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閑話休題:北陸であれこれ

2014年10月@福井

配偶者の実家のある北陸・福井を訪ね、定番の楽しみや意外な面白体験を味わいました。

まずは、贔屓にしているお餅屋さんでの体験。
愛車プリウスを駐車場に置いてお餅屋さんの店舗に向かおうとすると、後ろから声を掛けられます。お餅屋さんのお姉さんです。挨拶を交わしながらお店に入ります。すると、お店の一画に飾ってある面白いものが目に入ります。ススキの葉っぱにバッタがいっぱいとまっています。よく見ると、バッタは動きません。どうやら作り物のようですが、あまりにも本物そっくりなのに驚かされます。saraiと配偶者の様子を見たお餅屋さんのお姉さんが、そのススキとバッタをプレゼントしてくれました。
これがいただいたススキとバッタ。


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ちょっと拡大して見てみましょう。凄いでしょう。


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さらにもう一枚。リアルですね。


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バッタはこんな感じ。ススキの葉っぱで作ってあります。


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もう一匹、見てください。面白いでしょ。


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ところで、お餅屋さんに行ったのは、もちろんお餅を買うのが目的。このお店のお餅がsaraiの好物で、福井に行くたびに求めています。それを配偶者にお雑煮にしてもらっています。我が家では、お正月だけでなく1年中お雑煮を食べています。これがそのお餅。左側のお餅がお雑煮用です。


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saraiはこのお餅屋さんの関係者ではありませんが、このお餅屋さん(林餅店@福井市)のホームページはここです。

次は、温泉。北陸と言えば温泉ですね。久しぶりに芦原温泉でゆったり、ほっこりしてきました。泊まったのは《べにや》です。芦原温泉を代表する格式ある旅館です。旅館に着くと、玄関で綺麗な仲居さんたちがずらっと並んで、お出迎え。いやー、なかなか気持ちのいいものですね。通された部屋は広々とした落ち着きある和室。お部屋にはもちろん、宿のあちこちに活けられた花々のおもてなしも素晴らしい。


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部屋は日本庭園に面しています。とても気持ちが寛ぎます。


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部屋から直接、庭園に出られます。この庭園は池泉回遊式の庭園です。綺麗に手入れが行き届いています。


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露天風呂でほっこりして、美味しい懐石料理をいただきました。とても優しい味付けで格別の美味しさでした。
翌朝、ロビーでコーヒーをいただきながら、朝日に照らされた美しい庭園を眺めます。見事なお庭です。


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芦原温泉の帰りは松島水族館。ここはペンギンのお散歩で有名なので、ちょっと見ていきます。
いきなり、空中水槽を遊泳中のペンギンに遭遇。面白いですね。


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続いて、呼び物のペンギンのお散歩タイム。ペンギンたちが隊列を組んで、よちよちと歩いてきます。


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目の前を通り過ぎます。なかなか可愛いですね。


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ペンギンたちは周りの見物人をさほど気にしないで、歩き去っていきました。


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これはアザラシとのふれあいタイム。お姉さんのグーに口をくっつけて、とっても大人しくしています。


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ほら、こんなに甘えた表情です。


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定番のいるかショーを見て、水族館見学は終了。童心に帰りました。

最後は、福井のお土産ものを紹介しましょう。sarai厳選の美味しいものばかりです。
これは大好物の《竹田の厚揚げ》。なかでも谷口屋は今やブランド店です。


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配偶者が調理したのがこれ。福井でも毎日食べ、さらに自宅にも持ち帰って食べました。本当に美味しい!


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これは《小鯛のささ漬》。小さな樽にびっしりと詰まっています。配偶者に押し寿司にしてもらい、美味しくいただきました。


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これは羽二重餅。なんだかんだと言っても、福井のお菓子ではこれが一番。


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これは花らっきょう。このらっきょうを食べたら、ほかのらっきょうは食べられません。


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これは福井の清酒。有名なのは何と言っても《黒龍》ですが、芦原温泉の《べにや》でいただいた冷酒が美味しかったので、今回は《ときしらず》を購入しました。少し高価です。


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あとは、大野市は上庄の里芋が揃えば完全なのですが、まだ1ヵ月ほど経たないと出てきません。何とか手に入れないと、美味しいお雑煮が食べられません。

ということで、今回は福井の紹介編でした。


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ちょこっと箱根:ナイトミュージアム@彫刻の森美術館

冬の気配が深まってきましたが、saraiと配偶者は一泊二日で箱根の温泉を楽しむことにしました。東海道線で小田原まで行き、そこから箱根登山鉄道で箱根湯本駅。そこから先はまだ鉄道が復旧していないので、代行バス(実際に乗ったのは路線バスですが、料金は鉄道料金で可)で強羅。そうなんです。箱根に電車で行くなんて、以前のsaraiではありえない話ですが、今年、愛車を手放しましたから、公共交通機関族になったんです。電車で行くのは意外に楽ちんでかつ、車よりも早いですね。ただ、強羅駅から急な坂道を歩いてホテルに行くのは疲れました。2時半頃にはホテルに着いたので、荷物を預かってもらって、今回のちょこっと旅の一番の目的である彫刻の森美術館に向かいます。近いので歩いていきます。
早川の支流は紅葉に包まれて、穏やかな表情です。大雨の災害がなかったような風情です。

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しかし、休止中の箱根登山鉄道は急ピッチで復旧中です。作業中のみなさん、ご苦労さまです。

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やがて、彫刻の森美術館に到着。

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ゲートを抜けて、長い下りのエスカレーターを下りました。

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早速、彫刻がお迎えです。

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その彫刻を鑑賞する前に新館1階に再度上がって、小腹を満たします。眺めのよいレストランです。

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軽くお茶するつもりが、カレーの匂いに負けて、孤独のグルメのように・・・お腹がへった!
海鮮カレーをいただきます。

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さて、再び、下に下りて、入り口前の円形広場に出ます。

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空中高くにペガサスと人間の彫刻が青空に映えます。カール・ミレス作の《人とペガサス》です。

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箱根の自然の中に点在する彫刻を眺めながら散策。
この彫刻のアーチは流政之の《風の刻印》。

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ピカソ館の前を通過。ここは後で鑑賞予定です。

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で、今日の目的の《幸せをよぶシンフォニー彫刻》の前に立ちます。18mのステンドグラスの塔です。

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塔の内部に入ると、中心の螺旋階段(2重螺旋)の周りの塔の壁面はステンドグラスが輝いています。期待通りの美しさです。

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ステンドグラスはヨーロッパの教会でいっぱい見ましたが、このステンドグラスも見事です。

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ぐるりと360度巡るステンドグラスの壁に見入ります。

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いやはや、素晴らしいものですね。ただ、夕方の弱い光のせいか、内部空間がそれほどの光に満たされていなかったのがちょっと残念。

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ステンドグラスの細部まで美しいデザインに魅了されます。

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このステンドグラスの塔の上は展望台になっています。塔の前に広がる緑陰広場には彫刻が点在しています。向こうに見える白い建物の最上階がさきほどのレストランです。

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真下には足湯を楽しんでいる人たちが見えます。saraiは後でホテルの本格的な温泉にはいるので、足湯はパス。

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螺旋階段を下りますが、周りのステンドグラスが絶景です。

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ステンドグラスに魅了されつつ、階段を下ります。

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素晴らしいステンドグラスです。

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幸せをよぶシンフォニー彫刻を出て、緑陰広場の彫刻を鑑賞。ヘンリー・ムーアの彫刻の向こうにあのステンドグラスの塔が見えています。手前の彫刻が《ふたつに分けられた横たわる像:ポインツ》。向こうに見えている彫刻が《ふたつに分けられた横たわる像:カット》。

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ヘンリー・ムーアの《ファミリー・グループ》です。量感たっぷりの幸せ感がとてもいいですね。

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でっかいおばさんが佇立しています。大変な存在感です。これが芸術かどうかは分かりませんが、圧倒的ではあります。ニキ・ド・サン・ファールの《ミス・ブラック・パワー》です。〈ナナ〉というハリボテで作られた巨大な女性像のシリーズのひとつだそうです。

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本館で彫刻や絵画を鑑賞(撮影禁止)し、あたりを散策するうちにライトアップがスタート。箱根ナイトミュージアムです。saraiたちも提灯を受け取って、ナイトミュージアムに参加します。提灯は説明だと無線の電波を受けて、変幻自在に色が変化するそうです。提灯を持つ人とライトアップされた彫刻が美しく輝きます。彫刻の光も刻々と色が変化します。

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再び、幸せをよぶシンフォニー彫刻、すなわち、ステンドグラスの塔の前に出ます。ステンドグラスは内部で発光する光で今度は外側の壁が明るく輝いています。さっきまでは外光を受けて、内部の壁が輝いていましたが、逆転しました。こういうステンドグラスは生まれて初めて見ます。素晴らしいですね。

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しかも内部の光の色が変化するので、ステンドグラスの色も変化していきます。呆然とその美しさに魅了されます。

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塔の内部に入ってみました。予想通り、今度は内部はモノトーンの世界です。うーん、凄いね。配偶者はヨーロッパの教会でもやればいいのにねって言いますが、宗教施設の教会ではこういうことはやはり、不可能でしょう。やっちゃいけませんよね。非宗教施設のこのステンドグラスの塔だからこそできることです。

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再び、外から、ステンドグラスの塔を眺めます。背景の雲にも光が映り込んで、素晴らしい絶景です。

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ピカソ館で素晴らしいピカソのコレクションを鑑賞(撮影禁止)して、彫刻の森美術館のすべての鑑賞を完了。ピカソ館の内部にはピカソの作品のほかに、ピカソの素晴らしいメッセージが書かれていました。その中の一番、印象的な言葉がこれです。


私があの子供たちの年齢のときには、
ラファエロと同じように素描できた。
けれどもあの子供たちのように
素描することを覚えるのに、
私は一生かかった。

─── ピカソ


こんな言葉が似合うのは抜群に絵がうまかった画家だけです。思い当たるのはこのピカソとパウル・クレーの二人です。

また、歩いて、ホテルに戻ります。今度は急坂を上って、ダウン。疲れた体を温泉でほっこりして、美味しい日本料理のコースを頂きます。

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これで、ちょこっと箱根の1日目は終了。



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ちょこっと箱根:ポーラ美術館賛

ちょこっと箱根の2日目。昨日とは一転して、雨模様。雨でも問題のないポーラ美術館に行きましょう。ポーラ美術館はsaraiにとって、箱根の定番。海外の美術館にも負けない日本有数の美術館です。印象派以降の素晴らしいコレクションがあります。日本人画家の傑作も数多く所蔵しています。もう、10回くらいは行ったでしょうか。最近は日本の美術館では珍しく、ほとんどの作品が写真撮影可になりました。

強羅駅から直通のバスで20分足らずで行けます。箱根の美しい自然の中にあります。いつもは車で行くので、バスで訪問するのは初めてです。エントランスへのアプローチも美しいです。

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現在開催中のテーマ展は《シュルレアリスムと絵画》。珍しいテーマです。基本的にこの美術館は自分が所蔵する作品でテーマ展を開くので、ここにはシュルレアリスムの作品も多く所蔵しているということです。それって凄いですね。
早速、展示室に向かいます。

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テーマ展に限って、残念ながら写真撮影不可だそうです。入り口付近だけが撮影可。そこの丸い穴から、中に展示されているキリコの絵が見えます。

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フランスの詩人アンドレ・ブルトンのシュルレアリスム宣言から展示が始まり、キリコ、エルンスト、ダリ、マグリット、デルヴォーらの作品が並ぶ、本格的なシュルレアリスムの展示でした。

最後は常設展です。ここは完全に写真撮影可です。ここですべて、ご紹介してもいいのですが、昨年、主要な作品はご紹介済なので、やめときます。
展示の雰囲気だけをご紹介しておきます。モネ2枚とスーラの作品が並んでいます。

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次は左から、ゴッホ、ルノワール、マネの作品が並んでいます。

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次は2枚の傑作。カンディンスキーとピカソです。

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前回訪問時はピカソはすべて撮影不可だったので、このピカソの青の時代の傑作は初めての紹介です。

ピカソの《海辺の母子像》。1902年、ピカソ、21歳頃の作品です。聖母子を連想させますが、モデルはサン・ラザール監獄に収監されていた娼婦であると考えれています。若きピカソが青の色調で静謐で宗教的な画面を描き出しています。このポーラ美術館の顔とも言える超名作です。

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このほか、今回特に印象的だったのはヴラマンクの作品。

ヴラマンクの《雪》。1920-22年、ヴラマンク、34-36歳頃の作品です。ヴラマンクはマティス、ドランとともにフォーヴィズム(野獣派)の作家と称されています。この作品は何ともダイナミックでもあり、美しくもある鬼気迫るような風景画です。ゴッホとはまた異なるアプローチで迫力ある画面を構成しています。もっともっと評価されて然るべき画家の一人であることを再認識しました。

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このほかにも素晴らしい絵画が並んでいます。是非、読者のかたも足を運ぶことをお勧めします。

絵画の鑑賞を終えた後は美術館の周りの自然の美を楽しみます。さらに整備が進んだ森の中の散策道をゆったりと歩きます。
赤い木肌のヒメシャラの大木が見事に並びます。

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この2本のヒメシャラの美しく、勢いのある姿はまさに芸術的でさえあります。

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いつもはこのポーラ美術館のお洒落なレストランで贅沢なランチをいただくんですが、今朝はホテルでたっぷりと朝食をいただきました。いったん、ポーラ美術館を離れて、小田原の町に下りて、そこで美味しいお鮨をいただきましょうと言う配偶者の甘言に乗り、また、バスと電車を乗り継いで、小田原に向かいます。途中、箱根湯本の町でお土産物を物色しますが、異常にこの町が観光客で賑わっています。どうしたんでしょうね。
小田原の町に着く前にスマホのアプリYelpでお鮨の店をチェック。そこで気になったお店、魚がしに直行。ここでまぐろすし、あじ生すし、上寿司をsaraiと配偶者でいただきます。リーズナブルな料金で贅沢なお鮨をたっぷりいただきました。ちょこっと旅の最後を飾るのにふさわしいグルメでした。

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となりのテーブルのお兄さん二人がアジフライ三昧をしていたのもとても気になりました。新鮮なアジが売り物のお店ですね。

かくして、ちょこっと旅は満足のうちに終了。小田原のお土産に守谷製パン店の名物、アンパンを買い求めました。10年以上も食べていませんでしたが、餡子いっぱいのアンパンの美味しさは昔よりも美味しいくらい。よいお土産になりました。



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冬は伊豆の温泉でほっこり、「ミクニ伊豆高原」の豪華ランチにも舌鼓

温泉好きのsaraiは久々に温泉三昧に出かけることにしました。目指すは伊豆高原です。伊豆に行くとなれば、これまでは車でしたが、昨年、車を手放したので、今回は電車を利用します。伊豆への電車と言えば、やはり、普通電車ではなく、豪華にスーパービュー踊り子号に乗りましょう。横浜駅で乗ります。ホームで待つことしばし。スーパービュー踊り子号がホームに滑り込んできます。

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乗車するためには、1両置きのドアに立つ駅員さんに特急券を示して乗り込みます。みなさん、このシステムをご存知のようで、何の混乱もなく、整列乗車。なるほどね。配偶者には、そんなことは誰でも知ってるわよと言われます。そーですか・・・。

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スーパービュー踊り子号はその名のごとく、スイスのパノラマ列車と同じように、見晴らしがよく、明るいパノラマ車両です。

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もちろん、左側の席に陣取り、海岸線の眺めを楽しんでいるうちに熱海、伊東と停車して、あっという間に伊豆高原に到着。友人夫婦と合流して、駅前に新たに開店したレストラン「ミクニ伊豆高原」で豪華ランチをいただきます。このレストランは「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフ・三國清三氏がプロデュースするレストランとして、昨年の10月に開店したばかり。レストランの建物は木材をふんだんに活かした設計。そうです、あの隈研吾氏の設計です。

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総ガラス張りのレストランは異彩を放っています。

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レストランの中に入っても、まるで屋外のように明るい陽光が差し込んでいます。もっとも、これはすぐ外にあるテラス席ですが、内部の席もテラス席と同様に明るくて、屋外と同じ雰囲気なんです。

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《海の輝き》という一番リーズナブルなコースランチをいただきます。とは言え、saraiにとって、法外なほど、高価な料理です。これがそのメニュー。

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まず、アミューズ。小海老、ワカサギ、メヒカリがお皿に並びます。

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次はポークバラ肉のヴァプール。ヴァプールとは蒸し焼きした肉を最後に軽くあぶったものだそうです。ベーコンのような食感で、添えられた野菜がその辛さを和らげてくれます。黒酢のヴィネグレットをつけていただきます。

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次は目鯛のポワレ。アオリイカとタコのセトワーズと共にいただきます。セトワーズとは、セート風煮込みの意味で、セートSèteというのはフランスのモンペリエ近くの地中海に面した町です。結構なボリュームがあります。

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最後はデザート。日本酒を沁み込ませたコーヒーのババ、柑橘類と酒粕のアイスです。なかなか、凝った味で日本酒好きにはたまらないですね。

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シメはコーヒーと小菓子。美味しい白ワインもいただき、満腹です。素晴らしい地中海料理でした。
厨房の様子も撮影。開放的な厨房は新しくて清潔感にあふれています。

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ゆっくりとランチを堪能して、この新しくて贅沢なレストランを去るときには、もう、お客さんは残っていません。sarai夫婦と友人夫婦の4人が最後のランチ客でした。

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今日のお宿は伊豆高原のリゾートマンション。伊豆大島が真ん前に見える美しい眺望です。

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夕食は現地調達の金目鯛をしゃぶしゃぶでいただき、伊豆を満喫。
最後は温泉でほっこりして、伊豆の初日を終えます。



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伊豆からの富士山と南アルプスの絶景

昨日から伊豆高原に来て、温泉三昧しています。
今日は大室山に登ります、昨日は強風のためにリフトが止まっていましたが、幸いにも今日はリフトの運行が再開。そのかわり、昨日に比べて気温がぐーんと下がり、大室山山頂は寒さ修行しているようなものです。寒いときに見えるのは富士山。記憶の限り、大室山から富士山を眺められるのは初めてのことで、一同、興奮します。山頂に少し雲がかかっていますが、まぎれもない富士山の雄姿です。かなり、雪を被っています。そして、その雪は北の方に伸びています。

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さらに富士山の左方の南側には、南アルプスの白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)から塩見岳、荒川岳、赤石岳などの白い雪を抱いた峰々が遠望できます。

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大室山から車で10分ほどで一碧湖近くにある池田20世紀美術館があります。昔はよく行ったものです。およそ30年ぶりで訪れてみます。何と館内の絵画は撮影可能になっています。が、著作権上、ブログにアップできるのは、ルノアールくらいでしょうか。ピカソやシャガール、レジェ、ダリあたりの20世紀作品は著作権違反になる公算が高いので、お見せできません。

唯一、ピエール・オーギュスト・ルノアールの《半裸の少女》(1913年)をご覧くださいね。

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ついでに一碧湖をさっと眺めてました。久しぶりです。懐かしい思いに駆られました。夕日が輝き、鴨が長閑に水面に浮かんでいます。

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夜は温泉を楽しみ、伊豆の産品に舌鼓を打ち、友人たちとシュンポシオン的会話に花を咲かせました。今日も楽しい1日でした。



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河津桜は満開なり

伊豆高原で温泉三昧しています。
今日は河津桜を見物に出かけました。まだ、桜まつりには時期が早いのですが、既に満開です。桜のトンネルの中を歩きます。

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途中、橋の上からも堤に咲き誇る桜を満喫しました。

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時期が早く、平日ということで、それほどの人出ではなく、ゆっくりと桜を楽しめました。

深夜まで、友人夫妻2組と様々な話で盛り上がったため、ブログを書く時間がなくなりました。今日は簡単な記事になってしまって、ごめんなさい。



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冬の伊豆で温泉・グルメ・絶景・・・総集編

伊豆高原で温泉三昧しました。
ふりかえりつつ、総まとめしましょう。

まず、一昨日の大室山散策です。大室山付近で桜が満開です。河津桜ならぬ小室桜だそうです。珍しいものを見ました。

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大室山の山頂からの風景です。遠く富士山が見えました。

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そして、昨日は河津で満開の河津桜を見物。青空に美しく映える河津桜です。

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河津には、この河津桜の原木が残っていて、今も満開の花を咲かせています。

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民家の庭にこの原木は一本桜として、毎年、花を咲かせています。これがその全景です。

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この近くに川津来宮神社(杉桙別命神社)の大クスがあります。樹齢千年以上と言われる楠の巨木です。大変なパワーを感じます。

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近くに寄ると、その太い幹に驚かされます。外周が14mもあるそうです。ちなみに高さは24m。大切に守っていきたい大クスです。

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お昼時になったので、河津駅前のお店、吉丸でランチをいただきます。
現在は河津桜限定メニューになっています。
いただいたのは金目鯛の煮付け定食。

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マグロ尽くし丼。

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夫婦でシェアして食べました。最高に美味しい料理で大満足です。

河津から下田に移動。ペリーの足跡を巡ります。
下田の町を歩いていると、いかにも下田らしいマンホールの蓋が目に留まります。

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下田の漁港です。この先にあるペリーロードを目指します。ところでここで調達した黒むつは新鮮で美味しいお刺身でした。

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ペリー艦隊来航記念碑です。見慣れたペリーの顔です。

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ペリーロードです。古い町並みが残り、鄙びた雰囲気です。

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これはペリーロードにある長楽寺。1854年、ここでロシア使節プチャーチンとの日露和親条約が調印され、翌年、日米和親条約の批書交換が行われたお寺です。

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これはペリーロードの終着点にある了仙寺。日米下田条約締結がされた場所です。1854年5月に締結されました。

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これが昨日までの総括です。

今日は城ケ崎海岸を訪れました。この海岸は約4000年前に大室山が噴火した時に流れ出した溶岩によってできました。
海岸には素晴らしい景観が広がっています。

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入り組んだ岩場が連なっています。

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岩場の向こうには美しい海が輝いています。

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この景観は1960年に造られた門脇埼灯台の展望台からの眺めでした。その灯台がこれです。

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灯台の先には断崖絶壁に掛かる「門脇つり橋」があります。

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つり橋の上からの眺めです。

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海岸にはピクニカルコースが整備されていて、溶岩が作り出した海岸の絶景を楽しめます。

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幕末の黒船来航後に整備された砲台跡もあります。この砲台は徳川幕府が韮山の代官・江川英龍に命じて作らせました。

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美しい松の風景を見ながら、一休み。

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ピクニカルコースの先には《ぼら納屋》という海鮮料理のお店があります。今日はここでランチ。みんなで金目鯛の漬け丼をいただきます。

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結局、4日間、毎日、金目鯛をいただきました。伊豆ではやっぱり、1日1金目です。地金目鯛の美味しさは最高でした。

これで伊豆の温泉とグルメを堪能する旅はおしまい。3組の夫婦で和気あいあいの旅でした。



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伊豆山でグランピング

巷でコロナ・ウィルス騒ぎになる、ずっと前に冬の温泉に行かんとして、選んだのがグランピング。もちろん、初体験です。考えてみれば、コロナ・ウィルスを避けて、楽しみを求めるにはこんな恰好のものはありません。野外で人との距離を取っての活動ですから、感染するわけありません。もちろん、どんなときも細心の注意が必要なことは言うまでもありません。

アクティに乗って、熱海駅に到着。

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考えてみれば、電車で熱海に来たことは記憶にありません。いつも車でした。その愛車プリウスは昨年、処分しました。今日は駅から歩いて、熱海の海岸に出てみましょう。仲見世商店街を抜けて、坂道を歩いていると、和菓子の名店、石舟庵が目に入ります。ちょっと寄ってみましょう。配偶者は苺大福、saraiは抹茶の皮で粒あんをくるんだお菓子を店内でいただきます。

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お店の窓からは熱海の海が見下ろせます。

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熱海の町歩きの途中で立ち寄るにはよいお店です。接客も親切です。
さて、また、坂道を下りて、海岸に着きます。意外なことにマリーナがあるんですね。

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マリーナの左にはビーチがあります。いわゆる、熱海の海岸ですね。熱海の海岸と言えば、貫一・お宮。後でお宮の松を見に行きましょう。

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海岸から熱海の町を一望します。大きな温泉町ですね。すっかりさびれているかと思いきや、何と若い人たちで町は賑わっていました。若者たちは熱海プリンや海鮮料理のお店に大行列。後で知り合った若い女性によると、熱海プリンを買うために20分も並んだそうです。熱海プリンって何? 彼女も知らないでSNSの情報だけで並んだそうです。そうなんだ。ともかく、大きな町です。それに賑っている。

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町はずれには、有名なホテル・ニューアカオが見えます。その背後の山の上には熱海城が見えます。

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と、けたたましい音を響かせて、熱海港に船が突入してきます。船体のほとんどが海上に浮き上がっています。高速船ですね。

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さて、お宮の松を探しましょう。これかな。

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違いますね。松ではなくて、熱海さくら。釜鳴屋平七の像です。誰でしょう。なにやら、板に説明が書いてありますね。

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砂浜沿いを歩きます。

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ありました! 貫一・お宮の像です。尾崎紅葉の金色夜叉でしたっけ。

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その横にお宮の松。

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でも、この松は当初の松ではないようです。これが初代の松の太い幹の断片。

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さて、そろそろ、グランピングのお宿の車が迎えに来る頃なので、駅前に戻ります。途中、平和商店街で蛸棒なるものをつまみます。なかなか美味です。

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駅前で待つこと暫し。予定の時間に送迎車がやってきます。7人乗りの小さな車は満席。狭い山道を10分ほど走り、お宿に到着。《ゆとりろ 熱海伊豆山》というお宿です。まずは本館でチェックイン。美しいしつらいのロビーには足湯もあります。その足湯の大きなウィンドウ越しに海も遠望できます。

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さて、今日、泊るのはこのお宿に付属する《ゆとりろグランピングガーデン》。このお宿の本館の地下一階の通路を抜けていきます。本館を出ます。

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散策路の先にグランピングガーデンがあるようです。

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散策路への階段を下りていきます。

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散策路の先は竹林です。

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そちらに行かずに右手に下りる階段の下にはグランピングガーデンが見えています。

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階段を下りると、グランピングの宿、わずか6棟だけが並んでいます。木製の四角い箱がグランピング棟です。

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グランピング棟以外は共用のトイレ、シャワー、自動販売機だがあります。この一見、質素さがグランピングのありかたを示しています。グランピング棟には、トイレもお風呂も、さらにはテレビもWIFIもありません。これが現代の贅沢さの極みなんです。

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これが今日、我々が滞在するグランピング棟。住箱と呼ばれる細長い木製の宿泊棟とその前にウッドデッキがあります。ここであっと気が付いた、あなたは偉い。そうです。これは現代の日本の建築界を担う隈研吾がデザインに関与したものです。木材の建築と言えば、隈研吾ですからね。

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ウッドデッキの中央には、バーベキュー設備が鎮座しています。今日はここでバーベキュー料理をいただくんです。

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ともあれ、住箱の中を拝見しましょう。住箱は実はトレーラーハウスなんです。階段を上がった端に入り口があります。

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細長い住箱の中はソファーの置いてあるリビングスペースとクイーンサイズのベッドです。配偶者によれば、ソファーはベッドにもなるようです。室内が仄暗いのはまだ、窓のロールカーテンが閉まっているからです。

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奥は一面、ベッドだけ。潔いですね。

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高級ホテルにもない広さのベッドは安眠を約束してくれます。

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ベッドから入り口を眺めて様子です。滞在に最低限必要なものだけですが、それにしては大きなソファーは無駄は排除するけれども、ある意味、贅沢さとは何かを考えさせます。

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窓のロールカーテンを開けると、ウッドデッキ上に張られた天蓋用のテントだけが見えます。

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ベッドの奥の窓からは周りの樹木だけが見えます。何にもない幸せです。

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今、ブログを書いているのは住箱の中。深夜です。PCから流れる田部京子の演奏する吉松隆の《真夜中のノエル》が静かな闇の中に響きます。テレビもネットもない。あるのはノートPCだけ・・・。それで十分かもしれません。

時間を戻します。ソファーに座って、室内の小さなテーブルと外のウッドデッキを眺めています。だんだんと充実感に浸ります。

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やがて、お宿のスタッフがクーラーボックスを持ってきてくれます。

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中には水とハイネケンのビールとカルピスウォーター。無論、無料です。

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冷蔵庫はないのでこのクーラーボックスを冷蔵庫の代わりに使います。持参したカヴァを早速、入れます。

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配偶者が共用設備を偵察に出かけます。自動販売機とシャワールームが2つあります。もちろん、温泉はありませんが、それは本館にある大浴場が利用できます。

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シャワールームの中です。簡素ですが、清潔です。もっとも温泉に入るので使いません。

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やがて、スタッフの方がバーベキュー台に熾した炭を入れてくれます。

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食材も並べてくれます。食事の準備がOKのようです。

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すべての準備ができました。バーベキューのコンロの上にはダッチオーヴンが置いてあります。ダッチオーヴンの中身はお楽しみ。奥のお皿の上はバーベキューで焼く食材。手前の皿はシーザーズサラダ。

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さあ、カヴァをクーラーボックスから出して、食事を始めましょう。グランピングの楽しみは何と言っても野外でいただく食事です。

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たっぷりとチキン、ビーフ、ソーセージ、ハム、野菜を炭火で焼いていただきました。
で、最後にダッチオーヴンの中身をいただきます。
これがダッチオーヴンの中身、その1です。豪華な魚介と野菜のブイヤベースです。

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ダッチオーヴンの中身、その2.シラスのピザです。

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最後のシメはダッチオーヴンに残したブイヤベースのスープにご飯を投入。もうもうたる湯気が立ち上ります。

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ウッドデッキから明るく輝く住箱の光を眺めます。

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また、スタッフの方が来て、ウッドデッキの端で焚火を焚いてくれます。これは暖かくていいですね。

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ブイヤベースのおじやは生卵を投入して完成。お腹いっぱいですが、いただきます。

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焚火の中にはお約束のサツマイモを仕込んで、焼きいもがデザートです。その前にマシュマロを焚火であぶっていただきます。

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焚火で暖まりながら、グランピングも終了。

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何が贅沢で何が質素なのか、グランピングとは奇妙なものです。



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グランピングの朝

グランピングで静かな一夜を過ごした後、朝は晴れ上がり、暖かな空気に包まれます。

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saraiは昨夜書いたブログの記事をアップするためにお宿の本館のロビーに行きます。Wifiを繋ぎ、足湯に浸りつつ、作業を進めます。が、写真50枚をアップするのに時間を要し、朝食開始の8時に大幅に遅れて、グランピング棟に戻ります。既にテーブルの上には朝食が並んでいます。

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折角、温めてあった味噌汁は少し冷めていますが、仕方ありませんね。でも、たっぷりの朝食は美味しくいただきます。

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ウッドデッキの傍らの草原にはつくしんぼが伸びています。もう、自然は春を迎えています。

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朝食を終えて、グランピングガーデンから、海を眺めます。水面が朝陽で輝いています。

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朝の光の中のグランピング棟を色んな角度から眺めます。木製の住箱は隈研吾氏がデザインに関与しています。

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住箱はトレーラーハウスですから、車で牽引されるようになっています。モバイル形式で簡単にどこにでも移設できます。

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住箱の下を覗き込むと、車輪が見えます。

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グランピングガーデンの様子を概観します。お宿の本館と少し離れた場所に位置しています。キャンプ場の雰囲気を醸し出しています。

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グランピングガーデンへは直接、車で乗り入れるためのアプローチ道路があります。実際、saraiたち以外はみなさん、車で来ています。オートキャンプ場みたいです。

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saraiのグランピング棟はこのグランピングガーデンの端にあり、周りは棒杭と縄で囲われています。

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朝食の後はやっぱり温泉でしょう。ゆったりと本館の大浴場で温泉を楽しみます。温泉の後はグランピングガーデンのまわりを散策。散策道からグランピングガーデンを見下ろします。全6棟が間隔を置いて、設置されています。このゆったり感がいいですね。

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散策道を巡って、本館の前に出ます。

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ゆとりろ熱海というお宿です。

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お宿の前には路線バスのバス停がり、アクセスはいいです。もっとも熱海駅からの送迎サービスがあるので、バスを利用する必要はありません。

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お隣のニトリの保養施設の斜面には梅が咲いています。もう咲き終わりですね。

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ぐるっと周って、外周道路からまた、無事、グランピングガーデンに入り込めました。

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また、グランピング棟に戻ります。ところで、昨日から不明の物体がありました。

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これって、正体はこれでした。スタッフのかたがセットしてくれました。昨日は風が強かったので、セットしなかったそうです。

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グランピングの最後の体験はハンモックと相成りました。

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これにて、グランピング初体験は終了。

次は熱海近辺の観光に移ります。伊豆山神社に行ってみましょう。



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伊豆山神社~走り湯

グランピングを楽しんだ後、お宿の送迎車で伊豆山神社に送ってもらいます。源頼朝のゆかりの地ですね。バス停に案内板があります。ここから本殿へはかなり石段を上るようです。

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石段を見上げます。頑張ろう!

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ゆっくりと石段を踏みしめながら上っていきます。

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このあたりが中間点くらいでしょうか。まだまだ、石段は続きます。

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本殿前の境内に到着。それほどの苦行ではありません。

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ここからの眺めは見事です。

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これは境内にある光り石。ご利益があるそうです。

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この本殿からさらに上にある本宮までの参拝路があります。が、1時間程上るようです。

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ちょっと無理かなと思い、参拝路の入り口にある楠の巨木に手を合わせ、上ったことにしてもらいます。

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境内には巨木がほかにもあります。さすがに古くからの由緒ある神社ですね。

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そして、境内には、もちろん、頼朝ゆかりのものがあります。腰掛石です。この石に腰掛けて、頼朝と北条政子が愛を語り合ったのだそうです。あくまでも言い伝えです。

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もう一度、本殿を眺めます。まあ、見るべきものは見て、感じるべきものは感じました。

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伊豆山神社の本殿を去ることにします。本宮に上るのは止めたので、その代わり、海岸近くにある走り湯に行ってみます。走り湯は伊豆山神社の神域の一部です。上るのは無理でも、下るのは大丈夫だろうということです。案内の看板を見ると、825段の階段を下るようです。膝ががくがくしそうですね。

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順調に長い階段を下りていきます。

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階段沿いには見事な古木が立ち並びます。桜でしょうか。

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かなり下りてきたところで下の方で音が響いてきます。東海道線の電車が走ってきます。これは上り電車ですが、同時に下り電車もやってきます。

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国道135号線の参道入り口まで下りてきました。

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この国道からの階段からは既に海辺が見えてきます。

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走り湯前の階段が工事中で大きく迂回させられますが、ようやく走り湯前に到着。日本三大古泉という看板が立っています。

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走り湯の説明プレートです。この源泉は古来より神格化されて信仰の対象だったそうです。

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さあ、いよいよ、走り湯です。

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洞窟の中から、もうもうたる湯気が噴出しています。この洞窟内に走り湯の源泉があります。

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物凄い湯気の立ち込める洞窟内に入ります。そろそろと進むと、意外にすぐに奥に突き当たります。そこにこんこんと湧き出る源泉がありました。写真ではほとんど湯気で曇って見えませんね。

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その後も洞窟内でカメラのレンズを拭いながら撮影しますが、何も撮れません。洞窟の入り口のほうを撮ると、入り口のぽーっとした明るさだけが撮れます。

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足元に流れる源泉からのお湯の様子は少し分るでしょうか。一部、溝が露出している部分です。

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さて、走り湯を出て、熱海駅に出る路線バスのバス停を探しましょう。海岸沿いにはビーチラインがあります。バス停はどこかな。

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大きなホテルがあります。そちらに向かうと、伊能忠敬の測量隊一行も宿泊したとされる、歴史と伝統ある温泉宿、中田屋さんという老舗旅館です。

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このホテルの前で作業中の方が一服しています。バス停がどこか、訊くと、なんとこのあたりにはないそうです。自動車専用道路のビーチラインですからね。また、さっきの国道135号線まで戻らないといけないようです。仕方ありませんね。もう一度、階段を上りましょう。やがて、国道への階段の下にたどり着きます。

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国道を少し左に進むとバス停があり、時刻表を見ると、バスは1時間に2本です。で、次のバスの時間を見ると、何とぴったしの時間です。1分ほどで熱海駅行のバスが到着。バスに乗ると、奇遇です。ホテルの送迎車で一緒だった若い女性の二人が乗っています。伊豆山神社のバス停から乗ってきたようです。さっき、伊豆山神社の階段ですれちがったんです。彼女たちはコロナ・ウィリス騒ぎで予定していた韓国旅行がキャンセルになり、代わりに熱海に来たそうです。彼女たちと楽しい会話をしているうちに熱海駅に到着。さて、まだ、時間が早いので、次は初島でも行ってみたいと配偶者に持ちかけると、OKが出ます。初島には行ったことがないんです。駅に観光案内所で行き方を相談してみましょう。



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初島は海鮮料理の島

グランピングの後、伊豆山神社~走り湯を見物し、熱海の駅前に移動。この後は初島に渡ってみようと思います。
駅の中にある観光案内所のお姉さんに相談してみます。すると、さっと初島のパンフレットを渡してくれます。

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初島では何が面白いのかと尋ねると、逆にお昼ご飯はどうしますかって言われます。どうやら、初島は海鮮料理が美味しいそうです。で、初島に渡る船の時間を調べてもらうと、次は午後1時ですが、時間が迫っています。その次は2時なので、それでもいいかなって言ってると、お姉さんがもしお昼ご飯を食べるつもりなら、島の食堂は3時には閉まるので、急いだほうがいいとアドバイス。今から熱海港にバスで移動すると1時の船に間に合わないので、タクシーでの移動を勧められます。それならとお姉さんにお礼を言いつつ、駅前のタクシー乗り場に急行。幸い、客待ちのタクシーがいます。タクシーで初島行の定期船乗り場に移動し、出航10分前に到着。窓口でチケットを購入。往復2640円とほどほどの料金です。
チケットを手に停泊中の定期船に向かいます。

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なかなか美しい船体ですね。

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タラップを上る人の列の最後尾に着きます。

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船室の中はつまらないので、デッキの最前部に行きます。熱海の町がよく見渡せます。

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しかし、よく考えてみたら、船が海上に出ると、強い風を受けそうな気がします。すごすごと船室に撤退。まだ、窓際の席が空いていました。

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すぐに船が出航。

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やがて、舳先を初島のほうに回頭します。遠くにぽつんと初島が見えます。

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船室からは窓も汚いし、眺めが楽しめません。再び、意を決して、デッキに上がることにします。やはり、デッキの上からはよい眺めです。舳先の向こうに初島がくっきりと見えています。

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ズームアップすると初島がこんなによく見えます。

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熱海がどんどん遠ざかっていきます。

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これは熱海の右側のほうです。湯河原のあたりでしょうか。

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左手には、ホテル・ニューアカオと熱海城が小さく見えています。

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また、初島を眺めます。初島の右奥に見える大島は黒雲に覆われています。天気が悪そうですね。初島のほうに黒雲が移動してこないといいのですが・・・。

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伊豆半島の先のほうも黒雲が覆っています。

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上空を見上げると、青空です。船の上のデッキは風もさほど強くなく、寒くもありません。しばらく、デッキで耐えられそうです。

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初島まで、ちょうど半分ほど来たところです。少しずつ島影が大きくなります。

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定期船とすれ違います。定期航路の姉妹船のプレミア号です。

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熱海の町もだいぶ小さくなってきました。

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おおっ、初島はともかく、大島の上の黒雲は強烈に立ち込めています。非現実な風景です。実はこの日、大島では大きな竜巻が2本も同時に発生したそうです。珍しい気象だったようです。

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初島が間近に迫ります。その向こうの大島あたりの空は恐ろしい雰囲気です。

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そろそろ、デッキから下ります。操舵室の後ろから中を覗き込みます。初島の港の岩壁が迫っています。

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見事に防波堤の間をくぐり抜けていきます。操船って難しそうです。

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皆との防波堤の上では多くの人が釣りに興じています。

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港のタラップに近づいていきます。

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着岸です。

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タラップが近づきます。

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真っ先にタラップを降りました。皆さん、続々と降りてきます。結構、多くの乗客がいましたね。

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これが今降りた定期船の舳先です。イル・ド・バカンス3世号です。

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小さな港を歩み出ます。

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初島のマップがあります。港の左手に海鮮料理の食堂が並んでいるようです。そちらに向かいましょう。

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港を出て、ちょっと歩くと、食堂がずらっと並んでいます。壮観です。

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メニューを確認しながら、食堂街を進みます。どれもすべて海鮮料理のお店です。

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もう、残り3軒ほどになります。まだ、お店を決め兼ねています。

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遂に最後のお店、さかやです。

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このお店のメニューにかさごの唐揚げの単品があったのが決め手になり、入店します。
その、かさごの唐揚げとお刺身のおまかせ定食、海鮮丼という豪華献立。かさごの唐揚げが絶品でした。

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船賃を払っても食べる価値のある海鮮料理でした。
美味しいお昼ご飯をいただき、お店の外に出ると、本土の雪を抱いた山が見えます。お店の人の話では、大山だそうです。

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熱海のほうを見ると、後ろに山が見えています。箱根でしょうか。

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港のほうに向かうとちょうど定期船が出ていきます。その次の船で帰りましょうか。

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港に戻ってきました。

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港の周りでお店を覗いたり、初島海洋資料館(入館無料)を見学していると、次の船の時間が迫ります。港を見ると、ちょうど定期船が入港してきます。慌てて、港に向かいます。港では既に多くの乗船客が列を作っています。

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帰りも順調な船旅でした。熱海港からは熱海駅へのバスがちょうど出るところ。急いで飛び乗ります。熱海の町を走るバスの経路もようやく頭に入りました。車なしでも結構、楽しめるものですね。
熱海駅に着くと、強風で少し遅れていた電車にうまく乗れて、ぐっすり眠っているうちに横浜に帰り着きます。
1泊2日のミニ旅でグランピングの初体験。楽しい旅もこれにて終了。



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緊急報告:箱根の温泉でほっこり

お正月を過ぎたある日、saraiが配偶者に「温泉でゆっくりしたいね。」と持ちかけました。配偶者もすぐに「それもいいわね。」と応じます。
早速、検討開始。温泉でゆっくりしたいという趣旨なので、あまり、遠出はしたくありません。となれば、熱海か、伊豆か、箱根あたりになります。手軽さでは熱海がよさそうです。saraiのコンサートのスケジュールの空いた日で平日がいいですね。意外に候補日が絞られます。生憎、熱海の適当なホテルは空いていません。今、熱海は人気なんですね。伊豆もなんだか気乗りしないので、結局、箱根に落ち着きます。なんだかんだ言いながら、箱根は交通の便もいいし、落ち着きます。

そして、今日、箱根の温泉に出かける日になりました。あくまでも温泉に入るのが趣旨ですから、夕食は早めに乗換駅の小田原で鰻を食べてから箱根に向かうことにします。早過ぎる夕食なので、ちゃんと大船駅で大船軒の鯵の押寿しを夜食用に確保しておきました。

小田原に着いて、予約済の鰻屋さん、つきじ宮川本廛に急行します。まず、うな重(松)を注文して、さらに思い直して、うまきを追加注文。
まずはうまきが運ばれてきます。これが熱々で美味しかったんです。

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次いで、うな重が運ばれてきます。

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ふたを開けると、美味しそうな匂いがパーっと立ってきます。そして、ふわっとした鰻がパリパリに焼けた表面とともにとても美味しいです。

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うな重を堪能して、満腹で小田急の小田原駅に向かいます。駅に着き、湯元行きの電車に乗り込みます。

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この時刻に湯元に行く電車はがらがらです。

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湯元駅に着き、寒い思いをしながら箱根登山鉄道の電車を待っていると、やがて、折り返しの電車がやってきます。

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電車から大勢の乗客が降りていき、この始発の空の強羅行きの電車に乗り込みます。

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この電車もガラガラ。どうなっているんでしょう。

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電車は急勾配の坂を何度もスイッチバックしながら、登っていき、強羅駅に到着。次は早雲台行きのケーブルカーに乗ります。

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このケーブルカーは最初はがらがらでしたが、発車の時刻になると、結構、乗客が乗り込んできました。

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中強羅駅で降りて、ホテルに向かいます。

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ホテルで温泉に浸かり、ほっこりです。やっぱり、冬の日本は温泉が一番ですね。



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緊急報告:箱根の温泉でほっこり、2日目は大行列の田むら銀かつ亭で豪華ランチ

昨日から、箱根の強羅の温泉でほっこりしています。今朝も起きてすぐに温泉に浸かり、ほこほこの足を配偶者にマッサージしてもらいます。ぎんぎんに足が痛みますが、これも治療の一環。

ゆっくり、昨日仕入れていたクロックムッシュのパンを朝ごはんとしていただきます。そして、11時のチェックアウト時間まで粘って、ようやくホテルを後にします。既に朝降っていた雪も止んでいます。
来るときは強羅から中強羅までケーブルカーで登ってきましたが、帰りは急坂を強羅まで下っていきます。痛む足を引き摺りながら、ゆっくりと下っていきます。
途中、箱根美術館の前を通りますが、前回、しっかりと鑑賞したので、今回はパス。その先の強羅公園を見ていきましょう。
強羅公園はケーブルカーの公園上駅から公園下駅までの斜面に作られているので、公園の中を見物しながら、公園下駅まで下っていきます。
公園上の西口を入ると、音楽堂からパノラマの景色が楽しめます。残念ながら、公園の中は冬枯れでほとんど花がありません。本来はバラ園が美しい筈なんです。それでも正面にはシンボルツリーのヒマラヤ杉が綺麗な姿を見せています。

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バラ園の中はクリスマスローズだけが可憐な花を咲かせています。

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バラ園、ヒマラヤ杉を過ぎると、正面に噴水池が見えてきます。これは冬枯れとは無縁です。

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噴水池を過ぎると、満開の花の木があります。ミツマタですね。

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熱帯植物園の温室があるので、入ってみます。少し温かいですね。あまり、花は咲いていませんが、ブーゲンビリヤとハイビスカスは美しい花を咲かせています。

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温室の中は迷路状態。抜け出すのに一苦労。saraiがベンチで待っていて、配偶者が出口を発見してくれました。ほっ・・・。

強羅公園を抜けて、公園下に出ます。このまま、下って、強羅に出ます。お昼時になったので、強羅の人気グルメ、田むら銀かつ亭に向かいます。行列必至の人気店です。
お店の前には、受付機で受付を済ませて待つようにとのメッセージボードがあります。

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おおっ、噂通り、大勢の人が入口付近に群がっています。

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受付機で受付すると、53番の受付シートが印刷されてきます。現在、受付の先頭は30番台です。15組以上待つ必要があります。途中、1組で10人ほどの団体が入ったりして、なかなか、順番が進みません。
結局、待つこと1時間ほどでようやく店内のテーブルに案内されます。最初から覚悟していたので、それほど待たされた感覚はありませんでしたけどね。

店内は外で待っているときの想像とは異なり、広々とした古民家風の佇まいです。ともかく、天井が高いことに驚きます。

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さて、メニューを吟味します。ここには普通のとんかつもありますが、名物は豆腐かつ煮です。せっかく1時間も待ったので、この豆腐かつ煮にしましょう。メニューには、豆腐かつ煮は2種類あって、豆腐かつ煮定食と豆腐かつ煮御膳があります。その価格差が千円ほどです。豆腐かつ煮を食べたいので、お安い豆腐かつ煮定食でいいのですが、写真を見ると、豆腐かつ煮の鍋の入れ物が違います。スタッフの方に違いを訊くと、熱々で食べるには豆腐かつ煮御膳の豆腐かつ煮鉄鍋だということです。2,640円もしますが、SNS映えしそうな豆腐かつ煮御膳に惹かれます。ええい、ここは贅沢しましょう。昨日はうな重で贅沢したばかりですが、せっかく、箱根の温泉でほっこりしたのだからいいでしょう。というような訳の分からない理屈で散財します。
何とすぐに料理が運ばれてきます。みんな同じような決断で選択するので、準備ができているんですね。
ほほう、鉄鍋は下の炎で熱せられて、それ以外の盛りだくさんの贅沢料理が並びます。

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準備が整ったところで、鉄鍋のふたが開けられます。美味しそうなカツが玉子でとじられて、ぐつぐつ煮えています。早速、いただきます。ううっ、何だか美味しいような気がします。実際、美味しいんです!

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食べてみて、初めて分かりましたが、普通のカツ煮ではなく、カツの中身はお豆腐で挟んだひき肉です。でも、食べている感覚はヘルシーなトンカツなんです。 食べ終わりの段階で分かりやすくなった中身をご紹介しましょう。

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saraiも配偶者も完食して、満腹です。とりわけ、配偶者はずっと苦しいを連発していました。
食後はコーヒーとデザート。満足、満足!

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もう、これで箱根でやり残したことはありません。田むら銀かつ亭を出て、強羅駅に向かいます。
と、お豆腐屋さんがあります。その名も銀豆腐。このお豆腐屋さんの銀豆腐を使っているので、銀かつ亭なのかなと妙に納得します。箱根の豆腐は有名ですからね。

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強羅駅に着くと、すぐやってきた箱根登山鉄道の電車に飛び乗ります。ちなみに強羅駅はSuicaが使えます。また、箱根はどこでもクレジットカードが使えるので、ずい分散財しましたが、現金は全然使っていません。
箱根登山鉄道はまるでスイスの登山鉄道みたいです。半径30mの大きなカーブでは後ろの車両が眺められます。

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実際、箱根登山鉄道はスイスのベルニナ鉄道を路線に含むレーティッシュ鉄道と姉妹鉄道提携をしています。
箱根登山鉄道の建設の際、困難を極めたのが早川鉄橋でした。鉄橋からははるか下に早川渓谷を見下ろせます。

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湯元駅に到着すると、何と小田原行の電車の乗り換えが0分です。saraiが動かない足を酷使して、最後に電車に駆け込むと直後にドアが閉まります。saraiが最後の乗り換え客でした。それでも、saraiが乗り込むまで、ドアを閉めるのを待ってくれたようです。配偶者が手を振って合図したからでしょう。箱根は最後までドラマに満ちていました。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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