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リンツでの1日(聖フローリアン修道院):鉄道でまたリンツ、そしてポストバス

2011年10月24日月曜日@リンツ/1回目

旅は19日目です。

今日はコンサートがないので、リンツLinzに日帰り旅に出かけます。

何でリンツかって言うと、既にお分かりのあなたは偉い。
そうです。他の音楽好きの方とご同様でブルックナー詣でです。リンツは後期ロマン派の作曲家アントン・ブルックナーが生まれ、教会オルガニストや聖歌隊の指導者として音楽の腕前を磨いた街です。そのリンツの街で、あの巨大な9曲+アルファの交響曲群を作り出す準備期間を過ごしたわけです。そして、ウィーンで一気に華を開かせました。
今回の旅でもウィーン・フィルの演奏でブルックナーの交響曲第7番を聴く予定なんです。それに因んでというわけではありませんが、前から一度は行ってみようと思っていたので、今回行ってみる気になりました。

ちょっと早めの7時には起床です。昨夜からの霧雨は止んでいますが、どんよりとしたお天気です。それほど寒くはありませんが、しっかり防寒の準備をしてお出かけです。

朝食を簡単に済ませ、ホテルのレセプションのカウンターから旅のお供のリンゴを2個頂いて出発です。
トラムを1回乗り換えて、30分程でウィーン西駅Wien Westbahnhofに到着です。既に8時36分発のフランクフルト行の列車は入線しています。


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セカンドクラスの自由席チケットなので、急いで席を探します。結構予約が入っていますが、リンツまでが予約されていない席を探して座ります。座ったこの席はドイツのパッサウからヴュルツブルグまでの予約がはいっています。全く無駄のないこのシステムにはいつも感心します。


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席に座り、ホテルから頂戴したリンゴをセットすると、気持ちがなごみ旅モードに突入です。


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今日はオーストリア国鉄ÖBBのレールジェットではなく、ドイツ国鉄DBのICEの車両です。saraiはこのICEがお好みなので、あえてこの列車を選択したんです。セカンドクラスといっても、2+2の座席配置なのを除けば(ファーストクラスは2+1)、レールジェットのファーストクラス並みの装備なんです。席のリクライニングはもとより、PC用の電源コンセントまで装備しており、とても便利な列車です。もちろん食堂車もばっちり連結しています。

時間になり、ICEは音もなく静やかにウィーン西駅を離れていきます。靄のかかった幻想的な風景の中を列車は進みます。快晴は望めませんね。


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が・・・ウィーンとリンツの中間のザンクト・ペルテン中央駅St. Pölten Hbfを過ぎた辺りから、ちょっと陽が射してきます。


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あらぁ~と思っていると、だんだん青空が広がってきて、リンツに着くころには素晴らしい快晴になってしまいます。自称晴れ女の配偶者は、満面得意顔です! 奇跡と言っていいほどの天気の急変ですから、配偶者の手柄にしてあげましょう。


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列車はドナウ川Donau沿いに走り、リンツももうすぐです。


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定刻通りリンツ中央駅Linz Hbfに到着。
ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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考えてみれば、3日前に来たばかりの駅です。そのときはチェスキー・クルムロフČeský Krumlovに行くための通過駅でしかありませんでしたが、駅そのものはもう様子が分かっています。新しくて立派な駅ビルです。


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ちょっと駅のトイレで用足しです。ウィーン西駅と同様に駅のトイレは有料。50セント硬貨を料金箱に入れるとトイレに入れます。細かい硬貨、20セント+20セント+10セント硬貨などでもOK。1ユーロとか2ユーロ硬貨でもおつりが出るようです。ただし、硬貨がなければ利用できません。小銭を侮どるなかれ!です。saraiはナポリで小銭入れを盗まれたので、今でも小銭入れがなく、配偶者から硬貨を入れる布袋を借用しています。

最初の目的地はブルックナーゆかりの聖フローリアン修道院Stift St.Florianです。聖フローリアン修道院は、リンツの修道院といってもリンツの街からはかなり離れたところにあります。リンツ中央駅からはポストバスに乗り換えて行きます。
駅の地下を右手の方に進むとバスターミナルがあります。


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バスターミナルの入り口横にポストバスのインフォメーションがあるので、そこで聖フローリアン修道院へのバスについて聞いてみると、時刻表を頂けて乗り場を教えてくれます。


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聖フローリアン修道院へのバスはB8という乗り場から410番のバスに乗ります。ちょうど10時34分のバスが出るところです。その後は1時間バスがありません。ラッキーです。


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乗り場に着くと、すぐにザンクト・フローリアンSt.Florian行のバスがやってきます。チケットはバスの運転手さんから購入します。聖フローリアン修道院までと言ったら、往復かと聞かれ、2人分で10.8ユーロとのことです。片道30分ほどなので、結構安いですね。
バスはすぐに発車し、バスはターミナルのビルから出ていきます。


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バスはしばらく市街地を走ります。途中からはトラムの線路と並行して走ります。


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しばらく、そのまままっすぐに進みます。


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トラムの車両が見えたところで交差点を曲がります。


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町外れには自動車の販売店があるのは、どの国も同じ。ここにはマツダの販売店があります。


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リンツ中央駅からのバスのルートを地図で確認しておきましょう。


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ようやくポストバスは街を抜けて郊外に出ます。



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この記事へのコメント

1, Teddy Uさん 2014/10/08 16:30
Wien Linz Salzburg Halttstatt の地域は特別気に入ったところなので、興味深く写真も楽しみました。

2, saraiさん 2014/10/08 16:53
Teddy Uさん、コメントありがとうございます。

オーストリアはsaraiのホームグラウンドとも言えるところです。気持ちを同じくされる方にブログを読んでもらえ、嬉しいばかりです。ありがとうございます。

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

 

リンツでの1日(聖フローリアン修道院):ポストバスでザンクト・フローリアンの街、そして修道院へ

2011年10月24日月曜日@リンツ/2回目

ポストバスがリンツLinzの市街地を抜けると、一気に広々とした緑の丘陵地帯に出ます。


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緑の草原や黄色い花畑がとても美しく、木々は黄葉しています。秋の風景が素晴らしいです。ポストバスはこの丘陵地帯をさらに進んでいきます。


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ザンクト・フローリアンSt.Florianの街に入ります。


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この辺りかなと思うところで運転手さんに聖フローリアン修道院Stift St.Florianはここかと聞くと、次だとのこと。終点というか折り返し地点のSt.Florian Gendamerieplatzというバス停です。


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ここまでのバスのルートを地図で確認しておきましょう。


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そこで降りて、運転手さんが教えてくれた修道院の方向に向かいます。大雑把な道標も立っています。ブルックナーの道Brucknerweg、交響曲さすらい人の道Symphoniewanderweg、フローリアンの道Florianwegとか、いかにもそれらしい名前が記されています。


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修道院への緩い坂道をぶらぶら歩いて上ります。


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すると、先を歩いている配偶者が修道院が見えたわよって大声で知らせてくれます。大きな修道院なので、誤りようもありません。


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修道院への道には、まわりに彩色の鮮やかな綺麗な建物が並んでいます。


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街の中心のマルクト広場Marktplatzは生憎工事中です。その広場の横にツーリストインフォメーションのマークがありますが、ドアは固く閉ざされています。ドアの横には美しい聖像があります。


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ここから少し進むと、曲がり角。そこにも美しい聖像です。やはり、修道院の街ですね。


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この角にようやく、聖フローリアン修道院への道標が立っています。この広い坂道を上っていくようです。


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坂道を上っていきます。周りはすっかり秋色。青空も美しく、楽しい散策になります。大きな壁には真っ赤な蔦が色鮮やかです。


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坂道を少し上がったところから振り返るとこんな感じです。結構、急な坂道です。


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坂道のまわりにも立派な建物がならんでいます。秋の青空に白壁が映えています。


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やがて、坂道の突き当たりに修道院の門と思しきものが見えてきます。


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バス停からここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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もうすぐ、聖フローリアン修道院に着きそうです。ブルックナーゆかりの地が近づき、胸が弾みます。



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リンツでの1日(聖フローリアン修道院):聖フローリアン修道院に到着。しかし、ガイドツアーは中止・・・

2011年10月24日月曜日@リンツ/3回目

坂道を上り終え、聖フローリアン修道院Stift St.Florianのとても立派な門に近づきます。その上に大きな尖塔も頭をのぞかせています。


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門の前に立つと、開かれた大きな扉の向こうに壮麗な建物が見えます。


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門を抜けると、聖フローリアン修道院の正面の建物の全景が目に飛び込んできます。あまりに大規模過ぎて、カメラでは全景すべてをとらえることができません。真ん中に1本の尖塔をいただく大きな建物が修道院の正面です。この裏は中庭になっていて、修道院の建物がその中庭をぐるりと取り囲む形になっています。奥の2本の尖塔の建物が修道院付属の教会です(これは後から分かったことで、この時点では分かっていませんでした)。


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白を基調とした建物が秋の青空に映えて美しいです。

修道院の尖塔の前に立ち、そのバロック建築の立派さに唖然とします。


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この修道院はメルクの修道院と同様に皇帝の旅の宿にもなっていたため、このようにお城のような規模になっているそうです。

修道院に向かい合わせの建物はあっさりした作りで、本来は何なのか分かりませんが今は消防博物館になっています。何故、ここに消防博物館かと思いますが、実は聖フローリアンは消防士の守護聖人なのだそうです。


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修道院の前に立ってきょろきょろ眺めていると、我々の前を楽器を持った少年たちが次々と通り過ぎていきます。一体、何でしょうね?


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そろそろ修道院に入りましょう。尖塔の下には修道院の入り口があります。


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広い敷地に大きな建物です。入り口を入った右手がショップになっていて、そこにチケット売り場があります。1時間おきにガイドツアーをやっているとの表示があります。チケットを買おうとすると、売り場のおばさんに今日はガイドツアーはないわよと言われます。ええっと思いますが、おばさんの続く説明ではガイドツアーはないけど教会には入れるとのことです。ガイドツアーでないと教会にあるブルックナーのお墓は見られません。残念ですが、教会全体がお墓と思えば問題はないと自分に言い聞かせます。

では、教会に向かいましょう。修道院の中庭を教会の方に向かいます。


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ちょうど神父さんがいらしたので教会はこっちですかって聞くと、修道院の外側を回ると教会に行けるよっていうことです。いったん修道院の入口から外に出ます。奥にある尖塔2本の建物が教会だったんですね。


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教会に近づきますが、巨大過ぎて正面からは教会の建物の写真が撮れません。少し手前から教会の写真を撮ります。


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配偶者は、教会の前にある建物の壁の真っ赤な蔦のほうが気になるようです。


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その建物の横の塀にも美しい蔦がはっています。


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いよいよ、教会の中に入ります。しかし、中に入ろうとすると何か様子が変です。誰かがマイクとスピーカーを使って話をしているようです。そっと扉を開けると、教会の椅子に人がいっぱい座っていて、神父さんと思われる人の話を聞いています。さてはミサの最中かと思いましたが、座っている人達は若い高校生くらいの少年・少女。どうやら、どこかの学校の教育の一環で教会の説話を聞いているようです。仕方がないので、我々も後ろの椅子に座って、ゆっくりと待ちます。すると、何とオルガンの演奏が始まります。重量感のあるお腹にずしっと響くような音です。これがブルックナーが演奏していたオルガンですね。いわゆるブルックナー・オルガンです。曲は単純な讃美歌ですが、音の響きはしっかりと耳に残ります。これがブルックナーの交響曲のベースとなった音響でしょう。あの茫洋とした長大な曲のルーツなんですね。感慨一入です。いいものを偶然に聴かせてもらいました。何曲もオルガン演奏があり、管楽器の合奏も間にはいり、教会の広大な空間の音響を十分味わいます。
さっきの楽器を持った少年たちがこの管楽器の演奏をしていたようです。
イベントが終わり、学生達がぞろぞろと教会から出ていきます。さあ、思う存分教会を見て回りましょう。

修道院の中の移動ルートを地図で確認しておきましょう。


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リンツでの1日(聖フローリアン修道院):豪華で美しい聖フローリアン修道院

2011年10月24日月曜日@リンツ/4回目

学生達のイベントも終わり、学生達がいなくなります。ゆっくり教会内を見学します。教会の広大な空間の中央に立ち、後方(入口の方)を眺めます。美しく素晴らしい空間です。一番奥の2階には、巨大で華麗なブルックナーオルガンが目立ちます。


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オルガンに近づきます。このとても大きなパイプオルガンを見て絶句です。こんな凄いものを演奏していたんですね。それに装飾の美しいこと、驚きです。


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このブルックナーオルガンの下にブルックナーのお墓があるそうです。オルガンのちょうど真下の地下カタコンベに棺が置かれているということらしいです。
合掌・・・

ブルックナーは父親が亡くなった13歳のときから30歳までをここで過ごしたそうです。そして、遺言で教会のパイプオルガンが聴こえるところに埋葬されることを望んだとのことです。彼の音楽の魂はこの教会とパイプオルガンとともに育ち、生き、そして今は永久に眠っているんでしょう。

今度は前方の空間を眺めます。天井画で埋めつくされた天井のドームが連なり、白い壁は美しく装飾され、教会とは思えない豪華さです。


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少し小型のオルガンが前の方の左右に2台もあります。どう使い分けるんでしょう。
これが左の壁の2階にあるオルガンです。これも美しい装飾で飾られています。


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その向かい合わせの右の壁にあるオルガンも同様に素晴らしいです。


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最前部のドームです。


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教会の内装は豪華そのものです。壁はスタッコ(漆喰装飾)造りで、特にスタッコの天使像は素晴らしいものです。


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天使像を主要モチーフにして、草原を思わせるモチーフで全体を構成している見事なものです。


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今年の4月にヴュルツヴルグのレジデンツWürzburger Residenzで見たスタッコを思い出しました。

そして、彩り豊かな天井画です。もちろん定番のだまし絵の技法で見事に立体感を出しています。


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近くでよく前方のオルガンを見ると、可愛い天使像で飾られています。


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目でも耳でも楽しめ、とてもよいブルックナー詣でになります。

帰りのバスの時間が迫ってきたので、聖フローリアン修道院Stift St.Florianを後にします。
教会を出て、修道院の建物に沿って出口に向かいます。雲ひとつない絶好の秋空です。


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出口を出る前に、もう一度聖フローリアン修道院及び教会の全景を眺めます。こういう建物を《壮麗》と表現するんですね。


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出口(入るときは入口ですが)には歓迎の表示板があり、敷地内の概要図も描かれています。来たときは気持ちが高揚していて、気が付きませんでした。


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さあ、バス停に急いで戻りましょう。12時30分のバスを逃すとまた1時間バスがないんです。


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リンツでの1日(聖フローリアン修道院):聖フローリアン修道院からリンツ中央駅へ

2011年10月24日月曜日@リンツ/5回目

聖フローリアン修道院Stift St.Florianを出て、バス停に向かいます。これが修道院を出た広場です。実は後で再びここに来ることになるのですが、そんなことはこの時点では思ってもみません。


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マルクト広場Marktplatzへの道標があります。バス停へはマルクト広場を通っていきます。


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マルクト広場への坂道を下っていきます。帰り道は下り坂なので歩くのが楽です。


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マルクト広場を通り過ぎます。街の中心にしては寂しいですね。


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この辺りでは、綺麗に黄葉した木を見かけます。


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バス停St.Florian Gendarmerieplatzには、バスの発車時間の10分ほど前に到着します。バスを待つ人は誰もいません。


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12時30分のバスを逃すとまた1時間バスがないので、絶対に乗り遅れることは許されなかったんです。時間通りにバスが到着。


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バスに乗ると、何と帰路のルートでは修道院の入口の前をバスが通過します。修道院の尖塔も見えます。


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そして、修道院の入口すぐ近くのバス停に停車します。なぁんだ、ここで乗り降りすればよかったのですね。バス停の名前はSt.Florian Stiftです。


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ここまでの徒歩とバスのルートを地図で確認しておきましょう。


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ただし、徐々に修道院へ歩いて近づいていくという喜びがないかもしれません。楽ではなかったけれど、我々の利用したバス停がベストかもしれません(強がり・・・)。(後日、確認すると、410番のバスはザンクト・フローリアンの街の中で、往きと帰りでルートが違うことが分かりました。ですから、往きはsaraiの利用したSt.Florian Gendarmerieplatzのバス停が最寄のバス停です。帰りはSt.Florian Stiftのバス停が最寄になります。)

バスはザンクト・フローリアンSt.Florianの街を出ると、また美しい風景の中を走ります。基本的に来た時と同じ道を走ります(一部、一方通行の道があり、別の道も走ります。)


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草原には、一面に黄色い花が咲いて、とても綺麗です。


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やがてリンツLinzの市街地に戻ります。リンツの街には、綺麗に黄葉した街路樹が目立ちます。


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ポストバスはリンツ中央駅Linz Hbfのバスターミナルに到着。

ここを起点に今度はリンツの街を見て歩きます。


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