fc2ブログ
 
  

ドレスデン散策:旧市街散策とワイン屋さんとの出会い

2008年5月2日金曜日@ドレスデン/1回目

2008年のドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaの旅です。saraiのヨーロッパを巡る旅の最終章になります。気合いを入れて、書いていきます。

今年の旅はドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaが目的地。トランジットの地、フランクフルトFrankfurtを飛び立って、最初の目的地、ドレスデンに着いたところです。

ドレスデンまで約1時間のフライトなので、ちょっとした昼食代わりの食事のサービスを期待したのですが、飲み物一杯だけでした。成田で預けたスーツケースがちゃんとドレスデンに届いているかどうか、ヒヤヒヤしながらターンテーブルの前で待ちます。

2023041101.jpg



が、流石にドイツのシステムはしっかりしていて、問題なく、荷物を受け取ります。あとは空港からホテルまで、びゅんびゅん飛ばすタクシーに肝を冷やしながら、あっという間にホテルに到着。結果的には、順調な移動でした。
ホテルのロビーは綺麗な花が飾られています。

2023041102.jpg



そして、ウエルカムシャンパンで出迎えられます。なかなかサービスがいいですね。

2023041103.jpg



このドレスデンのホテル、アーティス スイート ホテルArtis Suite Hotelはキッチンや食卓付きのアパートメント形式です。いつもとはちょっと違ったホテル暮らしができるかな・・・。
部屋でちょっと休憩したところで、ホテルのレセプションでドレスデンカード(2日間、公共交通機関の利用と主要な美術館の入場が無料)を購入します。一人21ユーロです。

2023041104.jpg



トラム乗り放題のドレスデンカードを入手したところで、早速、ドレスデンの街に繰り出します。ホテルを出たところはこんな古いビルがあります。東ドイツ時代の低調な経済、あるいは戦前の遺物なのか、これもドレスデンの一つの顔ですね。

2023041105.jpg



最寄りのトラム(路面電車)の停留所に数分で到着。コリアニシャー・プラッツKoreanischer Platzです。

2023041106.jpg



旧市街の中心に行くトラム、1番か2番を待ちます。これは6番のトラムなので乗りません。

2023041107.jpg



やがて来たトラムに乗って、街の中心に移動。とても美しい街です。ドレスデン・ポストプラッツDresden Postplatzの停留所で下りて、ゼンパー・オーパー Semperoper Dresdenのほうに向かいます。古びた噴水が見えます。ホレラブルネンCholerabrunnenです。コレラの流行から奇跡的に救出したことを記念して建てられたもので、設計者はオペラハウス、ゼンパー・オーパーの設計者であるゴットフリート・ゼンパーです。

2023041108.jpg



まずはゼンパーオーパー前にあるシンケルヴァッヒェSchinkelwacheという建物内のゼンパーオーパーのチケットオフィスで予約済のオペラのチケットを受け取り、一安心。これでオペラがちゃんと見られます。
一安心して、さあというところで、俄かにシャワーのような豪雨が突如、降り出しましす。ここは予定通り、美術館(アルテ・マイスター絵画館Gemäldegalerie Alte Meister)に入館。外の豪雨には無関係にラファエロやフェルメールなどの巨匠の名画の数々を堪能しました。ここでの写真は撮れなかったので(写真撮影不可)、何にも紹介できません。この5年後に再訪したときも写真撮影不可でしたが、画集を参考に紹介記事を書いています。そのブログ記事は以下です。

https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-category-128.html


名画の余韻にふけりながら、外に出ると、既に雨は上がっています。まだ、5時過ぎだったので、もう一つ、隣の陶磁器博物館で日本(伊万里や有田)、中国、マイセンの素晴らしい名品を鑑賞。これも何も紹介できません。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

2023041109.jpg



気がついてみれば、今日は昼飯抜きで、お腹が空いてきました。どっか、美味しいレストランはないかとフラフラ歩いていると、日本語で声をかけてくる人がいます。まだ、結構若い人ですが、日本人で、昨日、新しいワインショップを開店したので、店も近いので試飲していかないですかとのこと。実はこの出会いを書いた記事がsaraiのブログの1回目の記事でした。そこから、15年に及ぶブログの執筆が始まりました。



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!








テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

ドレスデン散策:日本人のワイン屋さんとイタリアンの夕食

2008年5月2日金曜日@ドレスデン/2回目

2008年のドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaの旅です。saraiのヨーロッパを巡る旅の最終章になります。気合いを入れて、書いていきます。

今年の旅はドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaが目的地。最初の目的地、ドレスデンに着き、早速、旧市街を散策しているところです。

美術鑑賞を終えて、配偶者、姉、saraiの3人で旧市街の中心、ノイマルクト広場Neumarktあたりをぷらぷらしていると、日本語で声をかけてくる人がいます。まだ、結構若い人ですが、日本人で、昨日、新しいワインショップを開店したので、店も近いので試飲していかないですかとのこと。すると、配偶者は調子よく、間髪入れずに、「フランケンはあるの?」。いつの間にやら、saraiの好物のワインの名前がしっかりと頭に入っています。もちろん、あるとのことで、結局、試飲することに。フランケンはもとより、地元のザクセンワインなどを試飲。まんまとワインやワインジャム、バウムクーヘンなどを購入する破目になりましたが、saraiは大喜び。フランケンのほか、日本では入手が困難なザクセンワインをゲットできたんですからね・・・。価格も2~3千円でリーズナブルでした。後で、おまけに1本プレゼントもあり、ラッキー!!このワインショップには5年後にも再訪して思い出を語り合うことになります。このワインショップはフラウエン教会の近く(先)の御土産物屋(Remember Dresden)の地下にあります。

この店のオーナーに紹介されたイタリアンで美味しい夕食をいただくことになります。早速、ピザとパスタを注文。なかなか美味しそうです。

2023041201.jpg



気の置けない雰囲気で、地元の人で混み合っています。

2023041202.jpg



ペンネもいただきました。トマト味でとても美味しい。

2023041203.jpg



ご機嫌でトラムに乗って、ホテルに帰ります。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

2023041204.jpg



キッチンでお湯を沸かし紅茶をいれて、PCに向かっています。このときはまだブログを始めていなかったので、書いているのは、親族・親戚内で立ち上げていたホームページ内の旅の報告記事です。

2023041205.jpg



部屋をちょっと紹介しましょう。寝室はこんな感じでコンフォータブルです。

2023041206.jpg



食事用のテーブルもちゃんとあります。

2023041207.jpg



このホテルには今日から4泊します。

さあ、また明日を楽しみにお休みしましょう!



↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!








テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR