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ミラノからローマへ:高速列車ユーロスターAVでGO!

2011年10月8日土曜日@ミラノ~ローマ/1回目

今日も青空です。

saraiは昨夜遅くまでブログを書いていたので朝寝坊。saraiをほったらかしてさっさと休んだ配偶者は早めに起床し、さっぱりとシャワー浴びて荷物の片付けをしていてくれました。今日はミラノMilanoからローマRomaへ鉄道で移動するんです。

簡単な食事を済ませて、地下鉄M1のカイローリ(CAIROLI)駅へ。スーツケースを引っ張って、カイローリ駅の改札を通ります。


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途中、ドゥオーモ駅Duomoで地下鉄M3に乗り換えてミラノ中央駅(CENTRALE F.S.)に到着です。ホテルからは30分足らずですから、便利ですね。

アレ~、ミラノの駅ってこんなに大きく立派で美しかったかしら。随分と綺麗になったような気がします。


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エスカレーターも完備。というより、旅の大きな荷物を持った観光客も多いのでしょうが、エスカレーターは坂道の動く歩道になっています。便利ですね。


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プラットホームに出ました。大変規模の大きなターミナル駅です。


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ホームはかなりの人でごったがえしています。週末の旅行に出かけるのでしょうか。

ローマに着くのは昼過ぎなので、昼食をゲットしましょう。お店には美味しそうなサンドイッチが並んでいますが、出来ることならピザが食べたいですね。お店を見渡すと、端の方でピザの準備をしています。石釜ではありませんが、大きな電気窯があります。焼き立てを売るようですね。


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お店を開ける準備を始めました。焼き上がりを待ちましょう。今日の開店1番の客です。アツアツのピザをお持ち帰り用に包んでもらいました。いまここで食べたい感じですけど・・・。

出発時間が迫ってきました。ホームには電車も入っています。イタリア国鉄ご自慢の高速列車ユーロスターAVです。


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乗る車両は、大きな荷物を持った人で乗り口が混み合っています。今日は贅沢にファーストクラスに乗ります。車両は美しいデザインです。さすがにデザインの国イタリアです。


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ようやく乗り込んで荷物を荷物置き場に片付けて予約した席に行くと・・・先客がいます。我々の席の筈の窓際にアメリカ人と思われる夫婦が座っています。そこは我々の席だと言っても、アメリカ人たちが窓際で、我々が通路側だと言い張ります。表示の絵を見ても我々の方が正しい。とあえず通路側に座り、saraiが車掌に確認しに行きます。確認の結果は、もちろん我々が窓際とのこと。それを伝えても、まだ主張し続けます。と、その辺りを陣取っていたツアーのツアコンが通りかかったので、判定を下してもらいました。もちろん、席の交代です。一騒動ありましたが、無事着席です。落ち着いて周りを見渡すと、観光客でほぼ満席状態です。ようやく騒動が終わったころ、列車は静かに走り始めました。
ローマまで3時間半の旅です。

すぐに、1等車ならではの特別サービスの飲み物のサービスが始まりました。アメリカ人がシャンパンを注文し、シャンパンは上手いぞ!というのでsaraiもシャンパン。配偶者は真っ赤なオレンジジュースを注文しました。


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4人で乾杯!仲良しになりました。


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列車は、刈り入れの済んだ広大な畑の中を走り、1時間ほどでボローニャBolognaに到着です。


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そろそろ、先程ゲットしたランチ用のピザをいただきましょう。テイクアウト用の箱を出します。


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これがピザ。もう冷えてはいましたが、美味しいピザでした。


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列車はローマを目指して、高速でひた走ります。



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ミラノからローマへ:ローマ到着、早速ローマ歌劇場でオペラ

2011年10月8日土曜日@ミラノ~ローマ/2回目

ミラノMilanoから、高速列車ユーロスターAVでローマRomaに向けて移動中です。
ボローニャBolognaを出ると、次から次へと長いトンネルが続きます。これまた1時間ほどでフィレンツェFirenzeに到着。


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たくさんの観光客が降り、またまたたくさんの観光客が乗って出発です。
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅Stazione di Santa Maria Novellaを出発すると、線路が大きく湾曲しているところがあり、乗っている列車の姿を見ることができました。


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フィレンツェからは、穏やかな丘が延々と続きます。羊が草を食んでいます。トスカーナの丘ですね。これまた、1時間ほどでローマRomaに到着。ここでも、どっと人が降ります。我々もここで列車を下ります。因縁のアメリカ人はナポリまで行くそうで、お別れです。


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久しぶりのローマは雑然とし、観光客でごった返しています。テルミニ駅Terminiで、まずはツーリストインフォメーションを訪れ、ローマパスを購入です。これで、バス・地下鉄と美術館(最初の2つだけは無料、後は割引料金)がフリーパスです。


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これが購入したローマパスホルダーで、パスや地図などのキットがセットされています。1人分25ユーロです。


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ローマのホテルは『ホテル ベルガモ(Hotel Bergamo)』。ここで3泊です。

ミラノからローマへ鉄道で到着すること地下鉄の便のよさを考えて、テルミニ駅に近く安価なこのホテルを選択しました。テルミニ駅は地下鉄のA線とB線が交差し、どちらにも乗れて便利ですし、駅前は大きなバスターミナルになっていてバス利用も便利です。次のナポリへも鉄道で移動するので、大きな荷物の運搬も楽です。また、オペラを見るローマ歌劇場も徒歩圏で夜遅くのホテルへの帰りが楽です。

テルミニ駅からホテルに向かいます。駅から歩いて数分のはずですが、これがなかなかみつかりません。ホテルの名前が書いてあるビルの回りをウロウロ・・・。その結果、このビルはいくつもの小さなホテルが共同で入っているビルだということが分りました。
このビルはフロアごとに別のホテルになっています。我々のホテルは3階のフロアです。エレベーターはビル全体で共同の1基のみですが、ちゃんとありました(ありがたい!)。移動スピードは超遅かったけど・・・まあ、あるだけよかったでしょう。
チェックインし、廊下の一番端の部屋が我々の部屋です。かわいいホテル・お部屋です。ま、こんなもんでしょう。ローマの真ん中でこの値段(2人で1泊86ユーロ)ですからね。

ここもミラノのホテル同様、ベッドと机だけで部屋はもういっぱいです。


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まあ、それでも机と椅子がちゃんとあるので、PCの操作には不自由なしです。


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水回りも普通です。もちろん、バスタブなんぞ望めません。シャワーのみです。


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無線LANは問題なく接続できました。もちろん、無料です。こういう1フロアのホテルは、無線LANの接続はかえって問題ありませんね。
ネット接続もできたので、安心です。

とりあえずホテルで一眠りして、オペラに備えます。

今夜は6時開演なので5時前にホテルを出ましたが、歩いてもさもない距離でローマ歌劇場に到着。


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内部に入ると、こんな感じの豪華な装飾です。


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今夜のオペラは素晴らしい出来で、感動ものでした。R・シュトラウスのオペラ《エレクトラ》についての詳細記事はここです。

オペラは8時過ぎに終わり、事前に予約していたレストランで今日も美味しいイタリアン頂きます。レストランはトラットリア・アンティーカ・ボエム(Trattoria Antica Boheme)で、ローマ歌劇場のすぐ近くで便利です。

saraiは美味しい白ワインでご満悦。


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事前に予約しておいて正解でした。美味しいレストランなので、お客さんでいっぱいです。


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料理はまず、パスタ入りスープ。


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これは、野菜スープ。


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メインはブカティーニのアマトリチャーナ。穴の開いた太いスパゲッティです。


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メインのもう1品はショートパスタ。


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最後にデザートはジェラート。


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saraiはワインをたらふく飲んでご機嫌で、早々に就寝。配偶者が代わりにPCに向かっていました。

明日はカラヴァッジョを見るために美術館をはしごします。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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