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遂に真空管アンプを落札!

今回は直接の旅の話題から離れて、オーディオの話です。
これまで、音楽を楽しむために英国QUAD社のヴィンテージアンプを揃えてきました。でも、それらはすべてトランジスターアンプでした。
やはり、それ以前の真空管式は垂涎の的でした。
そして、遂にEBAYに出品されていた真空管アンプをゲット。
まずはプリアンプQUAD 22。


moNs80M2Nx1812.jpg



そして、真打はパワーアンプQUAD IIが2台。
なぜ2台かというと、これはモノラルアンプなので、2台でステレオです。


SgetxA9ReHa299.jpg



このQUAD IIには、オリジナルの真空管の英国製GECのKT66が付属しています。この真空管は今でも復刻版がロシアや中国から出ている名作です。
ついでに、付録でFMチューナー(モノラル)QUAD FM1までゲット。これは飾りにします。


RPHFwoFrDk311d.jpg



いくら30年以上も前の中古といっても、さすがに今までのトランジスターアンプに比べると落札価格は格段に高かったですが、ヴィンテージものですから、仕方ありませんね。
落札後、1週間ちょっとで手元に届きました。英国からですから、配送費だけで4万円近くかかりました。また、ショックだったのは、関税まで取られたことです。これは勘弁してほしいですね。これが3500円。
はやる心を抑えて、音出しの準備から始めます。
まず、英国製ですから、電源の電圧が200~240V。丁度、我が家はリフォーム中なので、オーディオルームに200Vの電源を引き込みます。
次にこの日本仕様のコンセントに合わせて、アンプの電源コードを作成。
準備が出来たところで、慎重に配線します。
どきどきしながら、アンプの電源スイッチを入れます。すると、パワーアンプの真空管にポッと赤い光が点ります。感激!
スピーカーにつないで、CDを回してみます。すると、音は出ましたが、右側だけ。あわてて、アンプを見ると、パワーアンプの片方は真空管の灯りが全部消えています。これは早速、故障か?暗然としながらも、再度、配線をチェック。何だかんだしているうちに、やっと復旧。ちゃんとステレオで鳴り始めました。どうも、操作ミスだったようです。説明書はありますが、もちろん英文でちゃんと読んでいませんでした。アチャ。
まだ、調整中の段階ですが、澄み切ったきれいな音が出ています。
これから、徐々に調整・改造しながら、楽しんでいきます。



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この記事へのコメント

1, ヤマダ コウヘイさん 2010/09/05 08:08
私もQUAD22 Ⅱx2と、昔のタンノイのスピーカーとの組み合わせでもう15年以上聴いていますがは弦の音がすばらしいですね。ただ、QUAD22 Ⅱx2は昔の機械なので、メンテナンスが本当に大変です。大切にお使いください。

2, saraiさん 2010/09/05 23:10
ヤマダ コウヘイさん、saraiです。初めまして。

コメントありがとうございます。
メンテナンス大変ですが、それに見合った音が楽しめ、完全に満足しています。もう1年半経ちますが、その間、もう1台、22をゲット。QUAD社でオーバーホール済のもので、全体に音のグレードが上がりました。真空管をすべてオリジナルのものにしたいと思っていますが、なかなか思い通りには見つかりませんね。
KT66が壊れるのが、目下の心配事です。
先輩として、今後ともよろしくご指南ください。

3, ヤマダ コウヘイさん 2010/09/16 22:47
真空管の寿命を心配されているようですね。
私は、メインテナンス・修理の際のアドバイスに基づきⅡの設定を240V、使用電圧を200Vで使用しています。電圧を低めに使用することで、長期間安定して使用できるということで、トラブルがうんと減りました。
それと、22のピンプラグは、Swich craft社製がQUADにあうということで、使用しています。変なハム音が取れました。
あくまで、個人の経験ですので、ご参考までに。音の好み等で、別の設定をされているQUAD使用の方も多いと思いますので、ご自分の好みに合わせてください。

4, saraiさん 2010/09/17 12:19
またまた、コメントありがとうございます。

電圧の件、アドバイスありがとうございます。試してみます。
ピンプラグも参考になります。もっとも現状ハムはありません。
CDしか聴いていませんが、アナログディスクだと問題ですね。

今回コメントいただき、思い立って、ECC83とEF86のヴィンテージ管のMULLARDの60年代を円高メリットも生かして、英国から取り寄せ中です。

その結果はまたブログで紹介します。

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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