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マルタ北部周遊:マルタの観光は2階建てバスで

2011年10月18日火曜日@マルタ島/1回目

旅は13日目です。

マルタMaltaの朝は、綺麗な青空でお目覚めです。やっと地中海の島らしいお天気になりました。
今日はのんびり朝風呂に入ってすっきりしましょう。
やられた!お風呂に栓がありません。よくあることだとは聞いていたのですが、これはしっかり抗議をして栓をもらわなくちゃね。とりあえずは、シャワーで我慢しましょう。あれ、タオルがバスタオル2人分があるだけです。しっかりと徹底した節約振りですね。ま、これで安くしてくれるならいいんですよ、バスタオルだけで。ハンドタオルにフェイスタオルに大判のバスタオルなんていらないものね。でも、ちゃんとチップ(枕銭)は置いておきましょう。これ以上意地悪をされたくないものね。

部屋のテラスから対岸のヴァレッタVallettaを眺めていると、テラスに出てきた隣の部屋の人と顔があってしまいます。会釈しながら、何となくバツが悪く、部屋の中に退散します。
朝食に出かけようと部屋を出ると、そのお隣さんとバッタリエレベーターで出会ってしまいます。おはようと挨拶をかわして、おしゃべりになります。彼はミュンヘンから来ていて、9月に日本で3週間ほど過ごしたとのことです。そして10月はマルタなのですから、世界中を旅していて、羨ましいですね。

朝食レストランは1階のレセプションの奥にありますが、実にすっきりあっさりしています。質実剛健って感じでしょうか。


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朝食も、ほぼトーストにハムにコーヒーと牛乳、オレンジジュースだけ。いいんですよ、これだけあれば十分です。我が家の朝もこんなもんです。そうそう、リンゴとオレンジもあります。


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今日はヴァレッタにカラヴァッジョの絵を見に行くのが一番の目的ですが、先にそちらに出かけるとその後の行動のスケジュールが難しくなるので、先にマルタ観光に出かけることにします。午前中は乗り降り自由のヒップオン・ヒップオフの2階建て観光バスで、マルタの北の方を回りましょう。このようなバスに乗るのは初めての体験です。日本語の音声ガイドも付いています。土地に不案内で公共交通機関も不便なので、心ならずもこういう形の観光になります。まずチケットを購入します。


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バスはスリーマSliemaのフェリー乗り場前から乗車できます。バスの到着を待ちます。


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いざバスに乗って出発です。
滞在している海辺のスリーマの街から、まずはヴァレッタに向かいます。スリーマの海沿いの道を進みます。


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教会の前です。教会の時計は2つありますが、時間が違っています。故障とか調整不足なのではなく、わざと1つは狂った時間にしてあるそうです。マルタのすべての教会の時計は1つは狂った時間になっており、理由は悪魔に礼拝時間を知られないようにするためだそうです。そうすれば、悪魔に礼拝の邪魔をされないということです。ところによって、変わった習慣がありますね。


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スリーマとヴァレッタの間には大きなマリーナがあります。クルーザーのマストが林立しています。


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ヴァレッタに向かう通りの大きな石造りの門に出ます。


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やがてサンタ・アナ通りTriq Sant' Annaを走って、ヴァレッタに近づきます。通りの両側は立派な石造りの建物が立ち並んでいます。後ろからも別のヒップオン・ヒップオフの2階建て観光バスが走ってきます。


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今まで見かけたことのない城塞都市はなかなか凄い風景です。ヴァレッタの市街地には観光バスは入れないので、ヴァレッタの街の入口で折り返していきます。また後でカラヴァッジョと対面するためにヴァレッタへ戻ってきましょう。街の入口はバスターミナルになっています。


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ヴァレッタから折り返した後しばらくは、住宅街を進みます。途中に水道橋のようなものがあります。ローマ時代のものでしょうか。


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住宅街を抜けると、見渡す限り広々とした大平原です。


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マルタには山も川もありません。石がゴロゴロと転がる痩せた土地で、おまけに地中海のど真ん中で、強風の日が多いらしい。ということで、作物はあまり育たないとのことですが、それでも工夫して農業が行われ、ワイン畑もあります。水道も昔から整備されていたみたいです。


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そんな中に、突然小高い丘に真っ白な建物が密集した街が現れます。平地にも大きな街があり、モスタMostaという街だそうです。このモスタの街にはとても大きな教会があります。通称、モスタドームです。この教会は被昇天聖母教区教会Parish Church of the Assumption です。


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このドームはとても大きく、お手本はパンテオンとのことで、教会としては、ロンドン、ヴァチカンに次いでヨーロッパ第3位の大きさだそうです。


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バスはモスタドームの前で一時停車し、写真撮影タイムをとってくれました。その後はすぐにモスタの街を後にします。バスはまた荒野の中を走り、遠くに先ほどの丘の上の白い建物の街が見えてきます。


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どんどんその丘の街に近づいていきます。マルタ島の古都イムディーナMdinaです。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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今日の観光の目的地です。次はイムディーナの街を歩きます。



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マルタ北部周遊:マルタの古都イムディーナを散策

2011年10月18日火曜日@マルタ島/2回目

小高い丘の上の古都イムディーナMdinaに向けて、バスは緩い勾配を上っていきます。かなり小高いところに上ったところでバスの後ろを振り返ると、荒野の中の並木のバス道路が見えています。


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バスはイムディーナの市壁前に到着。ここでバスを降りて、イムディーナの街を散策します。イムディーナの市壁は空堀で囲まれています。


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堀の周りは緑の公園になっています。


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堀にかかる橋を渡って、イムディーナの市門に向かいます。


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イムディーナは、市壁に囲まれた実に狭い街です。首都が現在のヴァレッタVallettaに移される前は、このイムディーナが首都だったようですが、こんな狭い街が首都として成り立ったのかしらね。立派な石造りの市門Main Gateをくぐります。


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市門をくぐると広場になっていて、大勢の観光客がいます。観光地ですね。


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広場右手の建物は国立自然科学博物館(ヴィヘーナ邸)です。ここは外から見るだけでパス。


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石造りの大きな建物の間の狭い道を進みます。まさに中世を思わせる通りです。


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曲がり角を過ぎてさらに進むと、広いメインストリートのVileaignon通りに出ます。


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通りの先が、街の中心の一番広い広場です。広場の奥に聖パウロ聖堂(大聖堂The Cathedral)があります。


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これは重厚な建物です。この聖堂は1693年の地震の後に再建されたそうです。そうそう、この聖堂の時計も左右で時間が違っています。
この聖堂から、中世風の美しい路地を歩きます。


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この辺りの建物は、マルタストーンという石でできた美しい建物ばかりです。さらに奥の方の市壁沿いのバスティオン広場Bastion Square(保塁広場)に行くと、城壁の上から広大な眺めが楽しめます。荒涼とした原野が広がります。遠くには地中海も見えています。素晴らしい眺めです。


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先ほど訪れたモスタの街も見え、モスタドームが街の目印になっています。


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また通りに戻ると、のどかに馬車が走っています。このイムディーナの街は、原則自動車乗り入れ禁止なので、馬車は有力な交通手段です。


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またも美しい路地です。


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街角にはかわいい聖母子像があります。


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さあ、この辺りでイムディーナ散策もお終いにしましょう。イムディーナは「サイレント・シティー」という意味だそうです。表通りはそれなりに賑やかですが、一歩路地にはいると人っ子一人いないという雰囲気たっぷりの街です。とても小さな街で面積は0.9平方kmで、散策にはもってこいの街です。

イムディーナ散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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マルタ北部周遊:イムディーナから、セント・ポールズ・ベイ、サン・ジュリアンをひた走る

2011年10月18日火曜日@マルタ島/3回目

イムディーナMdinaの街の美しい路地を抜けて、市門Main Gateに向かいます。


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市門の外に出て、バス乗り場に戻ってきます。イムディーナの街の外側はラバトRabatの街が広がっていますが、散策はこれくらいにしてヴァレッタの街に向かうことにします。バスを待つ間、バス会社のおじさんと馬鹿話をしながら時間をつぶします。


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少し待つとバスが到着し、乗り込みます。


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またバスに揺られて行きます。風が強く、バスの2階のオープンな席は結構寒いです。陽が陰るとかなり寒く感じ、1階に降りていくお年寄りも多いです。イムディーナの街が遠くなっていきます。


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途中でイムジャールMgarrの教会に寄っていきました。立派なドームの教会です。


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バスは島の荒涼たる中央部を抜けて走ります。


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やがてゴールデン・ベイGolden Bayの海岸が見えてきました。ヴァレッタVallettaやスリーマSliemaとは島の反対側の海岸です。ここのビーチは日光浴の人で賑わっています。


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再び内陸部を走り、ヴァレッタ側の海岸に出ます。セント・ポールズ・ベイSt Paul's Bayです。


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ブジッバBUGIBBAというリゾート地に出ました。海岸線沿いにはホテルが立ち並んでいます。


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ブジッバに隣接するリゾート地アウラQawraにバスは入っていきます。立派なホテルやお洒落なカフェが立ち並んでいます。


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この辺りも陽光を楽しむ人で一杯です。ホテルのプールやビーチで日光浴をしている西欧人が多いです。寒くないのでしょうかね。
こんな風にのんびり過ごすことは日本人には無理だなと少々呆れながら眺めて、saraiはバスの2階で強い風に震えていました。これがリゾートライフですね。努力も必要そうです。


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次の湾の向かい側に出て、先程のアウラのホテル街が湾の向こうに望めました。まさにリゾート地ですね。


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バスはヴァレッタに向かって、海沿いに走ります。地中海の青さが目に染みます。


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やがて、スリーマの手前の街サン・ジュリアンSt Julian'sです。ここでも、ビーチで日光浴を楽しんでいる人達がいます。少し曇ってきてますます肌寒いのですが、みなさん頑張りますね。


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サン・ジュリアンのホテル街です。ホテルがびっしりと立ち並んでいます。


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やがて岬をまわり、最初にバスに乗ったスリーマの街に戻ってきました。が、このまま降りずにヴァレッタまで行くことにします。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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いよいよヴァレッタで待望のカラヴァッジョを鑑賞し、巡礼を完結しましょう。



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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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天野さん

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09/27 14:15 sarai

充実した心豊かなご様子に励まされます.
情報、有り難うございました.
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09/27 09:23 天野哲也

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これは昨年の9月のウィーンですが、現在のコロナ禍では、古き良き日という風情ですね。もう、ポスト・コロナでは、行けたにし

07/20 12:41 sarai

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新型コロナウィルス、自粛中。
このウィーンの散策を読んでいると、なんだか切なくて悲しくなってきました。
次はいつ行けるのかな、とか思う

07/20 05:08 えりちゃ

はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai
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