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カラヴァッジョを尋ねて、いざマルタ島へ・・・

さて、そろそろ、次の旅のことを考えましょう。
ヨーロッパへの旅の目的はもちろんオペラが基本ですが、美術ももうひとつのテーマです。
なかでも、saraiにとってゴッホ、フェルメール、ボッティチェリは特別の存在です。

が、最近、フェルメールに近い存在として急浮上してきたのがカラヴァッジョなんです。
彼の無頼な生き様はともかくとして、あのあまりにも上手過ぎる光と影のリアルな絵に魅せられつつあります。配偶者も同じ感じらしく、あまり言葉を交わすまでもなく、今度の旅はカラヴァッジョを見に行こうということで意見一致。

で、カラヴァッジョの跡を尋ね、代表的な絵を見て回ろうということになりました。
無論、彼が活躍したローマには聖マタイの連作を始め、見どころ満載です。
ローマで殺人を犯した後、流浪の末たどり着いたマルタ島も外せません。かなり遠いような気もしますが、マルタの騎士団抜きにしてはカラヴァッジョを尋ねたことにはならないでしょう。

そういうことで、彼の作品を求めて、ミラノ、ローマ、ナポリ、シチリア島、マルタ島を巡る計画を練り始めました。今から準備を始めるので時期は10月ということにしました。11月は国内でのコンサートが目白押しなので、そのあたりが都合がよさそうです。

もちろん、ヨーロッパの旅は音楽がもうひとつの要素。ミラノ・スカラ座、ローマ歌劇場でもオペラを見るつもりです。
また、旅の後半はウィーンへ飛び、オペラ・コンサート三昧です。
旅程は25日ほどになる見込み。既にオペラ・コンサートのチケットの手配を始めたところです。
コンサートの目玉は
 ウィーン楽友協会:プレートル+ウィーン・フィル 未完成、ブルックナーの7番
です。チケットの確保が大変そうです。
でも、今回の旅の日程はこのコンサートに合わせて決めようとしています。

航空券はスターアライアンスのマイル特典を利用するつもりですが、予想以上にサーチャージ・諸費用が高く、悩ましいですね。もう、昔のようにマイルが得だった時代は終焉したのかもしれませんね。

これから気持ちを高めて、旅の計画を詰めていくつもりです。


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カラヴァッジョを巡る旅:企画編(ミラノ、ローマ)

10月の旅の計画を連日、夢中で練っているところです。
今回のテーマはバロックのイタリア人画家カラヴァッジョに徹底的にこだわることにしました。彼の作品に強く惹かれたからです。
で、最初は彼の作品が一番多く残るローマから旅を開始するつもりでしたが、やはり、彼の生誕の地ミラノから旅を始め、彼の足跡を追いながら、彼の作品を鑑賞することにします。
なお、この旅の企画のベースとなるのは、宮下規久朗著《カラヴァッジョ巡礼》(新潮社:とんぼの本)です。パーフェクトにカラヴァッジョの足跡をまとめてくれた著者に感謝です。旅を思い立って、即購入しました。

生誕の地ミラノから、彼が活動の拠点として生活したローマに移動。カラヴァッジョが殺人を犯し、お尋ね人になり、逃避行したナポリ、シチリア、マルタ(実際はマルタが先でシチリアが後ですが、旅の都合上、順番を変えます)とイタリア半島を北から南まで縦断し、シチリア島からマルタ島まで巡る大旅行です。

まず、ミラノでは

 ブレラ美術館(エマオの晩餐)
 アンブロジアーナ絵画館(果物籠)

の2作品を鑑賞。エマオの晩餐は逃走中のナポリで描いた作品。《果物籠》はローマで描いた現存する唯一の静物画です。
これが果物籠です。


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次にローマでは

 ボルゲーゼ美術館(執筆する聖ヒエロニムス、蛇の聖母、果物籠を持つ少年、バッカスとしての自画像、洗礼者ヨハネ、ダヴィデとゴリアテ)
 パラッツォ・バルベリーニ国立古代美術館(ナルキッソス、ホロフェルネスの首を斬るユディト、瞑想の聖フランチェスコ)
 ドーリア・パンフィーリ美術館(悔悛するマグダラのマリア、エジプト逃避途上の休息、洗礼者ヨハネ)
 カピトリーノ美術館(洗礼者ヨハネ、女占い師)
 サンタゴスティーノ聖堂(ロレートの聖母)
 コルシーニ美術館(洗礼者ヨハネ)
 ヴァティカン美術館(キリストの埋葬)
 サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂(聖マタイの殉教、聖マタイの召命、聖マタイと天使)
 サンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂(聖パウロの回心、聖ペテロの磔刑)

の22作品を鑑賞。もしかしたら、全部は無理かもしれませんね。でも、見逃せない作品ばかりです。
ボルゲーゼ美術館には、ボルゲーゼ枢機卿が集めた6枚ものカラヴァッジョの作品があります。なかでも、《ダヴィデとゴリアテ》はカラヴァッジョの絶筆ですし、絶対に見たい作品です。


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《蛇の聖母》も好きな作品です。


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なお、ボルゲーゼ美術館には、ベルニーニのアポロンとダフネ、ダヴィデ,プロセルピナの略奪,アエネアスとアンキセスという素晴らしい彫刻作品もあり、これも再度見たいと思っています。

パラッツォ・バルベリーニ国立古代美術館の3作品はいずれも名作揃いです。特に《ホロフェルネスの首を斬るユディト》は素晴らしい作品です。


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ドーリア・パンフィーリ美術館には3作品ありますが、《洗礼者ヨハネ》はカピトリーノ美術館にあるもののレプリカのようです。

カピトリーノ美術館には2作品。《女占い師》はほぼ同じ構図の絵がルーブル美術館にあります。4月に訪問した際、実はちゃんと見ませんでした。アチャ・・・
なお、この美術館には、三島由紀夫が《仮面の告白》の冒頭で記したグイド・レーニの《聖セバスティアヌスの殉教》があるので必見です。とても美しい作品です。

サンタゴスティーノ聖堂の《ロレートの聖母》、これは一番楽しみにしている大好きな絵です。何と美しく神々しい聖母でしょう。


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コルシーニ美術館では1作品。

ヴァティカン美術館の《キリストの埋葬》は大作です。ナポレオンが接収し、その後、返還され、ヴァティカン美術館に展示されるようになったそうです。これも必見ですね。


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サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂のマタイ3部作はおそらく、カラヴァッジョの最高傑作でしょう。ひどく混み合うらしいので、朝1番で見たいなと思っています。なかでも《聖マタイの召命》はしっかり見たい作品です。


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サンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂の2作品もマタイ3部作同様に重要な作品。見逃せません。いずれの作品も素晴らしいですが、特に《聖ペテロの磔刑》がダイナミックで凄い迫力です。


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以上がローマで見る作品です。まさに綺羅星のごときカラヴァッジョ作品です。

ローマでは、さらに欲張って、ベルニーニの傑作中の大傑作の2作品を見たいと思っています。配偶者には、また、ローマに行けばいいじゃないの、無理はしないほうがいいわよって言われているんですが、ウーン・・・見たい!!

 サンフランシスコ・ア・リーパ教会(ベルニーニ:福者ルドヴィカ・アルベルトーニ)
 サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会(ベルニーニ:聖テレサの法悦)

カラヴァッジョは丸2日かけて見てまわり、3日目の午前中にベルニーニを何とか見られないかと思っています。

この後、ナポリに移動する計画です。



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カラヴァッジョを巡る旅:企画編(ナポリ、シチリア島、マルタ島)

さて、カラヴァッジョにこだわる旅の計画ですが、生誕の地ミラノ、そして、活動の拠点ローマまで、決定。

次はナポリに移動します。ナポリはカラヴァッジョがローマで殺人を犯し、とりあえず、身を潜めた地です。
ナポリでは

 カポディモンテ美術館(キリストの笞打ち)
 ピオ・モンテ・デラ・ミゼリコルディア聖堂(慈悲の七つの行い)
 パラッツォ・ゼヴァロス・スティリアーノ美術館(聖ウルスラの殉教)

の3作品を鑑賞します。
カポディモンテ美術館の《キリストの笞打ち》は光と影の対比で劇的な効果を見せる力作で、見る者も思わず力がはいってしまうような素晴らしさです。これは必見です。


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ピオ・モンテ・デラ・ミゼリコルディア聖堂の《慈悲の七つの行い》は描かれた当初からずっとここに飾られている大作です。これまた、必見です。


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パラッツォ・ゼヴァロス・スティリアーノ美術館の《聖ウルスラの殉教》はナポリから、マルタへさらに逃亡し、シチリアを経て、再び、ナポリに戻ってきた晩年の作品です。絵画全体を闇が覆う晩年にふさわしい傑作です。これを見ないわけにはいかないでしょう。

ナポリは3作品と数は少ないですが、いずれもカラヴァッジョが逃亡中にナポリで描いた作品で傑作揃いです。見応えがありそうです。

ナポリで描いた作品と言えば、ミラノでも《エマオの晩餐》も見ますが、今回の旅では、ウィーンでも見てこようと思っています。
ウィーン美術史美術館にある《ロザリオの聖母》はナポリで描かれた大作です。


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ナポリの次はシチリアですが、途中、カプリ島とアマルフィでティレニア海をクルーズして、地中海を満喫します。これはカラヴァッジョとは無関係。

で、シチリアでは、まず、イタリア半島に近いメッシーナです。カラヴァッジョはナポリからマルタに逃れ、マルタで聖ヨハネ騎士団の騎士になり、生活が安定するかというところで、またトラブルを起こし、マルタ島から脱出します。シチリア島のシラクーサを経て、ここメッシーナに移りました。

メッシーナでは

 メッシーナ州立美術館(ラザロの復活、羊飼いの礼拝)

の2作品を鑑賞します。
メッシーナ州立美術館の2作品はいずれもここメッシーナで描かれた傑作です。しかも、メッシーナの街は1783年、1908年の大地震で壊滅し、さらに仕上げに第2次世界大戦の空襲でまた壊滅し、カラヴァッジョの作品が飾ってあった教会も壊滅しましたが、この2作品はその試練を生き延びたといういわくつきのものです。
《ラザロの復活》の充実ぶりは驚くべきものです。とても逃亡中の画家の作品とは思えません。必見です。


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《羊飼いの礼拝》も暗い画面にうづくまる聖母子を見守る羊飼い達の暖かく優しい眼差しが感動的です。これも必見です。


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メッシーナからはカラヴァッジョの足跡を逆行することになります。次はシラクーサです。
当初はシラクーサの美術館の開館スケジュールの関係でメッシーナを通り越して、いきなりシラクーサに直行し、カラヴァッジョを見た後にメッシーナに戻るという変則日程にしていました。が、よくよく調べると、シラクーサのパラッツォ・ベッローモ州立美術館は閉館中でカラヴァッジョは教会に移されて展示されていることが分かり、展示スケジュールも変わっており、メッシーナ、シラクーサの順に廻ることに変更しました。

シラクーサでは

 サンタ・ルチア・アッラ・バディア教会(聖ルチアの埋葬)

の1作品を鑑賞します。
サンタ・ルチア・アッラ・バディア教会の《聖ルチアの埋葬》はこの教会の聖堂の主祭壇画です。聖ルチアはシラクーサの街の守護聖人でこの教会に埋葬されています。まさにあるべきところにあるべきものが描かれたと言えるでしょう。この地で見るべき作品ですね。短いシラクーサ滞在中に急いで描いたせいか、カラヴァッジョにしては少し精緻さを欠くような気もしますが、それを補って余りある構図の素晴らしさです。殉教した聖ルチアの小さな体が何ともいえず、侘しいですね。


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ところでシラクーサは古代ギリシャの植民都市でした。アルキメデスがお風呂にはいっていて、アルキメデスの原理を発見したのもこのシラクーサです。太宰治の名作「走れメロス」の主人公メロスが走ったのもこのシラクーサです。ということで、シラクーサにはギリシャ遺跡がわんさとあります。折角ですから、カラヴァッジョからは時代がずい分遡りますが少し見て歩きましょう。

次はいよいよ最終目的地マルタ島に渡ります。カラヴァッジョはナポリから船で直接マルタ島に渡りましたが、saraiはシチリア島からたった45分の空の旅です。本当はフェリーで渡りたかったのですが、もうオフシーズンでフェリーの運行日程が合いませんでした。

マルタ島の首都ヴァレッタでは

 サン・ジョヴァンニ大聖堂(洗礼者ヨハネの斬首、執筆する聖ヒエロニムス)

の2作品を鑑賞します。
サン・ジョヴァンニ大聖堂の《洗礼者ヨハネの斬首》はカラヴァッジョ最大の作品です。最高傑作の呼び声も高い傑作中の傑作。まさにこの絵を見るためにわざわざマルタ島にまで渡ることになりました。じっくりと堪能させてもらいましょう。


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これでカラヴァッジョ巡礼の旅を締めくくりますが、実にそれに相応しい大作です。この絵には、カラヴァッジョのすべてが込められています。光と闇の対比、劇的な動き、優しい眼差し、そして、何よりも精緻を極めた天才的な写実表現です。

この旅でうまくいけば、カラヴァッジョの傑作32作品+1作品(番外のウィーン美術史美術館)が見られます。しかも、その描かれた地で見られる作品がほとんどです。こういう旅が実現しそうで、実に幸せな気持ちです。カラヴァッジョは精緻な写実と光と影の表現で、次に続くレンブラントやフェルメール、ラ・トゥールという天才画家達に道を示したエポックメーキングな大芸術家です。その足跡を彼の作品を鑑賞しながら、尋ね歩く旅、これに優る喜びはありません。こういう旅を一緒に歩いてくれる配偶者に一番感謝しています。


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久しぶりのミラノ・スカラ座・・・チケットは??

今年、10月の旅でのオペラはローマ歌劇場、ウィーン国立歌劇場で見る予定ですが、既にすべてチケットは購入済。いずれも平土間のよい席を確保できました。残るは、ミラノ・スカラ座のチケットだけです。

 ミラノ・スカラ座
  R・シュトラウス:楽劇《薔薇の騎士》
   指揮:フィリップ・ヨルダン
   演出:アレジャンドロ・スタディア
   元帥婦人:アンネ・シュヴァネスヴィルムス
   オックス男爵:ペーター・ローズ
   オクタヴィアン:ジョイス・ディドナート
   ファーニナル:オラフ・ベア
   ゾフィー:ジェーン・アーチボルド
   歌手:マルセロ・アルバレス

チケットの販売は今日の現地時間の朝9時です。日本時間でいうと、夕方5時ですが今は夏時間のため、1時間早く、夕方4時です。このあたりを間違えると悲惨なことになりかねません。10月の《薔薇の騎士》の公演は計7回ありますが、すべて今日発売されます。
今日発売とは言え、他のオペラハウスと同様に一般発売日での残席はかなり少なくなっています。subscription(セット販売)とかの分は既に販売済になっているので、初日などはいい席はほとんど残っていません。saraiが予定している10月7日は3回目の公演なので、比較的状況はよいのですが、それでも狙っている平土間の前方中央ともなると、2席並びはまったくありません。
どうして、こんなに残席状況が詳しく分かるのかというと、ミラノスカラ座のチケットサイト(VivaTicket)は実によくできていて、発売前にシートマップが表示でき、残席が確認できるからです。
そのシートマップをじっとにらみ、チケット確保作戦を練りました。5列目と6列目に縦に並んだ席が残っているので、これが第1候補。あとは少し中央からは外れますが、前方にやはり縦並びの席が2カ所あります。これが第2候補。あとは前方はばらばらです。平土間後方にはぞろっと席が残っているので、これは何とかなるでしょう。
チケットサイト上でチケット購入の操作も事前に試すことができるので、事前にシミュレーションして準備万端整え、アラーム時計をセットして待ちました。

いよいよカウントダウン・・・3、2、1。ちょうど4時になりました。それっと操作開始。10月7日分のシートマップには一番乗りを果たしました(多分ね)。狙っている第1候補の2席を素早くクリック。ここまでは順調。まだ、気が抜けません。画面下に表示された画像英数字を確実にタイピング。これで完了。やったね。あとは画面(英語版、イタリア語は難しい)の案内にしたがって、クレジットカードでの支払いを済ませるだけ。最終画面でチケットは登録した住所に郵送する旨が表示されました。これだったら、日本での来日オペラのチケット購入よりも楽ですね。ところで、事前にユーザ登録しておくことは必須です。シートマップ画面に行くためにはユーザIDが必要です。その操作で遅れをとってしまいます。
初めて、自分自身でスカラ座のチケットをゲットしました。
ところで、思い通りのチケットが確保できたのはともかく、スカラ座はチケットが高い。平土間のチケット187ユーロはほぼウィーン国立歌劇場並みですが、さらに前売り手数料の37.4ユーロが加算され、合計224.4ユーロです。2人分で5万円を超える料金は高過ぎの印象です。まあ、それはチケットがスムーズにとれたから言えることです。

ミラノ・スカラ座に行くのは実はこれが2度目。スカラ座の来日公演は欠かさずに聴いていますが、現地で聴いたのはたった1回。それも14年前の1997年でした。その頃はネットでのチケット購入なんて、どこもやっていない頃。現地のホテルにお願いしてチケットをとっていただきました。ホテルに着いて、渡されたのはギャラリー席で、天井桟敷でこそありませんでしたが、とても高いところから見下ろす感じの座席でした。
演目はロッシーニのオペラ《イタリアのトルコ人》。まだ、そんなにオペラには詳しくなく、このオペラも知らず、事前に予習するにもビデオもCDもなし。それどころか、あらすじさえ分かりません。東京の大きな本屋さんの音楽コーナーをまわって、ようやく、あらすじの記載されている本を探し当て、それだけを熟読し、本番に臨みました。今だったら、このオペラも結構メジャーなオペラになり、ビデオは容易に入手できます。
そんな状態で恐る恐るスカラ座に入場しようとすると、入口で係のかたに止められ、あなたたちの入口はあっちだよと脇のほうをさされました。平土間とギャラリー席の入口が違うのも知りませんでした。そのときから、いつかは正面の入口からはいってみたいものと思い続けてきました。
オペラ自体は初聴きにもかかわらず、ロッシーニらしいメロディーが楽しめましたし、ステージが凄く遠くにあるのにもかかわらず、素晴らしい歌とオーケストラの響きでした。アリアの後で拍手していると、どこか上のほうから、とても大きなシィー!!!!という声。拍手を制する声でした。これが噂のスカラ座の常連たちかといぶかりながらも拍手をやめました。ところで、このときのキャストはシャイー指揮でペルトゥージ、デ・カンディアら達者な歌手たちでしたが、この年、さらにバルトリ、コルベッリ、ヴァルガスが参加したレコード録音が出ています。せめて、このときのスカラ座にバルトリが出てくれれば、もっとよかったんでしょうが、この頃のsaraiにはまだ理解できなかったかも・・・

それから、ヨーロッパ各地の色々なオペラハウスで様々なオペラを聴いてきましたが、ようやく、14年ぶりにスカラ座に戻ります。今度は念願の平土間、それもステージ近くの前方です。オペラも聴き慣れた《薔薇の騎士》。キャストもよさそうに思えます。特にオクタヴィアンを歌うジョイス・ディドナートは初めて聴くので楽しみです。こうなれば、来年4月のウィーン国立歌劇場の《薔薇の騎士》でガランチャの歌うオクタヴィアンも聴き比べしたくなりますね。

今回の旅では、ヨーロッパに着いた翌日には、このスカラ座でのオペラを見ます。また、楽しみが増えました。常連さんのシィー!の声には負けないぞ!


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この記事へのコメント

1, plasam1313さん 2011/08/08 11:41
saraiさん、スカラ座の予約、参考になります。11月にフローレスの出る、湖上の美人の予約を検討中です。スカラ座のサイトで予約の練習をしましたが、個人情報の入力に手間取りそうです。過去に購入経験があれば、入力を省略できそうですが、ユーザー登録をすればよいのでしょうか?ユーザー登録の方法がわかりません。お教え願いないでしょうか?

2, saraiさん 2011/08/10 18:33
plasam1313さん、saraiです。初めまして、コメントありがとうございました。
ミラノはフローレスがよく出ますね。楽しめそうですね。
さて、お尋ねの件ですが、個人情報登録はちょっと技を使います。
既に売り出し中の公演の予約の処理を最終の直前まで行って、キャンセルすると個人登録されるようです。くれぐれも間違って、購入処理を最後まで行わないでくださいね。
2日ほどネットの繋がらないところを旅行中だったため、お返事が遅れました。また、当ブログにお越しください。

3, plasam1313さん 2011/08/16 11:21
saraiさん 
ありがとうございます。早速登録しました。また、コメントさせていただきます。

4, saraiさん 2011/08/22 03:19
うまく登録できてよかったですね。後はチケットを無事ゲットされることをお祈りします。頑張ってくださいね。

5, plasam1313さん 2011/08/29 17:01
saraiさん
先ほどチケット、平土間の後ろのほう、V列の中央で2席確保できました。ユーザー登録を先に済ませた効果がありました。本当に有難うございます。
販売開始前で一番高い席は28席しか残っておりませんでした。平土間は20席位でしたが、あっという間になくなっていきました。ウィーンと比べてスカラ座はきびしいですね。フローレス、ディドナートが楽しみです。

6, saraiさん 2011/08/29 22:13
plasam1313さん、saraiです。
それはよかったですね。スカラ座でロッシーニを良い歌手で聴けるのはなによりです。
ちなみにsaraiが10月に聴く薔薇の騎士でオクタヴィアンを歌うのもディドナートです。
お互い、よい公演であることを願いましょう。

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カラヴァッジョを巡る旅:イタリアの鉄道チケットを割安で購入するには

10月のカラヴァッジョを巡る旅では、カラヴァッジョの生誕の地ミラノから、彼が活動の拠点として生活したローマ、カラヴァッジョが殺人を犯し、お尋ね人になり、逃避行したナポリ、シチリアとイタリア半島を北から南まで縦断します。

基本的には、鉄道を使って移動する予定です。具体的には、

 1.ミラノ~ローマ
 2.ローマ~ナポリ
 3.サレルノ~シチリア(メッシーナ)
 4.メッシーナ~シラクーサ

の4区間で鉄道を利用します。
ちなみにナポリとサレルノの間は以下の航路の船に乗るつもりです。

 1.ナポリ~カプリ島
 2.カプリ島~アマルフィ(ポジターノ経由)
 3.アマルフィ~サレルノ

で、鉄道はイタリア半島を縦断するくらい長い距離、乗車するので、当然、ユーレイルイタリアパスの3日間か4日間を利用するつもりでした。
ユーレイルイタリアパスはsaraiと配偶者の2人で利用するので、お得なセーバーパスが使えます。料金は次の通りです(1人当たり)。

 1等:3日間 19,900円、4日間 22,000円
 2等:3日間 16,100円、4日間 18,100円

このほか、高速列車(ESとか)やシーニックトレインに乗車の際は座席指定券が別途必要です。ミラノ~ローマ、ローマ~ナポリは圧倒的にES(ユーロスター)が早いので、高速列車の座席指定券の購入は必須です。座席指定券の購入はイタリアに到着後になりますが、1区間1座席あたり10ユーロです。
さらに念の為、サレルノ~メッシーナ間のIC(インターシティ)も指定席を購入するとして、1座席あたり3ユーロが必要です。

1等の4日間を利用するとして、以上、すべて合計すると、以下の金額になります(2人分、1ユーロ120円で換算)。

 50,240円

まあ、そんなに高くはありませんね。1等にしたのは2等とそんなに料金の差がないためです。日本でグリーン車に乗るのとは大違いです。また、4日間券にしたのは3日間券と料金の差が小さいためです。日数が多いほど、ユーレイルイタリアパスは有利です。

これで購入してもよかったのですが、一応、個別に鉄道チケットを購入したらどうなるか、チェックしてみました。イタリア国鉄のサイトで簡単に料金シミュレーションができます。

まず、ミラノ~ローマ間です。乗車予定の電車は以下です。

 ミラノ中央駅10時15分発、ローマ・テルミニ駅13時45分着のES Italia AV

ES Italiaというのはユーロスター・イタリアのことで、英仏間を結ぶユーロスターと名前を区別するためにイタリアを付けたもので、イタリアの高速列車のことです。日本の新幹線みたいなものです。また、AVというのはアルタ・ヴェロチタの略で、ミラノ~フィレンツェ間高速新線、ローマ~ナポリ間高速新線を走る高速列車のことで、専用の車両が運用されています。この車両は赤をベースにシルバーグレーのツートンカラーの鮮やかなカラーリングで、Frecciarossa(フレッチャロッサ:赤い矢)の愛称が付けられています。とてもかっこいい車両なので乗るのが楽しみです。
で、料金ですが、割引料金が設定されており、一番安いのがminiというチケットです。最大60%割引ですから、かなり割安になります。しかも、DB(ドイツ国鉄)の列車指定割引チケットと違って、1回は変更可能(前日までに日付、時間のみ)でキャンセル時も50%の返金を受けられるという利用者に優しい割引チケットです。
このminiでの料金が1等で一人81ユーロです。

同様に、ローマ~ナポリ間は

 ローマ・テルミニ駅14時0分発、ナポリ中央駅15時10分着のES Italia AV

で、miniでの料金が1等で一人41ユーロです。

サレルノ~メッシーナ間は

 サレルノ駅14時33分発、メッシーナ中央駅19時30分着のIC(インターシティ)

で、これはminiのチケットがなく(売り切れ?)、base(標準チケット)での料金が1等で一人49.5ユーロです。miniのチケットがないのは残念ですが、baseのチケットは電車の発車後も1時間以内ならば、変更可能であり、乗り遅れてもリカバリー可能なので、それもいいかも。また、baseのチケットは事前キャンセル時に80%の返金が受けられます。
ところで、鉄道でシチリアに行くのは、シチリア対岸のヴィッラ・サン・ジョヴァンニ駅までESで行き、そこからフェリーでシチリアに渡る方法と直通のICに乗ってシチリアに行く方法の2つがあります。
直通のICの場合、対岸のヴィッラ・サン・ジョヴァンニ駅からは列車が2~3両ずつ切り離されてフェリーに積み込まれ、シチリア側のメッシーナ港駅で再び連結されます。これが面白そうなので、あえて、直通のICに乗ることにしました。
どちらの方法でもかかる時間はほぼ同じです。

メッシーナ~シラクーサ間は2等の車両のみの電車で各駅停車で、料金は一人9.7ユーロです。

これらの個別チケットの料金の合計は以下の金額になります(2人分、1ユーロ120円で換算)。

 43,488円

あれっ、こちらのほうが6,752円安いですね。しかも、ネットで直接、指定席まで買えてしまいます。確実で楽です。
ということで、早速、イタリア国鉄のサイトでチケット購入。

ユーレイルイタリアパスは長期間、イタリア内で長距離を走り回らないと得になりそうにありませんね。むしろ、それよりも割引チケットのminiがいかに強力かということです。早めに予定を決め、売り切れる前にminiのチケットをゲットするのがイタリア鉄道の上手な利用のようです。

ところで安いと言えば、シチリア島・カターニア~マルタ島・リカまでのマルタ航空の料金の安いことに驚きます。1人24ユーロです。まあ、たった45分のフライトではありますが、ちゃんとエアバス社のジェット機だし、食事も出るようです。もっとも、税金とかが別にとられるので、2人合計73.78ユーロになります。それでも1人4千円くらいです。船で行くよりも安いです。

これでイタリア到着後、マルタ島までの移動についてはすべて手配完了。成田~ミラノ、マルタ~ウィーン~成田の航空券は既にマイル特典航空券をゲット済なので、基本的な移動についての手配は完了です。
日々、着々と準備が進んでいます。


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次の旅《カラヴァッジョを巡る旅》の準備が・・・・

次の旅《カラヴァッジョを巡る旅》の出発が明後日に迫り、準備にてんてこ舞いです。

もちろん、最低の準備の航空券・鉄道チケット、ホテル、オペラ・コンサートのチケット、美術館の予約は完了もしくは手配済み。
できていないのは、詳細なスケジュールや美術館・教会・観光施設の所在と開館時間、そして、レストラン情報です。

現在、それらの確認と整理を行い、ミラノ、ローマ、ナポリ、カプリ島、アマルフィ、メッシーナ、シラクーサときて、マルタ島まで達しました。
色々、ありますが、一番大変だったのはローマでのカラヴァッジョに関わる美術館・教会のルート作成でした。主に日曜と月曜の2日及び火曜の午前で6美術館、5教会を回ります。それぞれがローマ市内に点在しており、かつ、美術館は月曜日の休館、教会は日曜ミサがありますから、よく考える必要があります。また、教会はお昼は午後遅くまで閉めているところがほとんどです。
で、日曜に美術館を周り、月曜・火曜に教会に行く大方針を立てて、検討。
移動は公共交通機関の地下鉄とバスにしました。この移動を計画するのに便利だったのが以下のATACのHPです。出発地と目的地を入力すると、最適なルートを決定してくれ、バスや地下鉄のルートや移動地図まで表示してくれる優れものです。もちろん、ばっちり、英語版です。ただし、地名はイタリア語なのは仕方ありません。

 ATACのHP

難点をいえば、美術館名などは受け付けられず、広場や通りの地名を入れる必要があることですね。
このHPを活用して作成したプランが以下です。いずれもホテル(テルミニ駅)出発でホテル帰着です。食事の計画はまだ未作成。

《日曜日》
・ボルゲーゼ美術館(執筆する聖ヒエロニムス、蛇の聖母、果物籠を持つ少年、バッカスとしての自画像、洗礼者ヨハネ、ダヴィデとゴリアテ/ベルニーニ:アポロンとダフネ、ダヴィデ,プロセルピナの略奪,アエネアスとアンキセス)
 予約済 予約時間9:00~11:00(30分前にチケット購入の必要) ローマパス使用
 テルミニ駅から910番乗車ピンチャーナ/ムゼオ・ボルゲーゼ下車3分
 もしくは地下鉄A線スペイン駅Spagnaからボルゲーゼ公園内を抜けて徒歩15分
・カピトリーノ美術館(洗礼者ヨハネ、女占い師)
 予約なし 開館時間9:00~20:00 月休み ローマパス使用
 S. PAOLO DEL BRASILEから160番乗車、TEATRO MARCELLO/ARA COELI下車200m
・ドーリア・パンフィーリ美術館(悔悛するマグダラのマリア、エジプト逃避途上の休息、洗礼者ヨハネ)
 予約なし 開館時間10:00~19:00 木休み 10.5ユーロ
 カンピドリオ広場からコレッジョ・ロマーノ広場まで徒歩600m
・パラッツォ・バルベリーニ国立古代美術館(ナルキッソス、ホロフェルネスの首を斬るユディト、瞑想の聖フランチェスコ)
 予約なし 開館時間9:00-19:00 月休み 5ユーロ
 CORSO/SS. APOSTOLI から85番乗車、TRITONE/BARBERINI (MA)で下車(歩いても1300m)
・コルシーニ美術館(洗礼者ヨハネ)
 予約なし 開館時間8.30~19.30 月休み 4ユーロ
 TRITONE/BARBERINI (MA)から116番乗車、GIULIA/POLVERONE下車、徒歩550m
・サンタンジェロ城、サンタンジェロ橋
 徒歩1300m 開館時間9:00~19:30月休み 5ユーロ
・ホテル(テルミニ駅)
 ACCIAIOLI から40番乗車、TERMINI (MA-MB-FS)下車

《月曜日》
・サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂(聖マタイの殉教、聖マタイの召命、聖マタイと天使)
 開館時間8:30~12:30、15:30~19 木休み
TERMINI (MA-MB-FS) からバス40番乗車、ARGENTINA下車、500m
・サンタゴスティーノ聖堂(ロレートの聖母)
 開館時間7:50~12:00、16:30~19:00
 ナヴォーナ広場北で徒歩移動
・サンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂(聖パウロの回心、聖ペテロの磔刑、ベルニーニ:ハバクク、ダニエル)
 開館時間7:00~12:00、16:00~19:00 日休み
 SENATOから628番乗車、PASSEGGIATA RIPETTA下車、徒歩400m
・ヴァティカン美術館(キリストの埋葬)
 予約済14:00時 開館時間9:00~18:00 日休み 
 Flaminio から地下鉄A線オッタビアーノOttaviano駅より徒歩10分
・ホテル
 Ottaviano駅から地下鉄A線テルミニ駅

《火曜日》
・サンフランシスコ・ア・リーパ教会(ベルニーニ:福者ルドヴィカ・アルベルトーニ)
 開館時間7:00-12:00、16:00-19:00
 テルミニ駅から地下鉄B線でCirco Massimo下車、AVENTINO/CIRCO MASSIMO (MB) から3番乗車、PORTA PORTESE下車、徒歩200m
・サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会(ベルニーニ:聖テレサの法悦)
 開館時間6:30-11:30、16:30-19:00
 RASTEVERE/MIN. PUBBLICA ISTRUZIONEからH番乗車、NAZIONALE/TORINO下車、徒歩300m
・ホテル
 歩くか、地下鉄A線

お気づきかもしれませんが、基本的にバス移動になりました。市内渋滞が少し心配です。その場合は少し歩きが増えますね。また、ローマパスをフル活用して、3日間交通機関はフリーパス。

ローマの詳細スケジュールは一例でしたが、他もナポリ~カプリ~アマルフィと高速船で移動するので、時刻表を探すのが大変です。最新時刻表は各社のHPを見ないと心配ですからね。

いつもこれだけ準備しても何かとトラブルがあります。あとは出たとこ勝負です。

saraiがPCにかじりついて、ネットと格闘しているうちに、配偶者が着々と荷物を準備しています。ここは役割分担です。

まだ、明日はウィーン以降の詰めとレストラン探しです。ぎりぎり間に合うかな?

オペラ・コンサートの事前予習は本日で終了。明日はあまり聴き慣れないものをもう一度予習できれば、予習したいところ。

結局、出発の日までばたばたしそうです。


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次の旅《カラヴァッジョを巡る旅》は結局バタバタと出発

次の旅《カラヴァッジョを巡る旅》に無事出発しました。と言っても、まだ、成田空港近くのホテルにいます。前泊し、明日の朝9時半にテイクオフです。フランクフルト経由ミラノです。

自宅を出るまで、最後の準備でバタバタ。昨夜は深夜4時過ぎまで、ネットで最終のウィーン、チェスキー・クルムロフをチェック。ウィーン滞在中に日帰りで出かけることを検討していたブラチスラヴァ訪問は結局、見送ることにして、代わりにリンツにブルックナー詣でをすることにしました。早速、オーストリア国鉄のONLINEチケットのページで格安チケットをゲット。ICEで往復して、一人18ユーロ、もちろん、2等です。
で、一応、少し、不本意な部分は残るものの準備完了。

最後は自宅出発まで、ウィーン国立歌劇場で観る予定のバレエ《ラ・シルフィード》を予習。パリ・オペラ座の華オーレル・デュポンの優雅な踊りに感銘を受けます。
DVDが終わると同時に自宅を出発。最寄りの駅まで雨の中、大きなスーツケースをヒーヒー言いながら、引っ張っていきました。

成田空港に到着し、とりあえず、ユーロとチェコ・コルナに両替。第1ターミナルの地下の両替屋さんでは、チェコ・コルナを取り扱っています。
両替後、今夜のホテル東横インまで送迎バスで移動。

チェックイン後、夕食の無料カレーのサービスにあずかろうとしたら、なんとこの半年の間にこのサービスは廃止。10階のビュッフェ形式の高価なディナーとなってしまいました。いきなり、予定外の出費(1500円×2)になりました。

ホテルでは、準備作業で抜けていた明日のフライトのWEBチェックインをして、ホテルのプリンターで搭乗券をプリントアウト。
これで本当に準備完了です。
そろそろ就寝しましょう。

次はイタリアからの報告になりそうです。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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