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緊急報告:京都の春、高台寺と三条商店街

今日から春の京都を訪れます。もう京都訪問はsarai夫婦の毎年の行事になっています。やはり、春と秋はよい季節ですね。

朝、新横浜から新幹線に乗ると、富士を通過するあたりで美しい富士山が見えます。ひかりは大半が外国人観光客。みなさん、喜んでいます。

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saraiはこのあたりからコンサートのチケットを予約するのが大変。1枚目は順調に予約・購入できますが、2枚目でクレジットカードがセキュリティチェックにかかり、ロックされてしまいます。同一金額のチケットを同じサイトから購入したからです。実はsaraiも現役時代は同様のリスク管理の解析処理をしていたため、そのロジックのあまりに稚拙なことに呆れます。これもAIの一種ですが、レベル低過ぎです。早速、カード会社のオーソリ担当に電話しますが、なんとロック解除に1時間もかかるとのこと。それではチケットが売り切れになります。何とか特急でロック解除してもらい、名古屋を過ぎるあたりで予定のチケットをすべて購入できました。ほっ・・・。

そうこうするうちに京都に到着。タクシーで今日のお宿に直行。なんと駅前のタクシーはほとんど出払っています。コロナ禍のときとは隔世の感です。運転手さんにそのことを尋ねると、コロナ禍のときに大量の運転手さんがやめたそうで、高齢化しているそうです。コロナ禍は落ち着きをみせてもその傷跡は深いですね。
京都駅で乗ったタクシーはすいすいと走り、途中からは狭い路地を抜けて、今日のお宿に到着。町家の跡に建てた細長いビル。ここもインターナショナルなホテルのようです。

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ホテルに荷物を預かってもらい、タクシーで高台寺あたりに向かいます。圓徳院で長谷川等伯の襖絵(複製)の特別展示をやっているので、それを見に行きます。なかなか面白い作品でした。秀吉の桐のご紋の襖の上に半ば強引に山水の水墨画を描いたものです。

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圓徳院の北のお庭の前で座って見ていると心がなぜか和みます。伏見城から移したものだそうです。じっと見ていると、大小の鳥たちが木々に飛んできます。そうしているうちに動けなくなります。

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すかさず、配偶者が抹茶を頼んでいます。祇園・辻利のお茶を美味しくいただきながら、長居をします。お菓子は生きんつば。

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抹茶のお礼を言いながら出るときはもう周りに誰もいなくなっていました。

圓徳院の前の通りの向かいが高台寺です。長く続く緩やかな石段をよろよろと登っていきます。後ろから追い抜いていくのも降りてくるのも外国人ばかりです。(そういえば、圓徳院には外国人は見かけませんでした。)

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何とか石段を登り切り、高台寺の中に入ります。ちなみに圓徳院も高台寺も無料入場。奇特なお友達に拝観招待券をいただいたんです。彼の家のお墓が高台寺にあり、檀家なんです。そんな人がいるんですね。
方丈を見た後、開山堂の前に行きます。

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この後、本来ならば、丘の上に登り、秀吉と北政所をお祀りする廟堂をお参りするところですが、saraiの足が悲鳴を上げているので、ここで断念。

今日の観光はここで打ち切って、三条商店街に買い物に行きます。
この商店街は堀川通りから千本通りまで続く長大な商店街です。こんなお店が商売になるのかという驚きの商店街でした。
これはクレームブリュレドーナツの専門店。ひとつ買って、向かいの公園で食べました。その場でバーナーであぶってくれます。その後、うちわで熱を冷ましてくれます。なかなか面白いショータイムです。

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驚くことに次から次にお客さんが来ます。終いには外国人まで来ます。有名なのかしら・・・。

これはたこ焼き屋さん。お勧めの岩塩味のたこ焼きをテイクアウトします。注文するとその場で作り始めます。それを見ていた外国人観光客が興味津々。

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夕食用の食材も調達して、堀川通りに戻ります。堀川通りから見た三条商店街の入口です。

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ここからホテルはすぐそこ。外国人がこのあたりでもカジュアルなスタイルでぶらぶらしています。

京都は外国人に占拠されたのか!



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緊急報告:京都の春、琵琶湖疎水クルーズと青蓮院の青紅葉

昨日から春の京都を訪れています。

今日は念願だった琵琶湖疎水の船旅を楽しみます。まず、陸路、琵琶湖のほとりの三井寺付近の琵琶湖疎水まで行き、そこから琵琶湖疎水船の乗下船場から予約してあったクルーズ船に乗ります。ここから京都の蹴上まで55分の船旅です。
すぐに全長2400mの第1トンネルに突入。暗闇の向こうに小さな光点が見えます。通り抜けに約20分。明治の初期に凄いものを作りましたね。

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クルーズの終点、蹴上で上陸し、次はバスで青紅葉を求めて、青蓮院門跡を訪れました。
美しいお庭に青紅葉が映えていました。

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今日の夕食の食材は大丸のデパ地下で調達。朝採れの筍が絶品でした。



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緊急報告:京都の春、御土居と大徳寺の塔頭の青紅葉

一昨日から春の京都を訪れています。

今回のテーマは青紅葉。まずは北野天満宮の御土居を訪れます。おりしも青紅葉が見頃の御土居は特別公開中。
御土居は豊臣秀吉が洛中洛外の境界として、また水防のために築いた土塁「御土居」の一部がここ北野天満宮の裏手に残ったもので、ここに紅葉や梅の」自然林が広がっています。土塁の上から下に流れる紙屋川に降りると、頭上に美しい青紅葉が空に映えています。

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清々しい自然の中で森林浴を楽しんだ後、北野天満宮の鳥居前で京うどんをいたきます。
鳥居前に並んでいるタクシーに乗って、次なる目的地、大徳寺に移動。
春の特別公開で大徳寺の塔頭の2つが見られます。
まず、黄梅院を拝観します。門の外から青紅葉が見えています。

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中に入りますが、残念ながら、一切、写真撮影不可とのこと。秀吉ゆかりの直中庭(じきちゅうてい)や白砂の波頭庭(はとうてい)という見事なお庭に心を洗われます。記念に美味しい抹茶と阿闍梨餅を頂き、お腹も満たされます。

次に同じく大徳寺の塔頭、興臨院を訪れます。方丈前庭は中国の寒山・拾得が生活していた天台山の風景を模したもので、豪壮なお庭です。しばらく鑑賞しました。庭を周り込むと、ここにも青紅葉があります。

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今日も納得の青紅葉が見られました。そろそろ、ホテルに戻りましょう。この旅で使い始めたスマホアプリ、GOでタクシーを呼ぶと、たった3分でタクシーが到着。便利ですね。癖になりそうです。ホテルに帰る前に三条商店街に寄っていきましょう。
勝手知ったる商店街で夕食の食材をゲットします。配偶者は見知った魚屋さんや八百屋さんと早くも馴染んでいます。

こうして、京都の旅も順調です。



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緊急報告:京都の春、貴船と蓮華寺の青紅葉

今日は春の京都の最終日を訪れています。遂にからっと晴れ上がり、真っ青な青空です。

叡山線沿線で青モミジを楽しみましょう。まずは貴船で青モミジと川床料理です。料理店の予約を済ませ、出町柳から叡山線で貴船口へ。貴船口に着き、貴船神社のほうに歩き始めようとして、ふと後ろを見るとバスの姿が見えます。何と貴船行きのバスです。事前調査が悪く、ここからバスが出ていることに気が付きませんでした。慌ててバスに飛び乗ります。バスはがんがん走り、貴船に到着。とても歩ける距離ではありませんでした。
少し歩くと、川床料理のお店が並んでいますが、貴船川の上には川床がありません。まだ、川床の季節ではなかったようで、お店の人の話では5月1日が川床の解禁日なんだそうです。予約したお店の貴船川沿いの席で工事中の川床を眺めながら、ランチをいただきます。

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いただいたのは美味しい湯豆腐ランチです。

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食事の後、特別な許可をいただき、工事中の川床に下りてみます。今日はまだ肌寒く、川床で料理をいただくと風邪をひきそうです。

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貴船神社にお参りしてきましょう。貴船神社からは青空、青モミジ、清冽な貴船川の絶景が見渡せます。

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再び、バスで叡電の貴船口駅に戻ります。ここから、鞍馬は一駅です。鞍馬に寄るか、それとも蓮華寺に行くか、迷いますが、訪れたことのない蓮華寺に行くことに決めます。いったん、叡電で宝ヶ池に戻り、叡電本線で一駅先の三宅八幡に向かいます。すると、展望車両の「きらら」がやってきます。パノラマビューシート(窓側に向かって配置されている展望のよいシート)で景色を楽しみます。

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蓮華寺では緑色に染め上げられた美しい庭園に魅了されます。緑色の波長は人間の魂に静穏を呼び起こすのでしょうか。緑の中心は無論、青モミジです。

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蓮華寺からは「上橋」バス停で京都バスの17番の直通バスで京都駅に直行。駅でお土産物とお弁当を買って、新幹線で予定通り、横浜に戻ります。

今年の春も3泊4日で京都の旅を楽しみました。ゆったりと余裕のある旅は充実したものでした。また来ましょう。



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Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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