2013年4月4日木曜日@東京~フランクフルト~アムステルダム/10回目
フランクフルトでの日程は完了しました。
ゲーテハウスを出て、ハウプトヴァッヒェまで歩きました。

歩いたルートを地図で確認しておきましょう。

この地下にあるハウプトヴァッヒェ駅に下りて、そこから空港行きのSバーンに乗ります。途中の駅でフランス国鉄のTGVとすれ違います。えっ、ここはどこだっけ?って、一瞬、混乱します。TGVはフランクフルトまで乗り入れているんですね。

無事、早めの時間に空港に着き、荷物を受取り、カフェでフランクフルトソーセージを購入し、ANAでもらったワインとサンドイッチと水を片付けながら休憩です。

荷物検査を抜けて、搭乗口に向かいます。途中、ドームのような場所があり、モデルプレーンが吊り下げられています。面白い装飾ですね。

アムステルダム行のルフトハンザの飛行機に乗り込みます。比較的空いています。羽田でお姉さんが苦労して変更してくれた席は非常出口の横の席でした。カバンを足元に置いちゃ駄目ということで取り上げられましたが、問題ありません。非常出口を利用することにはなりたくないですけどね。窓からの景色をちょっと主翼が邪魔しますが、これくらいは仕方ないでしょう。

この機内でもサンドイッチとコーラをいただきました。ヨーロッパは短距離でも、何か軽食を出してくれます。日本との文化の違いでしょうか。

あっという間にアムステルダム上空です。降下するときに雲を抜けるまでかなりの時間がかかりました。そうとう厚い雲です。ということで、アムステルダムはどんよりしたお天気でおまけに寒い!
ベルトコンベアーで流れてきたスーツケースを無事にゲット。一度、ロストバゲッジを経験してからは、スーツケースを手にするまでは、結構、スリルです。
空港からはバスで市街地に向かいます。そのためには、まず、空港の鉄道駅の窓口に行き、日本のSUICAのようなカード、OVチップカードを購入しましょう。

無記名OVチップカードを2枚購入し、それぞれ20ユーロ、チャージしてもらいます。オランダ全国のバス・トラムで有効なカードです。1枚7ユーロ50セントで5年間有効です。

空港ビルを出て、バスターミナルに向かいます。空港ビルには、空港の名前であるスキポール(Schiphol)の文字が見えます。

空港のバスターミナルは大きなバスターミナルです。197番のバスに乗るので、そのバスの停まるところを探しましょう。

ようやく目的のバス停を見つけることができました。待っていると、197番のバスはすぐにやってきました。乗ろうとすると、運転手がどこに行くのと聞いてきます。ミュージアム広場と答えると、反対側のバス停から乗ってねとのこと。エッ?ここが始発ではないのですね。反対方向があるとは思っても見ませんでした。危ない、危ない。運転手さんありがとう。早速、向かい側のバス停に移動。

お蔭で正しい方向の197番のバスに乗ることができました。もちろん、先程購入したOVチップカードを機械にぴっとかざして、チェックインします。下りるときにまた、忘れずにぴっとかざして、チェックアウトしないといけません。
バスはビュンビュン走ります。アレッと気づくと、バスしか走っていない道路です。バス専用の道路があるんです。これは凄い。街中に入ると、バスはトラムの線路上を走ります。トラムの線路内は、バスとタクシーとパトカーが共有しているようです。これも日本は見習うといいかもね。一般の自動車のスピードも凄いけど、道路脇の整備された自転車道路を走る自転車が物凄いスピードで、殺気立って走ります。歩行者は、自動車より自転車に気を付けないといけないようです。
ミュージアム広場には、予定通り、30分弱で到着です。専用バスレーンの効果でしょう。

バス停からちょっと道に迷いましたが、すぐに間違いに気が付き、ほとんど時間ロスなく、ホテルPark Boutique B&Bに到着。表示があまりに小さくて見つけるのに苦労しましたけどね。ドアに小さく表示されているだけです。

近寄って、確認してみます。

でもこれからが大変。ドアチャイムを押すと返事があったのだけど、それ以降は返答なし。どうもホテルとは関係のない人が応対したようです。仕方がないのでホテルに電話を掛けると、これからこっちに向かうとのこと。どうも、ここにはホテルの人は常駐していないようです。鍵を手にした女性が通りかかったので嬉しそうにしたら、私じゃないわよという感じで笑いながら通り過ぎていきました。残念! 隣の建物はレストランなので、じっとドアの前に立ち尽くすsaraiと配偶者は奇異に見えることでしょう。

かなり待たされ不安になりましたが、再度電話したら、今向かっていると言われ、さらに待つことしばし。ようやく家主が現れ、宿に入れました。足を置く場所もないような梯子のような狭い螺旋階段を荷物をもって、4階まで上がります。見かねた大家さんが、配偶者の荷物を途中から持ってくれました。が、私達に用意された部屋は、サウナ付き! 見晴らしもよくで素晴らしい! これは安くてお得な宿に出会えました。
部屋はそれなりに広く、ベッドのサイズも大きい。

部屋の中のバスルームには、シャワーのみ。

部屋の外に共用のサウナがありますが、このフロアに泊まっているのは我々だけです。事実上、専用サウナです。隣のドアがサウナの入口です。バスタオルを巻いて、移動すればいいでしょう。

これがサウナ。ゆったりした広さです。

部屋の窓からは、オランダらしい煉瓦造りの重厚な家々が見えます。

窓を開け放つとこんな感じの街並みが見えます。しかし、寒いので、窓を閉めて、暖房を最強にセット。

早速、サウナに入って、旅の疲れを癒します。サウナから戻ると、もう、夜の帳が下りてきました。窓の外を見ると、すっかりと暗くなっています。と、窓の外に変なものがあります。梁のようなものが突き出ています。これは家具などの大きなものを部屋に引き上げるための道具でしょうね。階段が狭くて、とても大きなものは持ち上げることはできません。

今日は早朝からフランクフルトを歩き回り、長い1日でした。早めに休みましょう。では、おやすみなさい。
明日はオランダ在住のブログ仲間の友人とエルミタージュ美術館でランチを一緒に食べ、夜はコンセルトヘボウでハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のブルックナー8番を聴きます。とても楽しみです。
次回を読む:
《2日目:アムステルダムでゴッホとブルックナー》
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テーマ : ヨーロッパ
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