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イギリス音楽尽くし by 東京都響@サントリーホール 2010.4.15

今日は東京都交響楽団の2010年度の1回目のサントリーホールの定期演奏会に足を運びました。

今年、来年はマーラーイヤーで世界中でマーラーのコンサートが盛んですが、マーラーといえば、この東京都交響楽団が今は亡きガリー・ベルティーニの指揮の下、5年間にわたって、横浜・埼玉で10回のマーラー・チクルスを続けたことを思い出します。saraiもみなとみらいホールで全10回を聴きとおし、素晴らしい思い出になっています。実はマーラー・チクルスに先立って、前年にみなとみらいホールでマーラーの5番のコンサートも聴いているので、11回のシリーズだったともいえます。そして、この11回で最高の演奏は最初の番外の5番と最後の9番だったというのは、何とも不思議なような、そして必然だったような気もします。最後の9番は結果的にベルティーニの日本でのラストコンサートになりました。もともと、ベルティーニの音楽監督最後のコンサートではありましたので、東京都交響楽団も聴衆も感無量で聴いていたわけですが、それがマーラーの9番とくれば、すべて舞台は整っていたわけで、伝説の感動のコンサートになったわけです。今でも、時折、このときのライブCDを聴いて、しみじみとしています。ベルティーニは本当に素晴らしいマーラー指揮者でした。そして、その指揮に十分、応えていた東京都交響楽団も素晴らしいオーケストラでした。saraiも日本のオーケストラをこのマーラー・チクルスで再認識しました。

前置きが長くなりましたが、それから、大分、時間が経ちましたが、今年、マーラーイヤーということで、東京都交響楽団にやはりマーラーを得意にするインバルが音楽監督になったことを契機に、再び、このオーケストラでマーラーを聴いてみようということで、今年から、定期演奏会の会員になりました。

で、今日がその1回目のコンサート。
まだ、お目当てのインバルのマーラーは6月の第2番「復活」までお預け。
今日は何故か、イギリス音楽のスペシャリスト?のジェームズ・ジャッドの指揮でイギリス音楽の特集です。
プログラムは以下のとおりです。

ヴォーン・ウィリアムス:アリストファネス風組曲「すずめばち」から序曲
ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
 ヴィオラ:今井信子
 アンコール ヘンデル:歌劇「リナルド」よりアルミレーナのアリア
        「私を泣かせてください」(ヴィオラ独奏版:細川俊夫編曲)
エルガー:交響曲第1番

最初の「すずめばち」序曲ですが、たまたま、ヴォーン・ウィリアムスのオーケストラ曲全集のCDで聴いてはいましたが、ほとんど、記憶に残っていません。演奏される機会は珍しいですね。
この曲は最初、すすめばちの羽音を模した弦楽だけでの合奏で始りますが、久しぶりに聴く東京都響の弦楽セクションの響きは流石に素晴らしい。多分、日本のオーケストラでは最高のレベルではないでしょうか。続く主部は、ギリシャの作家アリストファネスの喜劇「すずめばち」の劇音楽の序曲ということで、ウィットに富んだ感じの曲が展開します。それでも、イギリスの作曲家の面目躍如、イギリスの田園風景を思わせる曲想で心がなごまされます。このあたりは、指揮者ジャッドの的確な曲作りを感じます。それにしても、マーラーで感銘を受けた東京都響の響きはイギリス音楽でも、十分、その美質を発揮しています。

続いて、ウォルトンのヴィオラ協奏曲ですが、この曲自体以前に、まだ、ウォルトンの曲は何も聴いたことがありません。もちろん、作曲家の名前自体は知っているし、ヴァイオリン協奏曲などのCDがあるのは知っていますが、その程度。あわてて、CDを入手して、俄か勉強。CDはプレヴィン指揮のロンドン交響楽団でヴィオラがバシュメットというなかなかの組み合わせ。このCDはよい演奏でした。繊細な肌触りを思わせるデリカシーに富んだ演奏です。
で、この日は日本を代表するヴィオラ奏者の今井信子さん。生で聴くのは、初めてです。
意外にあっさりした表現での演奏で始ります。ある意味、無機的とも感じます。
流石に繊細で美しい響きではあります。意識的に、情に流されないように演奏しているのかなと感じます。
情感を内に秘めて、淡々としずやかにこの曲をまとめあげたという印象。1920年代に作曲されたこの曲をロマン性を極力排除した演奏でしょうか。
終楽章でヴィオラのソロの重音が静かに消え去るようにして曲を閉じて、何か心に深いものが残ります。
もう一度、聴いてみたい曲です。
こういう演奏に過大な拍手・喝采は似合いませんね。静かに、静かに、拍手したいものです。
ともあれ、何度も、ステージに呼び戻されて、今井信子さんがアンコール。
テレビでもおなじみのヘンデルの名曲です。
何と、しみじみとした曲・演奏でしょう!!
何も言うことはありません。じっと目を閉じて、心に音楽を沁み渡らせます。

最後は休憩を挟んで、エルガーです。
エルガーといえば、「威風堂々」とか「愛の挨拶」があまりにも有名ですが、それを別にすると、今日の交響曲第1番や第2番、それにチェロ協奏曲あたりはよくコンサートでも演奏される曲になっています。
この交響曲第1番の第1楽章の始めの部分と第4楽章の最後の部分は、「威風堂々」を思わせる大英帝国の栄光を表現したようなゆっくりした行進曲風のメロディーラインで実に分かりやすく、人々を鼓舞すること間違いなしといったところです。これを実に指揮者がうまく展開します。まるで、毎年夏にイギリスで開催されるプロムス音楽祭、その最後を飾るロイヤル・アルバート・ホールでのラスト・プロムスみたいだなって、思っちゃいました。この会場にイギリス人がいれば、きっと興奮するんじゃないでしょうか。
でも、saraiが一番、感銘を受けたのは、第3楽章の美しい響きです。弦楽器を主体にしたとても美しい曲に包まれて、幸福感に浸ることができました。
ちょうど、座席がステージに向かって左側で、真正面が第1ヴァイオリンのセクションです。それも前から4列目で、もろに第1ヴァイオリンの美しい響きが耳にはいってきます。
第3楽章はその第1ヴァイオリンに魅了されたといってもいいと思います。このオーケストラの第1ヴァイオリンは後列の奏者まで、素晴らしく、きっちりと弾いていることが分かりました。そして、みんなうまい!
これから、1年間、この席で聴けるのは何よりです。きっと、マーラーも素晴らしいでしょう。

イギリス音楽は、そんなにドイツ音楽ほど、演奏される機会はないので、たまには、こういうプログラムはsaraiにとってもありがたいですね。

またしても、上機嫌でサントリーホールを後にしました。
今日はとても満足できるコンサートでした。



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スイス・オーストリアの旅(企画・準備編):お得な鉄道チケットは? スイス編

7月の旅では、スイスとオーストリア(及びドイツ)では、鉄道での移動を考えています。
で、何とか、お得なチケットとかないか、検討しています。

まず、スイスですが、主な鉄道移動は次のとおりです。
①チューリッヒ⇒バーゼル⇒チューリッヒ
②チューリッヒ⇒ベルン⇒チューリッヒ

スイスのお得なチケットといえば、色々ありますが、基本となるのはスイスパスですね。
ただ、スイスパスは4日間、8日間、15日間、22日間、1ヶ月と5種類がありますが、上記の鉄道移動では、期間が長過ぎます。
もう一つ、スイスフレキシーパスというものがあり、こちらは最低3日間のものがあり、スイスパスの4日間よりは価格は安いようです。
しかし、それでも、上記の2日の移動だけでは元は取れないようです。

で、鉄道パスの検討は断念。
他のお得プランもいずれも使えそうにありません。

でも、粘って、発見しました。

実は①のバーゼル往復は、バーゼル市立美術館に行くのが目的です。
バーゼル市立美術館の公式HPを見ていたら、SBB(スイス国鉄)がお得なチケットをオファーというのが目に飛び込んできました。

SBB RailAway-Offer

残念ながら、このページはドイツ語の表記しかないので、詳細は分りませんが、何とか判読したところでは、鉄道チケット、市内交通チケット、美術館チケットがすべてセットになって、10%引きということです。
まあ、問題といえば、現地でのチケット調達になってしまうということですが(自動販売機でも買えるようです)、いいでしょう。

ということで、①はそれで、②は普通のチケットということにしました。
片道1時間くらいの移動なので、そんなものでいいかなあ?

もう一つという感じの結論ではありますが、スイス内の移動はこれで決まり。
次はオーストリア(ドイツ含む)の鉄道チケットの検討です。
それは次回で報告しますね



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スイス・オーストリアの旅(企画・準備編):お得な鉄道チケットは? オーストリア編

前回はスイスの鉄道チケットの検討結果についてでしたが、今回はオーストリア(及びドイツ)の鉄道チケットについてです。
こちらは結構、移動距離も長いので、何とか、お得なチケットがないかと力がはいります。

まず、7月の旅では、オーストリア(及びドイツ)での鉄道移動は次のとおりです。
 ①ウィーン⇒ザルツブルグ
 ②ザルツブルグ⇒ミュンヘン
 ③ミュンヘン⇒ウィーン

これも鉄道パスの利用も考えられますが、2カ国(オーストリア、ドイツ)にまたがることと利用日数から考えて、あまりお得ではないでしょう。

で、オーストリア国鉄での割引チケットを調べると、何と皆無!!
でも、それくらいではくじけませんよ。

こんなときこそ、頼りになるのがDB(ドイツ国鉄)です。
目的地のひとつにドイツのミュンヘンがありますから、DBでのチケット購入が考慮できます。
それにDBには各種の割引チケットが用意されています。

で、実際にDBのネットサイトで調べてみると、どうも国境を越える電車には50%割引のチケットがあるようです。したがって、ミュンヘン発着でオーストリア国内とリンクする電車は半額割引で、上記②と③はそれに該当しますね。
問題は①のオーストリア国内だけの移動はその対象にならないってことです。

で、考えました。
試行錯誤の結果、遂に解決策発見!!
簡単なことでした。
①と②のチケットを連続して購入すれば、全体が50%割引になるんです。
もちろん、実際は途中のザルツブルグで下車するので、少し、条件がつきます。航空機のチケットのストップオーバーみたいなものですが、途中下車駅での滞在時間が48時間以内となります。(なお、途中下車は区間内であれば、何回でもできます。)

また、この割引チケットは
Europa-Spezial Österreich
という名称で、日時及び乗車する列車を指定する必要があり、チケット購入後は一切、変更できません(一定のキャンセル料金でキャンセルはできます)。旅の計画がフィックスしないと購入できませんね。
また、販売されるチケットの数量は限定されているので、あまり、タイミングが遅いと買えなくなってしまいます。
発売は丁度、乗車日の3ヶ月前の同日です。時差の関係もありますが、日本では朝9時頃には買えるようです。

ということで、3ヶ月前になるのを待って、チケットを購入しました。
①、②のウィーンからザルツブルグで途中下車して、ミュンヘンまでのチケットは、途中下車するために1回あたりの乗車時間がそう長くないので、これはセカンドクラスにしました。
 2人分の割引チケット代金:58,00 EUR
 (通常料金:118,00 EUR)

かなり、お得でしょう!
次に③のミュンヘンからウィーンまでですが、これは乗車時間が4時間13分と長いので、贅沢してファーストクラスにしました。
 2人分の割引チケット代金:118,00 EUR
 (通常料金:269,60 EUR)

なお、いずれの電車もレールジェットRailJet(RJ)という名称のオーストリア国鉄最新鋭の特急電車です。

ただ、上記で書いたとおり、今後、一切、列車の変更はできないので、気をつけないといけませんね。実際、以前、同じく、割引チケットでドレスデンとライプツィヒを往復した際に、これをすっかり忘れ、ライプツィヒ駅の窓口で変更を断られてしまったことがありました。当ブログでも紹介済みです。

まあ、いろいろと制限はつくものの、無事、オーストリア・ドイツの鉄道チケットが半額でゲットでき、大満足。
これで7月の旅の鉄道移動も確定。
次はチューリッヒでの過ごし方とザルツブルグからシャーフベルクとヘレンキームゼー城へのよりよいアクセス手段の検討に移ります。

もう、7月の旅開始まで2ヶ月少々となり、準備段階も最終局面です。



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この記事へのコメント

1, Njegusさん 2010/04/30 17:37
saraiさま 割引乗車券のご手配、いろいろと大変ですね。
今回、私はDüsseldorfに入り昼間方々回った後München入り、Regensburgなどへ往復、SalzburgからLienzなどに往復、の後Wienに入るので、German-Austria Rail Pass 8日用を購入しました。08年の旅ではEuropa-Spezial,Dauer-SpezialなどのDB割引切符を利用しましたが、列車が指定されるので、一人旅では一寸不便なものですから。
Schafbergへは05年に妻と行きました。BerchtesgadenからKönigsseeも大変素敵でした。もしまだのようでしたらお時間が許せばお勧めです
では、よい旅をお楽しみください。

2, saraiさん 2010/05/01 17:58
Njegusさん、saraiです。
いつもコメントありがとうございます。

チケットの手配は旅の楽しみの一つですから、ルンルンなんです。
Njegusさんは精力的に動き回られるんですね。十分、Rail Passの元が取れますね。

シャーフベルクはこの時期(7月)は大変、込み合うようなので、何とか、うまく動けるように作戦を考えているところです。それにお天気次第ですよね。ベルヒテスガーデンあたりもいつか行きたいと思っています。

お互い、よい旅にしたいですね。

3, shigeさん 2010/07/01 10:28
初めてドイツ、オーストリア間を鉄道利用しようと思っているのですが、ネットでの予約後、切符購入までの流れがいまいち分かりません。ご教示いただけないでしょうか。

4, saraiさん 2010/07/01 19:10
shigeさん、初めまして、saraiです。

ヨーロッパの鉄道の旅、楽しいですね。
さて、お尋ねの件ですが、ネットで予約まで済めば、
あとは通常はクレジットカードで購入し、
購入後、プリンターにチケットを印刷するだけです。
チケットといってもA4サイズの紙に印刷したもので
チケットには見えませんが、車掌さんの改札のとき
その紙を見せればOKです。
以上はDBの場合ですが、他の国もほぼ同じです。
簡単に説明しましたが、分からないことがあれば、
ご遠慮なく、どうぞ。

5, ayakoさん 2010/11/30 16:45
はじめまして。いつも旅行記を中心に楽しく拝見しています。

今3月のはじめから2週間ほどかけてイタリアからオランダまで行く計画を立てています。その際、ミラノ-ヴェネチア、ヴェネチア-ミュンヘン、ミュンヘン-ウィーン間を列車で行くことを考えており、うちヴェネチア-ミュンヘン、ミュンヘン-ウィーン間は夜行列車を利用しようと考えています。
この記事に記載されているEuropa-Spezial Österreichを利用するか、ユーレイルセレクトパス(3カ国)を購入するか考えているのですが、どちらのほうがいいでしょうか。
まだ学生の身でもあるので、できるだけ費用を抑えたいと考えているのですがよろしければ教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

6, saraiさん 2010/12/01 00:09
ayakoさん、初めまして。saraiです。

実はsaraiも次の旅の準備を始めたところ。詳細はこれからブログで紹介しますが、ayakoさんと同様、パリからプロヴァンス、ニース、北イタリアを経て、ウィーン、そして、ミュンヘン、最後はニュルンベルク、ビュルツブルグ、フランクフルトとユーレイルパスでの旅を考えています。多分、4カ国6日間か8日間のパスになるでしょう。
ミュンヘンあるいはドイツの都市が絡んだ単発で日程が確定した旅ならばEuropa-Spezial ÖsterreichのようなDBの割引チケットも有利です。気儘旅やDBだけではない旅ならば、ユーレイルパスが有利でしょう。じっくり検討しましょう。それも旅の楽しみです。
何でもご相談くださいね。

7, 萩原文子さん 2011/01/27 20:32
Europa-Spezial-Osterreichでウィーンミュンヘン間の片道を買い途中ザルツブルグで下車して二泊し再度乗車ミュンヘンに行く事はできますか?

8, saraiさん 2011/01/27 22:11
記事にも書いた通り、48時間のストップオーバーが可能です。
例えば、ウィーンからミュンヘン行きの電車に乗り、12時にザルツブルグに到着すれば、そこで途中下車し、2泊して、2日後の同じ12時発の電車に乗ることが可能です。もちろん、Europa-Spezial-Osterreichのチケットですから、事前にウィーン~ザルツブルグ、ザルツブルグ~ミュンヘンの2つの電車の列車指定をして購入する必要があります。DBのサイトではザルツブルグを途中下車駅に指定し、ストップオーバーの時間を48時間(以内)と指定して列車指定してください。ザルツブルグ発の電車も列車指定する必要があるので日程には十分余裕を考えてくださいね。
なお、ザルツブルグ~ミュンヘンの単独チケットでもEuropa-Spezial-Osterreichを購入できますよ。

9, miewmiewさん 2011/02/19 23:58
sarai様

はじめまして、いつも旅行記を楽しませていただいております。

10月にドイツ・オーストリアを訪問する予定で、そのときに
ミュンヘンからザルツブルグで途中下車して1泊後ウィーンに
入る予定です。

Europa-Spezial-Osterreichはミュンヘンーウィーン間の片道でも購入は可能でしょうか?

DBのサイトから試しているのですが、ザルツブルグを途中下車駅に指定して48と入れてもザルツブルグからの列車指定ができないのです。
お忙しいところ申し訳ございませんが、お教えいただけますか?
宜しくお願いいたします。

10, saraiさん 2011/02/20 14:52
miewmiewさん、はじめまして。
初コメントありがとうございます。

ミュンヘンからウィーンまでのEuropa-Spezial-Osterreichは片道でも購入可能ですし、ザルツブルグでの48時間以内のストップオーバーも可能です。
ただ、購入は乗車の3か月前からですから、10月の乗車だと購入は7月からになります。これは席数の制限がありますから、購入可能になったら早めに購入されることをお勧めします。
なお、購入可能日は乗車日の3か月前の同日からです。

ご質問などあれば、お気楽にどうぞ。

11, tatsuさん 2011/03/24 05:24
はじめまして。鉄道予約に関してご教示ください。
ウィーンからプラハへ旅行をしようとOBBサイトで列車指定の格安チケット(往復)を予約したのですが、仕事の都合で行きの便に乗れなくなりました。
このチケットは変更/払戻し等が不可らしく、帰りのチケットだけは無駄にしたくありません。普通に考えると、予約した行きのチケットを諦めて、再度行きのチケットだけを予約し直すことになるかと思いますが、この場合予約済みの行きのチケットは、ただ無視すればよいのでしょうか?
また、旅行時には、PDFで送られるチケットを印刷したものを2枚(最初の予約往復分と再度予約した行きのみの分)もって行けば良いのでしょうか?格安航空券のように行きを使用しなかったら帰りも無効になるなんてことはありませんよね?
わかる範囲でご回答頂けたらと思います。
宜しくお願い致します。

12, saraiさん 2011/03/24 08:51
tatsuさん、初めまして。

それはご心配でしょう。ただ、saraiも未経験なので確定的なことは言えませんが、理屈上は帰りの分は使える筈です。あくまでも列車指定の割引ですから、その列車指定したチケットが使えなくなっただけで残りは大丈夫でしょう。車掌さんから何か聞かれるかもかも知れませんが、事情があって、乗れなくなったのでチケットを買い直した旨を説明すればいいでしょう。
逆のケースでDBでドレスデンとライプツィヒ間で列車指定の往復チケットを買って、行きは予定通り乗って、帰りは予定を変えようとしましたが、窓口では変更はできないと言われただけで行きの分も無効になるとは言われませんでした。帰りを買い直すだけでOKのようでした。予定通りに帰ってきましたが。

13, margareteさん 2011/07/05 19:46
ウィーンに3週間滞在中です。
ハンガリーのブダペスト行き特急RailJet
ウィーンからは全く割引なし。36euro=4300yen(1等は56.6euro)
往復切符は買わずに片道にしました。(1等)
1等席だと昼食のメニューから選んで注文すると
自分の席まで持ってきてくれます(カード支払い可)

ブダペストからウィーンは7560HUF=3500yen
窓口で 割引切符をたずねると3510HUF=1600yen
1枚だけ残っている。
1等は割引が切符ないので2等3510HUFにしました。
2等とはいってもオーストリア国鉄の最新特急なので快適


オーストリア国鉄のVORTEILScard(50%引き)を買うほど
今回は乗らないので、まあ こんなものかな。

ウィーンはアパートを借りたのでホテル代より安い。
中心部 2DK 51m2 80euro/1泊、500euro/7泊ですが
3週間滞在なので50euro/1泊でした。

14, saraiさん 2011/07/05 21:56
margareteさん、こんばんは。コメントありがとうございました。

長いご滞在、お楽しみください。ウィーンからブダペストは近いので料金も安く、旅行しやすいですね。saraiもまたブダペストに行くことを考えているので、参考にします。

ウィーンの長期滞在も考えていますので、アパート利用も参考にさせてください。10月はウィーンは10日ほどの滞在なので、普通にホテルを利用します。

また、有用な情報をお寄せくださいね。

15, パルメさん 2011/08/21 22:06
はじめまして。
割引チケットについて検索してたところ、こちらのブログにたどり着きました。

11月後半、パッサウ~ザルツブルク~ウィーンと移動する予定です。
saraiさんがご紹介くださっているEuropa-Spezial-Osterreichで予約できないものかと調べたものの、パッサウ発では適用がないのか、でてきません。
教えていただきたいのですが、上記チケットはルートは限られているものなのでしょうか?
11/22朝にパッサウを出発しザルツで1泊した後ウィーンへ移動しますので、48時間内の移動となります。

ご教示のほどよろしくお願いいたします。

16, saraiさん 2011/08/22 03:17
パルメさん、初めまして。saraiです。

パッサウからだと、ミュンヘン経由なら、Europa-Spezial-Osterreichが使えるようです。ストップオーバーの欄をひとつ増やして、ミュンヘンでストップオーバー時間を00:00と入れ、ザルツブルグで24:00と入れて、検索してください。なお、記事にも書いていますが、11月22日の予約は8月23日の朝9時頃からになる筈です。
2等で39ユーロ、1等で69ユーロのようにお得な料金です。ちなみに2等の一般料金は114.8ユーロです。
ミュンヘンまではRegional-Express、ミュンヘンからはレールジェットになります。

17, パルメさん 2011/08/22 23:05
saraiさん、こんにちは。

ストップオーバーを増やして調べてみましたら、確かにEUR39が出てきました。
直接パッサウから行くことばかり考えていましたので、お尋ねして良かったです。
時間はかかりますが、区切って購入するよりかなり安く手配できそうで勉強になりました。

ご教示有難うございました。

18, saraiさん 2011/08/23 00:21
パルメさん、こんばんは。

お役に立てれば、何よりです。旅をお楽しみください。

19, aykさん 2011/10/14 23:05
12月からフランクフルト ザルツブルク ウィーン にいきたいのですがEuropa-Spezial-Osterreichで検索しても全くでてきません。もう購入時期が遅くてチケットがないのでしょうか。
もし、違う方法などをご存知なら教えてください。

20, saraiさん 2011/10/15 05:41
まず、DBのHPに入って、frankfurtからsalzburg経由でwienまでの検索をしてみてください。なお、こちらでチェックしたところ、現在、なぜか、12月10日までのチケットしか検索できません。その範囲ではちゃんとEuropa-Spezial-Osterreichが出てきます。どうも、12月10日以降の時刻表がまだ準備されていないようですね。なお、オーストリア国鉄のHPでもONLINE TICKETを選択すると割引チケットが買えます。最近、ウィーンとリンツ間のチケットを格安で購入しました。
なお、現在、シチリアのメッシーナにいるので、十分なお答えができません。ごめんなさいね。さらなるご質問もOKですので、また、コメントしてください。

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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