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尾瀬散策(速報):鳩待山荘に到着

知床の旅(詳細編)がもうすぐ終わるところですが、早くも次の旅、尾瀬散策に今日、出発しました。
東京駅から上越新幹線に乗り、上毛高原駅で下車。そこから、バスを延々と乗り継いで、2時間半かけて、車で行ける尾瀬に一番近い鳩待峠に2時過ぎに到着。そこから歩いてすぐの鳩待山荘に投宿。

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今日は近場の偵察。尾瀬ヶ原方面に出かけます。3.3㎞で尾瀬ヶ原ですが、半分くらいで引き返します。明日が本番なので、今日はあくまでも偵察。それでも緑あふれる木道を歩き、とてもいい気持ちでした。

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今日は早く寝て、明日は朝から早い行動の予定。オヤスミナサイ・・・

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尾瀬散策(速報):美しき尾瀬ヶ原

昨日から、尾瀬に来ています。
昨夜の夜半、鳩待山荘の外は土砂降りの気配。朝、起きてみると、窓の外は朝霧に包まれています。まだ、軽く雨が降っている気配もします。
今日は尾瀬散策のメイン、尾瀬ヶ原を歩く予定なので、どうなることでしょう。
山小屋の早い朝食(なんと早朝6時から)を食べ終え、チェックアウトを済ませ、外に出ると、まだ、朝霧は晴れていませんが、雨はあがったようです。8時前には尾瀬ヶ原に向かって、鳩待峠から急坂を下っていきます。雨に濡れた岩の上を恐る恐る歩いていきます。昨日の偵察が功を奏し、慣れた道が途中まで続きます。1時間半ほどかけて、山ノ鼻ビジターセンターに到着。この頃になると天候は急回復。配偶者の晴れ女ぶりはまだまだ健在です。
山ノ鼻を過ぎると、尾瀬ヶ原の木道が大湿原の中をどこまでも続いています。1時間ほど木道を歩き、目標の牛首分岐までは辿り着けませんでしたが、美しい尾瀬ヶ原は十分満喫しました。前に聳える燧ケ岳の雄姿と雲間に見え始めた青空、はるかに続く湿原の美しさに魅了されました。

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山荘で用意してもらったお弁当をほうばった後、元来た道を帰ります。小さな池塘にはヒツジグサが群生し、行くときには閉じていた花が帰りには可憐な花を咲かせています。物知りの友人の話ではヒツジグサという名称は未の刻に花が開くことから生まれたとのこと。まさにそのとおりのヒツジグサでした。

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帰りの鳩待峠への最後の急こう配は足を痛めているsaraiにとって、過酷な試練でしたが、最後の体力を振り絞って、登り切りました。

その後はバスタクシーと宿の出迎えサービスの車を乗り継いで、岩鞍リゾートホテルに投宿。温泉と美味しい夕食で疲れを癒しました。

明日はこのあたりを軽く観光して、横浜の自宅に帰ります。あー疲れた! 山道を2万3千歩も歩きましたからね。

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尾瀬散策(速報):清冽にして豪快な吹割の滝

早くも尾瀬の最終日。昨日はメインの美しき尾瀬ヶ原の木道散策を楽しみました。そして、尾瀬エリアのスキーリゾートのメッカ、岩鞍リゾートホテルで温泉で疲れを癒しました。

朝、岩鞍スキー場の夏のゲレンデの下を散策。このゲレンデはもちろん、初心者コースですが、山の上の頂上ゴンドラからは上級者コースが何本もあるようです。冬はスキーヤーで賑わうのでしょう。

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saraiたちは温泉が目的でここに立ち寄りました。

さあ、総仕上げの観光に出かけましょう。ホテルの車で途中まで送ってもらい、路線バスに乗り換えて、吹割の滝に移動。この滝が凄かったんです。
片品川(その先は利根川に合流)の水流が岩の割れ目に流れ落ちて、轟々たる滝になっています。

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まるでラインの滝みたいです。川岸からたっぷりとその雄姿を眺めた後、対岸の山の中腹の道をハイキングします。
その道の途中に吹割の滝 第1観瀑台があり、木々の隙間から滝の全容を見下ろせます。雄大な自然の驚異を味わうことができました。

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これでこの旅もオシマイ。結局、今日も吹割の滝の周りを上り下りして、1万歩を超えるハイキングになりました。あー疲れた!

よくぞ、saraiの痛む足が持ちました。実は出かける前日の夜、サントリーホールを出ようとすると足が痛くて、1歩1歩が激痛で崩れ落ちそうになっていたんです。
旅の間中、鎮痛薬(ロキソニン)を飲みながらの歩行でした。鎮痛薬のせいか、3日間、足はほとんど痛みませんでした。奇跡的でした。奇跡と言えば、前日まで雨続きだった尾瀬の天候がこの3日間、好転したのも僥倖でした。

無事、横浜の自宅に帰りましたが、途中、東京駅に降り立ち、あまりの暑さに眩暈がします。やはり、高原の尾瀬は涼しかったんですね。

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明日からはいったん、知床の旅のしめをして、早々にこの尾瀬散策の詳細編を開始します。その後、ドレスデン・プラハの旅を再開する予定です。



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尾瀬散策:新幹線で尾瀬に向かって出発

2022年8月24日(水)@横浜~尾瀬

尾瀬散策の詳細なレポートを開始します。

今日は尾瀬に出かける朝です。八時に起床。顔を洗っただけで出かける予定です。でも、昨夜のコンサート帰りに足の激痛に襲われたsaraiは、この旅に参加できるか心配です。何とか歩けるようにロキソニンを服用して出かけます。自宅から最寄りの駅まではそろそろと歩きます。通常の倍の時間がかかりましたが何とか予定の電車に乗車。電車に乗ってしまえば、あとは東京駅につけるでしょう。乗換駅で、新幹線の中で朝昼兼用で食べるシウマイ弁当を買おうとしたら、まだ、朝早いために販売しているのは夏のお弁当のみ。「マグロの漬け焼」が「サケの塩焼き」になったという話題のシウマイ弁当はゲットできず。仕方がないので夏のお弁当に追加してシュウマイを単独で購入。通勤時間を少し過ぎたせいか、電車に座ることもでき、楽ちんで無事に東京駅に到着です。今回の旅は、saraiたちを含めて、日ごろからお付き合いのある3組の夫婦が旅に参加します。東京駅の新幹線ホームで無事に合流します。ホームの待合所は結構、混んでいます。コロナ禍はどうなった・・・

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我々が乗る新幹線は既に入線していますが、只今、清掃作業中。待ちましょう。saraiの足の激痛はロキソニンが効いたのか、収まっています。

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既に乗車口に並んでいる人もいますが、指定席券があるので、ドアが開いてから、ゆっくりと乗ればいいでしょう。

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ようやく、清掃作業も終わり、ドアが開きます。今日は、なんとグリーン車。コロナ禍が収まらない中、老人六人の旅なので、密を避けました。東京駅は驚くほど、かなりの人出だったので、グリーン車にしてよかったです。

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大きなリュックを担いで車内に乗り込みます。この旅のためにsaraiと配偶者はお揃いのリュックを購入しました。これまでまともなリュックは持っていなかったので、最新のリュックの至れり尽くせりの装備にびっくり。

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グリーン車なので、がらがらだと思っていたら、結構、混んでいます。旅ブームが到来したのでしょうか。

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席に着き、ペアリュックを足元に置きます。グリーン車は余裕で荷物が置けていいですね。

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皆、席に着いたところで新幹線とき315号は発車します。この上越新幹線で東京駅から上毛高原駅まで行きます。

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尾瀬に向かって、新幹線とバスを乗り継いでいく長旅ですが、ご飯を食べれられるのはこの新幹線の車内だけなので、早めのお昼を頂きます。

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早速、お弁当を開けます。シュウマイは二人でシェアしていただきます。

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夏のお弁当はこれですが、どこが夏なんでしょう? ご飯の上に「枝豆とちりめんじゃこの炒り煮」がトッピングされています。

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30分ほど走ると、窓外は郊外の風景になります。空は何やら雲行きが怪しくなってきます。

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緑濃い田園地帯の中を走っていきます。

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ますます、空が曇ってきます。

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そして、いきなり、視界もなくなるほどの土砂降りです。

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うーん、このところ、天候不順なので、先行き不安です。



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尾瀬散策:上毛高原駅からバスで尾瀬に向けて出発

2022年8月24日(水)@横浜~尾瀬/2回目

東京駅から上越新幹線で尾瀬への入口の上毛高原駅に向かっているところです。30分ほど過ぎたところで、激しい土砂降りに見舞われます。

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前途多難な印象です。まあ、ここは落ち着いて、車内販売のコーヒーを頂き、ゆったりしましょう。

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この土砂降りは数分走ると、突如にして、終わります。その後も不安定なお天気ですが、青空も見え、日差しもあります。

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無事、一時間で、上毛高原駅到着。駅の構内に谷川連峰の豊かな自然を感じられる施設「tanigawa hanare」があります。“小さな谷川岳”を感じさせるものですね。

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ここから約二時間のバス旅です。座れないと大変なので、駅前のバス乗り場に急ぎますが、誰も待っている人はなし。一安心。

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新幹線の駅前とは思えないような長閑な雰囲気が漂います。

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これが上毛高原駅の駅舎です。

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駅舎の正面玄関には陶板の壁画があります。月夜野焼を起こした二代目の福田祐太郎が製作した陶壁画の「赤い城山」です。谷川岳ではないのですね。

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待つこと数分で、既に駅前に待機していたバスが乗り場に向かってきます。尾瀬戸倉行きのバスです。ここが始発で、我々は終点まで延々と1時間50分も乗っていきます。

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早速、バスに乗り込みます。我々6人が一番乗りです。バス代は、一人2500円。二人で5000円なので万札は崩してありますが、運転手さんによると、1000円札しかダメとのことで焦りますが、みんな、なんとかありそうとのことで、出発です。車内は我々以外は数人が乗った程度でガラガラです。

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いきなり、大きな川を渡ります。利根川です。この利根川の上流に尾瀬があります(正確には支流の片品川の上流)。

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10分弱で在来線の上越線の後閑駅に到着。

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ここでびっくり! バスは何故か、駅前広場のどん詰まりに向かっていき、そこで停車。運転手さんが窓から手を出して、外にぶらさがっている紐を引っ張ると、バスは回転を始めます。仰天します。電車の転車台みたいです。長い人生で初体験です。

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180度回転したところで、バスは駅のバス停に移動。そこから後ろを見ると、丸い回転台が見えます。

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後閑駅を出たバスは田舎町を走り抜けていきます。上毛高原駅から25分で沼田駅のバスターミナルに到着。

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天空の城下町、真田の里、上州沼田という旗が立っています。あまり、ピンときません。

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在来線の上越線で来ると、沼田駅が尾瀬への最寄り駅なのですが、さほどに乗車する客もいなくて、観光客は0。

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沼田駅は、沼田市の下町にあるようで、沼田駅を出たバスはいきなり急な坂道を登っていきます。

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そして、登りつくと、高台に立派な街がありました。沼田市の上町です。

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しばらく、この沼田の市街地を通り抜けていきます。尾瀬はまだまだ遠いです。



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尾瀬散策:バスは尾瀬戸倉に到着し、乗り換えて、鳩待峠へ

2022年8月24日(水)@横浜~尾瀬/3回目

上越新幹線の上毛高原駅からバスに乗って、尾瀬に向かっています。乗車後、30分ほどで沼田市街を抜けていくところです。

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高台に広がる沼田の町はとっても大きな町です。この沼田は尾瀬に発する片品川が利根川に合流するところで、この2つの川の河岸段丘が沼田の高台だそうです。地形的に天下の要害になっていて、真田幸村の兄、真田信之の居城、沼田城がありました。大河ドラマの真田丸にも取り上げられたようです(saraiは見ていませんが・・・)
小さな神社の前を通過。神明宮です。

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沼田は木材の集散地、高原野菜とかリンゴなどの果物の産地のようですね。大きな町ですが、郊外に出て、田舎道を走っていきます。窓外には緑の田園が広がります。

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片品川に沿って、走っていきます。

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山の中を走り、片品村の温泉街へ。やがて、関越交通の鎌田営業所で、時間調整です。ここで、トイレタイムと両替を済ませます。何のことはない。ここで千円札に両替できたんですね。先にそう言ってくれればいいのに・・・。

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鎌田営業所を出たバスは大きな橋を渡ります。尾瀬大橋です。片品川の支流である大滝川に架かる橋です。片品川の合流点付近には大滝堰堤というダム相当のものが見えています。東京電力リニューアブルパワー(株)の発電の目的に使われています。

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続いて、片品川に架かる太田橋を渡ります。狭い橋で横に歩行者用の橋が並んでいます。

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かたしな高原への分岐がありますが、バスはまっすぐ、尾瀬戸倉に向かいます。

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再び、片品川を渡って、川沿いに走り続けます。

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やがて、尾瀬戸倉に到着。終点です。何故、千円札が必要なのか、分かりました。二人分の5千円を千円札を1枚ずつ料金装置に挿入していくんです。時間がやたらにかかりますね。しわをのばさないと、入れた札が返されたりします。うーん、面倒!

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路線バス車はここまで。やたらに広いバスの駐車場ですが、ここから、少し先に見えている長い橋を渡って、尾瀬鳩待峠まで運んでくれるバスの乗り場まで歩きます。どうして、同じところで乗り換えられないのかな・・・なんて言っている場合ではなく、乗り換え時間が短いんです。急ぎましょう。

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駐車場の端には、尾瀬ネイチャーセンター 尾瀬ぷらり館が見えます。旬の尾瀬情報の展示のほか、日帰り温泉「戸倉の湯」も併設しています。しかし、寄っている時間はありません。

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長い橋を急いで渡ります。

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片品川にかかる、この橋は何故か、想いで橋という名前です。

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やれ急げ! バスはスタンバイしています。

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無事、全員6人乗り込みます。運転席の後ろに《黙乗》と書かれています。了解です。狭い車内で無駄なおしゃべりは自粛しましょう。

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一路、今日の最終目的地、鳩待峠に向かって、出発です。でも、結局はまた先ほどの想いで橋を渡っていきます。なんだか無駄な乗り換えの歩きだったような気がします。ともあれ、いよいよ、尾瀬に向かいます。



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尾瀬散策:鳩待峠に到着し、鳩待山荘に投宿

2022年8月24日(水)@横浜~尾瀬/4回目

上越新幹線の上毛高原駅からバスで尾瀬戸倉まで行き、そこから、バスに乗り換えて、鳩待峠に向かいます。
バスは渓流に沿って、狭い山道を登っていきます。この渓流は笠科川です。

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うねうねと曲がりくねった道を結構なスピードで走っていきます。時折、対向車とすれ違いますが、バスはほとんどスピードを落とさずに走ります。すれ違う乗用車のほうが遠慮がちに道を譲ります。この道路のルールのようですね。

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バスは次第に高度を上げていき、尾根らしきものが見えてきます。

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美しい木立の中を走って、鳩待峠に向かっていきます。

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30分近く走って、鳩待峠の駐車場に到着。いよいよ尾瀬です。ここが尾瀬エリアで車が近づくことのできる最終地点です。

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バスを降りて、空を見上げます。雲間に青空も顔を覗かせています。心配していた天候もなんとか大丈夫のようです。空の向こうに頭を見せているのは至仏山でしょうか。

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駐車場には結構、車が停まっています。この時期、マイカー規制がかかっており、マイカーの乗り入れはできない筈ですから、山の関係者の車なのでしょう。

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これが尾瀬戸倉から乗ってきたバス。既に尾瀬戸倉行きとして、スタンバイしています。

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さて、我々6人はここから鳩待山荘に向かいます。少しだけ登るだけの筈です。

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このあたりには山野草があります。少し写真に撮っておきましょう。これはフジバカマ。

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これはゴマナ?

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これはウド。

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これはシシウド。

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5分ほど山道を登ると、鳩待峠の休憩所の前に出ます。いかにも山に来たという感じの建物です。

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その前を通り過ぎると、お隣に今日宿泊する鳩待山荘があります。

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まだ2時過ぎですがチェックインできます。それぞれの夫婦で個室を予約してあります。さっそく部屋に入ります。山小屋なのですが、今日は宿泊者が少ないようで、とっても広い部屋が用意されてました。シンプルに扇風機とストーブと小さな机とお布団があるのみですが、十分です。お茶とお菓子も用意されています。
ちょっとだけ休んで、今日の行動に移りましょう。



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尾瀬散策:鳩待峠から尾瀬ヶ原に向かって、今日は下見だけに出発

2022年8月24日(水)@横浜~尾瀬/5回目

長い長い新幹線とバスでの移動で尾瀬の鳩待峠にある鳩待山荘に落ち着いたところです。
何にもない殺風景な部屋ですが、バルコニーがあります。もっともバルコニーというほど、お洒落なものではありません。そこからは真正面に至仏山が見えています。雲に煙っていますが、なんとか山頂らしきものが見えます。

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2階の部屋から見下ろすと、休憩所兼売店が見えます。後で覗いてみましょう。Mont-Bellのショップもあるそうです。今回の旅で新たに購入したリュックはMont-Bellで買い求めました。

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鳩待峠の広場には中学生か高校生らしき集団が集っています。尾瀬ヶ原から戻ってきたのでしょうか。ここは尾瀬ヶ原散策の出発地・帰着地で集合場所になっています。

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バルコニー下の庇には早くもアキアカネが羽を休めています。もう、尾瀬には秋が忍び寄っています。

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もうお風呂も沸いているようですが、まだ宿でくつろぐには早い時間です。宿の外に出ます。この時間ではアヤメ平の方や至仏山の方に行くのは、お宿の方のお話しでは難しいそうです。

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まだ、ほかのメンバーが出てきませんが、これからどうするかはみんなで相談しましょう。とりあえず、休憩所の中にある売店を覗いてみましょう。

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おー、なかなか、峠の上にしては充実したお土産物売り場です。

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でも、お目当ては登山用品コーナーにあるMont-Bellショップです。この際買おうと思ったのは杖ならぬストックです。ところが、Mont-Bell製のストックは残り2個。選ぶようなものではありません。ノンブランドのストックに比べて2倍ほど高価なストックを買ってもらいます。グリップが2Wayになっています。

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Mont-Bellの商品はさほど豊富に置いてあるわけではありませんね。まあ、こんな峠にMont-Bellがあるのが不思議なくらいです。

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休憩所の外に出ると、お決まりのソフトクリームがあります。鳩待名物の花豆ソフトクリームと書かれています。そそられます。いただきましょう。

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夢中で途中まで食べたところで写真を撮り忘れたことに気が付きます。慌てて1枚。

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山で食べるソフトクリームは格別です。空は青空も見えています。

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もっとも、黒雲もあります。山らしく変動しやすい気候です。

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皆でこれからの行動を相談します。明日、尾瀬ヶ原に行くのですが、ちょっと、そちら方面に下見に行ってみようということになります。明日は雨が降るかもしれないし、今日のうちに楽しんでおくのもよいかもしれませんね。
これが尾瀬ヶ原への入口です。

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入口は右側通行になっていて、通行者が自動カウントされるようです。

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入口を入ってすぐは緩やかな下り道です。

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この後、厳しい急坂、石段になりますが、それは最初から分かっています。頑張って下っていきます。



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尾瀬散策:鳩待峠から山ノ鼻へ、偵察だけで途中で引き返し

2022年8月24日(水)@横浜~尾瀬/6回目

長い長い新幹線とバスでの移動で尾瀬の鳩待峠にある鳩待山荘に到着。そこから、明日の尾瀬ヶ原散策の下見も兼ねて、そのルートの途中まで歩いてみることにして、尾瀬ヶ原への下り道に足を踏み入れたところです。
初めだけは緩やかな下り坂で順調に歩いていきます。

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次いで歩きにくい石段です。これがどんどん急坂になっていきます。

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前を歩いているメンバーが何やら騒いでいます。何と巨大なナメクジです。山には色んな生き物が生息しています。

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やがて、待望の木道が現れます。尾瀬らしい道ですね。

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緑に包まれる木道を歩きます。心が洗われます。

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ちょろちょろと湧水が流れています。

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一つ目の沢です。小さな木橋が架かっています。これはハトマチ沢です。

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ここまではたった380mしか歩いていませんが、厳しい急坂でした。

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尾瀬ヶ原が始まる山ノ鼻までは、まだ、2.92kmもあります。

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ここからは平坦な木道が続いています。

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空はこんな感じ。強い日光がないのが幸いです。

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また、次の沢を渡ります。ワル沢でしょうか。

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木橋の上から沢の清流を眺めます。

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反対側です。清冽な流れですね。

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次の沢です。ヨセ沢です。

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清流に薄日が差して美しい風景を作っています。

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ここから先も延々と木道が続いています。

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まだ、日は高いですね。

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ここまでで山ノ鼻まで、3分の1くらいでしょうか。尾瀬への期待は高まりますが、ここらで引き返します。今日は明日に備えて体力温存です。ま、これで、尾瀬の雰囲気は味わったので、明日は雨でも、後悔はありません。
帰りは厳しい急坂をひーひー言いながら登り切ります。たった380mがとてもきついのですが、何とかsaraiの足はほとんど痛くならずに持ちました。ただ、汗びっしょりです。

鳩待山荘に戻り、お風呂に入り、汗を流して、夕食です。夕食の案内のアナウンスがあります。冷蔵ケースにワインがあるように書かれているのですが、なかなか見つかりません。「水芭蕉」というスパークリングワインがあると勘違いして購入したのは、日本酒でした。ま、何でもいいのです。皆で乾杯をして、夕食を頂きます。

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山小屋の夜は早いです。夕食終了は6時半。それからは、みなで1室に集まって、楽しいおしゃべり。途中で、saraiのスマホにメールが届きます。エッと大きな声を出します。コロナの接触確認アプリのお知らせです。初めての体験。コンサート会場での近い席の人がコロナ感染したようです。コンサートは皆さんしっかり感染対策しているので、心配ないでしょう(実際、その後も大丈夫でした)。
消灯は9時です。寝れるかな・・・と言いながら寝室へ。
saraiは簡単にブログを書いてオヤスミナサイ。
深夜には、ものすごい雨。明日は大丈夫かな。



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尾瀬散策:霧の中、尾瀬ヶ原に向かって出発

2022年8月25日(木)@尾瀬/1回目

尾瀬、2日目です。
あまりに早い就寝のため、やはり、早く起きます。saraiは5時起床。いつもは寝る時間です。昨夜は凄い雨音でしたが、外を見ると、雨は一応上がっています。しかし、濃い霧に包まれています。それでも早朝から歩き始める人が見えます。

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少し時間が経っても一向に霧が晴れる気配がありません。

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向かいに聳える至仏山の姿はおろか、下の広場の向こうの木々すらも霧で霞んでいます。

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霧は晴れるどころか、ますます濃くなってきているようにさえ思えます。まずいなあ・・・。

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6時には「朝食の準備ができました」の館内放送。早っ!朝食時間は7時まで、チェックアウトは8時です。
とりあえず、saraiにはありえないような時間の朝食をいただきます。峠の上とは言え、なかなか充実した朝食です。

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朝食をいただく時には、既に食堂の隣のテーブルの上に昨日からお願いしてあるお昼弁当も用意されています。

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食事を終えて、食堂を出た玄関前のドリンクコーナーを確認すると、水芭蕉という日本酒のポスターがありますが、ちょっと見た目にはワインと誤認しそうなボトルですね。

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ワインはカップワインで、こちらのほうが日本酒みたいです。

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ともあれ、どんどん、出かける準備は進み、チェックアウトを済ませ、宿を出ます。霧の中に立つ鳩待山荘です。2階の3部屋が我々が宿泊した部屋です。

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7時半には、メンバー全員は玄関前に集合。でも、すごい靄につつまれ、ほとんど視界0。でも、雨は降っていません! これも晴れ女の配偶者がいるからでしょう。やはり、配偶者の力は凄い。尾瀬ヶ原に向かうことにします。尾瀬ヶ原の入口の前に立ちます。

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ところですぐそばには至仏山への登山口も見えます。これは中級者コースですね。

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至仏山の案内もあります。

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我々は昨日も歩いた尾瀬ヶ原方面の入口に進みます。

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ちょっと引いてみると、こんなに霧が立ち込めています。それでも最低の視界は確保できます。歩くのにさほどの問題はなさそうです。尾瀬ヶ原散策決行にみな賛同します。

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さあ、念願の尾瀬ヶ原に向かって、進みましょう。最低の荷物を背負い、残りは宿に預けて出発です。夫婦単位で、それぞれのペースに合わせて歩くことにします。
もやも少しずつ晴れてきて、明るい日差しもあります。薄曇りで、雨の気配はなし。何よりです。木立が美しいし、草花も可愛いです。写真をぱちぱち撮りながらどんどん進みます。真夜中の雨で、木道や石が濡れているので最初は慎重におっかなびっくりで進みます。昨日、歩いた道は、それなりにわかっていて歩きやすいですね。滑りやすい急坂を苦労して下りると、木道に出ます。

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傍らの草はしっとりと濡れています。

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まだ、昨日歩いた道です。もうすぐ、未知の領域に出ます。とりあえず目指すは山ノ鼻のビジターセンターです。



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尾瀬散策:ヨセ沢を過ぎ、川上川に沿って、山ノ鼻へ

2022年8月25日(木)@尾瀬/2回目

尾瀬、2日目です。
今日は早朝の深い霧で危惧しましたが、それ以上は天気が崩れることもなく、今は尾瀬ヶ原に向かって、滑りやすい道をそろそろと歩いています。周りの森の木々は昨夜の強い雨に濡れた姿を見せています。

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木道は順次、作り変えられているようですが、まだ、未改修で壊れている箇所もあります。

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木道も雨で湿った状態です。滑らないように慎重に歩きますが、足に余計な負担もかかりますね。saraiの足は昨日に続き、さほど痛みを感じません。もっとも痛み止めのロキソニンを服用していますけどね。

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直角に曲がった木道もあります。こういうところこそ、慎重に歩きます。

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鬱蒼とした森の中の木道を進んでいきます。

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霧は既に晴れていて、木々の間は明るい光に満ちています。

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やがて、木道が沢を渡ります。

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この清冽な流れはヨセ沢です。昨日はここで引き返しました。

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水面が光で輝いて、美しい風景を作っています。

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この先は昨日も歩いていない未知の領域です。

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延々と続く木道を進んでいきます。

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ここから木道は少し登りにかかります。ほぼ平坦な木道ですが、それでも若干のアップダウンはあります。

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木道にはところどころベンチがあり、休めるようになっています。いったん休むとまた立ち上がるのが辛くなるので、ほぼ休みなしに歩いていきます。

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やがて、瀬音が大きくなります。急に傍らに川上川の流れが見えてきます。

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この川上川の流れに沿って、歩いていきます。

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流れに沿って、気持ちのよい道が続きます。

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もう、山ノ鼻まで半分ほど来た筈です。頑張りましょう。



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尾瀬散策:川上川沿いを歩き、テンマ沢に到着。

2022年8月25日(木)@尾瀬/3回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、ヨセ沢を過ぎて、川上川沿いの道を歩いています。振り返ると、川沿いに木道がうねうねと続いています。ところでこんなところに電信柱が立っていますね。実は尾瀬国立公園全体の約40%をTEPCOが所有。 大正時代、水力発電所の建設のため、当時の電力会社が尾瀬の土地と水利権を取得したことが始まりだそうです。尾瀬ヶ原には東電小屋という山小屋まであります。

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前方には、川上川沿いに木道がずっと続いています。そんなにアップダウンもなく、気持ちのよい道を楽しく歩きます。ところで前方にも電信柱が見えますね。

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おおっ、行く手の先は眩しいくらい、光があふれています。これから、どんどん、天候がよくなっていきそうです。

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渓流の瀬音を聞きながら、気持ちよく歩きます。さらには鳥の声も聞こえます。

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花も見えます。オゼヌマアザミですね。

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川上川沿いのウォーキングが続きます。

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緑に包まれた木道を歩いていきます。

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沢の上を渡る木道を歩きます。落ちると恐い!

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木道は陽を浴びていますが、まだ、濡れています。滑らないように気を付けて歩きます。

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大きな沢を渡ります。ここはテンマ沢です。

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テンマ沢まで至ると、山ノ鼻もぐっと近づきます。あと1.49kmです。既に1.8kmも歩いてきました。

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沢の水が清冽に流れています。

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テンマ沢を過ぎると、木道は森の中を抜けていきます。

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美しい森です。白樺の林でしょうか。似てはいますが、これはどうやらダケカンバの林のようです。もしかしたら、ブナかも・・・。識別は難しそうです。

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クマ除けの鐘があります。一発、カーンと鳴らします。クマと人の接触を避けるために刈り払いをしたのと張り紙があります。何のことでしょう。

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すると、直後にテンマ沢湿原が現れて、水芭蕉があります。既に花は終わっていますが、綺麗だったでしょうね。

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どうやら、クマが好物にする水芭蕉を刈り払いしたようです。でも、あとでよく調べると、木道脇ギリギリまで繁茂しているササやヨシを刈り払いしているようです。不意のクマとの遭遇を防ぐためだそうです。
しばらく、水芭蕉が群生するテンマ沢湿原を進んでいきます。



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尾瀬散策:テンマ沢湿原の水芭蕉の花は終わっていますが、色んな花が見られます。

2022年8月25日(木)@尾瀬/4回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、ヨセ沢を過ぎて、川上川沿いを歩き、やがて、テンマ沢です。テンマ沢湿原には花の終わった水芭蕉が群生しています。

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木道沿いに水芭蕉があります。咲いていれば綺麗だったでしょう。もっとも人も混雑していたでしょうが。

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このあたりはもう水芭蕉の名残りという感じですね。

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水芭蕉の群生地です。

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黄色い花が咲いています。マルバダケブキですね。

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水場にはまた、水芭蕉です。

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木道の足元に水芭蕉です。

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木道のすきまからは小さな可愛い花が顔を覗かせています。シロバナミゾソバでしょうか。

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この青い花はツリガネニンジンですね。

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こちらはヤマトリカブト。

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木道沿いに見えてきたのは、また、マルバダケブキです。

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マルバダケブキが群生しています。

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ツリガネニンジンに似た花があります。ソバナですね。岨菜(ソバナ)は山地のけわしい斜面にはえる菜という意味もあるそうです。

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テンマ沢湿原を過ぎて、木道を進むと、大きな岩が現れます。岩を避けるように木道は二股に分かれます。

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通り過ぎて、振り返ります。それにしても巨岩です。

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早くも色づいている葉っぱがあります。秋の気配ですね。

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また、マルバダケブキです。

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ソバナもまた、現れます。

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ここまで1時間くらい歩いてきました。平坦な道になり、花も多くて、気持ちのよい散策が続いています。山ノ鼻はもう少し歩かないと到着できませんね。



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尾瀬散策:川上川橋を過ぎて休息・・・歩荷さんに遭遇

2022年8月25日(木)@尾瀬/5回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、ヨセ沢を過ぎて、川上川沿いを歩き、そして、テンマ沢、テンマ沢湿原を過ぎます。山ノ鼻を目指して歩きます。
あたりはダケカンバの林が続きます。

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だんだん、天気が回復し、遂に青空も見えてきます。

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さあ、青空の下、元気を出して、山ノ鼻を目指しましょう。

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また、川上川沿いの道になります。

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木道の脇にはまた、お馴染みになったマルバダケブキです。そして、周りは美しいダケカンバの林です。

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これはシシウドかな。

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これはシラネセンキュウ。ヤマゼリにも似ています。木道の間から顔を覗かせています。

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ソバナも木道の間から顔を覗かせています。

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これはキオンかな。ハンゴンソウにも似ています。葉が裂けているかどうかで区別するそうです。よく見ると葉が裂けているので、どうやらハンゴンソウのようです。

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やがて、木道が川上川を渡ります。(山の)川上川橋です。

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また、ソバナが見えています。

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橋を渡ります。川上川には石が堆積していますね。水量はそう多くないようです。

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下流に向かっては清流が流れていきます。瀬音も心地よい響きを立てています。

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橋の袂にはソバナが可憐な花を咲かせています。

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川を渡ってすぐのところに休憩所があります。ここまで休まずに歩いてきたので、ちょっと休息しましょう。

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ここで休んでいると、とても大きな荷物を背負って、橋を渡ってくる人がいます。歩荷(ぼっか)の方ですね。

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彼はこちらにゆったりと進んできて、何と休憩所の傍らに腰を下ろします。慎重に背負子が床に安定するように座ります。すぐそばに興味深い歩荷の方がいるので、つい、声を掛けてみます。
背中に背負っている荷物は60キロほどだそうです。彼は謙遜して、まだ経験が浅いのでそんなに重い荷物は背負っていないと言いますが、60キロは十分に重いですね。尾瀬には多くの歩荷さんがいて、ベテランの強者は100キロ以上も背負うそうです。中には140キロも背負って、至仏山に登る人もいるとのこと。尾瀬ヶ原は車が絶対に入れないので、彼らが荷物を運搬することで山小屋の食料や飲料が賄われているようです。彼らの労苦を考えると、飲み物やごはんが少々高いのは当たり前に思えます。
やがて、歩荷の方は小休止を終えて、また、背負子を担いで、歩き去ります。歩き始めると、両手を体の前で組んで、独特の姿勢をとります。彼が体を痛めないことを祈ります。
フルシーズンで歩荷さんが活動しているのは尾瀬ヶ原だけだそうです。尾瀬ヶ原を歩けば、歩荷さんの姿を見ることができます。
そうこうするうちに我々も十分に休息を取ることができました。さあ、山ノ鼻に向けて出発しましょう。



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尾瀬散策:山ノ鼻に到着

2022年8月25日(木)@尾瀬/6回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、ヨセ沢、テンマ沢を過ぎ、(山の)川上川橋を渡ったところで休憩。そこで歩荷さんに遭遇しました。
休憩で元気を取り戻し、山ノ鼻に向けて出発します。ダケカンバの林の中の木道を進みます。

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気持ちのよい木道が続きます。

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あれっ、すぐに建物が見えてきます。まさか・・・

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やはり、これは山ノ鼻。休憩所からすぐのところです。ビジターセンターに到着。

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尾瀬ヶ原を訪れた人への情報が張り出してあります。

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このビジターセンターの横で先行して歩いていた仲間の夫婦とバッタリ。一緒にちょっと休んで、ソフトクリームをいただきます。

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一服して、いよいよ尾瀬ヶ原に入ります。仲間の夫婦はより元気なので、先に行ってもらいます。
ここまでは、木立の中、森の中の散策でした。木道を歩いては来ましたが、尾瀬って、こんなんだったっけという感じ。山ノ鼻のあたりは、尾瀬の一大拠点で、宿泊施設などがたくさん建っています。これは山小屋の至仏山荘。

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そんな山ノ鼻で、大勢の人が思い思いに休んでいます。おトイレもあります。協力金を箱に入れて、使わせてもらいます。山ノ鼻を少し眺めて周ります。
ここは色んなところへの分岐路になっていて、その案内板が立っています。

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こちらは尾瀬ヶ原の入口ですね。そちらへ向かう前にあたりを見て回ります。

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こちらの道は現在閉鎖中です。クマとの遭遇の危険があるからだそうです。おお、怖っ!

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こちらは至仏山の山麓に広がる植物研究見本園の入口です。

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入口に近づいてみましょう。しっかりと柵が閉まっています。

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見本園の湿原の植物をニホンジカから守るための植生保護柵です。

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柵を開けて、中に入ってみます。美しい湿原の中に2㎞に及ぶ木道が設置されています。

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かなり広いので、ちょっと歩いてくるわけにはいきません。ここから眺めるだけにします。至仏山は雲に隠れて見えません。

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さあ、見本園の外に出ましょう。

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外には見本園の地図があります。ぐるっと1周できるんですね。

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ここは至仏山の登山口でもあるようです。

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いよいよ尾瀬ヶ原に向かうことにしましょう。



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尾瀬散策:尾瀬ヶ原の美に早くも魅了

2022年8月25日(木)@尾瀬/7回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、一般的な所要時間の1時間を30分も超過して、山ノ鼻に到着。しばらく、山ノ鼻をぶらぶらした後、いよいよ、尾瀬ヶ原に向かうことにします。
至仏山荘の前を過ぎます。

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尾瀬ヶ原の入口の前に出ます。

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牛首、竜宮方面という看板があります。牛首、竜宮というのは尾瀬ヶ原の中にあるポイントです。

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尾瀬ヶ原へ向かう木道に足を踏み入れます。

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尾瀬国立公園の案内板があります。尾瀬に入る心構えが書かれています。心して歩きましょう。

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ここにも可愛い花があります。シロバナミゾソバでしょうか。

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このあたりには山小屋が立ち並んでいます。これは尾瀬 山の鼻小屋です。

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そのお隣には、国民宿舎 尾瀬ロッジがあります。

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この尾瀬ロッジの先を抜けて、木道を進んでいきます。周りはダケカンバの林です。

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すぐにパ~ンと視界が開け、広大な原っぱが現れます。そうそう、これです。尾瀬と聞いて、頭に浮かぶ風景です。

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その草原の中を木道が続いています。木道の周りに一面にアブラガヤが繁っています。花穂が油色しています。

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まっすぐ伸びた木道の上を、いろんな人がのんびりと歩いています。人は多からず、少なからずといった風情です。

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後ろを振り返っても草原と木道だけです。本来は至仏山が見える筈ですが、霧に包まれています。

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前方にも雲がかかった山が見えます。燧ケ岳(ひうちがたけ)のようです。

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木道の周り一面は穂先に白い花をつけたミカヅキグサで覆われています。

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尾瀬ヶ原の散策はまだ始まったばかりですが、その美しさに心が洗われる思いです。



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尾瀬散策:尾瀬ヶ原の美しい草原

2022年8月25日(木)@尾瀬/8回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、1時間30分で山ノ鼻に到着。そこから、今は尾瀬ヶ原を歩いているところです。
木道で子供たちが立ち止まって、木道の上を覗き込んでいます。何でしょう。

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キベリタテハが羽を休めています。じっとしているところをみると、樹液でも吸っているのかな。ベルベットのように艶やかな羽が綺麗ですね。

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やがて、尾瀬ヶ原を流れるせせらぎを渡ります。山ノ鼻に着く直前に渡った川上川をここで再び渡ります。

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ヨッピ川とも言うようです。この橋は(原の)川上川橋。先ほど渡ったのは(山の)川上川橋。同名の橋ですが、括弧付で区別しています。

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橋の上で後ろを振り返ります。ぽつぽつと後続の人たちが木道を歩いてきます。

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木道の間から顔を覗かせている黄色い花はキンミズヒキでしょうか。

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せせらぎの水場にはミズバショウの群生があります。花はとっくに終わっています。

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やがて、視界が広がり、草原の風景に変わります。

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この草原の中で後ろを振り返ると、まだ、あるべき至仏山は山裾から上はすっぽり雲に包まれています。

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前方には草原の中を木道が続き、その先には燧ケ岳(ひうちがたけ)が見えていますが、山頂は雲の中です。

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木道の右手には広大な草原が広がっています。

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さあ、この美しい草原の中の木道をゆっくりと味わいながら歩いていきましょう。

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このあたりは上田代と呼ばれています。いかにも尾瀬ヶ原らしい風景の中に入ってきました。

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一応、目標地点は牛首分岐ですが、既に尾瀬ヶ原を歩くという目的は達した思いです。この後は帰りの体力も考えて、無理のない範囲で散策を楽しみましょう。



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尾瀬散策:尾瀬ヶ原の草花、そして、池塘

2022年8月25日(木)@尾瀬/9回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、1時間30分で山ノ鼻に到着。そこから、今は尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しみながら散策しているところです。
尾瀬ヶ原の上田代を歩いています。草原の中に木道が続き、その先には燧ケ岳(ひうちがたけ)が見えています。

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草原の中に黄色い花が咲いています。キンコウカです。

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木道の前を歩く人の姿は見えなくなりました。

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木道の間から顔を出しているのは、ワレモコウです。

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草原の中にもワレモコウの姿がいくつも見られます。

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草原には色んな花が咲いています。

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湿原の中に池塘が現れます。池溏(ちとう)は、湿原の泥炭層にできる小湖沼です。

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池塘にはヒツジグサがたくさんありますが、まだ、花が咲いていませんね。

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尾瀬には、こうした池塘が約1800もあるそうです。特にこの上田代のあたりに多いようです。

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なお、『池塘』の命名者は植物学者・登山家の武田久吉博士。武田博士は大正〜昭和期の尾瀬ダム化計画には環境保全の観点から反対を表明し、「尾瀬の父」と呼ばれる人物です。

また、木道には行く手を遮るようにワレモコウ。

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草原の中に池塘。周りの山は霧で霞んでいます。何とも幻想的です。

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いかにも尾瀬ヶ原らしい風景の中を歩きます。



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尾瀬散策:池塘に咲く可憐なヒツジグサ

2022年8月25日(木)@尾瀬/10回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、1時間30分で山ノ鼻に到着。そこから、今は尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しみながら散策しているところです。
尾瀬ヶ原の上田代を歩いていくと、尾瀬名物の池塘が現れます。
草原に咲く白い花はイワショウブでしょうか。

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後ろを振り返ると、湿原には池塘が点在し、木道の先の山は霧に煙っています。素晴らしい風景です。

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次々と池塘が現れます。池塘の水面には近くの山影も映り込んでいます。

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湿原に点在する池塘の風景はとても美しいですね。

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燧ケ岳(ひうちがたけ)のほうに向かって、草原の中の木道を進んでいきます。

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草原にはイワショウブなどの花が見られます。

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草原には黄色い花もぽつぽつ咲いています。キンコウカのようですね。

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池塘にはハスに似た花が見えています。

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小さな白い花を見付けます。ヒツジグサです。

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ヒツジグサが少しずつ咲いてきたようです。ヒツジグサの名前の由来は未の刻、今の午後2時頃に花が開くからだそうです。そろそろ、花が開く時刻になってきました。

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まだ開いていない花のほうが多いですね。もう少しでどんどん開くかもしれません。

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これは開きたてのヒツジグサです。

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池塘の中で咲くヒツジグサを探して、道草を食っています(笑い)。

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ほら、この木道の間の隙間に花が開いたヒツジグサを発見。

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ヒツジグサだけではないとばかりに青い花が咲いています。サワギキョウです。

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高地の湿地に咲くサワギキョウが存在感を示しています。

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池塘の中の楽しい散策が続きます。



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尾瀬散策:池塘に映り込む逆さ燧

2022年8月25日(木)@尾瀬/11回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、1時間30分で山ノ鼻に到着。そこから、今は尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しみながら散策しているところです。
尾瀬ヶ原の上田代付近の池塘の風景を楽しんでいます。
やがて、池塘の水面に正面の燧ケ岳(ひうちがたけ)の姿が映り込んでいる素晴らしい風景に出会います。

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逆さ燧(さかさひうち)というのだそうです。

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残念ながら、燧ケ岳の上部は雲に隠れているため、不完全ではありますが、それでも見事な風景です。少しでも水面に波が立つと風景が映り込まないのだそうです。

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横手の山影はしっかり映り込んでいます。

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至る所に逆さ燧の表示がありますね。

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ここから、当初の目的地の牛首分岐までは0.8kmです。

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見る角度によっては逆さ燧はぼけてしまいます。なかなか条件が揃わないと逆さ燧を見るのは難しいんですね。

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山影はこんなに綺麗に見れるのにね。

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さて、逆さ燧を後にして、木道を進みます。すぐに橋が見えてきます。

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木道を右に折れると、まっすぐに木道が橋に向かっていきます。

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木道の周りは低い灌木がびっしりと生い茂り、その先はダケカンバの林になっています。

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その中にアジサイのような花が見えます。ノリウツギです。幹の内皮で製紙用ののりを作ることから、この名が付けられたそうです。

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上ノ大堀川に架かる小さな橋の上に立ちます。

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上ノ大堀川の水面にはびっしりとスギナモという水草が生い茂っています。いつもはイワナの泳ぐ姿が見られるそうですが、このスギナモが繁殖するとその姿を隠してしまうそうです。

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橋の反対側を眺めると、そこもスギナモがびっしりと生い茂っています。

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この上ノ大堀川までが上田代。この先は中田代に入ります。天気は上々ですが、そろそろ、足の状態を考えると限界に近づいています。



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尾瀬散策:中田代の草原の中でいただく美味しいお弁当

2022年8月25日(木)@尾瀬/12回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、1時間30分で山ノ鼻に到着。そこから、今は尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しみながら散策しているところです。
尾瀬ヶ原の上田代付近の池塘の風景を楽しんでいるうちに上ノ大堀川を渡って、ここからは中田代です。
中田代の草原の中に続く木道の先に燧ケ岳(ひうちがたけ)の姿が見えています。

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燧ケ岳の山頂はまだ雲に隠れていますが、その上には青空が見えてきました。

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振り返ると、上ノ大堀川に架かる橋が見えています。

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次第に晴れてきた空を見上げます。昨夜の土砂降りを考えると、奇跡のような天候回復です。

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牛首分かれ道を目指して歩きますが、なかなか遠く、木道は延々と続きます。中田代の草原を10分ほど歩くと、休憩用のベンチとテーブルがあり、だあれも座っていません。ここらでちょっと休憩して、宿が用意してくれたお弁当を食べましょう。燧ケ岳におにぎりでカンパーイ!

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お弁当は梅干しと塩昆布のおにぎり、ウィンナと卵焼きと唐揚げ(タルタルソース付き)です。美味しい!

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お弁当を食べて、しばらく休みます。さて、どうしようかなと考えていると、先ほど私たちを追い越していった子供たちの一団が戻ってきます。牛首まで行ってきたそうです。まだまだ遠い?と訊くとそれなりにまだまだ距離はあるよとのこと。帰りの最後の鳩待峠へのきつい登りを考えると、無理をせずにここら辺りで引き返した方がよいでしょう。ま、どこまで行っても、この景色は大きくは変わらないよと負け惜しみを言って、戻ることにします。いわゆる、名誉ある撤退ですね。子供たちが木道の先を歩いています。

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元来た同じ景色の中を歩いていきますが、小さな水仙が開いています。行くときは閉じていたのに・・・。水仙は早朝に咲くものなのにと思いながら、可憐な花をパチパチ撮ります。実はこれはサワギキョウでした。

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振り返ると、先ほど休憩して、お弁当を食べたベンチとテーブルが見え、その向こうには、燧ケ岳が見えています。山頂が見えそうで見えない燧ケ岳です。

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一方、戻っていくほうは厚い雲に覆われています。天気が崩れないといいのですが・・・。

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一路、山ノ鼻のビジターセンターに向かって歩いていきます。



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尾瀬散策:花を愛でながら、上ノ大堀川を過ぎて上田代、順調な帰路。

2022年8月25日(木)@尾瀬/13回目

尾瀬、2日目です。
朝8時頃に鳩待峠を出発し、1時間30分で山ノ鼻に到着。そこから、今は尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しみながら牛首分岐を目指しましたが、中田代の休憩所でお弁当をいただいたところで、引き返す決断をしました。牛首分岐まであと10分くらいのところでした。
一路、山ノ鼻に向けて、戻ります。木道の先には先ほど先に戻っていった子供たちの一団が見えています。今日は、学校の行事として来ている子供たちが、10人ほどの単位でガイドさんに連れられて歩いています。家族連れも多いですね。心なしか、至仏山の雲が晴れてきたように思えます。

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木道添いの小さな草花を愛で、写真を撮りながらブラブラ歩きます。この赤い実はミズオトギリでしょうか。午後になって開くピンク色の花はまだ見えていません。

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これは先ほども見かけたサワギキョウです。

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木道の周りの草原には小さな白い花が見えます。イワショウブでしょうか。

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雲がかかる至仏山に向かって、配偶者が黙々と木道を進んでいきます。

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草原の中に赤茶色の穂先が見えます。尾瀬には似合わないような気がしますが、ヨシでしょうか。

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上ノ大堀川に架かる小さな橋まで戻ってきました。

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近くに咲く黄色い花はハンゴンソウですね。

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上ノ大堀川の水面にはびっしりとスギナモという水草が生い茂っています。

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スギナモの間にミズバショウも見えています。

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上ノ大堀川を渡って進むと、その先の休憩所に先ほどの子供たちの集団が見えます。どうやら、お弁当タイムのようです。

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もう、ここは中田代を過ぎて、上田代に戻ってきました。順調に戻っています。



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尾瀬散策:上田代の池塘で一斉に開き始めたヒツジグサ

2022年8月25日(木)@尾瀬/14回目

尾瀬、2日目です。
尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しんだ後、ほどほどのところで引き返します。牛首分岐まであと10分くらいのところでした。
一路、山ノ鼻に向けて、戻ります。上ノ大堀川を渡って、上田代に入ります。木道の先の休憩所に子供たちの集団が見えます。我々がお弁当を食べているときに通り過ぎていった子供たちです。

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周りの草原にはダケカンバの林がありますが、木々は斜めに傾いています。このあたりは風が強いのでしょうか。

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後ろを振り向くと、今渡ってきた上ノ大堀川にかかる小橋が見えています。その向こうには山頂に雲がかかる燧ケ岳(ひうちがたけ)の姿が見えています。

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休憩所でお弁当を食べている子供たちの集団の脇を通り過ぎて、上田代の広大な草原の中を歩いていきます。正面に見えるのは雲に覆われた至仏山です。

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上田代の池塘の風景の中に戻ってきます。

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傍らの草原の中にはワレモコウがあります。

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そして、池塘の水面にはさっきよりもヒツジグサの白い花がよく開いています。未の刻が近づきましたね。

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また、逆さ燧のポイントです。

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今度は、ちょっと風が吹いてきていて、水面が波立ち逆さ燧が見えません。なかなかタイミングって難しいですね。でも、さっき見られてよかった。

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池塘に咲くヒツジグサを楽しみます。すっかり花が開いて、中心の黄色い花弁も見えています。

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木道の間からもヒツジグサが見えています。

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池塘の風景を楽しみながら、山ノ鼻に向かって歩いていきます。



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尾瀬散策:上田代の池塘の風景の中を往く

2022年8月25日(木)@尾瀬/15回目

尾瀬、2日目です。
尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しんだ後、ほどほどのところで引き返します。牛首分岐まであと10分くらいのところでした。
一路、山ノ鼻に向けて、戻ります。上田代に戻ると、池塘の風景が広がります。その中を雲に煙る至仏山に向かって歩いていきます。

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やがて、木道脇に大きな池塘が現れます。

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次々と池塘が現れます。池塘には可憐なヒツジグサが花を開いています。

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池塘の周りには湿原が広がります。小さな白い花が見えます。イワショウブでしょうね。

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池塘には、ヒツジグサが小さな白い花が開いています。

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湿原一帯には大小さまざまな池塘が姿を見せています。

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木道の間に見えるのは、シロバナミゾソバでしょうか。

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その先の木道の間にも、シロバナミゾソバが一面に咲いています。

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池塘にはヒツジグサの花が一斉に開いています。

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池塘のほとりでワレモコウの間に咲く黄色い花はキンコウカかな。

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さらに進むと、木道の間にアブラガヤが見えてきます。

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美しい草原の中に続く木道をどんどん歩いて、山ノ鼻に戻っていきます。



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尾瀬散策:上田代を抜けて、川上川

2022年8月25日(木)@尾瀬/16回目

尾瀬、2日目です。
尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しんだ後、ほどほどのところで引き返します。牛首分岐まであと10分くらいのところでした。
一路、山ノ鼻に向けて、戻ります。上田代の池塘の風景の中を歩いていきます。
木道まわりにはアブラガヤが繁っています。

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アブラガヤには油色の花穂が垂れ下がっています。

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池塘にはヒツジグサが可憐な花を咲かせています。

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草原の中に白い綿状の花穂が見えます。サギスゲですね。

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こちらはお馴染みのワレモコウ。

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後ろを振り返ると、木道の先に相変わらず山頂が雲に隠れた燧ケ岳(ひうちがたけ)の姿が見えています。木道は我々と同様に山ノ鼻に向かう人たちがやってきます。鳩待峠に戻るのでしょう。

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木道を進む先にはダケカンバの林があります。いったん、草原の景色が終わりますね。

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草原には、ちらほらとサギスゲの白い穂が見えます。

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木道の下には水芭蕉の群落があります。

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木道は林の中を抜けていきます。

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林を抜けると、周り一帯はアブラガヤが繁っています。

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また、水場に水芭蕉の群落があります。

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マルバダケブキが咲いています。

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やがて、川上川に架かる小さな橋が見えてきます。

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もうすぐ、山ノ鼻ですね。慣れた道は、どんどん進めます。



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尾瀬散策:尾瀬ヶ原に別れを告げて、山ノ鼻に到着

2022年8月25日(木)@尾瀬/17回目

尾瀬、2日目です。
尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しんだ後、ほどほどのところで引き返します。牛首分岐まであと10分くらいのところでした。
一路、山ノ鼻に向けて、戻ります。上田代の池塘を過ぎ、川上川までやってきました。
先ほど渡ってきた川上川を再び、渡って戻ります。もう、山ノ鼻も10分ほどでしょう。

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川上川を渡ると、その先は尾瀬ヶ原の最後の草原が広がっています。

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渡った橋は(原の)川上川橋です。山ノ鼻の先、鳩待峠に向かうと、もう一度、川上川を渡りますが、その橋は(山の)川上川橋です。

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橋を渡り終えて、草原の中の木道を進みます。至仏山はすっぽりと雲に覆われています。

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草原の中ほどまでやってきました。

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まわりの草原には、アブラガヤが繁っています。

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後ろから子供たちの一行がやってきます。saraiはノロノロ歩きですから、道を譲って、先に行ってもらいましょう。

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子供たちの後ろ、少し離れて付いていきましょう。

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周りの草原には、ますます、アブラガヤが多くなってきます。

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そのアブラガヤの草原の中、黙々と子供たちの後を追うように歩いていきます。

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草原に黄色い花が咲いています。オゼミズギクです。尾瀬の湿原に咲くキク科の花です。

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白い花も咲いています。ゴマナですね。キク科 シオン属の花です。名前の由来は、ゴマ(胡麻)に似た葉をしていることから、ゴマナ(胡麻菜)となったそうです。

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木道添いの小さな草花を愛でているうちに、山ノ鼻のビジターセンターに戻ってきました。相変わらず、賑わっています。ソフトクリームとアイスコーヒーで疲れを癒します。価格は高いですが、ここまで運んでくれた人のことを考えると、決して高くはありませんね。

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鳩待峠に登って行く前に少し休んでいきましょう。



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尾瀬散策:山ノ鼻から鳩待峠に向かって出発

2022年8月25日(木)@尾瀬/18回目

尾瀬、2日目です。
尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しんだ後、ほどほどのところで引き返します。牛首分岐まであと10分くらいのところでした。
帰り道は順調に山ノ鼻まで戻ってきました。結局、尾瀬ヶ原は2時間ほどの散策になりました。

ここでしばしの休息をとります。みなさんも寛いでいます。いいですね、尾瀬の休日!

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木道の下からは、キンミズヒキが顔を覗かせていますね。

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さあ、十分に休息したので、山ノ鼻を後にして出発します。ビジターセンターの前を通り過ぎます。

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鳩待峠に向かって、歩き始めます。まずはダケカンバの林を抜けていきます。

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川上川の橋が見えてきます。

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(山の)川上川橋です。さきほど、尾瀬ヶ原で(原の)川上川橋を渡ったばかりですが、再び、川上川を渡ります。

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橋の上から、清流の流れを眺めます。

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これは反対側の流れです。

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橋を渡り終えて、木道を進むと、お馴染みの紫色のソバナと黄色いマルバダケブキが迎えてくれます。

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これはソバナに似ていますが、ツリガネニンジンですね。

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このあたりはマルバダケブキの群落です。

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まだ、このあたりの川上川沿いの木道は勾配も緩やかで、花を愛でながら、余裕で歩けます。鳩待峠まではまだ、3kmほどあります。1時間半以上はかかるでしょう。無理をせずに歩いていきます。



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尾瀬散策:ダケカンバの林の中を鳩待峠へ

2022年8月25日(木)@尾瀬/19回目

尾瀬、2日目です。
尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しんだ後、ほどほどのところで引き返します。牛首分岐まであと10分くらいのところでした。
帰り道は順調に山ノ鼻まで戻り、ここでしばしの休息をとった後、鳩待峠に向かって、ハードな道を登ります。
まだ、川上川沿いの緩やかな道を余裕で花を愛でながら歩いているところです。木道の間から、ソバナが顔を覗かせています。

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この白い花はシラネセンキュウでしょうか。

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これはシシウドかな。

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これはまたマルバダケブキです。

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ダケカンバの林の中の木道を黙々と進んでいきます。

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このあたりは緩やかな登りなので、気持ちのよい散策になります。

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林の樹木の上はすっかり明るくなっています。薄曇りという歩きやすい気候です。

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ダケカンバの林がしばらく続きます。

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やがて、大きな岩で木道が二つに分かれているポイントに戻ってきます。

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大岩を通り過ぎて、もう一度振り返って、この巨大な岩塊を眺めます。凄いですね。

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ようやく密集した林を抜けて、開けたところに出てきます。

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こんな山奥にも電柱が立っています。東電の送電線が尾瀬ヶ原に電気を供給しているのかしらね。

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自然を守りつつも文明の力はやはり必要なのでしょう。
少しずつ、木道は傾斜が登りにかかってきます。踏ん張りどころです。まだ、鳩待峠まで1時間以上の行程はあるでしょう。



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尾瀬散策:鳩待峠へ本格的な登りが始まります

2022年8月25日(木)@尾瀬/20回目

尾瀬、2日目です。
尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しんだ後、ほどほどのところで引き返します。牛首分岐まであと10分くらいのところでした。
帰り道は順調に山ノ鼻まで戻り、ここでしばしの休息をとった後、鳩待峠に向かって、ハードな道を登ります。
しばらくは川上川沿いの緩やかな道を余裕で歩きますが、次第に林のなかの登り道になります。木道の傍らの湿地にはミズバショウの群落も見えます。

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ミズバショウの中を抜ける木道を進んでいきます。

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ダケカンバの林が綺麗ですね。

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ダケカンバの林をなおも登っていきます。

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気持ちのよい林の中を順調に歩いていきます。

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樹々の先が明るくなってきます。ようやく林を抜けるのかな。

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おーっ、木道がめちゃめちゃに壊れているところがあります。木道は順次、修復されているそうですが、厳しい自然環境はそれを上回るスピードで木道を痛みつけているようです。こういう箇所は気を付けて歩きます。

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川上川沿いの片側は開けた道に出てきます。

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東京電力の赤い電柱が印象的です。

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ここから一気に急な階段が始まります。まだ、余力で登っていきます。

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ここが正念場とばかりにsaraiはストックを持つ手に力を込めて、一歩一歩着実に登っていきます。

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階段を登りきると、再び、緩やかな傾斜の木道が続きます。

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傍らには山ウドも見えます。この辺りでは貴重な山菜ですね。

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きつい登り道の途中には、救いの神のようなベンチが置かれています。しかし、その甘い誘惑には負けずに休むことなく、ゆっくりと登っていきます。

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ベンチには鳩待峠まで、あと1.33㎞という表示があります。山ノ鼻から鳩待峠まで全3.3㎞のうち、もう既に半分以上も歩きました。

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しかし、この後の道がきついのはよく分かっています。気を引き締めて歩いていきましょう。ここまでは順調なペースで歩いてきています。足元が朝方よりも乾いて歩き易くはなっています。山ノ鼻からは30分ほど歩いてきました。まだ、1時間から1時間半ほどは登っていかないといけません。残っている体力を出し尽くすような感じです。



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尾瀬散策:鳩待峠へ修行の道

2022年8月25日(木)@尾瀬/21回目

尾瀬、2日目です。
尾瀬ヶ原の美しい自然を楽しんだ後、ほどほどのところで引き返します。牛首分岐まであと10分くらいのところでした。
帰り道は順調に山ノ鼻まで戻り、ここでしばしの休息をとった後、鳩待峠に向かって、ハードな道を登ります。
しばらくは川上川沿いの緩やかな道を余裕で歩きますが、やがて、本格的な登り道を順調に登り、山ノ鼻から鳩待峠まで全3.3㎞のうち、残り、1.33㎞の地点までやってきました。
ひたすら、上りの木道を進んでいきます。

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傾斜のある坂はどこまでも続きます。

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既に息も上がり、足の力も弱ってきていますが、踏ん張って歩くのみです。

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もう、ただただ、黙々と歩き続けます。頭の中はからっぽ。これこそ、山歩きの真髄。

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それほどの急坂ではありませんが、どこまでも登り道が続きます。余計な想念は一切なし。

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まさに修行の道です。

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体力の限りを尽くした挑戦。足が痛いとか、何とかは既に忘れています。

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saraiの歩く姿はよろよろだったようです。それに足も痛む左足をかばった歩き方になっていますね。

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それでもsaraiは歩みを止めず、粛々と登り続けます。

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ここで木道は左に直角に折れて、迂回するように続きます。

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流れを迂回するような道をsaraiは進んでいきます。ここはいったん平坦な道で一息尽きます。

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美しい流れが見えています。

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流れを渡ります。ヨセ沢です。

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流れを渡ると、その先にはまた登り道が始まります。

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そして、その先、魔の急階段になります。

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山ノ鼻からひたすら歩き続けて45分です。まだまだ、この先は長くて、厳しい道が待ち受けています。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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