旅は20日目です。
今日は音楽はダブルヘッダーです。saraiはご機嫌そのものです。配偶者には頑張ってもらいましょう。
今日もウィーンは太陽が見えません。でも、雨は降らなさそうです。暖かい恰好で出かけましょう。
10時からのコンサートに間に合うように、ちゃっちゃっと朝ごはんを済ませて出かけます。行き慣れてきたウィーン楽友協会Gesellschaft der Musikfreunde in Wienに地下鉄で移動。30分ほどで到着です。
今日の第一弾は、ウィーン・フィルのゲネプロです。リハーサルまで見たい人がいるというか、リハーサルまでお金を取って見せるというか・・・理解しがたい世界だという配偶者の意見ですが、滅多に見られないリハーサル風景だからこそ音楽ファンは見たいんですよ。リハーサルということで、楽団員も指揮者も観客もリラックスした服装です。
このゲネプロについては既にここにご紹介済みです。
ゲネプロが終わり帰ろうとしていると、現地のおば様がsaraiに「オーケストラのヴァイオリン奏者でしょ?」と聞いてきます。単なるウィーン・フィルのファンですよと答えると、なんだか残念そうです。いったい誰と間違えたのでしょうか(ちょっといい気分でしたが・・・)。
楽友協会から、国立歌劇場Wiener Staatsoperの横の劇場連盟のチケットオフィスKassenhalle der Bundestheaterへ明日と29日のバレエとオペレッタのチケットのピックアップに行き、今回の旅のチケットはすべて入手。これで一安心です。
ということで、ウィーン一番の繁華街のケルントナー通りKärntner Straßeをちょっとぶらつきましょう。見慣れた景色でだんだん感動が無くなってきたのがいけませんね。キッチン用品のお店で、ちょっと面白いものを見つけたのでお土産に購入し、これも一安心です。ついでに紅茶の葉っぱとコーヒー豆のお店ハース・ハースTeehaus Haas&Haasに行き、アッサムとダージリンを100gずつ購入。
遅くなりましたが、お昼を頂きにケルントナー通りにあるカフェ・ハイナーCafé-Konditorei L. Heinerの本店に行きましょう。カフェ・ハイナーはsaraiお気に入りのカフェですが、ランチもきっと美味しいだろうということで行ってみることにしたのです。店内は相当賑わっていて席がなかったのですが、ちょうど帰ろうとしていた人が席を譲ってくれます。昨日のリンツと逆の立場で、お返ししてもらったようなものですね。
今日のランチメニューは1人分しか残っていないということなので、もう1人分はランチメニューに近いものを教えてもらい、それをお願いします。
まずは紅茶が運ばれてきます。紅茶セットのカップとポットもJohnson Brothers製のハイナー特製のかわいい食器です。

ランチメニューは厚切り豚肉の煮込みにマッシュポテト添えです。

ランチメニューの代わりに注文したのはパンケーキということでしたが、想像したものとはちょっと違い、クレープでハムやチーズなどを巻いたようなものでした。

これが2品ともめちゃウマ! sarai的には、ランチでもナンバーワンはカフェ・ハイナーと決定です。
もちろん食後にはケーキも頂きます。配偶者はもうお腹が一杯ということで、小さめのケーキにします。

saraiはしっかりとシュテファニートルテ(モカケーキ)を選択。

もちろんどちらも美味しいですよ。飲み物のポット入りの紅茶もお代わりしたくらい美味しいものです。
最後にここのJohnson Brothers製の食器をチェックしてみましょう。
まずはお皿とソーサーです。しっかりとL.Heinerという銘が入っています。

次に裏返してみましょう。英国Johnson Brothers製という銘が入っています。

次回の旅でも是非ここに寄りましょう。カフェ・ハイナーのマークを見ながら、席を立ちます。

ナポリで小銭入れを盗まれとても不便なので、その代わりが欲しくて日本人向けお土産物ショップのワルツWalztに向かいます。50%引きくらいのバーゲン品があることを期待して行ったのですが、まあまあのものがあり、ようやく小銭入れをゲット。その折、店員さんに小銭入れを失くしたことを話すと、本当にスリや泥棒が多く店員さん自身もお客さんもかなり被害にあっていることを話してくれました。そして、いろいろアドバイスをしてもらいました。感謝です。
夜食用に「麺や」で、焼き飯と焼きそばをゲットです。この手のものは若者向けのお手軽食品かと思ってましたが、上品な奥様も買いに来ています。ウィーンの食品として、しっかり定着したようですね。結構美味しくて、本当に安いんです。この後はホテルに戻って休養です。
今日の散策のルートを地図で確認しておきましょう。

ホテルで休養とはいえ、saraiは午前中のゲネプロの感想を書きます。配偶者はお洗濯です。
さて、本日2つ目の出し物はヘンデル作曲のバロックオペラ「セルセ」です。アン・デア・ウィーン劇場Theater an der Wienに向かいますが、これも30分程で到着です。
これは、予習したものとは全く違った演出と仕上がりでしたが、歌手もオーケストラもバロックオペラの達人揃いでとっても素晴らしいものでした。またまた、このオペラにも感動です。このバロックオペラ「セルセ」については既にここにご紹介済みです。
ウィーンって凄い街です。やはりsaraiの第2の故郷、我が街です。
上機嫌でホテルに戻り、夜食を食べながら感想と旅便りを書いて・・・オヤスミナサイ。

明日はウィーン国立歌劇場でバレエを見ます。saraiはバレエ初体験で、わくわくです。
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