旅の14日目です。
今日でスイスともお別れ。いよいよウィーンに移動し、今晩からさっそくオペラを観ます。
それ以外の予定はないので、かえって朝はゆっくりできます。飛行機の時間に合わせて9時過ぎに起き出し、ちゃっちゃっと片づけて出かけます。昨夜WEBチェックインしたウィーンへの搭乗券をUSBメモリーに入れて、ホテルのレセプションでプリントしてもらい、準備完了です。
駅で朝食を仕入れ、電車に乗り込みます。今日も良いお天気で、美しく見えているアルプスにさようならです。
バーゼルからチューリッヒへの鉄道チケットは、インターネットで半額の割引料金(Supersaver)でゲットしてあります。

電車に乗って、早速、朝食です。

バーゼルを出ると、車窓は実に美しい風景です。スイスの風景を眺めるのも最後です。楽しみましょう。

チューリッヒ近くまでスイスらしい風景が続きます。素晴らしいですね。今日でスイスにお別れするのも残念です。

予定通り1時間でチューリッヒ中央駅に到着です。ここで空港までのチケットを購入して、チューリッヒ空港行のICNに乗りかえます。1人6.6スイスフランです。

乗り物に乗るにはチケットを購入するのは当然ですが、結構面倒です。日本のようにきちんと改札があり、チケットがないとホームに入れない仕組みだと当然購入するしかありません。でも、ヨーロッパは改札がないので、ホームどころか電車にだって自由に入れます。こんな状況で、皆さんちゃんとチケットを買っているのかと不思議に思います。検札があり、不正乗車してると罰金が物凄いとは聞きますが、バスやトラムでは検札に出くわしたことがありません。電車は、ドイツはしっかり検札に来ますが、検札がない国も多いです。saraiは苦労してチケットを購入しているので、ちゃんと見てよ!という気分にさえなります。
が、チューリッヒ空港への電車の中で面白い光景を目撃しました。隣りのボックスの人がチケットを持っていない模様です。検札にきた車掌さんに必死に言い訳をしていましたが、もちろん「ノー」。身分証明書を出して、お金を払っていました。いくら払ったのかは知りませんけど・・・。
こちらはちゃんとチケットを見せて、OK。
チューリッヒの駅構内で無料配布していたチョコレートを食べながら、余裕で寛ぎます。スイスの駅は商品の宣伝のためによく無料配布をしていますね。

空港着。チューリッヒ空港からは、オーストリアのLCCのニキ航空でウィーンに飛びます。ニキ航空はエア・ベルリン傘下で、空港での手続きもすべてエア・ベルリンで行います。チェックインは終えていますので、荷物を預けましょう。この辺りがエア・ベルリンのカウンターです。

WEBチェックインした搭乗券を取り出します。

荷物を預ける列はそれなりに混んでいます。

荷物の重量オーバーもなく、ノートラブル。
お土産屋をひやかしながら、搭乗口に向かいます。と、シュプリングリチョコレートのお店があります。saraiが、残っているスイスフランを使ってしまってもいいよと優しい言葉をかけると、配偶者は嬉しそう! 我が家とsaraiの姪っ子用にミルクココアを買ってました。
ところで、LCCだから仕方がないとは思いつつも搭乗口が遠い! だんだん照明も少なくなり、薄暗く閑散とした長い通路を進みます。

ようやく搭乗口に到着。なんだか、がらーんとしています。

ここはボーディングブリッジもなく、バスでの飛行機への移動のようです。これもLCCだから文句言えません。

1台のバスに乗客全員が乗せられ、他の作業車の邪魔にならないようにノロノロと滑走路を走ります。搭乗が終了し、スタンバイしました。

このスタンバイから飛び立つまでが長い! 周りの飛行機はどんどん飛び立ち、そして、別の飛行機が到着します。

すべてLCCだから仕方がないと我慢しているうちに寝ちゃいました。まあ、ウィーンまで1人5000円ほどの低料金ですからね。
滑走で目が覚め、チューリッヒにさようならです。結局、出発が30分ほど遅れました。眼下にはチューリッヒ空港が見えています。

たった3日半ほどの短いスイス滞在でした。ライン川の旅は10日ほどの長旅でした。さあ、懐かしいウィーンの街に向かいましょう。
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