2008年のドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaの旅です。saraiのヨーロッパを巡る旅の最終章になります。気合いを入れて、書いていきます。
今年の旅はドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaが目的地。トランジットの地、フランクフルトFrankfurtを飛び立って、最初の目的地、ドレスデンに着いたところです。
ドレスデンまで約1時間のフライトなので、ちょっとした昼食代わりの食事のサービスを期待したのですが、飲み物一杯だけでした。成田で預けたスーツケースがちゃんとドレスデンに届いているかどうか、ヒヤヒヤしながらターンテーブルの前で待ちます。

が、流石にドイツのシステムはしっかりしていて、問題なく、荷物を受け取ります。あとは空港からホテルまで、びゅんびゅん飛ばすタクシーに肝を冷やしながら、あっという間にホテルに到着。結果的には、順調な移動でした。
ホテルのロビーは綺麗な花が飾られています。

そして、ウエルカムシャンパンで出迎えられます。なかなかサービスがいいですね。

このドレスデンのホテル、アーティス スイート ホテルArtis Suite Hotelはキッチンや食卓付きのアパートメント形式です。いつもとはちょっと違ったホテル暮らしができるかな・・・。
部屋でちょっと休憩したところで、ホテルのレセプションでドレスデンカード(2日間、公共交通機関の利用と主要な美術館の入場が無料)を購入します。一人21ユーロです。

トラム乗り放題のドレスデンカードを入手したところで、早速、ドレスデンの街に繰り出します。ホテルを出たところはこんな古いビルがあります。東ドイツ時代の低調な経済、あるいは戦前の遺物なのか、これもドレスデンの一つの顔ですね。

最寄りのトラム(路面電車)の停留所に数分で到着。コリアニシャー・プラッツKoreanischer Platzです。

旧市街の中心に行くトラム、1番か2番を待ちます。これは6番のトラムなので乗りません。

やがて来たトラムに乗って、街の中心に移動。とても美しい街です。ドレスデン・ポストプラッツDresden Postplatzの停留所で下りて、ゼンパー・オーパー Semperoper Dresdenのほうに向かいます。古びた噴水が見えます。ホレラブルネンCholerabrunnenです。コレラの流行から奇跡的に救出したことを記念して建てられたもので、設計者はオペラハウス、ゼンパー・オーパーの設計者であるゴットフリート・ゼンパーです。

まずはゼンパーオーパー前にあるシンケルヴァッヒェSchinkelwacheという建物内のゼンパーオーパーのチケットオフィスで予約済のオペラのチケットを受け取り、一安心。これでオペラがちゃんと見られます。
一安心して、さあというところで、俄かにシャワーのような豪雨が突如、降り出しましす。ここは予定通り、美術館(アルテ・マイスター絵画館Gemäldegalerie Alte Meister)に入館。外の豪雨には無関係にラファエロやフェルメールなどの巨匠の名画の数々を堪能しました。ここでの写真は撮れなかったので(写真撮影不可)、何にも紹介できません。この5年後に再訪したときも写真撮影不可でしたが、画集を参考に紹介記事を書いています。そのブログ記事は以下です。
https://sarai2551.blog.fc2.com/blog-category-128.html
名画の余韻にふけりながら、外に出ると、既に雨は上がっています。まだ、5時過ぎだったので、もう一つ、隣の陶磁器博物館で日本(伊万里や有田)、中国、マイセンの素晴らしい名品を鑑賞。これも何も紹介できません。
ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

気がついてみれば、今日は昼飯抜きで、お腹が空いてきました。どっか、美味しいレストランはないかとフラフラ歩いていると、日本語で声をかけてくる人がいます。まだ、結構若い人ですが、日本人で、昨日、新しいワインショップを開店したので、店も近いので試飲していかないですかとのこと。実はこの出会いを書いた記事がsaraiのブログの1回目の記事でした。そこから、15年に及ぶブログの執筆が始まりました。
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