2022年8月24日(水)@横浜~尾瀬/2回目
東京駅から上越新幹線で尾瀬への入口の上毛高原駅に向かっているところです。30分ほど過ぎたところで、激しい土砂降りに見舞われます。

前途多難な印象です。まあ、ここは落ち着いて、車内販売のコーヒーを頂き、ゆったりしましょう。

この土砂降りは数分走ると、突如にして、終わります。その後も不安定なお天気ですが、青空も見え、日差しもあります。

無事、一時間で、上毛高原駅到着。駅の構内に谷川連峰の豊かな自然を感じられる施設「tanigawa hanare」があります。“小さな谷川岳”を感じさせるものですね。

ここから約二時間のバス旅です。座れないと大変なので、駅前のバス乗り場に急ぎますが、誰も待っている人はなし。一安心。

新幹線の駅前とは思えないような長閑な雰囲気が漂います。

これが上毛高原駅の駅舎です。

駅舎の正面玄関には陶板の壁画があります。月夜野焼を起こした二代目の福田祐太郎が製作した陶壁画の「赤い城山」です。谷川岳ではないのですね。

待つこと数分で、既に駅前に待機していたバスが乗り場に向かってきます。尾瀬戸倉行きのバスです。ここが始発で、我々は終点まで延々と1時間50分も乗っていきます。

早速、バスに乗り込みます。我々6人が一番乗りです。バス代は、一人2500円。二人で5000円なので万札は崩してありますが、運転手さんによると、1000円札しかダメとのことで焦りますが、みんな、なんとかありそうとのことで、出発です。車内は我々以外は数人が乗った程度でガラガラです。

いきなり、大きな川を渡ります。利根川です。この利根川の上流に尾瀬があります(正確には支流の片品川の上流)。

10分弱で在来線の上越線の後閑駅に到着。

ここでびっくり! バスは何故か、駅前広場のどん詰まりに向かっていき、そこで停車。運転手さんが窓から手を出して、外にぶらさがっている紐を引っ張ると、バスは回転を始めます。仰天します。電車の転車台みたいです。長い人生で初体験です。

180度回転したところで、バスは駅のバス停に移動。そこから後ろを見ると、丸い回転台が見えます。

後閑駅を出たバスは田舎町を走り抜けていきます。上毛高原駅から25分で沼田駅のバスターミナルに到着。

天空の城下町、真田の里、上州沼田という旗が立っています。あまり、ピンときません。

在来線の上越線で来ると、沼田駅が尾瀬への最寄り駅なのですが、さほどに乗車する客もいなくて、観光客は0。

沼田駅は、沼田市の下町にあるようで、沼田駅を出たバスはいきなり急な坂道を登っていきます。

そして、登りつくと、高台に立派な街がありました。沼田市の上町です。

しばらく、この沼田の市街地を通り抜けていきます。尾瀬はまだまだ遠いです。
↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!
テーマ : 国内、史跡・名勝巡り
ジャンル : 旅行