今年は全国的に桜の開花が早く、今日は多くの桜の名所は花が散っています。その中で京都周辺で桜が見ごろの名所を訪ねます。
まずは桜が散りぎわになっているという彦根城に向かいます。彦根城は先月訪れたばかりですが、桜の名所としては見逃せない場所です。
今日は混雑を恐れて、車ではなく電車で訪れることにしました。京都方面からは新快速で50分ほどです。駅から歩いて10分ほどで表門に到着。内堀に沿って、桜が満開(ちょっと散りぎわ)です。花びらが風ではらーっと流れて、風情があります。

お堀の水面には桜が映り込み、散った花びらが浮いて、花筏。

石垣に沿って、急な階段を上っていくと、桜に彩られた天守閣。

天守閣の前に立ちます。先月とちがって、桜が華やかです。

天守閣の奥の西の丸に進むと、満開で散ったはなびらがびっしりと地面を覆い、真っ白。

西の丸から振り返ると、満開の桜と天守閣の絶景。

彦根城の桜を満喫し、今度は京都に向かいます。
横浜から新幹線で駆け付けた娘夫婦と合流し、仁和寺に向かいます。バスは混み合いそうなので、JR嵯峨野線の花園駅へ。そこから、妙心寺の境内を抜けて、仁和寺に歩いていきます。妙心寺の山門に春の特別公開の看板があり、桜の綺麗な写真があります。妙心寺の塔頭の退蔵院です。半信半疑で退蔵院の受付で桜の開花状況を訊くと、自信満々の様子で『満開です!』。それじゃ、素通りできません。入ってみましょう。
素晴らしい《しだれ桜》が満開。感動です。

枯山水の庭園の上に《しだれ桜》が垂れ下がり、庭園の砂の上には花びらが綺麗に散っています。

奥に向かい、茶席の前の《しだれ桜》も見事に咲き誇っています。

池泉庭園も《しだれ桜》が素晴らしい装飾になっています。

これは桜からは離れますが、退蔵院の枯山水の庭園も立派です。元信の庭です。狩野派の巨匠、狩野元信が作庭したものだそうです。

退蔵院は予想外の桜の素晴らしさでした。
今度は予定通り、仁和寺に向かいます。
山門に着くと、《おむろ桜、満開!》の立て看板。やったね!

早速、御室桜の庭園に向かいます。ところがその庭園に入る長い行列にびっくり!

御室桜は満開で凄い! 庭園中、満開の桜がびっしりと咲いています。

おおぶりの花弁の美しい桜です。

風が吹くたびに花びらがさーっと流れ、美しさの限りです。地面は白く染まっています。これぞ満開です。

満開の御室桜の先に古えの歴史を刻む五重塔。これは絶景ですね。多くのアマチュアカメラマンがずらっと並んで撮影しています。これも壮観な眺めです。

最後に御室桜の花びらを子細に観察します。見事な花びらに感嘆!!

御室桜の庭園を出て、五重塔を近くで鑑賞。素晴らしい建造物です。

仁和寺の最後の仕上げはsaraiのお気に入りの建物。屋根が素晴らしく美しい国宝、金堂です。何度見てもため息の出るような美しさ。どんな素晴らしい芸術家がこの建物をデザインしたのかと思いを馳せてしまいます。

明日も桜見物です。
↓ saraiの旅を応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!
