきます。昨日と違って、少し雲がかかっています。羅臼岳の頂は見えていますが、雲がどんどん流れてきています。昨日、絶好の晴天で知床五湖を巡って、よかったと思います。

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草原の彼方に立つ白い灯台をながめながら、フレペの滝をめざします。

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知床の旅:感動的なフレペの滝・・・いきなり、ヒグマに遭遇!

2022年7月8日(金)@知床/2回目

知床、3日目です。今日は羅臼に向かう予定ですが、途中、知床自然センターに寄り、フレペの滝に向かって、美しい草原の道を歩いているところです。
やがて、フレペの滝に到着。

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分かれ道でいったん、お別れしたご夫婦とも無事に合流できました。灯台への道は近くまでは行けなかったそうです。フレペの滝は、断崖の入り江にあるようです。

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断崖に流れ落ちる滝を覗き込みます。

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フレペの滝は断崖絶壁に流れ落ちる滝で、想像以上に感動です。

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鳥も飛び交っています。海鳥コロニーだそうで、オオセグロカモメ、ウミウなどが飛んでいるようですが、断崖の下を飛び交っているので、その姿は遠くて、はっきりと視認できません。

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風景に見とれていると・・・いきなりヒグマだ!とヒグマを発見したsaraiが配偶者にささやきます。遭遇すべきでない存在に出会ってしまいます。ヒグマは下の斜面をゆっくりと歩いています。

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すぐに、見晴らし台にいる人たちに知らせ、慌てず騒がずじっと動きを見守ります。

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昨日、知床五湖巡りツアーで学んだことが活きます。こちらは静かに存在を隠して、そっとヒグマの行動を見守るのみです。

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ヒグマは、のろりのろりと草は食べながら歩き回っています。そろりとフレペの滝のほうに向かっていきます。

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やって来る人にも伝え、ヒグマを見守りますが、なかなか去っていってくれません。幸い、見晴台にいるので、周りの風景を楽しみながら、ゆったりとヒグマの危険が去るのを待ちます。

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フレペの滝と遠くに見える知床連山、そして、ヒグマと知床の自然に関わるものには事欠かない風景です。

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ヒグマは斜面を登り始めます。このままでは散策道に登ってきそうです。危ないですね。

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でも、登りそうで登らずに草を食んでいます。

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沖合に目をやると、すっかり有名になった知床観光船が近づいてきます。小さな観光船なので、結構、陸地近くまで寄ってきます。

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しかし、それ以上は近づかずにウトロ方面に走り去っていきます。

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配偶者の意向で観光船には乗らないことになっています。saraiは大きな観光船ならば、乗ってもよかったんですけどね。

断崖絶壁を見下ろします。知床の雄大な自然です。

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ヒグマが現れて、15分ほど経過したところで覚悟を決めて、ヒグマから離れる方向に進むことにします。ということで、私たちは、もと来た道を戻ることになってしまいます。まあ、それも仕方ないですね。草原の彼方に灯台が見えています。結局、灯台に近づくことはできませんでした。

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知床連山の全体が望めます。一番左が硫黄山(1562m)、それから右に知円別岳(1544m)、オッカバケ岳(1462m)、サシルイ岳(1564m)、三つ峰(1509m)、一番右が最高峰の羅臼岳(1660m)です。羅臼岳の中腹には雲がかかっています。

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灯台がすこしずつ遠ざかっていきます。

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知床連山のほうに向かって帰り道を歩いていきます。

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フレペの滝からはずい分離れました。もう、ヒグマの危険はないでしょう。でも、カンカン照りで暑い!

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ひたすら、知床自然センターに向かいます。



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知床の旅:熊の湯はお休み中・・・深い霧の中を抜けた先が間歇泉

2022年7月8日(金)@知床/3回目

知床、3日目です。今日は羅臼に向かう予定ですが、途中、知床自然センターに寄りました。フレペの滝でヒグマに遭遇し、慎重に撤退し、知床自然センターに戻っているところです。
さえぎる日陰のない草原の道を歩いていきます。

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戻る途中で、次に目指す熊の湯は、何かの事情でお休み中との情報をゲット。旅仲間は、情報共有が大切、ありがたいです。鳥の声も聞こえ、それは楽しい散策でした。
知床自然センターに戻り、熊の湯の件を確認します。機械の故障とのこと。今日の最大の目的なので、困りました。センターの人といろいろ検討した結果、知床羅臼ビジターセンター近くの間歇泉を見に行くことにします。そのまま羅臼の街にいってもよいのですが、あまりお天気が良くないので、景色を楽しめないのではということです。ここはこんなに晴れ渡っているのにね。知床半島のオホーツク海側は晴天ですが、太平洋側の羅臼はずっとお天気が悪いようです。不思議ですね。
羅臼ビジターセンターに向かい出発します。知床峠を越えていくのです。素晴らしいドライブコースです。

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ところが、しばらく走っていくと、周りの山々、そして、行く手にもガスがかかり始めます。

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あんなに目の前に大きく聳えていた羅臼岳が霞んできます。だんだん道路にもガスが降りてきて、視界が悪くなります。

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スピードを落とし、前をしっかり見て、慎重に進みます。山の天気は怖いですね。真っ白なガスの中をそろそろと進みます。と、知床峠らしき所に差し掛かり、車を停めている人もいますが、こんな所で停まっても仕方ありません。引き返すことも考えますが、もう少し進んでみましょう。

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と、だんだんガスが薄くなっていき、ようやく視界が開けます。ガスがかかっていたのは山の上だけだったようです。でも、空は曇り空で、青空なんて見えません。山を挟んで、こんなにもお天気が違うのですね。
ようやく、羅臼ビジターセンターに到着です。真っ先に、間歇泉の吹き上がる時間を確認します。だいたい39分くらい後のようです。それまで、館内を見物しましょう。

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知床に住む色んな動物の剝製や骨が展示されています。なかなか見どころもあります。

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ここにも熊の湯の情報があります。運悪く、昨日から利用できなくなったようです。10日ほどは利用できません。

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間歇泉についても書かれています。ここから歩いて5分です。

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見逃してはいけないので、早めに間歇泉に向かいます。ちゃんと道案内もあります。

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草原の中を抜けて、森の方に向かいます。

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やがて、木立の中を抜けています。この道は羅臼岳への登山道に向かう道のようです。

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せせらぎに出ます。

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お花がいっぱい咲いています。特に観光地という感じでもないので、見逃さないようにしなければ。あ、看板があります。

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林の中に、ちょっと石が積んであります。小川が流れ、なかなか雰囲気がよい場所です。

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小川を越えることはできなので、小川越しに間歇泉が噴き出す石積みを観察します。

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間歇泉が噴き出すのはほんの数秒のことらしいので見逃してはなりません。カメラを構えて、待ちます。白い煙がフワフワ上がり始めます。と、ド~ン、といきなり高々とお湯が吹き上がります。しょぼいものを想像していたので、エ~!と焦ります。あまりに予想以上の高さなので、構えたカメラの画面からはずれてしまいます。

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慌てて、カメラを縦にしたり、ズームを解除したりして、カメラに納めます。

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これが全景、ようやく、画面にしっかり納まります。噴き出す高さは有に10mは超えています。

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すぐに噴出が終わり始めます。

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もうすぐ終わりますね。

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終わります。

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確かに、数秒の出来事です。が、とっても面白い体験でした。ちなみにこの光景を見物していたのは我々二人だけでした。



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知床の旅:知床峠からは奇跡的に霧が晴れて、羅臼岳の絶景

2022年7月8日(金)@知床/4回目

知床、3日目です。今日は羅臼に向かう予定でしたが、知床の太平洋岸は天気がよくなくて、とりあえず、羅臼に行く途中の知床羅臼ビジターセンター近くの間歇泉だけを見ることにしました。間歇泉はなかなかのものでした。
大満足で、花々の写真を取りながら羅臼ビジターセンターに戻ります。

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センターの方に、予想以上の迫力だったと告げるその横に、液晶モニターに間歇泉の様子が映し出されています。これで、確認していけば、予想以上に噴き上がるのに焦らずに済みましたね。でも、驚きと感動はなかったかも。
さて、このまま羅臼の街に下りていくことも考えますが、寒いほどの曇り空です。ウトロの晴れ渡った青空と暑さが恋しくなります。羅臼観光は諦めて、ウトロに戻ることにします。また、あのガスの中を車で走るかと思うとゾッとしますが、慎重に進めば大丈夫でしょう。
すぐそこが、熊の湯ですから、様子を見ていきましょう。熊の湯がありました。

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この道路から、古びた橋で川を超えた先にあるようです。森の中にそれらしい建物が見えます。なかなか面白そうなので、残念です。

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橋の前にはお知らせが貼ってあります。橋には立ち入れないようになっています。

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前に進みましょう。このあたりの道にはまったくガスがかかっていません。空はどんより曇っています。

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先に進んでも、ちょっとガスはありますが大したことはありません。

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それでも慎重に車を走らせます。

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知床峠に到着です。広い駐車場に車を停めます。

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知床峠の看板です。

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ここは標高738m地点にある人気のビュースポットで展望台があります。先ほどはガスの中で何にも見えなかったのに、いまや少しだけですが、周りの山々も見えています。やはり、遠くの風景は霧の中です。

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カメラマンが三脚立てて、撮影の準備をしています。こんなガスの中でねと思いながらも、私たちも山々の写真を撮ります。

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さてと、車を出したところ、す~っと雲が抜け、羅臼岳が見え始めます。青空まで見えてきます。慌てて車をもう一度駐車場に停めて、写真を撮りまくりです。

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みるみるうちに雲が流れていき、羅臼岳が目の前に聳え立ちます。本当に山の天気はわかりませんね。

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しばらくすると、まったく雲が晴れて、青空をバックに羅臼岳が美しく望めます。

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後で調べると、ここは霧が多いところで羅臼岳が見えるのはラッキーだったそうです。絶好のタイミングでした。



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知床の旅:カムイワッカの滝

2022年7月8日(金)@知床/5回目

知床、3日目です。今日はフレペの滝でヒグマに遭遇し、間歇泉の噴出を見て、知床峠で奇跡的に羅臼岳を見ました。
結果的に羅臼に行かなかったので、まだ、時間があります。予定にはなかったワムイワッカの滝に行ってみましょう。知床五湖の先にある筈です。知床峠を出発します。すっかり、霧は晴れています。

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カーブの多い道を下っていくと、突如、羅臼岳が姿を現します。もちろん、霧は晴れたままです。

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青空をバックに羅臼岳がすっくと聳えています。間近に見る羅臼岳とはこれでお別れです。

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国道334号(通称:知床横断道路)をまっしぐらに下っていきます。行く先、遠くにはオホーツク海もちらっと見えています。

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知床自然センターで右に折れて、少し走り、やがて、知床五湖に差し掛かります。

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すると、突然、ワムイワッカの滝の看板があります。道路案内ではないのですが、右手に分岐する道があるので曲がってみます。と、いきなり、砂利道です。

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最近はほとんど未体験に近い砂利道です。やはり、この道ではないのかと心配になりますが、道幅はしっかりあり、単なる山道ではなさそうです。対向車もやってきます。この道でよさそうです。それからは延々と砂利道が続きます。たいしてスピードも出していませんが、お尻が痛くなるほど、車がバウンドします。土煙で、車の周りは真っ白です。レンタカーでよかった!(レンタカー屋さん、ゴメンナサイ。車体の隙間にはびっしりと砂が詰まりました。)
木々が生い茂る森の中の道を走っていきます。木漏れ日の美しい道です。

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やがて、森の中の道はオホーツク海に近づき、明るさを増します。

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くねくねした道を慎重に対向車とすれ違いながら進み、ようやく、ワムイワッカ湯の滝に到着。狭い駐車場しかありませんが、来ている人も少ないので、空いたところに車を停めます。

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これは思ったよりは立派な滝です。森の奥から水が流れ落ちてきます。

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それほどの落差はありませんが、森の中で岩肌を流れ落ちる滝はなかなかの光景です。

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滝が流れていく方向を眺めると、山の狭間にオホーツク海が見えます。滝を流れ落ちた水はそのまま海に流れ込むのでしょう。

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このカムイワッカ湯の滝では、岩盤を流れ落ちる滝の中を歩くのが楽しみ方らしいのですが、我々にはとても無理です。それでも、少しだけ、滝の近くまで登っていき、間近に滝を眺めます。若い人は滝の中を歩いています。

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次々と滝の中を登って行く人がいます。もう少し若ければねー・・・。

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saraiは水をチャプチャプして、湯温を確認して完了。

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苦労した割には、あっという間の観光でした。またまた、砂利道を走って戻ります。ウトロに向かいます。



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知床の旅:1日の〆はオホーツクの夕日と番屋の海鮮料理

2022年7月8日(金)@知床/6回目

知床、3日目です。今日はフレペの滝でヒグマに遭遇し、間歇泉の噴出を見て、知床峠で奇跡的に羅臼岳を見て、残りの時間でワムイワッカの滝に行きました。
さて、ウトロに戻りましょう。不思議なことに、オホーツク海側は、真っ青に晴れ渡り、暑い。海も美しいです。

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大きな岩が見えてきます。ウトロに着きます。

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まだ、ウトロの街を歩いていないので、ちょっと港を見て帰りましょう。コンビニに車を入れ、北海道らしい商品はないか探しますが、日本全国全く同じというのが、コンビニのよさなのでしょう。何にもご当地商品はありません。無理無理、北海道野菜スープカレーと北海道ジャガイモポテトチップを購入。そのまま、ちょっと港を見に行きます。港は、この時間は、人気もなく静かです。漁港に出ます。

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港はうららかな日和です。漁船もすでに漁を終えたようで、港にずらっと停泊しています。

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ウトロ温泉のリゾートホテル 北こぶし 知床 ホテル&リゾートが見えます。昨年も知床への旅を計画し、そのときに予約したのがこのホテル。そのときはコロナ禍の真っただ中で計画をキャンセル。ようやく、今年、再チャレンジして、知床への旅を実現したんです。

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それほど、見るものもないので、車を停めているコンビニにすぐに戻ります。
ホテルに戻り、スープカレーを食べて一服です。

また、今日もオホーツクの夕日が見えます。3日連続の美しい夕日です。

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太陽がオホーツク海に沈んでいきます。水平線に沈む完璧な夕日ですね。

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何とも見事な落日です。

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絵に描いたように美しく太陽が海に沈んでいきます。

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今まさに太陽が海に没しようとしています。

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太陽の頭の先だけが見えています。まさに日没ですね。

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光りの粒だけが残り、空は薔薇色に輝いています。

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そして、日が沈み、空は残照で美しく夕映えになっています。

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今夜も、夕食は海鮮料理の番屋のお世話になりましょう。金曜日の夜で混みそうなので、時間をずらして、8時過ぎに番屋にお邪魔します。暗い夜道の先に番屋の灯りがぼーっと灯っています。

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店内に入ります。狙い通り、もう混み合っていません。

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今日で三夜連続。お店の方々(家族経営らしく、家族全員で)に、盛大に出迎えられます。お座敷ではなく、馴染み客のようにカウンター席に座ります。

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今日は、三色丼をいただきます。三種類は自由に選んでよいとのことなので、カニ・イクラ・ホタテをお願いします。いずれも知床の名物です。すると、女将さんが気を利かせてくれて、知床エビをおまけに四色丼になります。もちろん美味です。ご馳走様!

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美味しく頂いた後、レジ横で、楽しく歓談。配偶者が横浜からやってきたと言うと、お店の方は横浜の中華街で肉まんを食べたい!とのこと。ここでは肉まんは、コンビニの肉まんしかないらしいです。是非、食べに来てねと言いながらお別れします。
ぶらぶら歩き、ホテルに戻ります。今日も立派なお風呂に入り、ほっこりします。

明日は夜の便で帰ります。空港に向かいながら、最後の観光を楽しみます。



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知床の旅:オシンコシンの滝

2022年7月9日(土)@知床/1回目

知床、4日目です。知床の最終日。今夜の飛行機で帰ります。
昨夜のホテルのお姉さん情報では、朝は曇りで、午後からは降り出すとのことでしたが、カーテンを開けると、見事に快晴です。雲一つないということではなく、青空に白い雲が気持ちよく浮かぶ夏空です。大きな流れでは、天候は下り坂ですが、今日は雨は降らないでしょう。

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今日は最終日で、チェックアウトをしなければいけません。相変わらず遅い朝の行動で、朝食のレストランを出たのは、最後の客です(三日連続)。美味しく、いっぱい頂きました。
荷物をまとめてチェックアウトします。レセプションの窓口がずらっと並んでいます。コロナ前にはきっと賑わっていたのでしょうね。

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チェックアウト後もsaraiは相変わらずコンサートのチケット取りで、ロビーをお借りします。

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ここのロビーは、書斎の感じです。たくさんの本が並べられています。自由に読んでよいようです。日本の観光地としては珍しいですね。

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さあ、網走に向けて出発です。ホテルを出ると、すぐに三日連続で夕食をいただいた海鮮料理の番屋の前を通過。お世話になりました。

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ウトロの町の大通りに出て、道の駅 うとろ・シリエトクの前を過ぎます。最初の日に間違えて入ってしまったところです。

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まずは、オシンコシンの滝を目指します。ウトロの町を出て、オホーツク海に沿って網走方面に走っていきます。

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美しい海岸線を15分ほど走ると、案内が出てきます。スムーズにオシンコシンの滝の駐車場に入ります。

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広い駐車場の中を滝のほうに向かいます。

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駐車場の先に階段があります。早くも物凄い勢いで水が流れ落ちる滝がその階段の上に見えています。

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階段の前にオシンコシンの滝の看板があります。

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滝に向かって、一心に階段を登っていきます。早くも涼しい空気に包まれます。

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お~、これは凄い。素晴らしい滝です。階段を上がり降りしながら、写真を撮りまくります。滝から飛んでくる水しぶきが天然のクーラーとなり、涼しくて最高です。

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滝の正面に立つと、凄い迫力です。水量が凄まじいです。それに滝のお陰でめちゃくちゃ涼しい!

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しばし、滝の前に立ち、絶景と涼しさを楽しみます。

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滝の展望台からはオホーツク海も見渡せます。

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再び、オシンコシンの滝と対峙します。いや、素晴らしいです。

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滝を堪能したところで、展望台を離れて、階段を下りていきます。目の前に広がるオホーツクの青さに目が沁みます。

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階段の途中からも迫力ある滝の姿は眺められます。

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車に戻り、また、海沿いの道を網走のほうに向かって走っていきます。



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知床の旅:絵になる風景・・・天に続く道

2022年7月9日(土)@知床/2回目

知床、4日目です。知床の最終日。網走に向かって車で走りながら、来るときには見なかったものを見物していきます。まず、知床最大のオシンコシンの滝の絶景を堪能。
そこから、また、車でオホーツク海に沿って走り出します。

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やがて、オホーツク海から離れて内陸の道に入ります。

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次は、天に続く道を目指します。3日前に知床に向かっているときも、一生懸命探したのですが、ここだ!とは思ったのですが、道路から分岐して入っていく形だったようで行きそびれてしまいました。しかも、案内板は全く出ていませんでした。2度目はもう大丈夫です。しっかり場所を把握しています。しっかり地図で確認しながら進みます。今や人気の撮影スポットですから、絶対に案内があるはずなんですけどね。注意しながら進んでいくと、ありました。でも、控えめな案内板です。

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控えめながら、入口が明確にわかるのでありがたいです。迷わずに、目的地に向かいます。すぐに2度目の案内板があります。安心ですね。

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目的地は観光客がいるので、すぐにわかります。が、10組くらいかしらね。ここが天に続く道の展望台のようです。駐車場に車を停めて、周りを見渡します。畑が広がっています。

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高原の雰囲気の景色が広がっている長閑な風景です。

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そして、これが天に続く道です。まっすぐな道が下っていって、その後、平坦な道がどこまでもまっすぐに続いています。道の両脇は木々に覆われていて、道の存在が強調されています。

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実はここには写真を撮るスポットの木製のデッキがあります。みなさん、順番にお行儀よく写真撮影しています。saraiたちもその順番に加わりましょう。

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saraiたちの順になります。ここからがベストショットです。天に続く道はここからスタートして、まっすぐ直線の道が28.1kmも続くようです。

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道を車が通らないほうが綺麗だと思っていたら、車が走っているほうがいいのだという意見の方がいます。それではと、車が上ってくるショットも撮ってみます。

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この辺りは、のんびりしていて、いいですね。みんな仲間意識が芽生え、写真を撮りあいながら、和やかな雰囲気です。写真を撮るデッキをほかのかたたちに譲って、横に出ます。確かに、天に通じているかのように真っすぐに道が伸びています。高原の中の道です。

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ほかの人のカメラのシャッターを押すことを頼まれて、次々と奉仕活動。いい加減のところで切り上げて、車に戻ります。と、ちょっと会話していた方がsaraiの同郷(南九州)の方と分かり、会話が弾みます。キャンピングカーで北海道まで走ってきたそうです。それはご苦労様。
さあ、車で天に続く道、28.1kmを走りましょう。スタートします。

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木々に囲まれた道に入ります。素晴らしい景色が続きます。

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どんどん下っていくと先に続く道が見えづらくなってきます。やはり、坂の上からはずっと先まで一直線の道が見渡せたんですね。誰かがそのことに気づいて、観光名所になったんでしょう。

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周囲に木々がなくなります。と、右手の視界が開けます。オホーツク海の青い海もなかなか素晴らしい。すべてが合わさって、平和なのどかな景色を作り上げています。

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また、先に続く道が見えてきます。場所によって、風景が変わります。

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右側からの道の合流点に差し掛かります。3日前に逆方向から来たときにはそちらの道に入りました。知床方面はそちらが主要道路なんです。ですから、その時には天に続く道に行けなかったんです。

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合流点を過ぎると平坦な道が続き、先を見通すことができません。

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北海道らしい雄大な風景の中を一路、網走に向かって、制限速度を守って、安全運転を心掛けて、走ります。

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このあたりはウトロの隣町、斜里町です。来るときには見つけ損なって、休憩できなかった斜里の道の駅に寄っていきましょう。



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知床の旅:再び、小清水原生花園に立ち寄り

2022年7月9日(土)@知床/3回目

知床、4日目です。知床の最終日。網走に向かって車で走りながら、来るときには見なかったものを見物していきます。知床最大のオシンコシンの滝の絶景を堪能し、天に続く道という変わった風景を鑑賞。
そこから、斜里町を走っています。周りにはいかにも北海道らしい緑の風景が広がっています。

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網走への幹線道路から、いったん外れて、斜里の道の駅で、お土産をゲット。レジで清算しようとしていたら、見知った顔に出会います。さっき天に続く道で知り合った同郷の人です。彼もこのあたりをうろうろしているようです。
お土産も買えて、これ問題なく横浜に帰れます。
あとは、網走に向かうだけです。再び、幹線道路に戻り、制限速度を守りながら走ります。

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まわりには広大な畑が広がっています。

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途中で、小清水原生花園で休憩しながら網走に向かいましょう。
小清水原生花園に近づいてきました。左手に涛沸湖(とうふつこ)の湖面が見えてきます。

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東屋のような雰囲気の建物が草原にポツンと建っています。展望牧舎です。この草原は夏季を中心に馬が放牧されています。

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実際、近くに数頭の馬が草を食んでいます。

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原生花園にちょっと立ち寄り、もう一度エゾキスゲを愛でていきましょう。駅舎の前の駐車場に車を停めます。

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JR釧網(せんもう)本線の踏切を渡って、原生花園に入ります。

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三日前に駅舎に寄らなかったので、ちょっと覗いてみましょう。

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中は駅舎というより、売店になっています。

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ここで、冷たいものでも頂いて休んでいきましょう。この駅には、夏の間だけ電車が停まるそうです。時刻表が貼ってあります。停まる電車は両方向合わせても1日に10本くらいですね。

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確かに、ここには小清水原生花園しかありませんから、今の観光シーズンが終われば、乗降客は皆無かもね。
駅舎の先にはホームがあります。別に駅舎を抜けてホームに上るわけではなく、無人駅の状態です。駅舎はあくまでも売店みたいです。

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ほらね。駅舎はホームにつながっていません。

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駅舎の横からは原生花園の風景が眺められます。

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冷たいイチゴ入りの飲み物をいただきます。今日も暑いので、冷たくて美味しい。

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駅舎を出て、原生花園を眺めます。
アレ~、エゾキスゲはもう枯れている花のほうが目につきます。3日前は、咲き誇っていたような気がするのですが・・・。

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花の盛りに訪れるのは難しいですね。三日前に美しいエゾキスゲがみられて、よかったです。
それでも無理無理、綺麗に咲いている一輪の花を写真に収めます。

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花は終わりでも、せめて、美しい風景だけでも眺めていきましょう。もうしばらく、展望台からの眺めを楽しみます。



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知床の旅:小清水原生花園から天都山のオホーツク流氷館へ

2022年7月9日(土)@知床~網走/4回目

知床、4日目です。知床の最終日。網走に向かって車で走りながら、来るときには見なかったものを見物していきます。オシンコシンの滝、天に続く道、斜里の道の駅に寄り、今は小清水原生花園に来ています。
原生花園の天覧ヶ丘展望台に上がります。線路、道路越しに涛沸湖(とうふつこ)の湖面が見えています。

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反対側は原生花園越しにオホーツク海が見えています。

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原生花園の中には散策路が張り巡らされています。三々五々、歩いている人たちがいますね。

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我々も散策しようかと配偶者に相談しますが、配偶者はsaraiの足の具合を気遣ってくれて、この展望台から眺めるだけにします。

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確かに海の前に広がる原生花園の遠くまで散策路が続いています。歩き回るのは大変そうです。それに結構、高低差もあります。

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涛沸湖の方を見ると、小清水原生花園 インフォメーションセンターHanaが見えています。帰りに寄ってもいいかな。

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さて、そろそろ、駐車場のほうに戻りましょう。

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JR釧網(せんもう)本線の踏切の上に立ちます。電車は滅多に来ませんから、大丈夫です。北海道は道路だけなく、線路もまっすぐですね。

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反対方向を見ると、さっき訪れた原生花園駅が見えます。こっちの線路もまっすぐ続いています。

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いよいよ、網走に向かいます。saraiは評判の良いオホーツク流氷館に行くことを提案。カーナビの誘導で30分ほどで到着。しかし、2台の観光バスと同時到着になってしまいます。混雑を避けて、建物の周りを散策してから入ることにします。流氷館は網走の街を一望できる標高207mの名勝天都山にあります。

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眼下を見下ろすと、網走の市街地の先にオホーツク海が広がり、そのずっと先には知床もあるようです。後で流氷館の屋上の展望台から眺めてみましょう。

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天都山はパノラマ風景が眺められる美しい公園になっています。

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美しく花々が咲いています。ただ、これはタンポポではなく、ブタナですね。こんなにブタナが咲き乱れているのは見たことがありません。

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おっ、Photospotがありますね。

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これがそのフォトスポット。もちろん、テーブルにsaraiも配偶者も着いたのですよ・・・。

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ここも結構なフォトスポットでしょう。

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天都山公園をぐるりと一周。観光バスの乗客ももう見えません。流氷館にそろそろ入りましょう。



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知床の旅:オホーツク流氷館のクリオネとー15℃の流氷体感

2022年7月9日(土)@知床/5回目

知床、4日目です。知床の最終日。網走に向かって車で走りながら、来るときには見なかったものを見物していきます。オシンコシンの滝、天に続く道、斜里の道の駅、小清水原生花園に寄り、天都山のオホーツク流氷館にやってきました。
流氷館の周囲の天都山公園を一周した後、流氷館の中に入場します。建物の中はお土産物屋さんや休憩場になっていて、そこは無料ですが、流氷を体験するエリアは有料です。せっかくですから、体験していきましょう。
まずは流氷に関する展示を見て回ります。すると館内のスタッフの方から映像の上映が始まるとのお誘いがあります。折角ですから見てみましょう。大きなスクリーンで流氷の自然の美しい映像が流れます。しかし、ただそれだけです。何の演出もありませんが、それも潔いでしょう。心と体の休養になります。流氷幻想シアターと言う映像上映でした。
再び、展示室に戻ると、ガラス張りの水槽の中に小さな生き物が泳いでいます。クリオネです。

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テレビではよく見ますが、実際に見るのは初めてかも知れません。たくさん泳いでいます。

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流氷の天使と言われるだけのことはあり、なかなか綺麗です。じっくりと見てしまいます。それに意外に見物人も少ないんです。きっとみなさん、さっと見て、通り過ぎていくようです。

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近くの壁面に映像が映し出されています。それもクリオネ。まるで壁面の模様みたいです。

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壁面の映像をしばらく眺めていると、また、スタッフの方から、流氷体感室へのお誘いがあります。ー15℃を体感するのだそうです。寒そうですね。意を決して、体感室に入ります。何故か、タオルを一枚渡されます。
中には氷の塊が並んでいます。

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どうやら、実際に流氷の季節に運び入れた流氷のようです。ー15℃で溶けずにそのままの状態になっているのかな。それにしても膨大な量です。凄いですね。

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入った当座はそれほどの寒さは感じません。配偶者はほかのかたの動作を見習って、少し濡れたタオルを振り回し始めます。コチンコチンに固まるらしい・・・。

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流氷の間を歩き回ります。

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流氷の間からキタキツネが現れます。といってももちろん生きているわけではありません。

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流氷の上のキタキツネ、なかなか絵になりますね。

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ところでぶんぶん振り回したタオルは見事コチンコチンになります。saraiと配偶者の2本のタオルが棒のように固くなっています。

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入って数分経つと、急激に寒さを感じ始めます。真夏の恰好ですからね。さすがにー15℃は猛烈に寒いです。凍死する前に早く出ましょう。

次は屋上の展望台からの景色を楽しみましょう。



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知床の旅:オホーツク流氷館からの絶景パノラマ

2022年7月9日(土)@知床/6回目

知床、4日目です。知床の最終日。網走に向かって車で走りながら、来るときには見なかったものを見物していきます。オシンコシンの滝、天に続く道、斜里の道の駅、小清水原生花園に寄り、今はオホーツク流氷館を見ています。
ー15℃を体感する流氷体感室ですっかり体が冷えた後、屋上の展望台にエレベーターで上がります。
網走で一番高いところからは周囲360度のパノラマ眺望が素晴らしいです。

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網走の市街地の先にはオホーツク海が広がっています。

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流氷館の駐車場には1台のトラックが走り回っています。運転練習中のようです。思わず、そのトラックの動きに目を奪われます(笑い)。

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反対側を眺めると、網走湖が間近に広がり、その先には能取湖が見えます。

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網走湖の右手に目を転じると、そのあたりが網走刑務所。これは現役の刑務所。後で訪れる歴史的な網走監獄とは別物です。いずれも網走番外地シリーズで有名になりました。

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今度は網走港のあたりを眺めます。長い防波堤が伸びています。冬にはこのあたりには流氷が押し寄せるのですね。

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次は小清水原生花園のあたりを眺めます。オホーツク海と涛沸湖(とうふつこ)に挟まれたところが原生花園です。

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ズームアップしてみましょう。この画面の一番左端あたりが原生花園でしょうか。

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屋上の手すりのガラス面に案内地図が書かれています。オホーツク海の沿岸が湾曲した先は雲がかかっていますが、あのあたりが知床のようです。

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間近には網走一番の高台なので、アンテナが何本も立っています。北側は北海道放送のアンテナ。

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南側の一段と立派なアンテナはNHKのテレビ送信用です。

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眺望を楽しんだ後、下に下りて、名物の流氷ソフトクリームをいただきましょう。オホーツク海の青い塩を使ったキャラメル味の名物ソフトです。

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saraiが無類のソフトクリーム好きであることを熟知している配偶者がそそくさと買ってきてくれます。今回の旅で最後に味わうソフトクリームです。美味しい!

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意外に楽しめた流氷館でした。
次に向かうのは今回の旅の最後の訪問先、網走監獄。そんなに興味があるわけではないのですが、すぐ近くにあるので、寄ってみましょう。



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知床の旅:網走監獄を見学して、旅も完結。

2022年7月9日(土)@知床/7回目

尾瀬散策の速報版で一時、中断していましたが、再び、知床の旅に戻り、ラストスパートします。

知床、4日目です。知床の最終日。網走に向かって車で走りながら、来るときには見なかったものを見物していきます。オシンコシンの滝、天に続く道、斜里の道の駅、小清水原生花園、オホーツク流氷館と見てきました。
ー15℃を体感する流氷体感室、屋上の展望台からの周囲360度のパノラマ眺望が素晴らしかったオホーツク流氷館を後にして、歴史のある網走監獄に向かいます。
流氷館から少し走ると、監獄らしい門に迎えられます。

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網走監獄はこの旅で一番にぎわっています。大勢の人です。入場料も高いのにね。その高い入場券を買って、入口を抜けます。

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まずは煉瓦造りの正門に向かいます。

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正門を抜けると、旧網走監獄の庁舎があります。刑務所の管理部門の建物です。

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広い敷地の中にはいろんな建物があります。これは監獄歴史館。博物館ですね。北海道開拓時代にここに集められた囚人たちがロシア帝国の南下を防ぐために、過酷な開拓労働に駆り立てられた悲惨な歴史が展示されています。

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網走から旭川につながる中央道路の開削は163kmの道路をわずか8か月で完成させた突貫作業で多くの犠牲者を出しました。

その囚人たちが収監されていた旧網走監獄舎房が見えてきます。もちろん、木造の建物です。この舎房は1912年から1984年まで、72年間使われていました。

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これは左翼の舎房で、全部で5棟の舎房が放射状に配置されています。

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内部はこんな感じ。まっすぐな通路を挟んで独居房、雑居房が整然と並んでいます。

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雑居房はこんな感じ。

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厳寒の網走ですから、さすがに暖房は完備。当初は薪ストーブでした。

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放射状に広がる5棟の舎房を1カ所で監視できるように舎房の基部に中央見張り所があります。非常に合理的な構造ですね。

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舎房の先に浴場もあります。後ろから順番に並んで効率的に入浴したそうです。

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これは煉瓦造りの独居房。問題を起こした囚人のお仕置き用です。恐ろしい!

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同様に木造の独立型独居房です。

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広い敷地を見学して、どっと疲れました。ちょっと休もうとしますが、監獄食堂はランチタイムのわずかな時間だけオープンしていて、既にクローズしています。

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もう、帰りましょう。
女満別空港に向かう途中、美しいメルヘンの丘が車窓に見えます。

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そのすぐ先にある道の駅 メルヘンの丘めまんべつ にちょっと立ち寄り。裏に回ると、美しい風景が広がっています。

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ただし、これはメルヘンの丘ではないという注意書きがあります。紛らわしいですね。道の駅の名前がメルヘンの丘ですからね。

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空港までプリウスを走らせて、レンタカーもスムーズに返却。
女満別空港では、北海道スープカレーを食べます。実に本格的な味で、写真を撮り忘れ、残り少ないところで何とか撮影。スープカレー恐るべし!

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機上の人になったときには、あたりはもう薄暗くなっています。

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帰りは羽田空港への直行便。うとうとしているうちに無事に帰り着きます。

これで知床の旅は完結。世界遺産の知床を満喫する旅になりました。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

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06/18 12:46 sarai

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