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15年ぶりの新車

今回はがらっと話題が変わりますが、saraiにとっては一大イベントなので、お許しくださいね。

saraiは若い時は車には縁がなく、免許さえ持っていませんでしたが、地方都市に転勤になり、配偶者と一緒に自動車学校に通い、免許と車をゲット。
以来、車の生活も25年を過ぎました。その間、横浜に戻ってきましたが、車もそのまま一緒に連れてきました。
その一緒に連れてきた車も気がついてみれば、15歳。老化はしましたが、まだまだ元気で走っています。
でも、例の補助金につられて?、断腸の思いで愛車とお別れする決断をしました。
愛車は日産のプリメーラ。家族の思い出がぎっしりと詰まっています。
いままで、御苦労さま! ありがとう。


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朝、愛車に乗って、トヨタのディーラーさんに向かいます。
ディーラーさんに着くと、既に我がプリウスが入口に停めてあります。
やはり、新車はいいですね。
横から、前から、後ろから、ぐるっと回りながら、しげしげと見入ります。
うん、満足。
早速、書類の手続きや説明を聞いた後、いよいよ、実際に車の点検と操作説明。
15年ぶりの新車ということとハイブリッド車ということで、目新しいことばかりで、つい質問が多くなってしまいます。さすがに時代は進んでいますね。

さて、購入したプリウスをご紹介しましょう。


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グレードはS、色は真っ赤(レッドマイカ)、そして、ムーンルーフ+ソーラ。
とりあえず、純正のカーナビはなしでの納入です。
6月中に発売予定のアルパインの8インチのカーナビBIG-X X088を予約しています。saraiも歳なので、大きくて明るい液晶画面が見やすくていいですからね。

これから、電装部品など、DIYで楽しみたいなって思っています。
まずはドアミラーの自動格納、クルーズコントロール(定速走行)は既に部品入手済です。




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テーマ : DIY日記
ジャンル : 車・バイク

 

ヒラリー・ハーン+サロネン2回目@サントリーホール 2010.6.2

ヒラリー・ハーン、恐るべき凄いヴァイオリニストです。
5月30日の東京芸術劇場のあのパーフェクトだった演奏を遥かに上回る演奏をサントリーホールで聴かせてくれました。

何が違ったのか、考えましたが、気品の高い演奏に加えて、人の温かみを感じさせてくれる演奏でした。天上の音楽ではなく、血の通った人間の音楽です。
また、荒々しいところは少しもない優しげな演奏で、激しいパートも十分抑制が効いて、美しさが崩れることは決してありません。

ともあれ、演奏は最初の1フレーズを聴いただけでグッときてしまいました。もう、あとはうるうる状態。上記のような分析的な聴き方はまったく不要で、ただただ、彼女の美しい響きに身を委ねて、陶然としていました。
それにしても何という響きの美しさ!
1音1音が光り輝く滴のように、saraiの耳だけでなく、全身にふりかかってきます。

これはチャイコフスキーなのか、何なのか、もう判然としなくなります。
ただそこにあるのは、ヒラリーの奏でる美しい響きだけ・・・

第1楽章の後半のカデンツァにはいると、やっと、これは間違いなく、チャイコフスキーだと思い至ります。
なんと美しい響きでしょう。saraiは終始、緊張状態を強いられていましたが、ヒラリーは集中しつつもリラックスした演奏のようです。
会場はみな固唾をのむ緊張状態で、まるでそこに人が存在しないかのごとく、シーンと静まりかえっています、
「時間よ止まれ」状態で活動しているのはヒラリーだけ。
それにしても、サントリーホールの聴衆は日本最高の聴衆ですね。あんな聴き方を全員一致でできるのは凄いことです。

この金縛り状態のカデンツァから、いよいよ、第1楽章の終結部へと進みます。
ヒラリーはナチュラルにテンポをすっとあげていきます。
なんと見事な演奏でしょう。
saraiはもう気絶寸前です。
そして、完璧なフィニッシュ!

また、第2楽章はゆるやかなメロディーを美しい響きで奏でていきます。
とりわけ、ピアノッシモの見事なこと、言葉もありません。
夢のようにこの楽章も終わり、第3楽章へ。

小気味良いテンポの演奏はヒラリーの真骨頂。
ただ、このあたりまでくると、もうsaraiが持ちません。
あまりの緊張感の持続に耐えかねて、集中力が切れかかります。
フィナーレの高揚感とともに、茫然自失状態。

アンコールの2曲が少し高揚感を静めてくれました。

 イザイ:メランコリア
  とても静かで美しい曲です。それを完璧な演奏で飾ってくれました。

 バッハ:ジーグ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータより)
  美しくも楽しい曲です。やはり、ヒラリーのバッハは最高。
  無伴奏の全曲リサイタルをやってくれないかなあ。

ヒラリーは今日も東京芸術劇場と同じく真っ赤なドレスでした。
サイン会にも惹かれましたが、もう既にもらっているので、アンコール2曲のプレゼントのほうがずっと嬉しいなと思いながら、パスしました。

そうそう、サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団にも触れないといけませんね。

1曲目はサロネン作曲のへリックス。
さすがに2回目なので、やっと、曲がつかめてきました。
短いフレーズとリズムを繰り返しながら、古典的な展開とか変奏ではなく、複雑な響きの変化をしていく曲です。多彩な響きの変容が見事です。
似たようなコンセプトの曲では、ラベルのボレロがありますが、あんな単調さはないので、sarai好みかもしれません。
今日は面白く聴けました。
サロネンは音楽性の高い人ですね。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を挟んで、最後はシベリウスの交響曲第2番です。
大変な熱演でした。
ただ、saraiはもうヒラリーの演奏で精力を使い切ったので、ただ、ぼーっとして聴いていました。

ゴメンナサイ!!

少しだけ、印象を言うと、サロネンの指揮が静寂音から大音響まで、ダイナミックに音楽を表現しようとしていて、その意図はよいと思いますが、それについていけるオーケストラは抜群の大合奏力を誇るシカゴ響か、美しい響きの極致を演奏できるウィーンフィルなど、ほんのわずかの超1流オーケストラに限られるという感を抱きました。

で、サロネンが振るウィーンフィルのマーラー9番はどうなるでしょう。
音楽ファンとしては、ますます興味津津になりました。

あっ、それとヒラリー・ハーンの次の来日コンサートは来年の3月にあるようですね。また、楽しみになりました。



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この記事へのコメント

1, ハルくんさん 2010/06/05 08:37
おはようございます。

ヒラリー良かったみたいですね。このコンサートも聴きたかったのですが、平日なので断念しました。
サロネンも数年前にLAの本拠地でロスフィルとのマーラー7番を聴いてとても良かった記憶が有ります。でもやはり9番はウイーンフィルで聴きたいですよね。チケットGET頑張りましょう!

2, saraiさん 2010/06/05 14:35
コメントありがとうございます。

ヒラリーはますます進化しています。
CD以上にライブは最高です。
マーラーの9番はウィーンフィルの美音で聴きたいですね。
でもチケット高いですね。破産です。

3, ひろし@杉並さん 2010/07/06 22:48
はじめまして。ヒラリー・ハーンを検索していたら、たまたま遭遇しました。6月2日のサントリー、私も行きました。私的には今シーズン、もっとも感動したコンサートでした。マーラーの9番、ロンドン、サントリー、両方行くつもりです。財布はピンチですが…。

4, ひろし@杉並さん 2010/07/06 22:49
はじめまして。ヒラリー・ハーンを検索していたら、たまたま遭遇しました。6月2日のサントリー、私も行きました。私的には今シーズン、もっとも感動したコンサートでした。マーラーの9番、ロンドン、サントリー、両方行くつもりです。財布はピンチですが…。

5, saraiさん 2010/07/07 13:52
はじめまして、はじめまして、saraiです。
コメントありがとうございます。

ヒラリー、感動でしたね。来年の3月も行きましょう。
いま、チューリッヒでオペラ見てます。
昨夜は「魔弾の射手」、今日は「ばらの騎士」、さすがに高いレベルの公演です。

ではまた。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

       ヒラリー・ハーン,  

久し振りの受験!?

大学受験以来だから、試験を受けるのは何十年ぶりだろう!!

その間、企業内では昇格試験(結構、地獄だったりしたが・・・)くらいは受けたが、試験らしい試験は受けてこなかった。

で、この日曜日に資格試験を受験しました。
その資格は電気工事士2級。
何故電気工事士かっていうと、求職活動とかではなくて、saraiの本当に打ち込んでいる趣味といえば、クラシック音楽。その音楽を聴くためには、オーディオが必要であり、そのベースとなるのは電気設備。自分で自由にかつ合法的に自分の納得のいく工事を行うために資格をとることにしたわけです。

日曜日はまず筆記試験。
この試験に向けて、何ヶ月も準備し、さらに木曜日からは年休をいただき、最後の3日間のダッシュ。
そこまでしないと合格できないかと笑われそうですが、配偶者からも、理系人間のプライドがあるのなら、ただ合格するのではなく、高得点で合格しないと恥ずかしいと言われ(からかわれ?)、結構、むきになっていたわけです。

試験当日は晴れ。十分に時間の余裕を見て、家を出発。
配偶者も一緒。といっても、保護者の付き添いではなく、たまたま、出かける方向が一緒だったからです。

試験地は東海道線の辻堂駅近くの湘南工科大学。
現地に着くと、ずい分大勢の受験者が集まってきました。
もちろん、saraiはかなり高齢の部類。自分より年上の人はほとんど見当たりません。

簡単な事前注意があり、1時から試験開始。
全50問あり、30問以上正解が合格ライン。
例年に比べて今年の問題は結構難しいですが、時間はかかるものの順調に問題をこなしていきます。
一応、パーフェクトペースです。
これはいいと安心したのもつかの間。

残り20問の配線問題にはいります。
なんじゃこれは・・・?
通常の木造住宅ではなく、見たこともない集合住宅の共用部分の配線図。要は集会所とかポンプ室とかです。
ここに至り、頭をひねり、見たこともない記号と格闘。
試験開始後1時間が過ぎ、退出可能時間がきてもまだまだ。
それでも粘りに粘り、40分ほど試験時間を残し、解答完了。

この時点でもちろん合格ラインは確保しましたが、目標の高得点の自信はぐらついていました。
気分の重いままの帰宅になりました。

で、夜になって、ネット上に公開された解答(誰かが問題を解いて、公開してくれたもので試験機関の正式な解答ではありませんが、一応、信頼できます)とどきどきしながら、自己採点。
まず、10問目までは正解。
次の20問目までも正解。
さらに30問目まで正解。
ここで合格ラインクリアーです。
ここから問題の配線問題。
何と40問目まで正解。
さらに45問目までも正解。
そして、何と何と、最後の50問目で遂につまずきました。

結果的に98点の高得点で面目を保ちました。
ちと、惜しかったですが、贅沢は言えませんね。

ただ、来月末は次の実技試験が待っています。
これはまったく準備していなかったので、これから猛ダッシュが必要。
頑張らなくては・・・



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テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

 

37年の感傷・・・

いよいよ、saraiも来週いっぱいでリタイアします。

今の会社に学校を卒業して、すぐに就職して以来、
37年です。
いろんなことが頭の中に想起します。
自分の思いに忠実に(一般的には、それをわがまま勝手というらしい)仕事をしてきて、まわりと衝突して(一般的にはまわりに迷惑をかけてというらしい)、その度に助けてくれる人にも恵まれたせいで、途中で会社を辞めないですみました。

そして、最後にたどりついた今の職場の仲間が昨夜、送別会を開いてくれました。
宴も終わり近く、月並みではありますが、大きな花束をいただきました。


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もらうまでは、あんな花束なんてと思っていましたが、いざ、実際にもらってみると、本当に永く働いた職場を来週で去るという実感がこみあげてきました。

優しく送り出してくれる職場の仲間に感謝!です。

そして、saraiを支え続けてくれた配偶者にも感謝!です。

もう今後は働くつもりはありませんが、何らかの形での社会還元といったら大げさになりますが、親しい方たちを通じて、ヴォランティアでsaraiの能力を活かした貢献ができればと考えています。

もちろん、自分自身のためにも輝かしい未来に前進したいとも思います。
当面は3つ。
1つ目は、ちゃんと電気工事士2級の資格をとること。
2つ目は、リタイア後の7月の旅、これは今までで最長の旅(17日間)になりますが、スイス・オーストリアを満喫してきたいと思います。
3つ目は、リタイア後の足として購入したプリウスを使いやすく安全な形に仕上げて、国内の温泉巡りや帰郷などに活用することです。



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テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

 

スイス・オーストリアの旅(企画・準備編):スイスでの過ごし方①

次の旅(スイス・オーストリアの旅)もいよいよ出発が1ヶ月前になり、詳細を詰めていく段階になりました。

まずはチューリッヒ滞在の3日間です。

3日間とも夜はチューリッヒ歌劇場でオペラ鑑賞をしますが、この3日間は、ベルンに出かける日、バーゼルに出かける日、チューリッヒで過ごす日に当てることになります。それらは出かける目的やオペラの開演時間などを考えて、基本的に

7月6日 ベルン
7月7日 バーゼル
7月8日 チューリッヒ

と考えています。
が、天候だけはどうにもならないので、天候次第では、現地で予定の変更もあるかもしれませんね。

ベルンに出かける日は・・・
チューリッヒからはICで1時間(1時間に2本)。
8時台の電車には乗りましょう。

 8:00チューリッヒ発⇒8:57ベルン着
 8:32チューリッヒ発⇒9:29ベルン着
 9:00チューリッヒ発⇒9:57ベルン着

ベルンは、U 字型に蛇行するアーレ川に囲まれた緑と花の豊かな町です。
で、ここを訪れる最大の目的は、2005年にオープンしたパウル・クレー・センターでクレーの作品群に出会うことです。ここにはクレーの全作品中40%を占める4000点以上が所蔵されています。クレーファンには堪らない聖地です。
また、この美術館の建物もイタリアの有名建築家レンゾ・ピアノが設計した斬新なものだそうです(ピアノは日本の関西空港を設計した人です)。これも楽しみですね。

ここにあるクレーの作品ですが、とりわけ、彼の最高傑作「パルナッソス山へ」を見ることが楽しみです。


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いつかはこの絵を見たいと思い続けていました。いよいよ見られるかと思うともうワクワクします。

そうそう、もう1枚の最高傑作「ドゥルカマラ島」も見逃せませんね。さきほどの絵と同様にクレーの絵の中では、異例に大きな絵だということです。


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あとはシンプルな線画で描かれたクレーの天使にも多く出会えるはずです。
まあ、クレー三昧で、saraiの目には美味しい贅沢なランチとなるでしょう。

まずは、中央駅から12番のバスに乗って、パウル・クレー・センターに向かいましょう。10分ほどで行けるようです。結構近くて、徒歩でも「クレーに向かう小道」で行けるそうです。天候次第では、これもいいですね。

クレーの絵画を堪能したら、バスで町の外れまで戻り、バラ公園に行きます。ここは、高台になっていて、美しいベルンの旧市街を見渡すことができるそうです。ここで、昼食を食べながら、ゆっくり町を眺めたいですね。もっとも、クレーセンターのカフェでも1000円くらいのランチもあり、美術館のお隣りにも高級感漂うレストランがあるそうですから、時間によってランチをどこで楽しむか、臨機応変に考えましょう。

このバラ公園からは、ゆっくり町の中を散策しながら、駅に戻りましょう。ベルンの旧市街には噴水がたくさんあるそうなので、そこここに点在する噴水を楽しみながらの古都散歩になることでしょう。

この日の夜のオペラ「魔弾の射手」は7時半からなので、3時過ぎの電車には乗りたいものです。オペラはsaraiと配偶者の2人で行きます。

 15:02ベルン発⇒15:58チューリッヒ着
 15:32ベルン発⇒16:28チューリッヒ着

次の日のスケジュールは次回で。



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スイス・オーストリアの旅(企画・準備編):スイスでの過ごし方②

さて、次の旅(スイス・オーストリアの旅)のチューリッヒ滞在のスケジュールの続きです。

バーゼルに出かける日は・・・
チューリッヒからはICで1時間(1時間に2本)。
やはり8時台の電車には乗りましょう。

 8:02チューリッヒ発⇒8:57バーゼル着
 8:34チューリッヒ発⇒9:27バーゼル着
 9:02チューリッヒ発⇒9:57バーゼル着

バーゼルは、フランスとドイツとスイスの国境がある町でそのモニュメントも観光名所になっているそうです。
が、ここを訪れる最大の目的は、ココシュカの「風の花嫁」を見ることです。生涯にわたり手を加え続け、あまりの厚塗りで、絵の具が剥げ落ちるのを防ぐために門外不出の作品なのですから、ここへ行かなければ絶対に見られないのです。
やはり、駅に着いたら、トラムでバーゼル市立美術館に直行し、この絵と対面したいものです。


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今回の旅の目的地をスイスにしたのは、この絵を見るためです。
saraiにとって、スイスは風光明媚なアルプスの国ではなく、「風の花嫁」のある国といっても過言でないほど、この絵に恋焦がれてしまいました。
この絵に描かれているのは決して結ばれることのなかったココシュカとアルマ(マーラーの妻だった)の2人。
ウィーンの世紀末芸術を代表するココシュカの究極の愛を描いた作品の前にsaraiがやっと立てる・・・。もう、今から感動しています。

スイス国鉄のバーゼル駅からバーゼル市立美術館は2番のトラムに乗って、4分。
チューリッヒ往復の鉄道とバーゼルのトラムと美術館のチケットがセットになった10%割引セット券がスイス国鉄の窓口で買えるそうなので、それを利用したいと思います。

「風の花嫁」と対面した後は、旧市街をブラブラとお散歩です。大聖堂の塔に登って、バーゼルの街やドイツの黒い森を眺めるも楽しいでしょうね。
ランチは美術館のビストロでも食べられそうです。
時間があれば、トラムに乗って三国国境モニュメントを見に行ってもよいですね。多分、無理そうですが・・・。国境の街なので、入口がドイツで出口がフランスなんていうレストランもあるそうです。そういうところでのランチも思い出にはなりますね。

ところで、この日は今回のチューリッヒのオペラで1番期待しているルネ・フレミングの出るR・シュトラウス「薔薇の騎士」が早い時間に始まるので、早めにチューリッヒに戻って、ゆっくりと準備しないとね・・・。
で、2時過ぎにはバーゼルを出たいものです。
オペラはsaraiと配偶者の2人です。

 14:07バーゼル発⇒15:00チューリッヒ着
 14:33バーゼル発⇒15:26チューリッヒ着

次の日のスケジュールは次回で。



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スイス・オーストリアの旅(企画・準備編):スイスでの過ごし方③

さて、次の旅(スイス・オーストリアの旅)のチューリッヒ滞在のスケジュールの続きです。

チューリッヒで過ごす日は・・・
リマト川沿いに発展した旧市街をブラブラ散歩しましょう。1~2時間ほどで歩き廻れるようです。その中では、聖母教会のシャガールのステンドグラスとバラ窓は見逃したくないですね。
もちろん、チューリッヒ湖も楽しみたいです。1時間半程のちょっとした遊覧もあるようです。
ところで、どの観光案内書にも「バラの町ラッパーズヴィル」が素敵で、遊覧船で4時間の旅で行けると書いてあるのですが、これ以上の情報がほとんどないのです。saraiの姉がバラ作りを趣味としているので、連れて行けば大喜びすると思うのだけど、4時間もかかるのでは到底無理ですね。半分諦めかけながらもネットで調べていると、なんと電車で行った人の話に辿り着きました。ヤッタネ!しかも、この電車はしょっちゅう出ていて、湖畔沿いに走り1時間足らずでラッパーズヴィルに到着。ラッパーズヴィルにはバラ園が3つもあり、湖上に突き出た橋の上を散歩することもできるそうです。
これに決定ですね。午前中に街中を散歩し、昼食を持って電車に乗りラッパーズヴィルへ・・・というのがよさそうですね。ま、朝一でラッパーズヴィルに行って、戻ってから街中を散歩というのもいいかな。
すべては天候次第。神の意に従うしかありませんね。

チューリッヒ美術館は気になるところですが、これは時間あればという感じですね。本当は個人の美術コレクションであるビュールレコレクションが1番行きたいところですが、残念ながら、少なくとも、今年の8月まではCLOSEDというインフォメーションがそのサイトに出ています。有名なルノアールのイレーヌ嬢の絵が見たかったなあ。ルノアールの少女を描いた作品のなかでも最高の1枚ですね。実はこのイレーヌ・カーン嬢の絵画は現在、日本で公開中です。ただ、大阪でのみ展示だとのことで、saraiも見には行きたいなあとは思っているんですが、スケジュール的に難しそうですね。お近くのかたは是非、見に行かれて、感想をお寄せください。

この日の夜は4人みんなでオペラ「カルメン」を見に行きます。開演は7時。
それなりにホテルに早く戻って、おしゃれしたりする準備も必要ですね。

この3日間は夜がオペラなので、食事の時間が難しいです。
いつものパターンだと、お昼のランチできっちり食べて、夜は軽くケーキ・コーヒーなどのスイーツか軽食でも食べ、オペラの後でホテルの部屋で夜食ということになります。
ですから、ランチが重要ですね。スイスと言えば、チーズフォンデュとか名物料理もあるので、それらを楽しむためには、これから、詳細なグルメのチェックも必要です。

スイスは大体、こんなところで、あとはザルツブルグ周辺についてのスケジュールを詰めます。



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フィナーレ、そしてスタート

先週、既に書いたようにsaraiもいよいよリタイア。

で、遂に今日がその日でした。

1日は机の中を整理(要は中身を捨てる)して、たんたんと過ぎ去ります。
毎日使い続けたPC2台も廃棄(HDDの内容を完全に消去)。
もう、メールも受け取れなくなり、完全に会社とは縁の切れた思いになります。

その頃、自宅には心優しいかたからの心のこもったバラの花が届いていました。


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会社でも、お付き合いのあった会社のかたから大きな花束をいただきました。
その花束は配偶者が綺麗に生け直してくれました。


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会社の上司とは必ずしもそりがあってきたとは言い難いsaraiですが、部下や周りのかたには結構、大事に思っていてもらったのかも・・・(そう、思いたいですね)

今週も気のあったかたたちとの送別会が続きましたが、まだ、リタイア後も送別会が続きます。みなさんに感謝の思いです。

気持ちのいい形でフィナーレを迎えられましたから、これからは輝かしい未来に向かってスタートしましょう。

まあ、saraiのことですから、明日からは3日連続のコンサートでお祝いしちゃいますね。
明日は語呂合わせではありませんが、マーラーの「復活」でスタートを切ります。
明日からのコンサート報告もお楽しみに。

では、人生の第2幕が始まります。



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マーラー「復活」 by インバル&東京都響@サントリーホール 2010.6.19

saraiのリタイア後のコンサート第1弾は東京都響の定期演奏会@サントリーホールです。

それも楽しみにしていたインバル指揮のマーラーの交響曲です。
マーラーのなかでも好きな第2番「復活」です。

今日は土曜日だし(もう平日でも同じことですが・・・)、早めにサントリーホールのあるアークヒルズに向かい、早めに夕食。3階のカレー屋さん。これで3階のレストランもほとんど食べました。結構、ユニークなレストランが多いですね。

ともあれ、サントリーホールに入館。いつものステージに向かって左手の前方の席につきます。

今日はさすがにステージにあふれんばかりの大編成オーケストラ。
それにステージ裏の客席が合唱団席のようです。

今日のコンサートマスターはソロコンサートマスターの矢部達哉。ヴァイオリンソロがはいりますから、彼の登場は期待できます。

で、いよいよマエストロ、インバルの登場です。初めて生で聴きます。
巨体をゆすらせながら、貫祿です。

「復活」は5楽章構成。
独唱は
 ソプラノ:ノエミ・ナーデルマン
 メゾソプラノ:イリス・フェルミリオン
合唱は
 2期会合唱団

第1楽章、ものものしい低弦の出だしが印象的ですが、やはり、都響のストリングセクションは今日も素晴らしい響きに満ちています。ちょうど、席が第1ヴァイオリンのど真ん前のせいもありますが、第1ヴァイオリンの演奏の充実していることがこの曲の劇的さを引き出しています。ただ、以前、この都響の「復活」を故ベルティーニ指揮で聴いたときに比べると、細部の磨き上げという点では少し物足りない感じはあります。これは指揮者の個性でしょう。
ただ、さすがに曲の構成力はきっちりしており、なかなか感動的な演奏です。

第2楽章はやはり弦セクションの活躍で美しい響きが気持ちよく聴けます。

この楽章の終わったところで、指揮者がいったん退場し、合唱団がステージ裏の客席に並びます。
そして、最後に最前列の席に2人の女声独唱がつきました。てっきり、ステージの一番前で歌うと思っていたので、遠くて、大丈夫かなって思いました。

で、再び、インバルが登場し、第3楽章から再開。
まずは穏やかな弦の合奏から始まり、指揮者も弦の奏者も軽く笑みを浮かべ、なごんだ感じでリスナーも気持ちの落ち着くところです。
最後は厳しい楽想になって、すぐに次楽章に突入。

第4楽章はメゾソプラノの独唱からはじまりますが、フェルミリオンは豊かな声量でホールに美声が響きます。もう少し、強弱をつけて、哀感があればとも思いますが、感情のこもった歌唱で好感を持ちました。
この短い楽章に続いて、最後の楽章です。

第5楽章はいつ聴いても、この「復活」はこの楽章がすべてだと思ってしまいます。それまでの4つの楽章はこの第5楽章への序奏に過ぎないという感が否めません。それほど、この楽章は圧倒的です。

オーケストラだけで徐々に盛り上げ、途中からは、狂ったように走り出します。
そして、金管で吹かれ始める復活のテーマは印象的で感動的でさえあり、その先の素晴らしい展開を予感させます。
で、合唱団が立ち上がり、いよいよクライマックスが近づきます。
まず、低い音量の歌唱が始まりますが、潜在的な熱情・パワーは十分伝わります。
合唱部とオーケストラ部が繰り返されながら、最後はそれらが一体となり、パイプオルガンも加わり、復活のテーマが大音量でホール全体を包み込みます。

まさにマーラーワールド。この圧倒的な音楽の力に誰しも感動なしにはいられません。

saraiの目からも熱いものが溢れ出てきます。頭は真っ白です、

そして、フィナーレ。

もう少し、静寂を味わいたかった。みんな頭が真っ白になるほど感銘を受けたのなら、静かに余韻を楽しもうよ!! 拍手も不要な素晴らしい演奏だったじゃないか。

インバルの冷静に曲を構築する力と都響の弦楽セクションをベースとした卓越した演奏力に脱帽のコンサートでした。

saraiの期待を上回る演奏で、退職後初の記念すべきコンサートは涙・涙で幕を閉じました。

明日は大好きな庄司紗矢香のプロコフィエフ。楽しみはつきません。


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庄司紗矢香+東響@ミューザ川崎 2010.6.20

今日は久しぶりの庄司紗矢香のコンサートで、楽しみにしていました。

彼女は東響交響楽団の定期公演のソリストとしての登場です。
ホールはミューザ川崎。以前はこのホールの会員でしたが、このところ、ご無沙汰でした。

で、まごまごしながら自分の席につきましたが、3階席中央の席で、ステージは遠い。
このホールはご存じの方はお分かりでしょうが、本格的なワインヤード型で、しかも客席の傾斜がかなりあるので、3階席ともなると、ずっと下のステージを見下ろす感じになります。

で、本日のプログラムは以下のとおりです。

 ワーグナー:楽劇「パルジファル」第1幕への前奏曲
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 作品63
  <アンコール>
    J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第1番から<アルマンド>
 ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73

演奏は

 指揮:マーク・ウィグルスワース
 ヴァイオリン:庄司紗矢香
 オーケストラ:東京交響楽団

予習したCDは

 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番
  スターン、メータ、NYフィル
   あんまりスターンに向いた曲ではありませんが、さすがに美音。
   第2楽章はそもそもあまりプロコフィエフっぽくないので、
   かえってスターンの綺麗な演奏が活きます。

 ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
  ヴァント、北ドイツ放送交響楽団
   立派な演奏ですが、ヴァントだということで期待すると
   もうひとつ面白みに欠けるという感じです。 

で、ホールがほぼ満員になったところで、まずは最初の曲目、パルジファル前奏曲。
いかにもワーグナーらしい響きが3階席まで満ちてきます。なかなか音響の優れたホールですね。
徹頭徹尾、厳かさに満ちた響きに包まれ、音楽の世界に導かれます。

で、次はいよいよお目当ての庄司紗矢香
今日は真紅のロングドレスに身を包み、颯爽と登場です。
ただ、3階席だと遠くてあまり顔の表情がつかめないのが残念です。

曲はまずヴァイオリンのソロから始まります。
低音から高音までバランスがよく、深い響きです。
今使っているストラディヴァリウス”Recamier”の特徴でもありますが、
どうやら、以前に比べて、すっかり、このヴァイオリンを弾きこなすようになった印象です。
以前は少し高音に不満がありましたが、今は高音もよく響き、文句なし。

第2楽章にはいると、オーケストラをバックに独奏ヴァイオリンが実に美しい旋律を奏でていきます。
うっとりとするところ。全曲中の白眉ともいえますが、これがプロコフィエフとはとても思えないのも事実。
でも、まあ、いいでしょう。美しくて悪いわけありませんね。
庄司紗矢香もこんなフレーズも素晴らしく、弾きこなすようになりましたね。
高音の響きがよくなったことも一因でしょう。

第3楽章は後半にはいると、俄然、プロコフィエフっぽく、細かいリズムのフレーズでばりばりと突き進んでいきます。
このあたりは庄司紗矢香の真骨頂でしょう。大変、切れのある演奏です。
そして、そのまま、フィナーレ。

大満足といいたいところですが、なにせ3階席からだと、ヴァイオリンの響きはとらえられるものの、とても細かい演奏のニュアンスまでは分かりません。
もっと、ステージ近くで微細な演奏の機微を聴きたかったところ。
というところで、庄司紗矢香の今については次のリサイタルまで評価は持ち越しにしましょう。

次の機会はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタのリサイタル。
CDも久しぶりに出るそうで、期待は大です。

そうそう、アンコールのバッハの無伴奏はとても個性的でよかったと思います。
やはり、彼女には、持って生まれた音楽の感性があるようです。
ファンとしては、技術ももちろんですが、この音楽性が一番の魅力です。
ヒラリー・ハーンのパーフェクトなバッハとまた違って、心のこもった魂の音楽を感じます。

休憩後はブラームスの2番。
よく響いて、期待以上のブラームスでした。
特に弦楽セクション、特に高音(ヴァイオリン)の響きが美しく、木管もなかなかでした。
フィナーレは結構しびれました。
まあ、難をいえば、いろいろありますが、楽しめたブラームスでした。

で、また、明日のコンサートはオール・ブラームス。
頭の中がブラームス1色になりそうです。


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この記事へのコメント

1, ユノチさん 2010/06/21 08:29
saraiさん、おはようございます。
昨夜も素敵な時間を過ごされたようですね。

庄司紗矢香さんは、私も好きなヴァイオリニストです。
昨年?一昨年?のサンクトベテルブルグとのチャイコフスキーは
本当に感動的な演奏でした。
プロコ聴いてみたいです。

今日もブラームスなんてとっても贅沢ですね!

先日名古屋で聴いたウイーン響のブラームスも素晴らしかったです。

これからsaraiさんの過去ウイーンブログを参考に
おいしいものや美術館巡りなどの計画をしようと思っております。

リタイアされたこれからの時間を
ますます素敵にお過ごしなさってくださいね!

2, saraiさん 2010/06/22 01:32
ユノチさん、こんばんは。

たびたびのコメントありがとうございます。
そうです。テミルカーノフとのチャイコフスキーは彼女の成長を感じさせられたよい演奏でした。

ルイージ+ウィーン響は聴きたかったんですが、残念ながら、ヒラリー・ハーンと重なり、断念しました。次の機会には聴きたいですね。

当ブログを参考にしてもらえば、こちらも励みになりますよ。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

       庄司紗矢香,  

イヴァン・フィッシャー+ブダペスト祝祭管@東京オペラシティ 2010.6.21

音楽は感動以外に喜びも与えてくれる。
そういうことを思い起こさせてくれるコンサートでした。

今夜は東京オペラシティでのイヴァン・フィッシャー指揮のブダペスト祝祭管弦楽団のコンサートに出かけてきました。
バルトークの作品集のCDでお馴染みだったの(なかなか水準の高い演奏がロープライスでゲットできます)と、例の英国グラモフォン誌での世界のベストオーケストラで堂々9位にランクされていたので、ちょっと、ミーハー気分で聴くことにしました。

本日のプログラムはオール・ブラームスで以下のとおりです。

ブラームス:ハンガリー舞曲 第7番 ( I.フィッシャー編曲)
ブラームス:ハンガリー舞曲 第10番
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 (ヴァイオリン: ヨーゼフ・レンドヴァイ)
 <アンコール>
  パガニーニ:パイジェッロ「水車屋の娘」の“わが心もはやうつろになりて”による変奏曲

 -休憩-  

ブラームス:交響曲第4番
 <アンコール>
  ロッシーニ:クラリネットの序奏を伴う変奏曲
  バルトーク:ルーマニア民俗舞曲より“第6曲“

予習したCDは以下のとおりで少しサボり気味です。いかんですね!

 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
  ヒラリー・ハーン、マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団
   何度聴いても現代的な演奏で素晴らしい。
   でも、今のヒラリーならさらに充実した演奏をするだろう。
   また、ライブで聴きたいものです。
 ブラームス:交響曲第4番
  予習なし。
  予定では久しぶりにワルター+コロンビア響を聴くつもりでしたが聴く時間的余裕なし。 

このコンサートは直前に割引の得チケが出ていたので、随分、観客席ががらがらかと思っていたら、ホールがほぼ満員状態。
で、まず、オーケストラの入場。ここもコンサートミストレス。最近のヨーロッパのオーケストラも女性の進出が急ですね。

で、いよいよ、イヴァン・フィッシャーの登場。にこやかで人のよさそうな柔和な表情のかたです。saraiは生で見るのは初めて。
ところで、なぜ、わざわざイヴァン・フィッシャーとファーストネーム付きで書いているかと言えば、やはり指揮者で有名なお兄さんのアダム・フィッシャーと区別するためです。

出てきたと思ったら、さっとすぐに最初の曲目、ハンガリー舞曲を始めます。
クラリネットが活躍するハンガリーっぽい軽妙な曲。
演奏もいい意味で、場末のワイン酒場での演奏みたいで、度肝を抜かれます。
これがハンガリーのオーケストラかって感じで、他のオーケストラとまるで違います。
次もハンガリー舞曲で同じようなノリです。
まあ、正直、あっけにとられました。
そりゃ、天下のウィーン・フィルだって、軽いウィンナーワルツをやるんだから、同じといえば、同じですが・・・
一体、この先、どうなるんだろうと興味津々で不安が少し。

で、次はヴァイオリン協奏曲。
ヴァイオリンはレンドヴァイ。
まったく知らない人です。
髪もじゃもじゃの音楽家っぽくない感じです。

しかし、まあ、人は見かけによらないものですね。
第1楽章こそ、少し、荒っぽい演奏でしたが、
第2楽章の素晴らしい木管(特にオーボエ)の演奏に続き、素晴らしくロマンチックなヴァイオリンを聴かせてくれました。
また、第3楽章も少し、荒っぽい演奏でしたが・・・
やはり、男性はロマンチストが多いのかしら?
まるで、オペラの「愛の妙薬」のネモリーノ(パヴァロッティが演じる)を彷彿とさせる感じで、見かけとうらはらなロマンチストという感じです。

でも、彼のアンコール曲は圧巻でした。曲芸的な技巧と美音で満場の観客をすっかりと魅了しました。何故か、この曲の中間部には「さくらさくら」が挿入されており、大喝采!

この後、休憩をはさんで、ブラームスの第4番です。
異色のブラームスではありますが、大変に素晴らしい快演です。
ドイツ系のオーケストラだと、木漏れ日のなか、静かに悔悟を込めて人生を振り返るという感じの渋い演奏になりますが、このオーケストラはまったく違います。
イタリアの明るい陽光の下、トスカーナ平原を丘の上から見下ろしながら、自分の人生を懐かしく思い出すという感じで美しくも明るい演奏です。
それでいて、しっかり、ブラームスになっています。
木管が素晴らしいので、それもアンサンブルに花を添えます。
この曲でフルートにこんなに注目して聴いたのは初めてです。

また、イヴァン・フィッシャーの指揮もリズミックで、テンポの動かし方も絶妙。
もちろん、強弱のダイナミズムも強烈で、美しさも激しさも兼ね備えた曲に仕立て上げており、これはこれで見事な演奏でした。

うるうるくる演奏ではありませんが、聴いていて、音楽の喜びで体中がいっぱいになりました。幸福感につつまれるのもコンサートの楽しみのひとつですね。

やんやの喝采のあと、アンコール。
ロッシーニの曲、知らない曲ですが、まさにロッシーニのオペラを彷彿とさせる節回しの曲で、オーケストラのメンバーが次々と独奏するのも楽しく、先程、協奏曲で登場したレンドヴァイまで再登場したのはご愛嬌。
それにしても、クラリネットのうまいこと。
本当にこのオーケストラは木管、そしてホルンが上手い。
管の上手いオーケストラは超1流オーケストラですね。
もちろん、弦は素晴らしく上手かった。一人一人の個人能力が高く、アンサンブルもその上に素晴らしい。
何をやらせても素晴らしく弾きこなす能力を持ったオーケストラです。

で、最後にバルトーク。
そうです、saraiはこれが聴きたかったんです。
どうして、saraiの希望が分かったんだろう。
もう、これは何もいうことのない演奏。
満足以外の何者でもありません。
今日1番のプレゼント、サプライズでした。

だって、オール・ブラームス・プログラムだから、当然、アンコールもブラームスでしょう。
そう、思っていました。
でも、バルトークが聴きたかったんです!!



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この記事へのコメント

1, かまたひろたかさん 2010/06/22 12:22
大見得きって、派手で、起伏の激しいブラームスでしたね。こういうのもたまにはいいと思います。いつもエキサイティングで個性的なサウンドを聴かせてくれるオケで、来日を楽しみにしています。

やはり最後のバルトークかな。2000年の時はオケコンをやってくれたんですが。メインでバルトークを聴きたいです。

2, saraiさん 2010/06/23 00:04
かまたひろたかさん、初めまして。

コメントありがとうございます。
かまたさんのブログものぞかせてもらいました。
随分、このコンビを聴き込まれているのですね。
かまたさんの感想に全面的に同意です。

バルトーク聴きたいですね、メインで。
何でもいいですが、とりわけ、「弦と打とチェレスタのための音楽」が聴きたいものです。

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プリウスにようやくナビ

プリウスは4カ月半待ちでの納車でした。

待っている間にカーナビも新機種が登場。
当初はアルパインのHDDナビのVIE-X08を取り付ける予定でいました。
しかし、ふらっと立ち寄ったスーパーオートバックスみなとみらい店でアルパインのかたから新機種の情報を教えていただき、すっかり新機種に気持ちが移ってしまいました。
ポイントは従来の7インチから、新機種は8インチと液晶画面が大画面化することでした。

で、即、新機種の予約。
だって、saraiも歳なので、大きな画面のほうが見やすいですからね。

しかし、そのため、ようやく待ちに待ったプリウス納車時には、そのカーナビはまだ未発売。
しばらくはカーナビなしということになりました。

で、待つこと暫し。
今月の12日の発売と同時にやっと入手。
新機種は
 アルパイン BIG X(X088)
です。

装着はディーラーさんにお願いしてあったので、1週間後に装着完了。


kYdtb8AiLpa55b.jpg



実は初のカーナビなので、大きさの違いはあまり実感できていませんが、写真のとおり、かなり大きいようです。

まだ、豊富な機能を勉強中です。
バックカメラ、IPOD接続、携帯のBLUETOOTH接続、・・・

とりあえず、音楽好きのsaraiとしては、プリウスの静かな車内での高音質のCDやIPOD再生を喜んでいます。
初音楽はヒラリー・ハーンのバッハのヴァイオリン協奏曲。
素晴らしい響きに日々、感動しています。



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プリウスDIY作戦1:オートリトラクタブルドアミラー

さて、マイプリウスもカーナビも取り付け、いい感じですが、
まだまだ欲しい設備はあります。

カーナビ取り付けに先立って、生まれて初めて、車のDIYにチャレンジしてみました。

まずは軽いところで、オートリトラクタブルドアミラーを装着します。
これって、要はドアミラーの自動開閉です。
もちろん、ボタンを押せば、開閉できますが、結構、面倒ですね。
この装置を装着すると全自動でドアミラーを開閉してくれるので、楽々です。
それ以外にも利点もあります。
プリウスに限りませんが、ドアのロックって、何か不安です。
特に昔の車に乗っていた感覚でいえば、ロックはキーを差し込んで、確実に確認していたので安心でした。
それが今はドアの取っ手に触れるだけでロックですから、本当にロックできたか分かりません。

で、オートリトラクタブルドアミラーです。
これを装備すれば、ドアロックと同時に自動的にドアミラーが折りたたまれます。
ドアロックが目で確認できて、安心です。
また、車に乗って、メインスイッチを押すと、そのドアミラーが自動的に開きますという優れものです。

この設備のパーツがヤフオクで2000円ちょっとで出品されています。
あとは自分で取り付ければいいわけです。
(もっとも、取り付けに必要なカーDIYツール”電工ペンチセット”なるものも購入しました。これも2000円ほどしますが、ただ、これは今後とも使えますからね。)

とはいえ、取り付けマニュアルだけでは取り付けは初心者のsaraiにとってはなかなかの作業。
まず、下の写真の内装を2か所外さないといけません。
これが分からない。


X4Hl16pCoyc8b5.jpg



苦労惨たんの末、それぞれネジが見えないところに一つずつ付いていることが分かり、
後はかなり強引に引っ張ると外れました。
ふーっ!!!

後は取り付けだけですが、ギボシなるものとエレクトロタップなるもので配線接続。
電気には自信がありましたが、車の特殊な世界は初体験。
何度か、失敗しながら、ネットの解説を参考に完成!

見事に自動開閉するようになりました。
これって、便利です。



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プリウス DIY作戦2:クルーズコントロール

さて、マイプリウスへのオートリトタクタブルドアミラーの成功に気をよくして、次はクルーズコントロールの装着です。

そもそも、saraiのマイプリウスの仕様は
 グレード:S、レッドマイカ(赤)
 オプション:ムーンルーフ・ソーラー付き、寒冷地、革巻きスポーク
ということで、上のグレードのGのツーリングタイプにもかなり肉薄しています。

不足しているのは
①クルーズコントロール
②シートカバーの質の差
③ランプがSは普通のハロゲンに対してGTはLED
④ホイールサイズ

②のシートカバーは今のが少し汚れたところで、社外品のシートカバーを取り付ければいいでしょう。
③のランプはHIDにするつもりです。
④のホイールですが、これは現行でもいいかな。必要ならインチアップは可能です。

で、今回はまず、①のクルーズコントロールの取り付けがDIYの第2弾。

クルーズコントロールというのは、高速道路で設定したスピードで定速運行する装置です。長距離ドライブでは便利かも。

これもまずネットでパーツを7000円ほどでゲット。パーツ自体はすべてトヨタ純正のパーツですから、安心です。

で、早速、取り付け作業。
まず、念のため、バッテリーを外します。バッテリーの位置はすぐに現れましたが、マイナス側の配線を外すためにバッテリーを少しずらそうとすると、ボルトが固くて固くて、閉口しました。

次にステアリングのエアバッグを外そうとすると、外すためのロックピン(針金)のどこを押せばいいか分からない。結局、見えないところをドライバーで押し込むのでした。

あとは配線はきているので、パーツとつなぐだけで簡単。

完成したところが下の写真。
エアバッグを外して、クルーズコントロールの取り付けが完了したところです。
エアバッグユニットとの配線は外しているので、配線が垂れ下がっています。


kF9zWdmys02fa2.jpg


あと、もとに戻すのは簡単。
メインスイッチを入れ、クルーズコントロールのスイッチを入れると、センターディスプレイにクルーズコントロールのアイコンが表示されました。
成功です。

翌日の今日はプリウスを見るのを楽しみにしてくれていた孫にプリウスを見せるために水戸にドライブしたので、早速、常磐自動車道でクルーズコントロールの動作を確認しました。
で、100㎞にスピードを設定しておくと、坂があっても、常に100㎞をキープ。
素晴らしいですね。

ただ、いったん、バッテリーを外したので、時計は狂うし、表示も初期設定に戻るし、あとの処理がちと手間ではありました。



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上原彩子ピアノ・リサイタル@鎌倉芸術館 2010.6.27

今日は上原彩子のピアノ・リサイタル。
先月のチャイコフスキーのピアノ協奏曲は鮮烈でした。
さて、今日はどうか。

今日のプログラムは以下。

 シューベルト:3つのドイツ舞曲 D.973
 シューベルト:12のエコセーズ D.299
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番 Op.2-3

  -休憩-

 ショパン:ノクターン第8番 Op.27-2
 ショパン:ワルツ第6番 Op.64-1「小犬」
 ショパン:ワルツ第7番 OP.64-2
 ショパン:12の練習曲 Op.25

  <アンコール>
 チャイコフスキー:四季-12の性格的描写より「6月 舟歌」op.37-6
 チャイコフスキー:18の小品より「5拍子のワルツ」op.72-16

さて、プログラムを見ると、何となく、上原彩子らしくないプログラムに思えます。近現代の曲が1曲もありませんね。
最近の上原彩子はバッハやベートーヴェンなどに古典回帰しているようです。
彼女のファンとしては、彼女の軌跡を一緒に追いかけていくだけです。

ところが、こういうプログラムのお蔭かも分かりませんが、思いがけないプレゼントもありました。
それは彼女としては珍しく、ピアノがスタインウェイだったんです。
saraiはヤマハ以外のピアノは初めて聴きます。
興味津々です。

まずは軽くシューベルトです。
これらのシューベルトって、演奏会でもCDでも結構珍しい曲目でsaraiも初聴きです。
まあ、曲も演奏もそう感じるところはありませんでしたが、ピアノの響きの深さだけが印象的です。ピアノッシモでも会場に響きます。
彼女はこれからシューベルトの本格的な曲に取り組むのでしょうか。きっと、そうでしょうね。即興曲あたりはどんな演奏になるでしょう。

次にベートーヴェン。初期のソナタです。前回のリサイタルでは、後期の30番の見事な演奏が思い出されます。
第1楽章、出だしは実に深い響きのタッチです。これこそ、スタインウェイですね。YAHAMAのほうが先鋭的でクリアな響きでしたが、古典的な曲はこういう深くて、しかも色彩豊かな響きのほうがぴったりの感じです。
第2楽章は本当に心を込めた演奏で、心に響いてきます。特にピアノとフォルテのダイナミズムでせつせつとした演奏です。ピアノの部分に課題はありますが、大いなる可能性も感じました。
初期のソナタも弾きこなし、次は中期のソナタでしょうか。
いずれにせよ、彼女がベートーヴェンを順次次々と弾いていくのを聴き続けられるのは幸福です。
その過程と到達点が楽しみです。

後半は珍しくオールショパン。
最初のノクターンは当日発表の曲目でした。
この有名なノクターン、実に美しい、うっとりするような演奏でした。ある意味、上原彩子らしくなかったのですが、それでもよかった。
次のワルツ2曲、あまりに名曲で、楽しめはしましたが、まあ、それ以上には感じませんでした。

で、多分、今日のメインの曲、練習曲です。
前半は短めの軽い曲ですが、後半がとても素晴らしい演奏でした。
特に第11曲の「木枯らし」の素晴らしいこと、この曲を弾くには、確かに響きの深さ・多彩さからスタインウェイでなければなりませんでしたね。
そして、息も継がせずにそのまま最終の第12曲。
勢いを持続したまま、テンションの高い演奏で一気にフィニッシュ。
若干、聴衆の拍手がフライング気味でしたが、まあ、その気持ちは理解できるので許してあげましょう。

上原彩子がスタインウェイを弾く利点も課題も見えたリサイタルでしたが、逆にますます彼女のこれからの進化を確信したリサイタルでもありました。

ところで、演奏終了後に思わぬサプライズ!!

ロビーに出ると、「本日、急遽、サイン会を開催すことになりました」と大声で叫んでいました。

えっ、そりゃ、どうしようって思う暇もなく、配偶者に肩を押されていました。
配偶者がさっと列に並び、saraiは急いで、CDを購入に。
で、前から欲しかった「プロコフィエフ作品集」を迷わず、手にとっていました。

すぐに上原さんがロビーに顔を出し、みんなで拍手。
列の前のほうにいたsaraiはほどなくサインをいただきました。

で、saraiもおじさんですね。
何か一言って思い、
「なかなかスタインウェイよかったですよ!」
上原さんはえって顔をしながら、小さな声で
「そうですか、どうも」

サインしていただいたCDをご紹介しましょう。


91YzhSu84y4aea.jpg



とても嬉しいリサイタルになりました。
ヒラリー・ハーンのサインに続いて上原さんのサイン。
あとは庄司さんのサインをもらえば完全です。
何が完全かなんて、野暮なことは言わないでね。



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       上原彩子,  

スイス・オーストリアの旅(企画・準備編):ザルツブルグでの過ごし方①

さて、次の旅も出発まで5日となり、スケジュールの詰めが甘いザルツブルグ周辺の観光について、まとめてみましょう。

ザルツブルグから出かけるのは次の2つです。

・シャーフベルク(登山鉄道)
・ヘレンキームゼー城

特にシャーフベルクは山頂からのザルツカンマーグートの雄大な眺めを楽しみたいので、ザルツブルグ滞在中の天気のよい日を選んで出かけたいと思っています。
また、この季節は観光シーズンなので、混雑も十分予想されますので、早め早めのスケジュールを組んで、余裕のある行動をとりたいと思います。

さて、ザルツブルグからシャーフベルクへの行き方は次の2つになります。
①バート・イシュル行きバスに乗って、シュトローブルで乗り換えて、ザンクトヴォルフガングに行き、そこから、シャーフベルク登山鉄道に行く。
②バート・イシュル行きバスに乗って、ザンクトギルゲンまで行き、そこからは船でヴォルガング湖を渡り、シャーフベルク登山鉄道に行く。

時間的にはそんなに変わりはありませんが、船で行けば、登山鉄道とのセット券もあるそうで、こちらがメインルートっぽいので、そちらを選択することにしましょう。

まず、ザルツブルグ中央駅で8時15分発のバート・イシュル行きバス(150番のバス)に乗ります。バスはミラベル広場(8時19分発)を経て、ザンクトギルゲンのバス停に9時5分に到着します。
で、このバス停から船着場まで歩き、船とシャーフベルク登山鉄道のセット券を購入し、10時発の船に乗ります。本当はひとつ前の9時発の船に乗りたいのですが、残念ながら、それにうまく合うザルツブルグからのバスはありません。
シャーフベルクには10時37分に着くので、11時発の登山鉄道で11時45分に山頂駅に到着の予定です。

山頂には2時間ほど滞在し、ロッジでランチでもいただいて、14時10分の登山鉄道(下り)で来た時と逆の経路でザルツブルグに戻ります。
シャーフベルク15時8分の船でザンクトギルゲンに15時45分着。
ザンクトギルゲン16時7分のバスでザルツブルグに16時57分着。

やれやれ、やっぱり、丸1日がかりの観光ですね。
それも順調にいけばの話。

あとは天候に期待するのみです。

ヘレンキームゼー城については次回で。



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06/18 12:46 sarai

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