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今、ミュンヘン空港

羽田から11時間半ほどのフライトを映画3本見て、一眠りし、2回のごはんをいただき、ようやく耐え抜きました。今、ミュンヘンは雨がザーザーと降っています。次はマドリッドまでのフライトです。あと1時間弱で搭乗です。ルフトハンザの無料コーヒーを飲みながら待ちます。マドリッド到着は夜遅くになります。あー、眠い!


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旅の初日から暗雲・・・

ミュンヘンに着く時までは順調でした。ミュンヘンの手前ではがドナウ川も雲の合間から挨拶を送ってくれました。


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ところが、ミュンヘンに着いた途端に雷雨。着陸後だったのが不幸中の幸い。どの飛行機も軒並みDELAYの5文字が表示されています。マドリッド行も同様に2時間半の遅れ。ホテルに着くのは早くても真夜中の12時過ぎと観念。ホテルのチェックインが心配になります。ホテルの締め出しをくらったら、たまりません。思い余って、ミュンヘン空港から、チェックインが遅れる旨をマドリッドのホテルまで携帯で国際電話。ノープロブレムという返事が返ってきたときには嬉しかったです。
マドリッド空港からはタクシーを飛ばして、結局チェックインは真夜中12時半。
長い1日で疲れましたが、最低限のことだけやって、ぐっすり眠ります。

明日はセゴヴィアで豚の丸焼きを食べて、夕方からプラド美術館の予定です。



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1, amanamourさん 2014/05/27 15:58
もうスペインに入ってらっしゃるんですね♪♪
セゴビアの豚の丸焼きはcandidでしょうか?もしcandidでしたら、お昼時をちょっと外して早めに入店なさると、混雑を避けられると思います。楽しみですね!

2, saraiさん 2014/05/28 08:40
今日、セゴヴィアのそのCandidoでぱりぱりに皮の焼けた豚の丸焼きコチニーニョ・アサードをいただきましたよ。名物料理だけのことはありますね。夜はマドリッドでバルの初体験。プラド美術館に近い有名バルEstardo Puroでカヴァとタパスを堪能。美味しかったです。
1週間後はバルセロナでご一緒できるでしょう。楽しみです。

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旅の2日目は強行軍・・・セゴヴィア、プラド美術館

旅の2日目、いきなり、マドリッドから少し離れた古都セゴヴィヤを訪問。ローマ時代の水道橋、カテドラルを見て、総仕上げとばかり、アルカサルをいい角度・距離で見るために城壁の外を歩き回り、足がフラフラ。これがその成果です。いかがでしょう。白雪姫の城のモデルになった絶景、セゴヴィアのアルカサルです。


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食事後、バスターミナルの場所が分からず、迷いに迷って、出発時間直前のマドリッド行のバスに駆け込み、さらにグロッキー。マドリッドに戻って、最寄りの地下鉄の駅からプラド美術館に向かいますが、これも方向違いに歩いてしまい、またまた、無駄足。美術館の中で手荷物をコインロッカーに預けようとしますが場所が分からず、またまた、迷子。館内を3周して、ようやく、ロッカーの場所が分かりました。結局、美術館で鑑賞し始める前に無駄な1時間ほどを費やしました。そして、膨大なコレクションをすべて見終わるのに3時間かかり、完全に疲れ果てました。saraiの足裏には豆までできました。

最初から頑張り過ぎましたね。明日は雨模様です。エル・エスコリアル宮殿でエル・グレコを見て、夜は最初のオペラです。




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旅の3日目は空振り・・・エル・エスコリアル修道院のエル・グレコ

旅の3日目、今日は午前中、エル・エスコリアル修道院を訪問するものの空振りです。訪問の目的はエル・グレコの最高傑作のひとつである《聖マウリツィウスの殉教》を見ることでしたが、何と展示されていなかったんです。ショック!
仕方がないのでマドリッドにさっと引き上げ、ソフィア王妃センターでピカソの《ゲルニカ》を鑑賞。実物の素晴らしさに感嘆しました。
これはお昼に有名バルのムセオ・デル・ハモンでいただいたイベリコ豚の生ハムとメロン。感激の美味しさでした。


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夜はオペラをレアル劇場で鑑賞。なかなか刺激的な《ホフマン物語》。ミューズ/ニクラウス役のフォン・オッターのしみじみとした歌声にうっとりしました。詳細は別途、アップします。

明日はスペイン訪問の最大の目的、トレドでエル・グレコを鑑賞します。




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旅の4日目は待望のトレドにご対面、エル・グレコを満喫

旅の4日目、今日は午前中はマドリッドを見物しますがあまり無理をせず、マヨール広場周辺だけに絞ります。広場近くのスペイン名物チュロスの有名店チョコラテリア・サン・ヒネスでチュロス(揚げ菓子)とチョコラーテ(ホットチョコレート)のセットをいただきます。甘すぎるのが難ですが美味しい!
その後、マヨール広場をさっと見ますが、散々、テレビでも見ているので初めて見る感じがしません。
広場に隣接するサンミゲル市場で昼食。素材そのものの味をいかした料理に舌鼓。

さあ、いよいよトレド。アトーチャ駅から高速鉄道AVANTで30分で到着。まずはホテルにチェックイン。古い建物を使ったパラドール・デ・トレドに宿泊しますが、街を見下ろす高台からのトレドの街の絶景に感嘆。これは部屋の窓から見たトレドの街です。中央にはカテドラルが鎮座しています。


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街に出て、エル・グレコを見ます。サント・トメ教会の《オルガス伯爵の埋葬》はエル・グレコの最高傑作。サン・ホセ礼拝堂からサンタ・クルス美術館に周ります。この美術館ではエル・グレコ没後400年の大展覧会で大勢の人で混み合いますが、70点を超える膨大なエル・グレコ作品を見て、頭の中はエル・グレコだらけ。満喫しました。
予定していたカテドラルなど残りの3つは明日にします。明日もエル・グレコを堪能して、アンダルシア地方、グラナダに移動です。




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旅の5日目は残りのエル・グレコを無事鑑賞、そして、アンダルシアへ贅沢旅

旅の5日目、今日は午前中は昨日見られなかったエル・グレコの作品を展示している、残りの3つの施設を周ります。サント・ドミンゴ・エル・アンティグオ聖堂、カテドラル、タヴェラ施療院です。カテドラルの聖具室いっぱいに飾られたエル・グレコの19作品は素晴らしく、見ごたえ十分。ひとつの部屋にこんなに多くのエル・グレコの作品が展示されているところはどこにもないでしょう。中でも最高傑作のひとつ《聖衣剥奪》の素晴らしさには息をのみます。画面の中心を覆う聖衣の赤い色は迫力に満ちています。
カテドラルはスペインのカトリック教会の総本山だったところ。外部・内部の建築と装飾の素晴らしさは驚くべきものです。
これは素晴らしい内陣の装飾です。


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1時のバスでトレドからいったんマドリッドに移動し、そこから、アンダルシアの古都グラナダに移動です。移動はバスですが、初めて体験するプレミアムクラスのバス。ゆったりした座席、食事のサービスなど行き届いた贅沢さに4時間半の移動もあっという間でした。実際は渋滞などで30分遅れの5時間移動。グラナダのホテルに到着したのは9時でしたが、まだ、明るい青空の下でした。
明日はアルハンブラ宮殿を午前中鑑賞し、カディスに移動。カディスの大西洋の夕日は見られるでしょうか。




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1, Bonnjourさん 2014/06/01 06:15
エル・グレコ三昧のスペインの旅、うらやましいです。ご旅行先から連日のブログ更新で、臨場感あふれるフレッシュな記事を毎日楽しませていただいております。マドリッドからグラナダまでの豪華バスというのがあるのですね。食事も付いているなんて、まさに飛行機みたいですね。アルハンブラにカディス・・・この先の記事も楽しみにしています。

なお、ザルツブルクの件でメールを差し上げましたので、よろしくお願いします。

2, saraiさん 2014/06/02 09:45
旅行中にブログ更新は疲れますが、読んでくれる人もいると思うとやめられません。エル・グレコは期待以上の成果。これだけでも今回の旅は完了してもいいほどです。
ザルツブルグもだんだんと近づいてきました。

3, おしどり夫婦さん 2014/06/02 16:07
saraiさん、奥さまお久しぶりです。毎日楽しく拝見しています。一足お先にバルセロナへ行ってきました。カタルーニャ音楽堂のネトレプコのコンサートがキャンセル(延期)だったり、サグラダファミリアの塔が強風で登れなかったりしましたが、久しぶりのフォークト様を聴けてうれしかったです。バルセロナの後、トゥールーズ、ボルドーとまわってきました。今回はお目にかかれず残念です。この先も良いご旅行を。

4, saraiさん 2014/06/03 04:09
おしどり夫婦さん、saraiです。
今年はスペインに行かれるということでしたね。こちらはその後、エル・グレコ没後400年だと気が付き、急遽、スペインの旅を決めました。ワルキューレ聴かれたんですね。すれ違いの旅だったとは驚きです。ネトレプコ残念でしたね。こちらもザルツブルグでガランチャがキャンセルです。困ったものですね。
また、いつか、お会いできればいいですね。では。

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旅の6日目、ちゃんと見ました大西洋に沈むカディスの夕日

旅の6日目、旅のハイライト、大西洋に沈むカディスの夕日、絶好の天気で燃えるような太陽が大西洋の水平線に吸い込まれていく様、見事なものでした。カレータ・ビーチで鑑賞。
これは沈んでいく太陽。


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これは微かに1点の光だけを残して海に没する最後の瞬間。


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これは太陽が沈んだ後のロマンチックなバラ色の光。雲が茜色に染まっています。


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今日は午前中、アルハンブラ宮殿を見尽くしました。サラセン人の高い文化、そして、繊細な美の創造に深い感銘を受けました。

明日はセヴィーリアを楽しみ尽くします。大聖堂、ヒメルダの塔、アルカサル、そして、バルとフラメンコは外せません。




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1, sasuraijinさん 2014/06/02 07:26
初めまして

快適旅ですね。
夕暮れの色彩が素敵です

2, saraiさん 2014/06/02 09:48
素晴らしい夕日でした。長い人生で最高の夕日でした。写真の腕が未熟で、本当はもっとロマンチックだったんです。

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旅の7日目、魂の踊り・音楽フラメンコに熱い昂ぶり!

旅の7日目、楽しみにしていたフラメンコは最高でした。セヴィーリアで一番有名なタブラオらしいロス・ガリョスで生のフラメンコ、初体験です。日頃、クラシック音楽やバレエには親しんでいますが、フラメンコは未知の分野。しかし、フラメンコも人が作り出した最高の芸術の一つでした。魂からの叫びが聴こえてくるような踊りと音楽でした。それにしても順番に出てきた3人のギタリストの凄まじい超絶技巧とノリの素晴らしさは尋常のものではありません。また、女性3人、男性1人の踊り手も同様に凄まじい。猛烈に魅了された2時間でした。

セヴィーリアのバルも安くて美味しかったですよ。タパス5皿とガスパッチョ、そして、またカヴァ。やみつきになります。

セヴィーリアのカテドラルも素晴らしい! 特に内陣にある世界最大の黄金の祭壇衝立は昔から見たかったものです。期待以上の素晴らしさでした。高さ20メートル、幅13メートルで260㎡もある衝立はその全面にわたる細かい彫刻で見る者を圧倒します。写真では紹介しきれませんが、これがその黄金の祭壇衝立です。


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アンダルシア地方は連日、実りが多く、もう少し日程を取りたかったと反省するほどでした。

明日はスペイン国鉄RENFEの高速列車を乗り継ぐ鉄道ファンならずとも楽しみな移動。セヴィーリアから、マドリッド、ヴァレンシアを経由して、1日がかりでバルセロナに向かいます。




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旅の8日目、ヴァレンシアで本場のパエリア

旅の8日目、電車の乗り換えで降り立ったヴァレンシアValenciaでピューッと市内に出て、美味しいと評判のお店エル・ラルEl Rallで絶品の海鮮パエリアPellia de Mariscoをいただきました。単にパエリアと言えば、ヴァレンシア風パエリアのことを指すくらい、パエリアはヴァレンシアが本場。しかもパエリアはお昼いただくものだそうで、絶好のタイミング、1時開店と同時にパエリアをいただきました。さすがにお米に十分沁み込んだ魚介の出汁の味は美味。鍋で焦げたお米も美味しく、生まれて初めて、こんなパエリアをいただきました。


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そうそう、ヴァレンシアと言えば、オレンジ。もちろん、ここでも生搾りの美味しいオレンジ・ジュースをいただきましたよ。


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今日は朝、セヴィーリアから、マドリッドまでスペイン国鉄RENFEの誇る高速列車AVEのCLUBという最高級クラスに乗り、快適な旅。無料のドリンクや朝食を供されました。マドリッド・アトーチャ駅で30分ほどの乗り換え時間で今度はヴァレンシアまでまたまた高速列車AVEの今度はツーリスタTuristaという庶民クラスに乗り、座席は横4列でサービスなし。ヴァレンシアからは地中海沿いを在来線の長距離列車EUROMEDのプレファレンテクラスPreferenteという高級クラスに乗り、ランチの無料サービス。配偶者は美味しいパエリアを食べすぎて、このランチにはほとんど手を付けないという、もったいない話。スペインの鉄道の様々な形態の列車を体験し、鉄道の旅を満喫し、スペインの最後の目的地バルセロナに到着。

明日は24年ぶりにサグラダ・ファミリアに再会し、夜はやはり24年ぶりにリセウ劇場でオペラを聴きます。




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旅の9日目、24年ぶりのサグラダ・ファミリア

旅の9日目、昨日到着したバルセロナ。来訪の目的は今夜のオペラ。それでもバルセロナと言えば、やはり、ガウディのサグラダ・ファミリアを見落とすわけにはいきません。今回は事前にネットで朝10時の予約を入れてあります。前回来たのは24年前。きっと大変貌を遂げているでしょう。地下鉄を乗り継いでサグラダ・ファミリア駅に着くと、目の前にサグラダ・ファミリアがそびえています。生誕のファサードの側からは昔と同じで、クレーンで工事中も昔と同じ。全体的な建物がほぼ完成しているのが違いと言えば違いです。建物の外観を見るためにぐるりと一周してみます。意外にコンパクトなことに驚きます。トレドやセヴィーリアのカテドラルを見てきたばかりだからかもしれませんね。早速、バジリカに入場。これは昔はありませんでした。バジリカ自体もその屋根もありませんでしたからね。ステンドグラスを通して、降り注ぐ光の色の鮮やかさに目を奪われました。


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内部空間の大きさ自体はそれほどでもありませんが、やはり、天井の高さは圧倒的です。
24年ぶりに見たサグラダ・ファミリアに感慨しきりでした。

夜はやはり24年ぶりにリセウ劇場でオペラを聴きました。この24年の間にリセウ劇場は火災で全焼し、また、復活しました。新しいリセウ劇場は初めて。以前に比べて、綺麗で設備も充実したようです。バルセロナにお住いの新しい友人にもお会いできて楽しい一夜になりました。楽劇《ワルキューレ》はスーパーキャストで、みな、絶好調の歌唱。素晴らしい内容でした。特にジークムント、ジークリンデのコンビを歌ったフォークト、カンペのコンビは純粋な愛を感じさせてくれる新鮮な歌唱。ソプラノ好きのsaraiはカンペにすっかり魅了されました。詳細記事は別途アップします。

明日は昼過ぎまでバルセロナ観光し、夕方、スペインを離れて、ザルツブルグへ飛びます。



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1, amanamourさん 2014/06/05 02:10
saraiさん、久しぶりのバルセロナ滞在、ご夫妻で楽しまれているご様子何よりです。そして、昨夜は楽しいひとときをありがとうございました♪個人的には、幕間だけでは話したりませんでした(涙)。
カンペ、素晴らしかったですよね、私が見た今回のワルキューレ2回のなかでは、昨夜のほうが一段とよかったように思います。またお会いできる機会もあるような予感もいたしますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。いよいよ明日はザルツブルクですね、更新も楽しみにお待ちしております。

2, saraiさん 2014/06/05 08:53
amanamourさん、saraiです。

スーパーキャストで聴くオペラは何とも形容できない喜びを与えてくれますね。それを友と分かち合う幸せ。人生にこれ以上のものはありません。
初めて聴いたカンペには感動しました。あれほどのジークリンデというとワルトラウト・マイヤーくらいしか思い当りません。これからが楽しみです。ゼンタも聴いてみたいものです。フォークトも初めて聴きましたが、実にリリックですね。女性ファンが多いのも納得です。ヘルデン・テノールとはちょっと違ったタイプ。それもいいでしょう。
今後ともよろしくお付き合いくださいね。

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旅の10日目、フランクフルト空港の味噌ラーメン

旅の10日目、バルセロナからザルツブルグへのフライトでトランジットのため立ち寄ったフランクフルト空港。1年ぶりです。EU圏内の乗り換えなので、ゲートはA。A28ゲートあたりに見慣れないお店MoschMoschがあります。見ると、どんぶりをつついている人達がいます。


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何とラーメン屋さん。メニューを見ると、味噌ラーメンがあります。味噌ラーメン好きのsarai、ここを素通りはできません。早速、配偶者と1杯の味噌ラーメンをシェアしていただきました。


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海外でラーメンを食べたことはありますが、味噌ラーメンは初体験。少しぬるめで、辛みが弱いヨーロッパ仕様ですが、そこそこいけました。2人でぺろりと完食。もやし、わかめ、えのき、ニンジン、厚揚げ、さやえんどうなど多彩な野菜がトッピングされていました。フランクフルト空港に立ち寄るかたは是非、お試しを。

今日はスペイン最後の時間をバルセロナで過ごしました。エル・グレコの仕上げとして、カタルーニャ美術館で2枚の佳作を見ました。そのあと、最後の〆はパラレルの高級レストランのエルチェで都会風の海鮮パエリアをいただき、食の美味しかったスペインを締めくくりました。

明日からは、ザルツブルグ精霊降臨音楽祭。まず、オープニングの《チェネレントラ》を聴きます。チェチーリア・バルトリの超絶技巧が楽しみです。今回の音楽祭では、ロッシーニがテーマ。ロッシーニ漬けの毎日になります。



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旅の11日目、ザルツブルグ、オペラデビュー

旅の11日目、今日からは、ザルツブルグ精霊降臨音楽祭。ザルツブルグでオペラを見るのは初めてです。今日はまず、オープニングの《チェネレントラ》を聴きました。チェチーリア・バルトリを始め、歌手全員が好調だっただけでなく、演出もザルツブルグらしく現代的だったにもかかわらず、素晴らしいものでした。saraiは大変に感動し、涙うるうる。詳細は別途記事でアップしました。

今日は午前中は旧市街を川で隔てたカプツィナー山を散策。フランツィスキ城のレストランで美味しいランチをいただきました。これはカプツィナー山からのザルツブルグの街の絶景です。ホーエンザルツブルグ城を向かって左の方角から見ています。こちらかた見たのは初めてです。


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明日はオペラのお友達とランチし、夜は若手カウンター・テノールの実力者の一人、フランコ・ファッジョーリのコンサートを聴きます。



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旅の12日目、ザルツブルグで1日まったり

旅の12日目、今日はザルツブルグ精霊降臨音楽祭の2日目。余裕の1日です。午前中、オペラのチケットをピックアップした後、ザルツブルグの大聖堂を見たり、モーツァルト広場のモーツァルト像に再会したりと軽い散策。


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お昼は初めてお会いするオペラ友達(女性)のお二人と待ち合わせ、ランチを食べ、カフェ・ザッハーで待望のザルツブルガー・ノッケルン(名物のスフレ菓子)をいただき、さらにワイン・ビールと3軒はしごしながら、とどまることのないおしゃべりを楽しみました。

夜はドレスアップして、カウンター・テナーのフランコ・ファジョーリのリサイタル。これは別記事でアップ済です。

明日は天気も持ちそうなので、日帰りでベルヒテスガルテンに出かけます。



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1, Bonnjourさん 2014/06/08 05:31
おしゃべり、楽しかったです。お言葉に甘えてしまい、ビールご馳走様でした。夜のメインイベントを控えた日中は、こういうまったりした過ごし方って、いいですね。今までは日中に全力で観光し、夜も全力で音楽鑑賞し、楽しみに来てるんだか修行に来てるんだかわからない状態になることもしばしばでした(笑)。

2, saraiさん 2014/06/08 06:21
Bonnjourさん、saraiです。

ははー、そう言えば、初めてのザルツブルグでしたね。まったりしながらも、30分くらいあれば、超特急で街を案内できたのに・・・ごめんなさい。ペコリ。でも、おしゃべり、楽しかったですね。

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旅の13日目、遂に生のヴァッツマン山に対面

旅の13日目、今日はザルツブルグから日帰りでベルヒテスガーデンに遠征です。心配していたお天気は青空がまぶしいほどに晴れあがり、暑いくらい。晴れ女を配偶者に持つ幸せを感じる1日です。
その絶好の天気のお蔭で、念願のヴァッツマン山Watzmannを十二分に拝見できました。ヴァッツマン山を知ったのは、フリードリヒの絵画からです。そのときの記事はここです。

これはヒトラーの山荘Eagle's Nestのあるケールシュタイン山頂から見たヴァッツマン山。


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これはケーニヒス湖に向かう途中で見たヴァッツマン山。これがフリードリヒの絵画に一番近いヴァッツマン山ですね。


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これはケーニヒス湖からロープウェイのイエナーバーンでイエナー山Jennerに上る途中で見たヴァッツマン山。


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ケーニヒス湖のクルーズ船からもヴァッツマン山を見ましたし、ヴァッツマン山尽くしの1日でした。
いやはや、ベルヒテスガーデン周辺の自然のあまりにも美しいことに驚嘆しました。ここが戦前はナチスの一大拠点であったとは信じがたい美しい自然に魅了されました。

ところで1日でザルツブルグから、ベルヒテスガーデン周辺のケールシュタイン、イエナ―山、ケーニヒス湖を巡るのは綱渡りのようなバスの乗り継ぎでした。特に今日は土曜日でバスの本数も少なく、危ないところ。何とか、ほぼ予定通り、約12時間の小旅行をやり遂げました。配偶者と2人3脚ならではです。いずれ、詳細記事でそれらをご紹介します。楽しみにお待ちください。

明日はザルツブルグ精霊降臨音楽祭の4日目、昼、夜とコンサート尽くしの1日になります。



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旅の14日目、ザルツブルグ精霊降臨音楽祭を堪能

旅の14日目、今日はザルツブルグ精霊降臨音楽祭の4日目。お昼はロッシーニのスターバト・マーテルを楽しみ、夜は豪華な歌手が勢ぞろいしたロッシーニ・ガラ。音楽尽くしの1日を堪能しました。コンサートの詳細は別記事でアップ済です

明日はザルツブルグ精霊降臨音楽祭の5日目、最終日です。



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旅の15日目、メンヒスベルクの丘の眺めのよいテラスでシュパーゲルのランチ

旅の15日目、今日はザルツブルグ精霊降臨音楽祭の5日目。最終日です。午後4時からのオペラ公演に先立ち、最後のザルツブルグ散策。急な階段を上って、質素なノンベルク修道院。山から下って、綺麗な墓地のあるザンクト・ペーター教会。ホーエンザルツブルグ城の向かいの丘、メンヒスベルクの丘に有料エレベータで上って、美しい眺望を楽しみます。


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そして、眺めのよいテラスでザルツブルグ最後の美味しいランチ。この旅で初めてのシュパーゲルです。


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ザルツブルグ精霊降臨音楽祭最後を飾るロッシーニのオペラ《オテロ》はチェチーリア・バルトリの素晴らしい歌を満喫。このオペラの詳細は別記事でアップ済です

明日はいよいよ懐かしのウィーンです。1週間の音楽三昧を楽しみます。



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旅の16日目、ミラベル宮殿の満開の薔薇、そして、ウィーンでオペレッタ

旅の16日目、今日はザルツブルグを発って、ウィーンに移動。移動する前にミラベル宮殿の満開の薔薇を鑑賞。宮殿前の薔薇園は満開の薔薇で匂い立つほどです。それにしても観光客の数も半端ではありません。凄い人出で次から次へとゾロゾロ。ともあれ、美しい薔薇をご覧ください。


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ウィーンでは早速、フォルクスオーパーでオペレッタ《メリー・ウィドウ》。実にロマンティックでした。詳細記事はアップ済です。
今日から、連日連夜1週間で9つのオペラ、バレエ、コンサートを聴きます。楽しみです。



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旅の17日目、ブラームスを訪ねて、センメリング鉄道の街、ミュルツツーシュラークへ

旅の17日目、今日は実質、ウィーンの1日目。早速、ウィーン近郊に出かけます。昨年も出かけたゼメリング鉄道です。ただし、ゼメリング鉄道がお目当てではなく、その終点の街にあるブラームス博物館を訪ねます。目的はそこでしか買えないCDをゲットすることです。詳細は別途、後日、ご紹介します。
まずは昨年に引き続いてのゼメリング鉄道。今回はビジネスクラスではなくて、セカンドクラス(エコノミークラス)、それも自由席。昨年同様、進行方向に向かって左側の席に陣取って写真撮影に励みます。これはアーチ橋を走るレールジェットです。


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ミュルツツーシュラークでは無事、ブラームス博物館でCDをゲット。博物館を見た後、近くのブラームスの散歩道Brahmswegを散策。ここは晩年のブラームスが完成したばかりのゼメリング鉄道を使って避暑に来た街。名作、交響曲第4番もこの地で作曲されました。


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帰りの電車の時間まで余裕があったので、駅近くにあるウィーン南線博物館SudBahn Museumでゼメリング鉄道関連の展示を見ます。実物の蒸気機関車も展示されていました。


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ウィーンに戻り、今夜は国立歌劇場でオペラ。R・シュトラウスの生誕150年のその日を記念した楽劇《ナクソス島のアリアドネ》。実に素晴らしい内容。これまで見てきたR・シュトラウスのオペラの中でも最高のものの一つでした。詳細記事はアップ済です。

昨日から今日にかけて、連日30度を超える猛暑。避暑地のミュルツツーシュラークに行ったのは正解でした。ただ、オペラは正装して暑いのってなんのって、たまったものではありません。汗びっしょりで修行の毎日です。それでも終演後は、ウィーンのお友達と音楽談義に花が咲き、夜の更けるのも忘れるくらい。楽しい1夜でした。



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旅の18日目、ヴォティーフ教会で変わったコラボ、そして、ウィーン大学の学食でランチ

旅の18日目、ウィーンもこんなに何度も来ると、だんだんと行くところがなくなってきます。今日は行きそびれていたヴォティーフ教会の内部にはいってみましょう。前回は昼休みの時間ではいれませんでしたからね。内部は美しいステンドグラスが印象的です。でも、なにか雰囲気がおかしい。よく見ると、教会の内部装飾にいたずらのようなものがしてあります。でも、いたずらではなくて、どうやら、教会装飾に現代アートがコラボしているようです。例えば、これは日本のアニメキャラクターのような人形が仕掛けられています。厳粛な教会の内部ですよ。


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これがウィーンの文化の一端ですね。超一流の芸術や古い文化だけでなく、新しくB級的とも思える文化が混在した奥深い街、それがウィーンです。

ヴォティーフ教会で驚嘆した後はお隣にあるウィーン大学に潜入します。誰でもおおっぴらに学内にはいれます。学内探索の最後に新館ビルの最上階の7階にある学食でランチをいただきます。これも誰でも利用できます。7階には見晴らしのよいテラスがあり、ヴォティーフ教会を眺めながらのランチです。


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これがランチ。定食になっています。ライスと野菜やチキンのうま煮のようなものです。


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このほか、ウィンナーシュニッツェルをその場で注文して作ってもらえたりもします。もっとも、大学周辺のカフェも同様な安価のランチを提供して、学生の人気を集めています。学生街はどこの国も同じですね。このウィーン大学はノーベル賞受賞者を9人も出している名門大学です。日本では一番多い京大でも6~7人くらい。東大となると1~3人くらい。素晴らしくレベルの高い大学ですが、大学に気取りは一切ありませんね。

今夜は国立歌劇場でバレエ。バレエとは言え、昨夜に引き続き、R・シュトラウスの音楽を堪能しました。詳細記事はアップ済です。

今日は昨日よりは過ごしやすいですが、やはり暑い。音楽鑑賞も修行のようになっています。


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旅の19日目、ウィーンで一番美しい路地、クレント小路

旅の19日目、ウィーンの街角散策に出かけます。昨日までの暑さがやわらいで、涼やかに散策できます。歩き始めはグラーベンにあるバロック様式のペーター教会の裏手のトゥーフラウベン通りのアルバン・ベルクの住居跡シェーンブルンナーハウスからです。ちょうど、今夜、ベルクの最高傑作とも言える遺作ヴァイオリン協奏曲を聴きので、在りし日のベルクを偲びましょう。


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ここから、ウィーンで最も美しいと言われるクレント小路Kurrentgasseに歩を進めます。狭い通りの両側にはバロック様式の高い建物が並び、狭い通りがますます狭く感じます。通りの古ぼけたパン屋さんをのぞきます。このパン屋さんグリムは何と1542年創業だそうです。とてもそういう格式を感じるようなお店ではありませんが、堅実に街のパン屋さんとして、500年近く営業してきたのでしょう。配偶者の対応をしてくれた若い娘さんはお店を守っている女性のお孫さんでしょう。我々の対応を一生懸命してくれました。もちろん、横から女主人の優しい目が見守っていましたよ。このお店もまだまだ存続しそうですね。よかった。このお店の角からは魅力にあふれたクレーブラット小路Kleeblattgasseという魅力的なドゥルヒガング(通り抜け)がありました。クレント小路の先にはユーデン広場Judenplatzがあります。ここには、モーツァルトの元住居が2軒もあり、そのうち、ユーデン広場の4番地の住居では、オペラ《コシ・ファン・トゥッテ》を作曲したそうです。銘板もありました。


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散策はまだまだ続きましが、この後は詳細編を書くときにご紹介しましょう。ひととおりの散策を終えて、明日のランチのお店の候補のカフェ・コルプkorbを偵察し、以前の散策で中に入れなかったウィーン最古の教会であるルプレヒト教会に向かいます。月水金の午後15時から17時は開いている筈です。遠くから中に人がはいっていく様子が見えました。折悪しく、中ではガイドツアーの説明中でガイドの声が煩わしかったのですが、それにもあまりある美しいステンドグラスとそれを通して入ってくる色彩豊かな光が教会内部を優しく包み込みます。古い教会なので、ステンドグラスの多くは後で整備されたものでしょうが、美しいものは美しい。このロマネスク時代のステンドグラスの美に酔ってしまいました。


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散策から帰り、また、十分な休息を取って、今夜のウィーン放送交響楽団のコンサート会場、ウィーン楽友協会に向かいます。多彩で意欲的なプログラム、そして、素晴らしい演奏に酔いました。詳細記事はアップ済です。

旅も残り少なくなりました。明日からは密度を上げて、1日2回ずつのコンサートやオペラ、涼しくなってきたので、音楽に耽溺できそうです。ラストに向けてダッシュ!!!。



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旅の21日目、カフェ・オーバーラーで美味しいランチ

旅の21日目、今日は日曜日。朝からウィーン楽友協会でウィーン・フィルのコンサートです。詳細記事はアップ済です。
コンサート後、友人のえりちゃさんとランチです。アルベルティーナ美術館に併設するお洒落なレストランDo&Coに行くものの、全席予約済で断られ、それではとカフェ・オーバーラーに河岸を代えます。こちらは空いていました。Do&Coよりも安価なランチにありつけ、かえってよかったかも。
これがメインのステーキです。美味しかった。


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食後、アルベルティーナ美術館の横にある劇場博物館Theater Museumに行きます。3日前から始まったR・シュトラウス展をのぞきます。サロメ、エレクトラ、ばらの騎士などのオペラにまつわる、詳細な展示があります。暗い話題であるナチスとの関連についても展示があります。オペラ《無口な女》の台本を書いたシュテファン・ツヴァイクがユダヤ人であったためにR・シュトラウスは執拗な圧力をナチスから受け、結局、要職を解かれますが、オペラ《無口な女》からツヴァイクの名前を消すことは頑として撥ね付け、結果、このオペラ《無口な女》は上演3回だけで上演禁止になってしまいます。一方、作家のツヴァイクは夫妻で亡命を余儀なくされて、亡命先のブラジルで夫妻2人で自殺することになります。この旅で、先日、ザルツブルグの丘の上を散策中、ツヴァイクの邸宅近くに銅像と彼の名前を冠した散歩道を歩いたことを思い出します。
今回のR・シュトラウス展でもツヴァイクは大きな扱いを受け、博物館の中庭には、ツヴァイクがヨーロッパからアメリカ大陸に亡命したときの汽船の大きな写真が展示されていました。


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ツヴァイクの魂に報いるためにも、戦争反対の意思の輪を広げたいものです。

その後、えりちゃさんともご一緒にR・シュトラウスのオペラ《ナクソス島のアリアドネ》をウィーン国立歌劇場で鑑賞し、また、感動。詳細記事はアップ済です。ここでえりちゃさんとはお別れ。次回はウィーン・フィルの来日公演で会うことを誓いました。

明日はウィーンの最終日。ポリーニのピアノ・リサイタルを聴きます。明後日にはミュンヘン経由で帰国の途のつきます。長い旅も終盤です。


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旅の22日目、久しぶりのベルヴェデーレ宮殿は工事完了

旅の22日目、今日はウィーンの最終日。明日は帰国です。最後にウィーンの美術館をひとつ、のぞきましょう。やはり、シーレの《家族》が見てみたくなりました。ベルヴェデーレ宮殿に行きましょう。
シーレの傑作群が心を打ちます。今回は《4本の木》の素晴らしさに感銘を受け、《家族》にも再会して、最晩年の名作に感動です。

ベルヴェデーレ宮殿の上宮にある美術館を出ると、広大な庭園です。まずはスフィンクス像に恒例の《タッチ》。何とも言えない手触りに満足(笑い)。これを見た観光客のかたに笑われました。


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庭園は長い間、工事中でしたが、久しぶりに訪問すると、すっかりと工事は完了し、美しい庭園はすっきりとした姿。噴水から水も上がっています。今まで噴水から水が上がっているのは見なかったような気がします。これは下宮近くから見たところです。


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最後に楽友協会でポリーニのピアノ・リサイタルを聴くつもりでしたが、突然のキャンセルに会場で愕然。人生、そんなに何でも思う通りにはいかないっていうことですね。

明朝、ミュンヘン経由で帰国の途のつきます。長い旅もオシマイ。ブログ上で一緒に旅にお付き合いいただいた方たちに感謝です。帰国後、そのうちに今回の旅の詳細編を書きますので、もう一度、お付き合いくださいね。


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長い旅も終えて、帰国

今回も23日に及ぶ長い旅でした。最後はウィーンからミュンヘンを経て、羽田に無事帰国。いささか疲れて、今日は自宅に着くなり、お昼寝で爆睡。ようやく元気を回復しました。
この旅では、新しいお友達もでき、以前からのお友達とも交友。エル・グレコ、音楽という旅のテーマも十分に堪能でき、実り多い旅になりました。
今回の旅についてはこれにて終了。



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ミュンヘンで最後のお楽しみ

今、ミュンヘンの空港で搭乗待ち。トランジットのミュンヘンで最後の悪あがき。ミュンヘンの美味しい朝ごはん(白ソーセージ、白ビール)を食べ、青騎士の館、レンバッハ美術館で素晴らしい絵画を鑑賞しました。搭乗が始まりました。さあ、帰るぞ!!



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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