旅の3日目です。
アムステルダム2日目の朝。太陽は見えません。昨日は素晴らしい朝日だったのに残念です。昨日の残りのパンを食べながら、出かける準備をします。ところで、今朝は牛乳があります。というのも、以前にアムステルダムに来た時に配偶者が牛乳と思って買ったものが、飲むヨーグルトだったことをお友達のレイネさんに話したところ、いろいろ牛乳について伝授されたのです。牛乳は、濃い牛乳、普通の牛乳、酸味のある牛乳(以前に配偶者が買ったのはこれだろうとのこと、夏場は美味しいらしい)の3種類あり、文字表示もあるがケースや蓋の色が違うそうです。濃い青、水色、オレンジ色とのこと。というわけで、ちゃんと水色の蓋の牛乳をゲットできたのです。
今日はアムステルダムを引き払って、デルフトに移動します。ドアはもう鍵をかけなかったので、すんなり開きます。ようやく慣れてきたのにお別れとは残念です。鍵は、部屋の机の上に置いておくようにとの大家さんの指示なので、もちろん鍵もかけません。宿を出ると、トラムの走る大通りは寒々しく、閑散としています。

改めて、宿の建物を全景を見てみます。煉瓦造りの4階建ての大きな建物です。宿の入口は建物1階中央の2つのドアのうちの左側です。建物全体が宿ではなくて、ほんの一部が宿に利用されているようです。

我々の泊まったのは最上階の杭の突き出した部屋です。トラブルもありましたが、部屋に入れば快適な生活でした。ほぼ専用のサウナもあり、何といってもアムステルダムでは格安の料金でした。

宿の真ん前の停留所Cornelis Schuytstraatからトラムでアムステルダム中央駅に移動です。乗り換えなしで駅まで行けるので便利です。バス・トラム用のSUICAもどきのカード、OVチップカールトをゲットしているので、乗り降りの時にチャリンとするだけでとっても便利です。現地の方は、皆利用してます。観光客は、乗るときに運転手から現金でチケットを購入してます。これが結構手間取っています。観光シーズンは大変でしょうね。
駅に着き、コンコースに入ります。

コンコースからはエレベータでプラットホームに上がれます。

鉄道チケットは、お友達に買っておいてもらった1日乗り放題の鉄道チケットがあるので、楽ちんです。プラットホームに上がると、大きなかまぼこ形の覆いが頭上に広がっています。

5分ほどでIC(インターシティ)がやってきました。8時59分発の電車です。

ファーストクラスを探して、乗り込みます。

2階建て車両なので、眺めのよい2階に上がりましょう。

ドアの先をのぞくと、がらがらです。今日は土曜日なので混み合うのではないかと心配していましたが、まったくの杞憂でした。

ファーストクラスは、さすがにゆったりした素晴らしいシートです。好きな席を選び放題です。

定時にICは走り出しました。

駅を出ると、アムステルダム港が眺められます。

駅の周りのたくさんの待避線の間を抜け、街を出て行きます。

15分ほどでスキポール駅Schipholに到着。空港があるので地下駅になっています。

スキポール駅を出て数分で、周りはどこまでも広がる畑になりました。

空には、スキポール空港を発着する飛行機がひっきりなしに飛んでいます。

ライデン中央駅Leiden Centraalを通過します。色彩の鮮やかなビルが印象的です。モンドリアン模様ですね。

オランダは川の景色が美しいですね。

ようやく、オランダ名物の風車を発見しました。

2階の席に並んで座り、車窓を楽しみながらの1時間。デルフトDelftに行く前に、デン・ハーグDen Haagで途中下車します。フェルメールの作品を鑑賞するためです。
アムステルダムからデン・ハーグまでの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

デン・ハーグ中央駅Den Haag Centraalとは別のデン・ハーグHS駅Den Haag HSが便利だろう(デルフトへの代行バスがこの駅から出ている)とのお友達のアドバイスでデン・ハーグHS駅で下車します。美術館まではトラムでの移動になるので、ここで荷物を預けます。コインロッカーがあることも友人が調べてくれました。そのコインロッカーをなんなく発見。が、なんだかどれも様子が変です。どれも扉がうまく閉まりません。モタモタしていると、駅員さんがどうしたのかと寄ってきてくれました。

彼もいろいろチャレンジした挙句、システムが壊れているようなのでちょっと待っててねと言って、機械を取りに行きました。間もなく戻ってきて調整をして、荷物をロッカーに入れるのを手伝ってくれました。感謝!

無事に荷物を預けることができたけど、システムというより実際に壊れているロッカーも多かったようです。駅員さんからも、この駅ではなく中央駅に行って預けたらとのアドバイスもありました。旅行客の利用は少ない駅のようですね。
難関を突破したところで、早速、デン・ハーグ市美術館に向かいましょう。フェルメールの絵をもうすぐ見ることができます。
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