いよいよ長かった旅も最終日。夕方の便で帰国です。
昨夜はオペラ仲間とカフェ閉店ぎりぎりまで楽しくおしゃべりをした後ホテルに戻り、遅くまでWEBチェックインをしたりブログを書いたりしていたので、ゆっくりと朝寝しました。配偶者はきちんと早起きして、せっせとブログを書きながらsaraiの起床を待っていたようです。ようやく起きたsaraiと、またまた朝食の時間ぎりぎりにレストランルームに滑り込んで、今日も最後の朝食客です。
昨夜のうちに荷物をまとめた配偶者は、帰国準備完了・・・と言いたいところだそうですが、お留守番をお願いした御近所の方へのちょっとしたお土産を考えないと帰れないとのこと。もう満足の旅を終えた気分のsaraiは、そんなに早く出かける必要はないと相変わらずパソコンとにらめっこしてブログを作成しながら、チェックアウトの時間は12時だからとのんびり構えています。と、電話が鳴ります。フロントからです。チェックアウトの時間を過ぎていますとのお知らせです。チェックアウトの時間は11時だったようです。はいはい、配偶者がちゃんと荷物をまとめてくれていたので、すぐに部屋を出ますよ。チェックアウト時間は明確に11時と書いて欲しいねと、まだまだ軽口をききながらも慌しく部屋を出ます。しっかり準備完了しておいた配偶者に感謝です。チェックアウトをし、ホテルに荷物を預かってもらいます。
地下鉄に乗って、街の中心に出ます。昨日買っておいた24時間交通チケットはまだ有効です。まずは、劇場連盟のチケットオフィスに寄って、6月のウィーン国立歌劇場の予約済みチケットを受取ります。

ついでに劇場連盟カードを作ってもらいます。これで今後オペラを見るたびにポイントがたまります。ポイントがたまると、チケット購入時に有利になるようです。さて、いよいよお土産を買いに行きましょう。レオポルド美術館のショップで、クリムト風のデザインの小皿をお買い上げの予定です。24時間チケットがあるので、1駅ですが地下鉄に乗っちゃいます。レオポルド美術館の前庭は、青空の下で気持ちよさそうに寛ぐ若者でいっぱいです。ところで、心配なことが1つ。レオポルド美術館のショップは、美術館内の展示スペースの中にあったような気がするのです。入場券を購入してまで買いたいわけではありませんのて、行って確認してみましょう。やはり、美術館内にあるようです。でも、ここであきらめてはいけません。ショップに行きたいんだけど入れないかと尋ねてみると・・・なんとパスポートと引き換えに入場券を発券してくれました。30分以内に戻ってきたらパスポートを返してくれるそうです。ありがたいですね。パスポートを取り上げられないように早くお土産を買ってきましょう。お目当ての小皿などを購入して、ダンケシェ-ン! 今回は、ウィーンでは美術館には行かなかったけれど、6月の再訪時には行きましょうね。美術館を出たところで、フラットな路面なのに、何故か配偶者がばったりと転びます。前回の旅に続いてのばったりです。軽く膝小僧を擦りむいただけで大事に至らずにほっとします。我々も歳を取ったものです。
次は、今回の旧市街ブラブラ歩きで発見したスーパーのユリウス・マインルに向かいます。ユリウス・マインルはコールマルクトの端にあるので、レオポルド美術館のあるムージアムクォーターから、美術史美術館、王宮を抜けてぶらぶら散策しながら向かいましょう。ウィーンと言えば、マロニエ。咲き始めたマロニエの花が綺麗です。

美術史美術館と向かい合わせに建っている自然史博物館です。その間を抜けていきます。

リンク通りに出ました。美しい並木道です。

リンク通りを派手な塗装のトラムが走っていきます。

王宮(ホーフブルク)の門の前に出ました。塀の端に見事な鷲の彫像。ハプスブルグ家の象徴ですね。

門の両脇を固めています。

新王宮の建物の最上部にも翼を広げた黄金の鷲。

新王宮前の英雄広場の中央には騎馬像。

広場を見下ろす翼のある女神像も青空に映えて美しいです。

王宮前では何かイベントが開かれています。車関係の催しのようです。アウディのレーシングカーが展示されています。

王宮の大きな建物が続きます。

建物の上部には天使像。ともかく装飾が華麗です。

これはシュヴァイツァー門の紋章。

こんな見事な彫像もさりげなく配置されています。つい見逃しがちですね。

王宮を抜けミヒャエル広場に出ました。ここからは高級ブティック街のコールマルクトの通りが始まります。

振り返ると、王宮のミヒャエル門。見事な建築ですね。

コールマルクトの一番端にあるスーパーのユリウス・マインルまで歩いていきます。ここで売っているクラテッロ(パルマ産の生ハムの最高級品)をsaraiが買って帰りたいんです。他に、チョコレートを買い足してお買い物は終了です。
これですべての用事は完了。ランチにしましょう。この後は次回で。
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