旅の2日目です。
今日のアムステルダムは朝から太陽が顔を出す絶好の天気。
配偶者によると、ぐっすり眠り目覚めると、ちょうど真っ赤な大きな太陽が昇ってくるところだったそうです。アムステルダムは周りに山がないので、民家の屋根越しに日の出が見られるのです。

配偶者が赤い日の出を眺めたのは、昨夜楽しんだサウナの窓からなんですよ。もちろん、その頃はsaraiはすやすやと眠っていました。

今日はお天気が良さそうですね。配偶者は相変わらず晴れ女です。saraiが起きたときは既に日が昇り、部屋の窓からは朝日に照らされる煉瓦造りの建物が眺められます。

宿はB&B(ベッドと朝食付きの宿のこと)なのですが、朝食代が別料金で高かったのでパス。朝食はカフェで頂くことにして、チャッチャッと身支度をして出かけます。
が、これがまた大変。ホテルの玄関のドアの鍵の内側からの開け方って慣れていないからか、なかなか難しいのです。鍵穴を横から眺めながら空いたのを確認してドアを押しますが開かない。取っ手の位置が高過ぎて(オランダ人はデカイ!)、回らないし・・・難渋しましたが、ようやく開きました。
素晴らしい日の出と青空に期待したのに、外はとんでもなく寒い!まだまだ気温は上がってこないようです。見た目には朝日が差して暖かそうな雰囲気なんですけどね。アムステルダムを甘くみてはいけません!

近くの美しいフォンデル公園に眺めの良いカフェがあるとのことなので、散歩しながら向かいます。公園の園路を走り抜けていく自転車集団はものすごい。自転車と接触しないようにして道を渡るのはなかなか大変です。朝の通勤のみなさんなんでしょう。

緑豊かな広大な公園には綺麗な池もあり、ペットを連れて散歩中の人もいます。

珍しい水鳥も朝の散歩中です。

公園に立派な銅像が立っています。公園の名前の由来になった17世紀の作家ヨースト・ファン・デン・フォンデルの銅像のようです。

公園の中を歩いていくと、どうも目指す肝心のカフェは工事中のようです。これは誤算で残念です。まだ観光シーズンではないので、建物の改修中なんでしょう。

街の方に戻りながらカフェを探します。が、まだ早いようでパン屋さんしかオープンしてません。小さなカフェはありますが、どうも朝食は無理のようです。オランダは、朝食には暖かいものは出ない(調理はしない)らしいので、パン屋さんがあればよいのでしょうね。

遂に、大勢の人が出入りしているパン屋さんを発見。店内は人で賑わっています。ここで朝食にしましょう。ブロートバッカー シモン マイセンBroodbakker Simon Meijssenというパン屋さんです。

フォンデル公園からパン屋さんまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

物凄い種類のパンがいっぱい並んでいます。配偶者はどれも美味しそうとはしゃいでいます。

選びに選んで、美味しそうなパンとフレッシュなジュースを購入。壁際に作られたスタンドで頂きます。なかなか美味しいパンです。こんなパンが日本にもあるといいな。saraiは店内で発見したゆで卵も一緒にいただきます。

今日の目的地は美術館です。美味しい朝食も終えて、そろそろ美術館に向かいましょう。あいにく、オランダ国立美術館もゴッホ美術館も閉館中。閉館中のゴッホ美術館の作品を展示しているエルミタージュ美術館でゴッホを楽しむ予定です。5月まで、主要な作品がここで展示されています。
ゴッホを見た後は、エルミタージュ美術館併設のレストラン・ネヴァでブログ友達と待ち合わせをしています。
ミュージアム広場からトラムに乗ります。この辺りはいかにもアムステルダムらしい重厚な建物が並んでいます。

途中ライツェ広場Leidsepleinでトラムを乗り継ぎますが、そこでアップルのショップが朝から人で賑わっている光景を見ました。日本と同じですね。

トラムを乗り継いで最寄の停留所ウェースペル広場Weesperpleinに到着。オランダらしい運河沿いの道を美術館に歩きます。が、いかんせん寒い! 運河には、住居と思われる船が繋留されています。

実は運河と表現しましたが、正確にはアムステル川Amstelです。でも、見た目には運河そのものです。歩いていくと、水門があります。水位調整用ですね。

この水門を過ぎると、先の方に有名なマヘレのハネ橋Magere Brugが見えてきました。以前、アムステルダムを訪れたときに遠くから眺めただけのハネ橋です。今日は間近で見ることができそうです。

エルミタージュ美術館へはこのアムステル川沿いにまだまだ歩かないといけないようです。
ミュージアム広場からこの辺りまでのルートを地図で確認しておきましょう。

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