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ザルツカンマーグートへ小旅行:レールジェットの贅沢なプレミアムクラスともお別れ

2013年4月21日日曜日@ウィーン~ゼメリング鉄道~ハルシュタット/6回目

ゼメリング鉄道の区間を通り過ぎて、ジェットレールはミュルツツーシュラーク駅を出発。ミュルツツーシュラークの綺麗な街並みを抜けていきます。この街はブラームスが交響曲第4番を作曲したところ。ブラームスはゼメリング鉄道が開通した30年後の1884年と1885年の2回の夏をここで過ごしました。当時、ゼメリング鉄道でウィーンから3時間かかったそうです。ミュルツツーシュラークには、オーストリア唯一のブラームス博物館があり、ブラームスが弾いていたピアノも展示されています。1991年の開館時には、saraiの最愛のピアニスト、クラウディオ・アラウが記念コンサートを行う予定だったそうです。しかし、アラウはこの年に亡くなり、代わりにイェルク・デムスがアラウ追悼コンサートを行ったそうです。そのときの演奏が2枚組のCDになっているので、是非、聴いてみたいものです。今でも、このブラームス博物館で販売しているようです。なお、ブラームスは夏を避暑地で過ごす習慣があり、晩年はザルツカンマーグートのバート・イシュルで過ごし、名作のクラリネット五重奏曲を作曲しています。明日はそのバート・イシュルを訪ねる予定です。


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街を出ると、アルプスからの清流ミュルツ川Mürzに沿ってレールジェットは走っていきます。


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アルプスの外れにあたるこの辺りは、美しい風景が広がっています。


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緑の野原の中をレールジェットは走ります。


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ゼメリング鉄道を走っているときは写真撮影や風景を楽しむのに忙しかったsaraiも、ようやくリラックス。プレミアムクラスのリクライニングシートでゆったりです。


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沿線には次々と街があらわれます。いずれも綺麗な街です。


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ミュルツ川は時折、川幅を広げます。といっても小川の域を超えるものではありませんけどね。


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美しい風景の中、気持ちよさそうにサイクリングを楽しんでいる人達がいます。羨ましいです。


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次の停車駅、カプフェンベルクKapfenbergに到着。レールジェットのプレミアムクラスの贅沢な旅ももう数分でおしまいです。乗り換える準備を始めましょう。


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ほぼ定刻でブルック/ムーア駅Bruck an der Murに到着。


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これが今まで乗ってきたレールジェット。5番線のホームに停車しました。


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ここで贅沢なシートともお別れです。多分、プレミアムクラスに乗るのはこれが最初で最後になるでしょう。プレミアムクラスのドアも閉じています。


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車両には派手な模様が描かれています。アルペンスキー・ワールドカップのオフィシャルパートナーの特別塗装のようですね。


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素敵な女性車掌さんと手を振って別れを惜しみます。レールジェットはグラーツに向かって走り出しました。


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このブルック/ムーア駅からは3つの列車を乗り継いで、ハルシュタットに向かいます。ブルック/ムーア駅には、プラットホームの移動に地下通路とスカイウォークの2つがあります。1番線への乗り換えだったのですが、車掌さんが配偶者にスカイウォークのほうだよと親切に教えてくれたそうです。乗り換え時間が10分を切っていたので助かりました。エレベーターに乗って、スカイウォークに上ります。


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スカイウォークの上からはプラットホームが見渡せます。1番ホームには既に電車が入線しています。


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1番ホームに停車中の各駅停車の電車です。あと2~3分で発車です。急いで乗り込みましょう。


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このブルック/ムーア駅からの電車は、ファーストクラスの付いていない各駅停車の電車です。次に乗り換えるレオーベン中央駅Leoben Hbfまでは10分ほどですから、構いません。それに席はがらがら。


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車窓からは先ほど渡ったスカイウォークが見えています。


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2番目の電車の旅が始まります。

今回の小旅行の鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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ザルツカンマーグートへ小旅行:電車を乗り継ぎ、一路、ハルシュタットへ

2013年4月21日日曜日@ウィーン~ゼメリング鉄道~ハルシュタット/7回目

各駅停車(レギオナル)の電車がブルック/ムーア駅を発車します。とてもよい天気で青空が広がります。


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駅を出ると、すぐにムーア川を渡ります。ムーア川はグラーツに続いています。


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ムーア川に平行して架かっている橋はS6の高速道路です。


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途中の停車駅ニコラスドルフNiklasdorfです。古いレンガ造りの駅舎に真っ赤な駐輪場が対照的です。


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ニコラスドルフを出ると、また長閑な田園風景です。


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レオーベン中央駅Leoben Hbfに到着。ここでまた乗り換えです。


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本日3番目に乗るのはEC(ユーロシティ)です。ホームで到着を待ちます。


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時間通りにやってきたユーロシティに無事、乗り換えました。このユーロシティにはもちろんファーストクラスの車両が付いていて、指定席もとってあります。指定料金は無料。ファーストクラスのチケットに料金は含まれています。


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指定座席を探すと、既にご夫婦が座っています。その席はsarai達が予約している事を告げると、我々のチケットを確認したいとのこと。確かに、席の上の液晶表示に予約の表示がされていません。チケットを確認して納得したのか、表示がなかったからねと言いながら席を移動してくれました。後で車掌が来た時に、表示がなかったとのクレームを付けてましたが、車掌はなんだかんだと理屈を付けて去って行きました。被害者の我々4人は苦笑するのみです。

レオーベン中央駅を出て15分もすると、緑の野原と岩山の美しい風景になりました。


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岩山の向こうには雪が残った山も見えます。


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沿線はなだらかな丘陵が続き、どこまでも美しい風景です。


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緑の野原に点在する家々も可愛いです。


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雪山が近くなってきます。ザルツカンマーグートが近づいてきたようです。


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青空の下、雪山が綺麗に見えます。


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小さな村を通り過ぎます。


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大きな雪山が見えてきます。


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雪山の向こうはザルツカンマーグートでしょうね。


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最後の乗換駅が近づいてきました。このあたりは本当に風光明媚です。


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4番目の電車への乗換駅はシュタイナッハ-イルドニング駅Stainach-Irdningです。この駅での乗りかえは4分しかなくヒヤヒヤしましたが、入線したホームの反対側に待っている電車への乗換で楽勝でした。車掌さんが乗り換える電車は向かい側の電車だと教えてもくれました。この電車はファーストクラスの付いていない急行(REX)電車です。全席自由席ですが、席は空いていて窓際の席を余裕で確保できました。
ここからハルシュタットまで50分ほどです。シュタイナッハ-イルドニング駅を出ると、緑の野の向こうに美しい雪山が見えます。電車はそちらに向かって走っていきます。


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いよいよ、今日の目的地ハルシュタットが近くなってきました。


今回の小旅行の鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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ザルツカンマーグートへ小旅行:シュタイナッハ-イルドニング駅で乗り換えて、ハルシュタットもすぐそこ

2013年4月21日日曜日@ウィーン~ゼメリング鉄道~ハルシュタット/8回目

シュタイナッハ-イルドニング駅で乗り換えて、急行(REX)でハルシュタットに向かいます。シュタイナッハ-イルドニング駅を出ると、緑の野原の向こうに雄大な雪山が見えます。この山塊がザルツカンマーグートまで続いています。


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電車はその雪山の方に分け入っていきます。雪をかぶった岩山が青空をバックに聳えたち、美しさに魅了されます。


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険しい岩山がそそり立ちます。


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電車はその岩山の谷間を縫うように走ります。鉄道と並行して、道路(ザルツカンマーグート通りSalzkammergut Strasse)が続いています。


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もう春だと言うのに、山はまだ冬の気配です。


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シュタイナッハ-イルドニング駅から10分ほどでタウプリッツ駅Tauplitzに到着。乗降客もほとんどありません。


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今乗っている路線はシュタイナッハ-イルドニング駅とアットナンク・プッハイム駅Attnang-Puchheimの間をつなぐもので、電車はこの駅の間を往復しています。ハルシュタットはその中間くらいにあります。アットナンク・プッハイム駅はウィーン西駅とザルツブルグ中央駅の間にあります。したがって、ウィーンからハルシュタットに行くには、アットナンク・プッハイム駅経由が便利なんです。saraiもウィーンへの帰りはそちらの路線を利用する予定です。ただ、行き帰りとも同じ路線を走るのは面白くないですし、どうしてもゼメリング鉄道を通ってみたかったんです。
タウプリッツ駅の案内板には、シュタイナッハ-イルドニング駅とアットナンク・プッハイム駅の方向が示されています。


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タウプリッツ駅を出ると、野原の向こうにはまた雪山が見えてきます。


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線路の傍らの野原には、綺麗な小川、クルングル川Krunglbachが流れ、その向こうには雪山が連なっています。美しい眺めです。


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山の麓あたりまで雪が残っています。


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雪山の麓に広がる草原には、3角形の綺麗な建物が見えます。何かの宿泊施設でしょうか。


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草原の小さな村も綺麗ですね。ただ、冬は厳しい環境でしょう。


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バード・ミッテルンドルフ・ハイルブルン駅Bad Mitterndorf-Heilbrunnに到着。ハルシュタットまでの中間あたりまで来ました。この駅の名前からすると、温泉がありそうですね。


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この駅を出てしばらくすると、周りの山の雪も減り春らしい風景になってきました。まさか、温泉で地熱が高いわけではないでしょうね。


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やがて、周りにあった草原を後にして、山間部に入っていきます。


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山間部に入っても電車は順調に走り、バート・アウスゼー駅Bad Ausseeに到着。ハルシュタットまでは後15分ほどです。


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バート・アウスゼー駅を出ると、ザルツカンマーグートの清流、コッペントラウン川Koppentraunに沿って走ります。コッペントラウン川はトラウン川の下流です。


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電車は川と丘に挟まれた谷間を走っていきます。


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コッペントラウン川ではカヌーを楽しむ人たちがいます。川の水は冷たそうですがね。


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次々にカヌーを漕ぐ人たちがやってきます。結構、急流のようですが、みなさん頑張っています。ザルツカンマーグートはアウトドアスポーツのメッカのようです。


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ハルシュタットももうすぐのところまで来ました。


今回の小旅行の鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。


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ザルツカンマーグートへ小旅行:ハルシュタット駅に到着、すぐに連絡フェリーに乗船

2013年4月21日日曜日@ウィーン~ゼメリング鉄道~ハルシュタット/9回目

電車はシュタイナッハ-イルドニング駅を出て、もう45分ほど走りました。残り5分ほどでハルシュタットに到着する筈です。コッペントラウン川に沿って走りますが、川は高い岩壁に挟まれ渓谷になっています。


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渓谷を抜け、一気に視界が広がります。電車は川を離れて、小さな草原の中を走ります。


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オーバートラウン・ダッハシュタインヘーレン駅Obertraun Dachsteinhohlenに到着。目的のハルシュタットの隣の駅です。


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オーバートラウン・ダッハシュタインヘーレン駅を出るや否や、ハルシュタット湖が視界に広がります。雪の残る岩山に囲まれた美しい湖で、配偶者と2人でおおっと歓声を上げます。


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電車は湖岸に沿って走ります。目は湖面に釘付け。


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美しいハルシュタット湖に気をとられているうちに、ハルシュタット駅に到着。慌てて電車を降ります。小さな無人駅で、ほとんど降りる人もいません。


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駅は、崖と湖にはさまれた何もないところにあります。


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小さな駅舎の先に湖岸に下りる道があるようです。


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荷物を引っ張りながら、駅から坂道を下りて湖岸に向かいます。


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すぐに湖岸のフェリー乗り場が見えてきます。


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フェリー乗り場では、フェリーのスタッフが電車で到着した観光客を待っていてくれます。ハルシュタットの街は湖の対岸なので、フェリーが唯一の交通手段です。


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saraiと配偶者が最後の乗客です。フェリーのスタッフも確認したような気配です。


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我々がフェリー乗り場の建物に入ると、建物入り口はチェーンが閉じられました。


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フェリーの乗船券を購入。1人1.8ユーロです。


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小さなフェリーに乗り込みます。


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先客が数名いました。閑散としたものです。


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フェリーの上から、駅からの坂道が見通せました。ほんの1~2分の距離でしたね。


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フェリーの上からのハルシュタット湖の眺めです。高くそびえる雪山に囲まれ、シーンと静まり返っています。


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対岸のハルシュタットの街がすぐ近くに見えています。ハルシュタット湖は南北に細長く伸びる湖で、東西の幅は狭い湖です。フェリーは東岸にある鉄道駅と西岸にある街を結ぶので、その間の距離は短いんです。


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これは湖の北の方です。湖の端は見えません。


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落ち着いたところで、今日滞在予定のホテルに携帯電話でフェリーに乗ったことを伝えハルシュタットの街の船着き場でのお迎えをお願いすると、フェリーのキャップテンに連絡するように伝えて欲しいとのこと。何だか面倒だなあと訝りながらキャップテンにホテルへの連絡をお願いすると、早速、連絡してくれました。これで準備OK。
いよいよ、フェリーがハルシュタットの街に向かって、出発です。

ハルシュタットの駅からフェリーに乗っての移動ルートを地図で確認しておきましょう。


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ザルツカンマーグートへ小旅行:美しきハルシュタット湖をちょっとだけクルーズ

2013年4月21日日曜日@ウィーン~ゼメリング鉄道~ハルシュタット/10回目

湖岸のフェリー乗り場から、フェリーがハルシュタットの街に向かって出発です。


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湖の周りの景色の美しいこと、ため息が出るほどです。


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フェリーはまっすぐハルシュタットの街に向かっていきます。


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船上では、湖の美しさに魅了されっぱなしです。北の方は湖面がどこまでも続き、湖の美しさは半端ではありません。


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湖面は周りの緑が映り込んでいるのか、濃い緑色の美しさ。


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フェリー乗り場から、かなり離れてきました。


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フェリーの行く手には、大きな岩山が聳えたっています。


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ハルシュタットの街もだんだん近づいてきます。もう湖の真ん中です。


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ますます湖面の美しさが際立ってきます。


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ハルシュタットの街の家々の姿もはっきりと見えてきます。


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船の左舷から見ると、ハルシュタットの小さな教会の尖塔が見えます。箱庭のような風景です。


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湖岸に建つ家は三角形の大屋根の木造の家です。狭い湖岸にへばりつくようにひしめいて並んでいます。


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可愛いお城のような建物も見えます。


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教会横の船着き場が近づいてきます。


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船着き場の右手の方にフェリーが回り込んでいきます。


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教会とその横に建つバインハウス(納骨堂)の姿が大きくなってきます。


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船着き場の右手に見えるボートハウスがとても印象的です。


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湖岸の高台の上に建つ教会を見上げながら、フェリーは船着き場に滑り込んでいきます。


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フェリーは船着き場に接岸。ハルシュタットの街に上陸します。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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船着き場に、すぐにホテルのオーナーが迎えに来てくれました。オーナーはキャップテンにご挨拶。


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船着き場には勝手に車は入れないようにゲートがあるので、キャップテンからホテルのオーナーに連絡してもらうという仕組みになっているのかも知れません。船着き場は忙しく働く人で賑やかです。フェリーのキャップテンとホテルのオーナーとバケツを手にした働き者という感じの赤シャツの女性がおしゃべりを始めます。村の馴染みの仲良しさんかなと思ったら、その女性は船会社のビッグボスとのことでした。フェリーを5隻も所有しているそうです。普通の女性でしたけどね。


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お迎えの車でホテルに向かいます。観光客でいっぱいの細い道を気を付けてノロノロ進みます。アジア系の人が圧倒的に多いですが、たぶん台湾・韓国あたりの人でしょうか。そういえば、日本人はライン川下りの時に会って以来ほとんど会いませんね。あっという間に、街外れのホテルに到着です。街外れと言っても、オーナー曰く、ハルシュタットは1キロ足らずの一本道しかない小さな街です。
この後、ホテルにチェックインして、ハルシュタットの街歩きに出発します。


次回を読む:18日目-3:ハルシュタット塩抗ツアー (4)

前回を読む:18日目-1:ゼメリング鉄道 (5)




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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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