グムンデンの街から鉄道駅にトラムで移動しています。ローゼンクランツRosenkranzの停留所に到着。あと停留所3つで鉄道駅です。

5分ほど走って、トラムはグムンデン駅に到着。
トラムの走行ルートを地図で確認しておきましょう。

駅には鉄道の客車を改造したレストランもありますが、乗り換え前にランチを食べる時間はなさそうです。

このグムンデン駅からアットナンク-プフハイム駅Attnang-Puchheimに向かいます。この線は単線で、グムンデン駅は上下線がすれ違う駅です。が、小さな駅で、ホーム間の移動は線路を横切って行きます。
むっ?上下両方の電車が入ってしまったら、向こう側の電車に乗るにはどうして移動するのかしら・・・と思っているうちに、電車が入ってきました。

その電車に乗る人はぞろぞろ線路を横切って渡って乗車していきます。

もう一方の電車も少し遅れてやってきました。到着しそうになった頃には、その電車に乗る人がやや前方に移動し始めました。そうですよね、ずれて停まれば問題ないですね。saraiは、これから到着する電車に乗る人に付いて行こうとします。すると、配偶者に「確か、私達が乗る電車が先に到着すると言っていたような気がするけど?」と注意されます。saraiは「そうだっけ・・・」と混乱してしまい、近くにいた駅員に確認します。と、配偶者の指摘が大正解! saraiの方向感覚が逆になって、反対方向の電車に乗ってしまうところでした。危ない、危ない・・・。無事にアットナンク-プフハイム駅方面行の電車に乗れました。車窓からは間違って乗ってしまうところだった逆向きの電車が見えています。冷や汗と、そして配偶者にばつが悪い!

無事に正しい電車がアットナンク-プフハイムに向けて出発です。車窓には緑の野原が広がります。

10分程で次の駅アウラッハキルヒェンAurachkirchenに到着。

アウラッハキルヒェンを出発して10分ほどでアットナンク-プフハイム駅Attnang-Puchheimに到着。この駅で乗り換えです。が、この駅は大工事中で、構内が分かりづらいんです。臨時の通路でウロウロしていると、親切なおじさんがどこに行きたいのかと聞いてきて、6番ホームへの階段まで案内してくれました。感謝!

このホームへの階段も臨時に作られたもののようです。ホームに出て、茫然です。長さ30m程のコンクリートを盛り上げただけのホームとも言えないような代物です。sarai曰く、今度乗る線はしょぼいローカル線だからこんなもんだよ。ま、これも楽しい経験です。

向かいの5番・4番ホームは立派なホームですね。

配偶者に荷物の番をしてもらい、saraiが昼食の買い出しに出かけることにします。防空壕の入り口のようなところから地下道に入ります。

地下道の端まで行くと、ドクトル・カール・レンナー広場Dr.Karl Renner Plazへの出口に出ました。

駅の構内には一切、食べ物を販売する店舗はありません。仕方がないので、駅前の広場に出て、お店を探します。テイクアウェイのお店があります。選択の余地はありません。

ケバブしかなかったので、適当なメニューを選んでパッケージに包んでもらいました。ホームに戻ると、ホームには乗客が1人だけ増えています。

と、すぐにたった1両の本当にしょぼい電車が入ってきます。

このホームにふさわしいオンボロ電車です。

数人の乗客が降りたので、乗り込みます。車内には鉄道チケットの自動販売機が設置されています。普通は駅に設置されている自動販売機です。

まずは荷物を片付けます。窓際のスペースに置きます。

ふと車内を見渡して、アレ、誰もいない・・・と思ったとたん電車が動きだしました。2人でビックリして顔を見合わせます。だって、まだまだ発車時間ではないのです。あまりにも予想ピッタリの電車がやってきたので、嬉しくなって乗ってしまいましたが、違う電車だったようです。確かめようにも、しょぼいホームには電光掲示板などなく、何の電車が到着したのかなんて分からないんですものね。そういえば、同じホームで電車を待っていたおじさんはホームの端(電車が停まらないところ)に立っていて、電車に乗ろうとしていませんでした。これは本当に焦ります。誰も乗っていないし、車庫入りの電車かもしれません。行き先が違っていたら、リカバリーが難しいです。不安な気持ちで、じっと我慢して様子を見ていると、次の駅に到着しました。saraiが駅名を確認して、ホッとしました。フェックラブルック駅Vöcklabruckです。幸いにも、一駅先に進んだだけでした。急いで降りて、乗るべく正しい電車が来るのを待ちます。次に来た電車は予定とは違う電車なので、これはパス。

ホームには電車がいなくなりました。ひたすら正しい電車の到着を待ちます。

今日は電車でのトラブル続きというか、saraiのミスが目立ちます。もうこれ以上ミスはできません。気を引き締めながら電車を待ちます。次の電車に乗ればアッター湖畔のカンマーまではすぐです。
グムンデン駅からの移動ルートを地図で確認しておきましょう。

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